日本国憲法

2022年12月19日

☆★「防衛」政策転換に強く抗議!〜外交力を発揮しほんとうの平和を目指せ!

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<『週刊金曜日』12月16日号表紙>


  ☆「葉っぱ塾」は、12月18日、以下のメッセージを
      首相官邸あてに送付しました。


  12月17日の朝刊の第一面は「戦後日本の安保転換」という大きな見出しでした。

  寒々としたのは、冬の朝の気温のせいばかりではありませんでした。

  私が定期購読しているマイナーな雑誌『週刊金曜日』の最新号は、この防衛問題に焦点をあてた特集でした。

  記事を読んで「やはり」と感じたのは、アメリカが背後にあるということ。

  「背後」といえば後ろめたさに身を隠しているような印象ですが、もう、堂々としたものです。

  日米関係を例えれば、大暴力団から睨まれている小さな組とでも言えばよいのでしょうか。

  「友好関係」とは名ばかりで、自国の暴利のために不平等な条約を押しつけ、自国では持て余している古い兵器を買わせようとしているのです。


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<記事の一部>


  たとえばこんなものもあります。

  三沢基地に常駐することになる米国人技術者40人の生活費が一年で30億円だというのです。

  一人あたり7500万円!

  これはもう、ゆすり・たかりの範疇です。

  普通の人間関係であれば、「もうこんな人とのお付き合いはやめよう」となるはずです。

  今回の「大転換」が国会で十分な審議をされることもなく、国民に信を問われることもなく進められたことに、私は強く抗議します。


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<記事の一部>


  こんな武器を身にまとうその先に本当の平和はあるでしょうか?

  本当の平和とは、武器などなくても人々が安心して暮らせることです。

  こういうことを言うと、「お花畑的な考え方」と評されることがありますが、政治が外交力を駆使してそうしたほんとうの平和を目指さないでどうしますか。

  食料やエネルギーの多くを他国に依存しているこの国が周囲の国と戦争を行った末にどうなったか。

  私たちの国は1945年にそれを体験したはずではありませんか。

  私の「葉っぱ塾」がテーマとして掲げているのは “おとなも子どもも森で遊べ” というものです。

  実はその裏側に隠れたメッセージがあります。

  それは、「遊んでいられる平和が大事!」ということです。

  首相はじめ国政に携わる政治家たちには「日本国憲法」に従ってその責務を果たすことを強く求めます!

   2022年12月18日 葉っぱ塾代表 八木文明







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2022年03月22日

☆★松元ヒロ、オン ステージ!〜「テレビで会えない芸人」

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<映画チラシ>


  日本国憲法を語るうえで、この人ははずせないと思うのが、芸人の松元ヒロさんです。

  テレビばかりを見ている人はたぶん知らない人です。

  なぜなら、彼のキャッチフレーズは「テレビで会えない芸人」というものだからです。

  このたび、松元さんの故郷の鹿児島テレビが制作したドキュメンタリー映画『テレビで会えない芸人』が山形でも公開され、観てきました(フォーラム山形で上映中)。

  「ザ・ニュースペーパー」というグループで活動していた頃はテレビにもかなり出演していたそうですが、90年代終わりごろ、彼は舞台の上で生きて行くことを選びます。

  当初は政治家の名前をそのままテレビでしゃべっていたものが、次第にそれに制限が加えられるようになったことがきっかけの一つだったようです。


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<上映会場入り口>


  松元さんは永六輔さんや立川談志さんにその芸を認められていました。

  永さんの晩年、永さんのラジオ番組にゲストとして招かれたとき、永さんは体調が悪く、お休みになられていた時だったそうです。

  「永さんから松元さんにメッセージを預かっています。『9条をよろしく!』とのことです」。

  松元さんが、政治を見る観点、そして憲法をテーマにステージを作り上げるための重要な出来事だったのですね。

  松元さんが「日本国憲法」になり切って語る出し物「憲法くん」はもう20年以上取り組み続けているそうですが、何度聞いてもこれは圧巻です。


   ※「憲法くん」(ダイジェスト)動画


  今、世界が混乱の中にあるとき、この憲法を持つ私たちの国、そして国民である私たちこそが、平和への貢献をしなければならない。

  一歳年上の松元さんに、背中を押された気がしました。







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2019年08月15日

☆★敗戦から74年、台風も接近〜きょう8月15日

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<盛りを迎えたハス(白鷹町浅立地内)>


  きょうは8月15日。

  してはならなかった戦争に終止符が打たれた日です。

  誤った政治、それに追随したメディア、個人を尊重しなかった教育などが互いに補完し合って、最悪の結末に国民を引きずり込んだことを改めて思い起こしましょう。

  14日のニュースの中に、靖国神社が天皇(現上皇)の参拝を求め、宮内庁がこれを断っていたというのがありました。

  何とかして「お墨付きを得たい」ということだったのでしょうか?

