2019年09月
2019年09月30日
☆★秋には目立つヒトツバカエデ
<ヒトツバカエデの黄葉>
☆「文化庁は文化を殺すな!」署名
先週末の28日、当初は「葉っぱ塾」の大朝日岳登山を予定していました。
天候の不良が予報されていたために中止したのですが、午前中は大崩しないような空でしたから、古寺鉱泉ルートの倒木の処理を少しでもしようと出かけてきました。
チェーンソーでなければ切断できないような大木を除いては、できるだけの処理を済ませました。
その後、標高1150m付近にある「一服清水」まで登って、冷たい水で喉を潤してから下り始めました。
紅葉前線はまだ高いところにあって、この清水と登山口の古寺鉱泉の間では葉っぱはほぼ緑色ですが、下山の途中でヒトツバカエデが黄葉しているものを見つけました。
ブナとヒメコマツの木が接着したように立っている「合体の樹」付近には、このヒトツバカエデが多く見られます。
まるでカエデの仲間には見えないこの葉っぱですが、秋になると見事に黄色になるので、見つけやすいかもしれません。
これと葉っぱが似ているオオカメノキは、秋には赤くなるものがほとんどですので、区別しやすいでしょう。
このあたりまで紅葉前線が下りてくる10月下旬、「葉っぱ塾」では登山口の「朝陽館」に泊まる登山を計画しています。
※詳細はこちら
ご一緒に山の紅葉と「朝陽館」の料理を楽しみませんか?
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2019年09月29日
☆★多様であることの大切さをラグビーから学ぶ
<29日の新聞第1面を飾る写真>
☆「文化庁は文化を殺すな!」署名
28日は夕方からラグビー・ワールドカップ、日本対アイルランド戦があるということで、それに間に合うように帰宅しました。
試合は拮抗した大熱戦となりました。
世界ランキングでは2位のアイルランドと9位の日本ですから、順当に行けばアイルランドの勝利となったのかもしれませんが、そのランキング差を跳ね返しての日本の勝利となりました。
今の日本のラグビーを見ると、海外出身の選手たちが何人もメンバーに入っています。
そもそも、日本チームのキャプテン、リーチ・マイケルさんが、ニュージーランドの出身です。
様々な国の若者たちが日本のラグビーを国際水準まで押し上げてきたと言えるでしょう。
多様性のあることの強さ。
28日の試合を見ていて思ったのは、そういうことでした。
偏狭な日本人観を持った人々、日頃からヘイトスピーチを繰り返している人たちは、この日の試合をどんな気持ちで見ていたのでしょうか?
15人のメンバーに様々な役割の分担があるということが面白いですね。
もともとの国籍だけが多様なだけではなく、タッチダウンに向けて、それぞれの持ち場でその役割をしっかりと果たすということが選手に求められています。
8月から9月は、週末保養「森の休日」やコンサートなどが立て続けにあったのですが、そうした取り組みもまた、多様な役割を少しずつ分け合って進めてくるものという点では共通することでした。
昨日の試合を見てもう一つ印象に残ったのは、アイルランドチームが、現在はイギリスの一部となっている北アイルランドとの合同チームであるということでした。
アイルランドがたどった複雑な歴史の中には血なまぐさい紛争の繰り返しもあったことを乗り越えて、合同チームでワールドカップにのぞんできたその背後に、「多様さこそ力!」というラグビー関係者の強い思いがあったのかもしれないと想像していました。
勝っても負けても、試合が終われば「ノー・サイド」。
これもラグビーから学んだ素晴しい言葉です。
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2019年09月28日
☆★紅葉遅れ気味の大朝日岳古寺ルート状況〜倒木注意!
<大朝日小屋から見た光る日本海>
☆「文化庁は文化を殺すな!」署名
週末の28日〜29日に予定していた大朝日岳への登山を、天候が不十分と見て中止を決めました。
小回りの効く「葉っぱ塾」の活動は、参加費をいただくのですから出来る限り天候に恵まれる条件で行いたいのです。
皮肉にも、26日〜27日は晴天の予報。
それなら一人で紅葉登山ということで、26日朝、急いでシュラフなどをザックに詰め込んで、11時過ぎ、古寺鉱泉から登り始めました。
4時間ほどかかって大朝日小屋に着いて驚いたのは、日本海の海岸線がはっきりと見えたことと、佐渡島がとても近くに見えたことです。
佐渡島の東海岸までの直線距離は120kmあまりです。
<佐渡に沈む夕日>
西に傾く夕日の中の風景は、日帰り登山では決して味わうことができないものです。
この日の夕日は佐渡島の向こうに沈んでゆきました。
夕方の風が冷たくなって、小屋の中でゆっくり夕食。
昨年の「安全登山入門編」の受講者Kさんや、北海道からわざわざ来てくださった女性たちと一緒に、賑やかに山談義。
<「二十八日の月」と夜明け前の空>
前夜は10名ほどだったという宿泊者は、この日は40名近く。
私は「特別室」の3階へ寝る場所を確保。
秋用の山小屋ではモンベルのアルパインダウンハガー#3がちょうどよいですね!
朝の3時半まで寒さも感じずにぐっすりと眠りました。
4時前に外に出てみると、正面に「二十八夜の月」が昇り始めていました。
満天の星空にオリオン座が輝き、「冬の大三角形」も見えました。
そして天の川の中にカシオペア座がありました。
流星や人工衛星も確認!
少しずつ東の空が明るくなってゆきました。
<朝日を浴びる大朝日岳>
急いで朝食を食べて、荷物をまとめ、5時40分過ぎに大朝日小屋を後にしました。
朝日連峰の紅葉は例年よりも少し遅れているようです。
寒さがまだ足りないのかもしれません。
26日朝は1℃まで気温が下がったそうですが、27日朝は8℃ほどでした。
それでもあちこちが赤や黄色に染まっていました。
<小朝日岳山頂から大朝日岳を振り返る>
古寺鉱泉からのルート状況です。
まず、倒木が4か所にあります。
24日頃の強風で倒れたものでしょうか。
最初の水場の「一服清水」手前に3か所、その先、ハナヌキ峰分岐の少し先に枯れ木の倒木です。
通過に苦労するかもしれません。
この処理作業は少し先になるとの情報です。
また、標高1370mあたりにある「三沢清水」は、水を汲むことができませんので、あてにしないで登ってください。
古寺鉱泉に入る最後の3キロの林道の工事は現在休工中でした。
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2019年09月27日
☆★「青空保育たけの子」からのお礼状〜ボランティア支援募金で協力
<「たけの子」から届いたお礼状とDVD>
9月25日、郵便で大きな封筒が届きました。
「青空保育たけの子」からでした。
設立10年目を迎えるというこの保育園は、2011年の震災以降は、福島市から毎日米沢市に通って子どもたちの保育を行っています。
毎日です!
