2016年10月

2016年10月31日

☆★紅葉真っ盛りのブナの森で遊ぶ〜「森の休日2016」第10回1日目報告

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<紅葉の「空気神社」で>


  29日、30日と、今年10回目の「森の休日」を開催しました。

  2012年から開催したこの週末保養の取り組みは、通算で55回目となりました。

  福島からは当初4家族の参加予定でしたが、当日朝、親戚にご不幸があったために1家族がキャンセルとなりました。

  会場の「Asahi自然観」は、紅葉真っ盛り!


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<雨が上がって外遊び!>


  29日は朝方まで雨が降っていました。

  お願いしていたツリーイング体験は、朝の段階で中止と決まりましたが、福島の皆さんをお迎えする昼過ぎには、曇りがちながら、時折青空も見えてきました。

  この日はスタッフとして、大学生が9人、高校生が4人参加してくれていました。

  高校生は私の母校、長井高校の生徒たち。

  生徒会として参加を決め、今後も取り組んでくれることになったとのこと、「先輩」としてはことのほか嬉しいことでした。

  福島の子どもたちは6人でしたから、とても賑やかに外遊びが展開されました。


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<木工に精出すお父さん、お母さん>


  この日は、大工さんのYさんが電動糸鋸を搬入してくださって、木の作品作りも同時進行で行われました。

  こちらは、子どもたちよりもお父さん、お母さんたちのほうが熱中しました。

  人の想像力・創造力を刺激するこのプログラム、なかなか素晴らしいと感じています。


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<出来上がった作品の一例>


  切り出した木片を紙やすりで滑らかにしてゆき、最後にワックスで仕上げ、紐などをつければ、アクセサリーになります。

  みなさん、個性的な作品を作っておられました。

  子どもたちをスタッフに任せ、自分のことに熱中できる時間が持てるということ、この年代の親御さんたちは、ふだんなかなかできないことのようでした。


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<厨房に立つ大学生スタッフ>


  若いスタッフが多かったので、台所の仕事を入れ替わりで分担してもらいました。

  普段、自分の分、あるいは家族の分の調理をすることがあったとしても、ここでは20人を超える分を作るので、作業の大変さはなかなかのものです。

  しかし、夕方無事に様々な料理が食卓に並びました。


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<「たき火」を囲む(スタッフの関川さん撮影)>


  日が落ちると急激に冷え込んできた中、キャンプサイトまで歩き、たき火を囲みました。

  準備していたサツマイモも放り込んで、みんなで焼き芋をほお張りました。

  火を飛び越えるなどという「危ない遊び」をこの夜も子どもたちに教えてしまいました。

  そういうスリルを味わうことも大切な体験だと思います。

  若いスタッフたちは、日付が替わるまで語り合ったようでしたが、早寝の私は特別室でゆっくり休みました。




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happajuku at 06:35|PermalinkComments(0)TrackBack(0) 週末保養「森の休日」 

2016年10月30日

☆★初冬の倉手山へ!〜参加者募集中

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<初冬の朳差岳(えぶりさしだけ)を望む>


   
           雪の飯豊連峰大展望!
         葉っぱ塾 初冬の倉手山へ2016

  平地は紅葉の季節を迎えていますが、置賜盆地から見る飯豊連峰にはそろそろ雪が降り始める頃となりました。

  本格的な冬が来る前に、飯豊連峰の大パノラマを眺めにおいでになりませんか? 

  飯豊の大展望台でもある倉手山から、飯豊の大きさを感じてください。そして「いつか飯豊へ!」という決意も固めてしまいましょう。(標高差約600m、初〜中級向き)

【期   日】    11月12日(土)  悪天中止       
※前泊ご希望の方には、宿泊の紹介もいたします。

【ガイド料】   ¥3000  

【募集人数】   先着10名(申込みは11月9日まで)
           ※3名より実施
           ※9日前でも、定員に達した段階で締め切ります。

【集合・受付】  長井市「白つつじ公園北側駐車場」
             (長井市民文化会館北側) 7時
         または、飯豊町「道の駅いいで」 7時20分 
               (国道113号線、飯豊町添川)
           ※どちらかご都合のよいほう

【日   程】       7:00    集合・出発
              (7:20 「道の駅いいで」)
               8:40    梅花皮荘(トイレ休憩)
              9:00   登山口発
             11:30ごろ  山頂着・昼食
             12:30 山頂発
             14:20    梅花皮荘着(その後入浴)
             15:20ごろ  梅花皮荘発
             16:10    「道の駅いいで」
             16:30    長井「白つつじ公園」着・解散

【持ち物】   雨具、水(最低1リットル)、タオル、耳の出ない帽子、フリース等防寒着、昼食、非常食、手袋、入浴用具、敷物
                
【連絡先】     葉っぱ塾・八木文明
          日本山岳ガイド協会認定ガイド
          日本自然保護協会自然観察指導員
            TEL090-5230−8819
           メール  happa-fy@dewa.or.jp
※集合場所の地図が必要な方はお知らせください。





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2016年10月29日

☆★今日から今年最後の「森の休日」〜さらなるご支援に期待!

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<28日の「Asahi自然観」コテージ村>


  きょう29日から30日まで、今年最後の「森の休日」です。

  今年10回目。2012年5月の初回から数えて5年目で55回目となります。

  当初、どれだけ続けられるのか全く見通しが持てませんでしたが、多くの皆さんが「葉っぱ塾ボランティア支援募金」に協力してくださったおかげで、ここまで継続することができました。

  また、福島のみなさんを迎えるボランティア・スタッフも、大学生や高校生たちがたくさん参加してくれるようになりました。

  震災から時間が経過する中で、被災の記憶が薄れてゆきますが、この「森の休日」に参加を希望される福島の皆さんは、かえって増えています。

  その背景には、県外への避難生活から福島に戻られた方々が増えているということがあるのかもしれません。


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<「古寺の大カツラ」で>


  全国的に見れば、様々な保養の取り組みがあるようですが、福島の方からお聞きすると、以前よりは減っているとのことです。

  「葉っぱ塾」のこの小さな取り組みは、とりあえず来年の夏休み前まで開催ができそうなところまで漕ぎつけています。

  できればもっと先まで続けてゆきたいと願っています。

  多くの皆さんからのご支援をお待ちしています。


   【葉っぱ塾ボランティア支援募金】

      ■郵便振替口座    02420−5− 19722

      ■加入者名       八木文明

       ※通信欄に「ボランティア支援」とご記入ください。





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happajuku at 04:52|PermalinkComments(0)TrackBack(0) 東日本大地震・「アウトドア義援隊」関連 | 週末保養「森の休日」

2016年10月28日

☆★人々の思いに応え響いたピアノ〜木曽真奈美リサイタル夜の部

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<遠来のお客様と対面する木曽さん>


  21日のコンサートにおいでになりたいと千葉の方からお電話を3日前にいただいていました。

  午後の部終演後、その方を木曽さんのところにお連れしました。

  ご自身もピアノを教えていらっしゃる方でしたが、遠く山形までおいでくださり、しかも夜の部もお聴きくださって、翌朝早く千葉に向け帰ってゆかれたのです。

  「聴きたい!」というお気持ちが、数百キロの距離を飛び越えるエネルギーになったということでしょう。

  こんな方が一人おられただけでも主催者冥利に尽きるというものです。


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<夜の部のステージに立つ木曽さん>


  夜の部は、正直に申せば、私は演奏をお聴きする時間がほとんどありませんでした。

  遅れて入られる方への対応が後半開始まで続きました。

  また、終演後のCD販売や、サインのためのテーブルやアンケート用のテーブルの配置など、すべきことはたくさんありました。

  そこで、お客様からのアンケートで、演奏を振り返ってみます。


   ◇素晴らしい演奏とトーク。チケット代の100倍の価値がありました。

   ◇とても楽しかったです。音楽でここまでイメージが広がるとは・・・。お話しを楽しむことができました。わからなかったことを木曽さんから教えていただき、いろんな思いが伝わる演奏会でした。

   ◇数多くピアノリサイタルを聴きましたが、今夜のようなスタイルは初めてでした。とても感動し、曲や作曲家の意図もわかり、より理解できました。歴史と人間の尊厳を感じる深い音色のスタィンウエイでした。長井市の芸術性や文化のたかさ、そして人格の深さに敬服します。このようなリサイタルをながく守り続けていただきたいです。

   ◇第一部の「妄想解説」はウィットに富み楽しく、第二部は全身全霊の演奏で、涙するほど心が震えました。素敵な演奏ありがとうございました。

   ◇素晴らしいサービス精神! ムソルグスキーの『展覧会の絵』に対する感動的な素晴らしい解釈。演奏も素晴らしかった!

   ◇ピアノを造った人も今はなく、今日の曲を作った人たちも故人ですが、木曽さんという素晴らしい奏者によって、ピアノを造った人の思いや作曲家たちの心が語られているように感じました。木曽さんがていねいに語ってくださる「妄想」のおかげで、門外漢の私も、故人の声を直接聞くことができたような気がしました。


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<のぶ先生のひ孫さんたちから花束贈呈!>


  第二部の『展覧会の絵』の演奏が佳境に入った頃、私は二つの花束を準備して、ドアの外に待機していました。

  山口のぶ先生のひ孫さん二人が、木曽さんに花束を贈呈することになっていたのに付き添うためでした。

  そのドア越しに曲の最後の「キエフの大門」がお腹にズンズンと響いてきました。

  「あのピアノ、精一杯鳴って、木曽さんや聞いてくださっているみなさんに応えているんだな」と思うと、なぜだか胸が熱くなってきました。

  演奏が終わりステージに立っておられる木曽さんに、二人の男の子を誘導しました。

  あとで聞いたのですが、お兄ちゃんのほうは「心臓が耳から飛び出すかと思った」というぐらい緊張していたそうです。

  裕大くん、椋平くん、「お仕事」ありがとうございました!


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<最後は『ふるさと』の大合唱!>


  木曽さんは最後に「長井を第二の故郷のように感じています。みなさんで『ふるさと』を歌いませんか?」とおっしゃってピアノを弾き始めました。

  聴衆のみなさん立ち上がっての大合唱となりました。


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<ていねいにCDにサインする木曽さん>


  演奏を終える間もなく、ロビーではCDを買ってくださった方へのサイン会があります。

  木曽さんは一人ひとりにていねいに対応し、求められれば一緒に写真にも納まり、ほんとうにサービス精神旺盛な方です。


   ※木曽真奈美さんのCD『展覧会の絵』、3枚だけ「葉っぱ塾」で
     お預かりしています。買いそびれたという方、ご連絡ください。
     ¥2500円です。(電話 090-5230-8819)


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<打ち上げ会場にドレスで現れた木曽さん>


  実行委員と事務局の先生方による打ち上げ会場に、私たちより少し遅れて木曽さんが登場!