  日本国憲法を遵守すべき公務員でありながら、公然と「改憲」を叫んで憚らない人たちにとっては、何とか参拝を実現させたいという思いもあるのでしょうが、天皇の政治利用につながることになりかねません。

  きょう(15日)午後7時30分から「2.26事件」を扱ったNHKスペシャルが放送されるようです。

  新たに発見された資料に基づく放送とのことで、期待しています。

  歴史を振り返るときに、「資料が残されている」というのは大切なことですね。

  改竄、隠蔽、廃棄。

  とんでもない犯罪と言わねばなりません。

  台風10号が近づいて、西日本への影響が出始めています。

  どうぞお気をつけて。

  「葉っぱ塾」は明日から「福島っ子ガールズキャンプ」。

  こちらの日程にも影響が出そうです。




  ※はがちゃんの応援に感謝!




  ☆『広い河の岸辺コンサート』第3回!
     チケット発売を開始しました!

8.31長井公演チラシ表面



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2019年05月03日

☆★『福島のお母さん、いま、希望は見えますか?』と憲法13条

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<『福島のお母さん、いま、希望は見えますか?』カバー>



   ◆「安全登山入門編2019」参加者募集中!



  きょうは5月3日。

  「憲法記念日」です。

  大型連休に埋もれてしまって、どうして祝日なのか考えてもらえなくなってはいないでしょうか?

  「日本国憲法」の第13条は、「個人の尊重と公共の福祉」というタイトルで、条文は以下のようになっています。


  第十三条 すべて国民は、個人として尊重される。

      生命、自由及び幸福追求に対する国民の

      権利については、公共の福祉に反しない

      限り、立法その他の国政の上で、最大の

      尊重を必要とする。



  先日読み終えたフリーライター棚澤明子さんの著書『福島のお母さん、いま、希望は見えますか?』(彩流社 ¥1800+税)を読み終えて真っ先に思ったのは、憲法のこの条文のことでした。

  8年前に起こった原発事故で、大きく人生を変えられてしまった9人のお母さんたちへのインタビューが載せられています。


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<山の桜と新緑>


  この本のタイトルは「希望は見えますか?」という疑問文になっています。

  これはもちろん、著者からインタビュー相手のお母さんたちへの問いかけですが、読み手の私たちへの問いかけにもなっているような気がします。

  9人のお母さんたちは、それぞれの場で必死に毎日を生きておられます。

  その生き方そのものにかすかな希望があると言えないこともないのですが、私は、憲法13条の条文に照らしたときに、普通のお母さんたちが、「かすかな希望」しか持ち得ない中で日常生活を送らねばならないことに愕然としたのです。

  ここには紹介されなかった何万人という福島のお母さんたちそれぞれに、苦しみや悲しみがあるはずです。

  私たちの責任は、それを過去のものとせず、原発事故と同じように現在も続いているものだと認識することだと考えています。

  そして、私たちの国の政治が「憲法」に沿って行われているのかを厳しく見極めてゆかなければなりません。




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2017年05月03日

☆★憲法記念日に、松元ヒロ著『憲法くん』を読む

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<『憲法くん』表紙>



☆「葉っぱ塾」は「共謀罪」の成立に強く反対します! 賛同署名に   ご協力ください。



  きょうは「憲法記念日」です。

  日本国憲法が施行されてからちょうど70年目にあたります。

  この憲法が、私たちの国を「守って」きたことを疑う余地はまったくありません。

  多くの国々で国内紛争が起こり、また近隣諸国との間で戦争が行われ、大国が小国を蹂躙したことがあっても、私たちの国が戦争の惨禍に巻き込まれることがなかったことは、世界に誇ってもよいのではないでしょうか。

  その「憲法」が、今の政権によって改変されようとしていることに、私は心痛める者です。

  芸人の松元ヒロさんが、昨年末『憲法くん』という本を出されました。

  この本は「憲法くん」が「自分」について語るという設定で書かれています。

  武田美穂さんの絵がたくさん、というよりも、武田さんの絵の中に、松元さんの言葉がちりばめられているといった感じです。


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<「現実を理想に近づけるように」のメッセージ>


  この本の中に、私がいつも思っていることをそのまま書いてくださったようなページがあります。


   わたしというのは、
   戦争が終わったあと、
   こんなに恐ろしくて悲しいことは、
   二度とあってはならない、
   という思いから生まれた、
   理想だったのではありませんか。

   理想と現実がちがっていたら、
   ふつうは、
   現実を理想に近づけるように、
   努力するもの
   ではありませんか。



  今の安倍政権になってから、この憲法をないがしろにするような政策がどんどんと進められてしまいました。

  戦争に巻き込まれていない今の状況がいつまで続くのか、不安でならない世の中になってきてはいませんか?

