2013年09月

2013年09月30日

☆★森に溶け込んだ二日間〜「森の休日2013」第9回報告

 ☆「葉っぱ塾」のブログのアクセス数が、本日(30日)中に20万人に達しそうです! いつもご訪問くださる皆様に感謝申し上げます。

  ちょうど「20万人目」の方には記念品をお送りしたいと考えております。「その画面」の写真を撮っておいていただけませんか? 私自身が見られない場合もありますので。そして、下記にご連絡ください。どうぞよろしくお願い申し上げます。

    happa-fy★dewa.or.jp

  (送信の際は★を@に変えてください。)



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<恒例の「空気神社」参拝の記念撮影>


  通算19回目の「森の休日」を、福島から3家族10名の参加を得て、28日から29日、Asahi自然観で開催しました。

  両日とも素晴らしい好天に恵まれて、無事に終了しました。


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<「森の人」となったツリーイング体験>


  みんなで空気神社に参拝したあと、今回はツリーイング体験をお願いしてありました。

  大きなウダイカンバの木に、丈夫なロープをかけ、ヘルメットやハーネスをつけて10m近い高さまでそのロープを登ってゆくのです。

  登ってゆらゆら揺れていると、オランウータンにでもなったような気持ちになります。森との一体感が得られる素晴らしい体験でした。


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<素敵なデザート登場!>


  山形はリンゴの季節に入っています。夕食の準備をしていましたら、スタッフのSさんが、こんな素敵な「作品」を作ってくださいました。

  自動車やウサギさんの顔なども描かれて、子どもたちはそれだけでデザートのリンゴに手が出るのでした。


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<夕食が終わらぬうちに眠ってしまった!>


  若いスタッフたちと遊びまわった子どもたちは、夕食が終わるか終らないかのうちに、もう眠くなり始めています。

  ツリーイングに何度も挑戦したり、思う存分走り回り、ボールを追いかけたり、もうへとへとになるまで遊んでくれました。


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<満天の星空には天の川も>


  この夜はちょうど「星空観察会」が開催されました。ナイトハイクを兼ねて、子どもたちはスタッフに連れられてそちらに参加しました。

  食器の片づけを終えて駐車場に出てみたら、星がこぼれ落ちてきそうな満天の星空でした。月の出が遅く、星を見るのにはもってこいの条件でした。

  この夏は空気がなかなか澄まなくて、こんな星空が見られませんでした。「天の川」もくっきりと見えた夜空が子どもたちの心の原風景に加わったのではないでしょうか。


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<初参加のスタッフたちと>


  今回は初参加のスタッフ3名が、宿泊して2日間参加してくれました。今回の「森の休日」は、当初なかなかスタッフが集まらず、開催そのものが危うい状況でしたが、こうした新しいメンバーが関わってくれたことが本当に心強いことでした。


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<みんなで行った朝日連峰ビューポイント>


  気持ちよく晴れた2日目の朝は、朝食のあと、みんなで「朝日連峰ビューポイント」まで行ってみました。Asahi自然観から林道を4キロほど奥に入ったところにあるこの展望台からは、朝日連峰の主峰の大朝日岳を正面に見ることができます。

  ここから見る雄大な景色の中で、私たちは謙虚な気持ちにならざるをえません。


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<みんながんばった宝探し登山>


  ビュースポットからの帰り道では途中で車を降りて、ゲレンデの最高点までのミニ登山へ! 頂上の草むらにスタッフが隠しておいた「宝物」を、みんなで探しました。

  標高差150mほどの急傾斜の道を登るのは、大人でもなかなか大変ですが、4歳の子どもも、大人の手を借りずに登り切りました。


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<届けられた「宝物」>


  宝塚のきよこさんが、東松島の「ジュリアン」さんに頼んでくださった素敵なオリジナルお菓子は、しっかりと子どもたちのお腹に入りました。いつもお心遣いありがとうございます。

  参加者からお帰りの際に提出いただいたアンケートを見ますと、ふだんの食事に使う食材の調達に苦労しておtられる様子がうかがえました。

  おみやげにと準備したこちらの産直の新鮮野菜や果物をことのほか喜んでくださったのには、こうした背景もあったのです。子どもさんたちの健康を気遣うお母さんたちのご苦労はほんとうに大変だと想像します。

  秋はいろいろな行事が盛りだくさんで、そのことがスタッフの集まりにも微妙に影響してきています。一つの取り組みを「継続する」うえで、それに関わる「思い」をどう保ち続けるのか。この先、まだ続けようとしているこの「森の休日」の、私たちの側の課題となってゆきそうです。

  2日目の朝、一本の電話に励まされました。東京の女性からでしたが、お父様がお亡くなりになられ、いただいたご香典の一部を、「葉っぱ塾」にお寄せくださるとおっしゃるのです。

  弟たちのコンサート会場でただ一度だけお会いしたご縁が、こんなふうにつながってゆく! こうしたことを励みにして、少しでも長くこの取り組みを継続してゆけたらと思っています。

  「森の休日」は、多くの皆様からの募金によって取り組んでおります。引き続きお力添えくださいますようお願いいたします。


【葉っぱ塾ボランティア支援募金】

      ■郵便振替口座    02420−5− 19722

      ■加入者名       八木文明

    ※通信欄に「ボランティア支援」とご記入ください。


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happajuku at 05:25|PermalinkComments(5)TrackBack(0) 週末保養「森の休日」 

2013年09月29日

☆★秋晴れに恵まれて「森の休日」

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<集いの場としてお借りしている「そら」>


  今年9回目の「森の休日」でAsahi自然観に来ています。

  このところ週末の天気が良くなかったのですが、今回は最高の好天に恵まれています!

  澄み切った青空は日暮れのあとは満天の星空に変わりました。天の川がはっきり見える夜空を見たのは久しぶりでした。

  福島から参加した3家族10名の皆さんも、心から楽しんでくださっています。


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happajuku at 06:22|PermalinkComments(2)TrackBack(0) 週末保養「森の休日」 

2013年09月28日

☆★おめでとう! 東北のスターたち〜楽天初優勝に思うこと

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<初優勝を伝える新聞記事>


  9月26日夜、プロ野球では東北楽天イーグルスの初優勝が決まりました。

  球団ができて9シーズン目の優勝に、本拠地仙台の人ばかりか、東北のあちこちで歓声が上がったに違いありません。

  今シーズン、22勝負けなしというものすごい記録を更新中の田中投手が最終回のマウンドに上がるという素晴らしいファンサービスもあり、私もハラハラしながら珍しくテレビ観戦をしていました。

  野球は好きですが、私の場合はプレーヤー個人を見ているような気がします。引退してしまいましたが、松井選手が出場する大リーグの試合などはときどきテレビで観ていました。

  楽天の試合がテレビで放映されることがあまりないのが残念ですが、田中選手にはちょっと一目置いています。

  ものすごい選手に成長したというだけではなく、試合後のインタビューにおける彼の言動がなかなかいいなと思うのです。

  彼自身がどんなにすばらしい投球をした試合でも、彼は「バックに助けられた」ということをよく口にしています。

  まだ20代半ばの若者が、変わることなく他者の存在を大切にしていることに、ある種の驚きとともに尊敬の念を持ってみるのです。

  また、スポーツが被災地の人々を励ますという側面があることを、同じ東北人としてとても喜ばしく感じています。

  どこかの官僚の一人が匿名のブログで、「被災地はどうせ過疎地なのだから、復興は不要」などと書き込んだことが暴露されましたが、そうした姿勢と対極にある若いプロ集団たちを、これからもそっと応援してゆきたいと思っています。


☆このブログの History View はこちらです。

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happajuku at 05:00|PermalinkComments(2)TrackBack(0) 葉っぱ塾からのメッセージ 

2013年09月27日

☆★紅葉広がる稜線へ!〜村山葉山ツアーガイド山行

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<ナナカマドの紅葉の上に青空広がる>


  「26日は雨」。週間予報でこの日がアップされてからずっと消えなかった雨のマークが消えたのは前日でした。

  太平洋上を北に向かっていた台風20号の針路が少しずつ東にそれていったのは、もしかしたら仙台C社のツアーに参加されたお客様たちの念力の賜物かもしれません。

  朝、寒河江市内の道の駅でツアーのバスと合流し、標高約800mの村山葉山岩野コースの登山口に着いたときには、まだ雲に覆われていました。

  しかし、高気圧が西から張り出しつつあって、天候は登るにつれて少しずつ回復してゆき、稜線に出たころには青空がのぞき始めました。


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<草紅葉の「お田沼」>


  17日に下見に訪れてから9日。この間晴天そして朝晩の冷え込みが続いたためか、標高1300mあたりからは紅葉がずいぶん進んでいました。

  この前日、下界は30℃に迫る気温となったのに、冷たい空気が台風の周りをまわって呼び込まれたのか、26日はじっとしていれば寒いほどの気温。山に登るにはちょうどよいぐらいでしたが、山頂が近づくにつれて、その風の冷たさの中に、かすかに冬の気配が感じられるほどでした。