  なんと、そのままドレス姿で現れたものですから、一気に会場が華やかになりました。


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<打ち上げに登場した特製ラベル大吟醸!>


  この打ち上げのために、当日の朝、素晴らしい贈り物を届けてくださったのは、地元寺嶋酒造の社長さんでした。

  大吟醸の瓶に貼ってあるのは特製のラベルではありませんか!

  この大吟醸もふるまわれた打ち上げでは、実行委員たちのコンサート準備への労をねぎらってくださる木曽さん、最後まで心配りが素敵でした。


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<のぶ先生の墓前にお参りする木曽さん>


  翌朝帰京される前に、木曽さんのご希望もあって、6月にお亡くなりになった山口のぶ先生のお墓参りにお連れしました。

  この9月に完成したばかりという新しいお墓は、何と黒御影石の1枚岩から作られた、ピアノの形そのままのお墓でした!

  木曽さんは、ずいぶん長くひざまずいてお参りしておられました。

  あのスタィンウエイのピアノを30年近くも弾きながら教壇に立たれていたのぶ先生への追悼のメッセージを伝えておられたのかもしれません。

  コンサートを終えていつも思うのは、来てくださった皆さまが味わわれたあの大きな感動を、もっともっと多くの方々に体験していただきたいということです。

  このピアノの歴史的な価値、そして実行委員によって企画運営されている演奏会、同じ地域に住んでいながら知らない方がまだまだ多いのですね。

  どうやったら多くの人々に情報を届けられるでしょうか?

  今後の大きな課題です。



    ◆木曽さんブログ 「コンサート in 山形 夜の部」

    ◆木曽さんブログ 「山形でのコンサートの続き」

    ◆木曽さんブログ 「サプライズプレゼント」






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2016年10月27日

☆★肌で感じた後輩たちの真剣さ〜木曽真奈美リサイタル午後の部

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<舞台から挨拶される木曽さん>


  現在長井高校に置かれているスタィンウエイのピアノを使っての3年に一度のコンサートでは、午後の部を設定し、長井高校生全員に聴いてもらうようにしています。

  高校時代に一度はこのピアノの「晴れ姿」を見てほしいという思いからです。

  第3回コンサートからは、午後の部の演奏の前に、このピアノについての「ミニ・シンポジウム」を行ってきました。

  それは、このピアノの経歴を知ることを通じ、多くの人々が若者たちに夢を託そうとした「思い」を受け継いでほしいという願いをこめてのことです。


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<午後の部では長井高校生の演奏も>


  ピアノ復活に大きな力を発揮してくださった元スタィンウエイ・ジャパン社長の鈴木達也さんに、今回もおいでいただくようお願いしていましたが、あいにくアメリカへの出張と重なってしまいました。

  鈴木さんは、このピアノの貴重さについて、長文のメッセージを生徒たち宛てに送ってくださいました。

  今回の「ミニ・シンポジウム」は、鈴木さんからのメッセージをはさみ、ピアノが廃棄されようとした当時、音楽教師として長井高校に勤務されていたS先生に私がお話しを伺いながら進めるという形をとりました。

  また今回初めて、修復前後のピアノの写真をステージに投影するということも実現しました。

  ステージで生徒たちの視線を受けながらの20分ほどの間、私は、彼らが私たちの話をしっかりと受け止めてくれていることを肌で感じることができました。


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<演奏される木曽さん>


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<演奏を楽しむ高校生たち>


  生徒たちの真剣さは、木曽さんも同じように感じておられたと語ってくださいました。

  演奏会は演奏者だけで成り立つのではなく、演奏を心から楽しむ聴き手がいることが必要なことはいうまでもありません。

  その両者が、共有する時間の中でお互いを高め合い、持っているものを引き出し合うことで、素晴らしいコンサートが出来上がるのではないでしょうか。


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<生徒代表からの感謝のメッセージと花束贈呈>


  生徒代表3名による演奏もなかなか質の高いものでした。

  演奏終了後木曽さんに、生徒代表からの謝辞と花束の贈呈がありました。

  彼らの心に刻まれたこの日の記憶は、いつか何らかの形で一粒の結晶となって現れるような気がします。


    ◇木曽真奈美さんブログ 「コンサート in 山形 お昼の部」





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2016年10月26日

☆★ヴァイオリン&ピアノの女神たち降臨!〜加登萌々子ヴァイオリンリサイタル山形シリーズ

あゆーむ2016(縮小版)

<コンサートのチラシ(一部訂正あり※)>



      加登萌々子ヴァイオリンリサイタル 

               山形シリーズのご案内


  新進気鋭のヴァイオリニスト、加登萌々子(かとう・ももこ)さんと、地元山形のピアニストたちが一堂に会しての素敵なリサイタルが開催されます!

  加登さんとの出会いは、長井市内の某お寿司屋さん。

  その店内で開催された小さなコンサートにお招きを受けたことがきっかけでした。
 
  ヴァイオリニストというと、ちょっと気難しい人を想像しますが、彼女は実におおらかな性格の持ち主です。
 
  まだお若いのですが、素晴らしい経歴をお持ちです。

  4歳からヴァイオリンを始め、都立芸術高校卒業後、L.コーガン直系のセルゲイ・I・クラフチェンコ師からの推薦を受け、世界の3大音楽院の一つ「チャコフスキー記念国立モスクワ音楽院」へ入学。

  何と2010年同音楽院を首席で卒業されています! 

  さらに、2002年、2007年、2010年と国際コンクールで立て続けに優勝するという栄誉を勝ち得ておられます。

  また十代の頃からボランティア活動にも積極的に取り組み、これまでに地域の病院や学校だけでなく、国外でも演奏を提供するなど、幅広い活躍をしておられる演奏家です。

  「山形が大好きになりました」とおっしゃる加登さんは、早速ご自分で白鷹町の「あゆーむ」に連絡され、ホールを確保されました。

  「葉っぱ塾」も、加登さんのその意気込みに賛同し、少しばかりお手伝いを申し出たところです。


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<「あゆーむ」での加登さん(本年8月)>


  8月末に加登さんを「あゆーむ」にご案内したのですが、携えたヴァイオリンから流れ出た音が見事に反響し、鳥肌が立つような気がいたしました。

  今回は地元山形で活躍しておられる3人のピアニストが加登さんと協演されるという実にぜいたくなコンサートです。

  「葉っぱ塾」でもチケットをお預かりしていますので、ご連絡をいただきますと、お送りすることができます。

  郵送の場合は代金を郵便振替で納入していただくことになります。

  芸術の秋、ぜひお越しください。


   ※チラシの「あゆーむ」の電話番号が誤っていました。
     正しくは 0238−85−9071です。


    【お申し込み・お問い合わせ】葉っぱ塾 八木文明
     電話   090−5230−8819
     メール  happa-fy@dewa.or.jp




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2016年10月25日

☆★冬近づく紅葉の長井葉山へ

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<24日朝の長井葉山〜北中前から>


  いま、大正大学の「地域創生学部」の学生たちが、この長井市でフィールド・ワークを行っています。

  今年度できたばかりの新しい学部だと聞いています。

  その有志と、長井市で事務局を務める方々の長井葉山への登山のエスコートをして、24日登ってきました。


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<開会行事で自己紹介>


  この日は月曜日でしたが、地元の小学校は前週の土曜日の代休だったそうで、スタッフのお子さん3人も参加しました。

  学生の服装や持ち物に不備があり、いったん戻ってザックを準備したりしたものですから、勧進代の登山口を出発できたのは、予定より1時間遅れの9時10分過ぎとなりました。


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<日がさす展望台で>


  この日の朝は、放射冷却もあって気温が朝6時で1.6℃(気象台観測値)!

  子どもたちの服装が心配ではありましたが、登るにつれて太陽が輝き、気温も上がってきました。


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<葉っぱ色づくブナの森>


  標高550mほどある登山口付近ではまだ緑色が勝っていましたが、この日は標高800mから1000mあたりが紅葉真っ盛りといったところでした。

  葉山のブナは、半分が黄色、もう半分は枯葉状態。

  最高の紅葉とはいきませんでしたが、それでも多彩な色が目を楽しませてくれました。


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<昭和堰ルートを歩く>


  歩き始めて10分もしないうちから「頂上はまだ?」と口にし始める子どもたち。

  それでも、休憩ごとのおやつや途中からの展望で、次第にその言葉が出なくなってゆきました。

  途中から「昭和堰ルート」に回り込みます。

  この日の大学生たちは、フリータイムの有志参加ということで、フィールド・ワークのつもりでの参加ではなかったようですが、昔の人たちがこんな山奥に堰を作ったことは、それだけで大きな研究テーマになるはずです。

  そういうつもりで私の説明を聞いていたのかどうかは不明です。


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<「奥の院」で>


  「昭和堰ルート」のいいところは、最後に標高差50mあまりの急斜面をよじ登ると、「奥の院」の展望台に飛び出すことです。

  子どもたちを展望台に先行させましたら、上から「うわぁー!」という歓声が聞こえてきました。

  雲が出始めていましたが、祝瓶山が見えていました。

  ここから葉山山荘に移動し、遅めの昼食。

  ストーブに薪をくべ、冷えた体を温めました。

  外は時折小雨が降ってきたかと思ったら、時に氷の粒も混じっていました!


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<いろいろなモミジがあるんだね!>


  下りの道は落ち葉が散り敷いて、さくさくと心地よい音を聞かせてくれます。

  子どもたちは坂道を駆け下りてゆきます。

  いろいろなモミジの葉っぱがあるので拾い集めてみました。

  間違っているかもしれませんが、上段左から、コハウチワカエデ、ハウチワカエデ、ホソカエデ、ウリハダカエデ、下段左からコミネカエデ、ヤマモミジ、イタヤカエデではないかと思っています。

  同じ種類でも紅葉の色が違ったり、切れ込みの入り方に差があったりしますから、なかなか難しいものです。


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<白葉するコシアブラ>


  赤や黄色のものにばかり目がいきますが、コシアブラは「白葉」します。

  緑一色の時には紛れてしまって見えにくくなっていますが、この季節、またその存在が際立ってきます。

  山は紅葉の盛りではありますが、季節は冬に近づいています。

  登山では、服装、装備をしっかりしてお出かけください。




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2016年10月24日

☆★鎌倉駅から北鎌倉へ歩く

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<建長寺三門>


  東京での同級会が終われば、状況の目的は果たしたのですが、せっかく来たのですからどこか。

  何も事前準備もしていなかったので、朝食を終えるとすぐに鎌倉に向かいました。

  いつもは北鎌倉で下りて、まっすぐ「葉祥明美術館」へとなるのですが、この日は鎌倉駅で下車してみました。

  駅前広場にあった地図で北鎌倉への方角を確認し、たくさんの観光客に混じって歩きました。

  「鶴岡八幡宮」を左にそれるように通じている道を北に向かっていましたら、右側に「建長寺」がありました。


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<法堂の千手観音坐像と釈迦苦行像>


  「三門」を入って次の大きな建物が「法堂」でした。

  その中央に安置されていたのは「千手観音坐像」でしたが、私が注目したのは、その前に置かれた「釈迦苦行像」でした。

  これは「ラホール中央博物館」に置かれているもののレプリカだそうですが、お釈迦様のこのような姿を見たのは初めてです。

  ひげ面で、肋骨と静脈が浮き出ていました。

  このような苦しみを通り抜けて、あの穏やかな表情になるということでしょうか。


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<葉祥明さんの本2冊>


  「葉祥明美術館」までは「建長寺」からは15分ぐらいでした。

  その奥にある「明月院」を目指す人は多いのですが、この小さな美術館に足を踏み入れる人はそう多くはありません。

  この日は館長さんも葉祥明さんもいらっしゃいませんでしたので、本を2冊、ポストカードを数枚求めただけで失礼しました。

  展示室では『怒らない』というメッセージブックの、葉さんの原稿が展示されています。

  学校の教員を辞めてからは、「怒る」ということからずいぶん解放されていますが、いったいあれはどういう状況に置かれていたのだろうかと、ふと振り返ってみる気になりました。

