2012年10月

2012年10月31日

☆☆☆秋の公園で園児たちと

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<落ち葉のデコレーション・ケーキ>


  去年からお伺いするようになった山形市内の保育園に、今年度3回目の体験活動にお招きを受けていました。秋らしい活動を、とのことでした。

  「落ち葉のデコレーション・ケーキ」は、年少児でやってみました。近くの公園は、まだ紅葉があまり進んでおらず、しかも「花壇の花や葉っぱはとらないようにね」と約束しましたので、色彩感はどうかな、と心配していましたが、なかなかどうして、素晴らしい作品ができあがりました。一部の素材はわが家の庭のものを持ち込みました。


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<部屋に飾られていた作品>


  昼食後に園児たちの作品が飾られていると聞いて訪ねてみました。近づくハロウィンの飾りと一緒にずらりと壁際に並べられ、部屋がとても華やかになっていました。年少児にはデザインするというのは難しいかな、とはじめは思ったのですが、素晴らしい色使いにこちらが驚きました。


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<園児が作った「虹」>


  年中児では「じぶんのにじをつくろう」をやってみました。保育士さんや大人の研修会ではやってみたことがありましたが、実際に子どもたちを対象にしたのは初めてでした。やはりこの季節は「青」を探すのは難しかったようですが、それでもしっかり「虹」に見える作品がたくさんできあがりました。

  単に色を探すだけではなく、ワークシートに貼るときは順番を考えないと虹らしくならないことに、子どもたちなりに注意をはらってくれたようでした。

  最初は、色がないと苦労していたようですが、紅葉が遅れていても、公園にはたくさんの色があるのですね。


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<グーチョキパーの見せ合い>


  年長児では「グーチョキパーをさがそう」でした。動機付けとしての『じゃんけんぽん』という絵本の読み聞かせはやはりとても効果的だと感じました。

  自分とは違う観点で選ばれたものを見ることで、その人の考え方を尊重できるようになることにもつながってゆくのではないかと感じました。

  公園の紅葉はこれから本格化します。落ち葉はとてもいい素材ですので、さまざまな取り組みがなされることでしょう。

  冬の訪問を約束して園児たちとお別れしてきました。

  どんな取り組みをどの年代で、そしてどう展開するのか。毎回新しい発見があります。そんな機会を与えていただけること、ほんとうにありがたいです。


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2012年10月30日

☆☆☆南陽市での体験活動最終回

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<熊野神社付近のイチョウ>


  29日は、南陽市から依頼されている幼稚園・保育園での体験活動。秋のシリーズ最終回でした。

  この日は明け方まで雨が降っていて、雲は次第に切れるという予報ではありましたが、外でになるか室内でになるかが当日の判断とのことで、私たちスクールインタープリター4名は、両用の準備をすることになりました。こういうときが一番大変です。

  少し早めに、幼稚園近くの熊野神社前の駐車場に集まって打ち合わせをもちました。由緒あるこの神社の正面には、大イチョウがあるのですが、それはまだ葉っぱが全部緑色。それなのに、すぐそばに数本植えられているものは、見事に黄葉していました。

  青空も見えてきたのに判断は「室内で」ということになりました。


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<子どもたちの活動をリードするKさん>


  私とKさんは年中児を担当し、フィルムケースを使っての音遊びをやってみました。中に入れるものによって違った音がすることで、「同じ音がする仲間を探してみよう」という活動です。

  はじめはこちらで準備した4種類(米、コーン、アズキ、大豆)でグループになるような活動です。大豆グループにアズキの子が混じっていたりしてにぎやかになりました。何とか分かれたあとは、それぞれの音をみんなで聴き合いました。

  音を擬音語で表現できるようになるのは、この年齢あたりからなのでしょうか。「しゃかしゃか」とか、「からころ」などと言う子どもたちの声が聞こえてきました。

  その後は、空っぽのケースを渡して、こちらが準備してきた箱から1つだけ選んで「自分の音」を作る活動です。「自分の音」ができたら、同じ音の仲間を探して集まってみました。今度は9種類もあるので、グループも大小さまざまでした。「マカロニ・グループ」が大所帯でした。小石をのぞけばみんなわが家の台所から探していったものばかりです。

  フィルムケースはお土産にしました。今の子どもたちは見たことがない入れ物ですね、きっと。


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<ベテラン二人は葉っぱを使っての活動>


  ベテランのOさんSさんは年長組を担当。Oさんのご自宅周辺にあるたくさんの種類の葉っぱで、「葉っぱのカルタとり」を発展させての活動を展開しました。

  カルタとりは大いに盛り上がったそうです。その後、それらの中から一枚の絵を描いて、大きな紙に貼っていったのです。最後には自分が描いた絵と、モデルにした葉っぱをそれぞれが発表していました。

  今年度の南陽市での活動はこれで終了しました。新たな活動プログラムなども考えながら来年度に備えたいですね、などと4人で話しをして解散しました。


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2012年10月29日

☆☆☆人々の「思い」集めて「森の休日」〜第10回報告

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<ブナが黄葉する27日のAsahi自然観>


  福島の子どもたちとその家族をお招きしての週末保養「森の休日」は、紅葉が見ごろを迎えようとしている中での開催となりました。ブナ枯れになっていないこのあたりは、ブナが比較的きれいに黄葉し始めていました。


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<「朝日連峰ビューポイント」付近の紅葉を楽しむ>


  27日は好天でしたので、当初の予定を変更して、開会行事の後すぐに、「Asahi自然観」の4キロほど奥にある「朝日連峰ビューポイント」までみんなで行ってみました。


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<ビューポイントからの風景>


  ビューポイントからは大朝日岳から以東岳までの主稜線を眺めることができ、色づきつつある広大なブナの森を眺めることができました。


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<太陽に輝くブナの森の紅葉>


  そこからの帰り道、林道の周囲の紅葉もすばらしいものでした。こんな風景を見ると思い出すのが、八木重吉の詩『素朴な琴』です。


    素朴な琴

          八木重吉


   この明るさのなかへ

   ひとつの素朴な琴をおけば

   秋の美くしさに耐えかね

   琴はしずかに鳴りいだすだろう



  車を降りて、カメラを向け、大きく息を吸い込み、耳を澄ませると、ほんとうにあちらこちらから小さな琴の音が聞こえてくるようでした。


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<落ち葉舞う「空気神社」で>


  みんなで参拝した「空気神社」は、鏡の上に落ち葉がたくさん落ちていました。少し西に傾いた秋の太陽の光が、ブナの樹間から差し込み、みなさんの顔を照らしていました。


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<27日は「十三夜」>


  この日は十三夜にあたっていて、まだ明るい東の空に白い月が昇ってきていました。


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<薄暗くなってもまだ外遊び>


  十三夜の月に見守られるようにして、子どもたちは肌寒さをものともせず、スタッフたちと外遊びを楽しみました。あるお母さんが、「外遊びができないので、子どもがすごく太ってしまって・・・」とおっしゃっていました。外で遊べず、家の中でゲームかテレビしかない、という状況が子どもたちにどんな影響を与えてゆくのか考えずにはおれませんでした。


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<日が落ちてからのクラフト体験>


  外が暗くなってからは、クラフト体験です。スタッフのKさんは、「源流の森」のインタープリターということで、小枝や色とりどりの木の実を準備してくださっていました。


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<完成間近、さらちゃんの作品>


  子どもたちの作品はみな個性的でした。6年生のさらちゃんは手先がとても器用で、木の実の色彩を生かした素晴らしい出来栄えの作品を作りました。


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<たき火と焼き芋を楽しんだ夜>


  6年生のあいみちゃんが手伝ってくれたくりご飯といも煮で夕食を食べた後、子どもたちとナイトハイキングに出発。怖くなって途中でスタッフと帰ってしまった子どももいました。

  とこどどころに蛍光灯があるにしても、今の子どもたちは暗闇の道を歩くのは不得手のようでした。出かける前は強気だった男の子たちも、ちょっとの物音に敏感になっていました。

  この日は、「森の休日」では初めて、たき火の準備をしていました。ナイトハイキングを終えた子どもたちと、懇談していた親たちがキャンプサイトで合流し、点火! 火が十分に燃え上がるのを見届けてサツマイモを投入! 

  今の子どもたちには、こんなふうに薪をくべるという体験などはないせいか、とても興奮しているように見えました。次々と薪を火の中に投げ入れていました。


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<小雨をものともせず遊ぶ子どもたち>


  2日目の朝は、朝食を食べ終えたころから雨がぽつぽつ落ち始めてしまいました。しかし子どもたちは全く気にならない様子で、スタッフを引っ張り出して遊びました。


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<室内ではシュシュ作り>


  室内ではシュシュづくり講座も開催。さすが女の子たちはこういうものに敏感です。スタッフに手伝ってもらいながら、かわいらしい作品を完成させていました。


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<宝塚から届いた「英(はな)」さんのお菓子>


  この「森の休日」にずっとお菓子の支援で参加くださったのは、宝塚のOさん。このブログに毎日のようにコメントをくださる「きよこさん」です。

  今回は、宝塚の菓子店「英(はな)」さんのお菓子をお届けくださいました。ハロウィンが近いということで、それにちなんだ素敵なお菓子が包まれていました。「英さん」、そして「きよこさん」、ありがとうございました。


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<「Asahi自然観」からのプレゼント>


  嬉しいプレゼントはまだありました。1日目、「Asahi自然観」の支配人さんから「皆さんでどうぞ」と出された箱を開けてみてびっくり! なんと、オリジナル・ラベルのワインが入っていました! 中身はみなさんに飲んでいただきましたが、このボトルは永久保存です! お心遣いほんとうにありがとうございました。

  今回はスタッフの中に、私がまだ退職する前の高校で生徒だった若い女性が3人も参加してくれたことがことのほか嬉しいことでした。かつての生徒と教師という関係を超え、お互いが人間として手をたずさえて一つのことに取り組むことができたこと、そして彼女たちが高校時代からの時間の中で、素晴らしい成長を遂げていることに素直に感動しています。

