紅葉

2017年11月19日

☆★落葉のお面を作ろう!〜保育園親子行事で

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<保育士さんたちもたくさん葉っぱを集めてくださった!>


  山形市内のK保育園の親子行事に招かれるのは3年連続となりました。

  11月18日開催というのは、これまでで最も遅いものとなったのは、秋の土曜日で私の日程が空いているのはこの日だけだったという都合によるものです。

  担当の保育士さんたちと打ち合わせを重ね、この日は「落葉でお面を作ろう!」という活動をすることに決めていました。

  年々参加者は増加し、しかも今回は対象が2歳児まで拡大されたとあって、70家族以上の参加となりました。


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<ヤギおじさんの「見本」>


  どんなお面を作るのか、「見本」を見せるのも先入観を持たれる恐れもあって良し悪しなのですが、今回は敢えて、私の駄作をお見せしました。

  わが家の庭にある葉っぱだけで作ってみたものです。

  葉っぱを切り抜いたりすることはせず、そのままの形を並べ、白い紙に木工用ボンドで貼り付けたものです。

  これ、実はコンビニでカラーコピーをとったものなのです。

  4日前に作ったもので、本物は日が経つと変色が進んでしまいますから。


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<親子で製作中>


  ヤギおじさんから作り方の説明を聞いて、早速親子で取り掛かります。

  落葉だけでなく、松ぼっくりやどんぐりなども集めてくださっていたので、子どもたちの発想には十分に応える材料がありました。

  終わってみると半分以上は残ってしまうのですが、遠慮なく使えるところが「落葉アート」のありがたいところです。


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<わが家のスギの葉も役立った!>


  1時間ほどすると、出来上がるグループも出てきました。

  「こんなの使うかな?」と持っていったわが家のスギの葉も役立てていただきました。

  カラーのガムテープをアクセントに使ってもいいですよ、とお伝えしたのですが、ほとんどの皆さんは、自然素材だけで完成させておられました。


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<葉っぱの使い方、豪快!>


  年齢や男女の違いもいろいろ見られました。

  最後のクラス毎の発表のときも、年長さんはさすがに、おうちの方とは離れて自分たちだけで並んでいました。

  この保育園に伺った最初の年から保育士さんたちに、「スクールインタープリター養成講座に参加なさいませんか?」とお声をかけていますが、今年も実現しませんでした。

  来年はぜひ講座を受講され、そのノウハウを日常の保育活動に生かしていただけたらどんなにうれしいことでしょうか。

  お招きいただき、ありがとうございました。




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2017年11月05日

☆★紅葉のブナの森に灯るカボチャ・ランタン〜週末保養「森の休日2017」第10回報告

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<秋の光に輝く「Asahi自然観」の紅葉>


  「森の休日2017」第10回目を11月3日〜4日で実施しました。

  福島からは5家族、17名のお客様を迎えて、いつもより賑やかな「森の休日」となりました。

  初日は、この秋になって一番の天候と言ってもよいほどの好天となりました。

  標高600m付近に広がる「Asahi自然観」のブナの森は、落葉が半分ほど進んでいましたが、コハウチワカエデ、イタヤカエデなどが見事な色合いを見せてくれました。

  いつもと違い、開会後すぐに、私たちは「ハチ蜜の森キャンドル」の安藤竜二さんが主催する「カボチャ・ランタン」のイベントに参加しました。


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<まずは蜜ろうそく作りから>


  「紅葉の森に、小人さんの家を作る」というコンセプトで行われている秋の恒例行事は、今回が何と26回目だそうです。

  まずは、蜜ろうそく作りから始まります。

  オレンジ色をした蜜蝋を、粘土細工のようにして、思い思いのキャンドルを作りました。


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<カボチャをくり抜く作業中>


  次に、カボチャを選んで、「小人さんの家」をイメージしながらくり抜く作業です。

  これは低学年の子どもはなかなか大変な作業で、大人の出番となります。

  窓やドアをつけたり、カボチャの皮を薄く剥いで、透かしの模様を入れたりと、様々な工夫を凝らしていました。

  暗くなるブナの森でどんな風に灯るのか、初めての時にはなかなか想像が難しいものです。


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<紅葉の森に灯るカボチャ・ランタン>


  暗くなる少し前に、全員で紅葉のブナの森へ移動。

  安藤さんのリードで点灯してゆきました。

  森が暗くなってゆくに連れて、カボチャ・ランタンの輝きが増してゆきます。

  そして、キャンドルの炎で焦げたカボチャの香ばしい匂いも森に漂うのです。

  すっかり暗くなってから、安藤さんが「どんな小人さんが住んでいますか?」と参加者にインタビューしてゆきます。

  「森の休日」に参加した子どもたちが、幻想的なこの風景にすっかり入り込んで答えていたことが、とても印象的でした。


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<夜は焚き火を楽しんだ!>


  いつもよりちょっと遅めにいも煮夕食を食べた後は、恒例のナイトハイキングと焚き火です。

  この日はちょうど十五夜で、明るい月が昇っていましたから、真っ暗闇ということではありませんでしたが、スタッフがあちこちで驚かせたりするものですから、子どもたちにはどきどきする体験です。

  そして、明るい間に準備していた焚き火に点火!

  火が燃え盛ってきたところで、サツマイモも投入しました。

  焚き火を飛び越えるのも、ハラハラしますが、これまた子どもたちには小さな冒険です。

  この夜は、二人の男の子が親と離れて、スタッフのコテージで休みました。

  「森の休日」に初めて参加した幼いときには片時もお母さんから離れなかった子どもたちの成長ぶりに驚かされます。


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<雨の晴れ間に「空気神社」へ>


  二日目は、好天だった前日からは信じられないような冷たい雨となりました。

  しかし時折雨が止んだり、弱まったり。

  前日は行けなかった「空気神社」に、みんなで参拝しました。

  いろいろな「モミジ」があることをみなさんにもご紹介しましたよ。


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<体育館で遊ぶ子どもたち>


  雨が少し強まってきたので、みんなで体育館に移動。

  町の教育委員会のご理解があって、廃校になった「立木(たてき)小学校」の施設をお借りできることで、天候にかかわらず子どもたちが思う存分体を動かすことができるのです。


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<「またおいで!」>


  昼食もそこそこに、小雨振る中に飛び出して遊ぶ子どもたち。

  若い学生のスタッフたちが、子どもたちの希望に応えてくれることで、思う存分遊ぶことができます。

  お別れの時間はちょっと切ない気持ちになります。

  多くの皆様からの募金で成り立ってきたこの「森の休日」、現段階では来年の夏休み前5回程度の開催ができそうな状況になってきました。

  福島のお母さんたちからは、「もっと続けてほしい」とのご要望も寄せられています。

  隣県の山形に住む私たちだからこそできる週末保養の取り組みは今回で通算65回目でした。

  これからも多くのみなさんからのご支援をお待ちしております。


    【葉っぱ塾ボランティア支援募金】

      ■郵便振替口座    02420−5− 19722

      ■加入者名       八木文明

       ※通信欄に「ボランティア支援」とご記入ください。






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2017年11月02日

☆★桜並木、見事に紅葉〜県立長井高校

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<県立長井高校の紅葉する桜並木>


  11月最初の日の朝、長井市の最低気温は「0.7℃」。

  この秋一番の冷え込みとなりました。

  朝の深い霧の中、ようやく明るくなり始めた頃にジョギングに出かけます。

  この日は母校でもある県立長井高校の南側の道路を通って伊佐沢方面へ。

  「桜の名所は紅葉の名所」。

  長井高校南側の桜並木の紅葉も今が盛りです。


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<見事に赤い桜の葉>


  9月下旬、高い山々から始まった木々の色づきは、すっかり里まで下りてきました。

  この時期、決まって思い出される一編の詩があります。


     落 葉

        はたちよしこ

   樹は

   つかわなくなったものを

   なぜ

   こんなに 美しくしてから

   手ばなすのだろう

   燃えるように かがやかせて



  ひるがえって、人生の秋を迎えている自分は?

  霧の中を走りながら紅葉を眺め、ふとそんなことを思います。





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2017年10月31日

☆★雨、霙、霰降る中の越後街道十三峠ツアー

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<萱野峠のブナの森で>


  「越後街道十三峠のガイドをお願いしたいが・・・」と静岡のツアー会社の方から連絡をいただいたのは9月中旬のことでした。

  もとはと言えば、岩手のガイド仲間が私に振ってくれたのです。

  すでにその段階では日程も参加者も決まっているとのことでした。

  30日は、小国町内の宿舎にお泊りのご一行と合流し、萱野峠、黒沢峠、宇津峠、諏訪峠をご案内するのが私の役目。

  しかし、天候は朝から雨でした。

  台風22号は三陸沖を通過してゆきましたが、その後冬型の気圧配置になり、気温は10℃を下回り、時折風も強く吹いていました。

  しかし参加者のみなさんは、山歩きのベテラン揃いと見えて、雨を苦にしてはいないご様子でした。

  雨が小止みになった時を見計らって、玉川集落から歩き始めました。

  森の中に入ると、風雨も遮られ、しっとりと雨に濡れたブナの森の紅葉がなかなか見事でした。

  イザベラ・バードというイギリス人女性がこの道を歩いたのは1878(明治11年)7月中旬のことでした。

  そのエピソードを紹介しながらの峠歩きとなりました。


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<雨に濡れた黒沢峠の敷石道>


  「十三峠」に敷石があるということが最初にわかり、掘り出されて整備されたのは、黒沢峠です。

  小国町黒沢集落の奥から、市野々集落まで道が続いていました。

  「葉っぱ塾」でも萱野峠や黒沢峠のハイキングを実施したことがありますが、それ以降、とりわけ萱野峠では、敷石の発掘が進んでいて、往時の街道の様子があちこちで見られました。


