お雛様

2017年01月23日

☆★蒔かれた種、いつか平和の花になれ!〜ホームステイ最終日

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<飾り終えたお雛様>


  ケニアからお見えのジャクリンさんのホームステイ最終日は、朝食を終えてしまえば、残された時間は3時間ほどしかありませんでした。

  女性の手があるうちにと、妻がお雛様を飾ることにして、二人で座敷で作業していました。

  お雛様は早く飾って、ひな祭りが終えたらすぐにしまうのがよいと言われているそうです。

  あまり遅くまで飾っておくと、娘が「行き遅れる」のだと。

  わが家の娘がまだ結婚できない理由が、もしかしたらこんなところに原因があったのかもしれません。

  しかし、ジャクリンさんが手伝ってくださったおかげで、今年は珍しく1月中に飾ることができましたから、あとは早くしまうことだけが課題となります。


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<ジャクリンさんの膝に乗るマーくん>


  その後私は、ジャクリンさんに手伝ってもらいながら、帰りの新幹線車中でおやつになればと、チーズケーキづくり。

  ケーキが焼けるのを待ちながら、二人でいろいろお話をしました。

  彼女は今政府の職員として働いていますが、ケニアは貧しい人が多いから、そういう人たちのために働いてゆきたいと語っていました。

  特に農業の振興に関わりたいという希望があるとのこと。

  今後の希望として、国連のFAO(国連食糧農業機関:世界の農林水産業の発展と農村開発に取り組む国連の専門機関)で働きたいということも含まれていました。


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<一番右の「おのくん」がジャクリンさんへ>


  私からは、東日本大震災のときの写真を見ていただきながら、今私が「葉っぱ塾」の活動として取り組み続けている被災地へのお手伝いについてお話をしました。

  津波被災地の直後の様子などを写真でお見せしたら、涙ぐみながら見ておられました。

  おりよく「おのくん」が一人わが家に待機していましたので、ジャクリンさんに里親になっていただきました。

  多くの「おのくん」が海外にもらわれて行っているはずですが、ケニアはもしかして初めてでしょうか?


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<駅の会議室でメンバーに声をかけるジャクリンさん>


  集合時刻よりも少し早目に米沢駅に着いたつもりでしたが、すでに何組かの研修生とそのホストファミリーは到着していました。

  ジャクリンさんは、リーダーとして若い研修生たちに目配りをされ、「どうだった? 楽しんだ?」と声をかけながら、ホストファミリーにも挨拶をしておられました。

  どの若者たちも、明るく生き生きした表情をしていました。

  過ごした時間の内容の濃さが伝わってくるようでした。


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<駅のホームで名残りを惜しむ>


  みんなが駅のホームに入り、そこでも話は尽きません。

  ホストファミリーたちはほとんど一家総出でお見送りに来ているようでした。

  中には研修生にしがみついて泣きだす子どももいて、別れの切なさが伝わってきました。

  東京へ向かう新幹線がホームに入ってしまえば、あっという間に彼らの姿は見えなくなってしまいました。

  彼らは東京に戻り、今日からは日本の若者たちと合流し、フィジーやニュージーランドへと船で渡りながら、3月上旬まで研修を深めてゆくことになっています。

  彼らの心に蒔かれた種が、いつかそれぞれの国の人々が力を合わせながら世界の平和に貢献するという形で花を咲かせてくれたら、どんなに素晴らしいことでしょうか。

  訪れる人の多いわが家ですので、何か特別のことをしたわけではありませんが、ケニアの一人の女性を通じて自分も世界とつながっているような感覚を味わえたことを、これからも大切にしたいと思いました。





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 ☆「葉っぱ塾の被災地支援活動中間報告」



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2013年02月19日

☆★「雨水」とお雛様と高梨さん

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<娘から妻に贈られた花束>


  昨日(18日)は二十四節気の「雨水」でした。空から降るものが、雪ではなく雨に変わるころということですが、まさにそんな一日になりました。

  朝の気温がー8℃ほどにも下がり、午前中ちらちらと降る雪は粉雪でしたが、夕方に向けて気温が上がり、雪ではなく霙のようになりました。

  立春を過ぎたとはいえ、『早春賦』に歌われるように、「春は名のみ」という日が続いていた雪国に、かすかな春の兆が現れ始めているのです。

  山形市内に一人暮らししている娘がしばらくぶりに帰宅。妻の誕生月だからということで、花束を持ってきました。まわりの雪景色ばかりを見ていた目には、その華やかな色合いが新鮮に映りました。


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<今年のお雛様>


  娘が来たからと、女二人で座敷にお雛様を飾っていました。亡き母が、孫娘のために、何年かかけて買い集めてくれていたものです。ひな壇を組むのが大変なこともあって、今年も簡略化していました。

  わが家の「おのくん」をおだいり様にして写真を撮ったのはご愛嬌です。「おのくん」もわが家の家風になじんできたということでしょうか。

  この日の朝刊には、女子のスキー・ジャンプで、16歳の高梨沙羅さんが、ワールドカップ総合優勝の快挙の写真が大きく載っていました。冬の終わりから春にかけて、女性の話題が多くなるような気がするのは私だけでしょうか。


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2012年02月28日

季節の足踏み〜春を届けに

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<雪雲の中の朝陽>


  今の暦ではもう二月が終わろうとしていますが、旧暦ではきょうは「きさらぎ七日」です。

  昨日の朝、雪がさらりと降っていたところでジョギングに出かけたのですが、間もなく雪がひどくなりました。東の空から出ようとしていた太陽がみるみる雪雲に隠されていきました。結局昨日は、真冬のような寒さで、雪が降ったり止んだりの一日となって、春への歩みは足踏み状態でした。

  
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<わが家のおひな様>


  妻が座敷にお雛様を出して飾りました。亡くなった母が少しずつ買ってくれていたもので、たしか五段飾りなのですが、子どもたちが家にいなくなってからは、全部は飾らなくなりました。

  それでも、寒い座敷にこうしてお雛様が飾られるだけで、春の楽しみが近づいてくるような気がします。

  被災地へも「春」を届けたいと考えています。3月1日、陸前高田で「希望の庭」を整備していらっしゃる吉田正子さんのところに、山形の啓翁桜(けいおうざくら)を届けに行きます。吉田さんの「庭」のビニールハウスに置いていただきます。この「庭」を訪ねる方たちが春を感じてくださったら嬉しいです。一緒に行ける方がいらっしゃいましたらご連絡ください( happa-fy@dewa.or.jp)。

  福岡県で品種改良されてつくり出されたこの啓翁桜は、リンゴやサクランボの栽培が盛んなこの山形で栽培技術が確立され、山形が全国一の生産地になっています。卒業式の会場に飾られていた花に桜が使われてはなかったでしょうか? たぶんそれはこの啓翁桜だったのではないでしょうか。

  東松島でお世話になった方々には3月9日あたりにお届けしようかと考えています。今、高畠町の栽培農家の方にお願いして、温度管理していただいています。


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