この夏、「たけの子Cafe」をつくりたいというクラウドファンディングが立ち上げられたので、「葉っぱ塾」からは「ボランティア支援募金」から、「福島応援」ということで協力しました。
郵便は、そのクラウドファンディングが成功し、Cafeが活動を始めたという報告とお礼状と活動紹介のDVDでした。
「たけの子」の代表、辺見妙子さんの文章を引用し、皆様への、この素晴しい活動のご紹介とします。
* * * * * * * *
クラウドファンディングでカフェを作ったわけ
青空保育たけの子 代表 辺見妙子
皆様のご支援のおかげで、7月9日から8月23日の45日間のレディフォーというクラウドファンディングを使ったチャレンジは無事成功に終わり、目標金額の150万円を超え、108%達成でき、翌日の24日、無事「たけのこCafe」をオープンすることができました。
小さな小さなカフェですが、これからが本当の意味でのスタートです。地域に根ざしたカフェにしていきたいと心を新たにしています。
たけの子が目指しているのは『崖の上のポニョ』の舞台になったような、老人ホームと保育園が隣り合わせになっていて、大人は子どもから活力と生きがいを、子どもは大人から知恵と慈しみを受けられるような場所を造ることです。
私たちの定款の目的には「この法人は、福島県と山形県に住む18歳未満の子ども達が自然の中で豊かに遊び活動し、人として大切な五感を磨き生きる力を育みその子らしく成長していくことを見守り、その子どもたちを取り巻く大人も子どもも共に成長することのできる地域社会の実現に寄与する」とあります。
民間団体の時から数えて、今年で創立10周年になりますが、当初は山形県という視点はなかったものの、NPOになる前からわたし達はこの目的に沿って活動してきました。
2011年の東日本大震災による原発事故以降、わたし達は福島市から米沢市へ移動して野外保育を継続し、その移動費用は原発事故を止められなかった大人の責任として現在まで無料で行っています。
そして、これまでわたしたちを支えてくれたのは、大口寄付者ではなくて、地域社会の市民のみなさんです。そうした支援が社会を変えていくとわたしは信じています。カフェを中心に人が集まり、本音で語り合ったり、語らなくても居場所があったりする、そんな場所にしたいのです。
「安全な食を」と言えるようになるまで、震災から8年かかりました。ようやく、人として普通の要求をして、心新たに地域コミュニティを造っていける、そんな設立10年目の青空保育たけの子です。
今はまだ園児がいて、保育を続けていられます。でも、いつまでも福島から通わせてくれるご家庭が続くのでしょうか。たけの子七不思議のひとつは、3学期が終わるまで翌年度の入園者がなく、このまま終わってしまうのかなと思いきや、ちゃんと毎年入園式が行われているということです。ニーズはあるのだなといつも思わされます。
できることなら、活動地の米沢市の皆さんにこそ愛される場所になりたい。それが以前からの宿願です。
わたし達の園は内外から高い評価をいただいてきています。
しかし、実際問題、園児が集まらなければ青空保育たけの子は消えてしまいます。
そうならないためのカフェなのです。
そしてそれをクラウドファンディングで行うことで、わたし達のチャレンジを多くの方々に知っていただき、ご支援・応援いただくことが、今回の大きな意味の一つでもありました。
このカフェ作りは昨年開催した2017年度の総会の今後の事業計画の中で承認され、助成団体から研修費用やコンサルタント費用をいただきながら、1年以上かけて準備を進めてきました。
過去にクラウドファンディングに2度挑戦して、その苦労が痛いほどわかっているので、できれば、何か別の方法でと思っていたのですが、他の助成金申請は通らず、最終的に5月末に挑戦を決めました。
昨年の民泊開始費用300万円を皆さんからご支援いただいたばかりでしたので、正直達成できる気がしませんでした。でも、途中からいけるような気がしてきました。達成目安からみた達成率は低迷したままでしたが、何かわたしの心の中で変化が起きたのは事実です。8月15日の達成目安50%を超えたあたりからは順調に達成していきました。
あれはなんだったのでしょうか。
8月8日に子どもたちと川で遊んでいた時に「彩雲」を見たからでしょうか。
滅多に見られない自然現象を見た時に「ああ、この雲に気付いている人は何人いるのだろうか。こんなに美しい雲なのに、きっとほとんどの人は暑い日差しをさけながら下を向いているのだろうな」と思ったのです。
美しいもの、感動するもの、神様が送ってくれているメッセージに気づくことができる時、人は何かその人の力以上の何かを得ることができるように思います。
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2019年09月26日
☆★若さとは瑞々しい感性のこと!〜スタインウェイ・ジャパン最高顧問鈴木達也さんに学ぶ
<ピアノのことを熱く語る鈴木さん>
9月19日、20日に開催した「梅津碧ソプラノリサイタル with 齋藤友佳」の余韻がまだ私の心の中に残っています。
演奏会の写真を、ご出演のお二人にお届けしましたら、ごていねいなメールが届き、感激を新たにしました。
けっして大きな演奏会ではなかったけれど、お二人にとってある意味で記念碑的なコンサートだったのかもしれないと想像しています。
演奏も素晴しかったのですが、コンサートを「創る」という立場で私が大いに励まされたのは、スタインウェイ・ジャパン社最高顧問(ピアノ復活当時は社長)でいらっしゃる鈴木達也さんとゆっくりお話ができたことでした。
長井高校生向けのコンサートのミニ・シンポジウムでも、鈴木さんからピアノ復活の経緯を詳しくお伺いすることができましたが、翌20日午前、長井市や白鷹町内をご案内したときに伺った様々なお話がまた、鈴木さんのすごさを感じさせてくれました。
<白鷹町「あゆーむ」の館長さんと語らう鈴木さん>
鈴木さんは慶応のご出身で、ダークダックスのメンバーとはずっと懇意になされていたそうです。
ご自身も合唱サークルに所属されていたそうで、今ではダークダックス最後のメンバーとなった「象さん」と、今もときどき一緒にステージに立たれるそうです。
その一方で、若手の音楽家たちに活躍の場を提供する活動を、ボランティアで行っておられるとお聞きしました。
そうした若手の演奏会も含め、鈴木さんは年間140回ほども生のコンサートを聴かれるのだとか。
そんな耳の肥えた鈴木さんから「生まれながらのオペラ歌手。素晴しい才能だ!」とお褒めの言葉をいただいた梅津碧さん、今後の飛躍が期待されます。
昼食のときに見せてくださった何枚かの写真の中で驚いたものがありました。
「これ誰だかわかりますか?」と指さされた若い女性は、デビュー前後の中島みゆきさんでした!
「私たちが彼女をデビューさせました。」と事も無げにおっしゃるのには絶句!
演奏をしない(ホラは少し吹きますが・・・)私は、「コンサート創りへの情熱」を学びました。
多くの人に喜んでいただきたい、若い芸術家の才能を花開かせたい。
その情熱が衰えることなく数十年間キープされていることに驚きと敬意を禁じ得ません。
御年80歳とのことですが、瑞々しい感性はまるで青年のようでした。
鈴木さんにエネルギーをいただいた気がします。
おいでいただき、また、大きな刺激をいただきほんとうにありがとうございました。
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2019年09月25日
☆★「市民講座」第1回にやぎりん登場!〜「旧長井小第一校舎」で11月
<市民講座速報チラシ>
私の母校、長井市立長井小学校の「旧第一校舎」が、装いもあらたに公共の施設として活用され始めています。
この秋、長井市や「ふるさと長井会」の企画でスタートする「市民講座」第1回目として、この建物の一室でやぎりんのトークと演奏が行われることになりました。
なんと入場無料です!
この行事の協力を、「葉っぱ塾」も担うことになりました。
<ピカピカの「旧第一校舎」の廊下>
入場整理券は市役所の他、この「葉っぱ塾」でも取り扱いいたしますので、ご遠慮なくお申し出ください。
「葉っぱ塾」からは整理券の郵送もいたします。
お電話お待ちいたします。
8月31日の『広い河の岸辺コンサート 第3回』ではたくさんの方々にお世話になりました。
そこで聞けなかったお話や曲が披露されるはずです。
昼夜2回開催となります。
ぜひ足をお運びください。
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2019年09月24日
☆★雨にも晴れ間あり!〜「森の休日2019」第6回報告
<「空気神社」で遊ぶ>
福島の子どもたちとその家族のための週末保養「森の休日2019」第6回(通算81回目)を、9月22日〜23日に行いました。
台風の接近で雨が心配された今回でした。
2日間雨に降り込められるのではないかということも懸念していましたが、それぞれの日に雨が降らない時間帯もあって、「森の中で遊ぶ子どもたち」の姿を見ることができました。
<福島のお母さんにもお手伝いをお願い>
今回は福島からは初めて「森の休日」に参加する2家族を含め、5家族、16人の参加がありました。
大学生たちがまだ夏休みということもあって、学生スタッフの参加はまずまずの人数があったものの、ベテランの社会人スタッフの参加が少なく、始まる前から運営面での危機感を感じていました。
しかし、福島のお母さんたちが進んで食事の支度などを申し出てくださって、何とか窮状をしのぐことができました。
<夕食、何とか間に合った!>
今回参加の子どもたちは、上が6年生、いちばん下が2歳の男の子。
年齢幅が広かった上に、興味の対象も多様でした。
その分、子ども対応のスタッフたちは大変だったようです。
少なくとも1対1対応を心がけていますが、ときには子ども一人にスタッフ2人という場面もあったそうで、いつも以上に工夫が必要でした。
夕食を終えても小雨が続いていたのですが、ナイトハイキングは、傘をさしたり雨具を着たりして予定通り行いました。
後からあるお母さんに聞いたら、お子さんがこれをとても楽しみにしていたそうです。
