2015年11月

2015年11月30日

☆★小さな自然体験の大切さを考える〜スクールインタープリター養成講座終了!

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<まずは子どものつもりで体験(石川さん撮影)>


  29日は山形大学を会場にお借りして、「スクールインタープリター養成入門講座」を開催しました。

  山形で開催するようになって7年目になります。

  スクールインタープリターは、自然体験活動を通じて、子どもたちが環境問題を自らの問題として考え、その解決のために行動できる人間に育ってゆくようにサポートする役割を担ってゆきます。

  身近にある小さな自然の中での体験がきっかけとなって、世界を眺めることができるような視野を持つ人間が育ってゆく可能性があると考えると、この講座がもつ意義の深さにいつも感動をおぼえます。

  しかし、その講座を私が講師になって行うとなると、責任重大です。

  会場の確保から実習や講義の準備など、時間をかけて行ってきましたし、日ごろの体験活動や大学での講師としての取り組み、さらには福島の子どもたちと一緒に過ごす「森の休日」などがみな、この講座の「栄養」となっていることが実感できます。


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<次は「まとめ」の部分をやってみよう!>


  この講座の大きな特徴は、体験活動を繰り返す中で、少しずつスクールインタープリターとしてのプログラムづくりを身に付けてゆくことができる点にあります。

  ちょうどらせん階段を登ってゆくようなことに例えられるかもしれません。


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<インタープリターの準備を整える>


  午前中は「子ども」としての体験から始まり、3回目の体験で、「まとめ」の部分だけをスクールインタープリターとして行うところまで進みます。

  午後は、3つのテーマに分かれて、子どもたちの体験活動に必要なワークシート類を作成し、自分のプログラムを完成させてゆきます。
  

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<いろいろな工夫をこらして>


  こちらで準備した色画用紙やカラーペンなどを駆使し、それぞれが工夫を凝らして準備を進めてゆきます。

  手作業が不得意な私などは、この過程でいつも驚きます。

  今回は保育士さんが4名参加くださっていましたが、日常の活動でもこうしたことをやっておられるためか、手際よく準備に取り組んでおられました。


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<最後はインタープリター体験>


  最後は一人ひとりがスクールインタープリターとして「子どもたち」を相手に実習を行います。

  開会から閉会までの中で、どんなふうに子どもたちの意欲を掻き立て、体験を分かち合うか。

  終わってみればあっという間の10分あまりの時間でしたが、そこには受講者それぞれの人となりが発揮されていました。


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<「自然の力はすごい!」で発見!>


  私は「自然の力はすごい!」という活動の「子ども」役をしたのですが、敷石の隙間に生えてきたこんな小さな草が目に入ったのも、この活動ならではのことだったと思います。

  最後に回収したアンケートに次のような感想がありました。


  山へ行くと思っていました。でも実際は、大学構内の小さなコーナー。

  大きなスケールを想像していた私は少々とまどいながらも、テーマを与えられると小さな花や草にも目が行き、ちょっとしたところにも自然と触れられ、いろいろな発見ができることに感動しました。



  これはまさにスクールインタープリターの活動の核心に迫っていると感じました。

  今回新たに7名のスクールインタープリターが誕生し、山形開催の講座修了者は93名となりました。

  ご参加くださったみなさん、お疲れ様でした。そしてありがとうございました。



    ☆「葉っぱ塾」・モンベルのコラボイベント

    ☆「葉っぱ塾の被災地支援活動中間報告」
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2015年11月29日

☆★支え続ける。小さく、しかし長く!〜「支援者の集い」50回の節目に参加して

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<28日「朝日」山形版の記事>


  28日付「朝日新聞」山形版に、25日に山形市内で開催された「支援者の集い」の記事が掲載されていました。

  この4年あまりの間に開催されたこの集まりが、この日ちょうど50回目を迎えたのです。

  月1回の集まりがもう50回。

  東日本大震災と原発事故から、それだけの時間が経過しているということです。

  私が参加したのはこのうちおよそ半分ぐらいでしょうか。

  この集まりが始まった当初は、津波被害の多かった宮城、岩手などでの緊急支援活動を行う諸団体から、多い時には50名を超えるほどの参加者があったと記憶しています。

  しかし最近は、20名足らずでの集まりになることが多くなっています。


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<第50回「支援者の集い」資料>


  その後、行政やそれに近い立場として、県、山形市、社会福祉協議会などの担当部署の職員も参加するようになりました。

  当初、「葉っぱ塾」が行っている保養の取り組みに関わる団体も少なく、参加してもそれがどうこちらにはね返ってくるのかが、なかなかわかりませんでした。

  しかし時折、こちらの活動に関心をもってくださったり、募金の協力をいただいたりすることがあり、そのことが、「森の休日」にとってありがたいサポートになりました。


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<板書された「葉っぱ塾」からの報告>


  25日の会合では、「葉っぱ塾」からは「森の休日2015」のまとめを報告しました。

  11月14日〜15日に行った「同窓会」を含め、今年は11回の「森の休日」を開催しました。

  この4年間では合計45回開催したことになります。

  福島からは今年、延べ55家族、184名のみなさんを「Asahi自然観」にお迎えしました。

  この取り組みの特徴として、経費の全てが募金によって賄われているということがあります。

  このスタイルをできれば今後も維持しながら取り組んでゆけたらと思っています。

  来年この「森の休日」が実施できるかどうかは、まだ微妙な状況です。冬の間お休みしている間に募金がどこまで伸びるかによって、開催できるかを判断したいと思っています。

  多くのみなさんが、少しずつ支え合ってゆきませんか? そんな思いを込めて、「葉っぱ塾ボランティア支援募金」をこれからも呼びかけ続けます。


   【葉っぱ塾ボランティア支援募金】

      ■郵便振替口座    02420−5− 19722

      ■加入者名       八木文明

       ※通信欄に「ボランティア支援」とご記入ください。




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happajuku at 04:30|PermalinkComments(0)TrackBack(0) 東日本大地震・「アウトドア義援隊」関連 | 週末保養「森の休日」

2015年11月28日

☆★虹〜時雨の季節のプレゼント

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<27日朝、長井市内で見られた虹>


  遅れていた雪の季節になりました。

  この時期は時雨れることが多く、それはまた、虹が見られることの多い時期でもあります。

  雨かと思っていた27日早朝、空が意外にも明るかったので、ジョギングに出かけました。

  東の空が少し赤みを帯びながら明けてゆきました。

  帰り道、西の山の方角に虹が出始めました。

  虹はしだいにその明るさを増し、間もなく、その外側に「副虹」も見え始めました。

  内側の「主虹」の色の順番が「赤橙黄緑青藍紫」なのに対し、その外側の「副虹」の色の順番が逆になっているのがおわかりですか?

  天候が悪い時にも、こうして素晴らしいプレゼントがあるのは嬉しいことです。

  こんな虹を見ると決まって思い出すのが、吉野弘さんの『虹の足』という詩です。

  平穏な日常の本当の意味での大切さがしみじみ伝わってきます。

  みなさんももしかしたら、外から見れば「虹の足」の中に居るのではありませんか?


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<虹の大アーチ!>


    「虹の足」   
           吉野 弘

   雨があがって

   雲間から

   乾麺みたいに真直な

   陽射しがたくさん地上に刺さり

   行手に榛名山が見えたころ

   山路を登るバスの中で見たのだ、虹の足を。

   眼下にひろがる 田圃の上に

   虹がそっと足を下ろしたのを!

   野面にすらりと足を置いて

   虹のアーチが軽やかに

   すっくと空に立ったのを!

   その虹の足の底に

   小さな村といくつかの家が

   すっぽり抱かれて染められていたのだ。

   それなのに

   家から飛び出して虹の足にさわろうとする人影は見えない。

   ――おーい、君の家が虹の中にあるぞォ

   乗客たちは頬を火照らせ

   野面に立った虹の足に見とれた。

   多分、あれはバスの中の僕らには見えて

   村の人々には見えないのだ。

   そんなこともあるのだろう

   他人には見えて

   自分には見えない幸福の中で

   格別驚きもせず

   幸福に生きていることが――。




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2015年11月27日

☆★近江楽堂でお会いしましょう!〜9日「いちよ・たかこ・やぎりんトリオ」コンサート

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<12月9日、近江楽堂で!>


  まもなく12月に入ります。

  遅れていた降雪もようやくあった山形です。

  さて、12月9日、東京オペラシティにある「近江楽堂」という音楽専用ホールにおいて、「いちよ・たかこ・やぎりんトリオ」の演奏会があります。

  年に一度か二度は上京し、こうした自主公演のお手伝いをしていますが、この9日のコンサートに合わせて上京しようと計画しています。

  コンサートの司会役を、9月に長井にもおいでくださった元NHKアナウンサーの村上信夫さんが務めてくださいます。

  演奏あり、歌あり、朗読ありの楽しいコンサートになるはずです。

  会場でCD、エッセイ集『広い河の岸辺』、絵本『ひろいかわのきしべ』なども販売されますが、絵本は葉祥明さんのサイン入りのものが2冊だけ私の手元にあります。

  もし事前にお申し込みいただきますと、それを携えて上京いたしますので、ご連絡ください。

  先日、「いちよ・たかこ・やぎりんトリオ」には、週末保養「森の休日」の「同窓会」に来て演奏していただきましたが、元宝塚歌劇団にいらっしゃった枝元一代さんの素敵な歌声にを初めてお聞きしました。

  『愛は花、君はその種子』(原題 “The Rose”)には、深い感動を覚えました。

  この歌の歌詞が、映画監督の高畑勲さんだったということを、先日初めて知りました。

  会場には「葉っぱ塾」につながる方々もお見えだと思います。お目にかかることを楽しみに上京します。

  翌日は鎌倉を歩いてみたいと計画中です。でもどうなりますか。気まぐれな一人旅です。

  12月は、このほかにも弟たちのコンサートがあります。

  詳細はこちらです。



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2015年11月26日

☆★いよいよ冬がやってきた!〜冬も野山に飛び出そう!