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<横川ダム湖の紅葉>


  横川ダムが完成し、市野々集落がダム湖に水没してからは、峠道はダム湖畔で終わります。

  静かなダム湖の周りの山々の紅葉はまさに今が見ごろを迎えていました。

  参加者のみなさんは、愛知、静岡、大阪、兵庫などからおいでになっておられましたので、ブナを主とする広葉樹の紅葉は、新鮮に映ったかもしれません。


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<宇津峠頂上付近の「宇津明神」で>


  桜峠を車で越えて、宇津峠に登り始めようとするころ、雨が止み、青空も見え始めました。

  「これで天候回復か?」と思われましたが、それは一時的なものでした。

  雨にぬかるみ、場所によっては沢の水が道を流れているような場所もあって、それらを避けながらの峠歩きとなりました。

  宇津峠の小国町側は、トンネルが開通する前の車道を歩くしかありません。

  峠の頂上で飯豊町側に入ると、昔の峠道が歩けるようになります。


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<「落合地蔵堂」の紅葉>


  およそ1時間50分ほどで宇津峠を越え、「落合地蔵堂」まで歩きました。

  途中では霰や霙が降ってくる時間帯もありましたが、傘を差しながら歩くことができたので、体の濡れは最小限にとどめることができました。

  登山靴のみなさんをよそに、私はこの日「スパイク長靴」で歩きましたが、雨の日の山歩きに長靴はなかなかいいものだと実感しました。

  通気性はいまひとつですが、何よりぬかるみを気にせずに歩くことができるところが素晴しい!

  「道の駅いいで」で小休止し、飯豊町と川西町の境にある諏訪峠は、雨脚が強まったこともあって、車内から峠の入り口を見ていただくにとどめ、天童温泉へと向かわれるご一行を見送りました。

  今朝は天候が少し回復し、雨は止んでいます。

  今日、明日の旅の実りを願っています。

  山形においでくださってありがとうございました。





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2017年10月30日

☆★紅葉の中で遊び、大切な支援者ともお会いできた!〜「森の休日2017」第9回報告

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<赤さを競うかのようなヤマウルシ>


  福島の子どもたちとその家族のための週末保養「森の休日2017」第9回を、10月28日〜29日行いました。

  福島からは3家族、それに加えて、山形市に避難しておられるご家族が1家族、スタッフを兼ねて参加くださいました。

  前週の第8回にも増して紅葉が進み、標高600m付近の「Asahi自然観」のブナの森は、赤、橙、黄色と色鮮やかな紅葉で色彩豊かでした。


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<紅葉真っ盛りの「空気神社」で>


  「空気神社」もカエデの色が鮮やかでした。

  ここまで登る道々集めたカエデの仲間をいくつかみなさんに紹介しました。

  ヒトツバカエデの幼樹がある場所がはっきりわかりましたので、また「カエデ図鑑」でも作ってみようと思います。


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<芝の斜面で段ボール滑り!>


  1日目は午後はしだいに雲が厚くなってゆきましたが、雨の心配はなく、「空気神社」から森を抜けて、芝の斜面で遊びました。

  段ボールやプラスチックの板を敷いて乾いた斜面を滑りました。

  お尻が痛いこともありますが、スピード感がたまりません。


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<のんびり過ごすお母さんたち>


  外で遊ぶ子どもたちをスタッフに任せ、お母さんたちは、女性スタッフと「女子会」。

  母親だけの時間のなんとまったりしていることでしょうか!


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<大きなご支援くださっている大瀧さん(右端)来訪>


  この日の夕方、特別なお客様の訪問がありました。

  「森の休日」の取り組みが始まって2年目ぐらいから、開催のたびに福島のみなさんに、朝日町産のラフランスジュースとリンゴジュースを提供してくださっていた大瀧学さんがお見えになったのです。

  私は2回目の対面でしたが、大瀧さんが「森の休日」を訪ねてくださったのは初めてのことです。

  子どもたちにと、お菓子の差し入れをしてくださったほかに、「ボランティア支援募金」へのご協力もいただきました。

  大瀧さんはこのたび、ご自身の人生を振り返られて『一期一会』という本を自費出版されたそうで、それを私にも置いていってくださいました。

  大瀧さんのことについては、別記事として改めてアップしたいと考えています。


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<焚き火と焼き芋楽しんだ夜のひととき>


  夜は恒例のナイトハイキングと焚き火を楽しみました。

  曇り空でしたので、街灯のない山道は真っ暗!

  焚き火の準備をしていた私の耳に、山道から黄色い悲鳴が何度か聞こえました。

  スタッフが上手に子どもたちを驚かせていたに違いありません。


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<雨雲立ち込める「Asahi自然観」>


  二日目の朝は、予報どおり雨でした。

  外遊びができないのは残念でしたが、雨に濡れた紅葉の森は、色彩が一段と鮮やかでした。

  朝食を済ませた私たちは、町のご好意で貸していただける旧立木小学校体育館に移動し、午前中いっぱい遊びました。

  その間、お母さんたちはアロマトリートメントでとろけていましたよ!


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<体育館でみんなで遊ぶ>


  今回は年齢が9歳、10歳とほぼそろった子どもたちがほとんどで、みんなで一緒に遊ぶ、という場面が多くありました。

  初めてこの「森の休日」に参加したときに比べると、身長も伸び、それぞれの個性が際立ってきたように感ずる面もあります。

  今回は、1日目の厨房スタッフが手不足でしたが、子どもたち相手のスタッフが少しの間手伝いにも来てくれました。

  振り返りの会で、「厨房スタッフの大変さがわかりました」の言葉もありました。

  多様なスタッフがいてくださるおかげで豊かな時間が過ごせるのだということを改めて感じたところです。

  福島からおいでくださったみなさん、ありがとうございました。




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2017年10月17日

☆★紅葉進む長井葉山

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<山頂付近のドウダンの仲間の紅葉>


  大きな行事のあわただしさから解放されると、たまらなく山の空気を吸いたくなります。

  16日は、次週に予定している「平日だって山はある!」の下見を兼ねて、葉山に向かいました。

  葉山の稜線が色づいている様子が長井の街中からも見えていて、「今年の紅葉はどんな様子かな?」と気になっていました。

  標高550mほどの勧進代登山口まで車で上がると、そのあたりはまだ緑色が多く、本格的な紅葉はこれから。

  そこから尾根道を登るほどに、色づきが進んでゆきました。

  標高1200mの山頂付近は、すでに落葉が始まっていました。


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<神社裏から見えた大朝日岳>


  山荘脇の葉山神社の裏手に回ると、夏の間は見えにくくなっていた大朝日岳の山頂が、この日はくっきりと見えていました。

  ブナの木が多い山頂周辺では、ブナの葉っぱが黄色にならず、枯葉色になっているものがほとんどでした。

  こうなると、紅葉の見事さも半減してしまいます。


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<「奥の院」から見た祝瓶山>


  山荘から「鉾立清水」へと下り、背負って行ったペットボトルに水を汲み、再び山荘へ。

  そしてこの日は「奥の院」に足を伸ばしてみました。

  ここは祝瓶山の展望台でもあります。

  祝瓶山とその前景となる山々もすっかり秋色になっていました。


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<昭和堰ルートから見た散居集落と吾妻連峰>


  「奥の院」手前から昭和堰をたどる道に下ります。

  標高1150mあたりをほぼ等高線に沿うようにかつての用水路が残っています。

  その用水路に沿う道がきれいに刈り払いされていました。

  毎年、勧進代地区のみなさんが作業してくださっています。

  一度は埋もれてしまったこの道を再び開通させて、今年は25周年と聞いています。

  この道が「おけさ堀」からの登山道に出る少し手前で、南の方角が開ける場所があります。

  曇り空ながら、視界は良好で、川西町から米沢市西部へと展開している散居集落が見えました。

  雲海の上に浮かんでいるように見えたのは吾妻連峰。

  高い山々は間もなく雪化粧する頃です。

  登っていても、水を背負って下っても、ほとんど汗をかかなかったのですが、帰宅して気象台のデータを確認してみたら、この日の朝の長井市の気温は6℃台まで下がり、この秋一番の冷え込みだったようです。

  来週23日の予報はあまり良くないのが気がかりです。





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2017年10月10日

☆★紅葉の安達太良山、微笑む〜雲海の上に広がる紅葉の大斜面

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<天気上々! 青空にすじ雲!>


  3連休最終日の9日、「葉っぱ塾」では安達太良山への登山を行いました。

  参加者5名と山形市内で合流して、東北自動車道を南下。

  8時半ごろに安達太良山登山口の駐車場に着いたときには、駐車場はほぼ満杯に近く、ゴンドラの下駅前にも行列ができていました。

  高速を走っているときには空が曇っていたのですが、標高950mほどのところにある駐車場に着いたときには私たちは雲を突き抜け、上空には青空が広がっていました。


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<振り返ると、下界は大雲海!>


  標高1350mほどのゴンドラ上駅から少し歩くと、「薬師岳展望台」があります。

  東に開けたその場所からは、大雲海を見下ろしました。


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<薬師岳展望台から山頂を望む>


  振り返って山頂方向を望めば、紅葉の斜面のその上に、「乳首山」と呼ばれる安達太良山の山頂が見えていました。


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<紅葉は真っ盛り!>


  登山道は所々で渋滞するほどの人、人、人。

  早い時間に山頂に行って、戻る人たちとのすれ違いにも時間がかかったりしました。

  そんなことを吹き飛ばすような見事な紅葉!

