2015年07月08日

☆★夏を迎える長井葉山へ早朝登山

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<オカトラノオの花>


  7日の朝は起きてすぐに長井葉山に向かいました。

  その前夜、ひとしきり雨が降ったのですが、朝は気持ちよく晴れていました。

  2か月ぶりでした。季節は残雪と新緑の時期がとっくに終わり、夏を感じさせる植物たちが繁茂していました。

  勧進代登山口に至る林道のゲートから歩き出したのが4時50分。

  林道脇の草むらにはオカトラノオが咲き始めていました。

  この日は最近注目しているカエデ類にも気を配りました。収穫はありました。

  これまで自分では「ウリハダカエデ」だと思っていたカエデに、ホソカエデというものが混じっていたことに気づきました。

  樹皮がマクワウリみたいな点が似ているので、それだけで「ウリハダ」と決めつけていたのですが、採取してきた2種類の葉っぱを家に帰って並べてみたら、全然異なっていたのです。

  カエデの世界は益々奥が深い!


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<群生するヨツバヒヨドリ>


  ヨツバヒヨドリも夏の花です。以前この林道で、この花で吸蜜するアサギマダラを見たことがあります。

  そのときは、その蝶が何千キロも渡りをする蝶だとは知らず、その後のニュースで知ったのです。

  山頂までは1時間半。立ち込める朝霧の隙間から朝日が差し込んでいました。

  この日は空のペットボトル8本を背負っていました。

  今年初めての「鉾立(ほこだて)清水」を汲みました。

  この日は葉山で初めて見る花にも2つ出会いました。

  写真撮影に失敗したのでここにはアップしませんが、帰宅してから図鑑を引きましたら「ウメガサソウ」とありました。小さな花です。

  イチヤクソウみたいだな、と思って図鑑のそのあたりを探しましたら見つかりました。


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<サワフタギの花>


  もう一つは山頂一帯に咲いていた灌木の白い花。

  これはサワフタギ(ルリミノウシコロシ)の花でした。

  秋になると見事に青い実がなるのは知っていたのですが、その実のなる木の花がこれだったとは!

  小さな5枚花弁の花の集まりでした。

  重くなったザックを背負い、坂道を駆け下ってきました。収穫多い朝の散歩でした。


※クミコさんの長井市でのディナーショー

※長井市広報映像『水の都 長井』



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happajuku at 04:38│Comments(0)TrackBack(0) 山旅の報告 

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