  5月から10回にわたって取り組んできた「森の休日」は、これでいったんお休みに入ります。しかし、福島の状況はまだまだ変わることはないでしょう。これまで呼びかけてきた「ボランティア支援募金」は継続して呼びかけてゆきます。「森の休日」の継続のために、ぜひ力をお貸しください。

【葉っぱ塾ボランティア支援募金】

     
    ■郵便振替口座    02420−5− 19722

     
    ■加入者名       八木文明

      
     ※通信欄に「ボランティア支援」とご記入ください。


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2012年10月28日

☆☆☆静かな「森の休日」の朝

10回目の「森の休日」二日目の朝を迎えました。昨晩は深夜まで起きていたので、目覚めがさすがに遅くなりました。

まだ誰も外には出てきていません。昨日の好天の名残の明るい空が東にありますが、西の空には重い雲が広がってきています。

昨日はいろいろ嬉しいことがありましたが詳しい報告は明日にでも。

福島の皆さんとのあと数時間を精いっぱい楽しみたいと思います。


happajuku at 06:49|PermalinkComments(2)TrackBack(0) 週末保養「森の休日」 

2012年10月27日

☆☆☆母の命日、そして「森の休日」

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<白葉しかかったコシアブラの葉っぱ>


  昨日10月26日は、母の命日でした。母は、乳がんが見つかってから5回の手術に耐え、5年半の闘病の生活を経て、1991年のこの日に亡くなりました。

  昨日は穏やかな好天でしたが、ちょうどあの日も山々の紅葉が秋の太陽に照らされて美しかったことを思い出しました。

  きょうから始まる、福島の子どもたちやご家族の週末保養「森の休日」の準備のために、Asahi自然観に行ってきました。2週間の間に紅葉がずいぶん進んでいました。森の中にちょっとだけ入ってみました。やはり例年よりも遅れているような気がします。

  春先に若芽を摘んで食べるコシアブラは面白い葉っぱです。緑色が次第に抜けて、「白葉」するのです。黄色や赤の色素をあまり持っていないということなのでしょう。夏は緑一色の中にまぎれてしまっているのですが、この季節になると、「あ、あそこにコシアブラの木がある」とわかります。


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<「ぬくひ橋」で見た夕焼け>


  Asahi自然観からの帰り道、国道に出る手前で最上川にかかる「ぬくひ橋」まで来たとき、太陽が山の端にかかろうとするところでした。太陽が雲に隠されて、雲の隙間から放射状に光が差していました。子どものころ、神様があそこにいる、などと教えられたことを今でも覚えています。

  亡くなった母からのプレゼントなのか、神様の思し召しなのかわかりませんが、昨日は嬉しい連絡をいただきました。スクールインタープリターの「主任講師」になることができました。

  講習を受け、試験を受け、実技を積み重ねてきました。これまでどおりの活動はもちろんですが、これからは、自分で講座を開催することが可能になります。行政の方や、保育園・幼稚園関係者などで、人数が10名まとまれば開催することができますのでご相談ください。

  きょう明日は通算10回目の「森の休日」です。どんな出会いがあるのか楽しみにして準備することにします。お天気はどうでしょうか。


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2012年10月26日

☆☆☆新人スクールインタープリター、デビュー!

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<絵本『じゃんけんぽん』表紙>


  南陽市から依頼されている幼稚園や保育園での「自然あそび」は、秋のシリーズ3回目。南陽市赤湯にある幼稚園の年長児を対象に行いました。

  朝方は、この秋一番の冷え込みで、私が住む長井市では3.2℃だったとラジオで言っていました。小雨も降って、外でできるのか心配でしたが、活動を始める頃には太陽が顔を見せ、気温も上がってきました。

  「グーチョキパーを探そう」という活動を準備し、はじめに私が『じゃんけんぽん』という絵本を読み聞かせしました。

  単純なストーリーなのですが、「じゃんけんぱ〜ん!」という言葉が繰り返し出てくるうちに、子どもたちも引き込まれたように声を発してくれたのが嬉しく感じられました。


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<自分の「グーチョキパー」を発表する園児たち>


  園庭に出て、自分の「グーチョキパー」を探して袋に入れてきます。小石、落ち葉、イネ科植物の穂、タンポポの花、シロツメクサの葉っぱなどと、多彩なものがありました。

  3つのグループに分かれて、まずは自分のものをみんなに見せ合いしました。落ち葉がパーだという子もいれば、ちょっと丸まった葉っぱがグーだという子もいて、それぞれの感性が光りました。

  発表のあとは、いよいよそれを使ってみんなでじゃんけんをしました。私のグループは、2つに分かれて勝ち抜き戦をやってみました。一回り終わったら、「もっとやりたい!」とのこと。もう一回りやってみました。

  それが終わると「じゃんけんイモ虫」。二人でじゃんけんをして、負けた人は勝った人の後ろにつながります。次には勝った人どうしが再びじゃんけん。負けたら後ろへ。4回ほど繰り返すと、最後は一列になるというわけです。


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<この日スクールインタープリター・デビューのKさん>


  そして、1列に並んで、集合場所へ移動しました。 この日は、夏の「スクールインタープリター養成講座」を受講してくださったKさんが、デビューの日でもありました。女の子のグループを担当してくださり、子どもたちと同じ目線を心がけながら活動をリードしてくれました。


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<最後はみんなの前で一つずつ「問題」を出すんだよ。>


  最後は自分の「グーチョキパー」の中から一つだけをみんなに「問題」として発表します。見ているみんなは「じゃんけんぽん!」と声をかけてくれます。簡単にわかるものもありましたが、みんなが「パー」だと言った葉っぱが、本人は「グー」などというのもあり、笑いがこぼれました。

  活動を終えて職員室でお話ししていましたら、担当の保育士さんから、「あの絵本を、卒園製作に使おうかと思いました」との言葉がありました。卒園のとき、大きな紙芝居をみんなで作って、園に残してゆくのだそうです。完成したらぜひ見せていただきたいと思っています。

  私たちにとっては3回目のこの活動でしたが、その回ごとに事前に話し合い、工夫を重ねています。園児の反応がその時々で違うことを楽しんでいます。


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2012年10月25日

☆☆☆紅葉鮮やか徳網山ツアー

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<途中にあるブナの巨樹を見学>


  24日は仙台C社の徳網山ツアーでした。明け方まで降っていた雨が、明るくなるころには上がりましたが、登り始めてしばらくは、時折黒い雲が通過して小雨を降らせる不安定な空でした。

  しかし、19日に一人で下見に来たときよりも一段と紅葉が進んでいました。


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<雪の朝日連峰>

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<19日、ほぼ同じ場所からの写真>


  505mの独立標高点付近から朝日連峰が見渡せるはずですが、この日は雲がかかって中腹から上は見えませんでした。わずかにのぞいた雲の中に、雪が見えました! 前日通過した寒冷前線に向けて寒気が入って、弱いながら冬型の気圧配置になっていました。朝方感じた「雪の匂い」はやはり山から運ばれたものでした。


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<ヒトツバカエデの黄葉>


  636mの独立標高点付近で稜線に出ますが、雨はこのあたりでほとんど止んだものの、北西の風が吹き付けてきました。しかし、このあたりまで登ると、いっそう紅葉は鮮やかとなりました。

  目だったのはヒトツバカエデです。カエデは「蛙手」からきたと言われますが、このカエデは全くカエデらしくない形をしています。しかし、大きなものでは長さが15センチほどにもなる葉っぱが見事に黄色に変わり、まるでその周囲を照らす明かりのようでもありました。


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<紅葉した稜線を歩く>


  細い稜線の登山道は、両側に紅葉した樹木。そして足元は落葉した葉っぱに覆われていました。こんな山道を歩くと思い出す詩があります。


   落 葉

          はたちよしこ



  樹は

  つかわなくなったものを

  なぜ

  こんなに 美しくしてから

  手ばなすのだろう


  燃えるように かがやかせて



  雨上がりの落ち葉はしっとりと濡れて、雲間から刺す太陽の光を反射していました。


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<青空待つ山頂へ!>


  山頂に近づくころ、頭上には青空が広がり始めました。強風で大変かと思っていたのですが、山頂に立ってみると、風はさほどではありませんでした。ゲストのみなさんお一人おひとりと握手して、山頂へ!


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<「おのくん」も山頂に立つ>


  実はこの日、「おのくん」も一緒でした。このところ2回、私だけで山に行ったのですが、彼にはそれが不満だったようで、「今日は絶対一緒に行く」とのことでした。大朝日岳、月山、長井葉山、そしてこの日の徳網山。一緒に登った山は4座目になりました。


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<光さす飯豊連峰の方向>


  山頂から南の方角には飯豊連峰があります。この日は南のほうほど天候は良かったようですが、それでも飯豊は山頂部は見ることができませんでした。しかし、雲の隙間から差し込む光が放射状に地上を照らす幻想的な風景を見せてくれました。

  360度の大展望とまではいきませんでしたが、最悪の天候は避けられました。お帰りになるゲストのお一人から、「ツアーに参加するのは初めてでしたが、とても楽しかったです」とのお言葉をいただきました。ガイドとしては本当に嬉しい一言でした。

  ブナの森を持つ東北の山々は、四季を通じて魅力が詰まっています。どうかこれからも安全に山を楽しんでいただけたら嬉しいかぎりです。

  ガイドしながらいつも申し訳なく思うのは、「私が一番楽しんでしまった」ということです。ありがとうございました。


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2012年10月23日

☆☆☆秋の倉手山と温身平(ぬくみだいら)へ

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<紅葉進む倉手山山頂付近>


  好天の22日、飯豊連峰の展望台にもなっている小国町の倉手山と、その奥にある温身平(ぬくみだいら)に行ってきました。

  平日の8時過ぎということもあって、駐車場には車は他になく、静かな山を楽しむことができました。

  標高約780mの小ピークまで登ると、眼前に倉手山の山頂が見えますが、この高さでようやく色づきが感じられます。
  

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<散り敷いたヒトツバカエデの黄葉>


  そこから山頂に向かう道に、大ぶりの黄色いヒトツバカエデの葉っぱがたくさん散って、登山道を覆っていました。まったくモミジの仲間らしくない形をしていますが、秋が来ればたがえることなく黄葉する木です。


