2015年06月

2015年06月30日

☆★ヒメサユリ見ごろを迎えた大朝日岳古寺ルート下見報告

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<青空を背景に咲くヒメサユリ>


  4日に大朝日岳のガイドを依頼されています。そのための直前の下見に、ガイド仲間の新田さんと一緒に29日行ってきました。

  今年は5月の気温が異常なほど高かったことで、あちこちの山から、雪解けの急激な進行や、花の開花が1、2週間早まっていると聞こえていました。

  古寺鉱泉からのルートもやはりそうでした。ヒメサユリが見ごろを迎えていました!

  こんなに早く見ごろを迎えたのは記憶にありません。


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<雲湧くガンガラ沢を見おろす(新田さん撮影)>


  ヒメサユリは古寺山の山頂手前から見られます。

  昨年も感じたのですが、ヒメサユリが増えているような気がします。

  この日は明け方まで雨が降っていたので、花弁に水滴がついて、まるで湯上り美人のような風情でした。


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<「銀玉水」(ぎんぎょくすい)上の雪田>


  気になる「銀玉水」上の雪田の残雪ですが、これまた例年にないほどに縮小していました。

  上の写真で、登山道は大きな雪田の左端をかすめるように通っています。

  下の方で20mぐらい雪の上を歩き、いったんそれが途切れて、その上では80mぐらいあります。

  もうアイゼンがなくとも大丈夫ではありましたが、特に下りのときは十分な注意が必要です。

  これも今週末までにはさらに縮小するのではないかと思います。


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<大朝日小屋近くにあったヨツバシオガマ>


  小朝日岳から大朝日岳に向かう緩やかな尾根道には、ニッコウキスゲが咲き始めていました。

  これも少し早いなと思ったのですが、さらにはハクサンシャジンやヨツバシオガマなど、通常の年であれば6月には見られない花も咲き始めていました。


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<山頂近くのエーデルワイス(ヒナウスユキソウ)>


  「銀玉水」上の急斜面を登りきった高山草原ではチングルマが終わりを迎え、エーデルワイスの一種、ヒナウスユキソウ(ミヤマウスユキソウ)が見ごろとなっていました。

  雪解けが遅かったところには春一番のショウジョウバカマが咲いていたかと思えば、7、8月に見ごろになるはずの花も咲いている。何だか今年は咲き方が変です。

  大朝日小屋番の阿部さんはもう常駐しておられます。

  この日はトマトとキュウリの差し入れを担いでゆきました。今シーズンもよろしくお願いします。


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<下山時に雲が切れた大朝日岳(古寺山から)>


  水場のことです。「一服清水」と「銀玉水」は水が汲めます。標高1370m付近にある「三沢清水」は、沢からの引水作業がこの週末に予定されているそうです。

  作業は4日の予定とのことでしたから、そのつもりでお出かけください。

  この日の下山途中、体調が悪いと休んでおられるご夫妻と出会いました。

  奥様が気分がすぐれず、途中から引き返してきたところだったとのこと。

  あまりに具合が悪そうだったので、私と新田さんとで荷物を分担し、下の鉱泉の宿まで運びました。

  夕方その方から電話が入り、「無事下山しました」とのこと。無理せず撤退されてよかったと思います。

  山は動かず、いつもそこにあります。またおいでください。

  「葉っぱ塾」の大朝日岳登山は、7月25日〜26日の予定です。


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happajuku at 05:01|PermalinkComments(0)TrackBack(0) 山旅の報告 

2015年06月29日

☆★くもり後雨の白鷹山で〜「安全登山入門編」第1回実践登山

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<嶽原登山口から山頂目指す>


  5月から始まった「安全登山入門編」はこれまで2回の机上講座を終えましたが、28日は初めての実践登山でした。

  週末にようやく梅雨入りしたばかりで、前日から雨の心配がありましたが、午前中は曇り空ながら、なんとか雨が降らない中、山頂を目指しました。


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<山頂社殿前で>


  歩きながら、植物に目を向けたり、どんな地形のところを歩いているのか、地図で確認したり。ゆっくり、1時間半ほどかけて山頂に着きました。

  山頂からおよそ700mほど離れた国交省のレーダー施設に向かう途中で弱い雨が降り出し、雨具を着ました。


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<「一等三角点ってどんなの?>


  レーダー施設の裏側にひっそりと、一等三角点があります。

  みなさん、一等三角点をご覧になるのは初めてだったでしょうか?

  山形県内には21か所ある一等三角点ですが、ここはその一つです。

  標石が埋められていますが、その1辺が18cmです。二等や三等のものは1辺が15cmであるのに比べると、やはり大きいのです。


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<レーダーの前で>


  すぐ近くにいても、大きなレーダー施設が霞むほどの雲が湧いてきていました。

  天候が良ければ大展望なのですが・・・。残念ではありました。


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<新しい雨具って、こうよ!>


  山頂に戻り、休憩小屋の中でみんなで昼食。

  お湯を沸かして、みなさんにスープを提供してみました。たとえ暑い夏であっても、山頂での温かな飲み物は喜ばれます。

  下りで雨脚は少し強まりました。

  真新しい雨具を着ている参加者の雨具を見てみると、水をはじいて水滴ができていました。

  それに比べると、私の雨具は水のはじきがダメでした。


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<白鷹山のマザーツリーにて>


  大平口に下る途中は、ブナ林が美しいところです。

  雨のブナの森は、空気がしっとりし、呼吸も楽にできます。鳥たちやエゾハルゼミの鳴き声が森に満ちていました。


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<あ! グミだ!>


  今は生活する人のいない大平の集落の中を通っていたら、グミの木を見つけました。

  子どもの頃わが家にもあったのです。屋根に登り、グミをとり、水洗いして塩をまぶして食べたものです。

  若い参加者はこんな果実を見たのは初めてだったでしょうか?


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<森林学習館でふりかえり>


  森林学習館の研修室をお借りし、この日の登山のふりかえりを行いました。

  雨の予報の中での登山ということで、始めはみなさん気乗りしなかったそうです。それでも、「意外にも、雨の山っていいな、と思えるところもあった」とお聞きし、嬉しくなりました。

  自分だけの登山だったらおそらく雨の予報が出たら行かないでしょうね。だからこそ、こんなときに、みんなで雨の山を楽しんでしまう。それもいいのではないでしょうか?

  しかし一方で、雨の登山では、自分の装備の弱点が現れます。

  靴に水がしみた、雨具が雨をはじかなかった、靴が滑りやすかった、手が冷たくなった・・・。様々な弱点を少しずつ克服し、少々の悪天候を苦にしないぐらいでありたいものです。


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<色鮮やかだったエゾアジサイ>


  山が益々楽しくなった。そんなふうに思っていただけたらうれしいです。

  今回はガイド仲間の新田さんにサポートしていただきました。

  秋の第2回実践登山は南蔵王を予定しています。

  参加者のみなさん、新田さん、ありがとうございました。

  


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happajuku at 04:30|PermalinkComments(4)TrackBack(0) 山旅の報告 

2015年06月28日

☆★自分通信「LEAF」第173号印刷完了

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<これから発送作業の「LEAF」>


  1996年夏から不定期に発行している“自分通信”の「LEAF」。

  第173号の印刷を終えました。

  今年から、宛名シールの貼付をお手伝いして下さる方があって、ずいぶん助けられています。

  ほぼ毎日更新しているブログとはまた違って、時間をかけて文章を練ったり、詩を探したりしています。

  数年前、ある方から、「LEAF」をネット配信いしたらどうか、と勧められたことがあります。

  そのほうが多くの人に読んでもらえるだろうというアドバイスだったのですが、今でもそれはしていません。

  それは、印刷物でありながら、私信のつもりで発送しているからです。

  いつまで続けられるかわかりません。世の中がこのまま進めば、「発禁処分」を受けるかもしれないような私の思いが詰まっています。

  ご連絡いただけましたらお送りすることができます。無料です。「私信」ですから。


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happajuku at 04:30|PermalinkComments(2)TrackBack(0) 葉っぱ塾からのメッセージ 

2015年06月27日

☆★まだまだ続けたい「森の休日」〜福島のお母さんからの手紙

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<「森の休日」でのツリーイング>


  今月の「森の休日」に初めて参加してくださった福島のお母さんから、お手紙をいただきました。

  ご本人のご了承をいただき、ここで紹介いたします。

・*:.。. .。.:*・*☆*゚・*:.。. .。.:*・*☆*゚・*:.。. .。.:*・

   八木さん

  先日の週末保養「森の休日」では大変お世話になりました。写真もたくさん送って頂きありがとうございます。

  子どもたちと「楽しかったね」と思い出話で盛り上がりました。

  震災後は、室内で過ごすことが多く、遠くを見るということがあまりなく、視力低下も気になっていました。
 
  あの週末は、山形の自然の空気をたくさん吸って、葉っぱや木や土のにおい、風を感じ、本当に気持ちの良い時間を過ごさせて頂きました。

  初めて挑戦したツリーイングでは、途中で断念するかな?と見守っていましたが、みなさんに「頑張れー!!」と何度も声をかけてもらって、どんどん顔つきが変わっていく娘。

  最後まで登りきり、下におりてきた時の最高の笑顔。あの時のあの表情は、一生忘れません。

  自分の足で登りきった山の上から、木の上からの景色は、娘たちの心にきっと残っていくことと思います。

  また、スタッフさんたちが、常に子どもたちの面倒を見てくれて、一緒に遊んでくれて、お風呂にまで入れてくれたので、久しぶりに私もゆっくりと、他の家族の方々やスタッフさんたちと、普段地元では口にできない放射能の不安や現実、保養の話、そして子育ての悩みも・・・。