  いつもお釈迦様のように穏やかに過ごしたいものです。

  「葉っぱ塾」では「葉祥明言葉カレンダー2017」を販売しています。

  お力添えください。




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happajuku at 04:53|PermalinkComments(0)TrackBack(0) 葉祥明さん関連 

2016年10月23日

☆★45年目の同級会は東京で〜懐かしい顔、顔、顔

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<同級会の受付風景>


  ピアノコンサートを終えた翌22日、帰京される木曽さんをいつもは赤湯の駅のホームでお見送りしていますが、この日は一緒にグリーン車に乗り込んで上京しました。

  実はこの日の夕方から、高校時代の同級会が東京都内で開催されることになっており、私も幹事の一人だったのです。

  しっかりした幹事長がいるものですから、私たちの学年は、これまでに何度か同級会を重ねてきました。

  しかしこれまでは、山形での開催でした。

  首都圏に在住している同級生も多く、たまには東京でということになったのです。

  52人の同級生が集まりました。

  遠くは北海道や秋田からの参加者もありました!


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<さあ、みんなで「乾杯!」>


  自分の高校時代は、昭和40年代の半ば。

  フォークソングが広まっていったときのことでした。

  卒業してもう45年。

  卒業以来初めて会った同級生も何人かいました。

  名簿を数えてみましたら、6クラス292人もいたのです。

  クラス替えがあっても、同じクラスになった人はおそらく3割程度。

  今回初めて言葉を交わした人もいました。

  それぞれがほとんど子育てを終え、人生の晩秋に差し掛かってきました。

  私は、会の司会進行役ということで、十分にみなさんとお話しするというわけにはいきませんでしたが、懐かしい顔に出会えて、元気をもらった気がします。


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<23日朝の皇居の風景>


  前日のコンサートの疲れもあり、早目にホテルに入り、23日朝はいつものように早起き!

  皇居の「半蔵門」に近いホテルを夜明け前に出て、朝飯前に皇居一周の散歩に出てみました。

  次第に明けゆく空を見ながら前夜の同級会のことを思い返していましたら、ふと、「夜明けは近い、夜明けは近い・・・・・」という歌詞が浮かんできました。

  岡林信康の『友よ』だったでしょうか。

  60年安保は小学生のとき、70年安保は高一のとき。

  社会にはその挫折感もあったのかもしれませんが、「夜明けは近い」と言われて、ほんとうにそんな気がする雰囲気もあったように思うのです。

  また4年後に会うことを約束しました。

  同級生のみなさん、お元気で!





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happajuku at 19:15|PermalinkComments(0)TrackBack(0) 日常生活の一コマ 

2016年10月22日

☆★母校のピアノ、高らかに響く〜後輩たちに種を蒔く

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<演奏する木曽さん>


  ほぼ1年かけて準備を進めてきた「木曽真奈美ピアノリサイタル」。

  21日、午後の部、夜の部、予定通り無事終了しました。

  実行委員長としての役目を何とかやり通し、一つ荷物を下ろしました。

  普段は母校、県立長井高校の音楽準備室という小さな部屋に置かれているピアノが、客席1000名のホールに運ばれ、木曽真奈美さんという名手によって、その音を響かせました。


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<演奏を終えた母校のピアノ>


  午後の部、夜の部の2つの公演で演奏を聴いてくださった方々は合わせて1100名ほど。

  1923年にドイツから日本にやってきて93年。

  大きなホールで弾かれるには少し小さめのその「体」で、よくぞここまで音を響かせてくれました!

  さすが、名器スタィンウエイ!

  山形県内の遠方、尾花沢市や村山市からもおいでくださいました。

  また、千葉や神奈川からわざわざおいでくださった方も!

  私にとっての「一番」は、母校の後輩たちに「種まき」ができたという手ごたえを感じられたことです。

  少し時間をかけて振り返ることにしたいと思います。

  お力添えいただいた皆様に、心から感謝を申し上げます。

  ありがとうございました。




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2016年10月21日

☆★ピアノは地域の宝物〜スタィンウエイ・コンサート、本日です!

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<2013年のコンサートでののぶ先生>



  いよいよ本日がコンサート当日となりました。

  昨日(20日)、木曽真奈美さんを長井にお迎えしました。

  木曽さんのブログにそのことがアップされていますので、ご覧ください。

    ◇山形へ

    ◇明日の主役


  ご来場いただいた皆様に配布するパンフレットに載せた、実行委員長としての挨拶文を転載いたします。

  ご都合がつく方、まだチケットがありますので、ぜひお出かけください。

  私たちの街に、こんな宝物があったということ、それに居合わせることのできる幸せを感じてください。

  事前にお電話をいただけますと、チケットを前売り料金で受付に準備しておきます。

   【当日連絡先】 実行委員長 八木
           電話090-5230-8819

           



   ピアノは「地域」の宝物〜のぶ先生、聴こえますか?
 
                 ピアノコンサート実行委員長 八木文明


  2004年に第一回を開催し、その後3年に一度開催してまいりました「長井高校スタインウエィピアノ復活記念コンサート」は、今回で5回目となりました。

  ご来場いただいた皆様に、実行委員会を代表して、心より感謝申し上げます。
 
  このたびのコンサートを迎えるにあたってまず触れなければならないのは、山口のぶ先生のことです。

  今年6月、天寿を全うされ、天国に旅立たれました。

  30年近くも長井高校の音楽教師としてご勤務されましたから、先生にお習いした方も多くおられるはずです。

  このピアノが「復活」し、こうしてみなさんにその音色を聴いていただくことができるようになったことを一番に喜んでくださったのがのぶ先生でした。

  今回のコンサートにもぜひおいでいただきたいと願っていましたが、叶いませんでした。

  先生のご冥福を心からお祈り申し上げます。

  1923年につくられたピアノが廃棄の危機を乗り越え、見事に復活し、93年経った今も、その素晴らしい音色を響かせてくれる。このようなことは、全国的にみても極めて珍しいことであることは間違いがありません。

  単に長井高校の宝物にとどまらず、この地域の宝物であるピアノの音色を、できるだけ多くのみなさんに聴いていただきたいと、私たち実行委員は一年前から準備を重ねてきました。

  これまで同窓会員有志で構成していた実行委員会を、広くPTAや地域の有志のみなさんにも参加していただくことで広報にも力を注いでまいりました。

  2回目のコンサート以来ご出演いただいているピアニスト、木曽真奈美さんには、コンサートの準備段階から長井においでいただき、実行委員会へのご参加や、「おらんだラジオ」にもご出演いただくなど、コンサート成功のためにお力を貸していただきました。

  長井高校の後輩のみなさんたちにとっては在学中に一度だけのコンサートとなりますが、将来、自分の母校に素晴らしいピアノがあったということを誇らしく思える日がきっと来るだろうと信じています。

  本日は、円熟したピアノの音色を、心ゆくまでごゆっくりお楽しみください。
  
  このたびのコンサートの開催にあたり、共催をお引き受けくださった長井市当局をはじめ、協賛広告をお寄せくださった市内外の多くの企業・団体の皆様に、心から感謝申し上げます。

  ほんとうにありがとうございました。


2016チラシ表(70%縮小)




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2016年10月20日

☆★枯葉の香りで気づくカツラの木

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<色づくカツラ〜南陽市小滝>


  秋の山を歩いていて、独特の香りでカツラの木が近くにあることに気づくことがあります。

  ハート型に近い落ち葉を拾ってその匂いをかぐと、砂糖を煮詰めたような甘い香りがするのです。

  子どもたちの体験活動では「綿あめみたい!」と言われたことがありました。

  このあたりでは山に自生しているほかに、あちこちで街路樹として植えられています。

  先日、山形市に出かけた帰り道、南陽市の小滝にある国道348号の駐車スペースに植えられた数本のカツラが色づき始めているのに気づきました。

  近づいてゆくと、その香りがあたりに漂っていました。


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<「森の休日」で訪ねた「古寺の大カツラ」>


  街路樹として植えられているものはまだ若い木々のものがほとんどですが、この木は大木になります。

  一本立ちするよりも、根元で分かれて「株立ち」するものも多いようです。

  「森の休日」のときにみんなで訪ねた「古寺の大カツラ」は、根回りが10m以上もあるものです。

  みなさんの近くにも、カツラと気づかないでいる木があるかもしれません。

  秋はそれに気づく良い季節です。




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2016年10月19日

☆★残るピースはあと2つ!〜木曽真奈美リサイタルまであと2日

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<10月19日付け山形新聞の記事>


  およそ1年かけて準備してきたコンサートまで、あと2日と迫りました。

  コンサートを「100ピースのジグソーパズル」に例えると、当日を迎えてしまえばもう98ピースは、あるべき場所におさまっています。

  残りの2つのピースは、素晴らしい演奏と、聴衆のみなさんがそれを楽しんでくださること。

  このコンサートのことをできるだけ多くの方々に知らせようと、8月下旬以降、ダイレクトメールを出し続けてきました。

  書いた宛名はおよそ800通。

  このピアノは今、県立長井高校に置かれています。

  長井高校生向けには21日の午後1時30分から演奏会が開催されますが、それに先立って、ピアノの来歴に関するミニ・シンポジウムを設定しています。

  これには当初、元スタィンウエイ・ジャパン社社長(現、スタィンウエイ会最高顧問)の鈴木達也さんにもおいでいただく予定でしたが、アメリカ出張と重なり、おいでいただけません。