できるだけ真っ暗闇を体験させたいというこちらの願いがあるのですが、雨雲に覆われた空の下の森の中はかなり暗く、子どもたちはドキドキだったようです。
<体育館で休憩中>
2日目午前は小雨でスタート。
体育館での活動で始まったのですが、途中で空が明るくなり始め、「Asahi自然観」に戻っての活動ができました。
お母さんたちの産直でのお買い物にお付き合いしていた私は、子どもたちの活動の様子をなかなか写真に収められず、休憩中のこの1枚だけ。
スタッフが足りないということは、活動の記録を残すことにも影響してきます。
<雨が上がって外でランチ!>
2日目のランチが近づく頃に、青空が広がり始めました。
外にテーブルを出せば、子どもたちはやはり開放的な空間でのランチがよいようです。
お母さんたちのアロマトリートメントも喜んでいただき、何とか無事に今回の取り組みを終えることができました。
いつも参加者からいただいているアンケートは、たいていはお母さまが書いてくださることが多いのですが、今回お一人のお父様が、「ぜひ一言書かせてください」と申し出て、書いてくださいました。
◆今回初めて参加させていただきありがとうございました。子供達も親にたよることなく、生き生きと自然の中で、お兄さんお姉さん達に見守られ、一緒に遊んでもらって楽しかったようです。
親も参加された方と楽しくおしゃべりをし、とても初めて会った方々とは思えないほど、いろいろお話しできて楽しかったです。
八木さんはじめ各スタッフの皆さまとの出会いに感謝しつつ、また何かの機会で参加させていただければと思います。また、子供達には、自然の大切さ、ボランティアのすばらしさなども学んでもらえればと親としても指導していきたいなと思います。ありがとうございました。
この「森の休日」は、子どものためであると同時に、親御さんたちのくつろぎの場になるようにという願いも含めています。
お父さんどうし、お母さんどうしの会話もとても弾んで、福島に戻られてからの交流にも発展しそうでした。
参加くださった福島のみなさん、支えてくださったボランティアスタッフのみなさん、そして、「ボランティア支援募金」へのご協力をいただいているみなさま、ありがとうございました。
この取り組みは「葉っぱ塾ボランティア支援募金」を活用して取り組んでいます。
多くの皆様からのご協力をお願いいたします。
【葉っぱ塾ボランティア支援募金】
■郵便振替口座 02420−5− 19722
■加入者名 八木文明
※通信欄に「ボランティア支援」とご記入ください。
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2019年09月23日
☆★「ふれあい福祉まつり」に「葉っぱ塾」のブースを出店
<「葉っぱ塾」のブース>
21日、長井市社会福祉協議会の「ふれあい福祉祭り」があって、「葉っぱ塾」もミニチュア・ハットづくりのブースを出店してきました。
前日に二日間にわたるコンサートが終わり、翌日からは週末保養「森の休日」を控える「中日」でした。
<アシスタントは中学生の二人>
正直言えば、何もしないでゆっくり休んでいたかったところですが、アシスタントの中学生が頑張ってくれました。
一度作り方を教えただけでしたが、要領よく子どもや大人にも伝達していました。
これまでの中で私は一番楽をさせてもらったような気がします。
<熱心に取り組む年配の女性たち>
子どもたちだけでなく、年配の女性たちもかなり取り組んでくださいました。
小さな子どもたちは、「上手に」というわけにはいきませんでしたが、「自分でやった!」という達成感が大事ではないかと感じています。
この前日、材料の組み紐を購入しに手芸用品屋さんに行ったら、30%以上も値上がりしていて驚きました。
こんなところにも世相が反映されているのかなと思ったところです。
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2019年09月22日
☆★響くスタインウェイ、透き通る天使の歌声〜3年に一度のコンサートを終える
<梅津さんの熱唱と、伴奏の齋藤さん>
長井高校にあるスタインウェイのピアノを使っての「梅津碧ソプラノリサイタル with 齋藤友佳」の一般向けコンサートを、20日夜、タスパークホテルで開催しました。
※9月22日付け山形新聞18面に記事
ピアノは前日にも増して一層響くように鳴って私たち聴く者を包み込みました。
ピアノの齋藤友佳さんは、前半ではショパンの「バラード第1番」を、また後半ではドビュッシーの「月の光」とリストの「献呈」を弾かれました。
繊細な音から強い音まで、しっかりと私たちの胸に音の波動が伝わってきました。
梅津碧さんは、ご自身が歌われる歌曲やオペラのアリアの字幕をご自分で作成していました。
会場にスクリーンを2つ設置して、スタッフの陰の活躍もあって、お客様にもよく伝わったと思います。
それよりも、碧さんの曲の解説がとてもわかりやすく、オペラのストーリーを想像しながら聴くことができたことが、聴衆の皆様に受け入れられていることが伝わってきました。
<感動の渦に包まれたホール>
前日から長井においでになっていたスタインウェイ・ジャパン社最高顧問の鈴木さんが、碧さんのステージを初めてご覧になって、「生まれながらのオペラ歌手だ!」と絶賛されていました。
オペラは歌唱力だけではなく、俳優としての演技力が必要であることはいうまでもありません。
碧さんのオペラのアリアを聴いていますと、まるでそこでオペラが演じられているように思えました。
天使のような歌声と表情の豊かさが、聴く人の心を引き込んでゆくようです。
アンコールでは中島みゆきの「糸」を熱唱された碧さんの歌声に、会場からはため息がもれていました。
<終演後、ピアノに触れる少女>
アンコールが終わり、花束が贈呈された後で、私はお客様に、「ぜひステージのピアノをご覧になっていってください」とアナウンスしました。
何人もの方々がピアノを覗き込み、鍵盤に触れてゆかれました。
ピアノを習っているというこの少女もそんな一人でした。
前日の高校生たちと同じように、この日一人の少女の心に蒔かれた「種」は、いつどんな花を咲かせることになるのでしょうか。
<二日間素晴しい響きを発信したピアノ>
小さな地方都市の県立高校に置かれている古いピアノが経てきた96年の歳月。
ピアノのことを知れば知るほど、多くの人々がこのピアノと関りを持ってきたことがわかります。
そして、3年に一度とはいえ、有志が準備を分担しながらほぼ1年がかりでコンサートの開催に漕ぎ着けるというスタイルは、おそらく日本に例を見ないものではないでしょうか。
全国にスタインウェイのピアノは数多く存在するのでしょうが、「奇跡のピアノ」と言ってもよいピアノと関わり続けることができることを、生涯誇りにしたいものです。
そんな思いを共有できる人々と手を携えて、7回目のコンサートを展望してゆきます。
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2019年09月21日
☆★若者たちの心に種を蒔く〜長井高校生向けスタインウェイコンサート
<長井高校生向け公演のお二人>
私の母校、県立長井高校に置かれているスタインウェイのピアノを使っての3年に一度のコンサートの二日間が終わりました。
19日は高校生向けの公演が行われました。
今年と来年は市民文化会館が使えないということもあって、会場はタスパークホテルのホールとなりました。
ここに全校生600名と職員やスタッフ50名余りを加えた人数が入るのは、ホテルとしては初めてのことだったそうです。
数日がかりで椅子が配置され、当日を迎えました。
6回目となる今回の公演では、出演者に初めて母校の卒業生を迎えました。
梅津碧さんは、ソプラノの中でも「コルラトゥーラ・ソプラノ」という声種の歌い手です。
東京音大を首席でご卒業後、現在はウィーン国立音楽大学大学院で研鑽を積まれている、オペラ界のホープです。
スタインウェイのピアノを今回弾いてくださったのは、やはり長井市のご出身で、現在も長井で演奏活動やピアノ指導などをなされている齋藤友佳さん。
梅津さんと齋藤さんは、ここ数年の中で8回目のご協演とお聞きしました。
息の合った演奏とトークが、若者たちの心を鷲づかみにしたことが伝わってきました。
<生徒代表から花束が贈られる>
公演後すぐに生徒たちが書いてくれたアンケートの一部が届いています。
◆梅津碧さんは歌いながら、歌詞や曲調に合わせて自分を表現していて、とても引き寄せられました。齋藤友佳さんのピアノ伴奏もとても感動しました。生の演奏を見る機会はあまりなかったので、すばらしい手さばきでピアノを弾いているのがかっこいいなと思いました。
◆歌の一つひとつに曲にあわせた感情があり、見てて面白かったです。また、二人が楽しそうに歌ったり演奏したりしていたので、見ているこっちも楽しくなりました。人形になった碧さんを助ける友佳さんがとても可愛く、いやされました。
◆梅津さんの表情から情緒や曲想を感じ取ることができ、耳だけでなく目で見ることでも楽しむことができた。齋藤さんのピアノの音色も素晴しく、流れるようなメロディでとても美しかったです。今日聞いた曲は自分自身知らないものがほとんどだったけれども、最後に皆が知っているであろう中島みゆきさんの『糸』を聞いた時の会場の一体感がとてつもなく良かったです。
生徒たちは、演奏の一つひとつにとても豊かな感性で反応してくれていたことが伝わってきます。
<音楽部の生徒たちに指導する梅津さん>
生徒向け公演終了後、長井高校の音楽部の生徒たち6人が梅津さんの指導を受けることができました。
この日生徒が準備していた曲は何と『広い河の岸辺』!
梅津さんをお待ちする合間に、「この曲の作詞をしたやぎりんは私の弟ですよ。」と生徒たちに伝えましたら、びっくりしていました。
2年前にやぎりんたちのコンサートに出てくださった方たちはもういないので、それも当然です。
1時間ほどの指導では、梅津さんが発声しているときの自分のお腹の動き方を生徒に触らせていました。
声を口先だけで出すのではなく、体全体で出すのだということが確実に生徒に伝わったはずです。
指導前に一度歌ってくれた『広い河の岸辺』は、1時間後に、まるで別人が歌っているような素晴しい歌声で歌われました!