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<一等三角点のある山頂で>


  出発してから3時間40分ほどで、20名のお客さま全員が無事に山頂に到着しました。標高は1462m。一等三角点があります。

  下見のときには見えなかった鳥海山が、山頂は雲に隠れていましたが、この日は見ることができました。東は船形山、蔵王連峰、南には朝日連峰、そして西にはどっしりと構えた月山。北東方向の山並みのはるか向こうには栗駒山のシルエットも見ることができました。


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<山頂近くから見る「奥の院」>


  山頂一帯は紅葉真っ盛り。動いてゆく雲の間から太陽が顔を出すと、錦の絨毯のように稜線が輝きます。

  希望されるお客様と一緒に「奥の院」までを往復。山岳信仰が盛んで、かつては出羽三山の一つでもあったこの山に登ったであろうたくさんの人々のことを思いながら、祠に詣でました。


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<日が差す「奥の院」で>


  帰り道は、豊かなブナ林の中を通る「畑コース」を下りました。この尾根のブナはまだ緑色が圧倒的で、本格的な紅葉はまだ先のことになります。

  今年の山形のブナは、ここ数年続いていたウエツキブナハムシによる「ブナ枯れ」が終息したようです。ここ村山葉山のブナにもひどい食害は見られませんでした。ブナの木全体が見事に黄葉することになるのかどうかはもう少し先にならなければわかりません。


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<葉山市民荘>


  午後4時少し前、無事に葉山市民荘前に下山しました。雨具を着ることもなく、泥で靴を汚すこともなく歩くことができて、皆さんも喜んでおられました。これでまた「東北百名山」を一つクリアですね。

  今回は登り始めて間もなく、ゲストのお一人の登山靴のソールがはがれてしまうというアクシデントがありました。

  幸い、それに備えての準備はいつでもしてありましたから、何とか応急処置をして歩き通していただくことができました。購入して3、4年すれば、誰にでも起こりうる「事故」です。それにどう対処できるかはガイドだけでなく、一人ひとりの登山者の危機管理だと私は思います。

  先日北海道のトムラウシ岳で亡くなったのは、ネイチャーゲームの大先輩でした。登山歴40年以上のベテランだったのですが、低体温症で亡くなられたのです。

  山はいろいろな危険に満ちています。その中を、何事もなく歩けることのほうが、ある意味「奇跡」です。「奇跡」はそうそう何度も続かないと考えましょう。

  ご一緒に歩いていただいた仙台C社のツアーの皆様、山での楽しい時間を分かち合うことができたことは何よりの喜びです。

  昨夜はお帰りになって「楽天イーグルス」の初優勝! その日の登山にご一緒できたこと、私にとっても忘れがたい思い出となりそうです。ありがとうございました。


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happajuku at 06:24|PermalinkComments(4)TrackBack(0) 山旅の報告 

2013年09月26日

☆★「深山観音」〜置賜三十三観音第8番札所

第8番深山観音参道

<深山観音堂に登る石段と杉並木>


  このところ「置賜三十三観音」のことをアップしませんでした。春以降、いろいろな行事などがあって、なかなか記事にすることができないでいましたが、三十三観音めぐりは続けています。

  数えてみましたら、これまでに25の観音様を訪れていました。残っているのは米沢市内の8つの観音様と、番外となっている高畠町の亀岡文殊様です。

  今日報告する深山(みやま)観音へは4月10日に訪問しています。まだ春浅い時期でした。

  白鷹町鮎貝から北西に向かうと、二こぶラクダの背中のような山が正面に見えてきます。頭殿山(とうどのさん)です。白鷹町深山は、今ではその頭殿山の麓で道路が行き止まりになるようなところにある集落です。

  しかし、車ではなく人の足が重要な移動の手段であった時代、この地は行き止まりではなく、頭殿山を越え、朝日連峰の麓を通り、月山や湯殿山へと向かう主要な街道沿いの集落だったのです。


第8番深山観音

<深山観音堂は国の重文!>


  この観音堂は、9世紀初頭にお堂が創建された記録があるという古いものですが、現在のものは室町時代後期に再建のものだそうですから、500年以上も経っているでしょうか。山形県内最古の建造物ということで、国の重要文化財に指定されています。

  ご本尊は千手観世音菩薩坐像ということですが、火災で下半身を焼失してからでしょうか、お参りすると腰から下の痛みが治ると信仰を集めているそうです。

  「葉っぱ塾」では私が「置賜三十三観音」すべてを巡り終えるのを待たず、この秋に観音巡りハイキングの第1回目を計画してみました。

  この深山観音はその第1回には入っていませんが、白鷹町と長井市の5つの観音様をめぐるハイキングを10月19日(土)に予定します。まもなく要項を作成しますので、ご検討いただける方は要項をご請求ください。

  【連絡先】葉っぱ塾 電話090−5230−8819


☆このブログのHistory View をご覧ください。

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happajuku at 04:30|PermalinkComments(2)TrackBack(0) 置賜三十三観音 | 葉っぱ塾の予定企画

2013年09月25日

☆★飯豊の大展望を一人占め〜秋晴れの倉手山へ

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<倉手山から見た朳差(えぶりさし)岳>


  昨日(24日)は朝から気持ち良い秋晴れとなり、急に思い立って『あまちゃん』を見た後に、小国町の倉手山に向かいました。

  6月30日に「山の講座」の実践登山で訪れて以来、およそ3か月ぶりでした。軽い準備体操をしてから急傾斜の道をちょっとハイペースで登りました。一人のときはトレーニングを兼ねるのです。

  誰とも会うことなく往復しました。きっと3連休中はにぎわったのでしょうが、連休明けはみなさん、山はお休みのようです。

  山頂からの展望も一人占め。今年はまだ登っていない飯豊連峰北端の朳差岳がどっしりと構えていました。


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<草紅葉進む飯豊の主稜線>


  山頂の正面には飯豊連峰の主稜線が横たわっていますが、標高は1800mを超えています。さすがにこの高度のところはすでに草紅葉が始まり、色づいているのが確認できました。


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<北股岳(右)とまだ雪の残る石転び大雪渓>


  目を少し南に転ずると、烏帽子岳と北股岳に挟まれた石転び大雪渓があります。手前の尾根の陰にまだ雪が見えています。

  この分だと、雪渓の雪が完全に溶ける前に新たな雪が降るかもしれません。


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<雲が湧く飯豊本山方向>


  さらに南には飯豊本山がありますが、この日はその付近の稜線に雲が湧いていて、本山山頂は見ることができませんでした。

  今色づいているのは稜線だけですが、もう2週間もすれば紅葉前線が斜面を下りてきて、この山頂からの風景も秋の色に変化してゆきます。

  高い山々は厳しい季節を迎えても、この倉手山は11月いっぱいぐらいは大丈夫です。


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<登山口に設置されている仮設トイレ>


  この倉手山の登山口の駐車場には数年前から、登山シーズンの間仮設トイレが設置されるようになりました。水洗式のもので、気持ちよく使わせていただきました。維持管理をしてくださっている方々に感謝です。


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happajuku at 04:49|PermalinkComments(2)TrackBack(0) 山旅の報告 

2013年09月24日

☆★稲刈り近づく「葉っぱ塾」の田んぼ

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<こがね色の葉っぱ塾の田んぼ>


  このあたりの水田では、中旬の3連休あたりから稲刈りが始まっていました。そしてこの3連休、天候にも恵まれて、作業はかなりはかどったことでしょう。

  一昨日(22日)、蔵王からの帰りに「葉っぱ塾の田んぼ」に寄ってみました。田んぼの最上部、水の流入するあたりの生育が遅れていましたが、この一画もしっかり穂が形成されていました。

  吹いてくる風で稲穂が波打ち、さわさわと心地よい音が耳をくすぐってゆきました。


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<頭を垂れる稲穂>


  稲穂がずいぶん重くなって、一様に頭を垂れています。心配された台風の影響も今のところありません。

  「葉っぱ塾田んぼオーナー」の稲刈りは10月6日(日)、午前9時、長井市勧進代南部公民館集合で行います。オーナーではない方も稲刈り体験、いかがですか? 