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<『OUTWARD』No.69、内容の一部>


  モンベルクラブ会員に送付されてくる会報誌『OUTWARD』No.69が昨日届きました。

  冬号とあって、メインテーマが「雪」。充実した特集が組まれています。

  おりしも昨日午後からの雨がみぞれになり、そして夜は峠付近は雪になっていました。

  「葉っぱ塾」ではこの冬もスノーシュー・イベントをいくつか計画していますが、モンベルと初めて連携して実施することになったAsahi自然観をベースにしてのスノーシュー・トレッキングの情報がチラシにも掲載となりました。

  冬は寒さに家に閉じこもりがちになっていませんか?

  防寒対策や汗対策をしっかりして外に出れば、冬は特別な楽しみがたくさんあります。


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<スノーシューの際の服装(参考)>


  スキーの場合は、リフトやロープウェイで上がり、滑り下りてくるので、基本的には「寒くない」服装であればよいのですが、スノーシューや雪山トレッキングの場合は事情が違います。

  坂道を登っていると、体温が上昇します。ですから、スキーウエアを着ていると、暑くなりすぎてしまうのです。

  重ね着が基本です。木綿は汗をかいたら乾きませんので、冬の活動には不向きです。

  指先、つま先、耳、鼻の頭など、身体の端が冷えないように十分な準備をしたいものです。

  子どもたちの場合は特に、靴に雪が入らないような工夫をしてあげてください。そうすることで思う存分遊びまわることができます。

  夏でも手袋の予備は必要ですが、冬は多めに持ちたいものです。



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2015年11月25日

☆★福島のお母さんの思いに応え続けたい〜「森の休日同窓会」へのメール

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<Asahi自然観のご好意の看板>


  「森の休日同窓会」からはや十日。

  この間、参加くださったご家族に写真と、記念のDVDなどをお送りしました。

  DVDは学生スタッフのYさんが、超速攻で参加家族分をコピーしてくださったものでした。

  それが届いた日から、お礼のメールが「葉っぱ塾」宛てに届いています。

  きょうここでご紹介するお礼のメールは、伊達市のSさんからのものです。

  「同窓会」の中で、福島の震災直後の様子を描いたドキュメンタリー映画『A2-B-C』を上映したのですが、その上映にあたっての手続きなどを一手に引き受けてくださった方です。

  小さな取り組みに過ぎない「森の休日」ですが、少しはお役に立てているのかな、と思えて、来年も何とか続けたいという気持ちを強くしました。


  ★森の休日同窓会では、大変お世話になりました。

  昨日、映画の監督や上映関係者の方への対応を終えたところで子どもたちとヨッシー作のDVDを鑑賞したところでした。

  八木さんはじめスタッフの方々の御配慮、気配りには最後の最後まで抜かりなし!といった対応には感謝の気持ちでいっぱいです。

  DVD、涙があふれるのをこらえるのでいっぱいいっぱいでした。

  振り返れば、森の休日同窓会に行くまでは嬉しさが込み上げるほど楽しみにしていましたが、2日目にさしかかる頃、自分の気持ちの複雑さが込み上げてきているのがとても強く実感してました。

  また、福島に戻らなきゃならないのか!何するにも気にしながらも気にしていないふりをして生活しなきゃならないのか!

  福島に住むこと=被曝 が常に頭から離れなくなっているにもかかわらず日常は、気にしていたら生活出来ない。

  「保護者さんとのコミュニケーションもとれなくなる。子どもに辛い思いをもっとかけてしまう。」と、親としてとても複雑な思いを持って生活しています。

  何の授業、何の行事でも常に被曝しないようにと考えてしまう自分。いくら訴えても対応しない行政。。。本当は、疲れました。

  今までは、弱音を吐かずやってきましたが本当は何も気にせず普通に生活したいです。

  何十年と闘わなければならないなんて荷が重すぎます。もう、いいんだ よ。大丈夫だよ。と皆が思える福島になるのが遠い未来なら、はやく子どもを県外に出したくなります。子どもの進学、成長を待たずに。。。

  365日、こんな思いが頭にあったらど〜なるんだ???なんておもいながら恐ろしくなりました。

  もし、「森の休日」のような保養に出会わなければ、線量にも周りの生活にも麻痺してしまい放射線を気にしなくなっていたのかも知れないのではないか?と思う時もあります。

  「森の休日」のひとときに、八木さんや一人ひとりのスタッフの動き、しぐさ、言葉に福島の生活を忘れさせてくれるパワーがあるのを実感してます。

  そして、この保養が福島に住まなければならない私にとって、「気をつけて生活するのは大事だよ。いいんだよ。今のまま、頑張って!」と言って暖かく包んでくれているようにも感じます。

  子どもたちも何かをしっかりと感じているのはたしかです。

  本当にありがとうございます。

  感謝の気持ちで一杯です。



  「森の休日」は、多くの皆さまからの募金によって運営しています。来年実施できるかどうかの見通しを持てる状況にはまだ届いておりません。

  ぜひお力をお貸しください。


  【葉っぱ塾ボランティア支援募金】

      ■郵便振替口座    02420−5− 19722

      ■加入者名       八木文明

       ※通信欄に「ボランティア支援」とご記入ください。




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happajuku at 04:30|PermalinkComments(0)TrackBack(0) 週末保養「森の休日」 

2015年11月24日

☆★初冬の長井葉山へ〜今年最後の水汲み登山

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<23日の長井葉山山頂>


  今年は本格的な降雪がないまま、23日は二十四節気の一つ「小雪」でした。

  どんよりした曇り空ではありましたが、長井葉山に行ってきました。

  麓まですっかり落葉した葉山は、がらんとして明るく、見通しが良くなっています。

  登山道は落ち葉で埋め尽くされ、場所によってはくるぶしまで埋まるほどです。

  標高1100mあたりから雲の中に入りました。

  この時期にしては気温が高いとはいえ、山頂付近は5℃ぐらいだったと思います。


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<まだ雪のない登山道を歩く。>


  この日は空のPETボトルを4本背負っていきました。

  もしかしたら、「鉾立清水」の水を汲めるのは今年最後になるかもしれません。

  これで年内は十分に朝のコーヒーをこの水で味わうことができます。

  無心で歩いていると、時折、木立の中から突然にバタバタとヤマドリが飛び立ち、ドキリとします。


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<冬間近の水田地帯>


  重くなったザックを背負い、速足で登山道を下りて「栃ノ木展望台」で一休み。

  この水田地帯がすっかり白一色になる日も近づいています。

  本格的な冬の到来を、息をひそめるように待っているといった風情です。


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<ナメコはまだ採れる!>


  標高650m付近まで下ると、地元の方がブナ林の探訪のために開いた道があります。

  この日は「もしかしたらまだキノコが?」と思い立って、そちらの道へと踏み込みました。

  干からびているものが多かったのですが、まだ大丈夫そうなものがありました! 

  収穫祭のときから2週間以上過ぎていますが、探せばまだありそうです。

  近づく冬の足音に耳を澄ませるようなこの日の長井葉山でした。



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happajuku at 07:37|PermalinkComments(0)TrackBack(0) 山旅の報告 

2015年11月23日

☆★豊かに実った完熟「ふじ」〜リンゴの木オーナー収穫の日

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<完熟した「葉っぱ塾のリンゴの木」>


  22日は待ちに待った「葉っぱ塾のリンゴの木」の収穫作業でした。

  この収穫の日は時雨れる日が多いのですが、今年は珍しく朝から穏やかな晴天となりました。

  平井さんのリンゴ園ではすでに「ふじ」の収穫も終えていて、「葉っぱ塾」の5本の木だけが、真っ赤に完熟したリンゴを枝先に付けて、青空と素晴らしいコントラストを成していました。


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<子どもたちもがんばって働きました!>


  今年は秋の紅葉が早く進んだのですが、リンゴも生育が順調だったようです。

  そんな中で、こちらは例年とおなじぐらいの日程を設定していましたので、完熟したリンゴは、ちょっと触れるだけで落果しそうになっていました。

  平井さんのお話しでは、6月に極端に雨が少なかった時期があって、これが果実の数や大きさに影響を与えたようだとのことでした。

  人間の手が全く及ばない条件のもとで作物を育てるということのもつ奥深さやむずかしさを感じないわけにはいきません。


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<サイズ分け作業がいちばん大変!>


  もぎ取りをしているときから、「なんだか数は去年よりは少ないな」と感じていました。

  平井さんの倉庫で、サイズ分けの作業に入りましたが、これがいちばん大変な作業です。

  緑色のビニールケースには、20個用、18個用、16個用、14個用とあるのです。今年は16個のケースがいちばん多く、大きなサイズは極端に少ないことが印象的でした。

  しかし、「青子」と呼ばれる未成熟な果実がほとんどないのもまた今年の特徴だったと言えるでしょう。


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<収量は昨年の4分の3ほど>


  最終的には61ケースの収穫でした。

  収穫量は昨年の4分の3ほどでしたが、質の点ではなかなかの出来栄えだと感じました。

  収穫量の点ではこれよりもまだ少ない年があったことを思い出します。

  9月に入ってから気温がぐっと下がり、冷涼な気候を好むリンゴには好条件だったと振り返っています。

  「ふじ」は他のリンゴに比べると、甘味と酸味のバランスが絶妙ではないでしょうか。やはり最後に登場するのはリンゴの女王様だなあと感じます。


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<皆さんの手で箱詰めされたリンゴ>


  おいでになれなかったオーナーのみなさんには、参加者の手でていねいに箱詰めしていただきました。

  事前に放射能測定していた結果が「不検出」だったとの書類のコピーも同封してあります。

  感想などを、平井さんあてにお送りいただけましたら幸いです。



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2015年11月22日

☆★大切にしたい日本の稲作文化〜田んぼオーナー2016募集!