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<お父さんに抱っこされて眠る女の子>


  下の子の言葉が遅くて心配していましたが、八木さんから「言葉のプールを心の中に持っていて、いつかそのプールが言葉であふれ出しますよ。」と言ってもらって、胸の中にあったモヤモヤした気持ちがスーッと消えていきました。

  たくさんいろんなお話をして、たくさん不安や心配を吐き出して、たくさんおいしいものを食べて、たくさん笑って、リフレッシュさせていただきました。

  普段、いつもくよくよ考えて生活しているわけではありませんが、今の自分の行動や考え方で将来、子どもたちの体に影響が出るかもしれない・・・。そう思うと、正直、落ち込むこともあります。

  でも今回、この「森の休日」に参加させて頂いて、遠く離れた地からもたくさん支援していただいて、たくさんの方たちが、自分の時間を割いて、ボランティアで参加してくださっていること、本当に感謝の気持ちでいっぱいになりました。福島でも前向きに頑張っていこうと改めて思いました。

  子供達は「今度いつ行けるの?」と何度も聞いてきます。親子共々、またみなさんにお会いできる事を心から楽しみにしています。

  今の福島は子どもたちにとってとても残酷な環境です。

  保養継続には大変なご苦労があると思いますが、子どもたちが少しでも放射能から解放され、のびのびと自然を満喫できるこの素敵な保養「森の休日」をこれからも続けていただけることを切に願っています。

・*:.。. .。.:*・*☆*゚・*:.。. .。.:*・*☆*゚・*:.。. .。.:*・


  こうしたお手紙をいただくことで、この取り組みを続けることの意義を改めて感じますし、大いに励まされもします。

  「森の休日」は皆さんからの募金によって継続しています。どうぞお力添えください。


【葉っぱ塾ボランティア支援募金】

      ■郵便振替口座    02420−5− 19722

      ■加入者名       八木文明

       ※通信欄に「ボランティア支援」とご記入ください。



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happajuku at 05:01|PermalinkComments(2)TrackBack(0) 週末保養「森の休日」 

2015年06月26日

☆★登山の危険と安全対策を共に学ぶ〜「安全登山入門編」第2回

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<熱心に受講してくださるみなさん>


  25日は山の講座「安全登山入門編」の第2回目でした。

  平日の夜ということで、お仕事のお疲れもおありでしょうけれど、みなさん熱心に参加くださっています。

  この日のテーマは「山での危険と安全対策」がテーマでした。

  山ではすぐに救急車や医師を呼ぶことができません。万が一何か緊急な事態が起きてしまったときにいったい何ができるのか。登山者各自が「備え」をしておかなくてはなりません。

  原発の事故は「絶対安全」という考え方の末に、大変な事態を起こしてしまったわけですが、山も、「絶対安全」と思っていては、いざというときに、何も対処ができなくなります。

  この日の講座では、最小限の「マイ・救急セット」を準備していただくことや、同行した仲間がケガしてしまったときの対処の仕方、救急処置の仕方などを学んでいただきました。

  28日は第1回目の実践登山を行い、今回の講座で学んだことを実際の場で生かしてみようと計画中です。

  熱心な受講生と一緒に学び合う時間は、とても充実しています。


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happajuku at 05:40|PermalinkComments(3)TrackBack(0) 山旅の報告 | 葉っぱ塾行事レポート

2015年06月25日

☆★高原と広大な高層湿原〜ガイド更新研修2日目

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<朝日差し込むヒュッテの廊下>


  2日目、目を覚ましてみると雨は上がっていました。

  窓から空をのぞくと、雨に濡れた梢に朝日がきらきらと反射していました。

  ヒュッテの廊下は磨きこまれ、たくさんの山人たちの足音を吸い込んでいるかのようでした。


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<朝の霧ヶ峰高原>


  朝食前、一人ミズナラの林を抜けて歩いてみますと、実に気持ち良い日差しと微風!

  某電気メーカーのエアコンに「霧ヶ峰」というのがありますが、きっとここを訪ねてこの風に吹かれた人の発想ではないでしょうか。


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<好天の高原を歩きながらの研修>


  しっかりと朝食をいただき、オーナーご夫妻が鳴らす鐘の音に送られて、私たちは2日目の研修へと歩き始めました。

  車山湿原から蝶々深山(ちょうちょうみやま)。ゆるやかな起伏の草原が広がっています。


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<霧ヶ峰最高峰、車山山頂>


  日本百名山にリストアップされている「霧ヶ峰」というのは、実は車山のことです。山頂に気象庁のレーダーが建っていますが、ここは標高1957m。

  私たちはそのピークには寄らず、「八島ケ原湿原」へと向かいながら研修を進めました。


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<広大な「八島ケ原湿原」>


  標高1600mを超える広大なこの湿原。数千年前は大きな湖だったのです。

  水温が低いために植物の腐敗が進まず、泥炭化した土壌が次第に厚く堆積し、湖が浅くなって出来上がったのがこうした「高層湿原」です。

  観光道路の「ビーナスライン」を通れば、たやすくここまで登って来られるとあって、湿原をめぐる木道は、さながら観光地並の賑わいでした。


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<林道の法面で宝探し>


  私たちが下りに使ったのは、その観光道路ではなく、ほとんど車が通らない林道でした。

  「この林道沿いには黒曜石がたくさん拾える場所があります。」という講師のUさんの言葉通り、途中の法面で、まるでガラスの破片を散乱させたような場所を見つけました。


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<見つかった黒曜石の破片>


  参加者一同、しばし「宝探し」に没頭。

  この地域の黒曜石は、石器時代から人間に利用され、日本各地の遺跡から石刃に加工されたものが見つかっています。


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<チドリノキはこれでもカエデの仲間!>


  前日教えていただいた様々なカエデも、この林道沿いで再確認できました。

  カエデは「蛙手」が語源と言われています。しかし中には一見カエデとは見えないものもあります。

  このチドリノキはそんなものの代表格です。

  カエデとは見えないのにカエデの仲間とされるのは、葉っぱが対生であることと、「翼果」と呼ばれる独特の種ができることです。

  東北の山にも多いカエデに、新たな関心が湧いたのもこの研修の成果の一つでした。


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<研修、お疲れ様でした!>


  二日間にわたるガイド更新研修、この日も積乱雲が午前中から湧き上がっていましたが、雨に当たらないうちに終えることができました。

  それぞれの活動の場に戻ってゆくガイド仲間たちと別れの挨拶を交わし、帰路につきました。

  新宿に向かう特急あずさは、途中で猛烈な雷雨を突っ切りました。こんな雨に当たらずによかったと胸を撫で下ろしました。

  今回の研修は「自然解説技術」をテーマとしていましたが、お客様に提供する多面的な情報を蓄積することはもちろんですが、それをどのように整理し、伝えてゆくのか、ガイドそれぞれが工夫する必要があることを深く学ぶことができたと思います。

  講師のUさん、そしてご一緒した参加者の皆さん、宿舎の高橋ご夫妻、ありがとうございました。



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☆★「観音沢」をたどり霧ヶ峰高原へ〜ガイド更新研修1日目

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<「御柱木落とし坂」にて>


  23日〜24日、長野県霧ヶ峰高原をステージに開催された、日本山岳ガイド協会のガイド更新研修に参加してきました。

  22日に東京経由で諏訪湖の畔、上諏訪まで行き、翌23日、上諏訪駅前で他の参加者と合流。

  登山口に向かう道の途中に、諏訪大社のご神木を落とす急な坂がありました。

  テレビで以前その光景を見たことがありました。木に人がまたがって一気に落ちてくるのはこの場所だったのです。

  研修を終えてみれば、もうここから今回の研修は始まっていたことに気づきます。


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<クリンソウの大群落>


  登山口で全員が集合。参加者は地元長野が3名、東京、北海道、そして山形が各1名の合計6名。

  協会派遣の講師Uさんを含め7名で、霧ヶ峰高原に源を発する「観音沢」に沿う道を歩き始めました。

  今ではビーナスラインという観光道路が山頂近くまで到達していますので、敢えて標高1100mほどの所から歩き始める人はほとんどいないとのこと。

  しかしこの道は、極上の古道でした!