<ミニ・シンポジウム>
この日の公演に先立って、「ミニ・シンポジウム」を行いました。
生徒たちに自分の学校に置かれているこのピアノのことをよく知ってほしいという思いから準備していたものです。
私がコーディネーターを務め、ピアノ復活当時スタインウェイ・ジャパン社の社長の地位にあった鈴木達也さん(現在は同社の最高顧問)と、当時の音楽教員、齋藤美喜さんにご登場をお願いしていました。
このお二人の機転と献身的な尽力がなければ、このピアノは廃棄されていたのです。
生徒たちのアンケートを見ると、この企画の意図がしかりと伝わっていたことがわかります。
◆長井高校にすごいピアノがあることは知っていたけど、こんなにも深い過去があって今あるとは思わなかったので、今回話してもらってよかったです。
◆話を聞いていると、色々なミラクルに恵まれてこのピアノが復活したんだと思いました。齋藤さんや鈴木さんの熱い想いによって復活したピアノを聞けてよかった。
一年をかけて準備してきたこのコンサートが、若者たちの心に種を蒔くことであることを改めて感じています。
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2019年09月20日
☆★納得できない東電旧経営陣への無罪判決
<伊達市内での線量(2013年2月>
19日夕方帰宅して、東京電力の旧経営陣3人に対する「無罪判決」が出たことを知りました。
20日の朝刊に判決の骨子が3点に分けて載っていましたが、私はその一つ「・事故前の法規制は、絶対的な安全確保を前提としていない。3人に刑事責任は問えない。」という記述に注目しました。
原発関係者は国民に対して「原発は絶対に安全」と説明していたはずです。
また第一次アベ内閣のときの2006年12月の国会で首相は、「全電源喪失は起こりえない」と答弁していました。
この答弁が後になって議事録から削除されたという「おまけ」が付いています。
よほど後ろめたかったのでしょう。
このような判決が出たことを、私はとうてい認めることができません。
また、原発事故は「津浪によって」引き起こされたのではなく、地震で配管が破断していたという証言も出ています。
法律がどのように規制していたかに関わらず、国民の生命に関わる可能性がある原発事故を防ぐための道義的な責任は問われなければならないのではありませんか?
原発事故で故郷を追われるように避難せざるを得なかった多くの人々が、この判決に納得しないでしょう。
☆<「スタインウェイ・コンサート」は本日です!>
☆「葉っぱ塾こんなことできます2019」
☆好評、三刷! やぎりんの新著『わくわくオーケストラ楽器物語』!
☆「葉っぱ塾」のリーフレットできました!
※配布にお力添えください。
☆「葉っぱ塾の被災地支援活動中間報告」
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2019年09月19日
☆★リハーサルも順調、「スタインウェイ・ピアノ復活記念コンサート」
<会場に運ばれたスタインウェイのピアノ>
いよいよ明日20日に迫ったコンサート。
ご出演のソプラノ歌手梅津碧さんと、ピアノの齋藤友佳さんのリハーサルも順調に進んでいるようです。
18日は午後、山形市内での会議を終えて、コンサート会場のタスパークホテルのホールに駆けつけましたら、スタインウェイのピアノが長井高校から運ばれ、ステージの上に静かに置いてありました。
<生徒演奏する鈴木さん>
会場担当者と私たちスタッフで、歌曲の字幕や生徒向けのミニシンポジウムで使用するパソコンとプロジェクターの調整に手間がかかる間、19日の長井高校生向けの公演で生徒を代表して演奏する鈴木さんが、ピアノのリハーサル。
本番で演奏するのはベートーベンのピアノソナタのようでした。
大人数で演奏するのはきっと緊張するでしょうが、一生の思い出になりますよ。
<ずらりと並べられた椅子>
会場のホールに並べられた椅子の壮観なこと!
長井高校生と教職員分を含め、600脚以上の椅子が並べられていました。
このホテルのホールとしてはこれまで最高の椅子を並べてくださったそうです。
20日の一般向けのコンサートではゆったりとした並べ方にしてお待ちしています。
当日昼まで「前売り料金」で電話受け付けいたします。
【連絡先】 コンサート事務局 八木
電話090-5230-8819
☆<9月20日は「スタインウェイ・コンサート」!>
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2019年09月18日
☆★いよいよ20日、復活スタインウェイ奇跡の響き!
<すでに椅子が並べられた会場>
1923年にドイツのハンブルグから日本に向けて出荷されたピアノ。
小さな田舎町、長井に運ばれて、たくさんの若者たちの音楽教育に役立てられてきました。
廃棄の危機を奇跡的に乗り越え、新品同様に修復なったスタインウェイのピアノの音色を聴きにおいでください。
17日に会場をのぞいてみましたら、すでにたくさんの椅子が並べられていました。
一般向けのコンサートは20日夜開催ですが、19日は長井高校生向けのコンサートがあります。
東京からは、ピアノの復活に重要な役割を果たしてくださった、スタインウェイ・ジャパン社の最高顧問、鈴木達也様が、わざわざ東京からお越しくださいます。
当時の長井高校の音楽教師Sさんもお迎えして、生徒たちにこのピアノの奇跡について語っていただきます。
20日のチケットはまだございます。
公演前にお電話をいただければ、前売り価格でお渡しできるよう取り置きいたします。
ぜひお越しください。
【連絡先】 実行委員会事務局 八木
電話090-5230-8819
☆<9月20日は「スタインウェイ・コンサート」!>
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2019年09月17日
☆★秋の気配色濃い村山葉山ガイド山行〜高原ダイコンと湧水の里から往復
<稜線から見えた葉山奥の院>
16日は仙台C社の村山葉山のガイドを務めました。
ところが、朝出かけるときにカメラを忘れてしまい、写真は10日の下見のときのものです。
長井の葉山もそうですが、村山の葉山も山岳信仰と関係が深い山です。
江戸時代以前は、出羽三山の一つに数えられ、山麓や中腹にはたくさんの寺院が建っていたとのことです。
16日は雨の心配があり、私たちは畑(はた)にある「葉山市民荘」から「畑コース」の往復となりました。
朝、市民荘の前でツアーの到着を待っていましたら、引かれてきている湧水の前に軽トラックが止まり、水汲みを始めました。
荷台を見ましたら、4リットルの焼酎のPETボトルが70本あまりも積んであり、その一つひとつに「葉山水」のラベルが貼り付けてありました。
お隣の大江町から3軒共同で交代で汲みに来るのだとのこと。
一緒に水を汲みながら、しばらくその方と水談義を楽しみました。
<「お花畑」のオヤマリンドウ>
この日は標高1100m以上は朝から雲の中。
稜線に出ても展望が開けませんでした。
しかし、予定通り葉山山頂、そして「奥の院」まで歩き、同じルートを戻りました。
「お花畑」と呼ばれる稜線の平坦地には、今を盛りにオヤマリンドウが咲き競っていました。
紅葉も始まっており、山々は急速に秋の気配が濃くなっています。
「お花畑」と山頂の間の稜線は23日に刈り払いの作業を行うことになっていると、市民荘の管理人で入っておられたOさんからお聞きしました。
登山口に、素晴しい建物とトイレが備わり、管理人まで入るということ、長井の葉山でも実現できないものでしょうか?
途中で雨が降り出しましたが、私たちはタイミングよく樹林帯の中へ。
強い雨になる前に市民荘に下山できました。
15名のお客様と市民荘近くまで下ってきますと、1件の作業小屋の前の道路にダイコンが並べてあり、「ご自由にお持ちください」と表示してありました。
中に声をかけたら「どうどどうぞ!」とおっしゃるので、私も1本いただいてきました。
これを夕食でさっそくサラダにしていただきましたが、味がしっかりして、素晴しいダイコンでした!
車でわざわざ買い求めにいらっしゃる方がおられるそうですが、それも納得です。
「葉山市民荘」にはこの日、寒河江市幸生(さちう)から入りましたが、白岩地内から田代集落を経て入る林道も、先日補修工事が終わって、通行可能になったそうです。
市民荘のOさんには朝から、そして下山後のお客様の着替えなどにも親切に対応していただきました。
どうもありがとうございました。
仙台からのお客様、また別の山でお会いしましょう!