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<今年の稲刈り風景>



          大切にしたい日本の稲作文化
       〜 葉っぱ塾 田んぼオーナー2016 〜


  「葉っぱ塾田んぼオーナー」は地元の方のご協力をいただいて、9年目に入ります。自分たちが食べるものを作り育てるという体験をさらに深めたいと考えております。2015年は1オーナーあたり玄米で約50kgの収穫がありました。また昨年に続き、放射能検査で「不検出」となっています。合わせて12オーナーの募集枠のうち、欠員が3名分あります。次のシーズンはどんな実りがあるでしょうか。ご参加をお待ちしています。

【概   要】  長井葉山を見上げる水田に、朝日連峰から流れてくる水を利用して、参加者1人あたり1アール(10m四方)のコシヒカリを栽培します。田植えや稲刈りなどの農作業を体験し、米づくりの過程やそれに伴うさまざまなご苦労を知ることを通じて、自分たちの「食」について考えていこうという体験型のプログラムです。除草剤は1回のみ散布、防虫農薬は不使用、化学肥料不使用(ただし有機肥料・発酵肥料は使用)という「スーパー低農薬米」とも呼べるお米の栽培を行っています。

【指導者】    遠藤重夫さん(長井市勧進代在住)
     長井葉山の麓に居住し、この山をこよなく愛する農業人です。農薬大量使用の農業とは一線を画し、誠実なお人柄そのままに、2.5haの水田で米づくりに取り組んでおられます。

【参加費用】  ¥22000 (秋に振替用紙送付します。)
1人当たりおよそ45〜50kgの収穫をめざし、その米代やさまざまなご指導をいただく経費、葉っぱ塾の連絡費、田植え、稲刈り時の味噌汁代などを含みます。(同量の標準的なお米に比べるとやや高めの価格設定になっておりますが、栽培方法がほぼ同様のものの中には10キロで6000円するものなどもあります。)

【募集人数】  3名 (3ファミリー) ※昨年参加のファミリーは優先受け付け 
※ 欠員の3オーナー(3家族)だけの募集です。 

【参加条件】  2016年5月29日の田植えの作業、及び、10月2日の稲刈りの作業の、少なくとも一方にはご参加いただくこと。ご家族や子どもさんたちでの参加、大歓迎いたします。また、11月6日に、収穫祭(参加費500円程度は別途徴収)を行う予定でおります。

【申し込み】  参加の意志表示をメールまたはファクシミリなどでお願いします。昨年オーナーとして参加された方を優先します。その後、新しい方の申し込みを受け入れてゆきます。定員に満たない場合は、このかぎりでありません。

【連絡先】    葉っぱ塾・八木文明 
  993-0053長井市中道2-16-40
  Tel 090-5230-8819 Fax 0238-84-1537
 メール happa-fy★dewa.or.jp
   (送信の際は★を@に変えてください。)



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2015年11月21日

☆★25年前の自分と再会〜家の片づけ進行中

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<う〜ん、若かったなあ>


  少しずつ、少しずつ「はなれ」を片付け、それと連動して部屋の中にある様々なものを確認し、不要なものは思い切って廃棄。

  今年は夏以降、そんな作業が日常化しています。

  きのうは、そんな作業の中で、25年ほど前に撮影した私の大きな顔写真の額が出てきました。

  これは、あるピアニストの撮影をしてもらうために写真館を訪ね、撮影が終わるのを待っていたら、「八木さんも撮りませんか?」と誘われたときのものです。

  白鷹町のプロ写真家、守谷真一さんが撮ってくださいました。

  人の顔写真を撮って、様々なコンクールで入賞したこともある実力者です。

  このとき伊達メガネをかけていました。

  娘が遠視の目を矯正するためにメガネをかけていたのに合わせていたのです。

  幼稚園で「メガネザル!」などと言われて、一時期いじけたことがあったのをフォローしたつもりでした。

  う〜ん。自分ではそんなに変わっていないつもりだったのですが、やはり白髪はずいぶん増えていますね。

  この後、気を取り直して、また少し、片づけやぞうきんがけをしました。

  「はなれ」は来年の春から福島のみなさんに、家族単位での保養に活用していただけないかと考え、リフォームも進めています。



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2015年11月20日

☆★同窓会誌の記事から始まった『広い河の岸辺』の奇跡〜クミコさんとやぎりんの対談記事

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<新たに届いた同窓会誌の記事>


  数日前、母校から同窓会誌が届きました。

  そこに、弟でケーナ奏者の八木倫明(やぎりん)とクミコさんの対談記事が、見開き2面にわたって掲載されていました。

  クミコさんとやぎりんがつながったのは、およそ2年前の今頃。この同窓会誌が仲立ちをしたのです。

  あのときの号に、クミコさんが、活躍する卒業生として紹介されていました。

  その同窓会誌を、同じく同窓生でもある弟に「こんな人がいるよ」という軽い気持ちで送ったことが発端だったのです。


クミコ『広い河の岸辺』ジャケット

<CD『広い河の岸辺』>


  その記事を読んだ弟が、クミコさんにお手紙を書き、自分が訳詞した『広い河の岸辺』(原曲はスコットランド民謡の“The Water is Wide”)を歌ってほしいとお願いしたのです。

  クミコさんが、2013年暮れの弟たちのライブにゲスト出演を快諾され、この歌を歌ってくださった場に、私はたまたま居合わせました。

  プロの歌い手が歌う「すごさ」を感じた瞬間でした。


エッセイ集『広い河の岸辺』表紙

<エッセイ集『広い河の岸辺』>


  そしてこの『広い河の岸辺』は、クミコさんの歌によってCD化され、2014年7月に発売されます。

  あの年の朝ドラ『花子とアン』、そして続く『マッサン』で、主人公が、ドラマの中でこの曲を口ずさむという演出が、CD化を後押ししたとも言えます。

  エッセイ集には、そのあたりの経緯も詳細に書かれています。

  先日、福島の子どもたちやご家族をお招きして「森の休日同窓会」という集まりを開いたことはこのブログ記事にも書きました。

  その中で弟も演奏者の一人として出演するコンサートを持ったのですが、会場に、このエッセイ集も置かれていました。

  二日目の私たちのおにぎりを一手に握って運んできてくださったKさんが1冊購入くださったことは、翌日お礼のお電話をしたときに知りました。

  「最近あまり本を読んではいなかったのだけれど、あの本は一気に読みました。」とのことでした。

  エッセイ集はこの曲の単なる紹介にとどまらず、様々な人と人との出会いの大切さが伝わってきます。

  自分自身に自信が持てなくて、つらい思いを抱えているときなどにこの本を読んだら、やさしく背中を撫でられるような思いをすることがあるかもしれません。


絵本『広い河の岸辺』表紙

<絵本『ひろいかわのきしべ』>


  「葉っぱ塾」を始めるきっかけを作ってくださった、画家であり詩人でもある葉祥明(よう しょうめい)さんが、この曲に触発されて、何枚もの絵を描きおろしてくださり、絵本『ひろいかわのきしべ』も昨年完成しました。

  CD、エッセイ集、絵本、すべて「葉っぱ塾」からお求めいただけます。

  とりわけ絵本は、葉祥明さんのサイン入りのものが3冊あります。

  ご連絡いただければお送りすることも可能です。

  クリスマスの季節でもあります。大切な方への贈りものにいかがですか?

   【連絡先】葉っぱ塾 八木
         電話090−5230−8819
         メール  happa-fy★dewa.or.jp
        (送信の際は★を@に変えてください。)




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2015年11月19日

☆★落ち葉で遊ぼう!〜保育園での秋の活動

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<イチョウの落ち葉でいっぱいの公園>


  山形市内のT保育園での秋の体験活動を18日午前、行ってきました。

  この日はどんよりした曇り空でしたが、比較的気温は高めで、子どもたちの活動中は何とか雨が降らないで終えることができました。

  いつも活動の場として利用している近くの公園にはイチョウやサクラの木が植えてあります。

  ほとんど落葉を終えていた木々の下は、地面が見えないほどの落ち葉で埋まっていました。


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<並んで公園に入る子どもたち>


  この日は年中さん、年少さん、年長さんの順で活動を組んでいました。

  服装を整えて、保育園から並んで歩いてくる姿はなかなか可愛らしいものです。


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<たくさんの葉っぱの「こすり絵」>


  年少のクラスは、落ち葉の「こすり絵」をしました。

  落ち葉の上にコピー紙を置き、クレヨンでこすって、葉っぱを浮き上がらせるのですが、2つのポイントがあります。

  落ち葉と紙が動かないようにしっかりと固定すること、そしてクレヨンをあまり力を入れずに紙の上を撫でることです。

  最初は苦労していましたが、しだいに上手にできるようになって、一人で数枚の葉っぱをこすり出していました。

  それらを、大きな模造紙にどんどん貼りだしてゆきました。

  園に帰ってから、これに「幹」の部分を付け足して、色とりどりに紅葉した「樹木」が貼りだされたはずです。


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<ヤギおじさんのより大きい葉っぱを探そう!>


  年少さんは、「こんな葉っぱを探そう!」の活動を行いました。

  大きな模造紙の左上に「お題」の葉っぱをヤギおじさんが貼っておきます。

  最初は「穴のあいた葉っぱ」、次は「ヤギおじさんのよりも大きな葉っぱ」、そして最後は、担当の保育士さんのアイディアで、「オシャレな葉っぱ」と、3つのお題がありました。

  年少の子どもたちなので、活動をできるだけ単純化する一方で、「お題」を3つ準備して、変化をつけてみました。

  「大きな葉っぱ」では、最初はなかなかヤギおじさんのものを超えられなかったのですが、子どもたちはそこで落ち込むことなく、一生懸命公園を走り回って探してきてくれました。


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<みんなの「虹」を並べてみたら・・・>


  年長さんは「じぶんのにじを探そう」のグループ活動。

  2人組で、1枚のシートに公園の落ち葉から「虹の色」を探して貼ってゆきます。

  子どもたちの組み合わせによって、分担するチーム、一緒に同じことをしながら進めるチーム、様々ありました。

  できあがったものを、ブルーシートの上にアーチ状に並べてみたら、大きな「虹」に見えました。

  この園では、山形で「スクールインタープリター養成講座」を始めた初期のころから、毎年1ないし2名の保育士さんの受講が続いています。

  そのことが、園での日々の活動の随所に生かされていて、お手伝いしている者としてはほんとうに嬉しいことです。

  今年の講座にもこの園から2名の保育士さんが受講してくださる予定です。



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2015年11月18日

☆★支えてくださいこれからも〜「葉っぱ塾ボランティア支援募金」ご協力のお願い

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       支えてください!「葉っぱ塾」の被災地支援
      福島の子どもたちのための短期保養プログラム