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<ショウキラン>


  前半はかつて人々が林業で生活していた名残りの感じられる里山の風情。

  植林地がありながらも、絶滅危惧種のクリンソウの大群落や、なかなか見られないショウキランが頻繁に現れたりしました。


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<清流と見事な苔の「観音沢」>


  「観音沢」は、あちこちから湧き出す水を集めて心地よい水音を響かせながら流れていました。

  岩や倒木は苔むして、「高原の霧ヶ峰」とは全く異なる様相に参加者一同驚きました。


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<クルマバツクバネソウ>


  昼食後、観音沢に沿う道は原生林へと分け入っていき、踏み跡程度の道になりました。

  講師のUさんからは、そのあたりから7年に一度、諏訪神社の「御柱」となる樅の木が伐り出されることや、それを人力だけで下に運んでゆくことが説明されました。

  また、モミジやカエデの種類が豊富で、このルートだけで16種類ものカエデが見られると聞き、それらが現れるたびに皆で確認してゆきました。


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<高原のレンゲツツジ大群落>


  この日は上空に寒気が入り込むとの予報がありました。

  案の定、昼過ぎあたりから遠くで雷が鳴り始めました。

  観音沢を登り詰めて、私たちはようやく「霧ヶ峰高原」へと飛び出しました。朱色のレンゲツツジの大群落があちこちに見られる広大な草原です。

  ここが草原となったのは、古くから人々の「草刈り場、萱場」として利用されていたことに起因します。

  牛馬が農耕生活に欠かせなかった時代、良質の干し草や萱を求め、人々が入り込み、森林を草原に変えていったのです。


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<宿舎となった「ヒュッテ・ジャヴェル」>


  予定より少し早目に、この日の宿舎「ヒュッテ・ジャヴェル」に入った直後、雷雨となりました。

  雨にも濡れず、雨具を着ることもなく行動できたことは全く幸いでした。

  60年以上も前に建てられたという木造のこの建物は、内部も趣がありました。


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<豪華なヒュッテの夕食>


  ものすごい雷鳴を聞きながらお風呂に入り、食堂で夕食。山に登ってきて、こんなすばらしい夕食!

  この日の宿泊者は私たち7名だけでした。それぞれにドイツビールやワインを頼み、一日目を振り返りました。

  参加者6名は男女3名ずつ。年代も20代から60代までと様々で、山のガイドとしての経験も活動地域も様々。

  それだけに話が弾みました。


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<山を語るオーナーの高橋さん>


  夕食後、二代目オーナーの高橋保夫さんに霧ヶ峰高原に関するお話を伺いました。

  近代の日本の登山界に名を連ねる方々との交流や、たくさんの体験を語ってくださいました。

  半世紀以上もここで生きてこられた高橋さん。「−20℃にもなる冬を過ごせば、ここが高原じゃあなくて山だっていうことを感じますよ。」と語っておられました。

  この山で生きてこられた方の貴重なお話は、今回の研修の中でも最大級の宝物となりました。

  雨と沢の水音を聞きながら、シュラフではなく暖かいふとんで眠りに就きました。



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happajuku at 05:28|PermalinkComments(0)TrackBack(0) 山旅の報告 

2015年06月24日

☆★遊んでいられる平和が大事〜あるミニコミ紙への寄稿

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  長井市で「葉っぱ塾」と名付けた活動を始めて十五年が経ちます。

  朝日連峰やその周辺の豊かで繊細な自然をステージとして、「おとなも子どもも森で遊べ!」をテーマに、くっきりとした四季の移り変わりの中で多彩な活動を行っています。

  この「葉っぱ塾」のテーマの裏側に実は、「遊んでいられる平和が大事」というメッセージが隠れています。

  アメリカの同時多発テロの後、アフガニスタンが戦乱の場となりました。

  あのとき、現地の子どもが「平和」という意味の自国語を知らない、それがどういうことであるのか理解できない、という報道があって、子どもたちが置かれている状況の悲惨さに心が痛くなる思いをしたことがあります。

  私たちの国では、この七十年間、平和という言葉を人々が忘れるほど「平和」でした。

  しかし、あの東日本大震災による原発事故以降、いやがおうにも「平和」の尊さと、私たちの国が戦後最大の岐路に立たされていることを、意識しないわけにはいかなくなりました。

  戦争はある日突如として起こるものでないことは、繰り返し歴史が証明しています。平和という「空気」が急になくなるわけではないのです。

  先日、防衛大臣が国会での答弁の中で、「現在の憲法を、いかにこの(戦争)法案に適応させていけばいいのか、という議論を踏まえて閣議決定を行なった」などというとんでもない発言をしました。

  最高法規である憲法を冒涜するような発言を政治家が恥ずかしげもなく述べる。これは今の政治の狂気を示すものです。

  子どもたちがふるさとの自然の中で存分に遊び、感性を豊かに育み、そして明るい未来に向かって歩んでいけるよう、私たち大人は今こそ精一杯の務めを果たさなければなりません。


  ※地域で発行されている『西置賜革新懇だより』からの依頼で寄稿したものです。


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2015年06月23日

☆★あこがれの大朝日岳へ2015〜参加者募集開始しました!

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<大朝日岳山頂直下の「大朝日小屋」>



   葉っぱ塾  あこがれの大朝日へ2015

      ☆7月1日段階申し込み  男性0名  女性2名


  「梅雨明け十日」といって、7月末から8月上旬は比較的安定した天候が続くことが多いです。

  この時期をねらって憧れの大朝日岳に挑戦してみませんか。

  高山植物もまだまだ見られます。大朝日への最短コースを登りに1日、下りに1日かけて、ゆっくり歩きます。山頂で見る夕日や日の出、そして星空は最高です! 山での泊まりは初めてという人向けのプランです。にぎやかな山小屋の夜も楽しみです。

【期  日】 7月25日(土)〜26日(日)
※ 悪天候の場合の中止や延期については参加者と相談します。
※ 「葉っぱ塾」への前泊についてはご相談ください。

【募集人員】 6名程度 
※ 定員に達し次第締め切ります。申し込みの場合は、保険の関係で、生年月日をお知らせください。山岳保険に既に加入の方はその旨お知らせください。

【参加費】 参加者1人〜4人の場合 ¥10000
           5人〜6人の場合  ¥9000 
(ただし山小屋使用料¥1500は含みません。)
※ 車同乗の場合はガソリン代ご負担ください。

【日  程】 1日目
         6:30   長井発
         7:30   古寺鉱泉着(現地集合可)
         7:40   古寺鉱泉発
        14:30ごろ 大朝日岳山頂着(大朝日小屋泊)

       2日目
         6:30   大朝日小屋発
        11:30ごろ 古寺鉱泉着(入浴可)
        12:00   現地解散
        14:00   長井着
☆ エスケープルート:古寺鉱泉→小朝日→鳥原小屋(泊)→古寺鉱泉

【持ち物】 食料(3食+非常食)、雨具(ゴアテックス素材のもの)、寝袋(夏用の軽いもので可、レンタルあり)、着替え、水(最低1ℓ)、食器、ヘッドランプ(懐中電灯)、持薬、その他必要と思われるもの
 
【ガイド装備】 救急薬品、ロープ、カラビナ、ツエルト(簡易テント)、カメラ、無線機、コンロ、ガス、

☆ 古寺鉱泉の「朝陽館」に前泊希望の方はお早めに直接申し込んでください。
電話 090−4638−7260

【連絡先】 葉っぱ塾 八木文明
        日本山岳ガイド協会認定ガイド
         TEL 090-5230−8819
         FAX 0238-84-1537
         メール happa-fy★dewa.or.jp
       (送信の際は★を@に変えてください。)


※長井市広報映像『水の都 長井』



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happajuku at 04:30|PermalinkComments(1)TrackBack(0) 葉っぱ塾の予定企画 

2015年06月22日

☆★短くても深く心に刻まれる体験を〜「森の休日2015」第5回報告

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<気持ち良い風が吹く「空気神社」で>


  「森の休日2015」第5回目。福島からは、初参加の一家族を含めて5家族18名の参加がありました。

  みなさんが到着する少し前に強い驟雨がありましたが、開会するころにはすっかり雨が上がり、「空気神社」には気持ち良い風が吹いていました。


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<葉っぱ遊びは楽しいね!>


  森の中の細い道を歩いてゆくと、いろいろな葉っぱがあります。

  子どもたちにはしっかりヤマウルシを見分けることができるようになり、さらに、葉っぱを使っていろんな遊びを考えます。

  こんな体験をたくさんたくさん子どもたちにさせたい。「森の休日」のねらいの一つです。


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<国際サクランボ種飛ばし大会!>


  長井市のサクランボ農家から、加工用のサクランボをたくさんいただいていました。

  この時期にしかできない大イベントを開催しました。

  名づけて、「国際サクランボ種飛ばし大会」。ご主人がイギリス人というファミリーがいらっしゃったので、国際大会となりました。


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<大会結果>


  一人3回はできるかと思っていたら、練習でずいぶん食べた人がいたようで、2回しかできませんでした。

  大人の部、子どもの部、それぞれ3位までが入賞となりました。


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<明るいうちからみんなで「練習」>


  夕方、スタッフが子どもたちをお風呂に連れていっている間に、親御さんたちとビールやワインを飲み始めました。

  この「森の休日」では初顔合わせの方もいらっしゃいましたが、和気あいあいと話が弾みました。


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<キャンドルで作ったハート>


  カレーライスの夕食を食べてもまだ明るい外の階段に、キャンドルをセットしました。

  きょう(22日)は「夏至」ですが、それよりも2日早い「夏至の夜にはキャンドルナイト」です。

  たくさんのキャンドルを並べる体験なんて、そうなかなかできないことです。

  スタッフに手伝ってもらいながら作ったキャンドルのハート。しだいに暗くなるにつれて、その灯りが浮き立ってゆきました。

  その後、恒例のナイトハイキング。8時を過ぎても空にはまだ明るさが残っていました。

  夜9時頃だったでしょうか、青梅市のKさんから電話がありました。

  この夜青梅で開催されていた葉っぱ塾応援コンサートが無事終了とのことでした。

  遠くの皆さまの温かな応援にどんなに励まされていることでしょう。ありがとうございました。


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<山に登ってお菓子をゲット!>


  2日目は朝は晴れていました。

  新たなスタッフの紹介を終えると、みんなでゲレンデ最上部まで登ることにしていました。

  「登るとなにかいいことありそう!」と子どもたちを連れ出しました。2歳の女の子以外、全員登りました。

  先に登っていたヤギおじさんのリュックサックが、なくなってしまいました! みんなで探したら、ナオちゃんが見つけてくれました。

  リュックサックの中から、なぜかおいしいお菓子が出てきました。「なにかいいこと」ってこれだったのかな?