  鈴木さんからは、その代わりに感動的な長文のメッセージをいただいいます。

  その一部をここでご紹介します。


  ピアノの製造番号217170をハンブルグ工場へ照会しましたら、1923年(大正12年)7月11日日本へ向けて出荷されたものであることが分かりました。

  ピアノをスタインウェイジャパンの倉庫に運び、技術者とともに検品しました。

  重要な部分であるボディー(側板)、鉄骨フレームはオリジナルのままで破損はなく問題ありません。

  鍵盤の象牙は剥がれたものが多く、足も壊れていましたが修理は可能と判断しました。

  また小生が感動したのは、剥がれた象牙が袋にまとめられて鍵盤の端に大切に保管されてあったことです。

  これを見たとき、誰かが壊れ落ちた鍵盤の象牙を捨てずに大切に保管してピアノを守ろうとしたピアノへの思いでした。

  心を打たれました。

  この思いに応えるには日本で修理するのではなく、ハンブルグの工場で本格的に修復して意図に応えようと決断し、工場へ連絡して、航空便でハンブルグ工場へ送りました。

  それから約1年後、2003年7月修理が終わり航空便で戻ってまいりました。

  技術者達とピアノを見てみました。見事に蘇っていて、ボディーも鉄骨もオリジナルで、美しい音色を奏でる素晴らしいピアノとして復元されていました。



  このピアノは、「地域の宝物」であると私は考えています。

  ふだんなかなか目にすることも、その音を聴くこともできないピアノの名品による演奏を、一人でも多くのみなさんに楽しんでいただけたらと願っています。

  チケットはまだあります。下記にご連絡をいただければ、当日午前中まで、「前売り扱い」といたします。

  また、小さなお子様のための託児の用意もしていますので、遠慮なくお申し出ください。

   【連絡先】 実行委員長 八木
           電話090-5230-8819
           happa-fy★dewa.or.jp
        (送信の際は★を@に変えてください。)

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2016年10月18日

☆★秋晴れの空の下で存分に遊ぶ〜「森の休日2016」第9回2日目報告

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<10月16日の日の出〜Asahi自然観から>


  15日の満月の夜は空が晴れ、放射冷却で冷え込むのではないかと心配していましたが、16日午前5時過ぎに起き出してみると、気温はさほど下がってはいませんでした。

  東の空が赤く染まり始めていたので、東の展望が開けている「Asahi自然観」の駐車場に行ってみました。

  午前5時50分を少し過ぎて、笹谷峠のやや北側あたりから太陽が顔を出しました!


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<眼下に広がる大雲海!>


  谷あいには雲が沈んで雲海となり、その雲海はずっと向こうの山形盆地まで続いていました。

  そして空を見上げると、雲一つない快晴!

  太陽や雲が織りなすこんな風景を子どもたちにも見せたいのですが、前日遊び疲れて、まだぐっすりと眠っていたかもしれません。


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<朝食後は「朝日連峰ビュースポット」へ>


  それでも、午前7時半からのホテルの朝食会場には、子どもたちは元気な顔を見せました。

  前日ちょっと体調が良くなかった子どももすっかり元気を取り戻して安心しました。

  こんな天気の良い日に行ってみたいのが「朝日連峰ビュースポット」です。

  朝日連峰の主峰大朝日岳から北端の以東岳まで、くっきりと展望できました。

  「ヤギおじさんはおとといの朝、あの山の頂上にいたんだよ。」と言ってみましたが、どうも子どもたちにはそのことがうまく伝わらないようでした。

  いつか子どもたちと登ることができたらどんなに素晴らしい体験になるか、想像するだけでわくわくします。


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<山の頂上に届いたクッキー>


  展望台からの帰り道、「注文したお菓子が間違って山の上に届いたらしいから、登ってみよう」と子どもたちをけしかけ、ゲレンデ最上部へと登りました。

  あちこち探しましたら、木の枝に袋がひっかけてありました!

  中を開けてみましたら、様々な表情の顔が描かれた素敵なクッキーがたくさん入っていました。

  「一つは自分で食べて、もう一つはお家の人にあげてね」と言いましたが、みな、なんだか食べるのがもったいない様子でした。


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<山の上からヤッホー!>


  ヤギおじさんが「ヤッホー!」と言えばその声がこだまします。

  それが面白くて、みんな次々とヤッホーと言うのですが、こだまを聞くには「ヤッホー!」と言った後、静かに耳を澄ましていないと聞こえないんだよ。

  下で見守っている大人たちにも声を届け、元気に下りました。


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<竹馬に挑戦!>


  広場に戻ると、それぞれ自分がやりたい遊びにとりかかります。

  前回私が持ち込んだ一輪車や、参加者のご家族から以前いただいた竹馬は人気です。

  子どもたちはちょっと練習すると、できるようになったり上達したりします。

  そこが大人と違うのですね。

  学校の友だちという「くくり」がない自由さというのも、こうした場の大切なものかもしれません。


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<ランチは外が気持ちいい!>


  遊べばお腹がすきます。

  あまりに天気が良いので、子どもたちはみんな外で食べたかったようです。

  秋の日差しの中で、心地よい風に吹かれながらのランチ!

  食べ終えるとまたすぐに遊びに飛び出してゆきました。


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<まだまだ遊びたいよね、青空だもの>


  子どもたちはまだまだ帰りたくはない時間帯に閉会行事を始めなければなりません。

  「もう帰るの? まだ遊んでいたい」と口々に言うのですが、きりがありません。

  子どもたちを見送るとき、空には刷毛で掃いたような白い雲が現れてきました。

  「元気でね! また来年!」と声をかけながら、福島へと帰る車を見送りました。

  今回は子どもの数に対してスタッフの数が少なく、また厨房を担当するスタッフもいつもより少なく、参加したスタッフはいつもの倍以上の大変さがあったと感じます。

  この週末保養の取り組みを支えてくださる多彩なスタッフの手が必要です。
  
  「私も何か手伝えるよ!」という方、ぜひご連絡ください。


     【連絡先】 葉っぱ塾 八木
           電話090-5230-8819
           happa-fy★dewa.or.jp
        (送信の際は★を@に変えてください。)




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2016年10月17日

☆★たき火は最高のごちそう〜「森の休日2016」第9回1日目報告

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<秋空の下、なびくススキ>


  「森の休日2016」第9回目の10月15日と16日は、一週間前から晴れの予報が出ていました。

  その前日の朝、私は大朝日岳の山頂で、霧氷と小雪の寒さを体験していましたから、晴れても寒さがこたえるのかもしれないと身構えていました。


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<秋の日浴びて「空気神社」で>


  今回参加の4家族はみな一度は参加経験のある方ばかりでした。

  懐かしい友人に会うような気持ちでの開会行事の後、みんなで空気神社へ。

  もうこの場から、子どもたちは歓声をあげて遊び始めていました。


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<芝の斜面でダンボール滑り!>


  紅葉し始めた森を抜け、芝生広場へ。

  子どもたちはスタッフが準備していったダンボールやプラスチックのそりで、斜面を滑りました。

  一人で、そして仲間とつながって。

  子どもたちの歓声と、それを見守る親御さんたちの笑い声が、秋の青空に吸い込まれてゆきました。


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<福島のお母さんたちも台所へ>


  今回の「森の休日」での最大の問題点は、スタッフが少ないことでした。

  子どもたちが11人も参加してくれていたのですが、1日目のスタッフは私を入れて8人。

  子どもたちの相手も、厨房も、親御さんたちの話し相手も、手が足りませんでした。

  厨房のベテランKさんと一緒に私もキュウリを刻んだりしていたのを見かねて、福島のお母さんたちが「私たちもやりますよ」と声をかけてくださいました。

  「今回は山形の“だし”は無理かな?」と思っていたのですが、お母さんたちの手で、あっという間にできてしまいました。

  この「森の休日」で「山形の“だし”」を覚え、福島でもときどき作っています、というお母さんもおられました。

  山形の食文化がこんなところから広まってゆくなんて、嬉しいことです。


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<外が明るいうち、ちょっとビールを>


  そんなお母さんたちの手助けもあって、日が傾き始めた頃に、お父さんたちとはビールを飲み始めて語らう時間をちょっとだけ持つことができました。

  子どもたちはこの間、スタッフと一緒に駆け回り、そして夕方は一緒に大浴場へ。

  子どもたち担当のスタッフは本当に大変でした。お疲れ様でした。


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<みんなでたき火を囲む>


  前回の「森の休日」のときは雨で実施できなかったたき火を、この日は明るいうちに準備していました。

  たきつけ用にと、使用済みの割りばしをたくさんストックしてありましたし、前回木工を担当して下さったYさんからは、端材をたくさんいただいて保管していました。

  このたき火のために購入してあった焼き芋用のサツマイモは、福島のお母さんたちが濡れた新聞紙とアルミホイールにくるんで、用意してくださったのです。

  私が子どもたちをそそのかすようにたき火の上を飛び越えて見せると、はじめは尻込みしていた子どもたちが次々と挑戦しだしました。

  赤々と燃える「生の火」、実は今の子どもたちに一番の「ごちそう」だったかもしれません。

  暗闇の中に燃える炎の風景を、いつか大人になってから思い出すことがあるかもしれません。




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2016年10月16日

☆★紅葉の森を抜け晩秋の長井葉山へ!〜参加者募集中

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<すっかり落葉した長井葉山山頂付近(昨年)>



         紅葉のブナの森を抜けて
          葉っぱ塾 晩秋の長井葉山2016


  11月上旬の長井葉山は、紅葉が麓まで下りています。

  山頂一帯での紅葉は終わり、ブナの森は落葉してすっかり明るくなっている時期です。

  もしかしたら、大朝日岳や祝瓶山は雪をかぶっている姿を見せてくれるかもしれません。

  あまり歩かれていない勧進代コースそして昭和堰ルートをたどって晩秋の山々や、山から眺める里の風景を楽しみませんか?

  当日はスペシャルゲストがあるかもしれません。

    【期  日】  11月3日(祝日) ※悪天中止

    【参加費用】  一般¥2500
             「安全登山入門編2016」受講者¥2000
               (保険料・写真代含む)

    【募集人数】  15名程度

    【集  合】  長井市「勧進代南部公民館」前 午前8時00分
        長井市勧進代1732−2  電話 0238-84-6335
           ※ご要望あれば現地までの地図をお送りします。

    【日  程】  8:00    公民館前集合・出発
           11:30ごろ  葉山山頂
           15:30ごろ  公民館前帰着・解散(予定)
   (勧進代口〜追分〜昭和堰〜葉山山頂〜勧進代尾根)

    【持ち物】   昼食、雨具、コンパス、ヘッドランプ、水(1ℓ)、防            寒着、手袋、おやつ(非常食兼ねる)

    【申し込み】  10月30日(日)締め切りで、葉っぱ塾まで。

    【連絡先】  葉っぱ塾・八木文明 
              Tel 090-5230−8819
              e-mail happa-fy★dewa.or.jp
            (送信の際は★を@に変えてください。)
        日本山岳ガイド協会認定ガイド
        日本自然保護協会自然観察指導員




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2016年10月15日

☆★燃える小朝日岳、冬近づく大朝日岳〜霧氷の花咲く山頂へ!

