三日月
2023年11月20日
☆★冬は澄んだ空に月や星を見る
<「神無月五日」の月(11月17日)>
冬になると、日本海側は雲がかかることが多くなります。
しかし、強い季節風の合間に、驚くほど澄んだ空が広がることがあります。
11月17日の夕方もそんな空でした。
♪ 木枯らし途絶えて 冴ゆる空より〜
雲が空を覆う日が多いからこそ、青空や太陽、そして星空のありがたさがわかるというものです。
夕方、南の空に「三日月」が見えました。
写真を撮ってから月のカレンダーで確認すると、「神無月五日」の月でした。
ですから三日月ではなく五日月なのですが、月齢が3.7ということでしたので、まあまあ三日月のようなものです。
ちぎれ雲が動いてきてなかなかすっきりとは見えませんでしたが、夕方の空をしばらく眺めていました。
西暦のカレンダーだともうクリスマスや年の瀬が迫っているのですが、月の暦ではまだ余裕です!
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2020年08月23日
☆★「文月三日」の月を撮る〜まもなく「七夕」
<「文月三日」の月>
8月21日は「月の暦」では「文月三日」でした。
したがって、この日のお月様は当然三日月だったわけです。
月のカレンダーによれば月齢が2.0となっていましたから、見た目は三日月よりも細かったということになります。
この日の月は、太陽を追いかけるように西に移動しますから、太陽が沈んだ西の空の低い位置にありました。
夕暮れを待って、カメラに三脚をつけて月が見える場所に行ってみました。
私のカメラはポケットに入るほど小さなデジタルカメラですので、ズームを使っても月のクレーターが見えるほどにはなりません。
月だけを撮っても、画面の中で月の大きさはほんの小さくしかみえないので、「他の何か」を入れたいと思って場所を探したのです。
ちょうど近所の家の屋敷林の杉の木の上に月がかかる場所を探して撮ってみました。
星空モードで、シャッター開放は4秒。
2秒タイマーをセットして撮影するのは、シャッターを押すときのブレの影響を防ぐためです。
三日月の明るく輝いている部分は、月の表面が直接太陽の光で照らされています。
そして薄暗く丸く映っている部分は「地球照」といって、太陽の光が地球で反射され、その光が月に当たっている部分です。
試しにシャッター開放を8秒とか10秒にして撮ってみると、その間に月がより大きく動くので、明るくは撮れますが、シャープさがなくなってしまいました。
23日の月の入りは午後9時過ぎですので、午後8時ごろには西に傾く「五日月」(月齢は4.0)が見られるはずです。
天気はどうでしょう?
あさっては「文月七日」で本来の「七夕」です!
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2019年08月05日
☆★猛暑の中を大朝日岳へ!〜モンベルツアー1日目
<主稜線を歩くみなさん>
8月3日から4日の二日間、モンベル主催の大朝日岳登山のガイドを務めてきました。
天気予報では2日間雨の心配はないとのことでしたが、暑さが大敵となりそうな気がして、張り詰めた気持ちでみなさんと合流しました。
古寺鉱泉を出発して2時間あまり経って最初の水場で、お一人の方が体調不良で下山されました。
前泊した旅館の夕食がお腹にきたということをおっしゃっていました。
大朝日岳はそんな体調で登れる山ではありませんから、リタイアーはいたし方のないことでした。
休憩の回数を多くし、発汗で失われる水分塩分への配慮を怠らないよう注意しながら歩き、私たちは9時間近くかかって大朝日小屋に着きました。
水場が3か所ある古寺ルートのありがたさを痛感する暑さでした。
<「金玉水」方向から見る大朝日岳>
日が長い時期とは言え、ゲストのみなさんの食事を準備することを急がねばなりませんでした。
小屋への到着が予定よりも2時間近く遅れてしまったからです。
私は小屋番のTさんからザックをお借りして、PETボトルや水筒に調理用の水を汲むために「金玉水」へと下りました。
水温3℃という冷水は、ちょっと手を浸すとちぎれてしまいそうな冷たさです。
こちら側に下りた者しか見ることのできないピラミダルな大朝日岳が、西に傾く太陽に照らされていました。
<「金玉水」周辺のヒナザクラ>
「金玉水」への斜面は、古寺鉱泉から登ってくるルートとちょっと異なった植生が見られます。
その最たるものは雪が解けて間もない場所に咲いていたヒナザクラです。
先日の鳥海山や月山でも見られた花ですが、朝日連峰ではどこにでも咲いている花ではないでしょう。
<夕食は「置賜風いも煮!>
私が水汲みに行っている間、スタッフのNさんがてきぱきと夕食の準備を進めてくれていました。
事前の打ち合わせを行い、購入する物品の種類や量を細かに決めていました。
小屋でお借りした大鍋いっぱいのいも煮に投入された牛肉の量に、参加者一同驚いておられました。
しかしこのいも煮、私たちを入れて16名で、完食しました!
牛肉でしょうゆ味、砂糖やしょう油は「いいかげん」という私流味付けは大成功でした。
県外からの参加者が多くおられましたから、一層喜んでいただけたようです。
<日没直後の西の空>
食事が終わる頃、太陽が西に傾いてゆきました。
みなさんそれぞれスマホやカメラを持って外に出てゆかれました。
風もそれほど強くなく、いい夕暮れとなりました。
この日は土曜日でしたから、あちこちで花火大会があり、「花火見えた!」と語るゲストもいらっしゃいました。
稜線上の小屋に泊まらなければ見られない風景。
小屋泊まり登山は大変ではありますが、こうした風景は登山の醍醐味の一つです。
<「文月三日」の三日月!>
8月3日は「文月三日」でもありました。
太陽が沈むと間もなく赤みを帯びた「三日月」が西の空に沈もうとしていました。
午後8時の消灯前、小屋番のTさんが管理人室に誘ってくださいました。
お会いしたことはあってもお話しするのは初めてだったのですが、朝日が大好きという思いが私の心に伝わってきました。
消灯後小屋の外に出てみると、ゲストの方々数人が、星空を眺めていらっしゃいました。
明るく輝く木星の近くを人工衛星が通過してゆきました。
東京から参加の若い女性ゲストは、「人工衛星、初めて見ました!」と感激しておられました。
そして流れ星。
思わず声が出ます。
20キロのザックを背負って登った心地よい疲労が私を眠りへと誘ってくれました。
※はがちゃんの応援に感謝!
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