      「森の休日2016」等へのご支援のお願い


  “おとなも子どもも森で遊べ”をテーマに、山形県長井市及びその周辺の自然を活用して活動を行っている「葉っぱ塾」では、震災直後から、アウトドアメーカーのモンベルが中心となって行なった緊急物資支援活動「アウトドア義援隊」に参加したほか、その後も個人として、あるいは山形からのボランティア・チームの一員として、東松島市、石巻市、陸前高田市などでの多様な被災地支援活動に関わってきており、活動は現在も継続しています。

  そして2012年春以降、県内のボランティア関係者のお力をお借りしながら、福島の子どもたちのための短期保養プログラム、「森の休日」を2012年10回、13年12回、14年12回、15年11回と継続実施してきました。これは、放射線量の高い地域に住むストレスを少しでも解消し、親子共々リフレッシュしていただきたいという目的で行なってきたものです。

  福島では、除染が進んでいるとはいえ、市内のあちこちに「ホット・スポット」と呼ばれる放射線量が高い場所があることがわかっています。子どもたちが安心して外遊びできるという環境ではありません。「森の休日」に参加している子どもたちの中には、甲状腺検査で「嚢胞あり」と診断される子どもも出てきていますし、福島県内では「甲状腺がん」と診断された子どもが130人を超えています。今後、さらに増加するのではと気がかりです。

  山形に来た子どもたちは、短い時間ですが、外の空気を思いっきり吸い込み、少しの時間も惜しむようにして遊んでゆきます。見守る両親たちも、ひさびさに子どもたちがのびのび遊ぶ姿を目にし、心からゆったりと過ごしてゆかれます。

  こうした保養の活動などを今後も長く継続してゆくために、「葉っぱ塾」では多くの皆様に資金面でのサポートを呼びかけています。福島の現状や、いまだに仮設住宅で暮らさなければならない津波被災地の現状を考えると、これまでの活動をさらに継続してゆかなければならないと思っております。ぜひ、みなさんのお力をお貸しください。

  助成金に頼らず、こうして皆様に募金をお願いしているのは、できるだけ多くの人々が、被災地の方々と心を重ね合わせ、一日も早い復興のために労苦を分け合うことが大切だと思うからです。皆様からのご支援を心からお待ちしています。


【葉っぱ塾ボランティア支援募金】
   ■郵便振替口座   02420−5− 19722
   ■加入者名       八木文明
    ※通信欄に「ボランティア支援」とご記入ください。

 【申し込み・お問い合わせ】 
  葉っぱ塾 八木文明(やぎ ふみあき)
      090-5230−8819
  メール happa-fy★dewa.or.jp
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2015年11月17日

☆★多くの見えない「手」に支えられて〜「森の休日同窓会」2日目

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<15日朝の幻想的な風景>


  二日目の朝も小雨が降っていました。

  しかし、こんな日にしか見られない特別な風景があります。

  まるで水墨画のように広がる幻想の世界に、思わず息を飲んでしまいます。


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<サンドブラスト作品の説明を聞く子どもたち>


  この日も朝一番で、子どもたちは下の体育館に出かけました。

  その間、お母さんたちには今回初めてアロマセラピーの専門家がボランティアでサービスを提供してくださり、大変好評でした。

  短い時間でしたが、思いっきり遊んできた子どもたち。次は静かに取り組む体験活動です。

  昨年知り合ったサンドブラスト工房「遥空」の関口さんにおいでいただいていました。

  まずは思い思いのガラス容器を選び、関口さんの説明を聞いて、制作活動が始まりました。


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<ついにマイグラス完成!>


  1時間ほどかかってシールを貼ったり、それを切り抜いていったり。

  最後に関口さんがガラスに「砂」を吹き付けて、模様が浮き出してゆきます。

  シールをはがし、ていねいに水洗いをしてゆくと、ついにマイ・グラスが姿を現します!

  朝、体験活動をいったんキャンセルされたお母様がいらっしゃいました。

  きっとその時間、ゆっくりお休みしたかったのかもしれないと思っていましたら、あとから「やっぱりやってみます」とおっしゃってくださいました。

  その方が実に細かな図柄の作品を完成させたのは、みんなが昼食を食べ始めてからでした。


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<紅花染めを楽しんだお母さん>


  ガラス彫刻と並行して、もう一つの体験活動の「紅花染め」を、白鷹町で『紅花の館』を運営している、同級生の今野正明さんにお願いしていました。

  赤を染めてゆくということの奥深さの「入口」程度の体験でしたが、伝統的な技術の素晴らしさを感じていただけたでしょうか?


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<芋煮とおにぎりで昼食>


  いつもは私たちスタッフが分担して作っていた芋煮を、今回はスタッフの負担を軽減する意味から、長井市のWさんにお願いしていました。

  アシスタントとお二人で午前9時過ぎから作り始めてくださって、11時には大鍋2つ、小鍋1つにいっぱいの芋煮を作り終え、さりげなく帰ってゆかれました。

  「私たちにもボランティアさせてください」と、里芋の実費ていどの経費しかお受け取りになりませんでした。

  おにぎりは、河北町のKさんが、「はえぬきの新米で作ってきたよ」と、たくさんのおにぎりを車に積んで運んできてくださいました。  

  ここでも私たちの取り組みを、様々な形で支えてくださる方々がいらしたことに感謝です。
  

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<読み聞かせをしてくださった福島のMさん>


  福島のMさんから、この「同窓会」で絵本の読み聞かせをしましょうとのご提案をいただいていました。

  フリーアナウンサーや、大学の講師などもお勤めのMさんは、『はらぺこあおむし』の大型絵本を持参くださって、子どもたちを前に読んでくださいました。


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<子どもたちにプレゼントされた穴あき葉っぱ>


  このときに、フェルト地で作られた穴あき葉っぱの小道具が登場したのですが、これはわざわざ大阪から夜行バスでボランティアに駆けつけてくださった方が作ってきてくださったものです。

  「これを後でみなさんにも差し上げますよ」語りかけられてとき、女の子たちの目が輝きました。


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<いちよ・たかこ・やぎりんトリオの演奏会>


  読み聞かせに続いて、「いちよ・たかこ・やぎりんトリオ」の演奏会が開演しました。

  このコンサートは、今回の「森の休日同窓会」のことが具体化してすぐに出演者にスケジュールの打診をしていたものです。

  出演料をどうするのかがハードルでしたが、カレーの全国チェーン『CoCo壱番屋』創業者、宗次徳二さんが設立した『NPO法人イエローエンジェル』の助成を受ける段取りが整い、こちらの負担なしで実施することができました。

  ここにも支えてくださる「手」の存在を感じています。

  コンサートの最後には、『広い河の岸辺』をみんなで大合唱。素晴らしいひとときになりました。


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<子どもたちからサプライズ・プレゼント!>


  閉会行事に入りましたら、子どもたちから私へのサプライズプレゼントが準備されていました。

  3年生のときから「森の休日」に参加し、今は6年生になった4人が前に並び、一言ずつメッセージを述べてくれました。

  そして、この「同窓会」に参加の全ての子どもたちの写真と一言メッセージが貼り付けられてアルバムをいただいたのです!

  限られた時間の中で、いつのまにこんな準備をしてくれていたのかと驚きました。

  お心遣いありがとうございました。


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<『今日の日はさようなら』大合唱>


  閉会行事の最後は、大谷さんのピアノ伴奏による『今日の日はさようなら』。

  閉会の挨拶の中で、来年実施できるかどうか、まだ不確定だということをお伝えしたのですが、私の思いは、今日の日「は」さようならですよ、ということをお伝えしたかったのです。

  数か月がかりで少しずつ準備を進めてきた今回の「同窓会」。

  終わってしまえばなんだかあっという間の出来事でした。

  心地よい疲れの中で、参加されたみなさんへのお礼状の準備をしています。



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2015年11月16日

☆★ブナの森での4年を振り返る〜「森の休日同窓会」1日目

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<スタッフ打ち合わせランチ会>


  2012年5月から始めた週末保養「森の休日」は、この4年間で44回を数えました。

  45回目は、「森の休日同窓会」ということで、福島からは16家族が集まってくださり、にぎやかな二日間を過ごしました。

  迎えるスタッフも20数名となり、にぎやかな打ち合わせランチ会からスタートしました。


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<開会セレモニーでスタッフ紹介>


  福島のご家族のこの保養への参加経験は様々で、最初の年から数えて10回を超える方もあれば、今年から参加の方もおられました。

  スタッフも同様で、新旧様々でした。

  しかし、主催してきた者にとって何より嬉しいのは、「継続的に」参加してくださる、ということでした。

  一回一回は小さな取り組みで、わずか1泊2日。

  その短い時間をつなぎ合わせてゆくことで、来て下さる福島の方々と、お迎えするスタッフの間に、目には見えない信頼関係が出来上がってゆきます。

  そのつながりが、この開会行事の雰囲気に現れていたように感じました。


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<閉校になった小学校の体育館で遊ぶ>


  金曜日までは好天が続いていたのに、ちょうどこの週末は雨になりました。

  Asahi自然観側の機転で、山の麓にある閉校になった「立木(たてき)小学校」の体育館を使わせていただくことができました。

  しかも4キロあまりの道のりを、専用マイクロバスを出して運んでくださいました。


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<蜜ろうキャンドルづくり>


  遊びから帰ってきた子どもたちは、「キャンドルリンク」のスタッフのみなさんのご指導で、蜜ろうキャンドルづくりに取り組みました。

  「キャンドルリンク」は、阪神大震災をきっかけに、キャンドル作りを介して被災地の方々の応援をしてきた人々の集まりです。

  地元朝日町で蜜ろうづくりを営んでおられる安藤竜二さんが代表ですが、この日はご都合でおいでになれず、ベテランの女性スタッフ3人が、子どもたちのサポートに駆けつけてくださいlました。


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<玄関に灯った子どもたちのキャンドル>


  作ったキャンドルを灯すガラス容器のまわりに、セロハン紙に自分で描いた絵を巻き付け、暗くなったところで、ホテルの玄関前に点灯!