  昨年は「森の休日」に参加くださった福島のご家族が参加してくださいました。週末の家族旅行のプログラムの一つに加えてみてはいかがでしょうか。

  稲刈りを午前中で終え、みんなで昼食を囲み、午後2時ぐらいに終了予定です。

  田んぼオーナーは、今年は定員12オーナーに対して10名と、欠員がありました。来年一緒に「スーパー特栽コシヒカリ」を一緒に育ててみませんか? 手植え、手刈り、自然乾燥のおいしいお米を受け取ることができます。

  お問い合わせは「葉っぱ塾」まで。
   電話090−5230−8819


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happajuku at 05:02|PermalinkComments(2)TrackBack(0) 葉っぱ塾田んぼオーナー 

2013年09月23日

☆★安全登山入門編実践講座報告〜紅葉始まる南蔵王で

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<紅葉始まった南蔵王の稜線>


  5月から続けてきた長井市交流センターの教養講座「安全登山入門編」は、19日が最後の机上講座でしたが、22日は最終の実践講座でした。

  この時期、三連休ということもありみなさんお忙しかったのか、参加者は少なかったのですが、紅葉が始まった南蔵王の稜線を歩きながら、充実した講習となりました。


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<まずは地図上でコンパスを使う>


  ルートは刈田峠の「南蔵王縦走路入口」から東北百名山の一つ屏風岳まで。途中に前山、杉ケ峰という2つのピークがあり、さらには芝草平という湿原も混じる変化に富んだルートです。

  この時期は登山道ははっきりし、連休とあって歩く人も多かったのですが、もしここが一面の雪に覆われ、道標も埋もれて見えなかったら、何を手掛かりに歩くことになるでしょうか。そんなときに、地図とコンパスが頼りになるのです。

  地図上で行うことは、目標とするピークや登山道の方向が図上に引いた「磁北線」から何度の方向にあるかという計測です。それからコンパスを体の正面に構え、磁針の北とコンパスの赤い矢印が重なる方向に体を向ける。この操作がほとんどになります。


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<次のポイントまでの時間を予想する>


  最初はなかなか慣れなかった参加者の皆さんでしたが、休憩のときや要所要所で操作を繰り返すうちに、手早く正確にできるようになってゆきました。

  地図を持ち、それを使えるということは、ルートの先読みにもつながっています。「地図上で直線500mの登りだから、およそ20分ぐらいかかるのかな?」などと、所要時間を推測することも可能になります。

  また、「もう少し行けば分岐があって、そこは左だ」などと前もって見ておけば、道迷いの可能性も小さくなるのです。


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<ゴール地点はこの方角!>


  帰るころには、私が出す課題に難なく答えられるぐらい、みなさんの腕前は向上しました。使えるようになることで山歩きの楽しさが増す。そんな実感を持っていただけたら、講座開催の趣旨が生かされたことにもなります。

  どんなに慣れた山でも地図とコンパスを持ってゆきます。そのたびに、気づかなっかった新たな「発見」があったりするのです。

  登山者が、読図とコンパスの使い方をしっかりと身に着けてゆくことは、山の事故の減少にもきっと貢献すると信じています。


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<お! モンベル!>


  この日は連休中日で、しかも高曇りながら穏やかな天候にも恵まれ、このルートをたくさんの方々が歩いておられました。遠く奈良からおいでくださったご夫妻もいらっしゃいました。山形県知事吉村美栄子に代わり(勝手に)、厚く御礼申し上げます。

  また、上下モンベルのウエアを身に着けた2歳の男の子とも出会いました。後になり先になりして歩いたのですが、仙台のお若いご夫婦でした。ご主人が男の子を背負子で背負い、私たちと同じく屏風岳まで往復されました。


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<未来のアルピニスト?>


  あまりに可愛らしいので、写真を撮らせていただきました。ご両親と一緒に見た山々の風景が、このお子さんの心の原風景の中に加えられてゆくのですね。

  小さなお子さんを持つ親御さんたちに向けた講演を依頼されたとき、私はこうした自然体験の大切さを力説しています。

  ゲーム機やケイタイ、さらにはスマホなどが子どもの世界に入り込み、心の成長を蝕んでいることが、識者から指摘されていますが、このようなご両親に育てられるお子さんは、すばらしい環境の中に置かれていると感じます。
  
  レイチェル・カーソンの名著『センス・オブ・ワンダー』の中にある次の一節が思い浮かびます。


  妖精の力にたよらないで、生まれつきそなわっている子どもの「センス・オブ・ワンダー」をいつも新鮮にたもちつづけるためには、わたしたちが住んでいる世界のよろこび、感激、神秘などを子どもといっしょに再発見し、感動を分かち合ってくれる大人が、すくなくともひとり、そばにいる必要があります。


  お子さんの健やかなご成長を心から願っています。どうぞお元気で!

  「葉っぱ塾」の山の講座は、できれば来年度も開講したいと思っていますが、これは市の予算との関わりで決まるものですので、現段階では何とも言えません。

  山のガイドの仕事として、こうした底辺拡大や山の基本についての学びの機会を提供することも、大切なことだという考えは変わらずに持っていたいと思います。

  講座参加者のみなさん、5月からの5か月間、ありがとうございました!


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2013年09月22日

☆★初!「ふれあい福祉まつり」に葉っぱ塾ブース!!

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<いろいろな施設のブースが並んだ体育館>


  21日は、長井市社会福祉協議会が主催する「第15回ふれあい福祉まつり」に初めてこの「葉っぱ塾」も声をかけていただき、ミニチュア・ハットづくりのブースを準備していただきました。

  このイベントのテーマが“障がいや世代を超えて一堂に集い、共にささえあう地域づくりの実現に向けて”とあることからもわかるように、日ごろ一般の方々とふれあう機会の少ない障がい者の皆さんへの理解と共感を得ることを目的に開催されているものです。

  市内にある障がい者の各施設では、施設利用者の自立支援などを目的に、さまざまな物品の製作、販売に力を入れています。それらから出された品物は低価格のものが多く、私も、大好きなキティ絵柄ののエコバッグを400円で購入しました。


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<小学生たちのヨサコイソーランも出演>


  幼稚園児や学童保育所の出し物や民謡グループの発表も続き、会場は終始にぎやかでした。ご両親や祖父母のみなさんが、子や孫の出番を見ようとやってきて、その流れで、立ち並んだブースから品物を購入する光景が見られました。


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<学生ボランティアがサポート!>


  「葉っぱ塾」のブースには、地元にある工科短大の学生さん3名がサポートスタッフについてくださいました。初めてのことなので、いったいどれぐらいの人が、このミニチュア・ハットづくりのブースを訪ねてくださるのか、予想もつきませんでしたが、ふたを開けてみると、子どもたちばかりか様々な年齢層の女性たちが参加して下さって、昼食を摂るのもやっとといった盛況でした。


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<終始にぎわった「葉っぱ塾」のブース>


  この活動は、私が南陽高校に勤務していたときからずっと関わっていますので、もう10年以上続けています。材料を仕入れることのできる手芸品店が地元にあるのもありがたいことです。


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<ミニチュア・ハットはこんなものです。>


  一番幼かったのは4歳ぐらいの女の子でした。さすがにこの年代だと自分で完成させることはできませんが、小学生であれば出来栄えを問題にしなければ、何とか一人で完成させることは可能なようでした。

  「葉っぱ塾」というとアウトドアと思われてこれまで声がかからなかったのかもしれませんが、こんなこともできますので、今後何かありましたらご活用ください。

  お手伝いくださった工科短大の学生のみなさん、ありがとうございました。


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2013年09月21日

☆★秋空の下での体験活動〜2つの小学校の子どもたちと

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<子どもたちの頭上に秋の空>


  朝日少年自然の家経由で、2つの小学校の自然体験活動の指導を依頼され、20日の午前、午後、それぞれ1校の活動を手伝いしてきました。

  両校とも、前夜から自然の家にキャンプ泊しており、子どもたちは、前夜の「中秋の名月」をみんなで観ることができたことがことのほか印象的だったようでした。

  朝は気温が10℃近くまで下がりましたが、週明けから続いている好天はこの日も続き、木陰に入るととても過ごしやすい条件の下での活動となりました。


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<何を探しているのかな?>


  午前中は小学校5年生、午後は小5と小6の混合の子どもたちでした。このぐらいの年代の子どもたちは、考え方や行動もしっかりしてきていて、活動そのものだけでなく、その背後にあるこちら側の意図を言葉で伝えようとすれば、それを受け止めてくれるぐらいになっています。

  午前中の小学校ではグラデーションをテーマにした『だんだん』という活動を、午後の小学校では『かさね色』をテーマにした活動を行いました。

  これらの活動は、子どもたちの「分かち合い」の部分がとても盛り上がり、しかも取り組んだ「作品」が形となって残るという点で、こうした場面ではよく取り入れています。


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<先生たちも発表中!>


  遠慮がちに見守る先生方にもワークシートをお渡しして取り組んでいただきました。子どもたちの表情を見ていると、先生が子どもと同じ目線で体験活動に取り組むことを、とても喜んで受け入れているように思えます。

  教師という立場の制約も様々あるのでしょうが、その中でどれだけ子どもたちの側にたってものごとを考えられるかが、今の教育の中では忘れられがちになってはいないかと思っていたので、こうした先生方の姿を見ると、気持ちが和みました。

