2015年03月

2015年03月31日

☆★つなぐ人がいて、人はつながる!〜第5回手をつなごうコンサート報告

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<第1部の出演者のみなさんと>


  29日、大阪府箕面市の「メイプルホール」で、「第5回 手をつなごうコンサート」が開かれました。

  東日本大震災直後の4月に第1回目の被災地支援コンサートを開催して以来、毎年春に取り組んでこられたものです。

  昨年1月、別の用事で箕面市を訪れたときに、このイベントの中心となっているお二人にお会いする機会はありましたが、コンサートそのものに伺うのは今回が初めてでした。


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<「仕掛け人」の成元さん>


  楽器を演奏し、エンターテイナーとして活躍する人はたくさんおられます。

  一方で、私のように、「ゲーノー人」ですが、コーディネーターとしての働きをする人間も、そう少なくはないと思います。

  しかし、この「手をつなごうコンサート」を呼びかけ、まとめておられる成元さんは、その両方を兼ね備えた稀有の人です。

  自らはリコーダー・アンサンブルのグループに所属されながら、被災地のために力を合わせようと周囲に呼びかけられた背景には、20年前の阪神淡路大震災での被災体験がおありだったことを、昨年お会いしたときにお聞きしました。

  しかし、そうであったとしても、東日本大震災の被災地から遠い大阪の地で、薄れてゆく関心にあらがいながらこうしたコンサートを呼びかけてゆくことには、相当なエネルギーが必要なことだと想像するのです。
 

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<橋渡しをしてくださった「ぷりずむくぷれ」のお二人>


  このコンサートで集まった募金をこの「葉っぱ塾」に送ろうと実行委員会に働きかけてくださったのは、大阪から遠い神奈川から、このコンサートに出演を続けてこられた「ぷりずむ・くぷれ」の中山ご夫妻です。

  中山さんたちは、山形での「森の休日」にもスタッフとして何度か参加してくださって、福島の子どもたちに、思い出に残る演奏をしてくださいました。


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<プロ級のゴスペル「SCOR」(スコール)の皆さん>


  今回のコンサートには、第1部に8グループ、第2部に7グループ、合わせて120名以上もの方々が出演してくださいました。

  出演するお一人につき1000円の出演料を「払って」参加くださるのです。

  1回目から参加しているグループもあれば、今回が初めてのグループもありました。

  「これってプロ?」と驚くほどのパフォーマンスもありました。


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<家族のアンサンブル>


  家族でリコーダーアンサンブルというこの「ツハ・コ・ケストラ」というグループは、全国のコンクールでも上位に入賞したというレベル!

  しかし、そうした音楽的なレベルを超えて、被災地のために自分たちができることを、精一杯表現したいという思いは、全ての出演者に共通のものだったと思います。


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<第2部に登場したゴスペル「LLC」もプロ級!>


  「音楽は人を癒す」。それはもちろんです。さらに、そこを突き抜けて、人と人とをつなげてゆく!

  出演者のみなさんの演奏を聴いていて、自分の心が、温かな「何か」で満たされてゆきました。

  素晴らしい演奏を聴いていて、こんな「音楽を福島の子どもたちにも聴いてほしい!」と強く思いました。

  そんな機会がいつかきっと来るような気がします。


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<みんなで手をつないだエンディング>


  「手をつなごうコンサート」。その名にふさわしく、コンサートの最後は、『花は咲く』、そして『ふるさと』を、参加者全員が手をつないで大合唱しました。

  声が大きな私が精いっぱい声を出しても、それがまったく浮き上がらないほどに、みなさんが歌っておられました。


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<終演後、会計の整理をするスタッフの皆さん>


  ご来場のお客様がお帰りになり、出演者も後片付けを終えて会場を離れられても、スタッフのみなさんは、会場の後片付け、そして募金の集計や会場費の支払い手続きなどで「居残り」しておられました。

  最終的な集計の結果、14万円を超える金額を「葉っぱ塾ボランティア支援募金」に送っていただけるとのことでした!

  このコンサートでは、これまで「ボランティア支援募金」にご協力いただいた方々にもお目にかかることができました。

  また、新たにめぐり会った方々もおられました。

  第1部の最後では中島みゆきさんの『糸』を熱唱してくださった鈴木真紀さん。私の大好きな曲でもあって、嬉しくなりましたが、もしかしたら来年は『広い河の岸辺』を歌ってくださるかもしれません。

  多くの方々が、東日本大震災のことを心に思い浮かべながら、自分が得意な分野でできることをする。そしてそれらを束ねてゆく人がいる。

  そのことでこの「葉っぱ塾」の小さな取り組みがまた少し長く続けられてゆく。

  私の役割は、今回の出演者やスタッフの皆さまの「思い」を、被災地の方々につなげてゆくことかな、と思っています。

  このコンサート、来年3月27日の開催がすでに決まっていました! またお伺いするつもりです。

  お会いした皆さま、本当にありがとうございました。



※長井市広報映像『水の都 長井』



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2015年03月30日

☆★大阪での熱いコンサート

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<「手をつなごうコンサート2015」第2部のエンディング>



  今、とても満ち足りた温かな気持ちで新幹線に乗ったところです。

   29日、大阪府箕面市の「メイプルホール」で、五回目となる「手をつなごうコンサート」が開かれたのです。

  その会場で呼びかけられ集めらた募金が後日、「葉っぱ塾ボランティア支援募金」に送られることになっています。

  コンサートは12時からの第1部と15時半からの第2部があり、合わせて15ものグループが出演しました。

  被災地から遠く離れた大阪でこのような熱いコンサートが開催されていることを、明日詳しくお伝えしたいと思います。

  お世話になった皆様、新たに出会いの機会をいただいた皆様、ありがとうございました。




※長井市広報映像『水の都 長井』



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2015年03月29日

☆★『広い河の岸辺』、『徹子の部屋』へ!〜絵本も出版!

絵本『広い河の岸辺』表紙

<4月中旬出版予定の絵本『ひろいかわのきしべ』>


  今日は大阪に来ています。

  3月13日に出版された弟、八木倫明のエッセイ集『広い河の岸辺』に続き、4月中旬には国土社から絵本『ひろいかわのきしべ』が出版されます。

  「葉っぱ塾」の活動を始めるきっかけを作ってくださった恩人、画家で詩人でもある葉祥明(よう・しょうめい)さんが絵を描きおろしてくださいました。

  このところメディアへの露出の機会が増えている弟ですが、23日には『徹子の部屋』の収録をしてきたとのことです。

  クミコさんと一緒に招かれて、演奏もしてきたそうですが、放送は4月21日だとの情報が入りました。

  ご覧になれる方、あるいは録画できる方、メモしておいてください。

  さらに5月11日(月)、東京恵比寿で、「やぎりん出版記念ライブ」というのがあって、そのトークの中になぜか私も呼ばれることになりました。

  さてさて、どんな中身になるのでしょうか。おいでになれる方、いらっしゃいますか?

  お申し込み方法などは今後確認しておきます。



※長井市広報映像『水の都 長井』



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happajuku at 05:00|PermalinkComments(2)TrackBack(0) やぎりん、木星音楽団関連 

2015年03月28日

☆★春の好天に、切ない決断〜「森の休日」参加者調整に苦しむ

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<山形市郊外から見えた27日の蔵王の山々>


  日本付近は大きな高圧帯の中に入り、26日からの好天が27日も続きました。

  昨日午後、新年度の打ち合わせのために東北文教大に向かう途中、山形市郊外から、真っ白な蔵王の山々が、青空に向かって背伸びしているように見えました。

  途中の国道の温度計は10℃を上回る気温を示していましたが、ここ数か月、そんな気温があることを忘れていました。

  こんな好天の日には山に登りたい思いもあったのですが、この日の早朝から、今年前半の「森の休日」の参加者の調整作業を行っていました。

  4月から7月まで6回実施予定なのですが、前半の3回に比べ、後半3回に希望が集中してしまいました。

  今回初めて参加を申し込まれた方々をできるだけ優先した結果、泣く泣く、いくつかの家族にはご参加いただけないとのご連絡を出さなければならない状況でした。

  お子さんの顔を思い浮かべると、ほんとうに切ない思いだったのですが、その方々には秋の回に優先しますということでご理解いただくしかありませんでした。


手をつなごうコンサート2015チラシ
 
<明日開催の「手をつなごうコンサート」>


  きょうはこれから大阪に向かいます。

  箕面市で明日開催される「手をつなごうコンサート」に参加してきます。このコンサート会場で募金を呼びかけ、それが「葉っぱ塾ボランティア支援募金」に送られることになっています。

  実行委員会が昨年末あたりから会合を重ね、準備を進めてこられたものです。

  遠くの方々が東北の被災地のことに思いを寄せてくださること、ほんとうにありがたいことです。

  もしこの記事をご覧になった方で、関西件の方がおられましたら、ぜひ会場に足を運んでください。どうぞよろしくお願い申し上げます。



※長井市広報映像『水の都 長井』



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happajuku at 04:59|PermalinkComments(2)TrackBack(0) 週末保養「森の休日」 

2015年03月27日

☆★味噌はこうして作られる〜ガールズ・キャンプ3日目

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<「なごみ庵」の囲炉裏端で>


  「ガールズ・キャンプ」最終日、朝食の後で、荷物の整理や部屋の片づけをして、彼女たちを連れて行ったのは「なごみ庵」。何かとお世話になっている農家レストランです。

  ここは囲炉裏があるのですが、なかなか今は見られなくなっているのではないでしょうか?