  月山、大朝日岳、そしてここ安達太良山も、この秋の紅葉は見ごたえ十分です。


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<紅葉の主役たち>


  途中で、落ちている葉っぱを拾ってみました。

  紅葉の主役たちです。

  写真上の左から、ミズナラ、ヒトツバカエデ(黄色の大きな葉)、コミネカエデ(赤い葉)、ハウチワカエデ、下の段左がコハウチワカエデ、そしてミネカエデ。

  これに加えてナナカマド、ヤマウルシ、ドウダンの仲間などが見事に紅葉、黄葉し、ハイマツや熊笹の緑と混在していました。


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<賑やかな山頂は風が冷たかった!>


  山頂に着くと、西からの風が強く吹いてきて、ジャケットを着ないではいられないほどの体感気温になりました。

  「安達太良山」の標識で写真を撮るののも行列でしたが、無事撮影終了。

  写真右上に見えているのが山頂です。


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<下山時に眼前に広がった紅葉の森>


  小さな砂の粒が飛んでくるほどの風でしたので、山頂を極めた私たちは少し風下の斜面に下って昼食としました。

  眼下に広がる紅葉の森は、何度眺めても飽きることがありません。


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<薬師岳展望台から福島市内を遠望する>


  薬師岳展望台まで戻る途中も、登る人は絶えませんでした。

  同じガイド協会に所属する仲間たちも、ツアーのガイドで登って来ていました。

  展望台に戻ると、下界の雲はすっかりなくなり、福島市から郡山にいたる「中通り」の盆地が見えていました。

  紅葉前線はこのあたりでは標高1200m付近。

  しだいに低い所に下りてきています。

  参加者のみなさんも大満足のご様子でした。

  昨年の山の講座の受講生のWさんからは、この日のためにゴンドラの割引券を送っていただいていました。

  ありがとうございました。




  ☆「木星音楽団長井公演」は10月14日!
       「葉っぱ塾」でチケット受け付けています!
木星長井公演2017チラシ最終


   【チケットのお申し込み】 葉っぱ塾 八木
           電話090-5230-8819
           happa-fy★dewa.or.jp
        (送信の際は★を@に変えてください。)


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2017年10月02日

☆★見事だった小朝日岳の紅葉!〜秋の朝日連峰満喫の登山報告

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<古寺鉱泉駐車場で出発準備>


  「紅葉のペルシャ絨毯を見に行こう!」と参加者を募っていた秋の大朝日岳登山を、9月30日〜10月1日で実施しました。

  今年の「安全登山入門編」受講者から3人とこれまでの登山に何度かご参加いただいた1人、合わせて男性2名、女性2名のご参加がありました。

  古寺鉱泉の駐車場は紅葉適期の週末とあって、車の台数が多く、止める場所を探すのが大変でしたが、何とか本来の駐車場に近い場所に確保。

  出発は8時05分でした。


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<古寺山からは大朝日岳が見えていた>


  この日の予報は昼過ぎに一時的な雨の可能性を伝えていました。

  ほぼ登りの中間点となる古寺山に着いたときはまだ天候は良く、大朝日岳も眺めることができました。

  しかし、雨がぽつりと落ちてきたのは古寺山から少し過ぎたあたりでした。

  気温もかなり下がり、風も強まってきたので、雨具を身につけての行動となりました。


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<青空の下の小朝日岳の紅葉>


  しかし雨はすぐに強まることはなく、小朝日の巻き道を通過して振り返ると、青空を背景にした紅葉の小朝日岳がそびえていました。

  22日に一人で登ったときの小朝日岳は、まだわずかに色づいた程度だったのですが、この1週間余りの寒気で一気に色づいたようでした。

  しかも、私がこれまでに見たこともないほどの見事な紅葉で、参加者のみなさんも大喜び。


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<雨の合間に見えた虹>


  しかし、銀玉水に向かって歩いているときに、黒い雲がやってきて、北の方角で雷鳴も聞こえ始めました。

  山での雷は細心の注意が必要です。

  雲の動きを確認し、次の雷鳴がないかどうか耳をそばだてながら、時に低地に身を屈めて待機しながら慎重に進みました。

  一時は「霰」まで降ってきた空でしたが、幸いにも、強い雨雲は私たちの上を避けてくれたようで、出発から6時間半ほどで私たちは大朝日小屋に無事到着しました。


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<混雑する大朝日小屋>


  いくつかの団体も入り、その他の個人グループもたくさん入り、大朝日小屋は大混雑でした。

  管理人のKさんが丁寧に場所を割り振っている間にざっと数えてみましたら、60人までは数えましたが、私たちの後から到着した方々も含めれば、90名前後の方がこの日入ったかもしれません。

  こんなときは「お互い様」の気持ちが大切なのですが、先着された方が何か優先権でもあるように振舞うことがあちこちで見られたのは残念でした。

  避難小屋では「予約」もなければ、先着者の優先もありません。

  私たちに割り振られた「屋根裏部屋」は、ふだんは物置ですが、管理人のKさんが、この混雑に備え、掃除をしておいてくださいました。

  私たちは、そこの荷物をさらに整理することから始め、狭いけれど快適な「最上階」の一晩のスペースを確保しました。


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<大朝日小屋では「「Asahi」!>


  食事のスペースが空くのを待ちながら、私たちは階段に座り、前もって運び上げていたビールで乾杯!

  寒気の中を歩き、冷えていた体でしたが、やはり山小屋で飲むビールは格別です。

  参加者のYさんが持ってきてくださったロゼワインは、ホットワインにしてお腹に流し込みましたら、指先まで温まってゆくのがわかりました。

  食事を終えてシュラフに潜り込んだのは午後7時過ぎ。

  雨は上がっていましたが、強い風が一晩中吹いていました。


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<「銀玉水」近くの「紅葉のペルシャ絨毯」>


  「晴れ」の予報は下界だけのものだったようで、2日目の朝は濃い霧の中で明けてゆきました。

  ご来光は断念し、まずは朝食。

  出発準備を整えて後に、空身で山頂を往復しました。

  展望は全くありませんでした。

  他の登山者がどんどん出発してゆくのを見送りながら最後の準備を整え、私たちは午前7時30分に大朝日小屋を出発しました。

  「銀玉水」近くまで下りて行ったとき、下のほうの視界が広がってきました。

  「銀玉水」から小朝日岳に続くたおやかな稜線の北側の「紅葉のペルシャ絨毯」は、最高の出来栄えで私たちの眼前に広がっていました!


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<見事だった小朝日の紅葉>


  小朝日岳に近づいてゆくと、どんどん雲が上がってゆき、小朝日岳南壁に太陽に光が当たり始めました。

  前日とは違う時間帯でしたから、光の当たり方も異なり、「彫りが深く」見えます。

  今年の小朝日岳は「赤」がこれまでにないほどに鮮やかでした。

  その小朝日岳に登った頃には、振り返ると大朝日岳もすっかり姿を現していました。

  そうそう、途中でやはり「安全登山入門編」の今年の参加者のTさんとすれ違いました。

  単独でおいでだったようですが、「講座皆勤」は、大朝日岳への挑戦に役立ったでしょうか?  


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<鳥原展望台で大小の朝日岳をバックに>


  この日は、小朝日岳から鳥原山へと向かいました。

  小朝日岳からまっすぐに古寺に下山するよりは回り道になりますが、みなさんに鳥原展望台からの眺めをぜひ楽しんでいただきたかったのです。

  鳥原展望台に着いて振り返ると、そこには期待を裏切らない展望が広がっていました!

  左に大朝日岳、右に小朝日岳。

  ぜいたくな展望を楽しめる貴重な場所です。


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<「鳥原湿原」も紅葉真っ盛り!>


  展望台から少し下った標高1350付近に広がる鳥原湿原にも寄ってみました。

  これまでにも秋に何度か訪ねていますが、まるで色の洪水!

  古寺への分岐にザックを置いて、鳥原小屋にも行ってみました。


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<「鳥原湿原」の池塘(ちとう)の紅葉>


  静かな鳥原湿原で気づいたのは、湿原の植生がかなり回復していたことです。

  昭和30年代の「第一次登山ブーム」のときに、平坦地をテント場として使用したことが植生の破壊につながったと聞いています。

  その後木道が整備され、植生回復の遅い泥炭地が、ほぼ植物で覆われていたのは嬉しいことでした。

  鳥原湿原からは、豊かなブナの原生林を下って古寺鉱泉へ。

  午後3時ごろかな、と予想していたよりは30分ほど早く、私たちは無事に駐車場へと戻りました。

  大江山岳会の木村さんからは、今回もお世話になりました。

  山小屋でご馳走になった採れたてのキノコ汁、おいしくいただきました。

  秋の山の醍醐味を十分に味わうことができた登山となりました。

  なお、大朝日小屋は、10月15日で管理人さんが下りられるそうです。その後は無人になりますし、途中の「三沢清水」も、15日に撤収になります。

  そうそう、朝日連峰北端の以東岳の避難小屋が新築なって、利用可能になったとの情報も入ってきました。




  ☆「木星音楽団長井公演」は10月14日!
木星長井公演2017チラシ最終


   【チケットのお申し込み】 葉っぱ塾 八木
           電話090-5230-8819
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2017年09月26日

☆★紅葉見ごろを迎えた月山

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<標高1500m、リフト上駅周辺>


  好天の予報が出ていた25日、月山に行ってきました。

  前週末、月山に詳しい友人が「紅葉すごいよ!」とフェイスブックにアップしていたのです。

  リフト始発の午前8時に片道キップで乗車。

  標高約1500mのリフト上駅周辺からもう素晴しい紅葉の斜面が広がっていました!


