レインボープラン

2019年08月24日

☆★12名のシスターさんたちの研修をご案内

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<散居集落を展望する>


  23日、カトリックのシスターさんたちの研修のご案内役を務めました。

  もう10数年前から実施されているこの研修のお手伝いをするようになって、3回目となりました。

  全国にあるカトリックの教会から参加された12名のみなさんでした。

  もともとは生ゴミの循環事業、レインボー・プランを中心とする町作りを学ぶことを主目的とした研修だったのです。

  「葉っぱ塾」が関わるようになってからは、長井の自然環境やそれを生かした四季の活動、そして「平和」の問題への取り組みなどについても触れるようにしています。


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<縄文村「土偶広場」で>


  お泊りになっていた市内の旅館で1時間ほどお話しをした後、散居集落を望む展望台、野川の「締切り堤防」、「古代の丘資料館」などをご案内しました。

  2日間街中での研修をされた後、最終日にそこを展望できる場所から眺めるのは、「まとめ」になるような気がします。

  クリスチャンとして生きた私の母方の祖父、伯父、そして母のエピソードなどもお話しすることができ、私自身も「葉っぱ塾」が平和の問題にこだわり続けるルーツについて再認識する機会となりました。

  「長井」なんて聞いたことも、どこにあるのかもわからなかったという方がほとんどでしたが、この3日間の研修で、「特別な町」と思ってくださるようになったら嬉しい限りです。




  ☆『広い河の岸辺コンサート』第3回!
        チケットが残り少なくなっています!

8.31長井公演チラシ表面



  ☆「葉っぱ塾こんなことできます2019」


  ☆好評、三刷! やぎりんの新著『わくわくオーケストラ楽器物語』!『わくわくオーケストラ音楽物語』表紙



  ☆「葉っぱ塾」のリーフレットできました!
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  ※配布にお力添えください。

  ☆「葉っぱ塾の被災地支援活動中間報告」


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2018年08月03日

☆★大正大学の若者たちと「交差」する

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<高台から見た散居集落>



        「平成30年7月豪雨」
 モンベルの「アウトドア義援隊」への活動支援(お願い)