  松元ヒロさんが、この本の本文の中に「日本国憲法前文」を入れてくださっています。

  改めて読んでみて、素晴らしいと思うのは、この憲法が「全世界の国民が、ひとしく恐怖と欠乏から免れ、平和のうちに生存する権利を有することを確認」していることです。

  わが国だけが平和であればよいという視点ではないのです。

  この憲法がうたい上げている理想に、少しでも近づくような政治でなければならないと感じています。

  なお、この本には、安倍首相にも読まれることにも配慮したのか、全てルビがふってあります。

  松元ヒロさんのパフォーマンスのダイジェスト版をご覧ください。







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2016年12月08日

☆★12月8日に思う沖縄のこと〜後ろめたさを伴って

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<『通販生活』2016冬号表紙>

  
  きょう12月8日は、1941年のこの日、日本軍が真珠湾の米軍艦隊を奇襲攻撃し、無謀な太平洋戦争へと突き進んでいった日です。

  忘れてはならない節目の日として記憶し続けたいものです。


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<おすすめの1冊です>

  
  先日、しばらくぶりに市内の書店に行って、来年の手帳や年末年始の時刻表などを購入しました。

  ぐるっと店内をまわってみたら、『通販生活』が目に留まりました。

  以前、定期購読していたときもありましたが、最近はご無沙汰していました。

  この雑誌のしっかりした「主張」が好きでしたから、この日「2016冬号」も購入してきました。


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<北上田源氏の写真>


  連載記事の中に「広河隆一の写真は語る 22 日本のいやらしさを映す鏡」と題したページがありました。

  そこに掲載されている写真が上にアップしたものです。

  北上田源氏の写真とありました。

  今年の7月22日に撮影されたものでした。

  そのキャプションには次のように書かれています。

  「沖縄・高江の米軍北部訓練場N1ゲート前を埋め尽くし、ヘリパッド建設に反対する住民らを力づくで排除する機動隊」、と。

  沖縄のことを語ろうとすると、二重三重に、後ろめたい思いがあります。

  基地を押し付けている本土の人間の一人として、また、沖縄の市民と何らつながりももたずに傍観する者として。

  インターネット署名をするにはしましたが、それで終わっています。

  しかし、言うべきことは言っておかなければなりません。

  市民が、身近な問題に対して声を上げることは憲法でも認められている正当な権利です。

  沖縄の人々は国政選挙において、しっかりとその「意志」を表明してきました。

  政治家も機動隊員も公務員ではありませんか。

  公務員が最も尊重しなければならないものは「日本国憲法」です。

  公僕である公務員が、主権者を力で抑え込むようなことはあってはならないことです。

  ましてや「土人!」などという言葉を主権者に投げつけるとは言語道断です。

  広河さんは、写真に添えられた文章の最後で、次のように述べておられます。


   沖縄というレンズを通すと、国民も政府もごったまぜの日本のいやらしさが見えてくる。

   この権力構造を満喫する本土の人間を沖縄の人々は「ヤマトゥ」と呼ぶ。

   沖縄は、日本の姿を映す鏡でもある。

   しかし本土のほとんどの人は、本当の自分の姿を見たがらない。

   高江の道路を埋め尽くす機動隊が、何を守り、何を裏切っているのかは明らかだ。



  私たち一人ひとり、何ができるかを真剣に考えなければならないと思っています。





 ☆ウォン・ウィンツァンさん『光を世界へ』
 


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2016年07月28日

☆★都知事選で問われている憲法、原発

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<2013年2月、伊達市内での放射線量表示>



  今、東京都知事選挙が展開されています。

  東京都のことではありますが、そこには福島のことも密接に関連しています。

  原発の再稼働が必要だと明確に語る候補もいます。

  福島から東京に避難して生活しておられる一人のお母さんの声に耳を傾けてください。

        * * * * * * * * * * *

  私は、6年前、福島から、この東京に避難してきました。幼い子ども達を被曝から守るためです。

  そして、気付いたら、避難者という名の、社会的弱者になっていました。夢にも思わなかった、理不尽で、切ない暮らしが始まりました。

  ローンで買った庭付き一戸建てのベランダには、今でも1万Bq/kg以上の汚染した土が溜まります。国が黙殺する土壌汚染。テレビに出ない現実の数値を知る私は、とても子どもを連れて帰ることなど、できません。