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<姥が岳方向から草原の木道を見下ろす>


  姥沢の駐車場では快晴だった空が、姥が岳を過ぎたあたりから雲が湧き出しました。

  庄内平野から吹いてくる風が月山の西側斜面で上昇気流を作り、雲となるのです。

  しかし、完全に雲の中に入るというわけでもなく、青空がのぞいていました。


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<姥が岳西側斜面と湯殿山>


  姥か岳からは山シャツだけで行動。

  ちょうど姥が岳が風除けとなり、ほぼ無風の中を歩くことになるのです。


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<山頂への登りから見返した姥が岳>


  しかし、山頂が近づくと、さすがに気温も下がり、歩いていても体温が上がらなくなりました。

  もうこの季節、「耳の出ない帽子」もザックに入れておく必要があります。


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<山頂トイレの冬支度>


  山頂小屋は夏の営業が終わったとの掲示があり、その脇の山頂トイレでは、トイレの冬支度作業が行われていました。

  バイオトイレの維持管理にかかる経費は、入山口やトイレで払う募金によって賄われています。

  高所での作業、ほんとうにありがたいことです。


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<ヘリも出動しての荷下ろし作業>


  ヘリコプターが何度も往復しながら、山頂から荷下ろし作業をしていました。

  時折強い風が吹く中、見ているとハラハラしました。

  山頂周辺をしばらく散策し、冷えた体で下山にかかりました。

  そうしましたら、山頂への急斜面をたくさんの方々が列をなして登って来られます。

  すれ違うとき、顔見知りのガイド仲間にも何人か会いました。

  平日でしたのに、やはり紅葉の最盛期。

  ツアーがたくさん催行されていたようです。


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<四ツ谷川沿いのミネカエデ>


  下りはリフトに乗るのはもったいないと思います。

  途中から四ツ谷川に沿う道を歩いて下りると、月山山頂から南に向かって延びる尾根の西斜面を左手に見ながら下ることになります。

  この斜面の紅葉も素晴しいのです。

  近くで見ると、紅葉の主役はミネカエデやコミネカエデでした。


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<これってハクサンイチゲ?>


  この日、登る途中で不思議な花を見つけました。

  ハクサンイチゲだと思うのですが、花弁の先端部分が緑色なのです。

  本来であれば真っ白な花弁のはずですが、これはいったいどうしたことでしょう。

  山々の紅葉は少しずつ標高の低いほうへと移っています。

  「葉っぱ塾」では10月9日(祝)、福島の安達太良山への紅葉登山を計画しています。

  すでに催行が決まっています。

  ご一緒にいかがですか?




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2017年09月23日

☆★紅葉見ごろを迎える大朝日岳古寺ルート報告(9月22日)

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<古寺山から見た22日朝の大朝日岳>


  22日朝、3時過ぎに家を出て、古寺鉱泉駐車場4時半出発で大朝日岳に向かいました。

  8月4日に登って以来、1か月半ぶりです。

  来週末の「葉っぱ塾」の大朝日岳登山の下見を兼ねていました。

  古寺に向かう途中の国道の温度計が「8℃」を示していました。

  それでもジャケットは羽織らずに登り始めると、ほどよく体が温まってきました。

  頭上にはまだオリオン座が輝いていた時刻の出発でしたが、古寺山まで着くと、くっきりと晴れ上がり、以東岳までの大展望が広がっていました。

  大朝日岳の山頂付近が赤くなっているのがわかりました!


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<雪がなくなった「y字雪渓」を望む>


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<紅葉見ごろの大朝日小屋周辺>


  「銀玉水」上の急斜面を登りきり、山頂草原に出ると、そのあたりでは最盛期はまだといったところでしたが、大朝日小屋周辺はほどよく色づいていました。

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<中岳とその手前の斜面の紅葉>


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<山頂独り占め>


  山頂で写真を撮っていると、さすがにこのシャツ姿では寒さを感じるほどでした。

  下のほうから次々と登って来る人たちが見えました。


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<完成間近の「ペルシャ絨毯」>


  小屋番で入っておられたTさんと倒木などの情報交換をし、インスタントラーメンを食べてから下山にかかりました。

  「銀玉水」上の斜面から見下ろすと、北側の斜面の「ペルシャ絨毯」が間もなく完成といったところ。

  このあたりはどうやら、来週末に紅葉が見ごろを迎えそうな気がしました。


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<倒木の処理に向かう木村さん>


  この1週間で台風や低気圧の影響で強風が吹き、倒木が登山道をふさいでいる場所が3か所ありました。

  すでにその情報は地元山岳会に伝わっていたようで、古寺鉱泉の駐車場で、倒木処理に向かうという木村さんにお会いしました。

  チェーンソウを背負って足早に歩いてゆかれました。

  こうした方々のご尽力で登山道が保全されていること、忘れないようにしたいものです。

  古寺ルート上の3か所の水場はいずれも採水可能です。

  また、古寺鉱泉へのアクセスも、大井沢から、柳川から、木川ダムから、いずれも道は確保されています。

  大規模林道のブナ峠付近にカラマツの倒木があって、朝はその下をかいくぐるように通過したのですが、帰るときには処理が終わっていました。





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2017年09月01日

☆★紅葉のペルシャ絨毯を見に行こう!〜秋の大朝日岳参加者募集開始!

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<紅葉する大朝日岳(昨年)>



     紅葉のペルシャ絨毯を見に行こう!

          葉っぱ塾  紅葉の大朝日へ2017


             ※終了しました。


 
  朝日連峰の稜線の紅葉が見ごろになる時期を狙って、憧れの大朝日岳に挑戦してみませんか。

  夏山の花々も見事ですが、ペルシャ絨毯を敷き詰めたような紅葉も、ほんとうに素晴らしいものです。

  大朝日への最短コースを登りに1日、下りに1日かけて、ゆっくり歩きます。山頂で見る夕日や日の出、そして星空は最高です! 

【期  日】 9月30日(土)〜10月1日(日)
※ 悪天候の場合の中止や延期については参加者と相談します。
※ 「葉っぱ塾」への前泊についてはご相談ください。

【募集人員】 最低3名で催行(定員6名)
       ※最終9月24日締め切り
       ※ 定員に達し次第締め切ります。申し込みの場合は、保険の関係で、生年月日をお知らせください。山岳保険に既に加入の方はその旨お知らせください。

【ガイド料】  ¥14000
     (ただし山小屋使用料¥1500は含みません。)
       ※4名以上参加の場合は、¥12000
        ※1日目夕食、2日目朝食付き!


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<山頂でご来光を待つ登山者>


【日  程】 1日目
            6:30  長井発
            8:00  古寺鉱泉着(現地集合可)
            8:15  古寺鉱泉発
           15:30  大朝日岳山頂着(大朝日小屋泊)

       2日目
           6:30  大朝日小屋発
              ※余裕があれば鳥原山経由
           13:30  古寺鉱泉着(入浴可)
           13:30  現地解散
           15:00  長井着

☆ エスケープルート:古寺鉱泉→小朝日→鳥原小屋(泊)→古寺鉱泉

【持ち物】 食料(2食+行動食)、雨具(ゴアテックス素材のもの)、寝袋(3シーズン用のものがベター)、着替え、水(最低1ℓ)、食器、ヘッドランプ(懐中電灯)、持薬、その他必要と思われるもの (持っている場合コンロ)

【ガイド装備】 救急薬品、ロープ、カラビナ、ツエルト(簡易テント)、カメラ、無線機、コンロ、ガス、

☆ 古寺鉱泉の「朝陽館」に前泊希望の方はお早めに直接申し込んでください。
       「朝陽館」電話 090−4638−7260

【連絡先】 葉っぱ塾 八木文明(日本山岳ガイド協会認定ガイド)
       TEL 090-5230-8819   FAX 0238-84-1537
       メール happa-fy★dewa.or.jp
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2016年11月18日

☆★平日の白鷹山、富神山へ!〜冬を待つ山の風景を楽しむ

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<16日、白鷹山から見た大朝日岳>


  15日に予定していた「平日の白鷹山と富神山へ」を、天気予報をみて16日に変更していました。

  申し込んでくださっていたお二人のお客様もお休みを変更して参加してくださいました。

  15日は午後、寒冷前線が通過し、16日は前日比べる最高気温で9℃ほども下がりましたが、白鷹山あたりは雨の心配はありませんでした。

  お二人とも「安全登山入門編2016」にご参加くださっていましたが、Mさんはこれまでの登山にはご都合が合わず、この日が今年初めての登山。

  でも、登りながらお話しを伺ったら、高校時代は何と山岳部に所属されていたとのこと!


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<下界の紅葉の風景を眺める>


  地形図やコンパスの使い方を何度も繰り返しながら、ゆっくりと登ってゆきました。

  山頂に着きましたら、空から白いものが!