☆<9月20日は「スタインウェイ・コンサート」!>
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2019年09月16日
☆★個性あふれるコスモスの開花
<畑に咲き始めたコスモス>
わが家の荒れ放題の畑に、コスモスが咲いています。
コスモスというと10月という印象です。
しかし、真夏の暑さの中ですでに咲き始めていたものがありました。
いつ花を咲かせるかは、花それぞれの個性によるのだと思います。
愛用している鳥海(とりのうみ)昭子さんの『誕生日の花と短歌365日』では、コスモスは10月7日の誕生花になっています。
添えられている短歌は、
空高くコスモス揺れる花原を
ほそほそと行き 来る道がある
です。
花の咲き具合に一つひとつ個性があるように、人それぞれに個性があるはずです。
人生の残りの時間は可能な限り多様な個性に寛容な自分でありたいと思ったところです。
☆<9月20日は「スタインウェイ・コンサート」!>
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2019年09月15日
☆★「安全登山入門編2019」最終回は好天の月山で地図読み実践
<月山に青空広がる>
5月に開講し、毎月1回の机上講座と2回の実践登山を組み合わせての「安全登山入門編2019」は、9月14日、最終の実践登山を月山で行いました。
朝から秋らしい素晴しい好天になりました。
前々日の12日、下見で訪れたときには強風で小雨がぱらついていたのが嘘のようでした。
<休憩中も地図を読む参加者のみなさん>
今回の登山のテーマは「地図読みとコンパスの使い方」でした。
12日の机上講座で、その基本について学んでいました。
それを実際に山で使ってみようというわけです。
この日の参加者16名の中には、「日本百名山」を踏破し終えたというベテランの方もおられたのですが、そんな方でも、地図読みはほとんどやったことがないとのことでした。
地図が読めなくても山には登れる!
ツアーに参加するだけであればそれでよいかもしれませんが・・・。
<黄金色の庄内平野>
コンパスと地図を併用してできることに「山座同定」というのがあります。
遠くに見えている山が何と言う山であるのか、ということです。
何度も登った月山で、この日私は初めて金峯山と摩耶山がどれであるのかを皆さんと一緒に確かめることができました。
その他に、この日参加者のみなさんと確かめた遠くの山々は、磐梯山、蔵王、鳥海山、大朝日岳、栗駒山などがありました。
それらがかつて自分が登ったことがある山ですとなおのこと、「ああ、あれが!」と納得がゆくものです。
<まもなく山頂!>
好天の月山は、大勢のみなさんが登っておられました。
しかし、私たちのように地図とコンパスを見ながらという方はまずおられません。
地図が活用できるようになると、登山は格段に面白さが深まってゆきます。
何十回も通った道でさえも、新たな発見をすることがあります。
受講者のみなさんにお勧めしているのは、自分の家が含まれている地図をまずは購入して眺めてみましょう、ということです。
そこから親しみが湧いてくるのではないかと考えるからです。
<下山後のお別れの集い>
今回の実践登山には、今年の講座の受講者だけでなく、昨年、一昨年の受講者も何人か参加してくださいました。
「3回参加してようやくわかってきました」と語ってくださった方がおられました。
また、この講座が新たな友人を得る場にもなっていると語ってくださった方もおられます。
「来年の鳥海山、一緒に参加しようね!」と話が決まり、まだ山小屋の予約もしていないのに、6名も集まってしまいました!
最後に、今年の受講者の皆さんの中で「皆勤賞」だった5名の方々に、「葉っぱ塾」から慎ましやかな記念の品を贈りました。
これからも安全な登山をお楽しみください。
「葉っぱ塾」では来年もこの講座を開講するつもりです。
☆<9月20日は「スタインウェイ・コンサート」!>
☆「葉っぱ塾こんなことできます2019」
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2019年09月14日
☆★新規追加! 東北のマッターホルン、祝瓶山へ〜参加者募集中
<木地山ダム湖から見る祝瓶山>
☆新規追加プラン
目指せ東北のマッターホルン!
葉っぱ塾 秋の祝瓶山へ2019
朝日連峰の一角にある秀峰・祝瓶山(1417m)に一緒に登ってみましょう!
ピラミッド型のその山体から“東北のマッターホルン”と呼ばれています。
稜線もかなり色づいていることでしょう。
秋の空気を吸い込みながら登ってみませんか?
長井側ルートから登り、アカハナ尾根のブナ林経由で下山します。
朝が早くて大変ですが、ぜひご参加ください。
【期 日】 10月14日(祝) ※悪天の場合中止
※ 前泊ご希望の方には、宿泊の紹介もいたします。
【ガイド料】 ¥4000
【募集人数】 先着16名 ☆14名受付(10月2日段階)
※ ガイド2人で臨みます。
【集合・受付】
長井市「白つつじ公園北側駐車場」
(長井市民文化会館北側) 6時半
【日 程】
6:30 集合・出発
7:30 祝瓶山山荘着
7:45 同上発
11:30ごろ 山頂着・昼食
12:30 山頂発
15:30 祝瓶山荘帰着
16:40ごろ 長井着・解散
【持ち物】雨具、水(最低2リットル)、ヘッドランプ、タオル、帽子、昼食、非常食、敷物.、手袋、120センチテープスリング(貸与可能)、
(帰り「がまの湯」「はぎの湯」などでの入浴希望者は各自ご準備を)
【連絡先】 葉っぱ塾・八木文明
日本山岳ガイド協会認定ガイド
日本自然保護協会自然観察指導員
TEL 090-5230−8819
メール happa-fy★dewa.or.jp
(送信の場合は★を@に変えてください。)
※集合場所の地図が必要な方はお知らせください。
2019年09月13日
☆★値上げ前に82円記念切手品切れ!〜−2円切手はないのか?
<いただいた絵葉書と切手>
自分通信「LEAF」を8月下旬に発送しました。
これは私が勝手に、友人や知人に送っているものです。
これについては以前、朝日新聞山形版に連載したエッセイで書いたことがあります。
そのつど返事をくださる方はほとんどいらっしゃいませんが、稀にごていねいな返事が届くことがあります。
今回は、ご友人の作品だという絵葉書と、「84円」の切手を送ってくださった方がありました。
シール式の記念切手は、「葉っぱ塾」にはいちばんありがたいご支援です。
そう、まもなく郵便料金が値上げになります。
「葉っぱ塾」から送る郵便が一年に3000通以上はあるものですから、痛い値上げです。
「郵政民営化」なんて、「葉っぱ塾」にとっては何のよいこともありませんでした。
まだ9月ですから、郵便は82円で出せるのですが、郵便局ではしばらく前から82円の記念切手は品切れ状態が続いています。
季節感のあるものや、郵便を出す相手のことを考えて切手を選んだりしていると、どうしても普通切手では物足りないなあと思う私には、早すぎる品切れです。
まだ値上げ前なのに、82円のものが品切れなんて、許せません。
先日郵便局で「−2円切手はないですか?」と尋ねてあきれられました。
☆<9月20日は「スタインウェイ・コンサート」!>
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2019年09月12日
☆★ツユクサは幼馴染を思う花?
<ツユクサの鮮やかな青い花>
◆「青汁王子」のメッセージ、ぜひご覧ください!
夏が終わり、秋風が吹く頃になるとツユクサの花が咲き出します。
この花の鮮やかな青色は、自然界にはなかなか見られない色ではないでしょうか?
愛用している鳥海(とりのうみ)昭子さんの『誕生日の花と短歌365日』では、この花は9月17日の誕生花として掲載されています。
「尊敬」とか、「懐かしい関係」という花言葉も載っています。
写真と一緒に紹介されている短歌は、
つつがなき 幼馴染と会えた日の
午後の露草すなおにしぼむ
とあります。
こんな年齢になると、幼馴染と会うことはめったになくなり、大人になってから知り合った人たちとの関りの中で生きているというような気がします。
そんなことがかえって幼馴染との再会を印象深く感じさせるのかもしれません。
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2019年09月11日
☆★内閣改造より台風被害対策が先!!
<2019年9月9日の天気図>
9月9日に千葉県に上陸した台風15号の被害が想像以上に大きいことに驚いています。
習志野市にお住まいの田んぼオーナーのSさんからは大きな被害がないと聞いて安心していましたが、次男の伴侶の実家の成田市のTさんには電話が通じません。
香取市にお住まいで、ここ長井のご出身の方は農業を営んでおられますが、ハウスが1棟だめになりました、とのこと。
今朝11日の朝刊ではまだ50万戸も停電しているとのことです。
台風通過後、気温が上がっているようです。
生活環境が極めて深刻な状況になっているとのツイッター情報もあふれています。
災害に遭われた皆様にお見舞い申し上げます。
毎年日本のあちこちでこうした災害が起こります。
軍備増強にお金を使うのではなく、こうした災害が最少で済むような対策にこそ税金を使ってほしいと切に思います。
新聞も、「小泉が初入閣」などよりも、深刻な被害のほうが第1面ではありませんか?
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2019年09月10日
☆★農泊に関わる新たなWebサイトの取材を受けた「葉っぱ塾」
<『GOZZO山形』表紙>
山形県内で広く配布されているフリーマガジンのひとつに『GOZZO山形』があります。
※山形の方言で「ごっつぉー」は「ご馳走」のこと。
先日、山形県グリーンツーリズム協議会の代表の方と一緒に、この発行に携わっている方がお二人、「葉っぱ塾」の取材に見えました。
グリーンツーリズム協議会では今、「農泊」にかかわるWebサイトの立ち上げ準備を進めているそうですが、その中の「体験」部門にこの「葉っぱ塾」を取り上げてくださるのだとか。
お二人の取材者のうちの女性の方を、どこかでお会いしたことがあるような気がしていましたが、話し始めてすぐに、N高校の卒業生ですとお聞きし、やはりそうだったと思い当たりました。
彼女が帰ってから、ブラスバンド部だったとか、あの頃はメガネをかけていたとか思い出しました。
卒業後、どんな道を辿って今のお仕事についているのかまではお聞きしませんでしたが、元気で活躍している姿はまぶしかった!