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<一足早く紅葉したヤマウルシ>


  車を走らせていて道路脇で目立ったのは、ヤマウルシです。山の中でもあちこちにはっと驚くような赤があれば、それはヤマウルシでした。山の植物の中では気が早いほうです。


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<倉手山山頂から見た朳差(えぶりさし)岳>


  山頂一帯もまだ緑がやや勝っていて、本格的な紅葉はもう少し先の気配でした。山頂から見る朳差岳は、すっかり秋の色になっていました。夏に登ったことが懐かしく思い出されます。

  飯豊連峰の主稜線に目をやると、丸森尾根の付け根付近にほんのわずかですが雪が残っているのが確認できました。そのあたりにはまだ春の花が咲いているのかもしれません。


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<倉手山登山口に設置された仮設トイレ>


  倉手山登山口に、仮設のトイレが設置されていました。こうした配慮はほんとうにありがたいものです。これまでは近くの国民宿舎「梅花皮(かいらぎ)荘」を利用していましたが、やはり登山口にあれば便利です。仮設とはいえ、なかなか立派なものでした。

  こうした施設を利用する私たち登山者の多くは、維持のための経費を負担してもよいと考えている人が多いはずです。何らかの形で登山者が「受益者負担」できる方法を考えていただきたいものです。

  登山口に「スズメバチ注意」の立看がありました。登ってゆくと、標高700m付近の登山道左側にありました。私が登るときはまだ気温が低かったので活発に動いてはいませんでしたが、下山のときは用心して雨具を着てすっぽりと頭を隠し、足早に通り過ぎてきました。ご注意ください。


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<黄葉始まる温身平(ぬくみだいら)のブナの森>


  下山してもまだ昼前でしたので、車を3キロほど奥に走らせ、温身平を歩いてみました。ここのブナにはブナ枯れが広がっていません。あと1週間から10日ほどすれば、見事な黄葉を見せてくれるのではないでしょうか。


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<ブナの巨樹を見上げる>


  ここには、ブナやミズナラ、ヤチダモ、トチなどの巨樹がたくさんあります。いつも鼻がむずむずする私ですが、ブナの森の中では鼻がすっきり通ってしまうのが不思議です。

  枯れてゆく膨大な量の葉っぱが発散させている独特の芳香の中に、何か特別な効能を持つ成分が含まれているのかもしれません。枯れてゆく中で役立つ・・・。自分もそんなふうでありたいものだと、ふと思いました。


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<ツタウルシの紅葉>


  大木に絡み付いて紅葉しているのはツタウルシのようでした。ヤマウルシよりも刺激が強いということで、傍を通っただけでかぶれたという話も聞いたことがあります。山を歩いていて、その葉っぱがあまりにきれいなので触れたくなりますから、要注意です。3出複葉といって、一枚の葉っぱが3枚の単葉からなっているのが目印です。


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<昼食をとった川原>


  ゆっくり1時間あまり森を歩き、林道入り口まで戻って、脇の川原で昼食としました。透明な水が流れ、そこに斜面の紅葉も映っていました。

  いつもの年よりも少し遅れている紅葉。このあたりでは11月上旬まで十分楽しめるのではないでしょうか。カメラを持った方々も何人か見かけました。

  低気圧が西から接近していて、きょうはこれから荒れ模様との予報です。嵐の前の静かな一日でした。


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2012年10月22日

☆☆☆赤湯温泉の楽しいイベントお手伝い

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<カボチャが置かれた「はま〜れ」前>


  南陽市の赤湯温泉は、歴史のある古い温泉です。そこの女性たちが「ゆかい倶楽部」というグループを作って活動していますが、その拠点となっている「体験工房はま〜れ」が、開店1周年を迎えました。

  その記念と、近づくハロウィンを兼ねてのイベントで、キャンドル作りを依頼されていました。

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<観光客もくり抜きを見物>


  朝から降っていた雨は昼前に上がりましたが、風が強くてちょっと心配でしたが、昼過ぎから準備を始め、夕方になるのを待ちました。

  すでにくり抜かれたカボチャのほかに、ここでくり抜き作業をする大きなカボチャも持ち込まれていました。仙台から来たという若い女性の観光客が、珍しそうに見学していきました。

  作業をしているKさんは、南相馬から避難してきておられる方だそうです。


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<烏帽子山公園の階段に並べて点灯!>


  午後4時半を過ぎるころ、カボチャやキャンドルに点灯! 春の桜の名所でもある烏帽子山公園正面の階段に並べられたたくさんのカボチャやキャンドルが、暗くなるにつれて、輝きを増してゆきました。


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<ホルンの演奏も>


  すっかり日が暮れたころには、ホルンの演奏もあって、通りかかる人の数も増してゆきました。


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<暗くなってからのハロウィンのカボチャ>


  この「体験工房はま〜れ」では、年間を通していろいろな体験ができます。そば打ち、染物、郷土料理、工芸など、地域の専門家を講師に招いて、それこそ「ゆかいに」取り組んでおられます。温泉があって、こうした工房があると、観光の幅も広がっていいのではないでしょうか。


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2012年10月21日

☆☆☆被災地に学ぶ〜山形大学の「災害復興学」ツアーに同行

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<東松島に向かう大型バス>


  山形大学の学生たちが被災地に出向いて学ぶ「災害復興学」の第1回目の現地研修に、20日同行してきました。担当の山田先生のお手伝いをしながら、この夏以降、本格的に準備を重ねてきたものです。

  この日は25名の学生が参加しました。学園祭と重なって、20名近い学生が参加できなかったのが唯一残念だったことです。さまざまな事情があっての日程設定でしたので、やむを得ません。


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<大曲地区の被災の現状の説明を受ける学生たち>


  朝から好天に恵まれたのは幸いでした。最初に訪れたのは東松島市の大曲地区。ここは600戸近い家々が立ち並ぶにぎやかな地域だったのですが、壊滅的な破壊を受け、6mとも言われる津波が、300名を超える人々を飲み込んだところです。

  学生たちは、この日コーディネーター役を担ってくださった太田さんから、当時の状況について説明を受け、熱心にメモをとっていました。


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<破壊された光景に「足が震えた」という学生も>


  学生の中には、自分自身が被災したという人もいましたが、被災地を訪ねるのは全く初めてという学生もいました。説明を聞いたあと周辺を歩きながら、涙ぐむ姿もありました。


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<「のり工房矢本」で津田社長の話を熱心に聞く学生たち>


  この日の大きなテーマは、この地域の重要な産業である海苔養殖の復活について学ぶということでした。午前中伺った「のり工房矢本」は、生産された海苔を加工し、製品として出荷しているところです。

  ご主人と息子さんが海苔養殖に携わるという津田社長さんが、ていねいに対応してくださいました。

  震災の9か月前に、数百万円の投資をして、海苔加工の機械を稼動させ、軌道に乗りかけた頃、全てを失うことになったとのことでした。

  九州の会社に新たな機械を発注したのは昨年の夏ごろ。「ほんとうにまた始めるのか」と驚かれたそうです。現在は、失った機械と新しい機械との二重ローンを背負いながら、懸命に加工品の生産と販路拡大にがんばっておられます。


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<津波のあと見つかったというトロフィー>


  この地域の海苔は「皇室御献上の海苔」ということで評判が高く、塩竃神社で開催されるコンクールでは連続して優勝を勝ち取っていたそうですが、そのトロフィーが、津波の跡地から見つかったそうです。捻じ曲がったその形が、津波の破壊力を物語っているようでした。


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<海苔の味をかみしめる学生たち>


  私もそうでしたが、私たちが日常お世話になっている海苔が、どのように生産され、私たちの口に入っているのか、学生たちも初めて知ることばかりでした。帰るときにもう一度ここにお邪魔して、製品を買う学生もいました。そんなことも小さな支援です。


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<地元のお弁当を食べて「支援」>


  昼食は、大曲市民センターをお借りして、地元の業者のちらし寿司弁当をいただきました。このホールも2mもの津波に浸水し、避難していた人たちはステージの上にテーブルを乗せ、その上に立ったまま夜を明かしたのだと聞きました。


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<地震で1m近くも沈下した岸壁で>


  午後は、海苔養殖のベースとなっている海岸に伺いました。地震で岸壁が1m近くも沈下しています。それを復旧させる工事が現在行われていました。

  ここでは太田さんから、海苔の養殖の様子を詳しくお聞きできました。全ての設備に、数億円もかかるという話を聞いて、学生たちもびっくりしていました。


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<海苔養殖復活に歩み始めた若者たちの話をお聞きする>


  その日の仕事を終えて海から帰ったばかりの若者たちの話が聞けるよう、太田さんが依頼していてくれました。全てを失ってなお、再び海苔養殖に向かって立ち上がったその決意の一端を、そう歳も離れていない学生たちがお聞きできたことは、とても貴重な体験だったと思います。

  帰りのバスの中での感想の中に、こうした人々の前向きな生き方に感銘を受けた、というものが多くありました。

  被災地とほんの少しだけ関わりを持っただけではありますが、そのことは、自分が何か行動を起こすことが、被災地へも何らかの形で伝わってゆく、という可能性を持ったことになります。私は、若者たちのその「可能性」に、大きな期待を寄せています。

  現地研修は、異なったテーマで今後2回行われます。彼らの学びがいっそう深まるようにお手伝いしてゆきたいと考えています。

  現地でお世話になったたくさんの方々に心から感謝申し上げます。ありがとうございました。


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happajuku at 05:44|PermalinkComments(2)TrackBack(0) 東日本大地震・「アウトドア義援隊」関連 