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<カエデ類の紅葉が進む中腹>


  「週末から来週にかけては山に行く時間はない。行くなら13日だ!」とばかりに、1泊で大朝日岳まで行ってきました。

  前回の「葉っぱ塾」の大朝日岳からおよそ2週間。紅葉前線は標高1200mあたりまで下りてきていました。


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<小朝日岳の紅葉(13日)>


  予報ではまずまずと出ていた13日。晴れていたのは下界だけで、古寺山を過ぎたあたりから冷たい小雨が降り始めました。

  小朝日岳の紅葉は見事でしたが、日が当たらないために、写真では何ともさびしそうな紅葉です。


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<大朝日小屋は0℃!>


  古寺鉱泉から4時間余りで到着した大朝日小屋は、気温0℃、強い風が吹いていました。

  管理人の阿部さんは、翌14日いったん山を下りるとのことで、小屋終いの準備で大忙しでした。


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<晴れ間に見えた十三夜の月>


  強い西風が斜面を吹きあがり、雲を生みますが、東の方向には時折晴れ間も見えました。

  寒くて1、2分しか出ていられませんので、暗くなる前に何度か外に出てみましたが、十三夜の月が雲間から出ているのを見ることができました。

  この日東京で、弟たちの「十三夜のコンサート」が開かれることになっているのを思い出しました。

  私を含め、この日の小屋泊りは16名。

  暗くなってしまうとシュラフに入るしかない山小屋。

  しばし阿部さんの部屋にお招きを受けて乾杯!

  4か月間、お疲れ様でした。

  この日の朝、2晩山中で救助を待っていた登山者が無事救出されたことを阿部さんからお聞きしました。

  悪天候の中でよくぞ無事でした!


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<霧氷張り付く山頂標識>


  薄い寝袋の他の宿泊者は、あるもの全部着込んでシュラフに入っていたようですが、モンベル#1を持参した私は、ぬくぬくと快適な夜を過ごしました。

  夜通し吹いていた風は朝になってもそのまま。

  ただ、気温はそれほど下がらず、小屋の温度計はー1℃ほどを示していました。

  14日朝、5時38分山頂に立ちました。

  周囲の山々の名前と方角を示している方位盤に氷が一面に張り付いていました。
  

IMG_8444

<ハイマツに霧氷の花!>


  ハイマツには強風で吹き付けられた水滴がそのまま凍りついた霧氷が、まるで白い花が咲いたように張り付いています。

  急いで小屋に戻り、お湯を沸かし、温かいもので朝食。


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<強風の中、さあ下山!>


  単独で来ると、ガイドとして登るときの荷物の3分の2ほどになります。

  荷物のパッキングもすぐに済ませ、ジャケットの上に雨具の上下を羽織って小屋を出ました。

  風は少しずつ弱まっていました。

  阿部さんに11月の「再会」を約束し、下山開始。


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<ぬかるみにさらっと積もった雪>


  小屋近くのぬかるみは凍っており、そこにうっすらと雪がありました。

  まだ冬の寒さに慣れていない体には、なかなか厳しい寒さではありました。


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<光るダケカンバ>


  「銀玉水」でコーヒー用の水を汲み、穏やかな稜線を歩いているうちに空の雲がしだいに薄くなってゆきました。

  時折青空も見え始め、天候は回復するようでした。


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<姿を見せた大朝日岳>


  「熊越(くまごえ)」のコルから小朝日岳を登る間に、大朝日岳が姿を現してきました。

  朝の光を全体に浴びて輝いています。

  小朝日岳から古寺山に下るあたりから、その日の早朝出発して登ってきた方々とすれ違い始めました。

  「天気よくなりそうですね!」と声をかけますと、みなさん嬉しそうな表情で登ってゆかれました。


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<今年のブナはきれいに黄葉>


  今年はブナがきれいに黄葉するものが多いように見受けました。

  年によっては枯葉みたいにしかならないときもあるのですが・・・。

  標高1500mより下のブナの黄葉が本格的になるのは、もう少し先になりそうです。

  10時過ぎに無事古寺鉱泉前に下山。

  この日は午後から週末保養「森の休日」の準備に追われました。

  大朝日岳、本格的な雪が降る前に、もう一度ぐらい行きたいものです。




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happajuku at 05:55|PermalinkComments(0)TrackBack(0) 山旅の報告 

2016年10月14日

☆★「森の休日」に応援の手が!〜生命保険協会から助成金

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<贈呈式の会場>


  福島の子どもたちとその家族のための週末保養を続けて5年目。

  任意団体として扱われる「葉っぱ塾」には、一般的な「助成金」は無縁のものでした。

  このたび、「一般社団法人生命保険協会山形県協会」から「葉っぱ塾」に助成金が贈呈されることになり、12日夕方、山形市内のホテルで開催された贈呈式に参加してきました。


生命保険協会助成金授与式

<資料を見るヤギおじさん(「置賜のぞみ会」Sさん撮影)>


  私は当初、これは保険会社の利益還元の一つなのかと思っていました。

  しかし、この式の中で協会の高森会長さんからあったご挨拶によって、県内の生命保険会社の社員のみなさんの募金が元になっていることを知りました。

  素晴らしい取り組みをなさっておられると感激しました。

  協会が「山形県社会福祉協議会」に推薦を依頼しているもので、今年は「葉っぱ塾」の他に、置賜地域の障がい者施設3つが選ばれていました。


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<いただいた「目録」>


  障がい者の施設では、必要としている施設や物品の購入という形での助成でしたが、「葉っぱ塾」には「森の休日」の運営資金ということでお金が贈られることになっています。

  一番ありがたかったのは、この助成金の申請にあたって、膨大な資料の作成などを求められなかったことでした。

  「葉っぱ塾」として行ってきた「ボランティア支援募金」の会計報告や「森の休日」実施状況のまとめなど、手元にあったものを取りまとめてお送りしただけで済みました。


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<「目録」の内容>


  助成金は10万円ということでした。

  これは「森の休日」1回分の宿泊関係費用とほぼ同額です。

  「森の休日」の6年目の実施についてまだ十分見通しが立ったということではありませんが、今後の一般の募金があることを考慮すれば、来年前半の「森の休日」は実施できる可能性が高まったと判断しています。

  協会の皆さま、また、生命保険会社の社員の皆さま、ほんとうにありがとうございました。

  なお、この「森の休日」は、「葉っぱ塾ボランティア支援募金」によって運営してきています。「森の休日」以外にも、陸前高田や東松島の被災者の皆さんへの応援も細く長く継続して参りたいと考えています。

  「忘れない! いつまでも」。

  吉永小百合さんから先ごろいただいたTシャツを着てこの贈呈式に参加したのは、「葉っぱ塾」の思いがその言葉に込められているからです。


    【葉っぱ塾ボランティア支援募金】

      ■郵便振替口座    02420−5− 19722

      ■加入者名       八木文明

       ※通信欄に「ボランティア支援」とご記入ください。

  

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2016年10月13日

☆★秋の深まり、リンゴで感ずる〜ついにストーブ使い始めました!

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<ついに焚きはじめたストーブ>


  朝の気温が平地でも10℃を下回るようになって、わが家のネコたちは私の布団にもぐりこんでくるようになりました。

  夏なんか、抱き寄せても逃げて行くくせに、なんと現金な奴らです。

  早起きすると冷え冷えしているので、ついに石油ストーブを出しました。

  ついこの間しまったばかりだと思っていました。

  ストーブがない期間はおよそ4か月ほどでした。

  暖かい地域にお住いの方には信じられないかもしれません。


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<届いたばかりの「紅玉」>


  秋が深まってくるとおいしくなるのがリンゴです。

  毎年、長井市内のリンゴ農家の方にお願いしている「紅玉(こうぎょく)」が一昨日届きました。

  懐かしい品種ですが、今はほとんど栽培されなくなりました。

  この品種は栽培がとても難しいのだと聞いたことがあります。

  独特の酸味がありますが、お菓子に使うにはこれじゃないとダメ、という方も多いはずです。

  外で販売されているものはほとんど見かけません。

  秋はリンゴの品種の移り変わりとともに深まってゆきます。




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2016年10月12日

☆★『展覧会の絵』の感動をご一緒に〜「木曽真奈美ピアノリサイタル」まであと10日!

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  「名曲をお話しでつづるコンサート〜木曽真奈美ピアノリサイタル」まで、あと10日となりました。

  夏のお盆過ぎ、500通余りのDMの宛名書きをし、ここ2週間ほども、「葉っぱ塾」のお便りと兼ねて、毎日10通から20通のDMを投函しています。

  少しずつではありますが、お電話もいただいています。

  今回は木曽真奈美さんがもっとも力を入れておられる『展覧会の絵』がメインとなっています。

  木曽さんは、この曲の作曲者ムソルグスキー生誕の地を、日本人の個人としては初めて訪ねられた方です。

  作曲家の生誕地を訪ね、生まれ育った風景を見て、曲が生まれる経緯についても真実を探りながら、この曲を演奏してこられました。

  曲の合い間に挟まれる木曽さん独自のトークによって、音楽への心の傾斜が強まることを抑えることができなくなるはずです。

  チケットのお申し込みを「葉っぱ塾」でも受け付けております。

  みなさまのご連絡をお待ちしています。


   【連絡先】 葉っぱ塾 八木
           電話090-5230-8819
           happa-fy★dewa.or.jp
        (送信の際は★を@に変えてください。)





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2016年10月11日

☆★山頂一帯紅葉見頃の長井葉山へ〜ぬかるみ対策に大工さんの工夫

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<ザックにくくりつけたスノコ板>


  10日に予定していた磐梯山への登山を、7日の段階で中止としていました。

  休みに入ると傷害保険に加入することができず、7日の予報で決めざるをえなかったのです。

  その10日になってみると、どんよりした曇り空ではありましたが、葉山ははっきりと見えていたので、朝食後、一人、葉山に向かいました。

  ザックには、少し前に親戚の大工さんの八木賢一さんにつくってもらった「ぬかるみ用のスノコ板」の試作品を2つ、くくりつけていました。


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<ぬかるみで幅が広がる登山道>


  全体的には水はけのよい朝日連峰ですが、平坦な場所にわずかにくぼんだ所があると、そこに細かな腐植土が溜まり、水溜りができやすくなります。

  登山者がそこを通る時には当然そこを避けようとします。

  それが繰り返されると、登山道は外側に膨らむことになります。

  上の写真は長井葉山の白兎登山道の山頂近くの場所です。


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<スノコ板を置く>


  持参したスノコ板を、ここに2枚置いてみました。

  このスノコ板の試作にあたって、八木さんにいくつかの要望を出していました。

  ザックにくくりつけて登るに適切な大きさであること、そこで長い間に腐食してゆくことを考え、クギを使わないものであること、1つの重量が重すぎないことなどでした。


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<天板と脚の接合部分>


  今回試作してくださったものは、天板にやや厚めの材が使われており、背負うには重いと感じましたが、それは今後検討する余地はあるでしょう。

  サイズは、ザックに2、3枚くくりつけてゆくにはほどよいものと感じました。

  接合部分には、大工さんらしい素晴らしい工夫がありました。

  上の写真を見ると少し隙間があります。

  ぬかるみに置かれることで水分を吸って、材が膨張することを見越し、やや緩めに造ってくださったのです。

  もう少ししてから登ってみて、その後の様子を観察したいと思っています。

  葉山に登ってこのスノコ板をご覧になった方、様々なアイディアやご意見をお聞かせください。今後に生かしたいと思います。


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<草紅葉の「御田代」>


  葉山の紅葉は、1100mの稜線に出てようやく色づき始めたと感ずる程度でした。

  今年はやはり紅葉が少し遅れています。

  しかし、山頂付近ある高層湿原の「御田代(おたしろ」は、すっかり草紅葉していました。


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<展望開けた「鉾立清水」付近>


  ザックに背負ってきたPETボトルに水を汲もうと「鉾立清水」に下りてみてびっくり!