  スクールインタープリターの活動やその理念を、小中学校の教員研修などで活用してもらえたらという思いはずっと前から持っていましたが、そこはなかなか進展がありません。今後の課題ということになるでしょうか。

  2つの小学校の皆さん、楽しい時間を一緒に過ごすことができました。ありがとうございました。


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happajuku at 05:20|PermalinkComments(2)TrackBack(0) スクール・インタープリター 

2013年09月20日

☆★長井葉山「おけさ堀登山道」の状況〜山の幸にも恵まれて

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<雲海に浮かぶ山々>


  19日も大きな秋の高気圧のただ中にあった日本列島。ここ長井市の朝は特有の盆地霧が発生するようになりました。

  朝早く準備して、長井葉山へと向かいました。山の水がなくなったので、「鉾立清水」を汲むのが目的の一つ。そして、「おけさ堀登山道」の状況を確認するのがもう一つ。

  7月の豪雨で、長井葉山の麓はどこも沢の水が大暴れし、山肌を削ったり土砂崩れが発生したのです。縄文村の上を走る農免道路から少し入ると、もう林道を私の車で登ることは困難になり、いつもよりずいぶん下から歩き始めました。

  この登山道沿いの沢は「草岡川」の上流部にあたりますが、やはりすさまじい爪痕が残っていました。標高480m付近、570m付近で、登山道はこの沢を渡りますが、前者では架けられた橋が破壊されていましたし、後者では簡単に渡ることができた沢の幅が広がり、対岸の道を探せない可能性もありました。幸いこの部分には、目印のテープを設置してくださった方がおられましたので、それを頼ってください。

  そこを過ぎてジグザクの道になれば、小規模な土砂崩れはあるものの、いわゆる「朝日軍道」と呼ばれる道ははっきりしていました。

  標高600mを超えるあたりで盆地霧の上に出ました。この道で1か所だけ下界が見渡せる場所からは、大雲海と、そこに山々が浮かんでいるのが見えました。写真の一番奥に霞んでいるのが蔵王連峰です。


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<登山道に山の幸!>


  「早起きは三文の得」といいますが、何と、登山道にマイタケが出ていました! そんなところに出ているのですから、採らないわけにはいきません。直径30センチほどのミズナラの木の根元です。

  ありがたくいただき、帰宅してから秤にかけると、1.5キロありました。山の神様、ありがとうございました。ちょうどこの晩、山の講座があったので、夕方妻にマイタケご飯にしてもらい、この日の受講生におすそ分けしました。ご飯の味はいかがでしたか?
 

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<秋色の「御田代湿原」>


  2時間ほどで山頂に着き、「御田代(おたしろ)湿原」に行ってみました。湿原はもうすっかり秋色に変化していました。

  6月ごろに、豊作祈願で植えられたイネを間近で見ましたが、今年は穂はついていませんでした。標高1200mほどのこの湿原で穂が実るほどには気温が高くはならなかったということです。7月から8月上旬は雨ばかりでしたから納得です。


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<始まっている紅葉>


  山頂の「葉山山荘」の中には、登山道の現況がわかるように、地図に崩壊の様子が示されて掲示されていました。おそらくHさんあたりが気を配ってくださったものでしょう。

  友人のNさんからは、白鷹町高玉からの「高玉登山道」も2か所で崩壊し、通行不能との情報をいただいていましたが、それもここの図に示されていました。

  長井葉山に登られる場合は、白兎登山道がほぼ「無傷」ですので、お勧めします。登りに白兎登山道、下りは勧進代登山道の周回ルートもいいですね。ただし、勧進代ルートは砂防ダム管理道に下りると、何か所か土砂崩れがありますので、注意して通過してください。

  「100年に1回の豪雨」などと言いますが、その割合でゆけば、1万年に100回もこうした豪雨はあるわけです。地球の長い歴史を考えると、人間の一生に一度あるかないかの出来事も、「日常茶飯事」なのかもしれません。

  私たち人間の時間スケールをはるかに超える規模で、地球の表面が変化してゆきます。


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happajuku at 06:16|PermalinkComments(2)TrackBack(0) 山旅の報告 

2013年09月19日

☆★愛猫の死、子どもたちの成長〜中秋の名月の日に

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<村山葉山の稜線で見たナナカマド>


  台風が去って、急に秋めいてきました。朝の気温は12,3度ほどになり、夕方は日が陰ってくると、窓を開け放していたら寒さを感じてしまうほどになりました。

  日本列島が大きな高気圧におおわれて、気持ち良い乾いた空気に包まれています。きょう19日は、月の暦では「葉月十五日」。つまり今日の月が「中秋の名月です。

  全国的に好天になるようですから、きっと「望」の月がきれいに見えることでしょう。

  先日のブログに、わが家で飼っていたネコが死んだことを速報的に書きました。多いときには3匹が暮らしていたのですが、その最後の一匹でした。


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<埋葬の日のチャコ>


  猫の年齢で18歳といえば、人間であればもう90歳に近いのだそうですから、まさに天寿を全うしたことになると思います。東京で暮らしている次男と長女が急きょ帰宅して、15日夕方に埋葬を済ませ、家族で見送りました。

  3人の子どもたちが中3、小6、小4のときにわが家でネコを飼い始めました。それぞれが高校を卒業して家を離れるまでの時間を、毎日一緒に生活をしたことになります。

  その時期は、子どもたちの多感な成長期と重なっていましたが、一緒に過ごす小さな命の存在が、子どもたちの心にもたらしたものは大きかったのではないかと振り返っています。

  このところ、かつてテレビで放送されていた『北の国から』のDVDを見ています。わが家にDVDプレーヤーが入るずっと前に、全DVDを買い揃えていたものです。

  敢えて現代の文明から取り残されたような環境の中での生活を選び取った父親とその子どもたちの成長や青春、出会いと別れ、そして挫折などが、何年にもわたって描かれた作品です。

  自分で見ているだけではもったいないな、と思うことしばしばです。「豊かな」社会の中で育つ子どもたちの、さまざまな問題が指摘されるたびに、子どもたちを育てる環境の、必要最小限のものって何だろうと考えるのです。


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happajuku at 04:04|PermalinkComments(2)TrackBack(0) 葉っぱ塾からのメッセージ 

2013年09月18日

☆★台風一過の村山葉山下見山行

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<「100万ドルのドウダン」>


  前日は強い台風18号が北上し、各地に被害をもたらしてゆきました。その台風が過ぎたあとに、西から高気圧が張り出し、「晴れ」との予報でしたので、来週に予定されているツアーの下見を兼ねて村山葉山に行ってきました。

  県内には「葉山」という山がいくつかあるのですが、標高が1000mを超える「葉山」は、私がよく登る「長井葉山」と、この日登った「村山葉山」の2つです。

  昔の人は単に「葉山」と呼んでいたのですが、登山が身近なものとなってから、区別する必要が出て、地名を重ねて呼ばれるようになったものでしょう。

  「村山」を冠しているとはいえ、この山の山頂は村山市と寒河江市との境に位置しています。


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<船形山の展望>


  山道のほうよりも、アクセス道路のことが心配でした。この夏の大雨で、各地の林道が寸断されているので、ここはどうなんだろうと思いながら国道から入ってゆくと間もなく「この先通行止め」の看板がありました。

  どこで通行止めなのか確かめたくて登ってゆくと、登山口の一つに寒河江市が建てている「葉山市民荘」の手前1キロでストップでした。

  道路脇に車を止め、身支度をしてそこから歩くと、「市民荘」まではおよそ15分。さらにそこから林道を東へ歩いて20分ほどしたところが、「岩野コース」の登山口です。

  林道にも登山道にも、緑の葉っぱや小枝がたくさん散乱していたのは、台風の強風で振り落されたものだったでしょう。それを除けば、登山道には全くトラブルはありませんでした。


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<盛りだったオヤマリンドウ>


  数年前にガイドで来たときには、6月下旬か7月上旬でした。標高が1400m余りの山にしては高山植物が豊富な山だったことを思い出しながら歩きました。

  この時期花は少なくなっていましたが、稜線に出たあたりではあちこちにオヤマリンドウが群生していました。そしてナナカマドの真っ赤な果実。澄んだ青い空を背景に、はっとするような赤でした。


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<村山葉山山頂標識>


  尾根の急騰を登っているときに、長そででは暑くて半袖Tシャツで登っていたのですが、稜線に出て立ち止まると、半袖では涼しすぎるかと思われるほどの風が吹いていました。

  岩野コースから目指す山頂の手前には、「小僧森」、「大僧森」、「大つぼ石」などの小ピークがあって、30〜40m登っては同じぐらい下るというアップダウンがあります。疲れてここまで登ってからのこの登り下りはなかなか大変です。