  最年長の美緒さんは、炭火がことのほか気に入って、ずっと火の具合を心配してくれました。


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<午前中の仕事は「麹ほぐし」>


  麹をほぐす作業に取り掛かる段になって、ようやく「今日は味噌作りをお手伝いします」と彼女たちに話しました。

  「なごみ庵」ではふだんのメニューにも、販売用の製品の材料としてもお味噌は欠かせない調味料であり、食材です。

  そんな重要な味噌作りの日に足手まといにならないかと心配しましたが、まずは午前中は「合格!」。


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<古代米のドリアと味噌汁でランチ!>


  ランチは古代米を使ったドリア、ジャガイモの味噌汁、それに「なごみ庵」のハウスで採れ始めたホウレンソウのお浸しでした。

  お浸しには、先日「なごみ庵」にもお分けした東松島の海苔を囲炉裏火で焼いてふりかけました。

  甘さのあるホウレンソウ、そして香ばしい海苔のコンビネーションは絶妙でした。


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<混ぜた材料を「味噌切り機」にかける>


  午後は、茹で上げたダイズと、午前中にほぐした麹、それに塩を十分に混ぜる作業を行いました。

  畳一畳近くもある大きな金属製の容器の中に入れた3種類の材料を、何度もかき混ぜて均等にしてゆきます。

  それを、「味噌切り機」に少しずつかけてゆくのです。


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<ミンチのように出てくる味噌>


  そうすると、機械の出口から、ミンチのように味噌が出てきます。

  これを大きなポリバケツで受けて、空気を抜くようにペタペタとたたきながら詰め込んでゆくのです。

  どの作業をやっても、子どもたちは腕が痛い、腰が痛いとふうふうします。

  今回の体験で気づいてほしかったのは、実はそのことでした。

  食べるものに、人間の労力がかかっていること。材料となるコメやダイズを栽培している人がいるということ。

  いつか大人になったとき、彼女たちが自らの体験に基づいて、そうしたことを我が子に語ってくれるかもしれません。

  この日作った味噌は、秋になったらそれぞれのご家庭に少しずつお送りする予定です。お家の方は楽しみにお待ちください。


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<長井市の物産館にて>


  「なごみ庵」での体験を終え、長井の物産館で、お家へのお土産を買う時間をとりました。

  必ずしも長井特産のものばかりとは言えない買い物でしたが、それぞれに、家族のことを思いながら買っていました。

  たくさんの方々にお世話になった3日間でした。人と人とがつながってゆくことで豊かな体験ができ、それが目には見えない成長の糧になってゆくのだと信じています。

  今回のキャンプの経費には、「葉っぱ塾ボランティア支援募金」も活用しました。福島の子どもたちのために募金をお送りくださっているたくさんの皆様にも、心から感謝申し上げます。ありがとうございました。



※長井市広報映像『水の都 長井』



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happajuku at 04:30|PermalinkComments(5)TrackBack(0) 葉っぱ塾行事レポート 

2015年03月26日

☆★大雪のAsahi自然観を独占!〜ガールズ・キャンプ2日目

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<誰もいない真っ白なゲレンデ!>


  「ガールズ・キャンプ」2日目は、朝からAsahi自然観スキー場に出かけました。

  ここは週末保養「森の休日」の会場でもあります。でも、「森の休日」は冬はお休みしていますので、参加したことのあるゆうきちゃんも、こんな雪景色は初めてですね。

  10日ほど前でスキー場の営業は終了していますので、全くの貸し切り!


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<豊富な雪で存分に遊ぶ>


  この日は、「森の休日」のスタッフで朝日町にお住いの2家族からご参加いただき、とてもにぎやかになりました。

  朝のうちは曇り空から雪が降っていましたが、天候はゆっくりと回復傾向で、時折眩しい太陽が顔を出し、青空も広がりました。

  新しい雪が50センチも積もっていたのにはびっくりしました。


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<一人で作ったかまくら>


  やっぱり春の雪です。湿り気を帯びて、とても固まりやすい雪質でした。

  重ねるのも丸くするのも自由自在。りみちゃんは、たった一人で、自分が入れるくらいの「かまくら」を作りました。


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<広い斜面でソリ遊び>


  午前中は柔らかな新雪で、ソリは思うように滑りませんでしたが、お昼休みに入るときに何と、圧雪車が来て、私たちが遊んでいる斜面をきれいにならしてくれました!

  これで午後は豪快に滑ることができました。

  ソリの他にエアボードやスノーチューブも持っていきました。


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<みんなで滑るのが楽しい!>


  この日来てくださったUさんが、大きなビニールシートを持ってきてくださっていました。

  「これをソリにしてみんなで滑ろう!」ということになりました。はじめは「私、いい」と遠慮していた子もいたのですが、一度やってみたら、これが面白いのなんの。

  みんなの歓声が、青空に吸い込まれてゆきました。


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<雪はこれぐらい積もっています!>


  「雪はどれぐらいあるのかな?」という子がいたので、ゾンデ棒(雪崩捜索用の棒)を突き刺してみましたら、何と230センチもありました!

  その深さを感じてほしくて、私は掘ってみることにしました。「穴と雪のヤギおじさんだね!」という声もありました。

  そうしたらそれを見ていた子たちも「私も掘る!」ということで、共同作業に。

  30分ほどしてようやく地面が顔を出しましたが、始めはそこに入るのを尻込みするほどの深い穴になりました。

  何とか飛び降りてみましたが、今度は一人では這い上がれない深さです。上から手を引っ張って、やっとの思いで這い出します。

  4月中旬の今年最初の「森の休日」には、まだまだたくさんの雪で遊べそうです。


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<この日の夕食は「アーリオ」で>


  Asahi自然観での楽しい雪遊びの後は、地元の「りんご温泉」へ。独特の泉質の温泉です。

  「リンゴが20個浮いていた!」と数えてきたのはゆうきちゃん。

  長井に戻って、この日の夕食はなじみのパスタのお店「アーリオ」へ。それぞれが自分の一番好きなものを注文しました。

  「お母さんが作るのとどっちがおいしい?」と尋ねましたら、「どっちもおいしい!」と優等生的な答えが返ってきました。お母さん、ご安心ください。

  遊び疲れて、食べているうちに瞼がくっつきそうでした。

  きょうは最終日。「なごみ庵」での味噌作りをお手伝いさせてもらうことになっているのですが、子どもたちにはまだ何をするのか内緒にしています。



※長井市広報映像『水の都 長井』



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2015年03月25日

☆★「福島っ子ガールズ・キャンプ」にぎやかに始まる!

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<素敵なパン屋さんでランチ>


  年末は男の子ばかりだった「子どもキャンプ」でしたので、この春休みは「ガールズ・キャンプ」。

  福島から4人の女の子がやってきました。雪の降る赤湯駅に新幹線で元気に到着しました。

  わが家に荷物を置いて、この日は山形市へ。パン屋さんの2階でゆっくりとランチしました。

  4人のうち「森の休日」に参加したことのある子は一人だけでしたが、お友だち同士で来たということもあり、私ともすぐに打ち解け、話が弾みました。


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<武田さんのガラス工房でアクセサリーづくり>


  午後は武田えり子さんのガラス工房で、アクセサリーづくりのご指導をお願いしていました。

  年末の男の子たちも、熱心に取り組んでくれましたが、女の子たちも目を輝かせて作品づくりを楽しみました。


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<見本を見てみんな歓声!>


  工房には、武田さんが作られた様々な作品が展示してあります。

  子どもたちはそれらの一つひとつに歓声をあげながら眺め、自分の作品の構想を練ったのです。


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<どんな作品に仕上がるのかな?>


  最初に取り組んだのは、お母さんやおばあちゃんのためのネックレス。そしてその後で、自分たちにはキーホルダー。

  これから電気炉で融かし、金具を付ける工程があって、完成は少し先です。角が丸みを帯びたり、表面が滑らかになると、まるで印象が違ってきます。完成が楽しみです。

  がんばったご褒美に、武田さんが作られた髪留めを一つずついただきました。おいしいお菓子までごちそうになり、ありがとうございました。


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<夕食は手巻き!>


  山形から帰る途中は、白鷹町の温泉へ。あまり混まない時間帯でしたので、のんびり入れたのではなかったでしょうか?

  この日の夕食は東松島からいただいた海苔をふんだんに使って、手巻き寿司にしました。

  寿司というよりおにぎりみたいにして食べてくれました。


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<チーズケーキづくり>


  夕食後、みんなでチーズケーキづくりをしました。

  タマゴを割るのも、泡立てするのもちょっと危なっかしい手つきでしたが、何とかオーブンに入れました。

  焼き上がりは彼女たちがもう休んでからになりましたので、このケーキは今日のおやつになります。

  この日は一日中雪が降ったり止んだりでしたが、帰り道の空を見上げると、「きさらぎ五日」の月が見えていました。



※長井市広報映像『水の都 長井』



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2015年03月24日

☆★大阪で「手をつなごうコンサート」29日開催!〜遠くからの温かな手

手をつなごうコンサート2015チラシ

<コンサートのチラシ>


  震災から4年が経ち、少しずつ被災地への思いが薄れてゆく傾向にあることはやむを得ないことなのかもしれません。

  ましてそれが被災地から遠く離れた所であればあるほど、その傾向は強いかもしれません。

  29日に大阪の箕面市で開かれようとしている「手をつなごうコンサート」は、被災地からずいぶん遠いのですが、今年も開催されます。5回目になるのでしょうか。

  そして、このコンサートの3回目から、ここで集まった募金が「葉っぱ塾」に届けられるようになりました。

  その背景には阪神淡路大震災での被災体験があることを、以前大阪でスタッフの代表の方々とお会いしたときに知りました。「被災した自分たちだからできることがある」と。

  このコンサートにはいろいろな音楽グループが出演するのですが、神奈川からわざわざ参加されている「ぷりずむくぷれ」の中山さんご夫妻が、このコンサートと「葉っぱ塾」の橋渡し役をしてくださいました。


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<事前展示された写真など>


  15日にはスタッフのみなさんが、このコンサートの宣伝を行ってくださったとの知らせが届きました。

  会場となる箕面市内のホールにはすでに「葉っぱ塾」からお送りした写真や資料などを展示してくださっているそうです。

  今回、私もこのコンサートに伺うことにしています。短い時間ですが、「葉っぱ塾」が取り組んでいる被災地へのお手伝い、とりわけ、福島の子どもたちやその家族のための週末保養の取り組みのことをお話しすることができそうです。

  また、実行委員のみなさんや、「葉っぱ塾ボランティア支援募金」に応援を続けてくださっている方々ともお会いできることを楽しみにしています。

  きょう24日、山形は真冬のような吹雪になっています。29日の大阪はどんな天気になるでしょうか?

  大阪やその近辺にお友だちがおられる方は、ぜひこのコンサートのことをお知らせください。一人でも多くの方が会場においでになることを願っています。



※長井市広報映像『水の都 長井』



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happajuku at 05:36|PermalinkComments(2)TrackBack(0) 東日本大地震・「アウトドア義援隊」関連 | 週末保養「森の休日」

2015年03月23日

☆★『広い河の岸辺』の奇跡、湯川れい子さんがつぶやく!

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<山形市「こまつ書店」寿町店のディスプレイ>


  13日の日付で発行された弟、八木倫明の著書『広い河の岸辺』。

  その本のことを書店に掛け合ってこんなふうに大々的に宣伝してくださるよう手配くださったのは、弟の高校時代の同級生のHさん。

  同級生のご配慮も嬉しいことですが、関連の記事やクミコさんのCDも一緒に並べてこのようにディスプレイしてくださった書店側のご配慮も素晴らしい! 

  数日前に長井市内の書店に行ったら、一冊だけ、新刊書のコーナーにありましたので、「地元出身の人間が書いた本です」とお願いしていました。

  昨日(22日)に再度行きましたら、さすがに10冊ほど平積みしてありましたが、これほどの力の入れようではありませんでした。

  人間の心理としてやはり、展示の仕方によって買う買わないってあるような気がしますが、どうなんでしょうか。


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<近くから見ると・・・>


  このエッセイ集『広い河の岸辺』の表紙の「袖」の部分には、音楽評論家の湯川れい子さんが、次のようなメッセージを寄せてくださっています。

   「必然と偶然が時を得て生み出した、大いなる奇跡! この歌は今後50年、100年と歌い継がれて、日本の歴史に残ることでしょう。」

  湯川さんは、この曲を弟たちが最初に世に出した2010年にすでに、「この曲は長く歌われてゆくでしょう」と推してくださっていました。数々の音楽に接してこられた経験から出た「予言」だったのかもしれません。

  その湯川さんは、毎年あちこちの学校の卒業式に招かれて、祝辞を述べられるようですが、先日、ご自身のツイッターにびっくりするようなつぶやきがありました!