  木々がほどよく伐採され、下界の展望が開けているのでした。

  雪のあるときには灌木が雪に埋もれて真っ白な斜面となって展望のよいこのあたりですが、雪が消えるとまったく展望がきかなくなってしまうので、これは登って来る人々にはありがたい「ごちそう」になるでしょう。


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<山では珍しい真っ青な実>


  帰り道、登山道わきに真っ青な実を見つけました。

  ルリミノウシコロシ(別名サワフタギ)という植物の果実です。

  夏には白い花を咲かせますが、秋には山の植物には珍しい、鮮やかな青い色の実がなるのです。


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<もう少し大きくなってから採ろうかな>


  登山口付近まで下りてくると、枯れたナラの木の根元に小粒のナメコがびっしり生えているのを見つけました。

  粒ナメコもいいけれど、それにしても粒が小さいうようでしたので、これは数日たってから来てみようと思い、そのままにしてきました。

  秋の登山は、こうした思いがけない収穫に備え、ポリ袋は欠かせません。

  「葉っぱ塾」では11月3日に、この長井葉山への登山を計画し、募集を開始しています。

  参加ご希望の方は、下記にご連絡ください。

  国土地理院の地形図には描かれていないルートを歩きます。

  
  【連絡先】   葉っぱ塾・八木文明
     日本山岳ガイド協会認定ガイド
      日本自然保護協会自然観察指導員
     Tel 090-5230−8819 
     メール happa-fy★dewa.or.jp 
      (送信の際は★を@に変えてください。) 





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2016年10月10日

☆★雨のブナの森に流れるゆったりした時間の中で〜「森の休日2016」第8回報告

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<幻想的な雨のブナの森>


  2012年5月から取り組み始めた「森の休日」が、2日間とも雨だというのはあまりないことでした。

  しかも今回はスタッフとしての参加も少ない状況でしたので、不安を抱えたままでの「森の休日」入りとなりました。


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<雨の「空気神社」で>


  雨が降る日に山に登ったり、山に入ったりすることはなかなかないことです。

  恒例の「空気神社」参拝で参道を登ってゆくと、ブナの幹を流れ下る「幹流水」が見られました。

  こういうものを見ることができるのは、雨の日に限られます。

  こうした行事の時でなければ体験できないことだったのではないでしょうか?


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<体育館で遊ぶ子どもたち>


  子どもたちは、旧立木小学校体育館をお借りして遊びました。

  こうした広い空間があると、外遊びはできなくとも、子どもたちのエネルギーが発散されて、リフレッシュにつながってゆくような気がします。

  コンサート前の2時間あまり、真剣に遊びました。


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<和やかに進む夜の交流会>


  今回は5つの家族が参加され、そのうち3家族は「森の休日」初参加でした。

  「森の休日」を知ったきっかけはインターネットで探したり、ご友人から聞いたりといろいろでしたが、これまでもいくつかの保養に参加されていることは共通していました。

  夜の交流会は、親たちにとっても、貴重な情報交換の場になっているような気がします。


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<電動糸鋸を使って工作>


  2日目は、今年から「森の休日」スタッフに参加くださったYさんが、電動糸鋸を持ち込み、木工作品作りができることになりました。

  本職が大工さんですから、こうしたことはお手の物。

  スギやヒノキの端材に下絵を描いて、子どもたちは真剣な表情で作業に取り組みました。


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<お父さんも真剣>


  子どもたちだけでなく、お父さんやお母さんたちもそれぞれ工夫を凝らした作品作りに取り組んでくれました。

  お二人のお父さんは「大作」づくり。

  昼ご飯の時間になっても、仕上げに集中しておられました。


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<出来上がったみんなの作品>


  紙やすりで表面を磨き、ワックスを塗って、穴をあけて紐を通したりしてそれぞれの作品が完成しました。

  過ごした時間が、こんなふうに「形」になって残るのはなかなかいいものです。

  福島のみなさんをお見送りするころになって、ようやく雨があがってきました。

  この「森の休日」は、「葉っぱ塾ボランティア支援募金」を活用し、多くのみなさんがボランティア・スタッフとおして参加することで成り立っています。

  スタッフは男女を問わず、いろいろな年齢、経験、スキルをお持ちの方がいてくださることがありがたいのです。

  ぜひご参加ください。

  「森の休日」の来年の実施はまだ見えてきませんが、たぶん大丈夫だと思っています。

  引き続きご支援ください。


    【葉っぱ塾ボランティア支援募金】

      ■郵便振替口座    02420−5− 19722

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2016年10月09日

☆★「森の休日」で吉川よしひろさんの演奏を聴く〜心に種を蒔く演奏!

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<「森の休日」のために演奏してくださった吉川さん>


  10月8日、「森の休日2016」第8回は、珍しく雨の中でのスタートになりました。

  しばらく前に、「Asahi自然観」の支配人からお電話をいただき、「森の休日」開催の10月8日、チェロ奏者の吉川(きっかわ)よしひろさんがおいでになってのディナーコンサートが開催されるとのことでした。

   ※吉川よしひろ公式サイト

  吉川さんのご希望もあって、何と「森の休日」に参加の福島のご家族やスタッフのためにボランティア演奏をしてくださるとおっしゃるのです。

  せっかくですので、そのお話しをお受けしますと、進めていただきました。

  失礼ではありますが、私はこのお話しをいただくまで、吉川さんを存じ上げませんでした。

  アンコールを含めて5曲演奏してくださいましたが、最も心揺さぶられたのは、『アメージング・グレイス』でした。

  奴隷船の船長をしていたというジョン・ニュートンが、改心して牧師となってから作詞作曲された歌だと言われています。

  その背景に、もしかしたらアフリカからヨーロッパに連行されてきたアフリカの人々が故郷を思って歌う歌の旋律があるのではないか、などと勝手に思っているものですから、福島を離れて避難生活を送らざるを得ないたくさんの人々のことに思いが及んだのです。

  最後に司会者に指名され、謝辞を申し述べましたが、私は「子どもたちの心に素敵な種を蒔いてくださってありがとうございました。」ということを申し上げました。

  わずか2mほどの距離で演奏されるチェロから発せられるあの空気の振動を、直に感ずることができたこと、ほんとうに素晴らしい体験でした。

  吉川さん、ありがとうございました。




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happajuku at 19:55|PermalinkComments(0)TrackBack(0) 週末保養「森の休日」 

2016年10月08日

☆★かすかな雪の香りする月山へ〜曇り後快晴!

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<まるで冬山に登るよう。(ゲストFさん撮影)>


  「平日だって山はある! 秋の月山へご一緒に」と題して、7日に月山への登山を計画しました。

  今年も開講した「安全登山入門編」の第2回実践登山が雨のために実施できませんでしたが、「ぜひ今年月山へ!」という受講者もおられたので、呼びかけてみましたら、4名のみなさんが申し込んでくださいました。

  姥沢の駐車場に着くと、吹いてくる冷たい西風の中に、微かな雪の香りを感じるほどの寒さでした。

  月山はすっかり雲の中に隠れていました。


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<姥が岳では雲の中>


  8時集合にしていたのですが、お一人、途中で道を間違えられて、およそ1時間遅れの出発となりました。

  しかし、その遅れが、私たちに素晴らしい幸運をもたらしました。

  駐車場で待つ私たちをしり目に、続々と登山者たちが出発してゆきました。

  リフトを下りてまもなく引き返してきたという登山者もいましたし、途中で山頂まで行ってきた方とすれ違いましたら、「ものすごい風で何も見えなかった」と教えてくれた人もいました。


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<山頂付近での「エビのしっぽ」>


  ゆっくりゆっくり登る私たちが、山頂手前の標高差200mの急な斜面を登り始めるころになって、雲が切れ始め、青空が広がってゆきました。

  天候は午後に向け回復傾向という予報は、まさに当たっていたのです!

  山頂平原に着きましたら、「エビのしっぽ」と呼ばれる一種の霧氷が、岩や木々に付着していました。

  小さな水滴が強風で吹き付けられてできるものです。

  前夜から明け方にかけての寒さが冬に近かったことが想像できました。


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<月山の三角点で(後方に鳥海山)>


  月山神社に参拝し、その後、三角点まで行ってみました。

  そこまで行ったときには雲はすっかりなくなり、上空は澄み切った青空が広がっていました。

  そして庄内平野と日本海が広がり、平野の北端にそびえる鳥海山も見えていました!


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<山頂神社と鳥海山>


  下山を開始し、振り返ると、風景は益々くっきりしてきていました。

  山頂神社と鳥海山とが並んで見えていました。

  風もだいぶおさまって、寒さを感じなくなってきました。


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<朝日連峰とその奥の飯豊連峰>


  下山するときは、正面に朝日連峰を見ながら下ることになります。

  その奥に重なって、飯豊の峰々が雲の上に浮かんでいます。

  「7日は大朝日岳に行きます。」と言っていた若い受講生がおられたのですが、この日は登頂できたのでしょうか?