  村山葉山山頂は1461.7m。三角点と標識があります。灌木があってそれほどよい眺望ではありませんが、標柱の奥に顔を見せているのは月山です。


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<「奥の院」からの月山展望>


  そこからさらに15分ほど歩くと、立派な祠のある「奥の院」のピークです。ここは眺望がすばらしいところです。月山は手を伸ばせば届くようなところに見えています。北に鳥海山もあるはずですが、この日は雲に隠れていました。

  この山は山形県のほぼ中央に位置しているので、晴れたときの眺望は素晴らしいものがあります。長井の葉山からだと鳥海山は月山と重なってしまい見えないのですが、ここからはかなり近くに見えるはずです。朝日、飯豊、吾妻、蔵王などの山並みが皆確認できました。


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<「奥の院」の標柱>


  「奥の院」の標柱には標高が「1462m」と書いてありますが、これは葉山山頂の標高です。この「奥の院」は1440m余りの高さです。最高点ではないけれど、こちらのほうが山頂らしさを備えているということもあるでしょうか。

  途中まで来た道を戻り、稜線上の分岐から「畑コース」へと下りました。この道は刈り払いがきれいに行われており、ゆったりした尾根上のブナの様子も見事でした。

  こんな平日に人と会うこともなかろうとどんどん下ってゆきましたら、一人登ってきた男性と会いました。補注網を携えておられたので尋ねましたら、オオゴマダラという蝶を探しにきたとのこと。「もう夏は過ぎたので、9分通り見つからないと思います」とのことでした。

  山は花だけでなく、様々な蝶にとっても素晴らしい住み場所を提供しているのですね。

  「市民荘」に下山して車に戻り、その後は別の道をたどって登山口までのルートを確認しました。寒河江市の田代という集落から葉山高原牧場を通る道をゆけば、「市民荘」まで車で上がれることを確認しました。村山市の岩野集落からの道は、土砂が流出していて、通行止めになっていました。

  今年はツアーのときになかなかよい天候になりません。お客様に喜んでいただけるような好天を願っています。


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happajuku at 05:38|PermalinkComments(2)TrackBack(0) 山旅の報告 

2013年09月17日

☆★実践登山・コンパスと地形図の活用〜南蔵王へ

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<昨年7月の講座実践登山、南蔵王>



  葉っぱ塾 安全登山入門編2013
              実践屏風岳へ!



  5月から実施している「長井市交流センターふらり」教養講座の「安全登山入門編」の2回目の実践登山です。講座参加者はもちろんですが、一般の方のでもご参加いただけます。

  講座で学んだ地図とコンパスの使い方を実践に移してみましょう。秋めいた稜線や山頂からの大展望も楽しみましょう。講座の「卒業登山」でもあります。

【期   日】    2013年9月22日(日)    悪天中止       

【参加費用】    ¥2000  (保険料・写真代等含む)

【募集人員】    15名 

【申し込み】     9月19日まで。下記の連絡先へ、お名前、住所、電話番号、生年月日をお知らせください。

【集合・受付】   蔵王エコーライン 刈田岳リフト乗り場駐車場(公衆トイレ付近)

【日  程】        8:00    集合・出発
               8:30    南蔵王縦走路入り口発
              11:30ごろ  山頂着・昼食
              12:30ごろ 山頂発
              14:30ごろ  縦走路入り口戻り
              15:00ごろ  駐車場着、解散
              
【持ち物】     雨具、水(最低1.5リットル)、タオル、帽子、着替え、昼食、非常食、手袋、敷物、ヘッドランプ、ストック(使用する人)、ボールペン、コンパス
    ※帰りに蔵王温泉などによる人は入浴用具・着替え

【連絡先】 葉っぱ塾・八木文明
   日本山岳ガイド協会認定ガイド
   日本自然保護協会自然観察指導員
       993-0053長井市中道2-16-40 
    FAX 0238-84-1537
    携帯 090-5230−8819               
     E-mail: happa-fy★dewa.or.jp
     (送信の際は★を@に変えてください。)


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happajuku at 04:30|PermalinkComments(2)TrackBack(0) 只今募集中の企画! 

2013年09月16日

☆★「森の休日2013」第8回報告

  9月14日〜15日に開催した「森の休日2013」第8回(通算18回目)の写真集です。

  1日目は晴れ後曇り、二日目は雨でした。



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<恒例の「空気神社」参拝で>


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<楽しかった川遊び>


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<水に浮かんでいい気持ち?>


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<夕食は大鍋で山形の「芋煮」>


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<真っ暗で怖かった夜の「空気神社」で>


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<女の子はお手紙書きが好き?>


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<見事だった2日目の朝焼け>


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<宝塚から届いたお菓子>


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<スリル満点の「大吟醸ゲーム」>


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<マイ望遠鏡製作中>


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<絵でしりとり>


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<また会いたいね!>


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<帰り道、気を付けてね!>

























happajuku at 05:32|PermalinkComments(0)TrackBack(0) 週末保養「森の休日」 

☆★台風接近のブナの森で〜「森の休日2013」第8回報告

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<みんなで空気神社へ>


  14日から15日にかけて、「森の休日2013」第8回を行いました。

  3家族、9名の参加だった前回と比べると、今回は4家族、14名の参加。しかもお子さんが8名とにぎやかでした。子どもさんを連れて参加くださったスタッフもありましたので、まるで小さな幼稚園か小学校が移動してきたようでもありました。

  南海上にある台風18号が近づいてきており、1日目は蒸し暑い南風が入り込み、おかげで川遊びにはちょうどよい気温となりました。

  前回、前々回は雨の影響で川が増水しており、川遊びには適さない状況でしたから、今回はおそらく今年の「森の休日」の、いわばラストチャンスだったかもしれません。

  スタッフに新しいメンバーの参加が多かったことも今回の特徴でした。前から参加くださっていた山形大学のYさんのつながりで、首都圏の大学から2名の男子学生が、また山形大学からは2名の女子学生が来てくれました。

  若いパワーのおかげで、最大12名もいた子どもたちの活動が、生き生きと展開されることとなりました。

  スタッフのOさんの提案で、夕食の前に子どもたちとスタッフが一緒にお風呂に入ることにしたのですが、子どもたちにも親たちにもこれが好評でした。

  「外に出ても親から離れようとしなかったのに、今回はスタッフの方々と夢中で遊んでいた」というお母さんの声も聞かれました。同じぐらいの年齢の子どもたちの小さな集団での活動は、子どもたちの「遊びの本能」を引き出すにはちょうどよかったのかもしれません。

  今回はいつにも増して、様々な方からのプレゼントをいただきました。いつも宝塚からこちらの活動を見守ってくださるきよこさんからは、宝塚の「英(はな)」という洋菓子店のオリジナルクッキーが届けられました。

  地元朝日町のSさんからは、ご自分の菜園で収穫された新鮮なジャガイモをいただきました。同じく朝日町でリンゴ栽培をされているCさんからは、早生の品種「津軽」をたくさんちょうだいしました。

  さらには、まったく面識のない千葉の方からは、朝日町のリンゴとラフランスのジュースがプレゼントされ、Asahi自然観の支配人さんがお届けくださいました。

  これまで以上にたくさんの方々が、この小さな取り組みを見守ってくださっていることを肌で感じることができました。福島の皆さんへの大きな励ましにもなったことだと思います。


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<子どもたちと一緒に望遠鏡をのぞくスタッフ>


  スタッフ初参加の山形大生の気気鵑、アンケートに次のように書いてくださっていました。しばらく前に、幼稚園での教育実習があったそうです。

  「教育実習を終えて、将来何をしたいのか考えていた時期だったので、今回の「森の休日」の活動が考える材料の一つになりました。教育実習のときは子どもと触れ合うことになかなか楽しさを感じることができませんでしたが、今回の「森の休日」の活動は正直、本当に楽しかったです。“教師”という立場からではなく、対等に子どもと触れ合うことで、本当の子どもたちの姿が見えた気がします。」

  事前の打ち合わせのときにお伝えすることの中に、「子どもたちを遊ばせてやる」という意識ではなく、一緒に遊ぶというつもりで参加してほしいということと、できるだけ禁止語は使わないようにしましょうということがあります。

  そんなことが気気鵑隆響曚亡愀犬あるかどうかはわかりませんが、豊かな自然の中で活動するということが、子どもだけでなく、大人の心の状態にも影響を与えているのかもしれません。

  二日目は台風接近の影響で雨になりましたが、屋内での活動もみんなで楽しく取り組むことができました。

  「また来たい?」と尋ねましたら、みんなが大きな声で「は〜い!」と言ってくれたことが、とっても嬉しかったです。この活動を継続する中で、また再会できることを楽しみにしています。

  たくさんの写真は別にアップいたします。


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happajuku at 05:08|PermalinkComments(3)TrackBack(0) 週末保養「森の休日」 