取材を受けていて、「葉っぱ塾」のことをいろいろ説明しているうちに思ったことですが、「『葉っぱ塾』ってこういうところです!」と一言で説明できないなあということでした。
この「葉っぱ塾」だけでできることよりは、他の方々との連携で成り立っているものが多くあります。
ですから「葉っぱ塾」は一種のコーディネーターみたいな存在なのです。
Webサイトに紹介されても、すぐに何かが変わるわけでもないでしょうから、これまでどおり、「小さな駄菓子屋さん」のコンセプトで進んで参ります。
わざわざ取材においでくださった皆様、ありがとうございました。
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2019年09月09日
☆★80回目の「森の休日」に記念のケーキ届く!〜残暑は川遊び日和!
<思いがけず届いた記念のケーキ>
7日〜8日、週末保養「森の休日2019」第5回目を朝日町の「Asahi自然観」で行いました。
この回は、2012年にこの取り組みを始めて通算80回目の節目となっていました。
だからと言って何か特別な準備をしたわけではありませんでしたが、8日、閉会行事を行っているところに思いがけないお届けものがありました!
白い大きな箱に入って、何が届いたのかといぶかしく思いながら箱を開けたら、ケーキでした!
福島の子どもたちや親御さんたちはもちろん、私たちもスタッフも目を丸くしました。
お心遣いくださった方に心から感謝申し上げます。
<二日間、川遊びに興じた!>
今回の二日間は、夏の終わりの川遊びをしたいと考えていました。
おりしも南から台風15号が日本に接近していましたが、山形は最高の天候に恵まれました。
台風の北側を回る大気の渦が南から吹き込んでいたこともあって、東北の日本海側ではフェーン現象が起こっていたそうで、二日間とも日中の気温は33℃ほどにもなって、川遊びにはうってつけの空になりました。
若いボランティア・スタッフたちと体当たりで遊ぶ子どもたちの歓声が、最後の夏空に吸い込まれてゆきました。
<秋は「いも煮」で歓迎>
秋の「森の休日」の夕食のメインは山形名物の「いも煮」です。
福島の方は、豚肉で味噌味というのが定番だそうですから、牛肉でしょう油味というのは、新鮮に見えるようです。
大鍋にたっぷり作ったものが、夕食を終えてみるとほぼ完食!
喜んでいただけたようです。
<盛り上がった焚き火>
夕食後、暗くなるのを待ってナイトハイキングと焚き火を行いました。
7日の夜は「上弦」に近い月が空にあって、完全な暗闇というわけにはいきませんでしたが、それでも子どもたちにはハラハラ、ドキドキの時間となりました。
ボランティアで大工さんでもあるYさんがたくさんの端材を準備してくださって、焚き火は勢いのあるものになりました。
恒例となった「焚き火ジャンプ」も、学校の行事などではできない体験なのではないでしょうか。
始めのうちは逡巡していた子どもたちでしたが、一人の男の子が一度挑戦すると、次々に飛び越えてゆきました。
そう、この「最初の一人」になかなかなれないんですよね。
<二日目(8日)の日の出>
一日目の夜、子どもたちが眠った後は、若いスタッフにお母様も二人加わってくださって、深夜まで楽しい語らいが続いたようです。
これまで何度も参加くださったお母さんだったこともあるでしょうが、若者たちにも学びの多い時間だったのではないでしょうか。
二日目8日の朝も、素晴しい日の出とともに、残暑の一日が始まりました。
<お父さんの木工体験>
二日目、子どもたちは川へ、お母さんたちはアロマトリートメントや産直でのお買い物。
そしてお父さんたちは木工体験を楽しまれました。
毎回工夫して素材を持ち込んでくださる大工のYさんのサポートで、見事な作品を作ったお父さんもおられました。
子どもたちと離れて、自分だけの時間を過ごすことも、「森の休日」ならではのことかもしれません。
<帰る直前までドッヂボール>
最後の昼食を終えるとすぐに、子どもたちは外で遊び始めます。
少し動いただけでしたたるような汗が吹き出すこともいとわずに、遊びまわりました。
「もう時間だよ」となかなか言い出せないほどに子どもたちは熱中していました。
<駐車場で見送るスタッフたち>
今回の「森の休日」のボランティア・スタッフでは、初めての参加という人が多くおられました。
その中で、宮城からおいでくださったOさんは、昨年私が大朝日岳のツアーをガイドしたときのお客様でした。
その後も「葉っぱ塾」の活動をブログなどでフォローしてくださっていたそうで、今回の参加につながりました。
山のツアーはガイドすればその場限りということがほとんどですが、時にこうして思いがけないつながりに発展することはほんとうにありがたいことです。
80回目を終えて、ちょっとだけこの取り組みを振り返ってみました。
◆参加延べ家族数 298家族
◆参加延べ人数 1106人
(子ども586 大人520)
となっています。
お母さんたちからいただいたのアンケートの中に、「(子どもたちは)今は元気に生活していますが、10年後、20年後に体にどう影響が出てくるのかとても心配です。」と記されてありました。
そんな不安が少しでもやわらぐよう、この取り組みをさらに続けたいものだと改めて考えています。
「森の休日」は皆様からの募金で継続されています。
ぜひお力添えください。
【葉っぱ塾ボランティア支援募金】
■郵便振替口座 02420−5− 19722
■加入者名 八木文明
※通信欄に「ボランティア支援」とご記入ください。
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2019年09月08日
☆★「巨悪」が許されてよいわけがない!〜「青汁王子」の挑戦
<ススキが目だってきました>
先日は最高気温が22℃ほどの日もありましたが、すんなり秋とはならず、この週末は残暑の山形です。
みなさん、「青汁王子」ってご存知でしたか?
私はまったく知らないでいました。
一昨日、元NHK記者で、「森友問題」の追及を続けている相澤冬樹さんがアップしたインターネットの記事で、この「青汁王子」の存在を知りました。
若くして巨万の富を築いた人だそうですね。
ところが脱税で逮捕されたのです。
そのときの国税庁長官が、あの佐川氏だった!
これは偶然なのでしょうか?
「王子」は、自分の罪を認めつつも、国民に嘘をつき続けた佐川氏を許すことはできないと、独自の行動を始めたというのです。
このたび彼が公開したYou Tube 映像がありますので、20分ほど彼の言葉に耳を傾けてください。
☆「青汁王子の動画」
「微悪」が罰せられ、「巨悪」が起訴もされないというのは誰がどう考えてもおかしい!
私たち国民はもっと怒りを示すべきなのではありませんか?
「森友問題」、忘れてはなりません!
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2019年09月07日
☆★「森の休日2019」再開します!〜今回が通算80回目!
<「Asahi自然観」周辺のススキ>
きょう7日から明日8日にかけて、福島の子どもたちとその家族のための週末保養「森の休日2019」第5回を開催します。
夏休みはこの取り組みはお休みでしたから、前回からはほぼ2か月ぶりの開催です。
5日、荷物の一部の搬入で「Asahi自然観」に行きましたら、ススキの穂が出始めているのが目だっていました。
2012年にこの取り組みを始めて今年が8年目となっていますが、今日から明日にかけての今回が80回目を迎えます。
9月第1週目の今回は、川遊びのラストチャンスになるのではないかと好天を願っていました。
予報では2日間とも天候に恵まれそうです。
今の時期は川原のアブもいなくなっているはずなので、快適な川遊びができそうです。
学生たちがまだ夏休み中ということで、ボランティア参加の若者たちが多く来てくれます。
ただ、10月12日〜13日の第7回目が、大学祭と重なって、学生たちの参加が厳しくなりそうです。
ぜひ社会人の方の参加をお願いいたします。
※「森の休日」ボランティアについて
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2019年09月06日
☆★二人のミューズ、「文翔館」でリサイタル!
<23日のコンサートのチラシ>
ヴァイオリンの加登萌々子さんとピアノの近藤阿由良さんのデュオ・リサイタルが、23日山形市の「文翔館」で開催されます。
近藤さんは天童市にお住まいの方ですが、東京出身の加登さんと山形とのご縁は、3年ほど前、彼女が長井市内の自動車学校に通ったことから始まりました。
長井市内のお寿司屋さんでの小さなコンサートを皮切りに、白鷹町の「あゆーむ」、上山市の高級旅館「名月荘」の蔵のホールなどでのコンサートに伺いました。
お若い方なのですが、素晴しい演奏をされます。
4歳からヴァイオリンを始め、都立芸術高校卒業後、L.コーガン直系のセルゲイ・I・クラフチェンコ師からの推薦を受け、世界の3大音楽院の一つ「チャコフスキー記念国立モスクワ音楽院」へ入学。
何と2010年同音楽院を首席で卒業されています!