  東京の大正大学の学生たちが長井で研修しています。

  7月29日に第1班、8月1日には入れ替わりに第2班が長井にやってきました。

  人間学部の1年生たち、各班30名ほどが最初に長井市にやってきたときの「長井市概論」のようなお話しを私が担当しています。

  大正大学が長井市内に持っているセミナーハウスの近くに高台があって、長井の様子を俯瞰することができます。

  バスから降り立った学生たちをまずはここに案内し、長井市の全体像を把握してもらいます。


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<堆肥を作る実験をする学生たち>


  学生たちは長井に来る前に「レインボープランのまち、長井」を少しだけ学んできます。

  生ゴミを堆肥化するプラントを立ち上げることに尽力された菅野(かんの)芳秀さんが全体のコーディネーター役です。

  高台から降りた学生たちに、菅野さんは「山の神」と称する堆肥を仕込む「実験」をさせています。

  少量の土、糠、おがくず、そして水。

  これらを混ぜて通気性のある袋に入れて、2日後にそれを開けてみようというわけです。


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<菅野さんの話に耳を傾ける学生たち>


  宿に入った学生たちに、まずは私が長井市やその周辺の地理、自然、歴史、文化、産業などを概論的にレクチャー。

  全員が、山形県長井市など、聞いたこともなかったそうです。

  そんな彼らが4日目に、研修成果を班ごとに発表します。

  第1班の発表を聞きましたが、初めての訪問者としてはまずまずの内容ではなかったかな、と聞いていました。

  滞在中、様々な人に会い、話を聞き、長井の味を舌で感じてゆきます。

  その体験は「種」。

  その種がいつ発芽し、どんな花を咲かせることになるのかは、これからの彼らに任されています。





  ☆「木星音楽団」長井公演は9月29日!9-29チラシ最終版



  ☆「葉っぱ塾」当面の予定


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『わくわくオーケストラ音楽物語』表紙


 
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2017年08月24日

☆★シスターさんたちの研修会雨降らず終了

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<23日の「ふるさと展望台」からの眺め>


  「日本カトリック総長管区長会 生涯養成運営委員会 長井市レインボープラン体験学習」というのが正式の名称である研修のお手伝いを23日にお受けしていました。

  おいでになったのは全国のカトリック教会のシスターさんたちの中でも、指導者の立場にある方々のようでした。

  最終日が「葉っぱ塾」の担当。

  女性ばかり16名のみなさんを最初にご案内した場所は、お隣飯豊町にある「ふるさと展望台」。

  2日間長井市の中を見てくださったみなさんに、ぜひ長井市を俯瞰していただきたかったのです。


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<「古代の丘資料館」で>


  「野川まなび館」に移動し、長井の四季の風景を写真で見ていただきながら、長井の自然の特徴や、水とのたたかいの歴史などもお話ししました。

  「縄文村」にある「古代の丘資料館」では、皆さん熱心に展示物を見てくださっていました。

  南米にも縄文土器と似たようなものがあるのはどうしてか、という質問を受けました。

  これについては、写真家星野道夫さんのエッセイを読んでいたことが役立ちました。

  「あ、そのことは『地球交響曲』にも出てきましたね!」という声もあって、なんだか嬉しくなりました。


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<「土偶広場」で>


  土偶広場はどんな人でも心が解放される場所です。

  強化プラスチック製のレプリカではあっても、表情の豊かさが、人の気持ちを和ませるのです。

  おにぎりの昼食の前に、みなさんで賛美歌を歌い、「アーメン」と声をそろえられました。

  これがクリスチャンの方の「いただきます」なのですね。


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<「おせきの碑」を訪ねる>


  「羽前成田駅」に向かう途中で、「おせきの碑」に立ち寄りました。

  「栃の木堰」という用水路を掘削し、整備するにあたって人柱に立てられた若い娘「おせきさん」を偲ぶ記念碑です。

  成田駅の待合室では、「とちの木ぜき」という紙芝居をみなさんに披露しました。

  私は読むのに手一杯で気づきませんでしたが、涙ぐんで聞いてくださったシスターさんもいらっしゃったそうです。


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<羽前成田駅で長井線の列車を見る>


  紙芝居が終わるのを待っていたかのように、フラワー長井線の下り列車が入線してきました。

  錆びかかった線路をご覧になって「列車が走っているのですか?」とお尋ねのシスターさんにも、走っていることを証明できました。


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<「川のみなと長井」に展示されている獅子頭>


  最終日とあって、最後は道の駅「川のみなと長井」にご案内。

  今は、伊佐沢の渋谷さんが作られた巨大な獅子頭も展示されています。

  野川の洪水と黒獅子舞のことなどもお話ししましたので、ちょうどよいタイミングでした。

  買い物を終えて出てこられた方々とお話しをしていましたら、長崎、広島、宝塚、横浜、東京、南相馬、岩手などから今回の研修においでになっておられたのでした!

  そうそう、ペルーご出身のシスターさんもいらっしゃいました!

  弟がケーナ奏者であることや、『コンドルは飛んでゆく』の話題で盛り上がりました。

  全国から集まられたみなさんに、「葉っぱ塾」のことをちょっとだけ宣伝。

  これからどんなふうにつながってゆくのか楽しみです。

  朝方まで降っていた雨も、結局は終了までは降ることなく、青空さえも顔をのぞかせました。

  長井においでくださってありがとうございました!





  ☆「木星音楽団長井公演」は10月14日!
木星長井公演2017チラシ最終


   【チケットのお申し込み】 葉っぱ塾 八木
           電話090-5230-8819
           happa-fy★dewa.or.jp
        (送信の際は★を@に変えてください。)


  ☆佐川国税庁長官(前財務省理財局長)の罷免を求める署名


  ☆「葉っぱ塾の被災地支援活動中間報告」



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2013年09月12日

☆★大学生の長井研修

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<葉っぱ塾の田んぼを見学>


  昨日午後はひさびさにいただいた「仕事」でした。

  9日から長井を訪問している大東文化大学の学生たちと3時間あまりを一緒に過ごしました。彼らは長井市の「レインボープラン推進協議会」を窓口に、長井の町づくりを学ぼうとやってきたのです。


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<土偶広場で木と戯れる>


  「自然体験」というのが私に与えられたテーマでしたが、この地域で「葉っぱ塾」のような活動がどんな意味をもっているのかを伝えることが、町づくりの一つの側面を学ぶことになると考えてご案内しました。

  「葉っぱ塾」の田んぼでは、農家と消費者とがオーナー制度を介してつながる可能性について話をしました。


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<竪穴式住居広場で>


  また「古代の丘」では、古い時代からこの地に人が住み続けてきたことの意味について、また、川と人間の生活の関連について話しました。

  古い時代から、水は大切な資源でありながら、人々は洪水とたたかわなければなりませんでした。そのことがこの町の形成にどんな影響を与えてきたのかを考えてもらえたでしょうか?