2012年10月20日

☆☆☆徳網山、紅葉すすむ

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<「りふれ」付近から見た徳網山>


  24日に、仙台C社の徳網山ツアーのガイドを依頼されていました。しばらく登っていない山でしたので、何も用事が入っていなかった19日、下見を兼ねて出かけてきました。

  徳網山は小国町の北部にある宿泊施設「りふれ」から見ることができます。右に傾いたピラミッドのような姿をしています。山の雑誌『山と渓谷』10月号の「全国隠れ名山」に紹介されましたので、今後登山者が増える可能性があります。


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<三合目付近で見つけたブナの巨樹>


  「りふれ」入り口から県道を1.5kmほど北進し、標識から左の農道に入るとおよそ400mほどで登山口です。車5、6台は入りそうな駐車スペースがあります。この日は新潟県胎内市のマイクロバスが団体客を運んできていました。

  標高およそ300mの登山口から登り始めると、最初少しは杉木立ですが、すぐに広葉樹の森に入ります。山道はよく踏まれていて、以前来たときとは比較にならないほど山道らしくなっていました。

  三合目あたりとおぼしきところで、山道から少し離れたところに、ブナの巨樹を見つけました。ゴツゴツして太く、このあたりの主のような威厳がありました。


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<505m独立標高点付近から見る朝日連峰>


  ほぼ東へ向かう尾根の中間あたり、505mの独立標高点付近から北の方角が開け、朝日連峰の眺望がすばらしいものでした。上の写真の一番右のピークが大朝日岳です。古寺鉱泉から登るときに見える大朝日岳を裏側から見ていることになります。

  このあたりで、尾根の反対側遠くには飯豊連峰の全景が見渡せます。


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<山頂標識>


  地図上で636mの独立標高点のあたりで、山頂から南西に伸びる尾根に出ます。道はここから北東へと向きを変え、一気に頂上へと向かいます。ところどころ尾根が細く、険しい部分もあるので、転落注意です。

  最後の急斜面は、「初心者の山」と思って来ると、「ええ! こんな急なの!?」と驚くかもしれません。しかしそれもつかの間です。すばらしい展望の山頂(標高787.5m)に標識が立てられています。


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<徳網山山頂から見た紅葉する祝瓶山>


  北に大朝日岳、そして北西に祝瓶山が見えます。祝瓶山の山頂付近が紅葉しているのがはっきりとわかりました。そして振り向けば南には飯豊連峰を眺めることができます。


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<山頂のミズナラの紅葉>


  紅葉の本番はこれからというところですが、あちこちで色づき始めています。仙台からのツアーがお見えになるころには一段と進んでいるのではないでしょうか。

  天候が良いことを祈りながらお待ちしています!


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happajuku at 04:30|PermalinkComments(2)TrackBack(0) 山旅の報告 

2012年10月19日

☆☆☆第2回「森のようちえん」に招かれて

☆このブログの訪問者が、本日中に「15万人」を超える見込みです。いつもご訪問ありがとうございます!


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<「森の幼稚園」開会行事>


  県が主催する「森のようちえん」という事業の第2回目が18日、「県民の森」で行われ、7月に続いて山形市内の「はらっぱ保育園」の子どもたちの遊び相手にお招きを受けていました。


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<カツラの木の下で>


  先日の下見のときから3日しかたっていないのに、「県民の森」の紅葉は一段と進んでいました。

  子どもたちと広場裏手の森の中の遊歩道を歩きました。ドングリを拾ったり、カナヘビを捕まえたり。子どもたちの行動は生き生きとしていました。

  途中で、「グーチョキパーを探そう」をやってみました。参観者も交えてのジャンケンポンに、子どもたちはにぎやかに取り組んでくれました。分かれ道があるところでは、勝ったほうと負けたほうとで、別々の道を歩いてみました。

  山に囲まれた静かな沼のほとりでは、やまびこを試してみました。みんなばらばらに「ヤッホー!」と叫んでいたのではうるさすぎて、返ってくるやまびこの音が聞き取れませんでした。「小さな声なんだよ」と言ったら、みんなで「ヤッホー!」の後しばしの沈黙。こんどは確かに聞こえました。

  散策の最後に、駐車場わきにあるカツラの木の下に連れていきました。近づくと「綿飴の匂いがする!」と叫んだ子がいました。参観者の方でもこの時期のカツラの落ち葉が綿飴のような匂いのすることを知らない人が多くいました。子どもたちは家に持ち帰ると言って、袋を出して集めていました。


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<参観者研修で取り組んだ「じぶんのにじをさがそう」>


  子どもたちはその後昼食を食べて園に帰ってゆきました。午後は、保育園の保育士さんや社会教育関係者などの参観者対象に、体験活動の実践を行いました。

  先日の保育士研修会でも取り組んだ『じぶんのにじをさがそう』は、素晴らしい作品のオンパレード! 虹は見たことのない人などいないのに、その色の種類や順番などは、あまり意識されていません。

  「藍」や「橙」など、日本人が古くから使ってきた色の名前に、子どもたちもふだんから親しんでくれるようになったらいいのではないかと思っています。

  この日はみなさん、「青」がなかなか探せませんでした。それでも素晴らしいできばえの虹がたくさん完成しました。

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<さまざまなグラデーション>


  幼児が対象の活動で「グラデーション」という言葉はあまりふさわしくないなあ、と以前から思っていました。そこで、「だんだん」という言葉でそれを表すことにしてみました。『“だんだん”をさがそう』ということになるでしょうか。

  この日県の担当者が配布してくださった実践プログラム集には『葉っぱのグラデーション』が紹介されていて、「秋に取り組むのがよいでしょう」と助言がなされていました。しかし、グラデーションは色ばかりではないはずです。

  私は自宅の庭のミズナラの木から採取した葉っぱを並べたものを示し、「だんだん大きく(小さく)」、「だんだん丸く(四角く)」など、色だけでなく、大きさや形にもグラデーションがあるのではないかと説明し、取り組んでいただきました。

  季節柄、色のグラデーションが多かったのですが、カマズミの赤い実が、1つ、2つ、3つと増えてゆくものを並べたもの、木の枝を太いものから細いものへと並べたもの、キク科の花を、つぼみから順に咲いているものへと並べて「だんだん咲く」とした作品など、個性あふれるものが出来上がりました。これだと、季節に関係なくグラデーションが楽しめそうではありませんか。

  こうした研修会にお招きをいただくことは、私自身にとっても素晴らしい学びの機会です。また、参加者の方には、それぞれのフィールドに持ち帰ってみて実践し、身近な自然を楽しむ術をぜひ子どもたちに伝えてほしいと願っています。そして、こちらにもその反応などの情報をフィードバックしていただけたらありがたいです。


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happajuku at 05:27|PermalinkComments(6)TrackBack(0) スクール・インタープリター 

2012年10月18日

☆☆☆好天の東松島へ〜山形大学東松島研修打ち合わせ

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<野蒜海岸からみた16日の太平洋>


  山形大学人文学部で始まろうとしている「災害復興学」(講座は「地誌学」として開講)の現地研修のお手伝いをしてきましたが、その第1回目の被災地研修が20日に迫っています。

  担当の山田先生と一緒に、16日、東松島に打ち合わせに行ってきました。朝の長井は4℃まで冷え込みましたが、東松島の空はきれいに晴れて風も穏やかでした。


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<にぎわうかつての野蒜海岸>


  この日初めてお会いした方がおられます。「野蒜・宮戸地区復旧復興を考える会」の代表をしておられる坂本雅信さん。かつては野蒜駅にもお勤めの鉄道マンだった方です。

  ここを訪ねてくる私たちのような人向けに、いろいろな写真をファイルしてあって、それを見せていただきました。かつての野蒜海岸は、まるでハワイかどこかの海岸のようでした。


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<被災前の野蒜海岸付近の住宅地>


  被災前と後、ほぼ同じ場所の写真もありました。比べてみると、その被害の大きさが伝わってきます。


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<上の写真とほぼ同じ場所の津波直後>


  坂本さんたちは、まだ途中で不通になっている仙石線の早期開通が、地域の復興には欠かせないととの立場で活動されているとのことです。行政とはまた違った視点で復興を考えておられる方からも、お話をおうかがいできるのは楽しみでもあります。


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<網に芽生え始めた「海苔の赤ちゃん」>


  大曲の浜では、2年ぶりの海苔の養殖に向けての準備が急ピッチで進められていました。網にはすでに幼い海苔が育ち始めていました。水温が適度に下がるのを待って、網が筏に取り付けられ、寒い中で海苔の収穫が始まるのです。

  何億円もかかる設備を全て失ってしまった人々が、まさにゼロから出発し、再び海苔養殖に向かおうとする、そのお気持ちを聞かせていただくようお願いしています。


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<小野仮設で「おのくん」製作中>


  小野駅前仮設住宅では、女性たち数人が、「おのくん」を製作しておられました。私が持っている「おのくん」を見て、「ほしい!」と言ってくださった方から注文を受けていたので、この日は14人もの「おのくん」を引き取ってきました。大切にされることを願っています。

  ここには第2回目のときに伺って、被災された方々のお話を学生が直接伺うことにしています。

  講座にどれだけの学生が参加するか心配でしたが、予想を上回り45名もの学生が登録してくれたそうです。若者たちが、被災地からどんなことを学び、考え、行動に移してゆくのか、お手伝いする者として、とても楽しみです。


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happajuku at 04:30|PermalinkComments(3)TrackBack(0) 東日本大地震・「アウトドア義援隊」関連 

2012年10月17日

☆☆☆「ふじ」色づいています〜リンゴの木オーナー

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<16日朝の長井市内の温度表示>


  盆地特有の朝霧に包まれるようになってきました。昨日の早朝、ジョギングに出かけましたら、県道の温度表示が「4℃」を示していました。13日の朝には高い山々に雪が降ったのが確認されています。麓の紅葉はまだ少し先ですが、遠くに冬の足音さえ聞こえてくる季節になったのですね。