   「今年の卒業式では、私の身辺で起こった“奇跡”として、一万人の卒業生や保護者の方達に『広い河の岸辺』に起こったお話をして来ました。今朝の札幌が卒業式の最後でした。皆さん元気を受け取って下さったかと・・・」

  私は、我が事のように感激し、「ありがとうございました。」とつぶやきましたら、それに対して、

   「夢を諦めてはいけない。そのためには自分に出来る努力をすること、と言う、とても良いケースとして、現実感のあるお話だと思います。」

  と返信くださいました。


クミコ『広い河の岸辺』ジャケット

<クミコさんのCD『広い河の岸辺』>


  また、3月21日のこのブログの記事に、『広い河の岸辺』のことを書きましたら、そのコメントに、「知人の中学校の音楽講師の人に、クミコさんの「広い河の岸辺」のCDをプレゼントしました。CDに添付されていた楽譜をみて、合唱曲に使いますとおっしゃっていました。葉祥明さん、八木倫明さんによる絵本『ひろいかわのきしべ』届くのが楽しみです。」と書きこんでくださった方がいらっしゃいました。

  合唱として歌われてゆけば、格段にこの曲の浸透に弾みがついてゆくことになるのではないかと嬉しくなりました。

  この『広い河の岸辺』を「これからもずっと歌い続けてゆきます。」とクミコさんはおっしゃってくださっています。ほんとうにありがたいことです。

  3月、あちこちの卒業式の場面で『蛍の光』が歌われたことと思います。

  実はこれも元はと言えばスコットランド民謡なのですが、その日本語の歌詞は知っていても、それがもともと外国の曲だとか、作詞者が誰ということを知らない人が多くおられるのではないでしょうか。

  この『広い河の岸辺』も、いつかそのような曲になってゆけばと願っています。もうそれを自分で確かめることのできる年齢ではありませんが・・・。

  近々発売になる絵本『ひろいかわのきしべ』、エッセイ集『広い河の岸辺』、そしてクミコさんのCD『広い河の岸辺』、いずれも「葉っぱ塾」にも取り寄せるようにしています。いつでもお声をかけてください。

  「兄バカ」記事が続きますがご容赦ください。

  【連絡先】葉っぱ塾 八木
        電話 090−5230−8819
        メール  happa-fy★dewa.or.jp
        (送信の際は★を@に変えてください。)



※長井市広報映像『水の都 長井』



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happajuku at 05:28|PermalinkComments(2)TrackBack(0) やぎりん、木星音楽団関連 | 本・CD・映画などのレビュー

2015年03月22日

☆★マンサク咲き始めた尾根を登って〜長井葉山からの大展望!

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<尾根で咲き始めたマンサクの花>


  春分の日の21日、今シーズンの「春の長井葉山へ」の第1回を行いました。

  参加者はお一人だけでしたが、数日前からの「葉っぱ塾天気予報」どおりの好天となりました!

  葉山の麓を通る広域農道はまだ除雪されていませんので、この日は勧進代の蔵京(ぞうきょう)集落から登り始めました。

  白兎尾根に出ると、2月下旬のときにはまだ固いツボミだったマンサクが咲いていました。

  春一番に咲くこの花から、山の彩が始まってゆくのです。


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<最後の登り。若者がんばれ!>


  標高1100mの稜線付近で、ゾンデ棒(雪崩捜索用の細い棒)を出して積雪を測ってみました。

  長さ3mの棒を突き刺しても、地面に着かないので、スコップでおよそ80センチほど掘り下げてから刺してみました。それでも届きませんでした。

  つまり、そのあたりの積雪は380センチ以上ということです。

  驚いたのは、積雪が2月下旬のときよりも増えていたことです。今年の山の雪は多いようです。


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<葉山から見た大朝日岳>


  朝のうちは霞がかなりありましたが、登るほどにクリアになってゆきました。

  長井葉山の方向から見る大朝日岳は、かなり尖った感じがします。

  先日登った「サイヅチ峰」とはおよそ90度異なる方向から見ているのですが、まるで違う山のようです。


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<この日の月山>


  月山も見えました。長井葉山の山頂の祠は今は一つしかありませんが、今年は元通り二つになります。

  一つが葉山神社、そしてもう一つが月山神社です。遠くに見えるこの月山まで、死者の魂が帰って行くという信仰がずっとあったのです。


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<祝瓶山と背比べ>


  祝瓶山は、急斜面で雪崩が始まっていました。

  標高は1417mとさほど高くはないのですが、その鋭角的な山容は個性にあふれています。


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<飯豊の大展望!>


  くっきりとはいきませんでしたが、飯豊連峰も見えました。さすがに飯豊は真っ白です。

  昨年は飯豊には行けませんでしたが、今年はすでにガイドの依頼が入っていますし、「葉っぱ塾」でも飯豊の最北端のピーク、朳差岳(えぶりさしだけ)に登る企画を考えています。

  この写真は「魚眼レンズ風」のモードで撮影しています。


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<この時期だけの大展望>


  二人で展望を満喫した後は、葉山山荘で昼食。

  参加者のTさんはカップラーメン、私は明星チャルメラ。これが何とも言えない「豪華な」昼食なのですね。

  山に登らなければ、この感覚はお分かりいただけないでしょう。

  下り始めてすぐ、私の大好きな場所がここです。

  雪が解けてしまったら全く展望がきかなくなるのですが、雪のあるこの時期だけの大展望。

  長井から白鷹にかけての盆地と、その中央部を縦断する最上川。そして目を上げれば、ずっと奥に蔵王連峰が見えています。


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<ブナの斜面にも春の気配>


  下りは快調でした。私たちが山荘で昼食の間に、二人、山スキーで下ったシュプールがありました。

  シュプールと時々交錯しながら、下ってきました。

  ブナの森は間もなく根元が丸く雪解けする「根開き」の季節。今年はブナの花芽もたくさんついているようです。賑やかな春になるのでしょうか。

  山から下りたら猛烈な目のかゆみと鼻のぐじゅぐじゅ。山の上にずっといればよかったかな?

  「葉っぱ塾」の「春の長井葉山へ」は、次回は4月4日を予定しています。詳しくはこちらをご覧ください。



※長井市広報映像『水の都 長井』



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happajuku at 04:30|PermalinkComments(2)TrackBack(0) 山旅の報告 | 葉っぱ塾行事レポート

2015年03月21日

☆★若者たちに語られた『広い河の岸辺』の奇跡〜湯川れい子さん、卒業式で

クミコ『広い河の岸辺』ジャケット

<クミコさんのCD、『広い河の岸辺』>


  350年も前から歌い継がれてきたスコットランドの名曲 “The Water is Wide” 。それに弟が日本語の歌詞を書いて、『広い河の岸辺』として発表したものを、いま、実力派シンガーのクミコさんが歌ってくださって、ロングヒットを続けています。





  NHKの朝ドラ『花子とアン』でも、続く『マッサン』でも、主人公がドラマの中で口ずさんだことで注目を集めました。


エッセイ集『広い河の岸辺』表紙

<弟、八木倫明のエッセイ集『広い河の岸辺』>


  つい先日、「主婦と生活社」から、弟のエッセイ集『広い河の岸辺』が出版されました。

  “The Water is Wide” が『広い河の岸辺』になるまでの様々な出会いと、この名曲がたどってきた足跡が簡明な文章で記されています。

  この曲が誕生したときに、音楽評論家の湯川れい子さんは、「きっと長く歌われる歌になるでしょう」とおっしゃってくださったそうです。

  それがまさに現実のものとなっています。

  その湯川さんがご自身のツイッターに次のように呟いておられたのを見つけました。

  「今年の卒業式では、私の身辺で起こった“奇跡”として、一万人の卒業生や保護者の方達に『広い河の岸辺』に起こったお話をして来ました。今朝の札幌が卒業式の最後でした。皆さん元気を受け取って下さったかと…」

  若者たちの旅立ちの日のスピーチで、この曲や、それを生み出した弟のこと、そして彼を取り巻く人々とのめぐり会いの奇跡を語ってくださったのでしょうか。それも合わせて一万人に!

  わがことのように嬉しくなりました。


絵本『広い河の岸辺』表紙

<葉祥明さん、八木倫明による絵本『ひろいかわのきしべ』>


  さらに、「葉っぱ塾」を始めるきっかけを作ってくださった恩人、画家で詩人でもある葉祥明さんが絵筆を執って、絵本『ひろいかわのきしべ』(国土社)がまもなく誕生する運びとなりました。

  葉さんの言葉も中にあるそうです。どんなふうに書いてくださったのか、今から楽しみです。4月中旬の発売と聞いています。

  これが出されると「三点セット」が揃うことになります!

  「葉っぱ塾」に絵本も取り寄せる予定です。ぜひお声をかけてください。

  【連絡先】葉っぱ塾 八木文明
       電話 090-5230-8819
       メール happa-fy★dewa.or.jp
      (送信の際は★を@に変えてください。)



※長井市広報映像『水の都 長井』



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happajuku at 04:30|PermalinkComments(4)TrackBack(0) やぎりん、木星音楽団関連 | 葉祥明さん関連

2015年03月20日

☆★未来を築く若者たちへのバトン〜映画『風に立つライオン』からのメッセージ

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<パンフレット表紙>


  さだまさしさんはいったいどれぐらいの曲を作られたのでしょう。

  私が持っているCDは10枚に満たないぐらいですが、きっとその何倍ものアルバムを出しておられるのだと思います。

  お歳は私より一つ上のようですから、ほぼ同時代を生きてきたことになります。デビューされたのはまさに私が大学に入学した年です。

  40年以上もずっと聴いてきた彼の作品の中で印象に残っている曲の一つが『風に立つライオン』でした。

  アフリカでの医療活動に従事する日本人の青年医師の物語です。柴田紘一郎さんという実在のモデルがいらっしゃったのだそうです。

  この歌に感動し、これを映画にしたいと思ったのが俳優の大沢たかおさん。

  彼がさださんに小説『風に立つライオン』 の執筆をお願いし、それをベースにしてこのたび映画『風に立つライオン』が封切られたということになります。

  映画は東日本大震災で大きな津波被害を受けた直後の石巻市の風景から始まります。

  雪が舞う、瓦礫の野原と化した被災地に、少し足を引きずった黒人の青年が立ちすくんでいます。

  その風景の中で彼は、ポケットから小さな袋を取り出します。その中身はわずかばかりのトウモロコシの種でした。

  いったいその種はどういう意味を持っていたものなのでしょうか。そこから時間が1987年へと戻ってゆき、物語が始まるのです。


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<パンフレットの中のシーン集>


  これからご覧になる方もおられるでしょうから、ストーリーには触れません。

  この映画を見てふと思い出したのが、以前見たアメリカ映画『ペイ・フォワード』でした。

  その映画のことをつい最近、思い出したばかりでした。

  福島の子どもたちを山形に招いての週末保養「森の休日」に取り組んで今年は4年目を迎えるのですが、先日福島のあるお母様からメールをいただいたのです。

  「サポートを受けるのが当たり前になっていくのだけは悲しいものも感じます。受けたサポートをどう感じてどう行動に移すのかなど個々の気持ち次第なのかもしれないですが、 それを大人が導いてあげるのは どうなのか?と思うところもありました。」

