2006年07月04日

ヒメサユリの祝瓶山

 今日(4日)は火曜日。この日が定休日というお店で働いているお客様のために、今年2回目の「葉っぱ塾・ヒメサユリの祝瓶山(いわいがめやま)」を今日に設定していたので、早朝出発して山に行ってきました。予報では曇りだったのに、山は小雨が止まず、天候の回復を期待しながら登りましたが、結果的には雨は止みませんでした。眺望もほとんどなく、残念でした。しかし、お目当てのヒメサユリは見事な濃いピンクの花が山頂直下にあって、感激しました。
 ヒメサユリは山形、新潟、福島の3県にしか自生しないユリで、このあたりの平地でも育ちますが、高山では紫外線が強いので、色が濃くなるのだと聞いています。「サユリスト」の私は、名前が「さゆり」という女性は無条件で何でも許してしまうのですが、ヒメサユリに会えた今日の空模様も、許してあげようと思いました。
 雨のブナの森の中を通って帰ってきたのですが、雨でなければ見られないものがあります。「ブナの幹流水」と呼ぶ現象です。降った雨が葉っぱに受け止められ、枝をつたい、集まって、幹を一筋の川のように流れ下ってくるのです。私はこれを“葉っぱの恩返し”と紹介することにしています。それは、根から吸い上げられた水がこずえの先1枚1枚の葉っぱにまで届けられているわけですが、雨が降れば今度は葉っぱがそれを受け止め、幹を流れて根元にしみこむのです。ここに見事な水の循環があります。まるで葉っぱが根に恩返しをしているようではありませんか。
 登山道脇の沢にはまだ豊富な残雪もありましたが、木々の緑色は確かに夏の緑に変わろうとしていました。 

happajuku at 18:20│Comments(0)TrackBack(0) 葉っぱ塾行事レポート 

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