  しかし、避難者だというだけで、刺すような言葉が飛んできます。

  物乞い、復興の妨げ、歩く風評被害、税金の無駄遣い。あらゆる言葉が突き刺さりました。

  でも、私は、将来この国に生まれてくる子ども達の健康を守りたい。今、病気が出ているか否かの問題ではありません。母として、一人の大人として、子々孫々を被曝から守りたい。

  今は、その一心だけで、避難を続けています。

  私は、普通に大学を出て就職し、結婚して、福島に家を建て、子どもに恵まれ、ごく普通に暮らしていました。ずっと続くと思われた、その、当たり前の生活は、福島原発事故による放射能汚染によって、一瞬にして奪われました。

  私達は、いつ何時、社会的弱者になるかわかりません。災害で、事故で、病気で、ふいに今の生活が壊されたとき、行政がそれを助けてくれるかどうかが問われるのです。

  鳥越さんは、そんな弱者の声を真剣に聞き、弱者に寄り添った都政をする、唯一の候補者です。

  私達は、元気な時、普通に暮らしている時は、政治に無関心でいられます。でも、社会的弱者になった時、自分が生きるために、 政治が必要になるのです。

  でも、そうなってからでは、間に合わない。間に合わなかった。

  私も5年前までは、政治に無関心でした。こんなところでマイクを持つ人間ではありませんでした。

  でも、今、この東京に暮らす5000人の避難者の命のために、そして、この東京の、ごくふつうの人達の生活を守りたくて、震える足で、ここに立ちました。

  私が住んでいる避難住宅は、あと半年で国によって追い出されようとしています。お金の無い人は、避難住宅から追い出されたら生活ができません。

  福島へ戻って被曝を受け入れるか、この東京で貧困に陥るかの、苦しい選択を迫られます。

  特にこの5年間で認知症になってしまった人、心や体が病気になってしまった人は、引っ越すことすら出来ません。

  無理に転居させれば、更に症状が悪化し、餓死や熱中症によって死んでしまうかもしれない。

  そんな絶望的な避難者を、一体誰が助けてくれるのでしょうか?

  鳥越さんしかいないんです。原発事故の教訓を受け止め、はっきり反対の立場を取ってくださる鳥越さん。

  憲法を守り抜くことによって、私達の生きる権利を守ってくれると、断言しているのは、鳥越さんだけなんです。

  私は、何度も舛添都政に、弱い人を追い出さないでくださいとお願いに行きました。命がかかっているんです、と。

  でも、東京都は 聞き入れてくれませんでした。
 
  被曝して、生業を失って、生きがいを失って、無理解と理不尽の絶望の5年間で、身も心も壊れてしまった人々を、東京都はそれでも、避難住宅から追い出すという方針を変えてはくれませんでした。

  でも、今度は知事が替わる。東京が変わるかもしれない。私達は、文字通り、自分達の命を、鳥越さんに託しました。

  今の日本国憲法では、権力を持つ人は、私達から健康に生きる権利を奪えないようになっています。だから、私は、日本国憲法だけを心の支えに、今の生活に耐えています。

  でも、自民党の改憲草案を見たら、震えがきました。もしも、あれが憲法になってしまったら、もう、私達の生活や、心、そして健康を守ってくれるものはなくなります。

  改憲を阻止し、憲法を守ることで、命を守る。それを首都東京から発信してくれる鳥越さんこそが、この国に求められている新しい都知事です。

  先の参院選では、福島県民は、現職の大臣を下し、野党共闘の候補を国会へ送りました。東北と沖縄はもう目覚めています。

  散々辛い思いをして、アベ政権が自分達を救わなかったことに気付いたから。政治に無関心ではいられなくなったからです。

  私は福島の無念が生み出した、新たな希望を、東京の皆様に引き継ぎたいです。

  どうか、私達の命のために、そして皆様の命のために、東京都知事には鳥越さんを、鳥越俊太郎を、どうぞよろしくお願いいたします。

  ありがとうございました。

       * * * * * * * * * * *

  どんな地方選挙であったとしても、「日本国憲法」というところに収束してゆきます。

  憲法はその25条で、次のように宣言しています。

  「第二十五条  すべて国民は、健康で文化的な最低限度の生活を営む権利を有する 」と。

  福島のお母さんの叫びは、国民として当然のことを求めているに過ぎません。



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2016年05月06日

☆★政権の動きにセンサー研ぎ澄ませよう!〜憲法を守る小さな取り組み

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<3日付けの新聞に載った全面広告>


  5月3日は「憲法記念日」。

  このところ毎年、この日に全国紙の一面に「意見広告」を載せる市民運動があって、私も1口協力していました。

  掲載された市民や団体の数は11000名ほど。

  文字の濃淡を使って、「戦争させない」という文字が浮き上がっています。


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<自分の名前も発見!>


  今年は都道府県ごとに氏名が掲載されていましたので、自分の名前はたやすく見つけられました。

  米粒ほど小さな一人一人の名前が集まると、新聞一面にもなる!