  蜜ろうの少し赤みを帯びた炎がゆらぎ、素晴らしい風景が出現しました。

  いつか子どもたちが大人になったとき、記憶の片隅に残っていたこんな夢のような光景がふと思い出され、懐かしく振り返る日が来るのかもしれません。


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<親たちは『A2-B-C』の鑑賞>


  子どもたちがキャンドルづくりをしている間、親御さんには、ドキュメンタリー映画『A2-B-C』を見ていただきました。

  この映画にも出演しておられる福島のSさんが、監督のイアン・トーマス・アッシュさんと連絡を取り合ってくださり、特別なご配慮をいただいての上映でした。

  この日ニューヨークにおられた監督からのメッセージも届けられました。

  福島の方々の感想は、翌日いただいたアンケートに次のようなものがあったことで想像できます。

  ☆『A2-B-C』初めて見ました。当時のことを思い出し、胸が締め付けられる思いでした。気を引き締めて生活してゆかないと、ですね。

  
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<ごちそう一杯の夕食会場>


  ホテルのレストランでの夕食会は、Asahi自然観のスタッフのみなさんの特別の配慮が随所に感じられるものとなりました。

  子どもたちは目をぱちくりさせながら、いろいろなお皿をめぐっていました。


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<「森の休日」の4年を振り返る映像を見る>


  スタッフの一人、Yさんに、これまでの写真全てをお預けし、それを編集してもらったものを会場で上映し、、4年間の「森の休日」を振り返りました。

  四季が移り変わる中で、子どもたちが楽しく遊びまわり、成長してきたことが実感されました。

  最初の年に小学校3年生だった子どもたちが、もう6年生になっています。

  子どもたちの成長と変容には十分すぎる時間なのだとつくづく感じました。


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<Asahi自然観特製の特大ケーキ登場!>


  夕食会の後半に、特製のケーキが登場しました!

  子どもたちが目を輝かせて集まってきて取り囲みました。
  

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<気の早いサンタさんが!>


  さらに子どもたちへのサプライズが待っていました。

  気の早いサンタさんが、プレゼントを持って会場に入ってきたのです。

  サンタさんを取り囲み、子どもたちは騒然!

  Asahi自然観のみなさんの格別のご配慮、本当にありがたく、嬉しいことでした。


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<夜遅くまで二次会にぎやかに>


  会場をコテージ村に移し、二次会も賑やかでした。

  福島のみなさんも、迎えたスタッフも、飲むほどにそれぞれが思いを語り合い、まるで古い友人どうしのように話の輪が広がってゆきました。

  雨は弱く降り続くままに、夜は更けてゆきました。



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2015年11月15日

☆★雨が人を近づける〜「森の休日同窓会」

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<15日朝のAsahi自然観からの風景>


  福島から16家族をお迎えしている「森の休日同窓会」1日目は雨がやむことなく降っていました。

  外遊びができませんでしたが、Asahi自然観のはからいで、山の麓にある閉校になった小学校の体育館を使えることになり、子どもたちは大喜びでした。

  狭い空間で過ごしたことで、子どもたちどうしや、子どもたちとスタッフの「距離」が近づいて、予想以上の濃密な時間を過ごしています。

  夕食は、Asahi自然観の皆さんが様々な工夫を凝らしてくださって、一人の男の子いわく、「豪華過ぎる!」。

夜が更けるまでの二次会は主役が大人たちに変わり、話が尽きませんでした。

  前日に初めて親の仲間入りをしたスタッフの一人も予定通り駆けつけてくれて、皆さんと喜びを分かち合っていました。

  雨はまだ降っていますが、心をそっと撫でるような雨です。



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2015年11月14日

☆★福島の子どもたちの健康を気遣う〜きょう明日、「森の休日同窓会」

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<チャリティ公演会場>


  数日前にお電話をいただき、13日夜、市内のホテルの宴会場で開催される東日本大震災支援チャリティの和太鼓演奏会の合い間に、「葉っぱ塾」の活動を紹介するようにとの依頼がありました。

  「葉っぱ塾ボランティア支援募金」は、200名を超える個人から継続的なご協力をいただいていますが、実は長井市内の方はほとんどおられません。

  同じ東北ですから、親戚などがおられて、それなりの関わりを持ち続けておられる方が多いのかもしれません。

  そんな状況でしたので、長井市内の皆さんに「葉っぱ塾」の活動の報告の機会をいただいたのは、ほんとうにありがたいことでした。


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<勇壮な和太鼓の演奏>


  宮城県美里町に本拠を置く和太鼓のグループ「閾(いき)」が、ステージをつとめました。

  海外での公演の実績もあるという素晴らしい演奏がホールに響きました。

  私の報告はほんの15分程度のものでしたが、帰り際、お二人の方から声をかけられました。

  名刺をお渡ししましたので、今後何らかのご協力がいただけるのかもしれません。

  多くの方が、少しずつ分担し合って被災地の皆さんを支えてゆきたい。

  そんな思いで取り組んでいる「葉っぱ塾」の活動を、少しでも多くの皆さんに知っていただくことができたのであれば幸いです。

  きょうから、週末保養「森の休日」の同窓会です。

  きのうの朝、キャンセルのメールがありました。お子さんの体調が悪いとのことでした。その2日前には、お母様が検査入院のためのキャンセル。

  福島のみなさんの健康のことがとても心配です。


 【葉っぱ塾ボランティア支援募金】

      ■郵便振替口座    02420−5− 19722

      ■加入者名       八木文明

       ※通信欄に「ボランティア支援」とご記入ください。




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2015年11月13日

☆★週末保養「森の休日」、同窓会を開催!〜来年の開催を期して

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<落葉が進むAsahi自然観>


  月の暦ではきょう13日が「神無月ふつか」。

  12日の朝は山形でも「初氷」とのニュースがありました。

  今週末の14日〜15日、「Asahi自然観」で、「森の休日同窓会」という行事を開催します。

  福島の子どもたちやその家族を招いて続けてきた週末保養「森の休日」には、毎回3、ないし4家族の参加です。

  2012年5月以降、4年にわたって続けてきたこの保養ですが、「同窓会」にはこれまで参加くださった家族17家族が一堂に会します。

  お迎えするスタッフと合わせて、90名近い一大イベントです。

  様々な方々のご支援のもと、準備を重ねてきましたが、いよいよそれが明日からとなりました。


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<ヤドリギが目立つウダイカンバの木>


  10日に、いろいろな荷物を車に積んで、会場の「Asahi自然観」に行ってきました。

  紅葉のピークは過ぎ、比較的落葉が遅いカエデの仲間がまだ葉っぱを枝先に残していました。

  葉っぱが茂っているあいだは目立たないヤドリギが、落葉すると目立つようになります。

  知らない方は、「鳥の巣?」と思う方もおられます。

  今はヤドリギの実が実っています。

  この実を食べた鳥が種を拡散しているのです。


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<落葉に埋め尽くされたコテージ前>


  スタッフが使用させてもらっているコテージに荷物を運び込みに行きましたら、コテージ前が一面の落葉で埋め尽くされていました!

  乾いた落ち葉はかさこそと音をたて、耳をくすぐります。

  この週末、日曜日には雨の予報もありますが、何とか雪の心配はしなくてもよさそうです。

  この「森の休日同窓会」を新たなバネにして、また来年も、この週末保養を継続してゆけたらと考えています。

  この活動は、多くの皆さまからの募金によって支えられています。

  行政や財団などからの助成金を当てにせず、多くの人が少しずつ被災地を支えたい。それが「葉っぱ塾ボランティア支援募金」の趣旨です。

  ぜひお力をお貸しください。


  【葉っぱ塾ボランティア支援募金】

      ■郵便振替口座    02420−5− 19722

      ■加入者名       八木文明

       ※通信欄に「ボランティア支援」とご記入ください。




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2015年11月12日

☆★「1」並びにこだわって長井葉山へ

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<葉山中腹の名残りの紅葉>


  今週末の「森の休日」を控え、様々な準備がありますが、まずまず順調に進んでいます。

  しかし、デスクワークが続くと、体調が悪くなります。

  「4年前の11月11日は、葉山に登ったのだったなあ」と思い出したら居ても立ってもいられず、朝食後に葉山に向かいました。


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<登山靴が隠れるほどの落ち葉の道>


  登山口付近はまだ紅葉が見ごろですが、標高700mを超えると、ほぼ落葉しきっています。

  登山道の少しえぐれた部分には落ち葉が溜まり、ところに寄ってはくるぶしが隠れるほどでした。


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<山頂着は「1」並び!>


  せっかくだからと、空のPETボトルを4本背負ってゆきました。

  もしかしたら、「鉾立清水」の水を汲めるのも、今年のラストチャンスかもしれないと思ったのです。

  葉山山荘手前で、白兎尾根方向に少し下り、水を汲みました。

  それを背負って再び山荘を目指し、11時11分より少し前に到着しました。


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<雪雲かかる祝瓶山>


  水を入れて重くなったザックを山荘の前に置き、「奥の院」まで行ってみました。

  風が急に冷たく感じられ、黒い雲が西から動いてきたと思ったら、雨ではなく雪がちらつきました。

  祝瓶山の山頂付近にかかっていた雲は、明らかに雪雲でした。
  

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<すっかり落葉した山頂一帯のブナ林>


  山頂一帯のブナの林は、すっかり落葉を終え、来たるべき冬に備えていました。

  この秋たくさんの実をつけたブナたちは、来年はもしかしたら実をつけないかもしれません。

  いったいどのような仕組みが、かれらの生命の連鎖を左右しているものでしょうか。

  年内、もう一度ぐらい登りたいと思っていますが、どうなりますか。



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2015年11月11日

☆★庭の落ち葉で遊ぶ〜散りゆく紅葉を惜しむ初冬

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<庭には7本のモミジの木>


  わが家の庭では、落葉のピークを迎えています。

  朝起きてみると、ブナの木の下は、地面が見えないほどの落ち葉でした。

  この夏から気になっているモミジ。わが家の庭はどうなんだろう、とふと思い立って、庭を回って、1本の木から1枚ずつの葉っぱを集めてみました。

  右上の黄色の葉っぱは、イタヤカエデですが、残りはヤマモミジ(下段左から2番目と下段右端)とイロハカエデでしょうか。どうもまだ不確かです。

  上段の左から2番目は、切れ込みがかなり深いので、もしかしたらイロハカエデの園芸種かもしれません。

  それにしても色合いが多様で、モミジの仲間が紅葉の主役級であることは間違いありません。


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<一つは本物、2つはコピー>


  色を残したいと、コピーを取りにコンビニに行きました。

  この写真のうちの1つは本物の葉っぱですが、他はコピーです。

  なかなかきれいに出るものでしょう? どれが本物かわかりますか?