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<握りこぶしよりも大きくなったリンゴ>


  3日ほど前、平井さんのリンゴ畑にお邪魔して、リンゴたちの様子を見てきました。色づきが進んできました。大きさも握りこぶしよりも大きいものがほとんどです。リンゴは、一日の寒暖の差が大きくなることでおいしくなると言われていますので、楽しみです。
  

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<実の数も多いようです>


  昨年は実の数がかなり少ない年でしたが、今年はだいぶたくさんついているような気がします。猛暑でしたので心配していましたが、素人目で見た限りは影響は受けていないような気がします。

  リンゴの収穫の日ですが、今のところ11月23日の午後を考えています。先日平井さんに相談しましたら、「完熟していいのではないか」とのことでした。ただ、長く置けば置くほど台風などの危険は増します。無事に収穫できることを祈るしかありません。

  正式には後日ご案内を申し上げますが、一応ご予定ください。


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happajuku at 04:27|PermalinkComments(4)TrackBack(0) 葉っぱ塾のリンゴの木 

2012年10月16日

☆☆☆一足早い「県民の森」の紅葉

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<「県民の森」中央広場駐車場周辺>


  18日に依頼されている体験活動の下見を兼ねて、白鷹山の中腹にある「県民の森」に行ってきました。大沼湖畔にある駐車場周辺に植えられた樹木はすでに紅葉を始めていました。その周囲の自然林よりは一足早く色づきが進んでいました。


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<まるで花のようなゴヨウツツジ>


  ツツジの仲間はとりわけ紅葉が早いようです。ゴヨウツツジは、まるで花のように見えます。その葉っぱの中心に、小さく細い冬芽が形成されています。もう来年の準備が始まっています。


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<カツラの黄葉からほのかな香り>


  クラフト館のそばには、何本かのカツラの木がありました。この時期、カツラは匂いでその存在がわかります。砂糖水を煮詰めていったときのような、あるいは、綿飴のような香りが周辺に漂っています。山を歩いていても、樹木の姿は見えずともその香りで存在に気づくことがあるほどです。

  18日は気温が低く、雨の予報があります。どうかあまり荒れませんように。


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happajuku at 04:30|PermalinkComments(2)TrackBack(0) 山形県・長井市内名所案内 | ブナの森の四季

2012年10月15日

☆☆☆秋空の下で「森の休日」〜弟9回報告

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<「空気神社」に参拝した子どもたち>


  13日から14日にかけて、福島の子どもたちとその家族をお招きしての週末保養「森の休日」の、通算第9回目を「Asahi自然観」で行いました。

  前日の午後からの雨は何とか上がっていましたが、時折強い冷たい風が吹いてブナの森はごうごうと音を立てていました。


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<「ぷりずむ・くぷれ」のお二人の奉納演奏>


  福島からは子ども9人を含め、4家族17名の参加がありました。開会行事のあとは、恒例となった「空気神社」参拝。今回はスタッフとして遠く神奈川から「ぷりずむ・くぷれ DUO」がおいでくださっていましたが、参拝のとき早速奉納演奏。ブナの森で聞く演奏は気持ちよいものでした。


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<広場で遊ぶ参加者とスタッフ>


  青空が広がり、雨の心配もなくなって、子どもたちは思いっきり外遊び。芝生の広場を駆け回りました。


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<たき火して山栗を焼きました>


  広場からの帰り道にあった大きなクリの木の下に、たくさんの山クリが落ちているのをみんなで拾いました。「たき火をして焼いてみよう」ということで、早速小さな火を焚きました。熱々の山グリをふうふうしながら食べてみました。


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<マイ望遠鏡づくり>


  夕食前は、「小さな天文学者の会」さんから提供いただいた天体望遠鏡づくり。スタッフに手伝ってもらいながら、1時間あまりの時間で何とか自作望遠鏡が完成しました。


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<夕暮れ近づく「たまり場」>


  山形のいも煮とクリご飯での夕食でした。参加者の子どもたちどうし、親たちどうしの交流が一段と進みました。


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<自作の望遠鏡で観察中>


  夕食後、子どもたちはナイト・ハイキングへ。自作の望遠鏡を携えて、暗い夜道を歩きました。ところどころ街灯が切れていて、ほどよい暗闇が子どもたちを緊張させてくれました。

  展望広場に着いたころ、残念ながら雲が広がりました。この夜、月は空になく、切れ切れの雲間から時折星が見え隠れしましたが、はっきりしたものを見ることができなくてちょっと残念。


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<好天だった二日目の夜明け>


  子どもたちが寝静まったころ、空がぐんぐん晴れてゆきました。深夜、そして夜明け前の空は、星に手が届きそうな満天の星空でした。そして放射冷却でぐんぐん気温も下がり、明け方はテントの寝袋の中で寒さを感じて目を覚ましました。

  気温はおそらく5℃以下。しかし、風も止んで素晴らしい朝を迎えようとしていました。


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<「朝日連峰ビュー・スポット」からの大朝日岳の眺め>


  「朝6時半に集合した人を朝日連峰の展望台にご案内します」とお伝えしていましたが、集まったのは5人のスタッフだけでした。きっとみなさん、ぐっすりとお休みだったのでしょう。

  林道が通行止めだったので、私もこの場所は久しぶりでした。広大なブナの森がわずかに色づき始め、ずっと奥に大朝日岳を眺めることができます。連峰最北端の以東岳も、くっきりと見えていました。


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<ホウノキの葉っぱで空を飛べるかな?>


  朝食の後は、ミニ・ハイキングへ。途中で見つけた大きなホオノキの葉っぱ。2枚を翼のように広げて羽ばたいてみました。もう少しで足が空中に浮きそうになりました!


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<斜面を駆け下りる子どもたち>


  展望広場の斜面は、日当たりがよく、気持ちよい場所でした。ここでバッタを捕まえたり、斜面を転げたりしました。最後には段ボールをそり代わりにして、斜面を滑り下りてみました。子どもたちの歓声が青空に吸い込まれてゆきました。


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<「ぷりずむ・くぷれ」のパネルシアター>


  昼ごはん前のひととき、「ぷりずむ・くぷれ」のお二人のパネルシアターが上演されました。食い入るように見る子どもたちの目が輝いていました。


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<宝塚のOさんが手配くださったお菓子のプレゼント>


  昼食後に行った閉会行事で、宝塚のOさんが手配くださったお菓子をみんなにプレゼント。今回は東松島市の「ジュリアン」さんが作ってくださったオリジナルお菓子! ハロウィンの包装紙に包まれた見るからに楽しくなるようなものでした。Oさん、そして「ジュリアン」さん、ありがとうございました。

  名残を惜しむようにして帰る子どもたちを見送りました。きっとまたお会いできると思います。福島の状況はなかなか変わらないと思いますが、どうぞお元気でお過ごしください。

  今回も、17名のスタッフのみなさんが、二日間を支えてくださいました。初めてスタッフに参加の方、そしてお母さんと一緒の小学生もおられました。次回、そして来年の春以降もぜひお力をお貸しください。ありがとうございました。


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happajuku at 05:26|PermalinkComments(2) 週末保養「森の休日」 

2012年10月14日

☆☆☆快晴の朝〜「森の休日」

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<快晴のAsahi自然観の朝>


 第9回目の「森の休日」二日目の朝は快晴です。明け方近くテントから外に出てみたら降るような星空でした。

 つい先ほど日の出を迎えました。おそらく気温は5℃以下だと思います。ケイタイを持つ手がかじかんできます。

  今日は思う存分外遊びができそうです。


happajuku at 06:03|PermalinkComments(2)TrackBack(0) 週末保養「森の休日」 

2012年10月13日

☆☆☆保育士さん研修会に伺いました!

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<駐車場脇の植え込みを探す保育士さんたち>


  山形市内にある民間の保育園の保育士さんたちの研修会に、7月に続いてお招きを受けていました。1回目は霞城公園という、城跡を公園化したところで行ったのですが、今回は公民館の駐車場をあえて選びました。市内にある保育園の環境により近いと考えたのです。

  この日は、最初に『この音集まれ』というゲームを使って3つの班に分かれました。その後、先日、南陽市の保育園で行った「自然のグーチョキパーを探そう」をやってみました。最初は『じゃんけんぽん』という絵本の読み聞かせです。ほとんどの保育士さんは、この本のことをご存知ありませんでした。


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<グループで「グーチョキパー」を分かち合う>


  その後10分ぐらい探していただき、班ごとに集まってどんなものが見つかったのかを見せ合いました。面白いなぁ、すごいなぁと思ったら拍手してくださいね、ともお願いしました。それぞれのグループからたくさん拍手が聞こえてきました。

  そしてそのあとは、袋に入ったグーチョキパーでジャンケンをして、班の中で実際にジャンケンをしてもらいました。7人の班は、何度もやってジャンケンに勝った順番で並びました。8人の班では、最初二人ずつやって、負けた人が勝った人の後ろにつながるという『じゃんけんイモ虫』の形式で一列になってみました。


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<自分の「虹」、製作中!>


  次にやったのは『じぶんのにじをさがそう』です。まずは虹の色と順番を確認しました。「何色?」と聞きましたらすぐに「7色」と答えてくださった保育士さんでしたが、数えてみると、なかなか7色目が出てきません。私の経験からすると、ほとんどの場合、「藍色」が出てきません。若い人たちの「辞書」から藍色がなくなりつつあるのでしょうか。

  「赤橙黄緑青藍紫(せきとうおうりょくせいらんし)」という順番を確認してから、駐車場のまわりの植え込みなどを探していただきました。

  私がその前日下見した際には、「青」を見つけることができなかったのですが、この日は青がありました! 咲き残っていたツユクサの花を見つけてくれた方がいました。また、落ちていたビニールの切れ端にも青がありました。

  紫は、ムラサキシキブの実や、ノギク、それにムクゲの花などがありました。それを前の活動で使った袋に集めてきて、いよいよ製作です。


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<1枚の葉っぱが虹色!?>


  すばらしい作品の数々が出来上がりました。この方の作品は、ギシギシの大きな葉っぱがメインです。この葉っぱ1枚ですでに虹色のようではありませんか?