  市民運動とはまさに、そうした小さなことの積み上げだとつくづく感じます。

  今できることを、少しだけやる。

  そしてそれを続ける。

  そのことが周りの人たちに、ちょっとだけ伝わる。

  「改憲」をもくろむ勢力が政権をとっているこの国ではありますが、改憲を望まない人々が半数をゆうに超えているという調査もなされています。

  とりわけ「第9条」は、私たちの国ばかりでなく、今や世界の人々が注目するものとなっています。

  政権は、「第9条」を改正するのは困難と見て、「緊急事態条項」などを加えて、国民の権利を制限しようとしています。

  そうした動きにセンサーを研ぎ澄ませていたいものです。

  「葉っぱ塾」の大きなテーマは「おとなも子どもも森で遊べ」。

  その裏側にある “遊んでいられる平和が大事” をこれからもしっかり実践してゆこうと考えています。









    ☆モンベルの「アウトドア義援隊」、熊本への支援活動開始!

「アウトドア義援隊」熊本支援 その1

<熊本で活動する「アウトドア義援隊」のメンバー>


    ☆「いちよ・たかこ・やぎりんトリオ」飯豊、寒河江公演

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2016年04月30日

☆★地球市民の立場に立つ日本国憲法〜松本ヒロさん大いに語る

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<『週刊金曜日』4月29日号>


  先日、私の弟のブログに、5月31日に松元ヒロさんと同じステージに立つという速報記事がアップされていました。

  政治ネタで私たちを笑わせ、しっかり筋が通った主張をする人として尊敬していました。

  そういう人と一緒にステージに立てるのは素晴らしいことです!

  一昨日届いた『週刊金曜日』4月29日号を読んでいましたら、その松本さんの談話が掲載されていました。

  あまりにも素晴らしい内容でしたので、みなさんにもご紹介します。



  ★国なんて小さい 地球規模で考えよう

                        松元ヒロ


  「日本会議」とか「美しい国ニッポン」とか、やたら日本にこだわる人たちを見ていると「スケールが小さいなあ」と思うのですよ。

  もっと世界とか、地球規模で考える時代ですよね。

  私は日本国憲法の「前文」を暗誦するパフォーマンスをやっているのですが、暗誦しながら「なんてスケールがでかい憲法なんだ!」と感動し、「なんて人に優しいんだろう」と感極まって泣きそうになる時もあります。

  だって、「全世界の国民が、ひとしく恐怖と欠乏から免れ、平和のうちに生存する権利を有することを確認」しているのです。

  中途半端な「日本人」ではなく、徹底して「個人」を大事にするから「国」を越えて世界の人々と助け合って生きていこう、となるのですよね。

  こんなに優しくて強い心の日本国憲法を、日本しか考えていない中途半端な人たちが変えようとしています。

  これは「左」か「右」かの話ではないのです。

  「前」に進もうとしてきたこの国を、私は「後」戻りさせたくはありません。

  宇宙から見れば国境線はないというじゃありませんか。

  小さな地球儀で世界を見ないで、ドーンと構えて前に進みましょう!




  5月31日の公演の大成功を願っています。










    ☆モンベルの「アウトドア義援隊」、熊本への支援活動開始!

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2016年03月29日

☆★悪法施行の日に改めて「方向性」を確認する

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<29日付け地元紙の第1面>


  昨年秋、大きな反対運動にもかかわらずに成立してしまった安全保障関連法が、きょう29日施行されました。

  法律の運用が始まったということになります。

  私たちの国のあり方が、「日本国憲法」と大きく異なった方向に踏み出してゆく可能性が大きくなったということができます。

  先週届いた『週刊金曜日』3月25日号に、名古屋の弁護士、川口創(はじめ)さんの談話が掲載されていました。

  川口さんは、私も集団訴訟の原告の一人となった「自衛隊イラク派兵違憲訴訟」団の事務局長を務められた方です。

  あの裁判では、「航空自衛隊のイラクでの活動は、憲法9条1項に違反する。」という違憲判決が確定しています。

  そしてまだ、私たちの憲法は変わっていないのです。

  川口さんは談話記事の最後で次のように語っておられます。

  「今後は、違憲の法律を運用することによって生じる、自衛隊をめぐるさまざまな具体的問題を腰を据えて追及していかねばなりません。それを通じて、この悪法を廃止に追い込むことは可能だと思います。文字通り、闘いはこれからなのです。」

