2015年01月25日

☆★長井市観光プラットホーム設立へ一歩踏み出す

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<会議資料の一部>


  昨年秋に研修会があった「観光地域づくりプラットホーム」の設立準備会が、24日午後開催され、参加してきました。

  「交流人口を増やし、地域経済に貢献する観光」を目指すために、具体的な行動がようやく始まるということです。

  来年度いっぱい幹事会や検討委員会を重ね、2016年春に「プラットホーム」を設立するという予定で進むのだとのことです。

  会議でも発言しましたが、この準備会の脆弱さがとても気になりました。

  メンバーが、様々な団体の代表者や行政の担当部署のチーフだということです。つまり「当て職」なのです。若者がいないのも問題です。

  会議には代理出席も認めるということなので、その会合の経過を把握していない参加者が出るおそれがあります。

  また、本当に責任ある発言がその場でできるのかどうかという問題が残ります。

  私は、こうした重要な企画を進めるのであれば、メンバーを固定してのプロジェクト・チームを作るほうがよいと考えています。また、若者の参加が不可欠でしょう。

  はたして、どんなふうに一年間準備に充てられてゆくのか、はなはだ心配ではあります。


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<市内「やませ蔵」で撮影した吉永小百合さん>


  「葉っぱ塾」の立場からいくつか提案するとすれば、長井市という行政区にとらわれず、他の市町ともつながることが必要であろうということがまず一つ。

  「置賜桜回廊」は、その成功例ではないのでしょうか?

  もう一つは、農業との連携を強めるということ。「葉っぱ塾」が取り組む「田んぼオーナー」「リンゴの木オーナー」などは、そのひな型になり得ると考えています。

  先輩たちがすでにたくさんの「種」を蒔いてくださっているのではないでしょうか。これからは、それを育て、開花させてゆくということにならなければなりません。



※長井市広報映像『水の都 長井』



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happajuku at 06:12│Comments(4)TrackBack(0) 山形県・長井市内名所案内 | 葉っぱ塾からのメッセージ

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この記事へのコメント

1. Posted by きよこ   2015年01月25日 06:27
長井市にとらわれず連携していく、というのは必然のような気がします。長井市も含めながら近隣もしくは山形全体の魅力を味わえるのがいいのかな、と思います。
また、ヤギおじさんが書いておられるとおり、農業が盛んなところというのを活かして、農業体験もここならではの楽しみであり、旅行者にとっての学びともなる深い魅力があると思います。
旅の楽しみは風景や食べ物もあるのですが、出会う人とのつながり、そしてそこでの体験もあるのでは、と考えています。星野道夫さんではないですが、そこにいる方々を好きになることによって、その地が親しい土地になる・・・ということもあるのだと思います。
2. Posted by 横山太吉   2015年01月25日 11:05
詳細な情報と全面的に支持できる全うなご意見に接し嬉しくなりました。ぜひ、この取り組みが実を結べるよう期待し、何か出来ることがあれば老骨に鞭打つつもりです。
なお、昨年8月発足した「社団法人置賜自給圏推進機構」にご参加くだされ、八木さんのお知恵と行動力を是非この事業推進にお与えください。
3. Posted by 葉っぱ塾より   2015年01月25日 16:27
重要な役割を担わせたいという割には、何だか本気度が足りないと感じました。
4. Posted by 葉っぱ塾より   2015年01月25日 16:27
 会合のご案内をいただけたら参加検討やぶさかではありません。

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