  何人かの方から感想をお聞きしましたが、「7色見つかるとは思っていなかった」、「青がなかなか探せなかった」、「こんな場所にもたくさんの色があることにびっくりした」などとお答えいただきました。

  若いみなさんと一緒に活動できて、とてもすがすがしい気分になりました。それぞれの園に帰られて、実際にやってみてください。どこをどんなふうに改良したら子どもたちの活動がより豊かになるのか、アイディアも教えてください。

  12月中旬またお会いできるのですね。その頃は木々の葉っぱがほとんど落ちているころでしょう。楽しみにしています。


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happajuku at 05:01|PermalinkComments(2)TrackBack(0) スクール・インタープリター 

2012年10月12日

☆☆★本日第2信 上限超え確実、山形のクマ捕獲

※今回のようなクマに関する記事を書きますと、時々、どこのどなたかわからない人からの「誹謗中傷」のようなコメントをいただくことがあります。このブログは、議論をする場とは考えておりません。「自分と考えが違う」と思われた方は、どうぞスルーしてくださるようお願いいたします。ご自身の意見はどうぞ外に向かって堂々と発表なさってください。




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<クマに枝を折られたラフランスの木>


  山形県は、今年度の県内でのツキノワグマの捕獲数の上限を230頭と決めていましたが、9月下旬の段階でその数が200頭に迫ったことを踏まえ、臨時の「特定鳥獣保護管理検討委員会」が9日開催され、自然保護団体代表として出席してきました。

  昨年秋の段階で、今年のブナが実をほとんどつけないだろうと予想されていました。結果はまさにその通りで、山を歩いていても、ブナの実は「皆無」と言っていいでしょう。

  そういう年にはクマの出没が増えることがこれまでわかっていましたが、やはり予想されたように、クマの出没、そしてクマによる農業被害が相次ぎ、結果的にクマの捕獲(山形では放獣が3頭ほどしかいないので、ほとんど捕殺)数が、多くなっていました。

  9日の会議で報告された最新の捕獲数は224頭。しかも、捕獲許可が出ているものが20件以上もあるとのことでした。230頭の上限を超えるのは時間の問題と言えます。

  これだけ山地をかかえ、その山間に田畑や果樹園をつくっているにもかかわらず、山形では野生動物に対する防除対策が遅れています。出荷されない野菜や果物が、果樹園の隅に放置されいるところも多いようで、動物たちを誘引していると言われてもしようがないような状態のところがほとんどです。

  農家の方々が防護柵などを設置しようとする際の助成金も、けっして十分な額とはいえない状況で、苦しい経営の中からそうした経費を捻出することは難しいことは想像できます。農業が、県の重要な産業であるならば、そうした対策にもっとお金をかけることが必要だと思います。

  山形県の農業において、鳥獣による被害額は年間6億円を超えるそうです。そのうちクマによる被害額は2000万円あまり。3%ほどだと県の担当者から聞きました。それだけで捕殺数の多いことを言うのは乱暴かもしれませんが、3%の被害に対して、クマは生息推定数(およそ2000頭)の10%以上も殺されていることになります。

  委員会でも発言しましたが、いつも捕獲数やその関連のことばかりが資料として出されてきます。しかし、根本的な防除の対策がなされなければ、次第にクマは絶滅に向かっていく可能性もあります。

  いつまでも「出てきたら殺す」というような人間の無能をさらけ出すばかりではなく、長期的な展望のもとに、行政がリードして、山形の農業を守るとともに、野生動物との上手な共生を目指していかなければなりません。


happajuku at 18:15|PermalinkComments(2)TrackBack(0) 日本熊森協会関連 | 葉っぱ塾からのメッセージ

☆★★稲刈り終了! 葉っぱ塾の田んぼ

  まずは、田植えからの田んぼの様子の変化をご覧ください。


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<6月3日、田植え直後>


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<7月4日、田植えから1か月>


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<8月13日、開花期>


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<8月31日、穂が垂れ始めた頃>


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<9月15日、充実期>


  10月7日、「田んぼオーナー」の稲刈りを行いました。今年は11オーナーで取り組んできましたが、残念ながら4オーナーが欠席でした。しかし、地元の方々はもちろん、首都圏からの頼もしい助っ人もあって、総勢20数名が田んぼに入りました。

  福島の方たちのための保養、「森の休日」に参加くださった伊達市のSさんファミリーもかけつけてくださいました。「福島では子どもたちにこんな経験させられなくなりました」とのことです。

  山形から千葉に引っ越したKさん母子3人は、夜行バスでかけつけてくださいました。山形市に住んでおられた方々とのしばらくぶりの出会いの場を、田んぼが提供しています。

  うす曇の天候で、作業をするには絶好の日和だったのですが、昼前に小雨がぱらつき始めました。全て刈り終えたいところでしたが、1割弱でしょうか、残ってしまい、後日遠藤さんにお願いすることになりました。

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<10月7日、刈り取りを終えて>


  前日「なごみ庵」でご一緒した首都圏からの俳句グループの5人は、旅行中のため欠席された仙台のTさんのご友人で、俳句に稲刈りのことを取り入れたいということで、わざわざご参加くださったものです。

  参加された俳句同人の方々の句の一部を送っていただきましたので、ここでご紹介いたします。


   稲刈りの鎌を逃げゆく青蛙 (気気鵝法      


   うすぐもりとは絶好の稲刈日 (Aさん)


   稲刈の長靴洗ふ用水路 (Sさん)


   素人のロボット歩き刈田中 (Uさん)


   稲束を手品のやうに回しをり (Tさん) 
      


  稲刈りの日の空の様子や人の動きが見えてくるようではありませんか? 慣れない稲刈り作業、ほんとうにお疲れ様でした。


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<稲刈り後の昼食会>


  刈り残した田んぼに少しだけ心を残しながら、恒例となった昼食会を公民館でもちました。それぞれに一品を持ち寄ってくださり、メイン(?)のいも煮を味わいながら、初めて顔を合わせた方々との交流も進みました。

  田植えをし、稲刈りをすることで、「自分たちのお米」という意識が高まります。私など、一粒一粒のお米に「米太郎」だの「米子」などと名前までつけたくなる思いがしますが、他のオーナーのみなさんはいかがでしょうか。

  稲はこれから2週間ほど自然乾燥します。そして10月下旬にはオーナーの皆様に渡る準備が整います。さまざまな都合があって、「収穫祭」でみなさんにコシヒカリをお渡しするのは11月11日(日)となります。今回欠席だったオーナーのみなさんも、ぜひご参加ください。


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happajuku at 05:13|PermalinkComments(4)TrackBack(0) 葉っぱ塾田んぼオーナー 

2012年10月11日

★☆☆秋の「なごみ庵」で

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<初めての顔合わせで、自己紹介>


  7日の稲刈りに遠くから参加してくださる方々と、前日の夜「なごみ庵」(電話 0238-84-7822)を予約していました。面白い顔合わせになりました。

  Sさんご夫妻は田んぼオーナーで、私の同級生のNさんから野菜をとってくださっています。この日初めてお会いした首都圏からおいでになった5人組は、今回参加できなかったオーナーTさんのご友人たちで、俳句を趣味にしておられるお仲間でした。

  そして同級生のNさんは、俳句をやっていて、ときどき「朝日俳壇」にも取り上げられることがあります(8日も掲載されました!)。初めてお会いするどうしが、そんなつながりで引き合って、この日、一堂に会することになりました。


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<秋の「なごみ庵」のお膳>


  自己紹介を終える頃、お膳が運ばれてきました。秋らしい料理の数々に、みなさん目を見張っておられました。「もってのほか」という菊のおひたし(右下)や、あけび(右上)などは、なかなか都会ではお目にかかれないものではないでしょうか。中央は山形県南部(置賜地域)の伝統料理「冷や汁」です。

  おいしい料理に話もはずみ、初めての顔合わせとは思えないほどの交流ができたように感じました。そして翌日の「稲刈り」へとつながってゆきます。

  10月上旬は、さまざまなことが次々とあって、ブログの更新が追いつかず、きょうになってようやく6日のことの報告を終えました。


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happajuku at 04:35|PermalinkComments(4)TrackBack(0) 山形県・長井市内名所案内 | 葉っぱ塾田んぼオーナー

2012年10月10日

★★★青年会議所「葉山探検隊」ガイド報告

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<薄暗いうちから受付する参加者>


  夏に一度計画され、参加者が集まらずに10月に延期された、長井青年会議所主催の「挑戦! 発見!! 感動!!! 葉山探検隊」という登山イベントの企画段階からお手伝いしてきました。その行事が6日行われました。

  登山とは無縁と思っていた青年会議所のみなさんが、地元の山に登ろう、と呼びかけてくださったことは嬉しいことでした。以前は学校登山でかなり登っていたものですが、最近は行事の精選ということで、長井市民で長井葉山に登ったことのない子どもたちが圧倒的に多くなっています。そんな中でのこうした行事の企画は、山のガイドとしても大歓迎でした。


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<「おけさ堀登山道」を登り始めた皆さん>


  「葉っぱ塾」が呼びかけるのとはまた違ったネットワークで集まってくださった方々は、登山初心者が圧倒的に多く、その割にはたいへんなルートでしたが、参加者23名、会議所のスタッフ15名ほどで、「おけさ堀登山道」を登りました。

  「葉っぱ塾安全登山講座」を受講してくださったKさんとSさんにガイド役をお願いしており、参加者を3つの班に分けて登ることができたことは、危機管理上とてもありがたいことでした。


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<昭和堰の遺構をたどる>


  標高1150m前後にある「昭和堰」をぐるりとまわるルートは、ふだんの登山ではあまり使われないルートです。しかし、参加する子どもたちには、昔の人々の米作りに対する強い思いを、ぜひ感じていただきたいと選択したルートでもありました。