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<輝く木道と草紅葉>


  私たちは、地形図の読図トレーニングをしながら、リフトを使わず、四ツ谷川沿いの道を麓へと下りました。

  ゆるやかな傾斜の高山草原の中を木道が通っていますが、秋の太陽に照らされて、白く輝いて見えました。


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<進む紅葉>


  本格的な寒さがやって来なかったために遅れ気味だった紅葉ですが、この寒さで加速したのでしょう。

  標高1400m付近のブナやダケカンバの森は、見事に色づいていました。


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<月山の水で煎れるコーヒー>


  リフトを使わずにこのルートを下山する人へのプレゼントが、月山の湧水です。

  途中に「雄宝清水(おたからしみず)」という湧水があって、この日は駐車場に戻ってから、そこで汲んだ水でみなさんにコーヒーを飲んでいただきました。

  高い山ではもう雪が降ってもおかしくはない季節です。

  この日の寒気で、北海道では平地で初雪。そして岩手山の初冠雪とのニュースがありました。

  天候を甘く見ず、十分な装備で山に入る必要があります。




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2016年10月07日

☆★「この日の後に生まれてくる人に」〜花森編集長からのメッセージ

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<わが家に残る『暮らしの手帖』第96号表紙>


  先週末(10月1日)で放送が終了した朝ドラ『とと姉ちゃん』。

  この放送がきっかけで、わが家に草創期のこの雑誌が残っていることがわかりました。

  亡くなった母が定期購読していたものを、今も継続して配達してもらっているので、こんど家のあちこちに分散して保管されているものを、1か所に集めてみようと画策しています。

  最終週は花山編集長が命の残り火を燃やすようにして出版した「戦争中の暮らし」の特集号が出されるお話しでした。

  実際の『暮らしの手帖』では、1968年8月1日発行の第96号が、「特集 戦争中の暮らしの記録」となっています。


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<挟んであった花森氏のインタビュー記事切り抜き>


  本棚から抜き出してパラパラめくっていたら、1枚の新聞の切り抜きが落ちてきました。

  おそらく母が切り抜いて挟んでおいたものでしょう。

  記事の日付はわかりません。

  記事の真ん中に花森編集長の写真が載っています。

  この第96号の53ページに、『この日の後に生まれてくる人に』と題する「編集者」、おそらく花森さんの文章が掲載されています。

  この号が発行されてからすでに48年が経過し、先の戦争の体験を語ることができる人々は少なくなっています。

  戦後に生まれた世代が政権につき、勇ましい言辞を並べ立て、憲法を踏みにじるようにして、この国を「戦争ができる国」に仕立てようとしています。

  幼いお子さんをお持ちの方々は、そういう政治をどんなふうに見ておられるでしょうか?

  この特集号は、単行本としても発行されたようですので、もしかしたら古本などで手に入るかもしれません。

  もしそうであれば、ぜひ手にしてみてください。

  終わってしまった昔のことを知ってなんになるか、という意見もあるかもしれません。

  しかし、私たちの親や祖父母の時代のこととして考えれば、より身近なものになるでしょう。

  この中に、『先生のピンハネ』と題する投稿が掲載されていました。

  疎開先に向けて布団などを送る際、それに挟んで家族がお菓子などを入れたのが、ほとんど先生に没収され、「あとからみんなに分配する」と言われたそうです。

  なかなか分配がないことをいぶかっていたとき、天井の穴から先生の部屋を覗くと、先生が一人でそれらを食べていたというのです。

  「極限に近い状況下における人間の倫理観が、どんなにもろく、どんなに弱いものかを目の前で知らされた。」とありました。

  今、70余年を経て、この「平時」においても倫理観が失墜し、「いまだけ、カネだけ、自分だけ」という状況になっていることをこの時の子どもたちが知ったら、どんな思いを抱くでしょうか。

  花森編集長のコラムを転載しておきます。


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<イラスト入りの記事>


   ◆ この日の後に生まれてくる人に


  君は、四十才をすぎ、五十をすぎ、あるいは、六十も、それ以上もすぎた人が、生まれてはじめて、ペンをとった文章というものを、これまでに、読んだことがあるだろうか。

  いま、君が手にしている、この一冊は、おそらく、その大部分が、そういう人たちの文章でうずまっているのである。

  これは、戦争中の、暮らしの記録である。

  その戦争は、一九四一年(昭和一六年)十二月八日にはじまり、一九四五年(昭和二十年)八月十五日に終わった。
 
  それは、言語に絶する暮らしであった。
 
  その言語に絶する明け暮れのなかに、人たちは、体力と精神力のぎりぎりまでもちこたえて、やっと生きてきた。

  親を失い、兄弟を失い、夫を失い、大事な人を失い、そして、青春をうしない、それでも生きてきた。家を焼かれ、財産を焼かれ、夜も、朝も、日なかも、飢えながら、生きてきた。
 
  しかも、こうした思い出は、一片の灰のように、人たちの心の底ふかくに沈んでしまって、どこにも残らない。いつでも、戦争の記憶というものは、そうなのだ。
 
  戦争の経過や、それを指導した人たちや、大きな戦闘については、ずいぶん昔のことでも、くわしく正確な記録が残されている。

  しかし、その戦争のあいだ、ただ黙々と歯をくいしばって生きてきた人たちが、なにに苦しみ、なにを食べ、なにを着、どんなふうに暮してきたか、どんなふうに死んでいったか、どんなふうに生きのびてきたか、それについての具体的なことは、どの時代の、どこの戦争でもほとんど、残されていない。
 
  その数すくない記録がここにある。
 
  いま、君は、この一冊を、どの時代の、どこで読もうとしているのか、それはわからない。君が、この一冊を、どんな気持ちで読むだろうか、それもわからない。
 
  しかし、君がなんとおもおうと、これが戦争なのだ。それを君に知ってもらいたくて、この貧しい一冊を、のこしてゆく。
 
  できることなら、君もまた、君の後に生まれる者のために、そのまた後に生まれる者のために、この一冊を、たとえどんなにぼろぼろになっても、のこしておいてほしい。

  これが、この戦争を生きてきた者の一人としての、切なる願いである。
  
                                  編集者





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happajuku at 05:00|PermalinkComments(6)TrackBack(0) 本・CD・映画などのレビュー | 葉っぱ塾からのメッセージ

2016年10月06日

☆★順調に育つ「葉っぱ塾のリンゴ」たち〜収穫まであと40日あまり

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<10月5日のリンゴ>


  今朝起きてみましたら、弱い雨は降っているものの、いつもと変わらぬ朝です。

  夜、風が強く吹いたのかどうか、寝てしまったのでわかりません。

  目が覚めるほどの轟々とした風ではなかったのでしょうか?
  
  5日は、週末の「森の休日」の荷物を「Asahi自然観」に運んだ帰り道、「リンゴの木オーナー」でお世話になっている白鷹町の平井さんのお宅に寄ってきました。

  台風接近ということで、今収穫期を迎えている「秋映(あきばえ)」や「シナノスイート」などを大わらわで収穫して一時帰宅されたところでした。

  「森の休日」用のリンゴをお願いし、その足で近くのリンゴ畑にまわってきました。

  赤いテープを付けた「葉っぱ塾のリンゴの木」たちは元気でした!


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<果実の数もまずまず>


  平井さんに「ふじ」の様子をお聞きしましたら、「今のところ順調です」とのことでした。

  実の数もかなりあるようです。

  8月から今回まで、いくつかの台風が北上してきましたが、幸いなことにこのあたりでは大きな被害が出るほどではありませんでした。

  収穫まであと40日あまり。

  まだまだ安心はできませんが、リンゴたちの無事を心から願っています。




 ☆スタィンウエイ・ピアノ復活記念コンサート、チケット発売中!

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  ☆長井地域のミニFM局「おらんだラジオ」で、10月21日に長井市民文化会館で開催される「木曽真奈美ピアノリサイタル」に出演の木曽真奈美さんのインタビュー番組が再放送!

《前編》
10/6(木)10:00〜10:28、19:00〜19:28
10/8(土)22:30頃〜
10/9(日)9:30頃〜

《後編》
10/13(木)10:00〜10:28、19:00〜19:28
10/15(土)22:30頃〜
10/16(日)9:30頃〜

 インタビュアーを務められた齋藤友佳さんからお知らせいただきました。ありがとうございました。



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happajuku at 05:26|PermalinkComments(0)TrackBack(0) 葉っぱ塾のリンゴの木 

2016年10月05日

☆★紅葉の磐梯山、下見山行報告

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<「八方台登山口」付近のブナの森>


  私が住む山形県長井市内から福島の「会津磐梯山」が見えるということを知っている市民はあまり多くないかもしれません。

  山頂部がちょっと見えるだけですが、見えるのです。

  ということは、1888年の磐梯山の大噴火を、この町の先人たちも見ていたことになります。

  どんな思いで見ていたのでしょうか。

  10日に予定している磐梯山への登山を前に、6日に下見の予定でしたが、台風の接近を考慮し、急遽4日に行ってきました。


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<中腹から見た檜原湖>


  米沢市内を抜け、白布高湯温泉から西吾妻スカイバレーを通って裏磐梯へ。

  「八方台登山口」の駐車場までは、わが家からおよそ90kmありました。

  平日にもかかわらずかなり人出があり、観光バスの団体がいくつか準備していました。


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<山頂直下の燃えるような紅葉の斜面>


  標高1200mほどの登山口一帯は、わずかに葉が色づいた程度で、やはりこちらも紅葉が遅れているようです。

  前夜通過していった寒冷前線による雨はすっかり上がっていましたが、風はかなり強く吹いていました。

  「弘法清水」の売店前までは休憩なしで登りましたが、そのあたりに行ってようやく山頂にかかっていた雲が切れ始めていました。

  雲が急速に西から東へと流されてゆきました。


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<山頂から見た猪苗代湖>


  山頂は、身体がよろけるほどの強風でした。

  しかし、雲は何とか切れていて、南側の眼下には水田地帯と猪苗代湖が広がっていました。

  写真を数枚撮ってすぐに下山開始。

  団体のみなさんが次々と登ってこられるのとすれ違いながら、快調に下りてきました。


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<西吾妻スカイバレーから見た磐梯山>


  裏磐梯のホテル群があるあたりからですと、磐梯山が大きすぎてカメラにおさまりません。

  桧原湖畔を北進し、スカイバレーを途中まで登って、振り返ると、ようやく適度な大きさで写すことができます。

  10日までは紅葉も一段と進むでしょう。

  しかし、10日の予報があまりよくありません。

  神様、お願いですからいいお天気にしてください。




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2016年10月04日

☆★好天の下、黄金の稲穂刈り取る〜田んぼオーナー稲刈り終了!

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<まずは束ね方の教えを乞う>


  10月2日は、「田んぼオーナー」の稲刈りでした。

  当初雨マークの予報だったのですが、この日は朝から素晴らしい好天となりました。

  「葉っぱ塾」の稲刈りは確か、雨に降られたことはなかったはずですが、今年もそれは続きました。

  毎年苦労するのが、刈り取った稲の束ね方です。

  一年の間すっかり忘れ、また一から手ほどきを受けます。


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<農大生もお手伝い!>


  何と農大生も応援にやってきました!