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<親御さんとのお話しも大切なこと>


  「森の休日」サポーター初参加のMさんは、いわき市から長井市に避難移住してこられた方です。

  そういうご自分の体験を踏まえ、福島の方々のお話しを聞いていただくことも、とても大切なことだったと感じています。

  スタッフのふりかえりの中でMさんが「移住してきてから、福島の方とじかにお話しをすることができて、貴重な時間でした」とおっしゃっていました。


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<みるみる竹馬が上達したサキちゃん>


  サキちゃんは、初めて参加したのは小学校3年生のとき。

  しばらくぶりに見るサキちゃんは、背がすらりと伸びていました。

  竹馬が初めてだったのですが、練習を始めたらみるみる上達。若いって素晴らしいなあと感動です。

  予報通り、昼過ぎから急に雷が鳴りだしました。

  少し早目にお別れの会を行い、福島のみなさんは雨が強まる前に帰途につかれました。

  短い時間の中で、心に深く刻まれるような体験を重ねてほしいと願っています。

  秋の「森の休日」での再会を心から楽しみにしています。ありがとうございました。

  スタッフ初参加の方も何人かおられました。一度だけでなく「続ける」。そのことの中に確かな意味を見出していただけたらどんなにか嬉しいことでしょう。


※長井市広報映像『水の都 長井』



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2015年06月21日

☆★エゾハルゼミ鳴くブナの森から

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<山の途中から見下ろすAsahi自然観>


  今年五回目の「森の休日」でAsahi自然観に来ています。

  ブナの森にはエゾハルゼミの声が満ちています。

  子どもたちと山に登っています。

  あ、今子どもたちが追いついてきました。

  ヤギおじさんは森の中に隠れています。ちょっと驚かせてあげようと思います。

  さて、行動開始!


※長井市広報映像『水の都 長井』



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happajuku at 09:35|PermalinkComments(2)TrackBack(0) 週末保養「森の休日」 

2015年06月20日

☆★「白い追憶」〜なんだかお菓子の名前みたい

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<花言葉は「白い追憶」>


  ドクダミは、名前で損をしている花ではないかと思います。

  匂いも独特で、どちらかといえば悪臭の部類でしょうか。

  いま、わが家の庭のあちこちに勢力を広げています。

  花のように見える白い花弁状のものは実際は葉っぱが変化したもので「苞(ほう)」と呼ぶそうです。その中心から立ち上がった黄色い穂状のものが花なのです。

  昔から漢方薬として重用されていて、「十薬」という名でも呼ばれるそうです。十の薬効があるということでしょうか。

  「白い追憶」という花言葉はどんな意図があってのことでしょうか? 私には何だかお菓子の名前のように響いてきます。


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<咲き始めたジャガイモの花>


  5月中旬に植えたジャガイモ(きたあかり)は、目を出さなかったものが半数もありましたが、早くも花が咲き始めたものもあります。

  薄紫色の花に近づいてみると、きれいな星の形をしているのですね。

  最近は朝仕事に、毎日少しずつ草を刈ったり、むしったりしています。

  一日で庭や畑の様子が変化してゆきます。

  先日は夕立が降り、地面のからから状態は解消しましたが、まだ梅雨入りの気配のない山形です。

  今日から今年5回目の「森の休日」です。一時雨のマークの予報ですが、子どもたちが元気に遊んでくれることを願っています。

  そして今夜、青梅では「葉っぱ塾応援コンサート」が開催されます。主催者の皆様に心からの感謝を申し上げます。



※長井市広報映像『水の都 長井』



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happajuku at 04:52|PermalinkComments(4)TrackBack(0) 葉っぱ塾からのメッセージ 

2015年06月19日

☆★緑深まる白鷹山へ

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<盛りだったヤグルマソウの花>


  18日は白鷹山に行ってきました。

  どんよりした曇り空でしたが、気温はさほど高くなく、まずまずのコンディションでした。

  嶽原(だけはら)登山口から歩き始めるとすぐに、たくさんの白い花が目に入りました。大きな葉っぱをもつヤグルマソウでした。

  木々の緑は深く沈んだ色合いになっており、森にはエゾハルゼミの声が満ちていました。あちこちからホトトギスのさえずりも聞こえてきました。


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<山頂直下から見るレーダー施設>


  山頂までは30分ほど。虚空蔵様の建物は鉄パイプで足場が組まれ、修理をしているようでした。

  眺めの良いレーダー施設のピークへと向かいますと、下から上がってくる林道脇で女性3人組が山菜を採って、仕分けしていました。

  フキやアカミズなどが収穫できたようです。そんなに採って、帰り道は大丈夫? と心配になるほどでした。

  空から時折薄日も射して来て、遠望は利かないものの、麓の集落を眺めることはできました。


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<一等三角点>


  レーダー施設の裏側に、一等三角点があります。目立たない場所にあるので、知らない人も多いのかもしれません。

  大平口に向け下山して間もなく、下から賑やかな子どもたちの声がしてきました。

  山形市内の小学生が、市の少年自然の家に宿泊し、その活動の一環で登ってきたのでした。

  数名のグループごとにウォーク・ラリーをしながら登っているようでしたが、先生とすれ違ったのは、かなり下山してからでした。

  人数に対する引率者の数がこんなもので大丈夫かな、と不安になりました。

  先頭の子どもたちとすれ違ったのが11時過ぎ。その子たちは何とかお昼ぐらいまでには山頂に立てそうでしたが、最後のほうの子どもたちは、もしかしたら13時、あるいはそれ以降になってしまうのではないのか。そんなことも気がかりでした。

  こうした山の行事に、私たち山のガイドを使ってくださると、安全面でもかなり有効だと思うのですが、きっと学校にはそんな予算はないということでしょうか。

  ペース配分も知らずに死にそうな顔で登っていた子どもたち、登山嫌いにならないといいのですが・・・。


※長井市広報映像『水の都 長井』



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happajuku at 04:26|PermalinkComments(5)TrackBack(0) 山旅の報告 

2015年06月18日

☆★見頃迎えた「あやめ公園」で長井市の観光を語り合う

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<長井市の名所「あやめ公園」>


  17日は、午前、午後、夕方と会議会合が続いた一日でした。

  置賜(山形県南部の3市5町)地域やこの長井市の観光やグリーンツーリズムについて、いろいろな方にお会いしました。

  午後の会合は長井市内の「あやめ公園」内の施設で行われ、久しぶりに公園に入ってみました。

  子どもの頃は広大な公園だと思っていたのですが、大人の目から見るとそれほど広くもなかったのだと気づきます。

  アヤメの花は見ごろを迎えようとしていました。例年ならば6月下旬がちょうどよいのですが、やはり今年は好天続きで早まっているようです。

  上の写真は「長井古紫」という品種です。


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<野川の鉄橋を渡るフラワー長井線の列車>


  長井市で進んでいる「観光プラットホーム」という組織作りの準備会では、各メンバーが、これまで実施してきたもの、実施を検討しているようなものを出し合いながら、それぞれの活動の紹介をしました。

  有名な観光地や温泉を持たないこの長井市が、どんなふうに人をお招きし、楽しんでいただけるのか、様々なアイディアを出し合ったというところです。

  その後有志で、この「あやめ祭り」期間だけ野川の川辺に作られた「川床茶屋」で懇親会。

  野川を渡ってくる風は、日が陰ると半袖では肌寒いほどに感じられました。

  残照の中を、フラワー長井線の列車が通ってゆきました。

  長井市での観光に関わる会合は、今年度まだまだ回数を重ねながら準備してゆきます。

  「葉っぱ塾」はどんなふうに関わってゆけるでしょうか。

  長井の魅力についての広報映像をぜひご覧いただき、「外」の皆さんのご意見をいただけたらありがたいところです。



※長井市広報映像『水の都 長井』



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happajuku at 05:02|PermalinkComments(2)TrackBack(0) 山形県・長井市内名所案内 | グリーンツーリズム

2015年06月17日

☆★雄大な蔵王の風景をどうぞ!〜火山警報解除

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<蔵王の象徴「お釜」>


  「蔵王山」という山は、実はありません。

  山形県、宮城県の県境にまたがった山の連なりの一つが「蔵王連峰」で、その最高峰は1841mの熊野岳です。

  熊野岳と、その南にある刈田岳を結ぶゆったりとした尾根が「馬の背」。「お釜」はその東側にある火口湖です。

  この蔵王に出されていた火山警報が、昨日(16日)およそ2か月ぶりに、「解除」と発表されました。

  蔵王の広がりがわからない方にとっては、火山警報が出されたとなれば、どこでも危ないというように思われることは想像できます。

  しかし、「お釜」から、山形市の蔵王温泉街までは直線で5km以上も離れています。

  よほど大規模な噴火でなければ危険性は大きくないと言っていいのではないかと思っています。

  警報が出されてからの蔵王は閑散としていたそうです。残雪と新緑のコントラストの美しい時期が終わろうとしていますが、そんな中で旅館やホテルの廃業もありました。

  こういうのが本当の「風評被害」というのではないでしょうか。


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<17日付け山形新聞より>


  県や山形市では観光を盛り上げようと躍起になっています。西蔵王有料道路は当分無料開放が続きます。

  また、お釜を見にゆく人のための刈田リフトも無料運行されるそうです。

  登山道で通行止めのところはあるそうですから、そうした看板の指示に配慮しながら、蔵王の雄大な景色を楽しんでください。

  蔵王エコーラインは22日開通とのことです。

  「葉っぱ塾」では「安全登山入門編」の第2回実践登山を南蔵王で予定し、様子を見ていましたが、そのまま実施の方向です。


※長井市広報映像『水の都 長井』



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happajuku at 05:12|PermalinkComments(2)TrackBack(0) 山形県・長井市内名所案内 | 山旅の報告

2015年06月16日

☆★福島の子どもたちと遊ぶ!〜「森の休日」ボランティア・スタッフ募集!