  はらはらと雪が降ってきました。

  大朝日岳は山頂が雪雲に隠れていましたし、月山は全く見ることができませんでした。

  しかし下界の展望は良く、紅葉盛りとなった麓の風景が、まるでモザイク画のようでした。


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<くるぶしまで落ち葉に埋もれそうな登山道を歩く>


  登山道はあちこちで落ち葉に埋もれていました。

  乾いた音がカサコソと耳をくすぐります。

  大平集落に下山し、車で富神山登山口へと移動しました。

  白鷹山では誰にも会いませんでしたが、富神山では何組かのグループに会いました。

  手軽に登れる山だけに、散策を兼ねておいでになる方が多いということでしょう。


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<散り敷いたヤマモミジ>


  途中で、目の覚めるような鮮やかな落ち葉がありました。

  見上げるとヤマモミジの木でした。

  一本の木なのに、様々な色合いに紅葉、黄葉し、それが見事に散り敷いているのでした。


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<富神山もまずまずの展望>


  富神山を白鷹山の後に登ることにしたのは、西に傾く太陽が山形市内を照らすのではないかと期待したからでした。

  天童市や東根市方面は光が当たっていましたが、山形市内は影の部分のままでした。


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<おや? ヤマツツジだ!>


  下山しようとしましたら、赤い花が目に入りました。

  近づいてみると、なんとヤマツツジでした。

  初夏の花のはずです。

  寒暖の大きな繰り返しを、冬のあとに春が来たと間違えたものでしょうか。


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<登山口近くで見た大きなカエデ>


  登山口の駐車場でみなさんをお見送りし、坂道を「県民の森」方向に発進させてすぐ、路肩に見事なカエデの木が立っているのに気づき、車を止めました。

  葉っぱを見ると、野生のカエデではなく、園芸種なのではないかと思われたのですが、どうでしょうか。

  脇に小屋がありましたので、かつてここに民家が建っていて、その門前に植えられたものだったのかもしれません。

  かなりの古木と見受けられました。

  紅葉は里で盛りとなり、山は「眠る冬」へと移っています。

  次回の登山は23日、長井葉山を予定していますが、今のところ予報がよくないようです。

  さてどうなりますか。

  さあ、今夜は「いちよ・きよ・やぎりんバンド♪」の長井市内での演奏会です。

  気温は低いですが、天気は上々のようです。




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2016年11月05日

☆★多事多彩だった葉山初冠雪の一日

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<初冠雪の長井葉山(4日)>


  一昨日(3日)からの雨が、山では雪に変わったようで、4日朝の長井葉山は山頂付近がうっすらと雪化粧していました。

  初冠雪です。

  きのうはこの雪に急かされるように車用品のお店に行って、新しい冬タイヤを購入。

  帰宅してタイヤ交換をしました。

  年によっては、雪が降り始めて天候の悪い中、あわててタイヤ交換などということもあるのですが、この作業は、好天のときにこそやっておいたほうがよいものです。


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<烏帽子山公園の紅葉>


  午後は、南陽市の烏帽子山公園や花公園などをまわって、落ち葉集めをしてきました。

  きょう(5日)はこれから山形市内の保育園での親子行事の講師を務めます。

  落ち葉をたくさん使って遊ぶので、その準備でした。

  心配していたお天気も大丈夫のようです。

  烏帽子山公園は「日本桜の名所百選」に選ばれているところですが、実は紅葉の名所でもあります。

  桜の葉はだいぶ落ちていましたが、紅葉は今が盛りです。


あゆーむ2016(縮小版)

<11日の加登さんの公演のチラシ>


  夜になって、11日の加登萌々子さんの公演のことで一つの進展がありました。

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  YBC(山形放送)のHさんから、「8日にラジオでお知らせの時間が取れそう」とのお電話がありました。

  Hさんは、今私が関わっている18日のやぎりんたちのコンサートのことも視野に入れてお電話くださったのですが、私は迷わず「加登さんでお願いします」とお伝えしました。

  直接連絡をとっていただき、8日14時30分ごろから加登さんがラジオに電話出演となりました!

  11日の白鷹町「あゆ〜む」での公演のチケットは、「葉っぱ塾」でもお預かりしています。

  ご一報いただければお送りできます。

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2016年11月04日

☆★ボランティアで鍛えられる若者の瑞々しい感性

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<母校、県立長井高校の桜並木の紅葉>


  昨日(3日)は、長井葉山への登山を予定していましたが、雨の予報が出たために、前日に泣く泣く中止の決定をしていました。

  そしてその3日は、雨、晴れ入り混じった目まぐるしい天候の変化の一日となり、中止は正解だったと自分に言い聞かせています。

  アメリカのメジャーリーグからは「ヤギの呪いが解けた」との報道がありましたが、私とは無関係です。

  ところで、「桜の名所は紅葉の名所」と言われます。

  名所というほどではありませんが、母校でもある県立長井高校グラウンド南側の桜並木の紅葉が、ほどよく色づいています。

  ちょうど雨の晴れ間に通りがかり、車を止めて写真を撮りました。


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<ボランティア初参加のSさん(後姿)>


  その長井高校の生徒たち4人が、先週末の「森の休日」にボランティア・スタッフとして参加してくれました。

  夏休み前にも一度参加があったのですが、その後生徒会役員の改選が行われ、選出された新たな執行部の方針の中に、「森の休日」のボランティアに参加する、というのが入っていたと聞いていました。

  生徒会の呼びかけに応えて参加してくれた4人の中に、一年生のSさんがいました。

  初めて参加の緊張もあったのでしょう、「森の休日」ではどこか一歩下がったようにして振る舞っていたのを覚えています。

  その翌日、隣町であった映画の上映会で妻がコンサートのチラシを配っていたら、彼女がお手伝いしてくれたそうです。

  そのときに、「子どもたちとうまく遊べなかった」と自信なさげに彼女が語ったと聞きました。

  彼女は小学校教員になることを目標としているそうですが、初めてのボランティア活動の中で「うまく子どもと接することができなかった」という思いを持ったことに、とても感心しました。
  
  大学生スタッフの中には、自信満々で子どもたちと接している人もいます。

  しかし、Sさんが感じた「うまく遊べなかった」という思いこそが、教員を夢見る彼女の感性の素晴らしさだと私は思うのです。

  未熟さを受け止め、それを乗り越えてゆくことの大切さを、私が若い頃には感じることもありませんでした。

  来年の「森の休日」にも絶対に参加するということを聞いています。

  彼女が、どんなふうに子どもたちと接してくれるのか、楽しみです。

  いわゆる「進学校」みたいになってしまった私の母校に、ほんとうの意味でのボランティア活動に参加し、傷つき、それでも前を見ようとする後輩がいる。

  ヤギおじさんとしては、そして高校の先輩としては、そのことが嬉しいことなのです。





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2016年10月31日

☆★紅葉真っ盛りのブナの森で遊ぶ〜「森の休日2016」第10回1日目報告

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<紅葉の「空気神社」で>


  29日、30日と、今年10回目の「森の休日」を開催しました。

  2012年から開催したこの週末保養の取り組みは、通算で55回目となりました。

  福島からは当初4家族の参加予定でしたが、当日朝、親戚にご不幸があったために1家族がキャンセルとなりました。

  会場の「Asahi自然観」は、紅葉真っ盛り!


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<雨が上がって外遊び!>


  29日は朝方まで雨が降っていました。

  お願いしていたツリーイング体験は、朝の段階で中止と決まりましたが、福島の皆さんをお迎えする昼過ぎには、曇りがちながら、時折青空も見えてきました。

  この日はスタッフとして、大学生が9人、高校生が4人参加してくれていました。

  高校生は私の母校、長井高校の生徒たち。

  生徒会として参加を決め、今後も取り組んでくれることになったとのこと、「先輩」としてはことのほか嬉しいことでした。

  福島の子どもたちは6人でしたから、とても賑やかに外遊びが展開されました。


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<木工に精出すお父さん、お母さん>


  この日は、大工さんのYさんが電動糸鋸を搬入してくださって、木の作品作りも同時進行で行われました。

  こちらは、子どもたちよりもお父さん、お母さんたちのほうが熱中しました。

  人の想像力・創造力を刺激するこのプログラム、なかなか素晴らしいと感じています。


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<出来上がった作品の一例>


  切り出した木片を紙やすりで滑らかにしてゆき、最後にワックスで仕上げ、紐などをつければ、アクセサリーになります。

  みなさん、個性的な作品を作っておられました。

  子どもたちをスタッフに任せ、自分のことに熱中できる時間が持てるということ、この年代の親御さんたちは、ふだんなかなかできないことのようでした。


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<厨房に立つ大学生スタッフ>


  若いスタッフが多かったので、台所の仕事を入れ替わりで分担してもらいました。

  普段、自分の分、あるいは家族の分の調理をすることがあったとしても、ここでは20人を超える分を作るので、作業の大変さはなかなかのものです。

  しかし、夕方無事に様々な料理が食卓に並びました。


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<「たき火」を囲む(スタッフの関川さん撮影)>


  日が落ちると急激に冷え込んできた中、キャンプサイトまで歩き、たき火を囲みました。

  準備していたサツマイモも放り込んで、みんなで焼き芋をほお張りました。

  火を飛び越えるなどという「危ない遊び」をこの夜も子どもたちに教えてしまいました。

  そういうスリルを味わうことも大切な体験だと思います。

  若いスタッフたちは、日付が替わるまで語り合ったようでしたが、早寝の私は特別室でゆっくり休みました。




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2016年10月25日

☆★冬近づく紅葉の長井葉山へ

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<24日朝の長井葉山〜北中前から>


  いま、大正大学の「地域創生学部」の学生たちが、この長井市でフィールド・ワークを行っています。

  今年度できたばかりの新しい学部だと聞いています。

  その有志と、長井市で事務局を務める方々の長井葉山への登山のエスコートをして、24日登ってきました。


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<開会行事で自己紹介>


  この日は月曜日でしたが、地元の小学校は前週の土曜日の代休だったそうで、スタッフのお子さん3人も参加しました。

  学生の服装や持ち物に不備があり、いったん戻ってザックを準備したりしたものですから、勧進代の登山口を出発できたのは、予定より1時間遅れの9時10分過ぎとなりました。


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<日がさす展望台で>


  この日の朝は、放射冷却もあって気温が朝6時で1.6℃(気象台観測値)!

