2018年07月01日

☆★じっくり満喫できました?〜お釜、熊野岳、南蔵王縦走ガイド

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<29日は「お釜」がくっきり!>


  6月29日〜30日、東京C社の蔵王ツアーのガイドを務めてきました。

  梅雨前線の影響を受けている西日本の皆さんには申し訳ないような上々の天気の中を、29日は刈田岳レストハウス前からスタート。

  お釜〜熊野岳〜中丸山〜坊平高原と歩きました。

  蔵王が3回目で、前の2回は天候が悪く「お釜」を見ることができなかった方がいらっしゃいましたが、ここまでくっきり見えれば大満足。


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<熊野岳山頂の茂吉歌碑>


  蔵王連峰の最高峰は熊野岳です。

  「日本百名山」を目指すという場合は、ここに登ることになります。

  熊野岳の山頂は県境からわずかに山形県側にあります。

  ここに、山形県上山市出身の齋藤茂吉の歌碑が立っています。


  「陸奥(みちのく)をふたわけざまに聳えたまふ

            蔵王の山の雲の中にたつ」



  全国に茂吉の歌碑はたくさんあるそうですが、ここに立つ歌碑は、茂吉の歌碑の中では最も早く、生前に立てられた数少ない歌碑の一つであると聞きました。

  私たちはまさにその歌碑にふさわしい天候の熊野岳に登頂しました。


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<坊平高原へと下る(左後方は「わし岩」>


  熊野岳からは中丸山を経て坊平高原へと下ります。

  初めてガイドでペアを組んだ若いKさんが2班のうちの一つを受け持ってくださって、少し後を歩いています。

  このコースは、賑わう「お釜」周辺から一転して静かな道です。

  花々を堪能し、標高差800mを一気に下り坊平高原へ。

  この日の最後は蔵王の「お清水(おしず)」の水温9℃の水で喉を潤し、一日目の行程を終えました。

  宿に着き、お風呂で汗を流しているときに、滝のような夕立がありました。


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<南蔵王縦走路から朝日連峰を望む>


  2日目の30日は、前夜の夕立で空気中の塵が除かれたためか、くっきりした晴天になりました。

  エコーラインの南蔵王縦走路入り口からスタートし、一路「みやぎ蔵王白石スキー場」を目指しました。


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<飯豊連峰もくっきり!>


  この日は南の方ほど展望が良く、朝日、飯豊、吾妻連峰は全体がくっきりと展望できました。

  月山は山頂部分が雲の中に隠れていました。

  やはり山での大展望は「ごちそう」の一つです!


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<蔵王でもコバイケイソウが咲いていた!>


  スタート地点の標高はおよそ1580m。

  下界の暑さが嘘のように爽やかでした。

  今年はどこでもコバイケイソウが咲いています。

  何年かに一度の当たり年になりそうです。


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<雲湧く不忘山への稜線を歩く>


  昼近くになって、天候が変わり始めました。

  稜線に吹き上げてくる風が湿り気を帯び、雲が湧いてきました。

  もしかして前日のような夕立がくるかもしれないと心配でした。


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<稜線に咲くタカネバラ>


  この2日間でみなさんと見た花を列挙しておきます。

  アオノツガザクラ、アカモノ、イワイチョウ、イワカガミ、ウスユキソウ、ウラジロヨウラク、オオバノヨツバムグラ、オニアザミ、オノエラン、カラマツソウ、キンコウカ、コケモモ、ゴゼンタチバナ、コバイケイソウ、コマクサ、コメツツジ、コメバツガザクラ、サラサドウダン、ジョウジョウバカマ、ズダヤクシュ、タカネザクラ、タカネバラ、タニウツギ、タニギキョウ、チングルマ、ツマトリソウ、ツルシキミ、トキソウ、ナナカマド、ネバリノギラン、ハクサンイチゲ、ハクサンシャクナゲ、ハクサンチドリ、ハクサンフウロ、ハリブキ、ヒナザクラ、マイヅルソウ、マルバシモツケ、ミツバオウレン、ミネヤナギ、ミヤマオダマキ、ミヤマスミレ、ミヤマニガイチゴ、ミヤマハンショウヅル、ムカゴトラノオ、ヤマブキショウマ、ヨツバヒヨドリ、ワタスゲ

  「あの花もあったよ」というのがありましたらお知らせください。

  春の花はさすがに少なくなり、夏の花へと移り変わっています。


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<じっくり満喫できました?>


  歩きながら、お客様からいろいろな山のお話しをお聞きできました。

  「井の中の蛙」のような私ですので、あちこち歩いておられるみなさんのお話しは刺激的でした。

  このツアーに兵庫県西宮市から参加された女性がいらっしゃいました。

  47都道府県の最高峰を巡っておられるとのこと。

  2日目の途中にあった屏風岳(1817m)は、宮城県の最高峰でした!

  次に目指すのは山形県の最高峰鳥海山(2236m)とのことです。

  スキー場が近づいてきた頃、雷鳴が聞え、私たちがバスに乗って温泉へと向かう途中で土砂降りの夕立が来ました!

  雨に当たらず歩き通すことができて滑り込みセーフ!

  おいでくださったゲストの皆様、一緒にガイドした若いKさん、そして添乗員のMさん、印象深い山旅をご一緒できました。

  ありがとうございました。

  またどこかでお目にかかりましょう!





  ☆「葉っぱ塾」当面の予定


  ☆「葉っぱ塾」のリーフレットできました!
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    ※配布にお力添えください。

  
  ☆「木星音楽団」ニューアルバム『鳥たちの詩 海の詩』完成!
鳥たちの詩海の詩ジャケット



  ☆好評、重版! やぎりんの新著『わくわくオーケストラ楽器物語』!

『わくわくオーケストラ音楽物語』表紙


 
  ☆「葉っぱ塾の被災地支援活動中間報告」


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happajuku at 05:46│Comments(0) 山旅の報告 

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