2015年04月07日

☆★「手をつなごうコンサート」、葉っぱ塾からの御礼

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<ロビーに置かれた掲示板>



      第5回 手をつなごうコンサート
  出演者、ご来場の皆さま、実行委員のみなさまへ
 

  大震災直後に第1回目のコンサートを開催されて以来、毎年3月に続けてこられたコンサートが今年は5回目。そしてその応援の「手」が山形の「葉っぱ塾」に届くようになって今回が3回目。

  今回のコンサートをずっと楽しみにして待っていました。そして初めてそのコンサートの場に伺うことができ、皆様の熱意とご苦労に大きな感動をいただきました。

  震災から4年が経過し、日常の生活の中で被災地のことを思い出すことも少なくなってゆくのは当然かもしれません。

  津波被害の大きかった宮城、岩手の沿岸部を車で走ってみますと、いまだに仮設住宅に住まう人々の姿を目にします。

  子どもたちの中には3年間仮設の校舎で過ごして卒業していった中学生や高校生たちがたくさんいます。

  それでもまだ「復興」への勢いがある地域は救われます。

  福島に目を転じてみると、「展望」というものが持てないことをつくづくと感じます。

  いまだに放射能を大量に出し続けている原子炉、「除染」によって生み出された大量の汚染土壌の山。町のあちこちに点在し、見ることも感じることもできない「ホットスポット」。

  そんな中で、甲状腺がんの子どもたちが100名をゆうに超え、さらに増え続けているというのに、「除染したので帰還させる」という方向に政治は動いています。

  子どもたちを、できるだけ放射能の影響から遠ざけたいというしごく当たり前の親たちの願いが、「わがままを言っている」というようにとらえられているとも聞きます。

  もともと福島も自然豊かなところでした。しかし、その自然の中で思う存分遊べないことが、子どもたちの感性や心の成長にどのように影響を与えてゆくのか、私たちは知りません。前例がないからです。


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<ゴズペルの「LLC」のみなさん>


  「葉っぱ塾」は、短い週末の時間ではあっても、思う存分外で遊んでもらいたいと考え、週末保養「森の休日」を2012年から始めてきました。今年は4年目に入ります。

  新緑のブナ、残雪の山々、はっとするような夕焼け、澄んだ夜空の天の川、神々しい日の出の風景、生きものたちの気配など、子どもたちをわくわくさせるものが豊富にある場所で、今しかできない思い出を作ってもらいたいと考えて取り組んでいます。

  財団や行政からの助成金は一度も受けたことはなく、全て一般の市民や様々な団体からの募金で全ての経費をまかなってきました。その裾野は、4年経っても広がり続けています。

  今回初めてコンサートに参加し、「葉っぱ塾」に送られるのが、お金だけではなく、参加された皆様からの熱い「思い」もあるのだということを肌で感じることができました。

  遠い大阪の地で開催されることに、様々な困難もおありの中で、福島の子どもたちのことに想像をめぐらせながら素晴らしい演奏を披露してくださったみなさん、ご来場くださって、多額の募金にご協力くださったみなさん、そして時間をかけて準備にあたってくださった実行委員のみなさんに、心からの御礼を申し上げます。
 

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<『糸』を歌う鈴木真紀さん>


  第1部の最後に、鈴木真紀さんが中島みゆきの『糸』という曲を歌ってくださいました。私も大好きな曲だったので聞き入ってしまいました。

  皆さんがこうして糸を紡ぎ、織り上げていった布が、きっと福島の子どもたちや家族たちをあたたかく包む、そんな光景を想像しながら聴いておりました。

  来年も必ずお伺いしようと思っています。またみなさんにお目にかかれることを心から楽しみにしています。ありがとうございました。

                        2015年3月31日

                      葉っぱ塾 代表 八木文明

こちらの記事も参照ください。


【葉っぱ塾ボランティア支援募金】

      ■郵便振替口座    02420−5− 19722

      ■加入者名       八木文明

       ※通信欄に「ボランティア支援」とご記入ください。





※長井市広報映像『水の都 長井』


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happajuku at 05:15│Comments(2)TrackBack(0) 東日本大地震・「アウトドア義援隊」関連 | 週末保養「森の休日」

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この記事へのコメント

1. Posted by きよこ   2015年04月08日 05:17
ご挨拶心に染みました。山形から来られたヤギおじさんの存在も、会場に来られた皆さん、そして出演される皆さんがこのコンサートに深い感動を覚えるそんなきっかけのひとつになったのでは、と思っています。大阪は被災地から遠いのですが、思いをこめて歌い演奏するコンサートにあれだけの皆さんが集い、そして、みんなで「花は咲く」「ふるさと」を歌い涙する・・・そんな姿に大きな感動を覚えたのを思い出します。
2. Posted by 葉っぱ塾より   2015年04月08日 11:52
 『ふるさと』の三番に「いつの日に帰らん」という歌詞があります。故郷を追われるように離れて避難生活しておられるたくさんの方々のことを思い、せつなくなりました。

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