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<子どもたちの世話をする「森の休日」サポーター>



  福島の子どもたちと家族のための短期保養プログラム

      「森の休日2015」サポーターの募集!



  “おとなも子どもも森で遊べ”をテーマに、長井市及びその周辺の自然を活用して活動を行っている「葉っぱ塾」では、県内のボランティア関係者のお力をお借りしながら、2012年5月以降、福島の子どもたちのための短期保養プログラム「森の休日」を、朝日町の宿泊施設「Asahi自然観」で実施してきました(2012年10回、13年12回、14年12回実施)。

  この取り組みを2015年も行っています。

  「森の休日」は、放射線量の高い地域に住む子どもたちや家族のストレスを少しでも解消し、リフレッシュしていただきたいという目的で行なっているものです。

  このプログラムを実施するには、現地で子どもたちやその家族の皆様のサポートをするスタッフが必要になります。

  具体的には、野外活動の付き添い、子どもたちの遊び相手、お父さん、お母さんたちの話し相手、一緒に夕食づくり、その他の体験活動の提供などです。

  2日間の連続でなくても、日帰りやパートタイム参加でもけっこうです。また、お子さんとご一緒の参加も歓迎です。


【当面の開催期日】  ※参加可能な日をお知らせください。
 。況遑横案(土)〜21日(日) 
◆。祁遑隠影(土)〜12日(日) 
 9月 5日(土)〜 6日(日)
ぁ。昂遑隠稿(土)〜20日(日) 
ィ隠扱遑隠案(土)〜11日(日) 
Γ隠扱遑械影(土)〜11月1日(日)

  参加者、とりわけ子どもたちは、短い時間を目一杯使って、生き生きと活動してくれるのがとても印象的です。


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<昨年モンベルから提供を受けたTシャツを着て>


  サポーターは山形県民にかぎりません。福島の方や、山形に避難しておられる方など、福島の方々の心がわかる方大歓迎です。

  「森の休日」に参加されたお母さんからは次のような感想をいただいております。

◆外遊び(特に木や葉や土に触れる)がこわくてできないため、このような機会を与えていただき、本当に感謝しています。スタッフの方々と夢中になって外遊びをする様子を見て、福島では見られないような子どもの笑顔を見た気がしました。家族全員、スタッフのみなさんにお会いできるのを楽しみにしていますので、今後も継続していただけますようお願いいたします。                (伊達市在住Mさん)

◆自宅の周辺は建物等の除染が終わり、道路の除染が始まりだしました。除染してほしいですが、生活している中で除染していることは、複雑な気持ちです。
 今回の「森の休日」は天気の良い中、子どもたちそして大人にとっても楽しく過ごすことができました。何度も参加させていただくと、そのたびに、大人もリラックスでき、とてもありがたく思っています。ボランティアで参加くださっているスタッフの方々も本当にありがとうございます。子どもたちが「森の休日」を毎回とても楽しみにしています。
                             (郡山在住Wさん)

 
  この活動へのサポーターとして登録していただき、ぜひ福島の子どもたちと共に歩む活動の一翼を担っていただけたらありがたいです。

  開催日が近づきましたら手を挙げてくださった方々にご連絡し、参加の可否をお伺いいたします。

  市町村の社会福祉協議会で「ボランティア保険」に加入の上、お申し込みください。

 【申し込み・お問い合わせ】 葉っぱ塾 八木文明 
   電話090−5230−8819 
   メール happa-fy★dewa.or.jp
 (送信の際は★を@に変えてください。)
   ※お名前、ご住所、携帯電話番号、メールアドレスをお知らせください。

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☆この「森の休日」の経費については「葉っぱ塾ボランティア支援募金」を活用しています。取り組みを長く継続できるように、募金への呼びかけにもご協力ください。

【葉っぱ塾ボランティア支援募金】
   ■郵便振替口座   02420−5− 19722
   ■加入者名      八木文明
    ※通信欄に「ボランティア支援」とご記入ください。




※長井市広報映像『水の都 長井』



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happajuku at 04:42|PermalinkComments(3)TrackBack(0) 週末保養「森の休日」 

2015年06月15日

☆★穏やかな晴天のブナの森で過ごす週末〜「森の休日2015」第4回報告

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<全員で山に登ったぞ!>


  13日、14日と、今年4回目の「森の休日」を行い、福島からは5家族、17名の参加がありました。

  恒例の空気神社参拝のあと、みんなでゲレンデ最上部まで登りました!

  いつもなら、子どもたちが登るのを親は下から見上げるということが多かったのですが、「上にサクランボがある」という私の言葉に誘われてか、全員が登りました!


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<山に登ったあとで一休み>


  みんなで少しずつサクランボを食べ、下のリフトの終点で一休み。

  クズの葉っぱで「パチン!」と鳴らすのに挑戦しました。なかなか難しかったようですね。

  いい風が吹いていました。


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<子どもと離れて大人同士でお茶を>


  コテージ村に戻ると、子どもたちは若いスタッフたちと外に飛び出してゆきました。

  その間、親たちはのんびりとお菓子とお茶でおしゃべりしました。

  今回は初参加の方々が4家族おられました。他のいろいろな団体の保養にも参加経験がおありとのことで、「森の休日2015」をどんなふうに感じてくださったのかもお聞きできました。

  「親が子どもから離れてのんびりできるのがいいですね」と言ってくださった方が多くおられました。


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<イチゴに変わってサクランボ!>


  三世代同居のご家族のご苦労話もお聞きしました。

  福島の山菜は子どもには食べさせたくないと思っていたお母さん。

  義理のお父さんが採ってきた山菜を調理はしたけれど、子どもには「食べるなら少しね」と言ったそうです。

  本当は食べてほしくはなかったのに。

  それを聞いた義父さんは、「食べなくてもいい!」と怒り出してしまったそうです。その剣幕にお子さんが泣き出して・・・・。

  放射能の問題は、家族の関係にまで入り込んでいるのです。


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<調理スタッフ奮闘!>


  一日目の調理スタッフには、二日目が人手不足だったものですから、翌日の分まで段取りをしていただきました。

  限られた食材で、お酒のつまみまで準備してくださって、いつも頭が下がります。


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<おいしいサラダができました!>


  子どもたちは夕方、スタッフたちと一緒にお風呂に入り、作っていただいたカレーやサラダをたくさん食べました。

  食べ終わってもまだ明るい屋外へ、すぐに飛び出してゆきました。


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<最年少参加者は1歳>


  今回参加の子どもたちは上は10歳、そして最年少は1歳の女の子。

  「森の休日」最初の年に、生後数か月のお子さん連れで参加くださった方がいらっしゃいましたので、それに次ぐ「若さ」でした。

  お母さんは「ようやく人見知りしないで他の人にもだっこされるようになりました」と言っておられました。

  「まだ言葉が出てこないのが心配です」とおっしゃってもいました。

  きっとこの子は、大きな大きな「言葉のプール」を心の中に持っているのではないでしょうか。

  そのプールが言葉であふれ出すときがいつか必ずやってくると思います。


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<土星の輪には大人も大感激!>


  少し雲がかかってきた夜、スタッフのKご夫妻が大きな望遠鏡を準備くださいました。

  ナイトハイキングでは西の空に並んで傾く金星と木星を眺めたのですが、望遠鏡では土星に焦点を合わせてくださっていました。

  真っ暗な宇宙空間に浮かぶ土星の姿を見た子どもたちはもちろんのこと、大人も大感激しました。

  宇宙の広さを想像できることで、その片隅の地球上での生命の奇跡を思うことができるのではないでしょうか。

  子どもたちにこんな体験をさせられること、Kご夫妻にはいつも感謝です。


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<ツリーイング初体験!>


  二日目のメインは「ツリーイング」体験。地元の「木登りクラブ」の方々においでいただきました。

  朝は少し雲が厚かったのですが、しだいに天候もよくなってゆきました。

  前日から「私は登らない」と宣言していた女の子が、デモンストレーションを見て、「誰かやりますか?」と聞いたら真っ先に「やる!」と声を出してくれたのは嬉しかったなあ。

  子どもたちが2回ぐらい挑戦し終えると、今度はお父さんやお母さんたちも登りました。

  幼い子どもたちには、ちょっぴりスリルがあって、「挑戦する」という要素を含む活動は、素晴らしい成長の糧になるのではないかと想像しています。


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<お別れにみんなで『広い河の岸辺』>


  予定の時間を過ぎても遊びをやめようとしない子どもたちを閉会行事に何とか呼び寄せました。

  モンベルさんから提供されたマグカップや、宝塚のOさんが手配くださったオリジナルクッキーを手渡すと、子どもたちばかりか親御さんたちも大感激でした。

  最後はみんなで『広い河の岸辺』を大合唱。福島の方々が立つ『広い河の岸辺』に、私たちも一緒に寄り添って立っていますよ。そんなメッセージが伝わったでしょうか?