  様々な支援、サポートを受けるだけでよいのだろうかという親御さんならではの戸惑いや悩みがおありのようでした。私はそれに対して、

  「私はこちらが支援した、そちらが支援を受けた、というようにはとらえていません。子どもたちに、そのことを押し付けることもしないと思います。

  以前『ペイフォワード』という映画がありました。善意の先送りというような意味です。自分が何かしてもらったら、3人の人にそれをお返しするという仕組みを考えた少年の話でした。

 いつか、誰かのために自分ができることをしてゆく。それでいいのではないでしょうか。それをお子さんたちに伝えてゆくのは親御さんではないかと私は思っています。」


  と返事を差し上げたのです。

  これは人と人との関係でもそうですが、国と国との関係でも同じだと思うのです。

  今私たちの国が、武力を頼みとして紛争の解決を図ろうとする方向に進みつつありますが、それは、人間のおびただしい犠牲を生み、憎しみの連鎖を断ち切ることができなくなる、誤った針路です。

  映画の中で、戦闘で人を殺したことに苦しむ少年が、「サンタさん」からもらったおもちゃの機関銃を火の中に捨てるシーンが象徴的でした。

  パンフレットの大沢たかおさんの言葉が心に響きます。

  「僕らはみな様々なバトンを渡し受け取ることでその人生が輝き、豊かになり、・・・・そうやって少しずつ世界はより良いものになっていくのではないでしょうか。」

  未来を築いてゆく若者たちにはぜひそのことを伝えたい。そんなメッセージを強く感ずるすばらしい映画でした!





  せめて私も「そよ風の中に立つヤギ」ぐらいにはなりたいものです。



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happajuku at 04:30|PermalinkComments(4)TrackBack(0) 本・CD・映画などのレビュー 

2015年03月19日

☆★吉永小百合さん『第二楽章〜福島への思い』に込められた静かな決意を受け止める

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<『第二楽章』〜福島への思い ジャケット>


  女優の吉永小百合さんが、福島の詩人たちの作品を読んだ朗読CD『第二楽章〜福島への思い』(ビクター VICL-64292 ¥3024 税込み)を、3月11日に出されました。

  広島、長崎、沖縄と、朗読のCDはこれまで三作ありましたので、これが四つ目ということになります。

  このCDには、福島在住の詩人和合亮一さん、佐藤紫華子さん、若松丈太郎さんの作品に加え、和合さんのもとで詩作を学ぶ「詩の寺子屋」の子どもたちの作品が収められています。

  朗読の伴奏が尺八や筝であることが、これまでの作品と違っています。

  和楽器が奏でる旋律はどこか哀愁を帯びており、「東北」というイメージが表現されているような気がします。

  CDの最後に、郡山市立第五中学校合唱部のみなさんによる『絆』という歌が収められています。

  厳しい状況の中で過ごす若者たちが、何とか未来を展望しようという決意のようなものを感じる素晴らしい合唱です。


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<吉永小百合さんの「静かな決意」>


  吉永さんはジャケットに、次のような一文を書いておられます。

  「忘れない、風化させない、なかったことにしないために、私は彼らの詩を読みます。」と。

  原発事故をめぐる政府や東電の対応は、吉永さんの思いとはまさに逆方向を向いています。

  静かな朗読の中に秘められた思いを自分なりに受け止め、私にできることを粘り強く続けてゆこうと改めて思いました。

  一編だけ収められている若松丈太郎さんの詩『にんげんのあかし』は、このCDによって初めて知りました。


   「ひとのあかし」   
            若松丈太郎

 ひとは作物を栽培することを覚えた

 ひとは生きものを飼育することを覚えた

 作物の栽培も

 生きものの飼育も

 ひとがひとであることのあかしだ

 あるとき以後

 耕作地があるのに作物を栽培できない

 家畜がいるのに飼育できない

 魚がいるのに漁ができない

 ということになったら

 ひとはひとであるとは言えない
 
 のではないか 



  政治家たちは、東電の人々は、こうした声をどのように聞くのでしょうか?


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<朗読会を報ずる朝日新聞の記事>


  吉永さんは、去る3月10日に、このCDのお披露目ということで、東京で朗読会を開催されたそうです。翌11日の新聞には、それを紹介した記事が掲載されていました。

  こうした地味なCDを、一人でも多くの方々に聞いていただきたい。

  福島の皆さんにも、県外の方々にも。

  そして、原発事故がもたらした惨状から目を背けることなく、それぞれが自分の立場でできることをやり続けてゆくという思いを持っていただけたらと願っています。



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happajuku at 05:54|PermalinkComments(2)TrackBack(0) 吉永小百合さん関連 | 東日本大地震・「アウトドア義援隊」関連

2015年03月18日

☆★青空のもと、朝日連峰の大展望を楽しむ〜サイヅチ峰へ再び

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<サイヅチ峰からの大展望>


  日曜日からの好天が続いて3日目の17日、Asahi自然観に行ってきました。

  2週間前にも一度歩いた、「サイヅチ峰」へ、もう一度行ってみたのです。あの日は明け方は好天だったものの、山頂に着いたときにはすでに曇り空になっていたのです。

  しかし、17日は素晴らしい青空が広がりました。

  一週間前に降った雪が完全に前のトレースを消していました。

  サイヅチ峰の稜線歩きはちょっとどきりとしました。2週間前に来たときには気づかなかったのですが、大きな雪庇が風下側に張り出していたのです。

  この日は雪庇の付け根に割れ目ができていましたが、2週間前はこの割れ目よりも風下側を歩いていたような気がします。

  山頂からの大展望は素晴らしいものでした! 

  やはり雪の山々は、青空の下で見るのが一番です。


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<まだ真っ白な大朝日岳(左)と小朝日岳>


  ここからの角度ですと、左に大朝日岳、右に小朝日岳という位置関係になります。

  標高の低い小朝日岳のほうが手前にあるので高く見えます。

  ここから北へと伸びる主稜線をたどると、堂々と構えた以東岳もくっきりと見えていました。

  すでに今年の大朝日岳へのツアーのガイド依頼が入り始めています。「葉っぱ塾」でも7月下旬に1泊の登山を計画しています。ご一緒にいかがでしょうか?


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<かろうじて雪の上に出ているカーブミラー>


  Asahi自然観スキー場に戻ってくると、まだまだもったいないほどの積雪です。

  来年のスノーシュー・イベントの構想を練りながら新たな斜面を下ってみました。

  このスキー場は、先週末で今シーズンの営業を終えたそうです。


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<1階部分が完全に埋もれた「そら」>


  先日、福島のご家族にあてて、「森の休日」のご案内をお送りしました。この「そら」という建物が、その際のベースになる建物です。

  2階建てですが、1階部分は完全に雪に埋もれています。

  ちょうどあと1か月後に、今年第1回目の「森の休日」です。たくさんの残雪で遊ぶのが楽しみです。



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happajuku at 05:42|PermalinkComments(2)TrackBack(0) 山旅の報告 

2015年03月17日

☆★「森の休日2015」まもなく募集開始!〜福島の子どもたちのための週末保養

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<ツリーイングを楽しむ参加者のみなさん>



「森の休日2015」 イン Asahi自然観             春・初夏編

             参加者募集終了しました!


【概要】  放射線量の高い地域で存分に外遊びできない子どもたちとそのご家族のために、ゆったりした「森の時間」を過ごしていただくことを目的として今年も開催します。子どもさんたちと遊ぶスタッフも大勢参加しますので安心です。親御さんたちはのんびり骨休めしてください。全国の有志から寄せられた「葉っぱ塾ボランティア支援募金」を活用しての開催です。

【主催】  葉っぱ塾 

【期日】  。慣遑隠呼(土)〜19日(日)
      ■儀遑稿(土)〜10日(日) 
      5月16日(土)〜17日(日)
      ぃ況遑隠各(土)〜14日(日) 
      ィ況遑横案(土)〜21日(日) 
      Γ祁遑隠影(土)〜12日(日)
 
※秋編は4回の開催 + 11月14日〜15日の「森の休日同窓会」(拡大版「森の休日」)を予定します。

【宿泊】  原則的に、4名用2棟、6名用1棟 のコテージをご家族のためにご用意しています。

【申込み条件】  福島県内など、放射線量が高い地域での生活を余儀なくされている皆さん。最大14名まで(乳児は0名とカウント)。ただし、大人だけの参加はできません。

【参加費】  大人2000円、 小中高生 1500円、 小学生未満 1000円(保険料込)

【場所】  「Asahi自然観」 コテージ
   〒990-1574  山形県西村山郡朝日町白倉745-1
          tel.0237-83-7111   
※初めてご参加いただく方には、アクセスマップを後日お送りします。


  ☆詳しい要項、申し込み方法などを準備しています。必要な方にお送りしています。下記の連絡先に電話またはメールでご請求ください。なお、受け付けは3月19日〜25日としています。お申し込みいただいてからこちらで調整し、結果をお知らせいたします。

   これまでの「森の休日」の様子などは、この「葉っぱ塾」のブログ記事を参照ください。

  【連絡先】葉っぱ塾 八木文明
         電話090−5230−8819
         メール  happa-fy★dewa.or.jp
           (送信の際は★を@に変えてください。)




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happajuku at 05:55|PermalinkComments(2)TrackBack(0) 週末保養「森の休日」 

2015年03月16日

☆★にぎやかに、ちゑさんとマイ味噌づくり〜子どもたちに伝える食の伝統

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<時間をかけてダイズを茹でる。>


  「葉っぱ塾 ちゑさんと味噌づくり」を好天の15日に「農家れすとらん なごみ庵」で行いました。

  「葉っぱ塾」がこうして行事として行うのは今回で3回目となります。

  今年は参加者がとても多く、大人15名、子ども9名。とてもにぎやかでした。

  嬉しかったのは「森の休日」に参加してくださった福島のご家族が2家族参加してくださったことです。

  「森の休日」のご縁が、日常の「葉っぱ塾」の活動にもつながってきたことになります。

  菅野(かんの)ちゑさんは、早朝から大きな釜にダイズを入れて薪を燃やし、時間をかけて煮てくださっていました。


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<麹をほぐす>


  午前中はみんなで麹をほぐす作業です。

  麹のもとになったのはちゑさんの田んぼで栽培された「はえぬき」。食味が良いと評価の高いお米です。

  ダイズもちゑさんの畑で栽培されていますので、外からのものは塩だけということになります。

  フレーク状の麹を細かに砕いてゆく作業は子どもたちが楽しそうに取り組んでくれました。


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<豪華なシフォンケーキでおやつ!>


  前日の「森の休日」のスタッフ研修会に遠く金沢から参加くださった桝野正博さんがわざわざ持ってきてくださったシフォンケーキが子どもたちのおやつになりました。

  奥様のお手製だそうですが、どこかのお店にも出しておられるとのことで、本格的なケーキでした!