2013年09月15日

☆★老猫チャコ、小さな星に

  昨日から「森の休日」でAsahi自然観に来ています。

  昨日の夕方、妻からメールがあり、危篤だった我が家の老猫チャコが18時ごろ旅立ったとのことでした。

  今、Asahi自然観の駐車場でちょうど日の出を見ています。先ほどまでは見事な色合いの朝焼けでした。この空のどこかに小さな星になったチャコがいるかもしれません。

  18年あまり家族として共に歩んでくれてありがとう。


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happajuku at 05:36|PermalinkComments(2)TrackBack(0) 葉っぱ塾からのメッセージ 

2013年09月14日

☆★災害ボラセン運営研修会に参加

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<災害ボランティアセンター運営研修会場>


  震災からちょうど2年半たった9月11日、県社会福祉協議会の主催で「災害ボランティアセンター運営研修会(基礎編)」が開催されました。

  これは毎年開催されているものだそうですが、私は初めて参加しました。

  この7月に南陽市を襲った豪雨災害で「南陽市災害ボランティアセンター」が設置されましたが、これは県内では初めてのことだったのです。

  つまり、この「災害ボラセン」を運営する主体となる社会福祉協議会の方々にとっても、実際に運営にあたるのは初めてだったというわけです。


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<お世話になった南陽の方々>


  今回の研修会の雰囲気がピリッと締まっていたように感じたのは、災害が起こるということが現実にあり得ることだという緊迫感が参加者に共有されていたからだと思います。

  3週間活動を共にした南陽市社協の方々も3名おいでになっていました。しばらくぶりにお会いするとなんだかずっと昔からの仲間だったような不思議な気持ちがしました。


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<グループでのワークショップ>


  この研修会に参加したのは、県内の社会福祉協議会の方々はもちろんですが、県や市町村の職員、青年会議所、各種NPOのメンバー、そして数は少なかったのですが、私のような「個人」などでした。

  先の南陽ボラセンでも感じたのですが、災害という「非日常」の場では、個人で比較的自由に動ける人間の存在が決して小さくはありませんでした。

  それは、災害が起こったとはいえ、平常時の様々な業務が並行して行われるために、社協や行政の方々には大きな制約が伴っているからです。

  災害がまたたびたびあるのも困りますが、このような研修会で様々な場面を想定して準備しておくことは、とても大切なことだと感じました。

  この研修会は12月にスキルアップ編が開催されることになっています。


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happajuku at 04:35|PermalinkComments(2)TrackBack(0) 南陽市豪雨災害ボランティア | 東日本大地震関連

2013年09月13日

☆★時代の後戻りにストップ!

※今回のような記事を書きますと、時々、どこのどなたかわからない人からの「誹謗中傷」のようなコメントをいただくことがあります。このブログは、議論をする場とは考えておりません。「自分と考えが違う」と思われた方は、どうぞスルーしてくださるようお願いいたします。ご自身の意見はどうぞ外に向かって堂々と発表なさってください。




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<朝焼けの秋空>


  原発の事故が起こって、多くの人々が過酷な状況下にある中で、東電や政府が情報を隠しているのではないかと思われることが多々あります。

  次の国会に提出されようとしている「秘密保全法」というものについて、いろいろな方々から、その危険性を指摘するご意見が発信されてきます。

  参議院議員となった山本太郎さんのブログ記事はその中でもわかりやすいものでしたので、ぜひご覧ください。

  民主主義の根幹は、民衆が主役であるということです。民衆によって選ばれた議員たちは、公共の福祉のために尽くすべき公僕です。秘密は最小限にとどめなければならないことは、先の戦争に至る我が国の歴史を振り返っても明らかです。

  あの時代は「治安維持法」が幅を利かせた時代です。国民の生命や財産を守ることよりも「国体の護持」が優先され、人々は国から「与えられた情報」のみに頼って、誤った国策の遂行に巻き込まれてゆきました。

  そういう国に後戻りしてしまうことがあってはなりません。情報は権力によって管理されるものであってはならず、つねに民衆の前に開示されているべきものです。

  民主主義社会における「自由」とは、権力によって与えられるものではなく、私たちの側からつねに勝ち取る努力を継続してゆくべきものだと私は考えています。


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happajuku at 04:58|PermalinkComments(4)TrackBack(0) 葉っぱ塾からのメッセージ 

2013年09月12日

☆★大学生の長井研修

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<葉っぱ塾の田んぼを見学>


  昨日午後はひさびさにいただいた「仕事」でした。

  9日から長井を訪問している大東文化大学の学生たちと3時間あまりを一緒に過ごしました。彼らは長井市の「レインボープラン推進協議会」を窓口に、長井の町づくりを学ぼうとやってきたのです。


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<土偶広場で木と戯れる>


  「自然体験」というのが私に与えられたテーマでしたが、この地域で「葉っぱ塾」のような活動がどんな意味をもっているのかを伝えることが、町づくりの一つの側面を学ぶことになると考えてご案内しました。

  「葉っぱ塾」の田んぼでは、農家と消費者とがオーナー制度を介してつながる可能性について話をしました。


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<竪穴式住居広場で>


  また「古代の丘」では、古い時代からこの地に人が住み続けてきたことの意味について、また、川と人間の生活の関連について話しました。

  古い時代から、水は大切な資源でありながら、人々は洪水とたたかわなければなりませんでした。そのことがこの町の形成にどんな影響を与えてきたのかを考えてもらえたでしょうか?


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<「古代の丘資料館」でのまとめ>


  最後に、長井のこの季節や出会った人々の印象などを、2つの色にこめて表現してもらい、この日の午後のまとめとしました。

  青系統の色には、澄んだ秋の空やきれいな水、黄色系統の色には稲刈りを間近に控えた田んぼの稲やたくさんの季節の野菜、赤系統の色には、地域の人たちの情熱の印象が込められていたようです。

  将来の彼らの仕事の中に、この地を訪ねた経験が何らかの形で生きてくることがあれば嬉しいです。


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happajuku at 05:12|PermalinkComments(2)TrackBack(0) グリーンツーリズム 

2013年09月11日

☆★9.11、震災から2年半

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<伐採進むわが家の庭>


  きょうは「9.11」。衝撃的なアメリカでの事件から13年。そして大震災から2年半の日でもあります。

  今朝の朝日新聞の第1面は「仮設入居率 なお9割」とあります。阪神大震災の同時期ではおよそ6割だったということにも、「復興」の遅れがあらわれています。

  3日前の朝、オリンピック招致決定のニュースが駆け巡りました。それだけをみれば明るいニュースではあるのですが、このことで被災地のことが忘れられることに拍車がかかりはしないかと気になっています。

  わが家では、週明けから樵さんに来ていただいて、庭木の伐採や剪定をすすめてもらっています。

  「小さな森」のようなわが家は、庭木にしては大きな木がかなりあります。お隣さんにご迷惑をお掛けするということもあって、これまでにも何度か切ってもらいました。

  木があるおかげで、わが家ではこの夏もエアコンは全く使いませんでした。直射が入らないだけで、ずいぶん涼しいのです。

  そんな木を切ってしまうことは、残念な思いもあるのですが、植物たちは新たな環境の中でまた枝を広げてゆくでしょう。静かにそこに立っている木は、震災の大変さにじっと耐えている東北の人たちとどこか重なるものがあります。


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happajuku at 04:53|PermalinkComments(2)TrackBack(0) 葉っぱ塾からのメッセージ 

2013年09月10日

☆★葉っぱ塾9月、10月の予定

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<くっきり晴れた朝の長井葉山〜9日>



  寒冷前線が通過し、先週末は冷たい雨が降っていましたが、昨日は朝から気持ちよく晴れました。

  「葉っぱ塾」の当面の予定をまとめてみました。多くが週末に集中しますが、山のガイドは3名以上集まれば、平日のお好きな日にお受けすることも可能です。まずは日程をご検討ください。



  葉っぱ塾当面の予定行事 (2013年9月現在)

 ☆は、他主催者の関連行事です。

■週末保養「森の休日」通算第18回 9月14日(土)〜15日(日) 
   福島の子どもたちとその家族を朝日町の「Asahi自然観」に招いての週末保養「森の休日」。お手伝いスタッフも随時募集しています。

■「安全登山入門編ァ|録泙肇灰鵐僖垢粒萢僉廖。昂遑隠稿(木) 
   今年の講座の最終回。地形図の活用やコンパスの使い方を学びます。この回だけの参加もOK.19時〜「長井市交流センターふらり」で。

■「安全登山入門編 第2回実践登山〜南蔵王」 9月22日(木) 
   秋めいてくる南蔵王の稜線を歩きます。山で実際にコンパスと地図を使ってみましょう。受講生以外の一般参加も募集しています。参加費¥2000。