  名残りは尽きませんでしたが、再会を誓い合って福島の皆さんをお見送りしました。遠くはいわき市からもおいで下さったみなさん、ありがとうございました。

  そしてスタッフ参加のみなさん、二日間お疲れ様でした。

  この取り組みは「葉っぱ塾ボランティア支援募金」で行っています。ぜひご協力ください。


【葉っぱ塾ボランティア支援募金】

      ■郵便振替口座    02420−5− 19722

      ■加入者名       八木文明

       ※通信欄に「ボランティア支援」とご記入ください。





※長井市広報映像『水の都 長井』



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happajuku at 05:43|PermalinkComments(2)TrackBack(0) 週末保養「森の休日」 

2015年06月14日

☆★アカショウビン鳴くブナの森で

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<ゲレンデ上部から見るAsahi自然観>


  今年4回目の「森の休日」を行っています。

  早朝の森は鳥たちのさえずりがにぎやかです。

  すぐ近くからはホトトギスの声が、そして森の奥からはアカショウビンの「きゅるるるるるるる」という特徴的なさえずりが聞こえています。

  ボルネオやジャワあたりからこの時期渡ってきて、日本の深い森ですごす鳥だと聞いています。

  昨夜のナイトハイキングでは「ゴロスケホッホー」と鳴くフクロウの声も子どもたちと聞きました。

  あっ! 今キツツキのドラミングも聞こえました!

  曇り空ですが、雨の心配は今のところなさそうです。



※長井市広報映像『水の都 長井』



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happajuku at 05:44|PermalinkComments(1)TrackBack(0) 週末保養「森の休日」 

2015年06月13日

☆★『広い河の岸辺』〜平和への願いをこめたエッセイ集

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<厚木公演のチラシ>


  「たかこ・やぎりんバンド」の厚木公演が8月1日にあるとのことで、弟からチラシを送ってもらいました。

  もしかしたら厚木は初めての開催地ではないでしょうか?

  宝塚歌劇団出身の枝元一代さんが歌を歌われます。楽しみです。

  知名度もない彼らの音楽を広めるために、プレ・コンサートも開かれるとの情報も入っています。

  8月最初の土曜日。ぜひお出かけください。


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<『広い河の岸辺』三点セット>


  弟が書いたエッセイ集『広い河の岸辺』、葉祥明さんとのコラボ絵本『ひろいかわのきしべ』、そしてもちろんクミコさんのCD『広い河の岸辺』、この「葉っぱ塾」でも取り扱っています。

  弟が彼のブログで「エッセイ『広い河の岸辺』に書いたことの最も大切なテーマは平和への願いです。」と書いています。

  きな臭い今の情勢の中だからこそ、ぜひご一読いただけたらと願っています。

  【連絡先】葉っぱ塾 八木
     電話090−5230−8819
     メール happa-fy★dewa.or.jp
   (送信の際は★を@に変えてください。)


※長井市広報映像『水の都 長井』



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happajuku at 04:39|PermalinkComments(2)TrackBack(0) やぎりん、木星音楽団関連 | 本・CD・映画などのレビュー

2015年06月12日

☆★美しい朝焼けの朝に思う憲法9条

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<12日の朝焼け>


  今朝4時ごろに起き出しましたら、東の空がやけに赤いので、カメラを取って、眺めの良い田んぼのほうに走りました。

  昨日までの好天が東の空に残っているかのような素晴らしい朝焼けでした。

  「朝焼けは雨」と言いますが、予報はやはり下り坂。

  でも明日はまた天候が回復するようです。「森の休日」は何とか雨が降らないでくれることを願っています。


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<今読んでいる『日米開戦の正体』(祥伝社)>


  今、私たちの国が大きな分かれ道に差し掛かっているという気がしてなりません。

  そんな今だからこそ、という本を読み進めています。

  大阪に住む長男が「おとんも読んでみて」と、わざわざネットで注文して送ってくれたものです。

  孫崎享(まごさき・うける)氏は外務省出身で、先に出版した『戦後史の正体』も素晴らしい現代史の本でした。

  十五年に及ぶ日中戦争の最終盤、日本は真珠湾攻撃によってアメリカやイギリスと戦うことになりました。

  国力が10倍も異なるアメリカに戦争をしかけるという「愚策」が、なぜ国策として進められることになったのか。

  まだ途中までしか読んでいないのですが、日本国憲法を骨抜きにして、この国を「戦争できる国」にしてしまおうという現政権やそれを取り巻く諸情勢が、驚くほど1941年当時と似ていることに気づきます。

  とても重苦しい気持ちで読み進めていますが、少なくとも一つだけあの時代と異なることがあります。

  それは、私たちの言論が封じられてはいないということです。

  昨日、「憲法9条にノーベル平和賞を実行委員会」から、今年も平和賞の候補として正式に登録されたとの報告がメール配信されてきました。

  現在、多くの賛同者を募っています。

  ぜひ一人でも多くの方々から、この活動を支えていただけますように!

  また、昨日、弟が自分のブログで紹介していた記事も、説得力のあるいい内容でした。

  憲法9条の素晴らしさ、そしてそれをないがしろにする政治家たちの意識の低さを痛感するものです。

  天気は下り坂ですが、日本中に、気持ちを同じくする人たちがまだまだたくさんおられ、新しい日本の夜明けを作りだそうとしていることに励まされる朝です。



※長井市広報映像『水の都 長井』



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happajuku at 04:59|PermalinkComments(3)TrackBack(0) 葉っぱ塾からのメッセージ 

2015年06月11日

☆★20年ぶりの再会に驚く

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<中庭で活動する学生たち>


  山形市内の大学での非常勤講師としてのお手伝いは半ばを過ぎました。

  10日の講義を終えると、学生たちは「教育実習」期間が待っており、授業はその間お休みになります。

  実習に向かう前の気持ちを何人かの学生に尋ねてみましたが、期待と緊張とが入り混じっているようでした。

  教育実習は、私も自分の進路を決めるための大きな節目となった体験でした。

  学生たちもきっとその体験が重要な心の糧となることでしょう。


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<学生たちの「自然の紋」の作品>


  中庭で活動している私たちの横を、キャンパス見学の高校生たちが通り過ぎてゆきました。

  その後ろを歩いてきた引率の先生から、「八木先生ですよね?」と声をかけられ、びっくりしました。

  名乗る相手と、はて、どこで一緒だったのだろうと記憶をたどっていましたら、「長崎での全国教研のときにご一緒しました」と教えてくださり、思い出しました。

  今から20年も前です。阪神淡路大震災の直後でしたから。

  彼は、最近山に登るようになったことや、大朝日岳にも登ったことなど語ってくれました。

  覚えていてくださってありがとうございました。今度は大朝日の山小屋でお会いするかもしれません。



※長井市広報映像『水の都 長井』



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happajuku at 04:55|PermalinkComments(2)TrackBack(0) 体験活動、講演、講義など 

2015年06月10日

☆★危い憲法〜真価問われる国民

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<5月3日に掲載された意見広告>


  数日前、「市民意見広告運動」の事務局からダイレクトメールが届きました。

  今年の5月3日、写真の全面意見広告が、「読売」、「毎日」、「沖縄タイムス」の3紙に掲載されたとの報告がありました。

  資金カンパした人の名前を五十音順に並べて、「守ろう」という文字が浮き上がるようになっています。

  拡大鏡を出して探してみたら、右隅近くに私の名前もありました。

  今、国会で、集団的自衛権行使を容認する法案の審議が進められています。

  6月5日に開催された衆議院安全法制特別委員会において、中谷防衛大臣が耳を疑うような発言をしました。

  次のように語ったのです。


  「現在の憲法を、いかにこの法案に適応させていけばいいのか、という議論を踏まえて閣議決定を行なった」。


  いうまでもなく、日本国憲法は最高法規です。

  全ての法律は、この憲法の精神を尊重し、その制約の中で立法され運用されるべきものです。

  それが、よりによって「憲法を、法案に適応させ」る、とは!

  良識ある私の友人たちは、SNSを駆使してこの「問題発言」を広め、批難の声を上げています。当然のことです。

  大手メディアは取り上げたでしょうか?

  また、この大臣は、維新の党の議員の質問に対し、「武力の行使と武器の使用、この違い、本当にわかりませんか? それがわからないと、これ、議論できませんよ」と語ったことも問題視されています。

  どんなに言葉を連ねても、現憲法で集団的自衛権を行使することはできません!

  それを「できる」と言い張るために、ウソとごまかしを繰り返さなければならないのです。

  こんなでたらめな政治を許してはなりません!