  子どもたちの服装が心配ではありましたが、登るにつれて太陽が輝き、気温も上がってきました。


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<葉っぱ色づくブナの森>


  標高550mほどある登山口付近ではまだ緑色が勝っていましたが、この日は標高800mから1000mあたりが紅葉真っ盛りといったところでした。

  葉山のブナは、半分が黄色、もう半分は枯葉状態。

  最高の紅葉とはいきませんでしたが、それでも多彩な色が目を楽しませてくれました。


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<昭和堰ルートを歩く>


  歩き始めて10分もしないうちから「頂上はまだ?」と口にし始める子どもたち。

  それでも、休憩ごとのおやつや途中からの展望で、次第にその言葉が出なくなってゆきました。

  途中から「昭和堰ルート」に回り込みます。

  この日の大学生たちは、フリータイムの有志参加ということで、フィールド・ワークのつもりでの参加ではなかったようですが、昔の人たちがこんな山奥に堰を作ったことは、それだけで大きな研究テーマになるはずです。

  そういうつもりで私の説明を聞いていたのかどうかは不明です。


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<「奥の院」で>


  「昭和堰ルート」のいいところは、最後に標高差50mあまりの急斜面をよじ登ると、「奥の院」の展望台に飛び出すことです。

  子どもたちを展望台に先行させましたら、上から「うわぁー!」という歓声が聞こえてきました。

  雲が出始めていましたが、祝瓶山が見えていました。

  ここから葉山山荘に移動し、遅めの昼食。

  ストーブに薪をくべ、冷えた体を温めました。

  外は時折小雨が降ってきたかと思ったら、時に氷の粒も混じっていました!


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<いろいろなモミジがあるんだね!>


  下りの道は落ち葉が散り敷いて、さくさくと心地よい音を聞かせてくれます。

  子どもたちは坂道を駆け下りてゆきます。

  いろいろなモミジの葉っぱがあるので拾い集めてみました。

  間違っているかもしれませんが、上段左から、コハウチワカエデ、ハウチワカエデ、ホソカエデ、ウリハダカエデ、下段左からコミネカエデ、ヤマモミジ、イタヤカエデではないかと思っています。

  同じ種類でも紅葉の色が違ったり、切れ込みの入り方に差があったりしますから、なかなか難しいものです。


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<白葉するコシアブラ>


  赤や黄色のものにばかり目がいきますが、コシアブラは「白葉」します。

  緑一色の時には紛れてしまって見えにくくなっていますが、この季節、またその存在が際立ってきます。

  山は紅葉の盛りではありますが、季節は冬に近づいています。

  登山では、服装、装備をしっかりしてお出かけください。




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2016年10月17日

☆★たき火は最高のごちそう〜「森の休日2016」第9回1日目報告

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<秋空の下、なびくススキ>


  「森の休日2016」第9回目の10月15日と16日は、一週間前から晴れの予報が出ていました。

  その前日の朝、私は大朝日岳の山頂で、霧氷と小雪の寒さを体験していましたから、晴れても寒さがこたえるのかもしれないと身構えていました。


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<秋の日浴びて「空気神社」で>


  今回参加の4家族はみな一度は参加経験のある方ばかりでした。

  懐かしい友人に会うような気持ちでの開会行事の後、みんなで空気神社へ。

  もうこの場から、子どもたちは歓声をあげて遊び始めていました。


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<芝の斜面でダンボール滑り!>


  紅葉し始めた森を抜け、芝生広場へ。

  子どもたちはスタッフが準備していったダンボールやプラスチックのそりで、斜面を滑りました。

  一人で、そして仲間とつながって。

  子どもたちの歓声と、それを見守る親御さんたちの笑い声が、秋の青空に吸い込まれてゆきました。


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<福島のお母さんたちも台所へ>


  今回の「森の休日」での最大の問題点は、スタッフが少ないことでした。

  子どもたちが11人も参加してくれていたのですが、1日目のスタッフは私を入れて8人。

  子どもたちの相手も、厨房も、親御さんたちの話し相手も、手が足りませんでした。

  厨房のベテランKさんと一緒に私もキュウリを刻んだりしていたのを見かねて、福島のお母さんたちが「私たちもやりますよ」と声をかけてくださいました。

  「今回は山形の“だし”は無理かな?」と思っていたのですが、お母さんたちの手で、あっという間にできてしまいました。

  この「森の休日」で「山形の“だし”」を覚え、福島でもときどき作っています、というお母さんもおられました。

  山形の食文化がこんなところから広まってゆくなんて、嬉しいことです。


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<外が明るいうち、ちょっとビールを>


  そんなお母さんたちの手助けもあって、日が傾き始めた頃に、お父さんたちとはビールを飲み始めて語らう時間をちょっとだけ持つことができました。

  子どもたちはこの間、スタッフと一緒に駆け回り、そして夕方は一緒に大浴場へ。

  子どもたち担当のスタッフは本当に大変でした。お疲れ様でした。


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<みんなでたき火を囲む>


  前回の「森の休日」のときは雨で実施できなかったたき火を、この日は明るいうちに準備していました。

  たきつけ用にと、使用済みの割りばしをたくさんストックしてありましたし、前回木工を担当して下さったYさんからは、端材をたくさんいただいて保管していました。

  このたき火のために購入してあった焼き芋用のサツマイモは、福島のお母さんたちが濡れた新聞紙とアルミホイールにくるんで、用意してくださったのです。

  私が子どもたちをそそのかすようにたき火の上を飛び越えて見せると、はじめは尻込みしていた子どもたちが次々と挑戦しだしました。

  赤々と燃える「生の火」、実は今の子どもたちに一番の「ごちそう」だったかもしれません。

  暗闇の中に燃える炎の風景を、いつか大人になってから思い出すことがあるかもしれません。




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2016年10月16日

☆★紅葉の森を抜け晩秋の長井葉山へ!〜参加者募集中

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<すっかり落葉した長井葉山山頂付近(昨年)>



         紅葉のブナの森を抜けて
          葉っぱ塾 晩秋の長井葉山2016


  11月上旬の長井葉山は、紅葉が麓まで下りています。

  山頂一帯での紅葉は終わり、ブナの森は落葉してすっかり明るくなっている時期です。

  もしかしたら、大朝日岳や祝瓶山は雪をかぶっている姿を見せてくれるかもしれません。

  あまり歩かれていない勧進代コースそして昭和堰ルートをたどって晩秋の山々や、山から眺める里の風景を楽しみませんか?

  当日はスペシャルゲストがあるかもしれません。

    【期  日】  11月3日(祝日) ※悪天中止

    【参加費用】  一般¥2500
             「安全登山入門編2016」受講者¥2000
               (保険料・写真代含む)

    【募集人数】  15名程度

    【集  合】  長井市「勧進代南部公民館」前 午前8時00分
        長井市勧進代1732−2  電話 0238-84-6335
           ※ご要望あれば現地までの地図をお送りします。

    【日  程】  8:00    公民館前集合・出発
           11:30ごろ  葉山山頂
           15:30ごろ  公民館前帰着・解散(予定)
   (勧進代口〜追分〜昭和堰〜葉山山頂〜勧進代尾根)

    【持ち物】   昼食、雨具、コンパス、ヘッドランプ、水(1ℓ)、防            寒着、手袋、おやつ(非常食兼ねる)

    【申し込み】  10月30日(日)締め切りで、葉っぱ塾まで。

    【連絡先】  葉っぱ塾・八木文明 
              Tel 090-5230−8819
              e-mail happa-fy★dewa.or.jp
            (送信の際は★を@に変えてください。)
        日本山岳ガイド協会認定ガイド
        日本自然保護協会自然観察指導員




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2016年10月15日

☆★燃える小朝日岳、冬近づく大朝日岳〜霧氷の花咲く山頂へ!

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<カエデ類の紅葉が進む中腹>


  「週末から来週にかけては山に行く時間はない。行くなら13日だ!」とばかりに、1泊で大朝日岳まで行ってきました。

  前回の「葉っぱ塾」の大朝日岳からおよそ2週間。紅葉前線は標高1200mあたりまで下りてきていました。


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<小朝日岳の紅葉(13日)>


  予報ではまずまずと出ていた13日。晴れていたのは下界だけで、古寺山を過ぎたあたりから冷たい小雨が降り始めました。

  小朝日岳の紅葉は見事でしたが、日が当たらないために、写真では何ともさびしそうな紅葉です。


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<大朝日小屋は0℃!>


  古寺鉱泉から4時間余りで到着した大朝日小屋は、気温0℃、強い風が吹いていました。

  管理人の阿部さんは、翌14日いったん山を下りるとのことで、小屋終いの準備で大忙しでした。


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<晴れ間に見えた十三夜の月>


  強い西風が斜面を吹きあがり、雲を生みますが、東の方向には時折晴れ間も見えました。

  寒くて1、2分しか出ていられませんので、暗くなる前に何度か外に出てみましたが、十三夜の月が雲間から出ているのを見ることができました。

  この日東京で、弟たちの「十三夜のコンサート」が開かれることになっているのを思い出しました。

  私を含め、この日の小屋泊りは16名。

  暗くなってしまうとシュラフに入るしかない山小屋。

  しばし阿部さんの部屋にお招きを受けて乾杯!

  4か月間、お疲れ様でした。

  この日の朝、2晩山中で救助を待っていた登山者が無事救出されたことを阿部さんからお聞きしました。

  悪天候の中でよくぞ無事でした!