■週末保養「森の休日」通算第19回 9月28日(土)〜29日(日) 
   福島の子どもたちとその家族を朝日町の「Asahi自然観」に招いての週末保養「森の休日」。お手伝いスタッフも随時募集しています。

■「秋の祝瓶山」 10月1日(火) 
   麓より一足早く、朝日連峰の稜線には紅葉の季節がやってきます。紅葉と秋空のコントラストが楽しみです。

■「葉っぱ塾の田んぼ、稲刈り」 10月6日(日) 
   6月上旬に田植えをした葉っぱ塾の田んぼのコシヒカリをみんなで刈り取りします。オーナーないで方もぜひご参加ください。

■週末保養「森の休日」通算第20回 10月12日(土)〜13日(日) 
   福島の子どもたちとその家族を朝日町の「Asahi自然観」に招いての週末保養「森の休日」。お手伝いスタッフも随時募集しています。

☆「木星音楽団演奏会」 10月17日(木) 19時〜東京文化会館小ホール
   弟でケーナ奏者の八木倫明が、アルパ、琴、尺八の名手の方々と演奏会を開催します。久しぶりに上京します。ホールでお会いしましょう。

■「置賜三十三観音めぐりハイキング 廖。隠扱遑隠稿(土) 
   古くから地域の方々に大切にされてきた観音様を巡り歩くシリーズの第1回です。白鷹町、長井市の5つの観音様を訪ねてみましょう。

☆「長井高校スタィンウエイピアノコンサート」 10月22日(火)
   作曲家の青島広志さんとピアニストの木曽真奈美さんをお迎えし、満90歳を迎えるピアノの名器で楽しい演奏会を開催いたします。チケットはすでに発売となっております。ご連絡いただければ郵送も承ります。

■週末保養「森の休日」通算第21回  10月26日(土)〜27日(日) 
   福島の子どもたちとその家族を朝日町の「Asahi自然観」に招いての週末保養「森の休日」、ブナの紅葉が美しい時期です。お手伝いスタッフも随時募集しています。


【申し込み・問い合わせ】
葉っぱ塾 代表 八木文明
 090-5230−8819  FAX 0238-84-1537
 e-mail happa-fy@dewa.or.jp


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2013年09月09日

☆★小さな取り組みに変わらぬ支援を願う

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<2回クリックすると拡大してご覧になれます。>


  今年7回目(通算17回目)の「森の休日」を行った8月31日、読売新聞山形支局の記者の取材を受けました。それをもとにした記事が、7日の山形版に掲載されました。

  9月11日が震災から2年半にあたるのを機に、被災地の支援活動を続けている個人や団体を取り上げての特集とのことです。

  「こんなことをやっている」、と手柄話のように取り上げていただくつもりはないのですが、「葉っぱ塾」の被災地支援活動はすべて募金で賄っていることや、福島の子どもや家族を招いての「森の休日」のスタッフに参加してくださる方の裾野を広げたいという思いがあるものですから、こうして取り上げていただけたことはほんとうにありがたいことでした。

  特に放射線量が高い地域の状況を考えると、「森の休日」はできればこの先数年というスパンで実施してゆくべきものと考えています。時間の経過に伴って震災や原発事故の記憶が薄れ、忘れられてゆくことを恐れています。

  オリンピック招致が決まり、忘却に拍車がかかるのではないかという心配も現実の問題となってきました。「葉っぱ塾」の小さな取り組みに、引き続きお力をお貸しください。


【葉っぱ塾ボランティア支援募金】

      ■郵便振替口座    02420−5− 19722

      ■加入者名       八木文明

       ※通信欄に「ボランティア支援」とご記入ください。


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2013年09月08日

☆★衰弱するわが家の老猫

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<わが家の老猫、チャコ〜7日午後>


  ネコの18歳と言えば、人間に例えれば88歳との説があります。なんと「米寿」ではありませんか。

  わが家のチャコ(メス)がこの夏の暑さに何とか耐えましたが、ここにきて元気がなくなっています。

  一昨日あたりから、ほとんど食べなくなって、ときどきお気に入りの段ボール箱から出て、自力で水を飲む以外は、寝ています。


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<自力で水だけは飲んでいるチャコ〜7日夜>


  次男が小学生だったときに、友だちの家で生まれた子ネコを3匹貰い受けてきたのです。もらってくれるはずだった他の友だちは、家の人の反対にあい、わが家で2匹、妻の実家で1匹引き取りました。

  わが家の2匹には、私がジョギングの途中に山の麓で拾った猫も加わって、最高で3匹一緒に暮らしていたこともあったのですが、チャコ以外はすでに星になっています。

  最期の時が近づいているような気がします。家を離れている3人の子どもたちに昨夜様子を知らせました。みな心配している様子でした。

  昨夜は廊下にある段ボール箱のそばにマットを敷いて「添い寝」していました。朝一度水を飲み、今は静かにしています。


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happajuku at 05:19|PermalinkComments(4)TrackBack(0) 葉っぱ塾からのメッセージ 

2013年09月07日

☆★今週の『あまちゃん』を見て考えたこと

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<夏から秋へのバトンタッチ>


  まもなくあの大震災から2年半。津波の被害を受けた被災地では高台の造成が進んではいますが、今なお多くの方々は仮設住宅住まいが続いています。

  評判になっている朝ドラの『あまちゃん』が、今週の月曜日についにその大震災の日を迎えました。ドラマのこととはいえ、どのような様子がテレビで描かれることになるのかと、いつもより緊張してテレビの前に座っていました。

  ずいぶんと考えられた演出だったな、というのが私の感想です。

  ビルの中にいた人々が大きな揺れにおののく場面はありましたが、津波の映像やその直後の被災地のすさまじい破壊の後の映像は、直接画面に出ることはありませんでした。

  その演出がかえって、あの日のことをそのぞれの胸の中で思い起こさせることにつながっていたように感じました。

  もしかしたら、津波を経験された方々は、本当の津波の映像を見せられる以上に、苦しい思いで画面を見つめておられたかもしれません。

  視聴者の持つ想像力に委ねることで、より深くあの震災のことを振り返ることができた。そういうことだったかもしれません。

  宮城や岩手の被災地に通い、福島の子どもたちのための週末保養に取り組んでいる私から見ると、8000億円もの巨費を投じて太平洋岸に400キロ近くにわたって造られようとしている高さ15m近い防潮堤や、5000億円も投じると言われる東京でのオリンピックは、「事の後先が違う」と思えてなりません。

  今週の『あまちゃん』を、一方でそんなことを思いながら見ていました。


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happajuku at 05:00|PermalinkComments(2)TrackBack(0) 葉っぱ塾からのメッセージ | 本・CD・映画などのレビュー

2013年09月06日

☆★頭を垂れ始めた葉っぱ塾の稲穂

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<葉っぱ塾の田んぼのイネ>


  コナギという植物が繁茂し、その部分の生育の遅れが目立っていた「葉っぱ塾の田んぼ」でコナギを除草したのは8月20日過ぎでした。それからおよそ2週間経った9月4日、その後の様子を見に行ってきました。

  葉っぱ塾のオーナーの皆さんが6月に手植えしたコシヒカリは、大部分が穂が垂れ始めていました! 生育が遅れていた一画は、ようやく穂が形成され、花が咲いた状態ではありましたが、稲刈りまでのこれから1か月で、何とか追いついてくれるのではないでしょうか。

  今年は各地で豪雨災害が続いており、冠水してしまった水田もあったようですが、幸いこの周辺はそのような被害を免れてきました。

  台風シーズンに入りました。「台風発生」のニュースを聞くたびに、その針路が気になります。

  月の暦では、昨日9月5日が「葉月ついたち」、いわゆる「八朔」でした。そして明日7日は二十四節気の一つ「白露」です。朝こうしてパソコンの前に座っていますと、半袖短パンではちょっと寒いぐらいになってきました。

  西日本や東日本の残暑はもうしばらく続くのかもしれませんが、どこかに秋の気配が忍び込んではいないでしょうか。


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2013年09月05日

☆★「働かない働きアリ」に自分を重ねる

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<メディアファクトリー新書 長谷川英祐著>


  「働きアリ」に働かないものがいるらしいとは以前聞いていたことがありましたが、そんな昆虫の社会を研究している人たちがおられました。

  世の中の多くの方々が、定年までめいっぱい勤めてから辞められるのに、自分では「中退」などと言って早期に退職し、好きなことをしながら暮らしているものですから、この本のタイトルを見ただけで、興味を持ってしまいました。

  アリやハチは一般に社会性昆虫と言われます。ある特定の機能だけが発達したたくさんの個体が、それぞれ異なる仕事を分担し、社会全体としての生命を維持している。そんな生活を送っているのが、社会性の昆虫です。