  いま、国民一人一人の真価が問われているのだと思います。

  みなさんも、それぞれの場で、憲法に立脚したメッセージを発信し続けてください。


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<高校生、豊嶋詩織さんの投稿>


  ここまで書いていったん記事をアップしてから新聞を見ましたら、高校生の投書が載っていました!

  若者たちもがんばっています。10日付け朝日新聞です。


   ※参考 → 植草一秀氏のブログ「実は窮地に追い込まれている安倍政権」


※長井市広報映像『水の都 長井』



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happajuku at 04:19|PermalinkComments(4)TrackBack(0) 葉っぱ塾からのメッセージ 

2015年06月09日

☆★高めの気温の中、育ち始めたリンゴの赤ちゃん

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<葉っぱが深い緑色になっているリンゴ畑>


  5月上旬に「葉っぱ塾のリンゴの木」を決めてからおよそ1か月が経過した7日、平井さんの畑に立ち寄ってみました。

  4月下旬から気温の高い日が続き、5月で雨が降った日はたった2日だけという状況を、リンゴの木たちはどんなふうに受け止めているのでしょうか。

  今朝(9日)は、かなりしっかりしたふりっぷりの雨ですから、きっと木も、葉っぱも喜んでいるに違いありません。


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<結実した小さなリンゴの赤ちゃん>


  木に近づいてみると、リンゴの赤ちゃんたちがたくさんいました!

  お隣のサクランボの畑を見やると、小さな粒がすでに色づき始めているのが見えました。

  やはりサクランボはこの好天続きで、熟成も早まっているようです。

  それに比べると、リンゴはずいぶん時間をかけて大きくなってゆくものです。

  大きさが違うのだから当たり前と言ってしまえばそれまでですが、収穫までこれから半年近くかかるのです。

  次回は7月の上旬あたりに、様子をご報告いたします。



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happajuku at 04:35|PermalinkComments(2)TrackBack(0) 葉っぱ塾のリンゴの木 

2015年06月08日

☆★好天の「Asahi自然観」で2回目の炭撒き

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<炭撒き作業中>


  昨年、日本熊森協会群馬県支部の支部長さんを講師にお招きして山形では初めて行った「炭撒き」を、今年は7日に行いました。

  会場は「森の休日」でもお世話になっている宿泊施設「Asahi自然観」です。

  10年ほど前から山形で拡大する「ナラ枯れ」は、なかなか終息する気配がありません。

  「ナラ枯れ」の原因はカシノナガキクイムシが入ることだという考えもありますが、私にはどうもそうではないように思えるのです。

  それはキクイムシが入っても枯れない木を時折見かけるからです。

  昨年ご指導くださった群馬のK支部長さんは、酸性雨によって全体的に根が弱っており、そうした木々がキクイムシに抵抗できないのではないかという考えをお持ちだったのですが、私もその考え方に同意する者です。


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<作業を終えた木と一緒に>


  根回りに炭を撒くことで、根を弱らせている様々な物質をその炭が吸着し、根が活性化してゆくことを狙っています。

  ある1本の木で、炭を撒いた場合と撒かなかった場合とを比較することはできません。

  したがって、この炭撒きを多くの木に施していって、そうした木が「ナラ枯れ」しにくくなるという傾向がつかめるのであれば、効果が判断できると思うのです。

  森の木々の樹勢の回復は、森で生きる様々な動物たちの生活基盤を拡大することにもつながってゆきます。

  一朝一夕で効果が見えるものではありませんが、何年も続けてみて、その結果を待つということになります。


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<作業後は「空気神社」で巫女の舞を見学>


  この週末、「Asahi自然観」では恒例の「空気まつり」が開催されていました。

  前日の土曜日は気温も低く午前中は雨も降ったそうですが、この日さわやかな好天となり、人出もけっこうありました。

  作業を終えて「空気神社」に行ってみると、ちょうど二回目の「巫女の舞」が始まったところでした。

  「森の休日」のスタッフとしても参加してくれている地元の小学生のゆなちゃんも昨年から巫女さんとして出演しています。

  お母さんがゆなちゃんの晴れ姿の写真を撮っておられました。いちばん奥に見えるのがゆなちゃんです。

  空気に感謝する。それはその空気を作りだしている森に感謝するということでもあります。



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happajuku at 04:23|PermalinkComments(2)TrackBack(0) 日本熊森協会関連 

2015年06月07日

☆★「森の休日」、モンベル フレンドフェアで報告!〜新たな出会いも

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<ステージで「森の休日」の報告(岡田さん撮影)>


  6日、仙台市の「夢メッセみやぎ」で開催されている「モンベル フレンドフェア」で、「森の休日」のことを報告する機会をいただいていました。

  朝8時過ぎに会場に着きましたら、なんだかVIPのように控室までご準備いただいており、恐縮しました。

  私の報告は昼を挟んだ時間帯でした。東日本大震災直後の「アウトドア義援隊」の活動から現在進めている「森の休日」(福島の子どもたちのための週末保養)の取り組みに至るまでの経過や、多くのボランティアの方々のご支援でこの活動が成り立っていることをお話ししました。

  上の写真は、「アウトドア義援隊」で一緒に活動した東根の岡田さんが撮影してくださったものです。


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<壮観な屋内でのツリーイング>


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<かわしまあなむさんのライブ>


  この大がかりなイベントが全てモンベルのスタッフたちによって準備され、運営されているのはすごいことだと感じました。

  会場内にはツリーイング、クライミング、カヌーなどの体験コーナーがあって、子どもたちが列を作っていました。

  震災直後、天童市に「アウトドア義援隊」の本部が設置されたときに寝食を共にして活動したモンベルの社員のみなさんがこうしたコーナーに何人もおられ、「八木さん、お久しぶりです!」と声をかけてくださいました。


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<カヌー体験する百瀬さん、多田さん>


  私と一緒に朝からブースを担当してくださった「森の休日」サポーターの百瀬さんに加え、午後からは多田さんも来てくださって、そのおかげで様々な体験を楽しむ時間もありました。

  有料のこうした体験も、ブース出店の私たちは無料! 嬉しいことでした。


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<辰野会長とツーショット>


  モンベル創業者の辰野会長さんとも久しぶりにお会いできました。

  ちょうど「森の休日」のブースの隣が書籍類の販売コーナーでしたので、辰野さんの著書『軌跡』を購入してお待ちしていましたら、第一番にサインしていただきました。

  「馬なり 道なり」と書いてくださいました。

  状況に応じて柔軟な対応をすることが大切だ、とでも解釈したらよいのでしょうか。


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<ブースの前でスリーショット>


  午後4時半を過ぎて、片づけを始める前に、今回参加した3人で一緒の写真をモンベルの方に撮っていただきました。

  小さなブースに「森の休日」の写真を展示していたのですが、何と郡山市からおいでになった2家族が、「森の休日」に参加してみたいと連絡先を書いてくださいました!

  新しいつながりができたことは大きな収穫でした。

  また、本社で「モンベル アウトドア チャレンジ(MOC)」の担当者と、山形での行事の企画についてじっくりとお話しすることができたことも、今後につながる素晴らしい機会でした。


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<アウトレットで購入!>


  このイベントには大きな「アウトレット コーナー」が設けられていて、さまざまなモンベル製品が格安で販売されていました。

  これを目当てに来られる方も多かったようでした。私も、「葉っぱ塾カラー」のウエストバッグを購入し、自分へのご褒美としました。

  このイベントは7日も行われます。家族連れで楽しまれてはいかがでしょうか?



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happajuku at 05:02|PermalinkComments(4)TrackBack(0) 週末保養「森の休日」 | 東日本大地震・「アウトドア義援隊」関連

2015年06月06日

☆★本日第2信 6月5日、大朝日岳古寺ルートの花々

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<ムラサキヤシオの花>


  5日の古寺ルートで見た花々は、雪解け直後の場所には春の花が、雪解けが早かったところは夏の花が咲き始めていました。

  アオダモ、イワカガミ、イワナシ、ウラジロヨウラク、エンレイソウ、オオカメノキ、オオバキスミレ、コメバツガザクラ、コブシ、コメバツガザクラ、サラサドウダン、サンカヨウ、ショウジョウバカマ、シラネアオイ、ズダヤクシュ、※スミレ(ミヤマツボスミレか?)、タカネザクラ、タニウツギ、チングルマ、ツガザクラ、ツクバネソウ、ツマトリソウ、ナナカマド、ノウゴウイチゴ、ハクサンチドリ、ハクサンハタザオ(大朝日岳小屋前)、ハナニガナ(白花・黄花)、ヒナウスユキソウ(エーデルワイス)、ヒメサユリ(つぼみ)、マイヅルソウ、ミツバオウレン、ムラサキヤシオ、リュウキンカ

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<「一服清水」のリュウキンカ>


  見逃したものもあったと思います。次回のときはまた種類が変化していると思います。



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happajuku at 04:19|PermalinkComments(0)TrackBack(0) 山旅の報告 

☆★近づく夏山シーズン〜大朝日岳、古寺ルート報告

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<古寺山から見た大朝日岳と中岳>


  夏山シーズンが近づくこの時期、私が本格的な登山を始めた朝日連峰の古寺ルートを歩くことにしています。

  数日前から天気予報と自分のスケジュールを見比べ、「この日!」と決めていたのが5日でした。

  午前3時過ぎに家を出発、古寺鉱泉に着いたのが、4時過ぎ。出発は4時20分でした。

  この時期、もうヘッドランプは要らない明るさです。

  
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<以東岳もくっきり(古寺山手前から)>


  一人のときは自分のトレーニングを兼ねます。古寺山まで2時間がめど。

  予定よりも少し早く着いた古寺山からは朝日連峰のほぼ全貌が見渡せました! それにしても雪が少ない!
  