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<霧氷張り付く山頂標識>


  薄い寝袋の他の宿泊者は、あるもの全部着込んでシュラフに入っていたようですが、モンベル#1を持参した私は、ぬくぬくと快適な夜を過ごしました。

  夜通し吹いていた風は朝になってもそのまま。

  ただ、気温はそれほど下がらず、小屋の温度計はー1℃ほどを示していました。

  14日朝、5時38分山頂に立ちました。

  周囲の山々の名前と方角を示している方位盤に氷が一面に張り付いていました。
  

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<ハイマツに霧氷の花!>


  ハイマツには強風で吹き付けられた水滴がそのまま凍りついた霧氷が、まるで白い花が咲いたように張り付いています。

  急いで小屋に戻り、お湯を沸かし、温かいもので朝食。


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<強風の中、さあ下山!>


  単独で来ると、ガイドとして登るときの荷物の3分の2ほどになります。

  荷物のパッキングもすぐに済ませ、ジャケットの上に雨具の上下を羽織って小屋を出ました。

  風は少しずつ弱まっていました。

  阿部さんに11月の「再会」を約束し、下山開始。


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<ぬかるみにさらっと積もった雪>


  小屋近くのぬかるみは凍っており、そこにうっすらと雪がありました。

  まだ冬の寒さに慣れていない体には、なかなか厳しい寒さではありました。


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<光るダケカンバ>


  「銀玉水」でコーヒー用の水を汲み、穏やかな稜線を歩いているうちに空の雲がしだいに薄くなってゆきました。

  時折青空も見え始め、天候は回復するようでした。


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<姿を見せた大朝日岳>


  「熊越(くまごえ)」のコルから小朝日岳を登る間に、大朝日岳が姿を現してきました。

  朝の光を全体に浴びて輝いています。

  小朝日岳から古寺山に下るあたりから、その日の早朝出発して登ってきた方々とすれ違い始めました。

  「天気よくなりそうですね!」と声をかけますと、みなさん嬉しそうな表情で登ってゆかれました。


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<今年のブナはきれいに黄葉>


  今年はブナがきれいに黄葉するものが多いように見受けました。

  年によっては枯葉みたいにしかならないときもあるのですが・・・。

  標高1500mより下のブナの黄葉が本格的になるのは、もう少し先になりそうです。

  10時過ぎに無事古寺鉱泉前に下山。

  この日は午後から週末保養「森の休日」の準備に追われました。

  大朝日岳、本格的な雪が降る前に、もう一度ぐらい行きたいものです。




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2016年10月11日

☆★山頂一帯紅葉見頃の長井葉山へ〜ぬかるみ対策に大工さんの工夫

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<ザックにくくりつけたスノコ板>


  10日に予定していた磐梯山への登山を、7日の段階で中止としていました。

  休みに入ると傷害保険に加入することができず、7日の予報で決めざるをえなかったのです。

  その10日になってみると、どんよりした曇り空ではありましたが、葉山ははっきりと見えていたので、朝食後、一人、葉山に向かいました。

  ザックには、少し前に親戚の大工さんの八木賢一さんにつくってもらった「ぬかるみ用のスノコ板」の試作品を2つ、くくりつけていました。


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<ぬかるみで幅が広がる登山道>


  全体的には水はけのよい朝日連峰ですが、平坦な場所にわずかにくぼんだ所があると、そこに細かな腐植土が溜まり、水溜りができやすくなります。

  登山者がそこを通る時には当然そこを避けようとします。

  それが繰り返されると、登山道は外側に膨らむことになります。

  上の写真は長井葉山の白兎登山道の山頂近くの場所です。


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<スノコ板を置く>


  持参したスノコ板を、ここに2枚置いてみました。

  このスノコ板の試作にあたって、八木さんにいくつかの要望を出していました。

  ザックにくくりつけて登るに適切な大きさであること、そこで長い間に腐食してゆくことを考え、クギを使わないものであること、1つの重量が重すぎないことなどでした。


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<天板と脚の接合部分>


  今回試作してくださったものは、天板にやや厚めの材が使われており、背負うには重いと感じましたが、それは今後検討する余地はあるでしょう。

  サイズは、ザックに2、3枚くくりつけてゆくにはほどよいものと感じました。

  接合部分には、大工さんらしい素晴らしい工夫がありました。

  上の写真を見ると少し隙間があります。

  ぬかるみに置かれることで水分を吸って、材が膨張することを見越し、やや緩めに造ってくださったのです。

  もう少ししてから登ってみて、その後の様子を観察したいと思っています。

  葉山に登ってこのスノコ板をご覧になった方、様々なアイディアやご意見をお聞かせください。今後に生かしたいと思います。


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<草紅葉の「御田代」>


  葉山の紅葉は、1100mの稜線に出てようやく色づき始めたと感ずる程度でした。

  今年はやはり紅葉が少し遅れています。

  しかし、山頂付近ある高層湿原の「御田代(おたしろ」は、すっかり草紅葉していました。


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<展望開けた「鉾立清水」付近>


  ザックに背負ってきたPETボトルに水を汲もうと「鉾立清水」に下りてみてびっくり!

  木々がほどよく伐採され、下界の展望が開けているのでした。

  雪のあるときには灌木が雪に埋もれて真っ白な斜面となって展望のよいこのあたりですが、雪が消えるとまったく展望がきかなくなってしまうので、これは登って来る人々にはありがたい「ごちそう」になるでしょう。


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<山では珍しい真っ青な実>


  帰り道、登山道わきに真っ青な実を見つけました。

  ルリミノウシコロシ(別名サワフタギ)という植物の果実です。

  夏には白い花を咲かせますが、秋には山の植物には珍しい、鮮やかな青い色の実がなるのです。


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<もう少し大きくなってから採ろうかな>


  登山口付近まで下りてくると、枯れたナラの木の根元に小粒のナメコがびっしり生えているのを見つけました。

  粒ナメコもいいけれど、それにしても粒が小さいうようでしたので、これは数日たってから来てみようと思い、そのままにしてきました。

  秋の登山は、こうした思いがけない収穫に備え、ポリ袋は欠かせません。

  「葉っぱ塾」では11月3日に、この長井葉山への登山を計画し、募集を開始しています。

  参加ご希望の方は、下記にご連絡ください。

  国土地理院の地形図には描かれていないルートを歩きます。

  
  【連絡先】   葉っぱ塾・八木文明
     日本山岳ガイド協会認定ガイド
      日本自然保護協会自然観察指導員
     Tel 090-5230−8819 
     メール happa-fy★dewa.or.jp 
      (送信の際は★を@に変えてください。) 





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2016年10月08日

☆★かすかな雪の香りする月山へ〜曇り後快晴!

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<まるで冬山に登るよう。(ゲストFさん撮影)>


  「平日だって山はある! 秋の月山へご一緒に」と題して、7日に月山への登山を計画しました。

  今年も開講した「安全登山入門編」の第2回実践登山が雨のために実施できませんでしたが、「ぜひ今年月山へ!」という受講者もおられたので、呼びかけてみましたら、4名のみなさんが申し込んでくださいました。

  姥沢の駐車場に着くと、吹いてくる冷たい西風の中に、微かな雪の香りを感じるほどの寒さでした。

  月山はすっかり雲の中に隠れていました。


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<姥が岳では雲の中>


  8時集合にしていたのですが、お一人、途中で道を間違えられて、およそ1時間遅れの出発となりました。

  しかし、その遅れが、私たちに素晴らしい幸運をもたらしました。

  駐車場で待つ私たちをしり目に、続々と登山者たちが出発してゆきました。

  リフトを下りてまもなく引き返してきたという登山者もいましたし、途中で山頂まで行ってきた方とすれ違いましたら、「ものすごい風で何も見えなかった」と教えてくれた人もいました。


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<山頂付近での「エビのしっぽ」>


  ゆっくりゆっくり登る私たちが、山頂手前の標高差200mの急な斜面を登り始めるころになって、雲が切れ始め、青空が広がってゆきました。

  天候は午後に向け回復傾向という予報は、まさに当たっていたのです!

  山頂平原に着きましたら、「エビのしっぽ」と呼ばれる一種の霧氷が、岩や木々に付着していました。

  小さな水滴が強風で吹き付けられてできるものです。

  前夜から明け方にかけての寒さが冬に近かったことが想像できました。


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<月山の三角点で(後方に鳥海山)>


  月山神社に参拝し、その後、三角点まで行ってみました。

  そこまで行ったときには雲はすっかりなくなり、上空は澄み切った青空が広がっていました。

  そして庄内平野と日本海が広がり、平野の北端にそびえる鳥海山も見えていました!


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<山頂神社と鳥海山>


  下山を開始し、振り返ると、風景は益々くっきりしてきていました。

  山頂神社と鳥海山とが並んで見えていました。

  風もだいぶおさまって、寒さを感じなくなってきました。


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<朝日連峰とその奥の飯豊連峰>


  下山するときは、正面に朝日連峰を見ながら下ることになります。

  その奥に重なって、飯豊の峰々が雲の上に浮かんでいます。

  「7日は大朝日岳に行きます。」と言っていた若い受講生がおられたのですが、この日は登頂できたのでしょうか?