  「働きアリ」には、どのぐらいの作業があると働き始めるのか、ということについての差があると、この本では書いています。

  「反応閾値」という言葉で表現されていますが、簡単に言えば、どのぐらいの作業量になったら腰をあげるのか、ということです。

  この「反応閾値」の個体差は、遺伝的な多様さが原因で生じているようです。つまり、女王アリが異なるオスと交尾することで、様々な「反応閾値」を持った個体が生まれているというのです。

  こうした個体差があることで、作業量が多くないときには休んでいる個体が多く、作業量が多くなるほど、それに動員される個体数が増えてゆくことになります。

  読み終えて私が思ったのは、7月から8月にかけて参加した豪雨災害ボランティアのことでした。ふだん何も災害が起こらなければ気づかれないのですが、いざ何かが起こった時に「動く」ことができる人というのは、まさにこの「働かない働きアリ」なのではないかと。

  「働かないアリ」も堂々と生きていてよいというメッセージと勝手に解釈しています。

  社会の中の余力をうまく吸収し、活用するシステムが、よりよいボランティア活動を創り出すことにつながってゆくのかもしれません。

  ☆みなさんのところは、大雨の被害はありませんか? 十分にお気を付けください。


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happajuku at 05:37|PermalinkComments(2)TrackBack(0) 本・CD・映画などのレビュー 

2013年09月04日

☆★自分の子育てと同時進行だった『北の国から』

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<『帰郷』のカバー>


  山形で仕事をしていた娘が、先月末に東京に発ちました。新たな仕事に挑戦することになって・・・。ふだん家にいないのはこれまでと変わりませんが、遠くなるとそれだけで心配が増えるような気がします。これも子どもの成長の一つの局面なのだと理解しています。

  『北の国から』というテレビ番組をずっと見ていました。最終の作品が放映されてからもう10年以上もたっています。

  わが家にまだDVDの機械もなかったときに、この番組の全DVDを買い集めていました。ちょうど自分の子どもたちの成長と同じような経過をたどっていて、番組の中の俳優がときにわが子のように思えたこともありました。

  先日そのDVDを見始めたら、止まらなくなりました。『初恋』、『帰郷』、『巣立ち』・・・・と特別篇は続いてゆきますが、子どもの成長についてゆけず、純や蛍は親離れしていくのに、子離れがなかなかできない吾郎さんが描かれています。

  
  今の若い親たちは、この番組を子ども時代に見ているでしょうか? いつかこのDVDを一緒に見て、子育てについて考える機会などはできないものかな、などと漠然と考えています。


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happajuku at 05:42|PermalinkComments(2)TrackBack(0) 本・CD・映画などのレビュー 

2013年09月03日

☆★除染、いったい誰のため?〜濡れ手で粟の大企業

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<8月中旬、福島駅西口のモニタリング・ポスト>


  夏の間しばらくお休みしていた「森の休日」を先週末から再開しました。年内あと5回を予定しています。

  この準備段階で、福島原発の汚染水の漏出事故が報道されていました。汚水タンク建設のずさんな工事の証言も出ており、事故の深刻さはさらに増すばかりです。

  そういう状況の中で、福島の方々には、複雑な思いが錯綜しているのではないかと想像しています。

  定期購読している『週刊金曜日』2013年8月30日号の「人権とメディア」というコラムに、ジャーナリストの山口正紀さんが、「だれのための<除染>なのか」と題して書いておられました。

  その中に、川俣町や葛尾村で始まった国直轄の除染作業のことが書いてありました。(以下一部抜粋)


  現地を案内してくれた葛尾村の松本静男村議によると、今年三月に「避難指示区域」が見直され、村の大半が「避難指示解除準備区域」になった。ほぼ同時に、環境省の除染事業開始。西松建設、奥村組などのゼネコンが除染作業に着手した。

  その受注額を聞いて驚いた。来年三月までの一年間で494億円。全損で477世帯、一世帯あたり換算だと一億円を超す。



  住宅の除染にそれだけのお金をかけても、周辺の山林はできないでしょう。いったいどれだけの除染効果があるのかわからないのではありませんか? 

  1世帯1億円もかけるなら、それを新生活再建のために使うほうが住民のためになるのではないか、と考えるのはどこかおかしいですか?

  アベノミクスというのは、国民に豊かさをもたらすのではなく、大企業に、「濡れ手で粟」のような富をもたらすだけなのではないか。そういうことに気付き始めている人もきっと多いのではないかと思うのですが、どうなのでしょうか。


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happajuku at 04:30|PermalinkComments(3)TrackBack(0) 東日本大地震関連 

2013年09月02日

☆★「森の休日2013」秋編スタート!

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<恒例の空気神社参拝からスタート>


  「森の休日2013」は、夏休み中の中断を終えて第7回目を開催しました。

  福島からの参加は3家族、9名。これまでになく少ない参加でした。しかし、スタッフも少なめの参加でしたので、結果的にはほどよい人数だったと思います。


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<色づき始めたナナカマド>


  会場のAsahi自然観は、日中は動けば汗が出るほどにはなりますが、エアコン不要の、秋を感じさせる空気が漂って、ナナカマドの実も色づき始めていました。


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<テニスコートで遊ぶ子どもたちとスタッフ>


  心配された雨も日中は降らず、空気神社参拝のあとは、子どもたちは若いスタッフを引っ張り出して外遊びに夢中になりました。

  この日朝まで降っていた雨の影響で、予定していた川遊びができなかったのは残念でした。


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<参加者どうしの交流>


  子どもたちが遊んでいる間、参加された親御さんたちは、お茶を飲みながら交流。この場で初めて会ったと思っていた参加者どうしに、つながりがあったことがわかり、一気に打ち解ける場面もありました。


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<参加者が持参した福島地元紙の放射線情報>


  参加者のお一人が、福島の地元新聞をご持参くださっていました。紙面には県内各地の詳しい放射線量の情報がか掲載されていました。

  飯館村は、やはりこうした高い数値が掲載されていました。こういう情報には載らないホットスポットの存在が、日常の生活の中では気になります。


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<創作活動に取り組む子どもたち>


  ひとしきり外で遊んで、夕食前のひと時は、スタッフのお一人、みかりんさんが持ち込んでくれた画材や紙粘土で、創作活動に打ち込みました。

  直前まで外でにぎやかに遊んでいた子どもたちが、一転して黙々と作品作りに取り組んでいました。


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<あやかさんが作った小さな紙粘土作品>


  小4のあやかさんは、小さなお菓子を紙粘土で作っていましたが、指先ほどの大きさのイチゴケーキもありました。子どもたちそれぞれに、個性的な作品を完成させていました。


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<スタッフと一緒に寝袋で寝た子どもたち>


  夕食のころから雷雨となりました。たまたまこの日開催された「星空観察」のイベントに子どもたちが参加している間、親御さんたちとお酒を飲みながら歓談しました。

  甲状腺検査のことが話題となりましたが、あるお母さんからは、県が行った検査では「異状なし」だったものが、民間の医療機関で検査したら「嚢胞あり」となったことがショックだったという話題が出されました。

  福島の子どもたちの甲状腺ガンが18名との報道がありますが、今後これがどう推移していくのか、親御さんたちの不安を思いました。

  男の子二人がスタッフと一緒に寝袋で寝ると申し出ました。初めての参加だとなかなかこうはいきませんが、繰り返し参加する中で、次第に心の距離が縮まってゆくようです。


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<雨上がりのミニハイキング>


  激しかった雷雨も明け方には雨がおさまり、曇り空の間から青空が時々のぞくようになりました。ブナの森を抜けて、みんなでミニハイキングに出かけました。

  展望台に出て、みんなで「ヤッホー!」と叫んだり、坂道をかけっこしたり。


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<木登りにも挑戦!>


  木登りにも挑戦する子もいました。福島ではなかなか思うようにできない遊びを、存分に楽しんでくれたのではないでしょうか。


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<目立たない場でのスタッフの仕事>


  今回はスタッフの集まりがなかなか進まず、開催日直前まで呼びかけをしてきました。結果的には運営に支障がでないくらい集まっていただくことができました。

  それぞれの得意な分野で、福島の方々のために貢献してくださること、ほんとうにありがたいことです。この「森の休日」には、スタッフの多様さがとても大切な要素だと感じています。

  この「森の休日」は、助成金に頼らず、「葉っぱ塾」が呼びかけている「ボランティア支援募金」によって運営しています。主催する者としては、少なくとも数年というスパンの取り組みにしたいという思いがあります。

  継続してゆくために、多くの皆様からのご協力をいただけるようお願いいたします。

【葉っぱ塾ボランティア支援募金】

      ■郵便振替口座    02420−5− 19722

      ■加入者名       八木文明

       ※通信欄に「ボランティア支援」とご記入ください。


※9月2日朝段階で、コメントの書き込み昨日に不具合があります。

happajuku at 04:46|PermalinkComments(0)TrackBack(0) 週末保養「森の休日」