  面白いことに、コンビニが違うと、コピー機が違うからでしょうか、2つのコンビニ(ファミリーマートとセブンイレブン)でコピーしてみたものは、微妙に色合いが違っていました。

  正解は、・・・・・・・・・・・









  真ん中が本物、左上がファミマ、右上がセブンです。

  散りゆく落ち葉をこんなふうに楽しんでみてください。

  私はこのコピーをこれからラミネーターにかけて完成です。



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2015年11月10日

☆★近づく「森の休日同窓会」〜いちよ・たかこ・やぎりんトリオのライブも!

11 14尾花沢チラシ

<11月14日、尾花沢公演のチラシ>


  2012年5月から始めた福島の子どもたちとその家族のための週末保養「森の休日」の4シーズン目が終わろうとしています。

  今週末の14日〜15日は、「森の休日同窓会」と銘打って、福島から17家族、およそ60名ほどをお迎えし、一堂に会することになりました。

  先週からその準備に追われています。

  この「同窓会」に合わせて、「いちよ・たかこ・やぎりんトリオ スペシャル・ライブ」を15日、Asahi自然観で行うことになっています。

  演奏者たちは、前日の14日は川西町と尾花沢市で公演する機会をいただいています。

  15日は、「森の休日」に参加している福島のご家族と、サポートするボランティア・スタッフあわせて90名ほどがコンサートに参加しますが、一般の方々にも若干名ご入場いただけそうです。


   ☆プログラム(予定)

1.コンドルは飛んで行く ダニエル・アロミア・ロブレス

2.大きな古時計 ヘンリー・クレイ・ワーク/保富康午・訳詩

3.愛は花、君はその種子(The Rose)
  アマンダ/高畑勲・訳詩

4.ラ・サンドゥンガ【聖なるつぐない/ぼくの心のお母さん】
  メキシコ民謡/やぎりん日本語詩

6.みんなで歌おう 《ビリーブ》 杉本竜一

7.ラピュタ・シチリアーナ 久石譲/イタリア・ルネサンス音楽

8.チョグイ鳥 パラグアイ民謡

9.牛乳列車 フェリックス・ペレス・カルドーソ

10. 島唄 宮沢和史

11.よろこびのうた メキシコ民謡/谷川越二、枝元一代・作詞

12. 広い河の岸辺 The Water Is Wide
   スコットランド民謡/やぎりん訳詩



  入場料に替えて、この「森の休日」の取り組みを支えるためのカンパを、大人2000円、子ども1000円をめどに、当日の受付でお願いいたします。

  Asahi自然観での公演は13時開演、14時10分終演予定です。

  事前のお申し込みをお願いいたします。

   【連絡先】葉っぱ塾 八木文明
         電話090−5230−8819


【葉っぱ塾ボランティア支援募金】

      ■郵便振替口座    02420−5− 19722

      ■加入者名       八木文明

       ※通信欄に「ボランティア支援」とご記入ください。




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happajuku at 04:30|PermalinkComments(0)TrackBack(0) 週末保養「森の休日」 | やぎりん、木星音楽団関連

2015年11月09日

☆★良質の特別栽培米コシヒカリ受け取り収穫祭!

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<小雨降るブナ林>


  8日は田んぼオーナーの収穫祭でした。

  前日の予報よりも早く、明け方から小雨が降り出していました。

  収穫祭のときに恒例となっている葉山の麓でのキノコ・ハイキングに、大田区の方も2名参加予定だったのですが、雨のためおいでにならないことになりました。

  また、今回はオーナーでおいでになられたのが2家族3人、オーナーのお友だちがお一人と、これまでになく少ない人数の収穫祭となりました。


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<一面の落葉の森でキノコを探す>


  子どもたちの参加もなかったので、Oさんと私は地元の平さんの案内でキノコ狩りに出かけました。

  勧進代の林道を一番奥まで入り、ブナの林に入っていきました。

  雨で滑りやすい斜面を慎重に歩いて、枯れ木や倒木を探します。


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<たくさんのナメコ発見!>


  ありました!

  ひとりでに笑いがこみあげてくるようなナメコです。

  他に、アカモダシ(ナラタケ)とムキタケもありましたが、今年はムキタケは終わりに近づいているようでした。

  1時間半ほど歩いただけでしたが、私とOさんが持った袋はずしりと重くなりました。


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<お餅できました!>


  公民館に戻り、私は大田区のみなさんに、ナメコと「もってのほか」をお届けに出かけました。

  昼食前の会場にお届けした採りたてのナメコに、みなさん驚いておられました。

  公民館を30分ほど留守にしている間、餅はつきあがり、すっかり昼食の準備が済んでいました。


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<縄綯いを習うみなさん>


  お米のお世話をしていただいた遠藤さんから、今年の報告をいただきました。

  収量は「反あたり9俵弱」ということでした。10オーナーで分配すると、54キロになりましたが、遠藤さんは55キロずつを分けてくださっていました。

  カメムシの被害も全くなかったそうで、品質も良好。一等米比率ということでいえば90%とのことでした。

  秋の天候が良かったため、水分含有量が15%を切っているので、炊く時には少し水を多めにしたほうがよいかもしれません、とのアドバイスをいただきました。

  「ついに見つけた黄金係数は5だ!」と遠藤さんはおっしゃっていました。

  1坪あたりに55株植える。植える時は苗5本。「出穂」の55日前(夏至の日あたり)に有機肥料を与える。

  周囲の田んぼのコシヒカリでは倒伏がかなり見られたのに、葉っぱ塾の田んぼでは、それが全くなかったことも、遠藤さんは「黄金係数のおかげ」と語っておられました。


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<完成した「しめ縄」>


  収穫祭に子どもたちが参加しなかったのは初めてのことでした。

  何だか静かな昼食会でした。

  地元の金田さんが、藁をご準備くださっていて、食後は縄綯い教室が始まりました。

  お二人の女性が熱心に学ぶので、平さんも子どもの頃身に付いたことを思い出されたように仲間に加わっておられました。

  お餅や料理をみなさんで分け、この日は解散しました。


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<いつもの反省会>

  
  いったん家に帰って荷物を下ろしてから公民館に戻り、恒例の「反省会」。

  遠藤さんからは、「葉っぱ塾が声をかけてくれたことで、米作りに様々工夫する意欲が出てきた」というようなお話しもあり、オーナーと米作りの専門家との間の相互作用の大切さを思いました。

  育てたお米を単に農協に出すだけではけっして得られないものをこのオーナー制から得ているご様子に、私まで嬉しくなりました。

  来年の田んぼの日程も決めました。

  田植えは5月29日(日)、稲刈りは10月2日(日)、収穫祭は11月6日(日)です。

  オーナーのみなさん、今からぜひご予定ください。

  また、オーナーに今のところ3名の欠員があります。お友だちをお誘いください。

  今回参加されなかったオーナーの皆さんには、今週中に遠藤さんからお米を送っていただきます。楽しみにお待ちください。

  なお、私のお米を放射能検査に出し、その結果は後日お知らせいたします。



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happajuku at 05:52|PermalinkComments(2)TrackBack(0) 葉っぱ塾田んぼオーナー 

2015年11月08日

☆★大田区のみなさん、よぐござったな!

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<大田区のみなさんを乗せて列車到着!>


  7日、11時22分、羽前成田駅に、1輌だけのフラワー長井線が入ってきて、大田区交流事業に参加されるみなさんが下車されました。

  長井市では5年前から、大田区との交流の一つとして、大田区のみなさんの長井訪問を行ってきました。

  6回目の今年は、その事業が初めて行政の手を離れ、「長井市グリーンツーリズム・ネットワーク」が主管する事業として実施されています。


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<「なごみ庵」での昼食>


  この事業はリピーターの方が多く、初めて参加の方は14名中1名だけ。

  「農家れすとらん なごみ庵」も、ほとんどのみなさんが一度はおいでになったことがあるそうです。

  それでも、季節が違えば食材が微妙に変わりますので、みなさんに楽しんで昼食をとっていただきました。


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<紅花染め体験>


  この日の選択制の体験として、お酒の仕込みと、紅花染めを準備していました。

  私は、同級生の今野正明さんを講師にお願いし、紅花染め体験の活動をコーディネートしました。

  行政の方が担当すると、どうしても「長井市」ということの枠から抜けられません。

  しかし、たとえば紅花栽培は、置賜地方では広く行われていたものです。

  ですから、白鷹町の方をお呼びしての体験であっても、この長井を含めた地域の歴史に触れることになるのです。


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<今野さんのレクチャーの板書>


  今野さんがみなさんにお話しをしておられるのを、私は今回、背面のホワイトボードに板書してみました。

  これまでも今野さんのお話しは何度か聞いていましたので、そうした知識の断片も持ち出して、書いてみました。

  こうすることで、みなさんの振り返りが容易になるというメリットがあることもわかりました。


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<紅花染めのハンカチ完成!>


  紅花染めは、赤い色素が浮遊する液に木綿や絹のハンカチを浸して、液の中で動かし続けなければならないのですが、これにはひたすら根気が必要です。

  昔は、雑菌を嫌い、寒い時期に行ったそうです。

  1反の布を染め上げるのに4人が交代して4日4晩かかったとも聞きました。

  1時間ほどで染めたハンカチと、どのように色合いが違っていたのでしょうか。

  歴史を学びながらの紅花染め体験、いかがだったでしょうか?