  柔らかなケーキ、子どもたちは目を細めてほお張っていました。


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<ご飯とみそ汁で昼食>


  お昼は、大きな釜で炊いたご飯と「なごみ庵」の味噌でつくったジャガイモの味噌汁です。

  初めて「なごみ庵」の味噌を味わった方々も、みなさんその奥深い味わいに感嘆しておられました。


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<デザートは味噌餅>


  みんな食べ終えたころ、ちゑさんが味噌餅を出してくださいました!

  この地方の伝統食です。少し古くなって色が濃くなった味噌を使っておられるそうです。

  囲炉裏火にワタシを乗せ、その上で焼いてゆく餅を、みんなで少しずついただきました。


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<麹、ダイズ、塩を混ぜ合わせる。>


  午後は、茹で上がったダイズ、麹、塩を大きな金属の容器の中で、大きな特製のシャモジを使って均等に混ぜ合わせてゆきます。

  この作業は年長の女の子がかかりっきりで手伝ってくれました。


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<「味噌切り機」にかける。>


  最後の作業は、「味噌切り機」にかけて、ミンチのように機械から出てくる味噌を大きな樽に詰め込む作業です。

  機械には少しずつしか入れられませんので、全て終えるのに1時間以上かかる作業でした。

  樽に入れられた味噌は、できるだけ空気を抜いて詰め込み、上に「蓋塩」を乗せて完了です。

  きょう作った味噌を、10月25日に受け取ることにみんなで決めました。


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<16日「山形新聞」朝刊に紹介されました!>


  「田んぼオーナー」もそうですが、大切な食料が、どのようにして作られるのかを子どもたちにしっかりと伝えたいということが最大の狙いです。

  スーパーに行けば何でも手に入る世の中ですが、4年前の大震災で流通がストップしたときにパニックになったことはまだ記憶に新しいはずです。

  自給自足とまではいかなくても、都会で暮らす人々が、地に足をつけて暮らす人たちと繋がることは、とても大事なことだと感じています。

  秋の味噌受け取り、楽しみに待ちましょう! ご参加ありがとうございました。



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happajuku at 05:37|PermalinkComments(2)TrackBack(0) 葉っぱ塾行事レポート 

2015年03月15日

☆★「未来への種」を蒔く〜「森の休日」スタッフ研修会を経て4年目が始まる!

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<「森の休日」スタッフ研修会に参加したみなさん>


  2012年5月から取り組み始めた「森の休日」は、今年4年目に入ろうとしています。

  放射線量が高い福島での生活のストレスを解放し、子どもたちに思いっきり遊んでもらいたいというのが、この週末保養の目的です。

  その取り組みを、たくさんのボランティアスタッフのみなさんが支えてきてくださいました。

  昨年、一昨年の3月に続き、今年も「ボランティアスタッフ研修交流会」を14日に山形市内で開催しました。

  ゲストも含め、30名もの方々が参加してくださいました。


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<福島の現状を報告してくださったMさん>


  この「森の休日」にこれまで4回参加してくださった福島県国見町のMさんご家族にゲストとしておいでいただきました。

  ご主人からは、国見町の被災の状況や復興、除染の進捗状況などの報告をたくさんの写真を使ってお話ししていただきました。

  町の中に何か所かに、除染土砂の仮置き場が設置されている光景の異様さがどうしても印象に残りました。


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<福島の母親の声を聞かせてくださったMさん>


  奥様は、ご自分でも様々な支援活動に携わっておられる経験や、子どもたちを見守る母親の視点からのお話しをていねいにしてくださいました。

  「森の休日」以外の保養にも参加されていて、「森の休日」の素晴らしい点や、今後改善してほしいことなどもお話ししてくださいました。

  二人のお子さんたちは、スタッフと顔なじみになっており、時にはスタッフを遊び相手にして、長時間の研修会に付き合ってくれました。


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<金沢での保養の報告をしてくださったマスノさん>


  マスノさんは私の大切な友人で、金沢で「ふくしま・かなざわキッズ交流キャンプ」という保養の取り組みを進めておられます。

  どんな思いでその取り組みを進めておられるのかを語っていただきました。

  この取り組みは「森の休日」のような週末の保養とは異なり、夏休みなどの長期休暇を利用しています。

  1回のキャンプは1週間、時には3週間にも及ぶことがあるとのことでした。

  子どもたちの間の様々なトラブルも成長の糧になってゆく様子が目にみえるようでした。


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<カウンセラーの立場で助言くださった大谷さん、志村さん>


  カウンセリングの専門家である大谷さんと志村さんからは、被災地の方々が抱える様々な問題を例示されながら、スタッフのカウンセリング・マインドとでもいうべき心構えについてアドバイスいただきました。

  「森の休日」に参加されたお父さんやお母さんのお話しをじっくりお聞きするという面が、なかなかできていなかったことを今年は何とか少しでも改善したいと考え、冬の間に「クライシスカウンセラー養成講座」に何人かのスタッフに参加していただきました。

  その講座への参加の成果を、今年の「森の休日」の中にしっかり反映させたいものです。


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<3つのグループに分かれてのフリートーク>


  この日は、まだ「森の休日」に参加経験のない方も何名かおられました。

  3つのグループに分かれての話し合いの際には、それらの方々にも各グループに入っていただき、「森の休日」に参加したいと考えた思いなどを語っていただきました。

  震災や原発事故から時間が経過してゆくにつれて、募金も、ボランティアへの関心も低下してゆきます。

  この「森の休日」にしても、そうしたことの例外とはいえない状況があります。

  しかしその一方で、福島の子どもたちの心身の健康の問題は今後益々大変な状況になってゆくだろうと懸念しています。

  週末保養は短い時間の取り組みですが、ブナの森が見せる繊細で美しい風景やその中での豊かな体験を、「未来への種」として子どもたちの心の中に蒔くということになればと私は願っています。


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<おおいに盛り上がった交流会>


  研修会のあとは、会場を山形駅前の居酒屋に移し、楽しい交流会となりました。

  金沢でのキャンプにスタッフ参加してみたいという若い方も現れて、マスノさんが喜んでおられました。

  マスノさんのキャンプに参加された家族が「森の休日」にもすでに参加されており、こうした交流が今後広がってゆけば、それぞれの取り組みの素晴らしさを分かち合うことにもなってゆく可能性があります。

  福島の現状や子どもたちが置かれた環境について配慮しながら、これからもこの地道な取り組みを継続してゆこうと決意を新たにしたところです。

  この日の朝、福島の皆さんに向けて、「森の休日2015」前期のご案内を投函しました。「森の休日」の4年目がいよいよ始まろうとしています。

  今後スタッフとして参加いただける方も求めています。お子さんを連れてのご参加も歓迎です。下記にご連絡ください。

  これまでの「森の休日」の様子は、このブログの記事を参照ください。

   【連絡先】葉っぱ塾 八木文明 090−5230−8819
       メール  happa-fy★dewa.or.jp
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2015年03月14日

☆★ビギナー向け登山講座、今年は山形市で開催!〜参加者募集開始

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<昨年の実践登山、南蔵王で>



          山を学び、山を楽しむ!
    葉っぱ塾・安全登山入門編2015


       ☆4月8日で募集定員に達しました。


  山を歩くことは楽しいです! 

  四季の移り変わりに富んだ山形の山々は、全国の山愛好者の憧れでもあります。

  平地とは違った空気を吸って、日常の忙しさから解放され、自分自身を取り戻すことができます。

  また、最近はダイエット効果も高いことが知られてきました。

  しかし一方で、登山には危険もつきものです。

  「葉っぱ塾」では、これから山歩きを始めよう、あるいは山についてのしっかりした知識を身につけようという人向けに、安全で安心な登山を楽しむための連続講座を企画しました。

  今年は初めて、山形市内での開催です。

  春から秋にかけて5回の机上講習を行い、2回の実践登山と組み合わせて、基本的なことから学んでゆきます。

  多くの皆様の参加をお待ちしています。


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<地形図とコンパスの使い方実習、南蔵王で>


1.主催   葉っぱ塾 

2.開講日  2015年5月〜9月(各月1回の木曜日)
           午後6時45分〜8時45分
    ※ただし実践登山を6月及び9月の2回計画しています。

3.会場     山形県緑町庭園文化学習施設「洗心庵」
    〒990-0041 山形県山形市緑町1丁目4番28号
             TEL.023-664-2800 
    ※駐車場は「洗心庵」東向かいの県の駐車場をご利用いただ      けます。未舗装の駐車場ですので足元にご注意ください。

4.講師   八木文明
         日本山岳ガイド協会認定登山ガイドステージ

5.参加費    机上講習 各回1000円
         ※参加当日、会場で納入してください。
       (ただし実践登山の参加費は、各回2000円)

6.募集定員   20名(申込み最終締切5月25日)
         ※ただし定員に達した段階で締め切り

7.講座日程と内容(予定) 
 
第1回  5月28日   山登りの体づくり、用具や服装について

第2回  6月25日   山での危険と安全について

第3回  6月28日(日)★実践登山 ’鯊觧魁併沈磴了魁溝臈庫勝

第4回  7月16日   山での食事や給水のしかたについて

第5回  8月20日   山の天気と天気図の見方について

第6回  9月17日   地形図の読み方・コンパスの使い方について

第7回  9月27日(日)★実践登山◆‘鄲王(初秋の稜線歩き)
         
8.参加にあたって  この講座はこれから登山を始めてみたい方や、我流で始めたけれどしっかり基本を学んでみたいという初心者に向けての講座です。18歳以上の方であればどなたでも参加いただけます。実践登山のみの申し込みも可能です。受講者にはカスカワスポーツさんの割り引き特典もあります。

9.問い合わせ・申し込み先
     葉っぱ塾(八木)筺。娃坑亜檻毅横械亜檻牽牽隠
         メール happa-fy★dewa.or.jp
      (送信の際は★を@に変えてください。)


※長井市広報映像『水の都 長井』



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happajuku at 05:09|PermalinkComments(2)TrackBack(0) 只今募集中の企画! | 山旅の報告

2015年03月13日

☆★エッセイ集『広い河の岸辺』が船出しました!

