2014年12月01日

☆★新しい12名の仲間たち!〜スクールインタープリター養成講座終了!

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<イチョウ散り敷く山形大キャンパス>


  黄色いイチョウが散り敷く山形大学キャンパスを会場に30日、「スクールインタープリター養成入門講座」(文科省・環境省登録講座)を開催しました。

  この講座はIPNET-J(インタープリテーション ネットワーク ジャパン)が開発したプログラムに沿って行われるものです。

  夏は受講申し込みが少なく、開催を断念したのでしたが、今回は定員を上回る12名の参加をいただきました。

  嬉しいことに、インターネットの情報をご覧になっただけで仙台から参加してくださった方もおられました。

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<室内での講義>


  私たちを取り巻く環境問題に、子どもたちの体験活動を創り出し、実践してゆく立場からアプローチしてゆくのが「スクールインタープリター」です。

  一日の中に講義と実習がうまく配置され、環境教育の理念とプログラムづくりを学んでいただくものです。

  自己肯定感のある子どもたちを育ててゆく中で環境問題を解決する仲間づくりをしてゆこうという、ユニークな内容の講座でもあります。


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<屋外での活動を体験(写真提供:石川さん)>


  午前中は講義と、スクールインタープリターの活動を体験することが中心です。

  自然体験活動を大学の中庭で行えるということは、小学校でも、幼稚園や保育園でも、それぞれの身近にある場所で活動ができることを意味します。


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<午後の実習準備>


  午後は、最終的に受講生がスクールインタープリター役を担って体験活動を展開するまでを行います。

  実習に必要なタイトルのフリップやワークシートなどを、創意工夫をしながら作成してゆきます。


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<スクールインタープリター実習>


  そしていよいよ、スクールインタープリターになっての実践です。

  活動の説明、体験活動中の子どもたちへの声掛け、そして活動のまとめと、自分が伝えたいメッセージ。

  みなさん、それぞれの個性を生かして、実習を終えられました。


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<修了証を手にした新しい仲間たちと>


  山形では新たに12名がスクールインタープリターの仲間に加わっていただきました。

  山形で開催するようになって6年目で、98名が修了証を手にしたことになります。

  それぞれのフィールドで、今回学んだことを生かし、実践活動に取り組んでくださることを願っています。


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<山大正門のクリスマスツリー>


  閉講式と後片付けを終えて外に出ると、すでに暗くなっていました。

  山形大学の正門のロータリーに立っている木にイルミネーションが飾られて、大きなクリスマスツリーになっていました!

  名残りを惜しみながら受講生たちと別れました。

  帰宅するとフェイスブックの各自のページに、もう報告を載せてくれた方もいらっしゃいました。

  「自然の中から色んなものを発見していく講座は、大人がやっても楽しかった〜」。

  「少しばかり童心に帰った気分。大人になっても、いいね!のご褒美カードは嬉しいものです。早く子ども達と一緒に、体験、実践したい気持ちでいっぱいです。」

  「”あ、私は生き物や自然の面白さや大切さを伝えたいんだ。”と。なんだか胸の中にすとんっと落ちるものがありました。」

  「葉っぱ塾」にとっては大きな仕事を終えることができてほっとしています。



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happajuku at 05:45│Comments(2)TrackBack(0) 葉っぱ塾行事レポート | スクール・インタープリター

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この記事へのコメント

1. Posted by きよこ   2014年12月01日 06:04
今回で12名もの方が。そしてこの6年の間に98名の方がスクールインタープリターになられたと知って、素晴らしいなと思っています。
身近な自然の中での気づき、そしてそれを仲間と分かち合う喜び。子どもたちを褒め、受け入れふことで、心を伸ばすことの大切さ・・・様々な学びに満ちたスクールインタープリターの講座は普段忘れかけている大切なことを思いださせてくれるものでもありますね。
2. Posted by 葉っぱ塾より   2014年12月01日 06:13
 実践の場を作ってゆくことがこれからの「葉っぱ塾」の務めでもあります。

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