朝日山岳歌

2019年08月06日

☆★高らかに『朝日山岳歌』歌い、猛暑の中下山〜モンベルツアー2日目

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<山頂でご来光を拝むみなさん>


  2日目の8月4日は、午前4時過ぎに小屋の外に出ました。

  前日の宵の口はうだるような暑さだった小屋の屋根裏でしたが、明け方には寒さを感じるほどに気温が下がりました。

  初めての小屋泊まりの方には調節が難しい夜だったかもしれません。

  私たちはこの日午前4時28分、山頂に立ちました!

  刻々と変化する空の色は息を呑むほどの見事さです。


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<夜明けの祝瓶山>


  この朝は地平線付近は霞んでいて、遠方の山々は、かろうじて飯豊連峰が望める程度。

  北にある鳥海山は見ることができませんでした。

  山頂から南へと続く稜線をたどると、祝瓶山の独特の姿が目に入ります。

  祝瓶山は、「東北のマッターホルン」の異名があり、日本三百名山にも数えられています。


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<青空の下、小屋を後にする>


  小屋に戻り、みなさんで手分けして朝食。

  前夜、いも煮をたくさん食べたために余してしまったご飯と、野菜たっぷりの棒ラーメンでお腹を満たしました。

  「金玉水」で淹れたコーヒーのなんとおいしかったことでしょう!

  小屋の前で『朝日山岳歌』をみなさんに披露した後、小屋番のTさんに見送られて、午前7時前に私たちは大朝日小屋を出発しました。

  この日は小朝日岳と鳥原山を経て古寺鉱泉に下る長い道のりです。


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<稜線の風に吹かれるハクサンシャジン>


  大朝日小屋周辺や主稜線では、ハクサンシャジンやタカネマツムシソウなど、夏の終わりに盛りを迎える花々が目を楽しませてくれました。

  二日間でゲストのみなさんと見た花々を列挙しておきます。

  アオノツガザクラ、イワイチョウ、イワオトギリ、イワカガミ、ウサギギク、ウメバチソウ、ウラジロヨウラク、エゾアジサイ、エゾシオガマ、オオバギボウシ、カニコウモリ、キンコウカ、クルマユリ、コキンレイカ(ハクサンオミナエシ)、コバイケイソウ、コメツツジ、コメバツガザクラ、シナノキンバイ、ズダヤクシュ、タカネナデシコ、タカネマツムシソウ、タカネヨモギ、タマガワホトトギス、ツルリンドウ、ナナカマド、ナンブタカネアザミ、ニッコウキスゲ、ネバリノギラン、ハクサンイチゲ(「金玉水」へ下る斜面)、ハクサンシャジン、ハクサンフウロ、ハクサンボウフウ、ハナニガナ(白花・黄花)、ヒトツバヨモギ、ヒナウスユキソウ(エーデルワイス)、ヒナザクラ(私だけ「金玉水」付近で)、ミヤマアキノキリンソウ、ミヤマカラマツ、ミヤマキンポウゲ、ミヤマクルマバナ、ミヤマコゴメグサ、ミヤマダイモンジソウ、ミヤマトウキ、ミヤマホツツジ、ミヤマママコナ、ミヤマリンドウ、ムカゴトラノオ、モミジカラマツ、ヤマオダマキ(「朝陽館」前)、ヤマブキショウマ、ヨツバシオガマ。


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<小朝日岳への急坂を登るみなさん>


  2日目最大の難所が「熊越」から小朝日岳への登りです。

  標高差およそ150mの急登です。

  しかし、ここをあらたか登り、森林限界を超えた場所から振り返る大朝日岳や隣の中岳の姿は、疲れを吹き飛ばすほどの素晴しさです!


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<小朝日岳から見る大朝日岳>


  大朝日岳山頂直下の「y字雪渓」や、「銀玉水」脇の通称「まつたけ雪渓」は、この時期にしては珍しく、くきりした形を見せていました。

  ここから鳥原山に向かうには、小朝日岳を下ります。

  ロープが垂らしてあるほどの急な斜面もあって、慎重さが求められる下りです。

  途中何度か休みながら鳥原山の展望台に登り返し、振り返ると、私たちが先ほどまでいた小朝日岳が雲に隠されてきていました。

  数日前に荷揚げで立ち寄った鳥原小屋では、管理人の鈴木さんが歓迎してくださいました。

  愛犬ポチも大興奮。

  たっぷり休憩をとった私たちが帰り支度を始めると、「なんだもう帰るの?」と言わんばかりにしょぼんとしていました。

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<無事「朝陽館」前に下山!>


  鳥原小屋から古寺鉱泉に下る道は、小さなアップダウンを伴いながら、ブナ原生林の中を通っています。

  空に雲がかかってきて直射日光はなかったものの、風がほとんど吹かず、蒸し暑いブナの森の中で、時折涼しい風が吹いてきます。

  「風はご馳走!」。

  そんな言葉を実感しました。

  鉱泉が近づいて、ヒザに力が入らなくなった女性のゲストがあったのですが、他の男性ゲストが率先して荷物を分担して背負ってくださいました。

  二日間寝食を共にしたことに加え、みなさんがモンベルファンという「絆」で結ばれているように思えて、そのチームワークが嬉しく感じられました。

  予定より1時間余り遅れましたが、全員無事に「朝陽館」前に下山しました。

  この暑さの中、熱中症にならず無事に予定のルートを踏破できたことは、ゲストのみなさんのがんばりとチームワークのおかげです。

  20代から60代と幅広い年齢層の男女14名の素晴しいゲストの皆様に拍手!

  昨年、あるいは一昨年に続いて2回目の参加と言う方がいらっしゃったことも企画に携わった者として嬉しいことでした。

  「こんどは紅葉のときに来たいものですね!」というお声もありましたので、そうしたご意見を反映させられるようトライしてみます。

  参加された皆様、お世話になった山の関係者の皆様、ありがとうございました。




  ※はがちゃんの応援に感謝!




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