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<届いたばかりのエッセイ集『広い河の岸辺』>


  340年以上も前から歌い継がれてきたスコットランド民謡“The Water is Wide”。

  その曲の日本語の歌詞を私の弟が作詞(訳詞)し、実力派の歌い手クミコさんが昨年7月23日にCDにしたのが『広い河の岸辺』という曲です。

  “The Water is Wide” が『広い河の岸辺』として世に出るまでの経緯や、この曲の歴史などについてをまとめたエッセイ集『広い河の岸辺』(¥1000+税)が、このたび「主婦と生活社」から出版されました!

  正式には3月13日発売ですが、昨日私のところにも30冊届きました。

  首を長くして待っていましたので、一気に読み終えました。

  内容は以下のようになっています。


   ◆はじめに

   ◆第1章 不安と確信
      被災地から広がり始めた希望の歌

   ◆第2章 歌の力、言葉の力
      “The Water is Wide” から『広い河の岸辺』へ

   ◆第3章 つながる絆
      広がる出逢い、全国へ、世界へ

   ◆特別対談 クミコ×八木倫明

   ◆おわりに



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<エッセイ集の裏表紙は嶋田彩綜さんの書>


  装丁もなかなか素晴らしいものです。

  表紙の絵は、画家であり詩人でもある葉祥明さんが、このエッセイ集のために描き下ろしてくださいました。

  葉祥明さんは弟にとっても私にとっても、大切な恩人です。

  裏表紙は書家の嶋田彩綜さんが書かれた『広い河の岸辺』の歌詞です。山形県ご出身の方と聞いて驚いています。

  また、クミコさん、元NHKアナウンサー村上信夫さん、詩人の新井竹子さん、音楽評論家の湯川れい子さんらからも、「帯」や「そで」にメッセージをいただいています。

  お近くの書店でも購入は可能ですが、「葉っぱ塾」からもお届けすることが可能です。送料がかかってもよろしければ、ご連絡ください。その場合、代金は郵便振替で申し受けます。

  もちろん、クミコさんのCD『広い河の岸辺』(税込¥1300)も「葉っぱ塾」で取り寄せてあります。まだの方はこちらも一緒にいかがでしょうか?

  『広い河の岸辺』がこれから多くの人々に歌われて、いつか、誰が作詞したのかも忘れられるぐらいになっていったら、どんなにか素晴らしいことでしょう。

  【連絡先】葉っぱ塾 八木文明 090-5230-8819
         メール   happa-fy★dewa.or.jp
   (送信の際は★を@に変えてください。)



※長井市広報映像『水の都 長井』



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happajuku at 05:36|PermalinkComments(2)TrackBack(0) やぎりん、木星音楽団関連 | 本・CD・映画などのレビュー

2015年03月12日

☆★自分に何ができるか問い続けよう〜3.11キャンドルナイト

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<準備にあたる「キャンドルリンク」のみなさん>


  今年の3.11も、山形市内の「文翔館」前で14時46分を迎えました。

  山形県や県社会福祉協議会などが主催する追悼のキャンドルナイトのボランティアスタッフとして参加してきました。

  山形でキャンドル、と言えば安藤竜二さんです。彼の呼びかけで、阪神淡路大震災の慰霊祭で使われるキャンドルを作っているつながり「キャンドルリンク」の皆さんと一緒に、明るいうちから準備を進めました。

  準備の途中で震災発生時刻の14時46分。お寺の鐘が聞こえる中で、スタッフ全員で黙とう。静かな1分間となりました。


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<小さな子どもたちもキャンドル作りを体験>


  天候はまさに4年前のあの日と同じように、真冬に逆戻りした寒さと雪になりました。

  午後4時から、一般の参加者のみなさんが、続々と会場においでになりました。

  小さな男の子は、きっと震災の後に生まれたお子さんでしょう。自分がどんな日のどんな行事に参加していたのか、将来、親御さんが撮られた写真を眺めて振り返る日が来るかもしれません。


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<みなさんが作ったキャンドルを点灯する>


  一度に2本できる蜜蠟キャンドルのうち、1本はお持ち帰りとなり、もう1本を「文翔館」前広場に点灯してゆきます。

  次第に灯されるキャンドルの数が増えてゆき、地元の報道陣のカメラも入っていました。

  震災の記憶が薄れてゆくことはいたしかたないことかもしれませんが、こうした節目のイベントが、人々の心に「自分に何ができるだろう?」と問うきっかけを与えるのであれば、それも大切な意味なのかもしれません。


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<メッセージが描かれ並んだガラス容器>


  ガラス容器の一つ一つに、参加者が描いたイラストやメッセージのセロハンが巻かれていますので、近づいてみると、なかなか華やかです。

  時折降ってくる雪が石畳の上で融け、濡れた表面に、灯りが反射していました。

  しばらくぶりにお会いする顔がありました。また、福島から避難、あるいは移住して来られたご家族も参加してくださっていました。

  キャンドルにこめた思いはみなさんそれぞれだったのではないでしょうか。


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<雪をかぶった「文翔館」とキャンドル>


  あの大震災から「5年目」に入るのですね。

  津波被災地や原発放射能汚染地帯は、今なおたくさんの課題を抱えています。

  「復興」。それはまさに向こう岸が見えない『広い河』のようでもあります。

  多くのものを一挙に失った方々が、どうやってその河を渡ったらよいのか。被災を免れた私たちに、これからさらに何ができるのか。問い続けていきたいと思っています。

  


※長井市広報映像『水の都 長井』



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happajuku at 06:10|PermalinkComments(2)TrackBack(0) 東日本大地震・「アウトドア義援隊」関連 

2015年03月11日

☆★大震災から4年〜薄れる関心、遅れる「心の復興」

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<大災害を報じる当時の新聞>


  4年目の3月11日です。

  あの日、山形は真冬に逆戻りしたような雪の日でした。今年は、つい二日前までは春を感じさせる陽気が続いていたのに、昨日から雪となり、昨夜からは強風も吹き荒れて吹雪です。

  震災で亡くなられた多くの方々、またその後避難所や仮設住宅で亡くなられた方々のご冥福を、あらためて心からお祈り申し上げます。

  昨日の新聞記事の中に、日本赤十字社に寄せられる義捐金が昨年は、2011年の100分の1以下にまで激減したとありました。

  私には、それが津波被災地や原発事故への関心の薄れの現れのように思えてなりません。

  23万人。いまだに避難生活を強いられている人の数だそうです。

  この数字を見ただけでも「復興」はまだ遠いということが伝わってきます。


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<スーパーの棚はほぼ空だった>


  あの震災で各地で停電が起きました。ライフラインが復活するまで、不自由な生活を強いられ、日常からの備えの必要性や、質素な生活の重要さを感じた人は多かったと思います。

  今はいかがですか?

  大災害となった被災地以外では、何事もなかったかのような日常かもしれませんが、今も被災地に通う者からすれば、4年経ってもまだこの程度か、と思うことがたびたびあります。

  巨大なプロジェクトは進んでいるのかもしれませんが、それは人々の「心の復興」を意味しません。

  東京でオリンピックどころではないと私は思うのですが、いかがでしょうか?

  原発の問題は情報が隠されてはいないでしょうか? 首都圏の汚染が酷いということが、インターネットで伝えられています。

  原発事故はまだ進行中なのです。

  ささやかながら、震災直後から被災地と関わり続けてきた「葉っぱ塾」の立場から見ると、3.11だから特別に何か、ということはありません。

  これまでやってきたことを、これからも淡々と続ける。粘り強く続ける。そう思っています。

  先日、「森の休日」に参加してくださったあるお母様から、「サポートを受けるのが当たり前になっていくのだけは悲しいものを感じます。」とのメールをいただきました。

  とりわけお子さんたちが、そのような状況に陥ってはいないのかというご心配もあってのことだったのでしょう。

  『ペイ・フォワード』という映画のことをお話しして返信しました。「善意の先送り」とでも言ったらいいでしょうか。

  自分が何か支援を受けたとき、それをその相手に「返す」のでもよいけれど、全く別の他者に返すのでもよいのではないか、そしてそれは今でなくとも、子どもたちのこれからの中でよいのではないかと。

  「忘れない。小さなお手伝いを続ける。」。ぜひ多くのみなさんがそんなお気持ちを持ち続けてくださるようにと願っています。

  「葉っぱ塾」が呼びかけている「ボランティア支援募金」は、100分の1にはなっていませんが、やはり関心の薄れを感じる昨今です。ぜひお力添えください。


【葉っぱ塾ボランティア支援募金】

      ■郵便振替口座    02420−5− 19722

      ■加入者名       八木文明

       ※通信欄に「ボランティア支援」とご記入ください。




※長井市広報映像『水の都 長井』



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happajuku at 04:43|PermalinkComments(2)TrackBack(0) 東日本大地震・「アウトドア義援隊」関連 

2015年03月10日

☆★本日第2信 福島の子どもたちのための週末保養「森の休日」スタッフ研修会!

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  「葉っぱ塾」では2012年5月から、福島の子どもたちとその家族のための週末保養「森の休日」を継続的に実施してきました。

  その活動を継続実施するうえで、多くの方々がボランティアスタッフとして参加してくださいました。

  今年の「森の休日」を4月以降実施するにあたって、ボランティアスタッフの研修交流会を行います。特に、今年からこの活動に参加してみたいという方にはご参加いただきたいと思います。

  要項では本日(10日)を申し込み期限としておりますが、12日あたりまでは受け付け可能です。

  また、この取り組みは皆様からの募金で諸経費をまかなっております。

  福島の子どもたちの笑顔を、みなさんの手で包んでいただけたらと思っております。


【葉っぱ塾ボランティア支援募金】

      ■郵便振替口座    02420−5− 19722

      ■加入者名       八木文明

       ※通信欄に「ボランティア支援」とご記入ください。




※長井市広報映像『水の都 長井』



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happajuku at 06:42|PermalinkComments(0)TrackBack(0) 週末保養「森の休日」 

☆★大震災から4年、山形市でのキャンドルナイトのご案内

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<3.11キャンドルナイトチラシ イン 山形市>


  明日3月11日はいうまでもなく、大震災と大津波、そして原発事故が起こった日です。4年になります。

  亡くなられた多くの方々のご冥福をお祈り申し上げます。

  山形市の「文翔館」前で、慰霊のキャンドルナイトが行われることになっています。

  昨年同様、双子の蜜ろうそくを作り、一つは会場で点火、一つは各自が持ち帰りそれぞれお家で活用していただくことになります。

  朝日町の安藤竜二さんたちと一緒に、私も当日現地でお手伝いをしています。

  多くの方においでいただきたいことはもちろんですが、天気予報では11日は「大荒れ」となっています。行事そのものが開催されるかどうかも、当日になってみないとわかりません。