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<紅葉するハウチワカエデ>


  山頂に近づくと、紅葉している木もありました。本格的にはまだこれからというところでした。ハウチワカエデ、オオカメノキ、ヤマウルシなどは、気の早いほうです。


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<山頂でふるまわれたいも煮>


  会議所のメンバー数名が先発隊として葉山山荘に先回りし、私たちの到着する時間に合わせて「いも煮」を準備してくださっていました。水や材料を背負い、山頂で調理するのは大変だったことと思いますが、参加者の皆さんは疲れも吹き飛ぶ思いだったことでしょう。


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<元気だった「三人娘」>


  小学5年生の友だち同士で参加してくれた「三人娘」は、終始元気でした。にぎやかにおしゃべりし、歌を歌い、クマ除けの役割を果たしてくれたと思います。私も楽しませてもらいました。


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<葉山神社前での昼食>


  山形風のしょう油味のいも煮と、仙台風の(?)味噌味のいも煮の2種類が準備され、みなさんはゆっくり昼食を楽しんでおられました。


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<山頂での火おこし体験>


  食事後は、準備された「火起こし」に挑戦する子どももいました。煙は出るものの、なかなか火がつかず、昔の人の大変さが少しわかったでしょうか。


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<下山後の感想を述べる子どもたち>


  夕方、薄暗くなり始めるころにようやく下山。初心者には、登り5時間、下りに3時間かかる行程は厳しい面もあった登山だったと思われます。しかし、それでも全員が完歩できたのは、お互いが励ましあっていたという結果ではないでしょうか。子どもたちは「疲れたけれど楽しかった」と感想を述べてくれました。

  主催者自体が登山には素人ということで、山のガイドとして、企画の段階からいろいろなサポートやアドバイスをしてきた今回の行事でした。さまざまな問題点は感じましたが、多くの人々がふるさとの山と触れ合うという機会をつくる上では、貴重な機会を提供したと思います。願わくば、こうした行事の継続を希望します。


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happajuku at 05:36|PermalinkComments(2)TrackBack(0) 山旅の報告 

2012年10月09日

★☆★本日第2信 若いスクールインタープリターと保育園で

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<はじめに行った絵本の読み聞かせ>


  5日は、南陽市の保育園での活動の第2回目。3日は小さな保育園だったので私一人でしたが、この日は4名で伺いました。

  ベテランのOさんに加え、昨年、そして今年の「スクールインタープリター養成講座」を受講くださった若いKさん、Uさんが参加してくれました。保育園では、年中さん40数名が元気に迎えてくれました。

  この日準備して行ったのは「自然の中のグーチョキパーを探そう」というプログラムでしたが、対象が年中児ということで、いくつかの工夫をしてみました。

  活動に入る前に、図書館からお借りして行った『じゃんけんぽん』(せな けいこ作・絵、すずき出版)の読み聞かせをしました。お日さまと雲、子どもと雪だるま、雪だるまとウサギなどが次々とじゃんけんぽんしながらお話が展開してゆきます。

  子どもたちはそのたびごとに、「じゃんけんぽーん」と掛け声をかけてくれるようになって、雰囲気が盛り上がりました。


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<どんなグーチョキパーがあったのかな?>


  その後園庭に出て、4つのグループに分かれて、グーやチョキやパーに見えるものをみんなで探します。使用済み封筒をバッグ代わりにして、みんなで探したあとは、グループの中での「見せっこ」。お互いがどんなものを探してきたのかを見ることは、まだ自分中心のこの年代には難しいことだったでしょうか?

  それでも、「ぼくのと○○くんの、おんなじ!」などという言葉が出てきました。

  一通りみんなのものを見終えたら、それを使って実際にじゃんけんぽんをしてみました。ヤギおじさんと、先生と、そして隣のお友だちと。

  この部分では人数の多い少ないによって、子どもたちが飽きないような展開が必要だと終了後の反省をしたところです。Oさんは、これを使って「じゃんけんイモムシ」(じゃんけんで負けたほうが勝った人の後ろに次々につながって、最後には1列になるゲーム)をやってみたと報告してくださいました。


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<みんなの前で発表だよ。>


  分かれていた4つのグループが大きな桜の木の下に集まって「発表会」。自分が探してきた「グーチョキパー」の中から、お気に入りのものを1つだけ「問題」にしてみんなに出題しました。それを見たみんながそれに答える形で進めました。

  同じ石なのに、丸みをおびているのが「グー」で、平べったいのが「パー」とした子もいました。ひとり一人がみんなから拍手され、活動を終えました。


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<「お別れの会」では子どもたちの大合唱!>


  部屋に戻って「お別れの会」少し前に終わった運動会で歌った歌を、私たちにも聞かせてくれました。元気な歌声は何よりのプレゼントでした。

  冬になる前の園庭でときどき、枯れ葉や小枝で「じゃんけんぽーん」の風景がみられるでしょうか。

  若いスクールインタープリターのKさんは2回目、Uさんは今回がデビュー。一緒に活動した私たちもいい刺激を受けました。お疲れ様でした。


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happajuku at 09:29|PermalinkComments(2)TrackBack(0) スクール・インタープリター 

☆★☆紅葉見ごろの大朝日岳へ!

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<頭上にあった「葉月二十三日の月」>


  8日は、東京C社の大朝日岳ツアーのガイドを依頼されていました。7日の稲刈りを終え、急いで山のガイド装備を整えて古寺鉱泉へと向かいました。

  夕食に間に合うように宿に入り、お客様と一緒に夕食。その中にはこの7月、雨で途中で引き返すことになったツアーのゲストだった方が2名おられ、「今度こそ、と参加しました」と声をかけてくださいました。また、一昨年の「桜回廊ウォーキング・ツアー」に参加してくださった方もおられ、懐かしい再会でした。


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<ずっと見えていた月山>


  7日夜外に出てみると空はくっきりと晴れ、頭上には天の川がありました。大きな移動性の高気圧が接近していて、翌日の好天が約束されていました。

  出発は午前5時。まだ暗い古寺鉱泉を、ヘッドランプをつけて発ちました。満天の星空に加え「二十三日の月」が天頂近くにありました。二十四節気の「寒露」にふさわしく、鉱泉玄関の温度計は7℃を示していました。

  登り始めて小一時間。夜が明けてゆきました。振り返ると月山が見え隠れしていました。前日一緒に稲刈りをした千葉のSさんご夫妻がこの日月山に向かわれました。私たちと同様、すばらしい紅葉を楽しまれたのではないでしょうか。


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<秋色の大朝日岳>


  古寺山まで登れば一気に展望が開けます。鳥原山、小朝日岳、大朝日岳、そして北端の以東岳まで、朝日連峰全体を見渡すことができました。


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<見事な紅葉>


  古寺山から先、銀玉水まで、ブナ枯れしたブナは残念な色合いではありましたが、他の紅葉は見事でした。例年よりもやはり遅れているようです。もう一週間は十分に楽しめそうです。


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<銀玉水下の「ペルシャ絨毯」>


  私が勝手に「ペルシャ絨毯」と名づけている熊越から銀玉水の間の斜面は、一番の見所だったかもしれません。


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<最後の急登!>


  銀玉水で水を補給し、7月までは大きな雪の斜面だった急斜面が最後の急な登りです。その斜面を登りきったところに広がる風景は・・・・。


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<草紅葉した中岳>


  大朝日岳山頂から中岳の間に広がる高山草原は、見事な草紅葉! 


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<山頂に到着したゲストの皆さん>


  大朝日小屋に着いて、管理人の阿部さんに声をかけました。笑顔で迎えてくださった阿部さんは、「今朝初霜だった」とおっしゃっていました。例年よりも遅いと思います。

  阿部さんは14日にいったん下山されるとのこと。お盆の3日間を除き、4か月近くを小屋とその周辺の保守管理にご尽力くださいました。本当にありがとうございました。

  阿部さんに見送られて、ゲストの皆さんを山頂へとご案内しました。飯豊や吾妻の方角はちょうど山を隠すように雲がたなびいていましたが、360度の大展望! 11時15分に山頂到着でした。今年何度か来た山頂からなかなか見えなかった鳥海山もこの日はしっかり見ることができました。


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<祝瓶山へ続く縦走路>


  南の方向に伸びる縦走路は、「東北のマッターホルン」と言われる祝瓶山へと通じています。大好きなこの風景、それぞれの季節に魅力が詰まっています。


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<百名山を完登したゲストのナオミさんと>


  この日のお客様の中に、この大朝日岳で「日本百名山」を完登される方がおられました! 二十代の頃から登山を始められたそうですが、「百名山」を意識されたのはこの数年とのことでした。そんな記念の登山にガイドできたことは本当に嬉しいかぎりです。ナオミさん、おめでとうございます! これからも安全に、もっともっと山を楽しんでください。


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<記念撮影をするゲストのみなさん>


  素晴らしい山頂からの風景を楽しみながら、かわるがわる記念撮影をされるゲストの皆さん。「いい山ですね、いい風景ですね」とおっしゃっていただくと、自分が褒められたように嬉しいものです。


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<向かいの尾根にヘリ出動>


  名残り惜しい山頂をあとに銀玉水まで下ると、救助用のヘリコプターが向かいの「中ツル尾根」にやってきました。大朝日小屋前で「足に痙攣がきた登山者がいた」と話をしていたのを耳にしましたが、その救出だったと思われます。こうした事態にならないように、いつも細心の注意を払いたいものです。


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<大空に映えるナナカマドの紅葉>


  古寺山から下は、紅葉はこれからです。しかしところどころに、ナナカマドやオオカメノキのはっとするような紅葉が見られます。

  古寺鉱泉には16時55分到着。天気が良過ぎてのんびり歩き過ぎてしまったでしょうか? ゲストの皆さんの笑顔と一緒に歩くことができて、私が一番楽しんだのかもしれません。こんな素晴らしい天候のときに大好きな朝日の山をご案内できて、幸せです。

  百名山を目指している方の中には「これで大朝日岳は終わり」とおっしゃる方もおられますが、また違う季節の朝日連峰を楽しみに、ぜひおいでください。今度は「葉っぱ塾」のお客様として。

  なお、古寺からのルート途中にある「三沢清水」は、水量が非常に細く、あまりあてにしないほうがよいと思われます。14日、管理人の阿部さんの下山のときに、撤収されると思います。登りでは「一服清水」で、下りでは「銀玉水」でしっかり補給してください。

参加者の方でこのブログの写真がほしいという方がおられましたら、ご連絡ください。

    メール happa-fy★dewa.or.jp
        (送信の際は★を@に変えてください。)


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happajuku at 05:45|PermalinkComments(11)TrackBack(0) 山旅の報告 

2012年10月08日

☆☆★大朝日岳好天!