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<賑やかに交流会>


  大田区のみなさんは、その後蕎麦打ち体験を行い、夜は市の関係者も集まって、大交流会。

  地元のみなさんが心をこめて作ってくださった料理に舌鼓を打ち、地酒を味わいながらの懇談になりました。

  大田区のみなさんは、きょう(8日)までの滞在となりますが、朝から雨になりました。

  「葉っぱ塾」ではきょうが「田んぼオーナー」の収穫祭ですので、一緒にキノコ狩りなさる方以外の皆さんとはお会いできませんが、楽しんでいってください。

  来年またお会いできること楽しみにしています。



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2015年11月07日

☆★親子自然体験の感想文に感激!

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<10月17日の「じぶんの虹をさがそう」の作品>


  10月17日に山形市内の保育園から依頼され、親子行事としての体験活動を霞城公園内で行いました。

  そのとき参加されたお父さん、お母さんたちの感想を、保育園の担当の先生が送ってくださいました。

  あの日行った活動は『あきのこうえんビンゴ』と『じぶんの虹をさがそう!』という2つの活動でした。

  まずはその感想からいくつか。

   ☆ふだん、公園などに出かけると、遊具で遊んだり、ボール遊びをしたりしてすごしていました。

   今回の活動をしてみて、テーマを決めて子どもと一緒に散策すると、いろいろな発見があること、何もなくても、そこにある自然のもので十分に楽しめることに気づきました。

   これからは、周りの自然のものなどを手に取ったり、見たりしながら遊ぶことで、いろいろな気づきや発見を大切にしていきたいと思います。


   ☆今回の活動では、“子どもと一緒に”、“自然の中で”ということで、親も子も夢中になって過ごさせていただきました。

    いつも遊ぶ公園でも、こんなふうな目的をもって遊べば、こんなにワクワクと時を過ごすことができるのだ〜と。

    童心にかえり、なんだか自然のものたちが、ますます宝物に感じられました。子育てのヒントをいただいた気持ちです。

    本当に本当に楽しい時間でした。

    何より嬉しかったのは、我が子と顔を見合わせながら、夢中になって、これかな? あれは? と、笑い合って過ごしたことですね。

    すごーくありがたい時間でした。


   ☆毎日時間に追われる生活・・・  久しぶりに親子でゆっくり空を見上げ、地面を見おろし、小さな発見を喜び合う時間となり、嬉しく思っています。

    物があふれる生活ですが、今回のような遊びを大切にしたいです。


   ☆秋晴れの中、ヤギおじさんのスクールはとても楽しかったです。

    自然の中でのビンゴゲームでは、子どもに手を引かれたり、「早く、早く」とせかされながら、一緒に楽しむことが出来ました。

     自然と一緒に遊んだりする機会は、ありそうでなかったので、これから家族でもやってみたいと思いました。

    「ヤギおじさ〜ん」とみんながすごく寄っているのを見て、すごく親しみやすい方なのだと思いました。Thank you!



  子どもたちは本来、何かおもちゃがないと遊べない、などということではないと私は思っています。

  人間の想像力や創造力は、子どものうちのこうした自然体験がとても大切な柱になって出来上がってゆくのだと思っています。


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<2014年の山形大学での講座実習風景>


  親御さんたちも「スクールインタープリター養成講座」を受けてみませんか?  

  11月29日山形大学を会場に開催します。

  11月6日段階であと3名の余裕があります。

  その場での学びが、きっと子育てにも役立ってゆくと私は信じています。

  素晴らしいご感想、感激しながら拝読しました。ありがとうございました。




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happajuku at 04:30|PermalinkComments(0)TrackBack(0) スクール・インタープリター 

2015年11月06日

☆★立冬近づく晩秋の冷え込みの朝霧

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<チカラシバの穂に付いた朝露>


  昨日は朝の気温が1℃台まで下がり、「この秋一番の冷え込み」とラジオで伝えていました。

  私が住むこの長井市内では、朝、濃い霧に包まれることが多くなります。

  前の日晴れて気温が上がると、空気中に含まれる水蒸気の量が増えます。その水蒸気が、夜から明け方にかけての気温低下によって凝結し、微小な水滴になって空気中に浮遊します。

  それが霧の正体です。

  これは、盆地の底に沈むように漂っているもので、少し標高の高いところに行けば、その霧が雲海になって見おろせるようになり、霧の海の上には真っ青な空が広がっています。

  庭の落ち葉の落葉のピークを過ぎました。

  朝仕事に落ち葉を掃いて、畑の隅に捨てに行きますと、そこにチカラシバが生えています。

  どこにでも生育するイネ科の雑草です。

  大きな株になり、引き抜こうにも簡単には抜くことができないほどにしっかりと根を張っています。

  手入れの行き届かないわが家の畑では、伸び放題に伸びているというわけです。

  目を近づけると、穂先の種子の一つひとつに細かな水滴がびっしりと付着していました。

  来週半ばにはもう「立冬」です。秋、と思っていると、里にもまもなく冬がやってくるのです。

  冬支度。まだほとんできていません。急がなくてはなりません。



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happajuku at 05:24|PermalinkComments(0)TrackBack(0) ブナの森の四季 

2015年11月05日

☆★久々の陸前高田、東松島へラフランスをお届け!

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<白鷹峠付近から見る4日の長井葉山と雲海>


  3日の段階から、翌4日の好天が予報されていました。

  3日夕方、葉山から下山してすぐに、白鷹町の平井さんにお電話して、旬のラフランスのご準備をお願いしていました。

  4日朝にそれを受け取り、向かったのは陸前高田と東松島でした。

  途中の白鷹峠で霧の上に出ると、雲海の上に大朝日岳や前日多くのみなさんとご一緒した長井葉山の連山が浮かんでいて、見送ってくれました。


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<車に積んだラフランス>

  
  陸前高田へは、今年2月に桜を届けて以来、東松島へは今年8月に伺って以来でした。

  震災や津波被害への支援などということではなく、気持ちは昔からの知り合いに会いに行く。そんなところです。

  日常の生活に追われていたら、ラフランスなどにはなかなか手が届かないのではないかと思って手配したのです。


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<今泉街道のオオモミジの紅葉>


  東北自動車道を一関インターで下り、一路今泉街道を東進。

  いくつか峠を越えますが、紅葉があまりに見事なので、車を止めて落ち葉を集めてみました。

  雪の多い地域には生育しないオオモミジがありました! 見事な赤に染まっていました。


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<陸前高田の旧市街地(高田高校グランドから)>


  陸前高田の旧市街地に下りてゆくと、巨大な築山のように土石が積み上げられ、海辺の街だったのに、全く海を見ることができなくなっていました。

  震災からしばらくは残っていた建物の残骸も撤去され、市役所や体育館がいったいどこにあったのか、見当もつかなくなっていました。


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<4日の「花っこ畑」>


  久々の「花っこ畑」は、国道との交差点の角がコンビニになっていました!

  吉田正子さんは、ご友人とお二人で作業中でした。私が到着したのがちょうどお昼の合図になったようで、笑顔で迎えてくださいました。


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<お元気だった吉田さん(左)>


  三人で近況を報告し合いながら、吉田さんがそばのコンビニで買ってくださったお弁当で昼食。

  ビニールハウスの中は温かさが心地よく、久々の話も弾みました。


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<吉田さんからいただいたコースター>


  帰り際に、吉田さんお手製のリンゴのコースターをいただきました。

  こうした小さな品物にもいろいろ工夫を凝らされていて、クリスマスツリーの飾りにもできるようにと、リンゴの軸の部分が輪になっていました。


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<建設進む「復興住宅」>


  吉田さんにお別れを言って向かったのは東松島。

  途中の気仙沼、南三陸も、巨大な防潮堤の工事などが進み、大きなダンプカーがたくさん走っていました。

  東松島では、お世話になっている海苔工房や、お菓子の「ジュリアン」さん、そしてボランティアのコーディネートをしてくださった川村さんのお宅にもまわり、ラフランスをお届けしました。

  最後の小野仮設住宅では、以前仮設住宅が建っていた場所に建設中の復興住宅が完成を間近に控えていました。

  年明けあたりから入居が始まるとのことです。


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<相変わらず人気の「おのくん」>


  仮設の集会所で「おのくん」を作っておられる皆さんとも再会。

  「おのくん」は相変わらず人気のようでした。

  愛知の高校の復興支援バザーで販売するものを頼まれていましたが、ご要望通りの数を、今回でそろえることができて、ほっと一安心しました。

  代表の武田さんから「ぼっけ」という珍しい魚のあら汁をいただきました! 内陸の人間にとって、海の幸はいつも珍しさと驚きとが混じり合います。

  震災と大津波から4年8か月。

  復興はまだまだ途上ですが、津波被災地の人々に明るさが見えてきているということも感じます。

  それにしても、あの巨大防潮堤につぎ込まれたお金はいかほどだったのか。

  それをもっと早くから、人々の生活の直接の再建には使えなかったのか、なお思いはそこに残ります。

  「葉っぱ塾」の被災地の方々への応援は、こうした形もとりながら、まだまだ続けてゆきます。

  みなさんからのご支援もどうぞよろしくお願い申し上げます。


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happajuku at 05:09|PermalinkComments(0)TrackBack(0) 東日本大地震・「アウトドア義援隊」関連 

2015年11月04日

☆★冬を待つブナの峰へ〜晩秋の長井葉山

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<時折日差しもあった!>


  前日の段階の予報からすると、きっと中止だと思っていた方が多かったのではないかと想像する3日の「晩秋の長井葉山」を、予定通り実施しました。

  西から高気圧が張り出しつつあったこと、等圧線の間隔が広がり、あまり強い風は吹かないだろうと予想したこと、気温が前日よりもかなり高くなるとの予報だったことなどを踏まえ、実施を決めました。

  申し込まれた皆さんの中には、「ほんとうにこんな天気で、登るの?」と思われた方もいらっしゃったかもしれません。

  最高の天候ではありませんでしたが、最悪でもありませんでした。


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<二つ並んだ葉山山頂神社前で>


  勧進代ルートの林道の鍵を借りており、およそ2キロの林道を車で進んでから歩き始めたこの日でした。

  途中で日がかげり、小雨も降ってきたので、まずはまっすぐ山頂をめざすことに。

  歩き始めて2時間45分ほどで葉山山荘に着きました。

  何と山荘には先客がおられました。

  いわきからここ長井市に移住されたMさんが、いわきのお友だちを案内して登っておられました。

  私たちは山荘の2階でみんなで昼食。「葉っぱ塾」特製の大根おろし入りナメコ汁を喜んでいただきました。

  昼食後、この8月に空輸されたばかりの新しい葉山神社をバックにみなさんで記念撮影。


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<昭和堰ルートを歩く>


  御田代(おたしろ)湿原、奥の院のピークを回って、下りは昭和堰をたどるルートへまわりました。

  平坦ながらも一つの尾根をぐるりと回るようなこの道、少々長く感じられたでしょうか?