  どうぞご無理のないように。また、おいでになる場合は、温かな服装、手袋、耳の出ない帽子など、しっかり着用の上、おいでください。



※長井市広報映像『水の都 長井』



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happajuku at 04:30|PermalinkComments(1)TrackBack(0) 東日本大地震・「アウトドア義援隊」関連 

2015年03月09日

☆★穏やかな「県民の森」を貸し切り!〜今冬最後のスノーシュー

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<さあ、これから出発!>


  冬の間も野山に飛び出して体を動かそうと何度か実施してきた「葉っぱ塾」のスノーシューイベントも、8日の「県民の森スノーシュー」が最後となりました。

  同じ保育園に勤務する若者3人と、昨年山の講座を受講してくださったYさんが参加してくださいました。


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<湿った雪の斜面を登る>


  ここ数日は気温が高く、新しい雪も降っていないので、雪は湿って重くなっていましたが、あまり沈むことはなく、比較的歩きやすい雪質でした。

  動物の足跡がいろいろあって、持参した「足跡ハンドブック」が役立ちました。


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<この日の最高点「曲沼(まがりぬま)展望台」で>


  途中まではクロスカントリーコースをスノーモービルで圧雪してありましたが、そこをはずれると、やはり雪は柔らかく、スノーシューの威力を発揮してくれます。

  「曲沼展望台」はこの日の最高点。標高677.1mの三角点があるようです。もちろんその標石は雪の下。

  このあたりの積雪は150センチほどありました。雪がほとんど消えた山形市内から車で30分足らずのところにこんなに雪があるのですね。


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<東屋でランチ>


  展望台にある東屋でランチとしました。

  「葉っぱ塾」味噌を使って、特性のナメコ汁! やはり熱いものは喜んでいただけます。

  栄養士というRさんは、ご自分でおにぎりを握ってこられました。さすがです!

  男性のTさんは、次の週末の「味噌作り」にも昨年に続いて参加の予定です。

  一番若いGさんは、聞けば福島市のご出身とのこと。震災のときは福島の保育園で実習生としての体験がおありでした。

  子どもたちがマスクをしたり遊びが極度に制限されることを目の当たりにし、子どもたちが伸び伸び遊べる環境のもとで働きたいと山形に来られたそうです。


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<広々した斜面を下る>


  展望台から奥に向かうと、広々したなだらかな斜面があります。

  そりなどを持ってきたら、子どもたちが喜びそうな斜面です。スノーシューは下るのがやっぱり楽しいですね。


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<白いキャンバスその1>


  雪の上には、周囲の木々から落ちた実や枯れ枝があります。

  雪はまるで真っ白なキャンバスのようです。何だかむずむずと「創作意欲」が湧いてきます。

  ヤギおじさん得意のスマイルマークを、この日はカラマツの実と枯れ枝で作ってみました。


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<白いキャンバスその2>


  Gさんは、なぜかポッコリ盛り上がっている雪の塊がキャンバス。

  立体的な作品が出来上がりました。子どもたちとこんなことをやったら面白そうです。

  後半は、山の講座の受講生Yさんのコンパスと地形図実践を兼ねました。見通すことができない目標物を地形図上で探し、現在地からどの方角に進むかを割り出します。

  そしてその方角にまっすぐ進んで・・・・。

  思っていたのとは少しずれましたが、何とか目的地に近いところに到達できました。実際にフィールドで繰り返し使うことで、スキルが身についてゆきます。


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<タイヤチューブでヒュー!>


  冬の「県民の森」に来たら、これをしないで帰るわけにはいきません。

  しかもこの日がシーズン最終日。雪質が柔らかいために、あまり滑りは良くありませんでした。最後はみんなで繋がって滑ったら下まで到達!

  遊びは一人よりたくさんでするのが楽しいですね。

  雪解けが進む森で、近づく春の気配を感じながらのスノーシュー。初体験の方は、いかがだったでしょうか?

  来年はもう少し早い時期にご参加くださると、雪の醍醐味がよりわかるかもしれません。



※長井市広報映像『水の都 長井』



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happajuku at 05:13|PermalinkComments(2)TrackBack(0) 葉っぱ塾行事レポート 

2015年03月08日

☆★野生鳥獣の捕殺〜背景に生態系の変化はないか気がかり

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<朝日連峰の豊かで繊細なブナの森>



※今回のようなクマに関する記事を書きますと、時々、どこのどなたかわからない人からの「誹謗中傷」のようなコメントをいただくことがあります。このブログは、議論をする場とは考えておりません。「自分と考えが違う」と思われた方は、どうぞスルーしてくださるようお願いいたします。ご自身の意見はどうぞ外に向かって堂々と発表なさってください。



  2月下旬、山形県の「特定鳥獣保護管理検討委員会」が開催され、自然保護団体を代表して出席してきました。

  この会合に出るのはとても気が重いというのが正直のところです。

  なぜ気が重いかと言えば、この会合で話し合われることは、害獣としてのクマやサルを来年度どれぐらいの捕獲を認めるか、ということに尽きるからです。

  「管理」ということばで巧妙に隠されていますが、実際のところこれは「捕殺」を意味しています。

  私は全ての害獣駆除を否定するものではありません。また、伝統的に行われてきたマタギの方々の狩猟技術の継承ということの意義も大切なこととして受け止めていますし、最近若い人がマタギとしての生活をしていることを知って、素晴らしいことだと感じてもいます。

  しかし、いつも私が会議の場でお話しをするのは、個体数の推計があまりにもラフ過ぎないのかということです。

  県の出した資料の中に、平成23年度の長野県のクマ生息数の推定数が「913頭〜7348頭」という数値がありますが、これではいったい何頭いるのか全く分からないのではないでしょうか。

  県の資料によれば、来年度当初の山形県内のツキノワグマの推定生息数は2413頭であるとのことです。

  全てはこの数字がもとになって、地域ごとの捕獲数の上限が決められてゆくのですが、はたしてこの推定に、どれだけの確かさがあるのか、誰も答えることができないのです。

  その会合では、来年度の捕獲数の上限を263頭とするという県の原案が出されました。この中には春季捕獲(以前は予察捕獲と言われていた)が117頭含まれています。

  私は、推定生息数が非常に不確かである中で、これまでの最高レベルに匹敵する数を認めることは大いに問題があるとの発言をし、さらに春季捕獲についても、比較対照するデータがない中でそれが作物の被害を減らすことになっているかどうか、はなはだ不明である旨の発言をしました。

  しかし、昨日(7日)県から届いた文書では、原案通り決定されたということでした。

  あの会合で何を話しても、それが全く反映されないのです。結局、この会合そのものが、単なる通過儀礼のようなものになっているということです。


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<秋のブナの森>


  私は「農作物被害が深刻化している」という大前提にも疑問を投げかけてきました。

  そのような状況がもう何十年と続いている間、いったいどれほどのお金をかけて対策を講じてきたのか。

  深刻化しているといいながらも、実際の農業被害は全体としては減少傾向にあるのです。

  私は、この農業被害の減少の背景のことが気になります。

  生態系全体の中で、何か深刻な異変が起こってはいないのでしょうか? 生命の豊かな連鎖の網が破れてはいないのでしょうか?

  私たちが住むこの緑多い地域で、生きものたちは様々な形で関わり合っています。

  人間の目先だけにとらわれて無用な殺戮を繰り返すことで、取り返しのつかない事態が生じるのではないのか。そんな不安を持っています。

  そうした分野に人間の英知をもって踏み込んで調べてはもらえないでしょうか。

  私たち人間は、どこに住むかにかかわらず、森によって生かされています。その点ではクマもサルも同じです。

  森を破壊し、人工林に作り変えてきたのは私たちです。そのツケを野生鳥獣に払わせるようなことであってはならないと考えます。

   【参考】環境省集計による昨年12月段階の全国のクマの捕殺数


※長井市広報映像『水の都 長井』



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happajuku at 04:30|PermalinkComments(2)TrackBack(0) 日本熊森協会関連 | 葉っぱ塾からのメッセージ

2015年03月07日

☆★二本松へ「磐城壽」と酒粕を運ぶ〜まだまだ続ける小さなお手伝い

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<車に積んだ「磐城壽」と酒粕>


  以前からわずかなお手伝いを続けている二本松市の「岳下住民センター仮設住宅」に、6日、今年初めてお伺いしてきました。

  この仮設住宅では沿岸部の浪江町から避難しておられる方々が住んでおられます。

  前回訪ねたときに、浪江にあった鈴木酒造が今は私が住む長井市に移って操業していることが話題となり、「今度来るときに、お酒を持ってきます」と約束したのです。

  皆様からいただいている「ボランティア支援募金」で「磐城壽」を購入しましたら、「酒粕も持って行ってください」と託されました。


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<吾妻PAから見た吾妻連峰>


  朝は曇っていましたが、米沢を過ぎるあたりから青空になってきました。

  酒粕のいい匂いが車の中に立ち込めるので、窓を半開にしながらの運転となりました。

  高速に乗って最初の吾妻パーキングエリアで休憩し見上げると、真っ白な吾妻の山々が青空に映えていました。

  この写真の左のほうに、白い噴煙のようなものがみえませんか? 噴火の危険があるということで入山が規制されているのは、吾妻山のこの周辺ではないでしょうか。

  大きな災害にならないことを祈るばかりです。


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<「岳下住民センター仮設」前の線量計>


  車をパーキングエリアから出発させるときに、簡易線量計の電源をONにしました。

  PAでは0.07μSv/hほどだった線量が、二本松インターに近づくあたりでは、0.25〜0.33μSv/hを示すようになりました。

  仮設に着いてすぐに、そこにあるモニタリングポストを見ましたら、「0.169μSv/h」でした。

  昨年暮れに訪ねたときよりも下がっていました。あとでみなさんにお聞きしたら、除染が行われた結果であるとのことでした。


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<作業する仮設のみなさん>


  仮設の集会所で、女性たちが布地を使って様々な手工芸品を作っておられました。

  私が運んだ酒粕も喜んでくださいました。震災前には、日常の食生活の中に欠かせないものだったことがお話から伝わってきました。

  お酒は皆さんで何か会合があるときに使ってくださいとお渡ししました。「磐城壽」は浪江ではなくてはならないお酒だったようです。女性たちの目がきらりと光ったような気がしました。