  以東岳もくっきり見えていました。


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<小朝日岳付近で見たヒメサユリのつぼみ>


  小朝日岳を経由し、少し下ると、そのあたりは例年雪解けが早い稜線です。

  何と、色づき始めたヒメサユリのつぼみをいくつか見つけました。

  これまで何十回もこの時期に登っていますが、色づいたつぼみというのは初めてです。


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<「銀玉水」上の雪の斜面>


  ハナヌキ峰分岐手前、三沢清水の前後、古寺山手前の稜線、古寺山直下の凹地、小朝日と巻道との分岐付近などにまだ積雪がありますが、通行に支障のあるほどではなくなっています。

  ただ、「踏み抜き」には十分ご注意ください。

  上の写真は「銀玉水」上部の雪の斜面です。

  斜面の中央付近に人が一人います。これで大きさを想像ください。

  「銀玉水」の標識の約15mほど上から雪の上を歩きます。標高差でおよそ100m、斜面の長さで200mほどあります。

  アイゼンは必携です特に。雨の後は堅く凍った部分が出てきますので、ご注意ください。


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<山頂にて>


  「大朝日小屋」まで4時間以内で、という目標は辛くも達成。

  自分の体力のバロメーターにしています。かなりハードではありましたが、ガイドの体力を維持するためには時に、こうした追い込みも必要です。

  先着者が2人いましたが、私が山頂に立ったときには一人でした。

  
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<雲の上の飯豊連峰>


  時折強い風が吹き、帽子が飛ばされそうになりました。早朝は青空だったのですが、しだいに高曇りになってきました。

  小朝日では雲に隠れていた飯豊連峰が、山頂からは雲の上に浮かんでいるように見えました。


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<「大朝日小屋」付近のヒナウスユキソウ>


  雪解けが進んでいるわりに、山頂付近の花はまだ遅れているような気がしました。

  ヒナウスユキソウ(エーデルワイスの一種)は、ようやく花をつけ始めたところでした。


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<小朝日の巻道にステップを刻む>


  大朝日小屋で熱々のラーメンを食べ、下山にかかりました。

  帰り道は、小朝日の巻道に回ってみました。いつも雪の急斜面のトラバース(横断)があるのです。

  今回はスコップ持参でしたので、その斜面を削り、歩けるようにしてきました。

  ただ、雪解けが進めばまたもとに戻る可能性もあります。十分ご注意ください。
 

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<深まる緑の中の古寺鉱泉「朝陽館」>


  朝、まだ締まっている「朝陽館」の玄関先に、「今年もよろしくお願いします」とメモを入れて、ご挨拶の品を置いてゆきました。

  3時間ほどかかって下山して顔を出しましたら、おかみさんが「お茶でも飲んでけ」と勧めてくださいました。

  やや耳の遠くなったおかみさんと話をするには大きな声でないと通じませんが、変わらぬ笑顔で相手してくださいました。ありがとうございました。

  朝日町立木から木川ダムを通る林道は、昨年は全く通ることができませんでしたが、今年は通れます。

  ただあちこちで補修作業もあるようです。作業車にご注意ください。

  帰り道は「ブナ峠」から「Asahi自然観」に抜ける林道に回りましたが、こちらも通れます。

  そうそう、水場の情報です。最初の「一服清水」は何とか採水可能です。古寺山手前の「三沢清水」と「銀玉水」はまだ汲むことができません。

  水は当分しっかり持参することになります。


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happajuku at 04:00|PermalinkComments(2)TrackBack(0) 山旅の報告 

2015年06月05日

☆★6日、モンベルフレンドフェアで「森の休日」のプレゼン!

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<モンベルさんからの支援で制作したTシャツ>


  6日〜7日、仙台市内で、アウトドアメーカーのモンベルが主催する「モンベルクラブフレンド・フェア」が開催されます。

  その中で、「葉っぱ塾」が取り組んでいる、福島の子どもたちとその家族のための週末保養「森の休日」のことを紹介する時間を取っていただきました。

  6日の11:50〜12:20の間に、プレゼンする予定です。

  会場にブースも設置していただけるとのことです。「森の休日」の様子をお知らせする準備をしてゆきます。

  会場においでの方はお声をかけてください。

  一人でも多くのみなさんに私たちの小さな取り組みのことを知っていただけたらと願っています。


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happajuku at 05:00|PermalinkComments(2)TrackBack(0) 週末保養「森の休日」 

2015年06月04日

☆★半ばを迎えた大学での体験活動の実践

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<「私」はいったいなんという生き物なんだ?>


  非常勤講師としてお手伝いをしている山形市内の私大の講義が半ばを迎えています。

  3日は全15回のうちの7回目でした。

  毎回、中庭に出てアイスブレーキングの活動などを取り入れ、保育士や幼稚園教諭を目指す若者たちに様々な活動を体験してもらっています。

  今回は、「ネイチャーゲーム」を取り上げました。

  「ネイチャーゲーム」という言葉も知らない学生がほとんどでした。

  この年代の学生たちがすでに「自然を直接体験する」という機会になかなか恵まれてこなかったことがうかがわれます。


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<目をつぶって音をじっと聴く>


  「ネイチャーゲーム」の中には活発に動き回るような活動もありますが、五感を研ぎ澄ませ、静かに時間を過ごす活動もあります。

  動物を扱った賑やかな活動の後で取り組んだ『サウンドマップ』。他の学生たちと少しずつ距離を置き、周囲の音にじっと聞き入っていました。

  
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<聴いた音を記号に置き換えて描いてみる>


  聴いた音を、記号に置き換えてカードに描いてゆきます。

  漫画などではよく、音を「絵文字」のようなもので表現することがあります。

  たとえば「」などは、自動車や人がが走りだしたりするときに使われます。

  この『サウンドマップ』はその逆のことを行うわけです。

  「ふだんあまり注意していなかったキャンパスで、こんなにいろいろな音が聞こえることに驚いた」とその日のレポートに書いてくれた学生がかなりありました。


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<学生が作った「保育園だより」>


  毎回行っているこうした活動を題材に、前回は「保育園だより」を作成してもらいました。

  子どもたちの園での活動をご家庭向けに印刷物として伝えることは、子どもたちを見守る親たちと教育者とを結びつける大切な取り組みだと思います。

  こうした「お便り」には、教育者としてというよりも実は「人間として何を伝えたいのか」、ということが問われるのではないかと私は考えています。

  次回の講義を終えるとしばらく、学生たちには「教育実習」が待っています。

  私の講座での体験が少しでも生きることがあったらなにより嬉しいのですが・・・。


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happajuku at 04:39|PermalinkComments(2)TrackBack(0) 体験活動、講演、講義など 

2015年06月03日

☆★ヒメサユリの祝瓶山へ〜参加者募集開始しました!

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<木地山ダム湖から見る祝瓶山>



          残雪と新緑の大朝日岳大展望!
   葉っぱ塾 ヒメサユリの祝瓶山へ2015

      ★つり橋破損のため、今回は見合わせます。


  朝日連峰の一角にある秀峰・祝瓶山(1417m)に一緒に登ってみましょう! 

  ピラミッド型のその山体から“東北のマッターホルン”と呼ばれています。

  また、「日本三百名山」、「東北百名山」にも選定されている名山です。

  残雪と新緑のコントラストが鮮やかな大朝日岳を主峰とする朝日連峰の大展望と、たくさんのヒメサユリの花を楽しみましょう。

  長井側からのルートは、端正な山の姿や山頂を見ながら登ることができます。朝が早いですが、どうぞよろしくお願いいたします。


【期   日】   2015年6月27日(土)  ※悪天中止  
※前泊ご希望の方には、宿泊の紹介もいたします。

【参加費用】   ¥4000  (保険料・写真代等含む)
※長井市内から同乗希望の方はご相談ください。

【募集人数】   先着6名程度
    (最終締め切りは24日まで)

【集合・受付】 長井市「白つつじ公園北側駐車場」 6時半
          (長井市民文化会館北側)
※集合場所の地図が必要な方はお知らせください。

【日   程】   6:30    集合・出発
          7:30    祝瓶山荘着
          7:50     同上発
         11:30ごろ  山頂着・昼食
         12:20     山頂発
         15:30    祝瓶山荘帰着
         17:00ごろ  長井着・解散
※現在「カクナラ橋」が破損して通行できない状況です。復旧しない場合は、小国側からの往復になります。

【持ち物】 雨具、水(最低2リットル)、タオル、帽子、着替え、昼食、非常食、手袋、ヘッドランプ、敷物、入浴用具、

【連絡先】  葉っぱ塾・八木文明    
          日本山岳ガイド協会認定ガイド
          日本自然保護協会自然観察指導員
         993-0053長井市中道2-16-40
            TEL 090−5230−8819
            メール happa-fy★dewa.or.jp
            (送信の際は★を@に変えてください。)


happajuku at 04:52|PermalinkComments(2)TrackBack(0) 葉っぱ塾の予定企画