  実はオーナーの 気気鵑瞭鷭什个量爾気鵑任后

  初めて田んぼに来たときにはまだ小学生だったのです。

  このオーナー制は2008年から始まりましたので、その間子どもたちがこんなに成長するんだとびっくり。

  その分、私たち大人が歳をとっているということになるのですね。


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<刈り取り順調!>


  例年よりもかなり少ない人手ではありましたが、みなさん懸命に刈り取りを進めてくださいました。

  朝、公民館でこの日の顔ぶれを見た時には、「午後1時までやっても終わらないかも・・・」と内心思っていたのですが、不安は良い方に裏切られました。


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<これも「仕事」です。>


  今年も最初から刈り取り機械を導入していただきました。

  後から聞いたのですが、この一条刈りの機械は、製造からすでに40年以上経過したものだそうです。

  刈り取るだけでなく、一定量になると、麻ひもで縛って田んぼに置いてゆくのです。

  こんな機械を考えた人ってすごいです。

  子どもさんが一人機械の後を追いかけていますが、遊んでいるのではありません。

  機械が刈り残したり落としたりした穂を拾っているのです。

  子どもたちも、それぞれにできることを見つけて取り組んでくれました。


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<杭掛け作業も協力して>


  「葉っぱ塾のコシヒカリ」は杭掛けで乾燥させます。

  農協前の広場ではもう新米の出荷が始まっていますが、それらは強制的に熱風で乾燥させています。

  自然乾燥ですと、熱が加わらないために風味が落ちないのです。

  農家の方々でも、自家用のものだけは自然乾燥させる方がおられます。


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<みんなで記念撮影!>


  カエルやイナゴがたくさんいました。

  「葉っぱ塾」の田んぼでは今年、ゲンゴロウもいたと、世話役の遠藤さんからお聞きしました。

  絶滅危惧種の生き物がいる田んぼなんて実に素晴らしいと思います!

  刈り取り、杭掛けを完了して、みんなで記念撮影したのは12時半ぐらいでした。

  これまでの最低人数ぐらいだったと思うのですが、そのわりには早く終了できました。


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<天然マイタケいっぱいの山形芋煮!>


  公民館に戻って昼食です。

  今回は地元のTさんの奥様に芋煮を作っていただきました。

  この芋煮に入っているのは何と天然のマイタケです!

  前日に遠藤さんが山に出かけて採ってきたものを、惜しげもなく提供くださったのです。


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<お疲れ様の昼食会>


  芋煮をおかずに、みんなでにぎやかに食べました。

  お腹が落ち着いたところで、参加家族それぞれが自己紹介や感想を述べ合いました。

  オーナーではないけれど、今回初めて稲刈り体験に参加された福島のご家族がいらっしゃいました。

  お子さん3人と、次の週末に「森の休日」に参加くださることになっています。

  お子さんたちに、こうした昔ながらの体験をさせたいと考えられたことはとても素晴らしい教育ではないでしょうか。

  大人になって体験するのと子どものうちに体験するのとでは、「意味合い」が全く異なると私は考えています。

  いつか大人になったとき、ここで見た風景や作業のことが彼らの原風景の一部になっているかもしれません。


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<田畝(たせ)さんのロープワーク講座>


  最後に、大ベテランの田畝さんが、ロープワークをいくつか紹介くださいました。

  目的にかなった結び方を知っていると、何かと便利なものです。

  こうした先人の知恵を様々学べることも、この「田んぼオーナー」の魅力だと自賛しています。

  田畝さんが最後に紹介くださった「男結び」のわかりやすい動画がありました。





  欠席されたオーナーのみなさんも、11月6日の「収穫祭」にはぜひおいでください。

  どんな新米が食べられるのか、今から楽しみです。




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2016年10月03日

☆★紅葉のペルシャ絨毯を見に行こう!〜秋の大朝日岳第2日目

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<1日朝の鳥海山(左奥)と月山>


  大朝日岳2日目は10月1日。

  まだみなさんが起きて来る前、「銀玉水」の水を沸かし、コーヒーをいれました。

  月の暦でも「長月」に入りましたので、夜明け前に外に出てみても、月の明かりはまったくありません。

  星は雲に隠れていましたが、周囲の山々は、くっきりと見え始めていました。

  東の空の一角、船形山の方角だけ、雲の隙間から赤い光がのぞいていました。

  西風がまだ時折強く吹いてきましたが、小屋が風を遮る場所を見つけ、明けゆく風景をしばらく眺めました。

  次第に他の登山者のみなさんも動き始めます。

  結局この日はご来光を見ることができず、天候は下り坂なのかな? などと思ったのです。 


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<大朝日小屋管理人阿部さんと一緒に>


  朝食を手早く済ませ、管理人の阿部さんを囲んで、小屋の前で記念写真。

  阿部さんは今のところ14日に山を下りられる予定とのことでした。

  6月からほぼ4カ月にわたって常駐されるてきたご苦労に頭が下がります。


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<ゆるやかな稜線を歩くみなさん>


  6時に大朝日小屋を出発し、一路下山。

  気温は7℃ほど。

  「銀玉水」まで下るともう風はほとんど止んでいました。

  歩くほどに雲が切れてゆき、下り坂かと思われたのに、青空が広がってゆきました。

  「熊越(くまごえ)」のコルから、前日は通らなかった小朝日岳へと、標高差150mの急登を登ります。


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<小朝日岳から振り返った大朝日岳>


  小朝日岳の山頂が近づいてきたころ、朝の光が大朝日岳を照らし始めました。

  前日は薄雲が広がり、すっきりしなかった風景でしたが、コントラストが際立ってきました。

  他のグループも相前後して登ってきて、いっとき小朝日岳山頂は賑わいました。

  遠望は前日のほうがききましたが、やはり青空が広がるとそれだけで嬉しくなるものです。


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<倒木の上に芽生えたブナの稚樹>


  小朝日岳の山頂から古寺山のほうを眺めていましたら、団体がこちら側に向って来るのが見えました。

  その団体とすれ違いましたらそれは東京のM旅行社のツアーの方々でした。

  その中に、これまで私がこの会社のツアーのガイドを務めたとき添乗員としておいでくださったHさんがいらっしゃいました。

  気の合う添乗員さんというのはあるものです。

  それだけでそのツアーのみなさんに親しみまで感じてしまうから不思議なものです。

  この一行は日帰りでの大朝日登山でしたが、素晴らしい天候の日に登ることができ、思い出に残ることでしょう。


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<「朝日連峰ビューポイント」から展望する>


  私たちは出発してから5時間45分かけて、古寺鉱泉に無事に下山しました。

  帰りは、「Asahi自然観」に通ずる林道をご案内してきたのですが、その途中にある「朝日連峰ビューポイント」で車を止め、そこからの展望をしばし楽しみました。

  一番奥に大朝日岳がどっしりと構えています。

  登った人はみな、「あそこから下りてきたのか!」と感動する風景です。

  登った人だけが分かち合えるある種の共感があるのだと感じました。

  古寺ルートの3か所の水場は全て採水可能です。

  ただし、「三沢清水」は、管理人の阿部さんが下山されるときにホースが撤収されますので、それ以降の採水はできなくなりますからご注意ください。

  稜線の紅葉はあと一週間が見ごろでしょうか。

  そこから、紅葉前線が次第に下へとおりてきます。




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2016年10月02日

☆★紅葉のペルシャ絨毯を見に行こう!〜秋の大朝日岳第1日目

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<古寺山付近の紅葉>


  「紅葉のペルシャ絨毯を見に行こう!」と名付けた秋の大朝日岳への登山を、9月30日〜10月1日の1泊2日で行いました。

  山の講座の新旧の受講生や、「葉っぱ塾」がお世話になっている皆さん6名のご参加をいただきました。

  週間予報ではずっと2日目に不安がありました。

  しかし、3日ぐらい前から、予報がどんどん良い方に変わってゆきました。

  秋雨前線の位置が、当初の予想よりも南にずれていったのがその原因だったようです。


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<銀玉水を過ぎて小朝日岳を振り返る>


  期待していた稜線の紅葉は、もう数日経てば見ごろになるかといったところでした。

  それでも、この季節ならではの鮮やかな色彩が目を楽しませてくれました。


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<もうすぐ大朝日小屋!>


  30日の朝、古寺鉱泉に向かうときの国道の温度表示が「7℃」を示していました。

  日中の好天で気温が上がったとはいえ、1500mを超えると、登っていてもさほど汗をかきません。

  午前8時02分に古寺鉱泉駐車場を出発して、7時間余り。

  私たちは大朝日小屋に着きました。15時14分到着でした。

  管理人の阿部さんが、小屋前の鐘を鳴らして私たちを出迎えてくださいました。


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<やった! 山頂だ!>


  小屋前にザックを置いて、この日のうちに山頂を目指しました。

  風が強くなってきていました。

  15時33分、全員で山頂に立ちました!

  私が持参したアルミ製の軽い三脚が、飛ばされそうでしたので、石の重りをつけての記念撮影となりました。


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<山頂から見た磐梯山>


  朝のうちは青空でしたが、その後の空はずっと薄曇りで、時折日が射す程度でした。

  しかしこの日は、遠方の眺望が素晴らしい日でした!

  磐梯山がくっきりと見えていましたし、目を北に転ずれば、およそ200km先の岩手山も確認できました。

  岩手山は大朝日岳山頂からは36°(磁北より時計回りで。以下同じ)を確認しました。

  また、この日初めて、大朝日岳から酒田の沖合に浮かぶ飛島が見えることに気づきました。

  挑戦距離にしておよそ105kmほどあります。354°の方角に見えます。


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<阿部さんへのプレゼントが!>

 
  山頂で冷たい風に吹かれ、冷えすぎないうちに小屋に戻りました。

  小屋に戻って阿部さんに挨拶していると、参加者のYさんが、阿部さんに何やらプレゼントを持参されていました。

  Yさんの奥様がこの夏の大朝日岳への登山に参加くださった際に、阿部さんが「この「おのくん」にザックが欲しい」とおっしゃたのだそうです。

  ご自身でも震災後の現地でのボランティアに参加されていた阿部さんは、私がプレゼントした「おのくん」をことのほか喜んでくださっていました。

  阿部さんご自身も忘れていた一言を覚えていて、小さなザックを作って、今回ご主人が持参されていたというわけです。


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<登頂後の宴>


  指定された場所にシュラフを広げ、荷物を整理すれば、あとは夕食の宴会しかありません。

  あらかじめ運び上げておいたビールやワインで「乾杯!」

  阿部さんの友人お二人も一緒に加わってくださって、にぎやかな宴となりました。


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<豪華なおつまみ>


  この日のおつまみのグランプリはこれです!

  Tさんが、自分で作られた燻製やハムを背負ってこられたのです。

  体力的には一番不安があったTさんでしたが、「自分で作ったものを小屋でみんなで食べるぞ!」という思いが、がんばりにつながったのかもしれません。

  山での食事は、最近、インスタント食品が豊富にはなりましたが、こうした手作りの料理はほんとうに嬉しいものです。


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<山形市方面の夜景>


  暗くなって、月の出ない晩でしたが、空には薄雲が広がったままで、星空にはなりませんでした。

  しかし、小屋の前に立つと、山形市から東根市にかけての夜景がくっきりと広がっていました。

  30日の朝は、小屋の前の水たまりに「初氷」が張ったと阿部さんが教えてくれましたが、この夜は、雲のおかげで、気温はずっと6℃〜7℃ほどでした。

  「『とと姉ちゃん』の最終回が見られないのだなあ」、などと思いながら、シュラフの中で眠りに就きました。




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