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<「古代の丘資料館」でのまとめ>


  最後に、長井のこの季節や出会った人々の印象などを、2つの色にこめて表現してもらい、この日の午後のまとめとしました。

  青系統の色には、澄んだ秋の空やきれいな水、黄色系統の色には稲刈りを間近に控えた田んぼの稲やたくさんの季節の野菜、赤系統の色には、地域の人たちの情熱の印象が込められていたようです。

  将来の彼らの仕事の中に、この地を訪ねた経験が何らかの形で生きてくることがあれば嬉しいです。


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2012年11月05日

☆☆☆明大生のフィールドワーク in 長井

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<発表の資料の一コマ>


  明治大学農学部の3年生の学生10人と引率の先生が、長井市に1週間余り滞在してフィールドワークに取り組んでいたことを、私は知らないでいました。

  市内で出る生ゴミを堆肥化し、それを農家が生産に利用するという「レインボー・プラン」が実践に移されて15年ほどになるのですが、その推進の中心におられる菅野芳秀(かんの よしひで)さんから、最終日の2日前にお電話をいただいたのです。「学生たちの発表を聞いてほしい、懇親会にも出てほしい」とのことでした。ちょっと風邪気味ではありましたが、めったにない機会でしたので参加してきました。

  学生たち10名は、3つのグループに分かれ、15年を経過した「レインボープラン」の現況や街づくりの方向性などについて各方面に取材し、それについての市民の意識もアンケート調査を行ったりしています。


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<講評する参加者Mさん>


  大学生たちは、「批判的に提言する」という姿勢を明確に、1週間の活動の成果をまとめて発表してくれたのですが、細かい点では不備を感ずるものの、1週間でよく問題点を洗い出し、「提言」にまで結びつけたものだと感心する内容でした。

  「心を病んでいる学生たちのセラピー基地として、長井市の農業と連携できないか」などという提案は、まさにグリーンツーリズムの発想です。「レインボープラン」には、市がかなりの力を注いで推進してきてはいましたが、グリーンツーリズムのほうは、全くやっかいもの扱いにされてきていました。「葉っぱ塾」はかろうじて細々とその道を歩んでいるわけですが、その活動を通じて発している声をなかなか聞き取ってもらえないことに前途多難さを感じていたのです。

  参加者のMさんは、福島からの避難者で、長井市に今後定住しようと農業と関わりを持ち始めた人ですが、学生たちの提案に新鮮なものがあると講評していました。学生たちもそうですが、「外」から来た人たちのほうが、本当の問題点に気づきやすいという面があるのかもしれません。


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<明大の学生たち>


  学生たちは、個性と若さに満ちていて、可能性を感じました。農学部の学生とはいえ、すぐに「農業をやります」とはいかないのでしょうが、地方における農業のもつ可能性と危機について学び、そこに関わる人々の生の声を聞いたことは、彼らの将来に何かしら影響を与えることになるのではないでしょうか。


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<懇親会での菅野さん>


  長井市の「レインボープラン」については、個人的にはその意義は十分認識していますが、それに関わる市民の有志の輪が「閉じている」ということをずっと感じてきました。行政のレベルでもそうですが、「外から入ってくる人にどう対応してゆくのか、ということは、人口減少の長井市においては、「タテ割り」などしている場合ではない、街づくりの根幹に関わる問題です。

  私たちグリーンツーリズムに関わる少数の人間もいっしょに考えるべき課題がたくさんあると思っています。菅野さんから、最終日の「酒飲み要員」としてだけのご案内だったのはちょっと残念ですが、学生たちの素晴らしい報告内容に免じて許すことにいたします。

  今回来市した学生たちは、なかなか個性的でした。さまざまな面で日本のトップレベルにあるということも話題になりました。いまどきの学生はなかなか優秀です。今後、大きな組織の中に埋もれることなくその個性の輝きを発揮していってほしいと願っています。
 

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