  私たちにできることは、権力者たちが今後どのように語り、行動するのかを、しっかりと見極めること。

  そして、その権力につながる地方の政治のレベルから、憲法に沿う方向性を持つ議員を一人でも多く選び出してゆくこと。

  さらには、声を上げ続けてゆくことだと思います。

  きょうから、福島の子どもたちが「葉っぱ塾」にキャンプにやってきます。

  子どもたちの未来が明るさと可能性とに満ちたものであるように、私は自分の足元から、平和運動を進め続けてゆきます。




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2015年09月19日

☆★「クーデター」に屈せず続ける「小さな抵抗」

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<委員会での強行採決報じる18日朝刊>


  「安保法案」が19日未明に参議院本会議で可決されたとのニュースを見て、改めて「日本国憲法」を読んでみました。

  前文の中に次のような一文があります。

  「われらは、全世界の国民が、ひとしく恐怖と欠乏から免かれ、平和のうちに生存する権利を有することを確認する。

 われらは、いづれの国家も、自国のことのみに専念して他国を無視してはならないのであつて、政治道徳の法則は、普遍的なものであり、この法則に従ふことは、自国の主権を維持し、他国と対等関係に立たうとする各国の責務であると信ずる。」



  これまで何度も読んでいたはずのこの憲法が、自国のあり方について述べるにとどまらず、「全世界の国民」、「いづれの国家も」と、大きな世界観のもとに書かれていることに、新鮮な思いを持って気づきました。

  またその第99条では、「天皇又は摂政及び国務大臣、国会議員、裁判官その他の公務員は、この憲法を尊重し擁護する義務を負ふ。 」とあります。

  しかし、今の国会は、この条文を尊重しているとはとうてい思えない人々によって物事が決められています。

  「これはクーデターだ」と語った研究者がいたとのことですが、まさしく今回のことは、政権を担う人々による、国民に対するクーデターだと思います。

  この国会に足を運び、声を上げてくださっている多くの市民のみなさんには、心から「ありがとう!」を伝えたいと思います。

  主権者として当然の意見表明をする人々を警察権力で抑え込もうとしている。そのことも大きな問題です。

  様々な思いがまとまらないこの一週間でしたが、一つの希望があると感ずるのは、今、私たち国民が「民主主義を闘い取る」ということを経験しつつあるのではないかということです。

  政治は政治家に任せておけばよい。ここ数十年のそうした主権者の態度が、積もり積もって「クーデター」までたどり着いてしまった。

  ならばそれを改めるには、やはり私たちの態度が改まってゆく必要があります。

  身近な選挙から逃げず、憲法を尊重できる人を選んで行かなければなりません。

  一人ひとりの意見表明を恐れず、しっかりと発信してゆかなければなりません。

  どんな弾圧にもしなやかに対応し、非暴力の行動を続けてゆかなければなりません。

   ☆参考:「やぎりんブログ」より〜「集会の自由」妨害かも

  私は、この「クーデター」にけっして屈することなく「小さな抵抗」を続けてゆきます。



  ※なぜ「安保法案」は違憲なのか
             〜日弁連伊藤真さんの意見陳述





※クミコさんの長井市でのディナーショー

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2015年09月14日

☆★「コスモス革命」今日、そしてこれからさらに!〜国会前大行動の朝に

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  今週、もしかしたらこの国の方向性が大きく変わってしまうことが起こるかもしれないという不安と緊張の朝を迎えています。

  配達されていた地元紙の第一面は、前夜開票された山形市長選挙の結果が大きく報じられています。

  自公などが推薦した新人が当選したとのことです。市レベルの問題と国政の問題とは関連しないのだろうかという疑問を抱きながらその結果を眺めました。

  しかし、長野県にある人口5千人に満たない中川村の村長さんが、定例議会の開会の挨拶で述べられた内容は、小さな村であってさえ、国のあり方、進み方と無関係ではないことをしっかりと踏まえた格調高いものです。

  「私たちは70年間憲法を守ってきた。」という声に、最近違和感を覚えるようになりました。

  この「安保法制」が大きな問題としてクローズアップされるようになって思ったのは、どんな立場にある日本国民も、「70年間、憲法によって守られてきた」ということでした。