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<帰りに立ち寄った鈴木酒造長井蔵>


  帰り際に、私と鈴木酒造のみなさんに、ここで作られた袋物をいくつかいただいてきました。

  しっかり作られた大小の袋、私も大いに活用しています。

  長井に戻って、すぐに写真をプリントし、その足で鈴木酒造に立ち寄り、二本松訪問の報告と、預かってきた袋物をお渡ししました。

  仮設の生活がいつまで続くのか、なかなか先が見えません。仮設の敷地内は線量がだいぶ下がったとはいうものの、その周囲の山や雑木林は、まだ線量がかなり高いままです。

  年配の方の中には体調を崩している方もおられるようです。一日も早く、安心して生活できるようにしてほしいと願わずにはおれません。

  頻繁にお伺いすることはできませんが、またお訪ねし、みなさんのお元気な姿を拝見したいと思います。

  被災地へのお手伝い、大きなことはできませんが、まだまだ続けます。皆様からの「ボランティア支援募金」で継続できます。これからもお力をお貸しください。


【葉っぱ塾ボランティア支援募金】

      ■郵便振替口座    02420−5− 19722

      ■加入者名       八木文明

       ※通信欄に「ボランティア支援」とご記入ください。




※長井市広報映像『水の都 長井』



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2015年03月06日

☆★春の長井葉山へ!〜参加者募集開始

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<春の長井葉山山頂散歩>



              春の雪山はサイコー!
    葉っぱ塾 春の長井葉山を楽しむ2015


  標高の割に雪の多い長井葉山ですが、3月になると雪が締まって歩きやすくなります。また立木が雪の下になっていて、その眺望ときたら思わず「サイコーッ!」と叫びたくなるほどです。

  百名山のうち、6つの山々を眺めることができます。好天の日を狙って登ってみませんか? 雪の山に親しみ春の気配を感じながら、ゆっくり登りましょう。

  まずは日程を発表します。詳しい要項は参加申し込みのあった方にお送りいたします。

  い亘月の明かりの中を登り、山頂で夜明けを迎える登山です。


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<山頂で夜明けを迎えるムーンライト登山>


【期   日】  
   。碍遑横影(土)  終了しました。   
   ■慣遏。監(土)  中止します。   
   4月12日(日)  終了しました。 
   ぃ儀遏。各(祝)  ※ムーンライト登山     
※い鰐觸佝、4日朝下山の登山です。
※天候の判断を前日に行い、眺望が期待できない場合は延期または中止します。
※3人以上まとまれば、お好きな日にご案内することも可能です。
          
【参加費用】  ¥3500(保険料・写真代等含む)  
※スノーシューのレンタルは¥500増し

【募集人数】  各回8名以内(各回、3日前までに必ずお申し込みください。)
※保険の関係で、生年月日をお知らせください。



※長井市広報映像『水の都 長井』



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happajuku at 04:57|PermalinkComments(4)TrackBack(0) 只今募集中の企画! | 葉っぱ塾の予定企画

2015年03月05日

☆★『福島〜生きものの記録』〜野生生物に広がる放射能の影響

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<会場入り口のポスター>


  4日、天童市立図書館で、『福島〜いきものたちの記録』という映画の上映会があり、行ってきました。

  「復興ボランティア支援センター」のTさんがわざわざ紹介くださったものです。

  人間に対する放射能の影響について語られることは多くても、その他の生き物にも及んでいることについてはなかなか思いが回っていなかったので、とてもいい機会をいただいたと感じています。

  映画には、タンポポ、チョウ、ツバメ、モグラ、肉牛などに様々な形で「異変」が現れている実態が映し出されました。

  タンポポは、花茎が人間の大人の親指ほどの太さのものがありました。綿毛も異常な形になっていました。

  カタバミを食草とするヤマトシジミというチョウは、翅の斑紋に様々な異常が発生していました。

  ツバメは、喉のあたりに白斑が見られる個体が見られるとのことでした。尾羽の形状が異常なものもありました。チェルノブイリでも同じような個体が見つかっているそうです。

  モグラは、地表近くで生息するタイプは体内のセシウム濃度が高く、深い所で生息するものはそれが低い傾向にあるとのこと。放射性物質が地表近くに集まっていることを示しています。

  黒毛の肉牛にたくさんの白斑を持つ個体がみられました。環境省がそれを調べたけれども、放射能との因果関係は「不明」とのことでした。


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<野生生物の汚染〜『自然保護』(3・4月号)より>


  おりしもこの前日の3日、会員となっている日本自然保護協会から会員誌『自然保護』(3・4月号)が届いていましたが、その中に、極めて重要な記事が掲載されていました。

  郡山に在住の横田清美さんという方が行ってきた福島県内での調査のレポートです。

  横田さんとは一度、山形での何かの集まりのときに一度お会いしたことがありました。しっかりしたホームページもお持ちですので、そちらを参照してください。

  上の写真は横田さんらが測定した野生の哺乳動物の採取地とセシウム濃度の一覧表です。

  富岡町で採取されたものの濃度が突出していることがわかります。

  目立たないこうした調査に尽力されていることに頭が下がります。


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<低い環境省の値〜『自然保護』(3・4月号)より>


  記事の中でもう一つ注目したのは、横田さんらの調査と環境省の調査の食い違いです。

  上の写真は、横田さんらの調査と環境の調査の場所が同じだったところのセシウム濃度の比較です。

  2012年の調査のものです。同じ日ではありませんが、それほど時間があいているわけではないのに、ずいぶんと値が異なります。

  20倍近くも異なるというのはどういうことなのでしょうか。

  環境省に問い合わせても答えてはもらえなかったと報告に記されています。

  また、問題点のもう一つとして、測定機器の使用制限のことに触れられています。

  公民館などに設置されている測定器は、食品の測定に限られるということで、横田さんたちのこうした調査にはたとえ機器が空いていても、使えないとのことです。

  映画を見て、また、横田さんのレポートを読んで、本来東電や国が責任をもって行うべきこうした調査が、まったく放置されているということに愕然とします。

  生態系の中で、生き物たちはつながっています。小さな生物たちに起こっている変化が、未来の私たちへの警鐘であるかもしれないのです。

  放射能汚染や低線量被曝を軽視するべきではないということを改めて強く感じました。



※長井市広報映像『水の都 長井』



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happajuku at 05:04|PermalinkComments(2)TrackBack(0) 東日本大地震・「アウトドア義援隊」関連 

2015年03月04日

☆★極上の初級者向けスノーシュートレッキングルート「発見」!〜サイヅチ峰へ

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<山頂近くの「ビューポイント」で>


   「森の休日」やスノーシュー・イベントでいつもお世話になっているAsahi自然観。その奥に、地元の方が「サイヅチ峰」と呼んでいる山があります。

  10年も前の秋ですが、あるグループの研修旅行の際に、ここまでハイキングをしたことがありました。

  3日朝は天候が良かったので、急遽この「サイヅチ峰」まで行ってみることにしました。

  国土地理院の2万5000分の一地形図ではAsahi自然観は「太郎」という図幅の中にあります。

  リフト最上部の「エアトップゲレンデ」から西南西の方角に直線でおよそ1.8kmのところにある「・903」の独立標高点がありますが、それが「サイヅチ峰」です。

   ※「サイヅチ(才槌)」は小形の木槌のこと。


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<どっしり構える以東岳>


  3日のAsahi自然観スキー場は休業日。静かなゲレンデの「P5」(空気神社入り口の駐車場)に車を止めて、しばらくはゲレンデを歩きます。

  エアトップゲレンデ最上部は標高が約770m。先日のスノーシューハイキングではここまで来たのでした。

  ここから先は地形図とコンパスとのにらめっこです。朝日町と大江町との町境にほぼ沿うように尾根をたどるのです。

  1日に地元山岳会主催の行事で歩かれたとのことで、微かにトレースがありました。


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<大朝日岳の右肩に大朝日小屋>


  標高800m付近の小さなアップダウンが何度かあって、稜線の「T字路」に登りつめたら方向を南に転じて一登りで山頂でした。

  一人で登ったので、出発してから1時間半で着きましたが、もしお客様をガイドしてくるのであれば、その倍の3時間はかかるかもしれません。

  以前来た時には周りは展望が全くありませんでしたが、この時期は同じ山とは思えないほどの素晴らしい眺望でした!


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<山頂から見える月山>


  「森の休日」で何度か「朝日連峰ビューポイント」まで車で来たことがありましたが、このピークは林道のその場所のほぼ真上です。

  「ビューポイント」よりもさらに高いのですから、眺望が良いのは当然と言えば当然です。

  驚いたのは山頂からAsahi自然観が一望できたことです。以前Asahi自然観の方に聞いた時にはこの「サイヅチ峰」はAsahi自然観からは見えないと聞いていたのです。

  コンパスで方向を確認し、下山してから見上げましたら、いつも見慣れていた台形の山がその「サイヅチ峰」でした。


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<山頂近くからの村山葉山>


  朝日連峰のほぼ全体を見ることができましたし、月山、村山葉山も見えました。これはなかなかいいトレッキングコースになりそうです。

  来年から「葉っぱ塾」の冬から春のトレッキングに加えたいと考えました。

  「待ちきれない!」という方、3月中の平日ならご案内可能な日があります。お声をかけてください。スノーシューもレンタル可能です。



※長井市広報映像『水の都 長井』



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happajuku at 04:24|PermalinkComments(2)TrackBack(0) 山旅の報告 

2015年03月03日

☆★エッセイ集の出版、そしてNHK再放送〜広がる『広い河の岸辺』!

★広い河の岸辺_リリース

<エッセイ集『広い河の岸辺』のチラシ>

※画像を一度クリックし、別画面で開いたら再度クリックすると大きな画面でご覧いただけます。


  いまクミコさんが歌ってくださってロングヒットを続けている『広い河の岸辺』(原曲は“The Water is Wide”)。

  この日本語詞を作詞(訳詞)した私の弟、八木倫明(りんめい)が、このたびエッセイ集を出すことになりました。

  発行元は、「葉っぱ塾」のことや弟たちのことを記事にして『週刊女性』に掲載くださった「主婦と生活社」というところです。

  正式な発効日は3月13日ですが、おそらくその少し前に「葉っぱ塾」にも届く段取りとなっています。

  税込定価は¥1080です。「葉っぱ塾」からお送りすることも可能です。もちろん手渡しでお届けすることでもかまいません。ご連絡をお待ちしています。

  もちろん『広い河の岸辺』のCD(税込¥1300)も、「葉っぱ塾」にありますのでこちらもお渡し可能です。

  もう一つお知らせですが、2月17日の未明に放送された「地方発ドキュメンタリー〜それでもボクらは小舟を探す」の再放送が決まりました!

  夜遅い時間だったこともあって、せっかくの全国放送だったのに、あまり見られなかったことで、いろいろな方が再放送をリクエストしてくださったのではなかったでしょうか。


  ◆テレビ出演 NHK総合
 ☆3月12日(木)朝10:15〜11:00(予定)
  
   ドキュメンタリー 《広い河の岸辺》異例のヒットの舞台裏
   “それでもボクらは小舟を探す”(再放送)
    ※ 国会中継によって延期になる場合があります。


  今度は平日の日中ということで、お仕事の方もおられると思いますが、この記事をご覧下さった方から、まわりの方へとお伝えいただけましたら幸いです。

  人のつながり、ほんとうにありがたいことです。



※長井市広報映像『水の都 長井』



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happajuku at 05:47|PermalinkComments(3)TrackBack(0) やぎりん、木星音楽団関連