さらに、2002年、2007年、2010年と国際コンクールで立て続けに優勝するという栄誉を勝ち得てもおられます。
31日の『広い河の岸辺コンサート』には、ピアノの近藤さんにも聴きに来ていただきましたが、休憩時間を利用して、彼女からこのコンサートの宣伝もしていただきました。
今回の会場の「文翔館」は、元の県庁だった建物に隣接する県会議事堂だったホールです。
ぜひお二人の息の合った演奏をお楽しみください。
☆<9月20日は「スタインウェイ・コンサート」!>
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※配布にお力添えください。
☆「葉っぱ塾の被災地支援活動中間報告」
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2019年09月05日
☆★さよなら「朝陽館」紅葉登山 参加者募集中!〜鳥原山と大頭森山へ
<紅葉の中の「朝陽館」>
さよなら「朝陽館」、紅葉登山
鳥原山と大頭森山〜「やまがた百名山」2座を巡る
10月下旬、紅葉前線が古寺鉱泉付近まで下りてきます。
古くから営業を続けてきた古寺鉱泉の老舗旅館「朝陽館」が、今シーズン限りで、あの古い建物での営業を終えるそうです。
その前に、この旅館に泊るのを主目的に、「やまがた百名山」に数えられる2座、鳥原山と大頭森山を登ります。
いずれも朝日連峰の優れた展望台でもあります。2日目の大頭森山はハイキング程度ではありますが・・・。
山を楽しむことはもちろんですが、味わい深い「朝陽館」の料理にも舌鼓を打ち、お酒を酌み交わしながら、朝日連峰や「朝陽館」のことを語り合いましょう!
【期 日】 2019年10月20日(日)〜21日(月)
※当初19日を希望しましたが「朝日山岳会」の納会のため一杯でした。
【募集人員】 15名程度 (現在 4名 受付)
※申し込みの場合は、保険の関係で、生年月日をお知らせください。山岳保険に既に加入の方はその旨お知らせください。
【ガイド料】 1人 ¥3000
※車同乗の場合はガソリン代ご負担ください。
【宿泊料】 1人 ¥8000+税 (1泊2食)
※飲み物代別途
【日 程】
<20日>
8:00 古寺鉱泉駐車場集合、出発
11:30ごろ 鳥原山着
13:00 鳥原小屋発
16:00ごろ 古寺鉱泉駐車場帰着
〜「朝陽館」泊
<21日>
8:30 「朝陽館」発
9:00ごろ 大頭森山登山口着
9:30ごろ 大頭森山山頂着
10:00ごろ 大頭森山山頂発
10:30ごろ 大頭森山登山口帰着〜現地解散
※「朝陽館」に泊まるのが最大の目的なので、登山のみの参加はお受けしません。
【持ち物】 20日昼食+非常食、雨具(ゴアテックス素材のもの)、着替え、水(最低1ℓ)、ヘッドランプ(懐中電灯)、洗面具、その他必要と思われるもの
※帰りに柳川温泉などに立ち寄ることが可能です。
【連絡先】 葉っぱ塾 八木文明
日本山岳ガイド協会認定ガイド
TEL 090-5230-8819
メール happa-fy★dewa.or.jp
(送信の場合は★を@に変えてください。)
<やぎりんたちの最新CD『鳥たちの詩 海の詩』>
『広い河の岸辺コンサート』会場でも販売いたしましたやぎりんたちの最新CD『鳥たちの詩 海の詩』が、現在「葉っぱ塾」に在庫しています。
まもなく東京に返送しますが、その前であればお近くの方にはお届けが可能です。
定価は¥2600です。
CDの内容については「やぎりんブログ」参照ください。
☆<9月20日は「スタインウェイ・コンサート」!>
☆「葉っぱ塾こんなことできます2019」
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2019年09月04日
☆★挟み込むチラシ、「お互い様」がよい!
<パンフレットに挟み込まれたチラシ>
コンサートで配布されるパンフレットにチラシが挟み込まれていることが多くあります。
チラシの一部は主催者が準備したもので、その他、別のコンサートの主催者がその時々に挟み込みを依頼する場合があるのです。
先日の『広い河の岸辺コンサート』では、主催者はアンケート用紙など3種類準備し、他からの持ち込みが8種類ありました。
挟み込む側の意図は、持ち帰ってゆっくり眺めてほしい、そしてできればその行事に参加してほしいということです。
あちこちの公共施設にチラシが山積みになっていますが、それよりは見ていただける可能性がずっと大きくなるのではないかと思ってのことです。
人の手に直接渡るというのは、広報の面から考えると、かなり有効な手段ではないでしょうか。
以前、ある公共施設でのコンサートにあたって挟み込みをお願いしたとき、「うちのものしか挟み込みません」と断わられたことがありました。
「それが “公共” 施設のやることか!」と憤慨した記憶は10年以上経っても忘れることができません。
今回は、こちらのほうからいくつかの団体や施設に対して「挟み込みするものはありませんか?」とお尋ねし、事前に預かったり、当日届けていただいたりしました。
それを、スタッフが総出でコンサート前に挟み込んだのです。
私が主催者の側にいるときにはできるだけそのように配慮しています。
こういうことが、「お互い様です」とスムーズにできるようになればいいなあと、いつも思っています。
☆<9月20日は「スタインウェイ・コンサート」!>
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2019年09月03日
☆★『広い河の岸辺コンサート第3回』アンケートから
<4人の出演者のみなさん>
8月31日に終了した『広い河の岸辺コンサート第3回』では多くの皆様からアンケートのご提出をいただくことができました。
ご協力に心から感謝申し上げます。
それらの中からいくつかをご紹介いたします。
こうした感想を拝読すると、コンサートを「創る」ことの意義の深さを痛感いたします。
◆それぞれの曲についての解説がこんなにあるとは! いつ頃、誰が、どのような背景から作ったのかなど、TVの平面から飛び出した立体的な場面、いい体験でした。
◆地元出身の方が第一線で活躍している姿に感動しました。素晴しいコンサートでした。地元の誇りです。
◆ふだん聴けないハープや縦笛、牛乳列車の各種機材を利用した音出しがとてもユニークで楽しかった。小百合さんの天使の声で心が洗われた。
◆すばらしい感動でした。初めてのコンサートでしたが、来てよかったです。
◆ケーナ、アルパ、朗読、全部素敵でした。心に響く音色で心安らかになりました。文屋小百合さんの歌声に聞き入りました。歌詞をきちんと聞けました。ドレスもステキ!