  とりわけ「憲法第9条」が、世界の中で日本にしかできない貢献のしかたがあるということの足がかりになってきたのです。

  憲法の位置づけは、主権者である国民が、為政者たちの権力の濫用に歯止めをかけるためのものという考えが一般的です。

  しかし今この国では、政治家たちの多くが、この憲法を踏まえない法律を強行に成立させようとしています。

  そのことは、政治家たちの主権者に対する「反乱」以外の何物でもありません。

  9月10日のこのブログ記事でご紹介した、日弁連の伊藤真さんの参議院での参考人意見陳述を、ここで再度アップしておきます。

  なぜ「安保法制」が許されないのか、改めてかみしめたいと思います。





  きょう14日、国会前に多くの人々が集まろうと呼びかけられています。

  勝手に「コスモス革命」と呼ぶことにします。

  いまだかつてない多くの人々が、自分の意志で集まる。その一人一人の背後には、さらに多くの人々の意志があります。

  日本国憲法が目指した理想をけっしてあきらめないという強い気持ちに支えられた人々の声を、為政者たちは聞くべきです。

  憲法第99条にはこうあります。

  「第九十九条  天皇又は摂政及び国務大臣、国会議員、裁判官その他の公務員は、この憲法を尊重し擁護する義務を負ふ。 」

  このことを、為政者たちはしっかりと踏まえた行動をとるべきです。

  静かに風に揺れるコスモスのようにしなやかに、良識ある国民の権力との闘いはしたたかに続いてゆきます。

  ケーナ奏者の弟、八木倫明も、この問題に関わって最新のブログ記事をアップしていますのでご覧ください。


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2015年09月10日

☆★なぜ「安保法案」がダメなのか〜伊藤真さんの意見陳述に学ぶ




  今朝(10日)の新聞を見ると、参議院の安保特別委員会で自民・公明が16日にも採決を強行する構えであると報道されています。

  憤りに心昂ぶる思いでその記事を読んだところです。

  昨日フェイスブックを見ていたら、8日に参議院の特別委員会で開催された参考人による意見陳述に立った、伊藤真さんの動画が投稿されていました。

  時間は16,7分のもので、最後の部分は少し切れていますが、ぜひご覧ください。

  伊藤さんは、「日弁連 憲法問題対策本部 副本部長」という肩書をお持ちです。まさに憲法の専門家です。

  伊藤さんのHPを拝見しましたら、その冒頭にアップされている「ご挨拶」がまた素晴らしいものでした。

  この伊藤さんの意見陳述を直接その場で聞いたはずの議員たちは、どのように思ったでしょうか? 

  伊藤さんがその中で指摘していたように、あなたたちは「違憲状態」の選挙で選ばれてきたということも忘れてはならないと思います。

  台風が通過し、山形だけでなく全国的に天候不順な状況です。そんな中で、多くの国民が「安保法制廃案!」の声を上げ続けています。

  私たちも、それぞれの場でできることを考えてみませんか?



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2015年08月30日

☆★10万人国会包囲の朝に〜改めて読む「自衛隊イラク派兵違憲判決」

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<『週刊金曜日』8月28日号表紙>


  きょう8月30日、国会の周りを何万人もの国民が取り囲む行動が計画されています。

  また、全国各地でも、様々な集会が持たれると伝え聞いています。

  政府が憲法の解釈を捻じ曲げて進めようとしている「安保法案」の廃案を求める大きなうねりが、熱く盛り上がっています。

  被災地・宮城の同年代の知人が二人、新幹線に乗って国会に駆けつけると聞いて、思いを託しました。

  この週末届いた『週刊金曜日』8月28日号は、「追い込まれるデタラメ政権」という特集を組んでいますが、その中に、川口創(はじめ)弁護士の談話記事が見開きで掲載されていました。

  川口さんは、2008年に名古屋高裁で判決が出された「自衛隊イラク派兵差止め訴訟」を提訴した弁護団の事務局長を務められた方です。

  その川口さんをここ長井市にお招きし、このときに出された判決についての学習会を山形県内で初めて開催したのは、2008年6月15日のことでした。

  この時の訴訟は慰謝料償請求という形をとっていたために、判決が慰謝料の請求を「認めない」となったことで、表面上は敗訴となっています。

  しかし、判決文の中では、このときの自衛隊派兵の実態について詳細に触れ、「他国による武力行使と一体化した行動であって、自らも武力の行使を行ったと評価を受けざるを得ない行動」であるとし、「憲法第9条1項に違反する活動を含んでいる」との判断を示したものでした。

  しかもこの判決は、この高裁判決が最終審となっているために、「確定判決」となっているのです。


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<川口弁護士の談話記事>


  「人道的支援」ということで行われたはずのイラクでの自衛隊の活動は、川口さんたちが必死の思いで掘り起こした資料によれば、多国籍軍の中核をなしていた米軍と一体化した、まぎれもない戦闘行為だったことが明らかになっています。