  昔の人々の、米作りへの執念やご苦労などを想像していただけたら嬉しいことこの上なしです。


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<長井市内を一望する>


  勧進代尾根を下り始めるころには長井市内から米沢にかけての置賜盆地が明るく見えてきました。

  高い山々は山頂部が雲に隠れて、眺望としては物足りなさはありましたが、こうして市街地を見おろすことができたことは、登山の楽しみの半分ぐらいは達成できたことになるのではないでしょうか。


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<「栃ノ木展望台」で>


  今回は、「葉っぱ塾」の行事にしてはたくさんのみなさんにご参加いただきました。「安全登山入門編」の今年やこれまでの受講生もおられましたが、インターネットで「葉っぱ塾」の情報を探して参加くださった方も何人かおられました。

  また、お父さんと一緒に参加の中学生、20代の女性など、これまでになく年齢層が広がったのもまた、嬉しいことでした。

  時節柄、キノコの楽しみもありました。ムキタケやナメコをゲットした方もおられました。

  山の空気を吸い込んで、少しの疲労を取り返す喜びが得られたのであれば幸いです。

  ご参加くださったみなさまありがとうございました。

  写真をお送りいたします。感想などをぜひコメントとしてお寄せください。

  今回は、「安全登山入門編」の以前の受講者のKさん、Sさんにサポートをしていただきました。おかげで安心してみなさんに楽しんでいただけたと思います。ありがとうございました。



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happajuku at 04:30|PermalinkComments(6)TrackBack(0) 山旅の報告 

2015年11月03日

☆★モンベルさんとの連携イベント!〜春のスノーシュー、朝日連峰の大展望

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<スノーシューを履いて雪原を歩く!>


  山形の高い山々は雪の季節を迎えています。

  冬の寒さがやってくると、「山納め」などと言って、山には出かけない人もおられるかもしれませんが、スノーシューという雪の上を歩く道具を使うと、意外なほど活動の範囲が広がります。

  日本には「かんじき」という道具がありますが、アルミやプラスチックなどで作った「西洋かんじき」がスノーシューです。

  そのスノーシューを使ったイベントを、アウトドアメーカーの「モンベル」さんと連携してこの山形でも実施できないか検討を重ねてきましたが、「モンベル・アウトドア・チャレンジ(MOC)」の一プログラムとして、ようやくご案内できるまでこぎつけました。

  来年の話をすると鬼が笑うと言いますが、このイベントは2016年3月20日(日)と決まりました。

  春の気配がし始める時期、朝日町の「Asahi自然観」のスキー場から奥に入り、「サイヅチ峰(903m)」まで歩きます。

  そこは、朝日連峰の大展望スポットです!

  スキー場まで戻ってきたら、「エアボード」という新しい滑走用具で斜面を滑り下りる体験も予定しています。

  春の連休の中日です。前日から「Asahi自然観」にお泊りもいいですし、終わったあとに泊まられてもいいかもしれませんよ。

  募集人数が少ないので、お早目にお申し込みください。

  今年3月、一人で行ったときの報告はこちらです。



    ☆「葉っぱ塾の被災地支援活動中間報告」
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happajuku at 05:00|PermalinkComments(0)TrackBack(0) 葉っぱ塾の予定企画 

2015年11月02日

☆★雪景色も見えたブナの森で〜「森の休日2015」第10回報告

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<落葉進む「空気神社」で>


  今年最後の「森の休日」でした。

  今回は残念なことに直前のキャンセルがあって、福島からお迎えしたのは3家族10名のみなさんでした。

  いつもより少なめの参加者を、いつになく多いスタッフでお迎えした1日目でした。


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<どうしてキリンさんが?>


  「空気神社」はブナの葉が半分以上は落葉し、小雨にもかかわらず、何だか明るい感じでした。

  この日は「ハロウィン」だったからか、スタッフにはキリンさんもいました。


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<落葉で遊ぶ>


  子どもたちは雨の合い間をぬうように外遊びに興じましたが、室内での時間を無駄にすることなく、落ち葉を並べて楽しみました。

  この時期にしかできないこんなぜいたくな遊び!

  一人のお母さんが落ち葉やドングリを集めておられたのですが、お聞きしたら、週明けに学校でこうしたものを校庭などで拾って、作品作りがあるのだそうです。

  「校庭のもの使わせたくないので、ここで拾っています。」とのことでした。


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<スタッフのほうが多いぞ!>


  1日目は若いスタッフもたくさん集まってくれて、福島の子どもたちの遊び相手になってくれました。

  恒例の「芋煮夕食」のときも、にぎやかに会話が弾みました。


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<たき火を囲む>


  夜は雨が止んでいたので、たき火をしようということになりました。

  これまで蓄えておいた使用済みの割りばしをたくさん持ち、用意していた一束の薪もキャンプサイトに運びました。

  山では雪が降っていそうな寒さでしたが、私たちは小さな火を囲んで楽しみました。

  たき火を飛び越える「遊び」なんて、親御さんが見たら顔をしかめてしまいそうですが、このスリルがたまりません。


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<「あした天気になあれ!」>


  少し雨が落ちてきたのをきっかけにして、たき火から戻りました。

  子どもたちは夜のお別れの前に、テルテル坊主を作って、翌日の天候回復を願っていました。


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<朝日さすコテージ村>


  翌朝は、子どもたちの願いが届いたのか、雲間から朝日が差し込んでいました。

  雲は時間が進むほどに少なくなってゆき、きりりとした気温ながらも素晴らしい青空が広がってゆきました。


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<雪化粧した小朝日岳>


  朝食後、林道を車で奥まで入り、「朝日連峰ビュースポット」までみんなで行ってみました。

  思った通り、前日の冷たい雨は、山では雪でした!

  大朝日岳は雲に隠れていましたが、その手前の小朝日岳に降った雪に朝日が反射し、白く輝いていました。


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<送っていただいた「宝物」>


  「ビュースポット」でみんなに分けようとしていたお菓子を、ヤギおじさんがどこかに忘れてきてしまいました。

  戻ってみると、なぜかそこに暗号のようなものが書かれた紙がありました。

  それをみんなで読み解き、ヤギおじさんがお菓子を入れたザックを置き忘れた場所を探しlました。

  ありました!


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<ドッジボールの作戦会議中>


  そんな後は、晴天のテニスコートを使っての「大ドッヂボール大会」です。

  何度も組替えしながら、繰り返し繰り返しみんなで遊びました。


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<竹馬に乗れるようになったさきちゃん>


  竹馬に挑戦した子もいました。

  これまで全く乗れなかった子どもも、30分もすると歩けるようになってゆきます。

  最初に3歩歩けるまでは時間がかかっても、そこから10歩、20歩はすぐにできるようになります。


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<秋の日を浴びてランチ!>


  遊び疲れて、お昼はもうお腹がぺこぺこ。

  スパゲティもおいしかったけれど、前の晩の「芋煮」の残り汁にカレー粉を入れて作った「カレーうどん」が人気でしたね!

  「森の休日」は、2週間後に初めて「同窓会」を行う予定です。

  17家族が集まってにぎやかになることでしょう。

  来年この取り組みが継続できるかどうか、まだ財政的には見通しが立っていません。

  多くの皆さんからの募金で運営してきたこの「森の休日」を、震災から5年を迎える来年の春以降も何とか続けてゆくために、ご支援をさらに続けていただけたらと願っています。


  【葉っぱ塾ボランティア支援募金】

      ■郵便振替口座    02420−5− 19722

      ■加入者名       八木文明

       ※通信欄に「ボランティア支援」とご記入ください。




    ☆「葉っぱ塾の被災地支援活動中間報告」
           (Yamagata1)



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happajuku at 05:35|PermalinkComments(0)TrackBack(0) 週末保養「森の休日」 

2015年11月01日

☆★雨上がりの紅葉のブナの森から

IMG_3208

<「空気神社」参道で見上げた紅葉>


  今年最後の週末保養「森の休日」で、昨日からAsahi自然観に来ています。

  昨日は冷たい雨が降ったり止んだりの天候でしたが、子どもたちは雨の合間をぬうように、スタッフと外で遊びました。

  今朝は曇り空ながら雨は上がっています。雨のしずくがついた紅葉が、かすかに雲間からさしてきた朝日に照らされ、輝いています。

  昨夜は学生のスタッフが5人泊まり、彼らと遅くまで語らいました。

  昨夜別れるときに「明日の朝お越しに行くからね」と言っていた子どもたちはまだ来ません。




    ☆「葉っぱ塾の被災地支援活動中間報告」
           (Yamagata1)



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happajuku at 06:48|PermalinkComments(0)TrackBack(0) 週末保養「森の休日」