◆文屋さんの歌声もさることながら、歌の合間のトークの優しさに心がなごみました。また元気で働けます。ありがとうございました。
◆アルパの音色に心がときめきました。文屋さんの歌にこめた感情表現の豊かさに感動しました。本当にいいコンサートありがとうございました。
◆文屋小百合さんの美しい声にぴったりの『思い出のサリーガーデン』初めて聞き、感動でした。多くのお客様のエールをいただき、今日のやぎりんはとっても輝いていました。種まき→育て→次の年もまた次の年もお遭いできることを楽しみにしています。
◆第1部の八木さんのケーナとハープの演奏は大変新鮮でした。『牛乳列車』は楽しかったです。『広い河の岸辺』もすばらしかったです。文屋小百合さんは圧巻でした。他の人にも友達にも知らせてあげたいと思いました。CDがないのは残念でした。朗読の押切さんもすばらしかったです。次回も案内してください。
<朗読の押切圭子さん>
◆朗読された押切さんとは昔同じ会社でご一緒させていただきました。朗読される姿にたまらなく感動しました。
◆小百合ちゃんやっぱすごい!! この度もおめでとうございます。『この道』を聞きながら幼い頃の姿を思い出します。すばらしいお声を聞かせていただきました。
◆音楽は人の心を素直にさせます。とてもおだやかな気持になり、優しい気持になりました。少しウルウル涙が出てしまうくらいとてもステキでした。
◆文屋さんのお声、しっかり心に刻印されました。ありがとうございます。2000円、安すぎました。
◆文屋さんのステージは初めてです。来てよかった。芸術を鑑賞するゆとりのない生活ばかり少し長く続いていたことに気付きました。
◆開演14時〜。明るいうちに帰宅できますので助かります。
◆友人3人で福島から参加しました。毎回楽しみにしています。ケーナの澄んだ音色とアルパの気品のある音が本当に素敵でした。文屋さんの心に響く声量に圧倒され、聴き入りました。トークもよかったです。演奏者と聴く側が一体となり通じ合えるコンサートでした。文屋さんの歌声で日本の名曲を歌ってもらいたい。
◆カラオケで毎回『広い河の岸辺』を歌っています。
◆夏の疲れがやんわりととけるようにとれたようです。すべてがとても良かったですね。感謝。
◆ケーナ主役の曲なのに『アマポーラ』を忘れるなんて! 『広い河の岸辺』良かった! (やぎりんが前半の『アマポーラ』をとばしてしまったことへのおしかり)
<熱唱の文屋小百合さん>
◆文屋さんのような素晴しいオペラ歌手がこの置賜から出ていることがとても誇りに思います。やぎりんさんも同様です。チケットをプレゼントした友達も大喜び! とても感動していました。
◆心に入る曲は何度聞いてもよいものです。ケーナとアルパの音色、大空を想わせます。大好きです。八木さんのケーナと出会って25年近くになりますが、最初は家族5人で・・・家族が6人となり、家族の成長の間には様々なことがあり、深く悲しんだりつらかった事があり、ささやかな、でも大きな喜びもあり・・・。そんなことを想い出させ、いやしてくれる音が、このコンサートにはありました。確かな支えとなっています。
◆押切圭子さんの朗読を織り交ぜたコンサート、素敵でした。
◆清くすきとおったアルパとケーナの音色・・・美しい自然の中で聞えてくるような曲の数々に心が洗われ、とてもいやされました。幸せなひとときありがとうございました。
◆初めてコンサートに参加。チケットの値段の割に中身の濃いコンサートでびっくり。生の歌声に感動して山形に帰ります。いつも「LEAF」、ダイレクトメールありがとうございます。(昨年から私の通信「LEAF」をお送りしている方)
◆素晴しい曲の数々をありがとうございました。特に『広い河の岸辺』は歌の世界に引き込まれてしまい、感動しました。今日は米沢から来ましたが米沢の「伝国の杜」でもコンサートを開いていただければと思いました。
◆ずっと待っていました。(ゆまより)
◆素敵なファッション、めったに聞けないアルパ、ケーナ。他たくさんの楽器で楽しませてくださったやぎりん。素敵な朗読、感動で涙があふれました。ありがとうございました。文屋小百合さんのすごい歌声、引き立ててくださった松本智恵さんのピアノ。お父様のお誕生日に『私の大好きなお父さん』を歌われ、うらやましい限りです。
※やぎりんブログにも長井公演の記事
☆<9月20日は「スタインウェイ・コンサート」!>
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2019年09月02日
☆★11月の「長井市民講座」にやぎりん登場!〜旧長井小学校第一校舎で
<校舎内を案内していただくやぎりん>
31日の『広い河の岸辺コンサート』が終わり、月が9月へと替わりました。
朝ごはんを食べてゆっくりしてから、「旧長井小学校第一校舎」にやぎりんと出かけてみました。
11月8日(金)に、長井市や「ふるさと長井会」の主催で「市民講座」が開催されることになっていて、その会場としてこの中の部屋が使われることになっているのです。
<窓から見える中庭の緑>
もちろんやぎりんも長井小学校の卒業生ですから、中を歩いていて、様々なことが思い出されたはずです。
私たちが小学生だった頃に「礼法室」と呼ばれ、畳が敷いてあった広い部屋が、今は見違えるような「洋間」になっています。
2階のいちばん西端にあるこの部屋は、廊下の突き当たりになっているために、廊下の幅の部分が、他の部屋よりも広いということです。
北側は中庭に面した素ガラスの窓で、窓一面木々の緑です。
<正面玄関前で>
こちらはタッチしていない行事なので、時間帯や参加費などの情報はありませんが、やぎりんは、ギターの清永充美さんと一緒に長井に来るようです。
昼と夜2回にわたって、「トーク&演奏」があるとのことです。
詳細がわかりましたらお知らせいたします。
<やぎりんたちの最新CD『鳥たちの詩 海の詩』>
なお、コンサート会場でも販売いたしましたやぎりんたちの最新CD『鳥たちの詩 海の詩』が、現在「葉っぱ塾」に在庫しています。
まもなく東京に返送しますが、その前であればお近くの方にはお届けが可能です。
定価は¥2600です。
CDの内容については「やぎりんブログ」参照ください。
【連絡先】 葉っぱ塾 八木
電話090-5230-8819
happa-fy★dewa.or.jp
(送信の際は★を@に変えてください。)
☆<9月20日は「スタインウェイ・コンサート」!>
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2019年09月01日
☆★人と人との出会い豊かな『広い河の岸辺コンサート』、無事終了!
<コンサート当日の朝の空>
数か月間準備を重ねてきた『広い河の岸辺コンサート』当日の朝。
ジョギングに出かけると、うろこ雲の空が明けてゆくところでした。
どんな一日になるのかわくわくするような空でした。
<続々と入場されるお客様>
予定よりも早く、13時15分ごろからお客様に入場していただきました。
市内、周辺の市町はもとより、鶴岡、酒田、村山、山形、そして首都圏からもお客様がおいでくださいました。
いつも首都圏のやぎりんのコンサートを支えてくださる皆さんには、長井までおいでになってスタッフをお願いしなければならない状況ではありましたが、快く引き受けてくださいました。
<初共演、押切圭子さんの朗読>
ステージが始まると、最初の4曲には朗読の押切圭子さんが初共演。
押切さんは、私の母校である県立長井高校のすぐ前にあった「タカナシ商店」の娘さんでした。
今は、あちこちで朗読者としての活動をしておられます。
押切さんの車椅子がステージに上がるためのスロープを、スタッフで大工さんでもあるYさんが自作してくださったことも見逃せません。
おかげで、スムーズにステージへの昇降ができるようになりました。
<華やかなドレスの藤枝貴子さん>
アルパの藤枝貴子さんのこの日の衣装はオレンジ色。
パラグアイの民族衣装のニャンドゥティ(「雲の巣」の意)です。
『アスンシオンに咲く花』という曲を独奏してくださいました。
フランスで活動しているパラグアイ出身のアルパ奏者である Ismael Ledesma が、故郷を思いながら作曲したこの曲は、どこか哀愁をおびた切なくなるような旋律でした。
※作曲者自身による演奏動画
<文屋小百合さんの絹糸のような声>
今回の出演者の中心となったのは二期会のソプラノ歌手、文屋小百合さん。
やぎりんたちと東京での公演での共演はありましたが、長井では初めての共演です。
文屋さんのご出身はお隣の白鷹町です。
前半の最後に『広い河の岸辺』を歌われましたが、これは聴いている私の心が震えました。
<満場のお客様のホール>
後半は文屋さんとピアニスト松本智恵さんの息の合った演奏でした。
メンデルスゾーンの『歌の翼に』を歌いながら会場の後方の入り口から文屋さんが入られると、満場のお客様の視線が文屋さんを追いかけます。
一曲ごとの曲の紹介にも心がこもっていて、歌い終わるごとに割れんばかりの拍手でした。
松本さんのピアノ、目立ちませんでしたが素晴しいです!
文屋さんに寄り添い、曲の意図をしっかりと伝えてくれました。
<フィナーレは『広い河の岸辺』大合唱!>
アンコールの最後、フィナーレは『広い河の岸辺』を満場のお客様とともに歌いました。
ステージにはこの日の出演者全員のほか、やぎりんの高校時代の同級生で先の参議院選挙で当選を果たした芳賀道也さんや、いつもやぎりんを支えてくださっている美恵子さん、そして地元の男声合唱団に所属し、今回サポーターとして大車輪の活躍をしてくださった飯澤さんも登壇されました。
初めてこの曲を聴いたという方ももしかしたらいらっしゃったかもしれません。
この場の感動がきっかけとなって、また周囲にこの曲を広めてくださるのではないでしょうか。
<お誕生日だった文屋さんのお父様>
終演後は近くの居酒屋さんでスタッフと出演者の交流会。
実はこの日は文屋さんのお父様のお誕生日でもありました!
保育園の経営もなさっているお父様は、血色もよく、にこやかな方でした。
みんなで『ハッピーバースデイ』を歌う場面もあり、和やかでした。
コンサートまでの準備ではいろいろ大変なこともありますが、当日は時間の一粒一粒がこぼれるように過ぎてゆくことが惜しくなるような思いで過ごしていました。
人と人との出会いが、私たちの心を豊かにしてゆくということを実感しています。
高校の大先輩である工藤さんが実行委員長となってのコンサート・シリーズは今回で終了しますが、せっかく定着しかけている『広い河の岸辺コンサート』を今後、「葉っぱ塾」としてどう継承してゆくのかを考え始めています。
大きな会場でなくてよい。
集う人々の心にぽっと明かりが灯るようなコンサートを作れたら素晴しいことです。
小さな「葉っぱ塾」に、どうかみなさん、お力をお貸しください。
☆<9月20日は「スタインウェイ・コンサート」!>
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