  いま、政府が憲法の解釈を捻じ曲げ、ウソにウソを重ねながら「集団的自衛権の行使は憲法の範囲内の行為だ」と強弁しても、この判決は揺るぎません。

  このときの判決が、今、非常に重要な意味を持ち、国会の周りを取り囲む人たちや思いをそれと一にする人たちの後ろ盾となる可能性があります。

  「自衛隊イラク派兵差し止め訴訟の会」のHPをぜひ一度ご覧ください。

  川口さんの談話の最後の部分は、次のようになっています。

  ボールは裁判所から私たちに投げられました。判決文が示す戦争の実態を広げ、戦争法案はこの違憲判決に照らしても憲法違反であることに確信を持ち、私たち一人ひとりが「平和的生存権」を堂々と行使していかねばなりません。

  “おとなも子どもも森で遊べ”をテーマに活動する「葉っぱ塾」は、「遊んでいられる平和」を追求し、「デタラメ政権」を包囲する多くの人たちの思いと連帯します!



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2015年07月15日

☆★こんな政治、一日も早く終らせよう!〜強行採決予定の朝に

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<14日付けの「天声人語」欄>


  14日付け朝日新聞の『天声人語』で、憲法学者の石川健治・東大教授が語った言葉が紹介されていました。


  集団的自衛権は憲法9条の下では行使できないとしてきたこれまでの政府見解を、180度ひっくり返す。 国民に問うこともなく、あっさりと。これは「法秩序の連続性の破壊」であり、法学的にはクーデターだった。
 
  
  いうまでもないことですが、憲法第99条には、「天皇又は摂政及び国務大臣、国会議員、裁判官その他の公務員は、この憲法を尊重し擁護する義務を負ふ。 」とあります。

  憲法が権力の暴走の歯止めとしての機能を果たすためのこの条文など蹴散らすがごとく、今の政権は、70年間積み上げてきたこの国の平和を、破壊しようとしています。

  多くの人々が、国会周辺に出向き、そうした権力者のあり方に批判の声をあげていますが、きょう、安保特別委員会での採決を強行するとの見通しです。

  国会議員の一人ひとりに問いたい。あなた方の良心はどこに行ったのか、と。

  東日本大震災が起こったとき、多くの人々が、あの大災害に衝撃を受け、他の人々を思いやり、一日も早い復興を願っていました。

  しかし、政権が代わると、復興も、原発事故の後始末も、全て経済が優先され、国民の命は二の次にされてしまいました。

  民主主義とは到底相容れない独裁的な政治が展開されてきているのです。

  怒りましょう。声をあげましょう。そして一日も早く、こんなデタラメな政治を終わらせなければなりません。



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2015年06月10日

☆★危い憲法〜真価問われる国民

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<5月3日に掲載された意見広告>


  数日前、「市民意見広告運動」の事務局からダイレクトメールが届きました。

  今年の5月3日、写真の全面意見広告が、「読売」、「毎日」、「沖縄タイムス」の3紙に掲載されたとの報告がありました。

  資金カンパした人の名前を五十音順に並べて、「守ろう」という文字が浮き上がるようになっています。

  拡大鏡を出して探してみたら、右隅近くに私の名前もありました。

  今、国会で、集団的自衛権行使を容認する法案の審議が進められています。

  6月5日に開催された衆議院安全法制特別委員会において、中谷防衛大臣が耳を疑うような発言をしました。

  次のように語ったのです。


  「現在の憲法を、いかにこの法案に適応させていけばいいのか、という議論を踏まえて閣議決定を行なった」。


  いうまでもなく、日本国憲法は最高法規です。

  全ての法律は、この憲法の精神を尊重し、その制約の中で立法され運用されるべきものです。

  それが、よりによって「憲法を、法案に適応させ」る、とは!

  良識ある私の友人たちは、SNSを駆使してこの「問題発言」を広め、批難の声を上げています。当然のことです。

  大手メディアは取り上げたでしょうか?

  また、この大臣は、維新の党の議員の質問に対し、「武力の行使と武器の使用、この違い、本当にわかりませんか? それがわからないと、これ、議論できませんよ」と語ったことも問題視されています。

  どんなに言葉を連ねても、現憲法で集団的自衛権を行使することはできません!

  それを「できる」と言い張るために、ウソとごまかしを繰り返さなければならないのです。

  こんなでたらめな政治を許してはなりません!

  いま、国民一人一人の真価が問われているのだと思います。

  みなさんも、それぞれの場で、憲法に立脚したメッセージを発信し続けてください。


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<高校生、豊嶋詩織さんの投稿>


  ここまで書いていったん記事をアップしてから新聞を見ましたら、高校生の投書が載っていました!

  若者たちもがんばっています。10日付け朝日新聞です。


   ※参考 → 植草一秀氏のブログ「実は窮地に追い込まれている安倍政権」


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