2017年11月10日
☆★変わる風景と変わらない思い〜久々の沿岸部訪問

<車に積んだラフランス>
久しぶりに陸前高田まで行ってきました。
2012年12月に初めて陸前高田へボランティアに出かけてからもう6年になろうとしています。
山形の名産ラフランスは、リンゴでお世話になっている白鷹町の平井さんから調達しました。
注文したよりも多く持たせてくださったおかげで、陸前高田や東松島のみなさんにお分けする分も多くなったのはありがたいことでした。

<吉田さんご夫妻>
吉田正子さんの「花っこ畑」は本来、木曜日はお休みなのだとのこと。
私が行くのに合わせてわざわざ畑のハウスにお出かけくださいました。
ご主人の介護が次第に大変になってきていることが、お話しから伺われました。
「要介護度4」の大人を自宅で介護する大変さは、想像を絶するものがあります。
途切れることなくいろいろなお話しをしてくださるところに、普段はなかなか言えないこともあるのかな、とお察ししました。

<盛り土に隠れそうな「奇蹟の一本松」>
陸前高田市の旧市街地は、盛り土で埋め尽くされ、どこに何が建っていたのか、ほとんどわからない状況でした。
この膨大な量の盛り土でいったい何を守ろうとするのか。
誰のためになるものなのか。
疑問が膨らむ光景でした。

<「おのくんハウス」前で語らうみなさん>
国道45号線は、気仙沼市街で渋滞がありました。
大型ダンプカーの多いことが目に付きます。
三陸道はこの数ヶ月の間に、志津川まで延びていました。
東松島でお世話になたみなさんにもラフランスをお届けしました。
風が強いのに、「おのくんハウス」の前では、5人の女性たちがにぎやかに談笑していました。
被災地への支援などということではなく、「お元気ですか?」と古い友人を訪ねるような気持ちです。
風景は変わってゆきますが、変わらないものもきっとあるでしょう。
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☆「葉っぱ塾の被災地支援活動中間報告」
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