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<秋色の大朝日岳>


今朝5時古寺鉱泉を出発したツアーは、先ほど山頂到着。素晴らしい天候に恵まれています。紅葉もなかなかです。


happajuku at 12:03|PermalinkComments(1)TrackBack(0) 山旅の報告 

2012年10月07日

★★☆さきこ・やぎりんバンド、南陽市公演

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<会場となった南陽市の「蔵楽(くらら)」>


  先生方の組合の「教育研究集会」記念事業として、弟でケーナ奏者の八木倫明と、アルパ奏者の高橋咲子さんがお招きを受け、5日夕方、南陽市内にある「蔵楽(くらら)」というホールでコンサートが開催されました。

  このホールは昔は繊維関係の倉庫だったところで、それを大改装して、今は立派な文化施設に生まれ変わっています。

  一般の方も入場無料で聴けるということで、「葉っぱ塾」では南陽市内にお住まいのお客様を中心にダイレクトメールを差し上げていました。

  130名ほどの入場があったと思いますが、およそその半数近くは「葉っぱ塾」の関係の方々でした。夕方のお忙しい時間帯にもかかわらずお出かけくださって、ありがとうございました。


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<響きのよいホールでの演奏>


  私は高橋さんの演奏を生で聞くのは初めてでしたが、歯切れのよい音から繊細な音まで、素敵な音色を響かせてくださいました。

  この日二人は、弟の同級生が校長を務めている小さな小学校にも招かれて1時間ほどの演奏を披露しています。また、地元の放送局に勤務する同級生が、事前にCDをオンエアしてくださるなど、いろいろなお力添えをしてくださいました。本当にありがとうございました。

  弟のブログ記事にもこの日のことが紹介されていますので、どうぞご覧ください。


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happajuku at 05:13|PermalinkComments(2)TrackBack(0) やぎりん、木星音楽団関連 

2012年10月06日

☆☆☆小さな保育園で「自然あそび」〜秋のシリーズ始まる

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<これは「チョキ」かな?>


  南陽市から依頼されている「自然あそび」。秋のシリーズが始まりました。スクールインタープリターの出番です。

  最初の回は小さな保育園。この日は園児が5人だけ。親子行事でしたので、ご両親やおじいちゃん、おばあちゃんが何人かおいでくださいました。


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<これが私の「グーチョキパー」>


  雨の予報だったのですが、ちょっと肌寒いながらも「「曇り」。園の庭で「グーチョキパー探し」をしてみました。いろいろなグーチョキパーがあって、子どもたちの個性満開でした。


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<みんなでジャンケンしてみたよ>


  袋に入れた自分の「グーチョキパー」を使って、ジャンケンポンをしてみました。先生と、そしてヤギおじさんと。お母さんとしていた子もいました。いつものジャンケンと違って面白かったようです。


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<おみやげをありがとう!>


  ハロゥインが近いからか、カボチャの工作を作っていたようで、帰り際に「ヤギおじさんにあげる」とプレゼントをいただきました。


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happajuku at 04:30|PermalinkComments(2)TrackBack(0) スクール・インタープリター 

2012年10月05日

☆☆★「災害復興学」スタートした山形大学〜東松島へ!

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<「地誌学」講義風景>


  一昨年度山形大学の非常勤講師をさせていただくご縁をくださった山田浩久教授から、学生の被災地での研修のお手伝いを依頼され、一緒に準備を進めてきました。

  山形大学では昨年の大災害のことを、学生がその実態や復興の経過についてしっかり学ぶ機会としてとらえ、現地での学習を踏まえて、各自が今後どんな役割を担ってゆけるのかを考えてみようと提案していました。

  山田先生が担当する「地誌学」の講座をそれに振り向けることで進んできましたが、後期が始まったばかりの4日、そのオリエンテーションが開講されました。


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<テレビ局の取材も入る>


  この日は「さくらんぼテレビ」の取材も入り、教室は学生たちの熱気に満ちていました。

  私も、これまで私自身が関わった震災支援活動のエッセンスの映像を持ち込み、被災地を見て、それぞれが想像力を発揮することで、多様な支援がさらに広がってゆく可能性について、学生たちに話をする機会をいただきました。


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<配布された学生向けの資料>


  東松島市を、10月、11月、12月と3回訪問する予定です。現地では多くの方々にお世話になることになります。それぞれのテーマごとに、被災から現在までの経験をお話していただき、学生たちと話し合う時間もとっていただきます。お忙しい中ご協力いただけること、ほんとうにありがたいです。

  この日の講義を終えてから、何人かの学生が話しかけてくれました。別の地域でずっと支援活動に関わり続けてきた男子学生がいました。また、私が行っている活動に興味を示して「参加したい」と言ってくれた女子学生もいました。

  きっかけがあれば、多くの若者たちが持っている「何かしたい」という気持ちが動き出す。そんな気がしました。


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happajuku at 04:54|PermalinkComments(4)TrackBack(0) 東日本大地震・「アウトドア義援隊」関連 

2012年10月04日

☆★★無防備な果樹園の状況

※今回のようなクマに関する記事を書きますと、時々、どこのどなたかわからない人からの「誹謗中傷」のようなコメントをいただくことがあります。このブログは、議論をする場とは考えておりません。「自分と考えが違う」と思われた方は、どうぞスルーしてくださるようお願いいたします。ご自身の意見はどうぞ外に向かって堂々と発表なさってください。




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<県道のすぐそばの果樹園>


  南陽市の、クマが現れたという果樹園を教えていただき、3日、そこを訪ねてみました。

  広い県道のすぐそばのラフランス畑でした。奥に見えている山までは100mほど。ラフランス畑は山のすぐ裾野にあると言えます。


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<かかし代わりに(?)掛けられたシャツ>


  果樹園に入ってみると、あちこちにシャツや色の派手なスコップなどが木に掛けられており、それが「かかし」に代わるもののようでした。そうしたものが、クマの被害に遭う前からのものなのかどうかは不明です。

  果樹園の西の端には畑があって、そこに足跡も残されていたそうです。


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<折られて枯れた枝>


  クマが枝に登っているのが目撃されており、ラフランスの木の何本かは、枝が折られ、その枝はこの写真のようにすでに枯れていました。

  農家の方にとっては、収穫目前の果物がこのような被害に遭って、憤りや落胆のお気持ちを持たれたことは想像に難くありません。

  ただ、気になったのは、このような山際にありながら、そこに防護柵は設置されてはいなかったことです。そして、同じような状況にある場所が県内には多くあるのが現実問題です。

  詳しくはわかりませんが、被害への補償は果実に対してはあるけれど、果樹に対してはないと聞きました。また、防護柵を設置する費用についても、行政からの補助は率が低く、設置の負担の大きさが、対策の遅れにつながっているようです。

  こうした中で、県内でのクマの目撃も増え、捕獲(ほとんどは捕殺)されるクマの数も、9月14日現在で184頭(181頭捕殺)となっています。

  昨日、県の「みどり自然課」から、緊急の「特定鳥獣保護管理検討委員会」を10月9日に開催するとの連絡がありました。230頭と決めた今年度の捕獲の上限に迫ると見ての開催です。

  会議は13時30分から、県庁西隣の「あこや会館」で行われます。今年度から傍聴が可能になりました。この会議の委員になってからずっと求めてきた「公開」です。ぜひ傍聴においでください。そして、この会議の内容についての問題点を多くの方々に感じていただきたいと願っています。傍聴の申し込みは「みどり自然課」。電話は023−630−2208 です。


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happajuku at 05:34|PermalinkComments(4)TrackBack(0) 葉っぱ塾からのメッセージ | 日本熊森協会関連

2012年10月03日

☆★☆本格的なリンゴの季節!

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<いただいた「秋映」(あきばえ)>


  早生のリンゴが終わり、今は中手の品種の収穫に移っています。「リンゴの木オーナー」でお世話になっている白鷹町の平井さんに連絡しましたら、「台風の被害もほとんどなかった」とのことで安心しました。

  夕方お宅を訪ね、「秋映(あきばえ)」という品種のリンゴを分けていただきました。数年前から本格的に出荷されるようになった新しい品種で、「つがる」と「千秋」を交配してつくられたものだそうです。

  色づきがよく、黒味を帯びるほどなので、農家の方々には栽培しやすいというメリットがあるとのことです。しかも鮮度が長持ちする点は保管にはありがたいです。

  リンゴといえば「ふじ」が主流品種ですが、「ふじ」は晩生なので、収穫は11月中旬あたり。その前にこうしたものが出るのは、リンゴ大好きな私には嬉しいことです。

  「秋映」は「ふじ」に比べると少し酸味があります。甘いだけのリンゴよりも私は好きです。これから半年ぐらいはリンゴを食べていられる! ありがたいことです。

  なお、今年のリンゴの木オーナーの収穫の日程は、まだ決めておりません。私の都合もあって、候補は11月17日(土)か、23日(祝)とは考えています。


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happajuku at 05:23|PermalinkComments(2)TrackBack(0) 葉っぱ塾のリンゴの木 | ブナの森の四季