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<輝く木道と草紅葉>


  私たちは、地形図の読図トレーニングをしながら、リフトを使わず、四ツ谷川沿いの道を麓へと下りました。

  ゆるやかな傾斜の高山草原の中を木道が通っていますが、秋の太陽に照らされて、白く輝いて見えました。


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<進む紅葉>


  本格的な寒さがやって来なかったために遅れ気味だった紅葉ですが、この寒さで加速したのでしょう。

  標高1400m付近のブナやダケカンバの森は、見事に色づいていました。


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<月山の水で煎れるコーヒー>


  リフトを使わずにこのルートを下山する人へのプレゼントが、月山の湧水です。

  途中に「雄宝清水(おたからしみず)」という湧水があって、この日は駐車場に戻ってから、そこで汲んだ水でみなさんにコーヒーを飲んでいただきました。

  高い山ではもう雪が降ってもおかしくはない季節です。

  この日の寒気で、北海道では平地で初雪。そして岩手山の初冠雪とのニュースがありました。

  天候を甘く見ず、十分な装備で山に入る必要があります。




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2016年10月05日

☆★紅葉の磐梯山、下見山行報告

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<「八方台登山口」付近のブナの森>


  私が住む山形県長井市内から福島の「会津磐梯山」が見えるということを知っている市民はあまり多くないかもしれません。

  山頂部がちょっと見えるだけですが、見えるのです。

  ということは、1888年の磐梯山の大噴火を、この町の先人たちも見ていたことになります。

  どんな思いで見ていたのでしょうか。

  10日に予定している磐梯山への登山を前に、6日に下見の予定でしたが、台風の接近を考慮し、急遽4日に行ってきました。


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<中腹から見た檜原湖>


  米沢市内を抜け、白布高湯温泉から西吾妻スカイバレーを通って裏磐梯へ。

  「八方台登山口」の駐車場までは、わが家からおよそ90kmありました。

  平日にもかかわらずかなり人出があり、観光バスの団体がいくつか準備していました。


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<山頂直下の燃えるような紅葉の斜面>


  標高1200mほどの登山口一帯は、わずかに葉が色づいた程度で、やはりこちらも紅葉が遅れているようです。

  前夜通過していった寒冷前線による雨はすっかり上がっていましたが、風はかなり強く吹いていました。

  「弘法清水」の売店前までは休憩なしで登りましたが、そのあたりに行ってようやく山頂にかかっていた雲が切れ始めていました。

  雲が急速に西から東へと流されてゆきました。


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<山頂から見た猪苗代湖>


  山頂は、身体がよろけるほどの強風でした。

  しかし、雲は何とか切れていて、南側の眼下には水田地帯と猪苗代湖が広がっていました。

  写真を数枚撮ってすぐに下山開始。

  団体のみなさんが次々と登ってこられるのとすれ違いながら、快調に下りてきました。


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<西吾妻スカイバレーから見た磐梯山>


  裏磐梯のホテル群があるあたりからですと、磐梯山が大きすぎてカメラにおさまりません。

  桧原湖畔を北進し、スカイバレーを途中まで登って、振り返ると、ようやく適度な大きさで写すことができます。

  10日までは紅葉も一段と進むでしょう。

  しかし、10日の予報があまりよくありません。

  神様、お願いですからいいお天気にしてください。




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2016年10月03日

☆★紅葉のペルシャ絨毯を見に行こう!〜秋の大朝日岳第2日目

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<1日朝の鳥海山(左奥)と月山>


  大朝日岳2日目は10月1日。

  まだみなさんが起きて来る前、「銀玉水」の水を沸かし、コーヒーをいれました。

  月の暦でも「長月」に入りましたので、夜明け前に外に出てみても、月の明かりはまったくありません。

  星は雲に隠れていましたが、周囲の山々は、くっきりと見え始めていました。

  東の空の一角、船形山の方角だけ、雲の隙間から赤い光がのぞいていました。

  西風がまだ時折強く吹いてきましたが、小屋が風を遮る場所を見つけ、明けゆく風景をしばらく眺めました。

  次第に他の登山者のみなさんも動き始めます。

  結局この日はご来光を見ることができず、天候は下り坂なのかな? などと思ったのです。 


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<大朝日小屋管理人阿部さんと一緒に>


  朝食を手早く済ませ、管理人の阿部さんを囲んで、小屋の前で記念写真。

  阿部さんは今のところ14日に山を下りられる予定とのことでした。

  6月からほぼ4カ月にわたって常駐されるてきたご苦労に頭が下がります。


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<ゆるやかな稜線を歩くみなさん>


  6時に大朝日小屋を出発し、一路下山。

  気温は7℃ほど。

  「銀玉水」まで下るともう風はほとんど止んでいました。

  歩くほどに雲が切れてゆき、下り坂かと思われたのに、青空が広がってゆきました。

  「熊越(くまごえ)」のコルから、前日は通らなかった小朝日岳へと、標高差150mの急登を登ります。


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<小朝日岳から振り返った大朝日岳>


  小朝日岳の山頂が近づいてきたころ、朝の光が大朝日岳を照らし始めました。

  前日は薄雲が広がり、すっきりしなかった風景でしたが、コントラストが際立ってきました。

  他のグループも相前後して登ってきて、いっとき小朝日岳山頂は賑わいました。

  遠望は前日のほうがききましたが、やはり青空が広がるとそれだけで嬉しくなるものです。


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<倒木の上に芽生えたブナの稚樹>


  小朝日岳の山頂から古寺山のほうを眺めていましたら、団体がこちら側に向って来るのが見えました。

  その団体とすれ違いましたらそれは東京のM旅行社のツアーの方々でした。

  その中に、これまで私がこの会社のツアーのガイドを務めたとき添乗員としておいでくださったHさんがいらっしゃいました。

  気の合う添乗員さんというのはあるものです。

  それだけでそのツアーのみなさんに親しみまで感じてしまうから不思議なものです。

  この一行は日帰りでの大朝日登山でしたが、素晴らしい天候の日に登ることができ、思い出に残ることでしょう。


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<「朝日連峰ビューポイント」から展望する>


  私たちは出発してから5時間45分かけて、古寺鉱泉に無事に下山しました。

  帰りは、「Asahi自然観」に通ずる林道をご案内してきたのですが、その途中にある「朝日連峰ビューポイント」で車を止め、そこからの展望をしばし楽しみました。

  一番奥に大朝日岳がどっしりと構えています。

  登った人はみな、「あそこから下りてきたのか!」と感動する風景です。

  登った人だけが分かち合えるある種の共感があるのだと感じました。

  古寺ルートの3か所の水場は全て採水可能です。

  ただし、「三沢清水」は、管理人の阿部さんが下山されるときにホースが撤収されますので、それ以降の採水はできなくなりますからご注意ください。

  稜線の紅葉はあと一週間が見ごろでしょうか。

  そこから、紅葉前線が次第に下へとおりてきます。




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2016年10月02日

☆★紅葉のペルシャ絨毯を見に行こう!〜秋の大朝日岳第1日目

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<古寺山付近の紅葉>


  「紅葉のペルシャ絨毯を見に行こう!」と名付けた秋の大朝日岳への登山を、9月30日〜10月1日の1泊2日で行いました。

  山の講座の新旧の受講生や、「葉っぱ塾」がお世話になっている皆さん6名のご参加をいただきました。

  週間予報ではずっと2日目に不安がありました。

  しかし、3日ぐらい前から、予報がどんどん良い方に変わってゆきました。

  秋雨前線の位置が、当初の予想よりも南にずれていったのがその原因だったようです。


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<銀玉水を過ぎて小朝日岳を振り返る>


  期待していた稜線の紅葉は、もう数日経てば見ごろになるかといったところでした。

  それでも、この季節ならではの鮮やかな色彩が目を楽しませてくれました。


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<もうすぐ大朝日小屋!>


  30日の朝、古寺鉱泉に向かうときの国道の温度表示が「7℃」を示していました。

  日中の好天で気温が上がったとはいえ、1500mを超えると、登っていてもさほど汗をかきません。

  午前8時02分に古寺鉱泉駐車場を出発して、7時間余り。

  私たちは大朝日小屋に着きました。15時14分到着でした。

  管理人の阿部さんが、小屋前の鐘を鳴らして私たちを出迎えてくださいました。


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<やった! 山頂だ!>


  小屋前にザックを置いて、この日のうちに山頂を目指しました。

  風が強くなってきていました。

  15時33分、全員で山頂に立ちました!

  私が持参したアルミ製の軽い三脚が、飛ばされそうでしたので、石の重りをつけての記念撮影となりました。


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<山頂から見た磐梯山>


  朝のうちは青空でしたが、その後の空はずっと薄曇りで、時折日が射す程度でした。

  しかしこの日は、遠方の眺望が素晴らしい日でした!

  磐梯山がくっきりと見えていましたし、目を北に転ずれば、およそ200km先の岩手山も確認できました。

  岩手山は大朝日岳山頂からは36°(磁北より時計回りで。以下同じ)を確認しました。

  また、この日初めて、大朝日岳から酒田の沖合に浮かぶ飛島が見えることに気づきました。

  挑戦距離にしておよそ105kmほどあります。354°の方角に見えます。


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<阿部さんへのプレゼントが!>

 
  山頂で冷たい風に吹かれ、冷えすぎないうちに小屋に戻りました。

  小屋に戻って阿部さんに挨拶していると、参加者のYさんが、阿部さんに何やらプレゼントを持参されていました。

  Yさんの奥様がこの夏の大朝日岳への登山に参加くださった際に、阿部さんが「この「おのくん」にザックが欲しい」とおっしゃたのだそうです。

  ご自身でも震災後の現地でのボランティアに参加されていた阿部さんは、私がプレゼントした「おのくん」をことのほか喜んでくださっていました。

  阿部さんご自身も忘れていた一言を覚えていて、小さなザックを作って、今回ご主人が持参されていたというわけです。


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<登頂後の宴>


  指定された場所にシュラフを広げ、荷物を整理すれば、あとは夕食の宴会しかありません。

  あらかじめ運び上げておいたビールやワインで「乾杯!」

  阿部さんの友人お二人も一緒に加わってくださって、にぎやかな宴となりました。


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<豪華なおつまみ>


  この日のおつまみのグランプリはこれです!

  Tさんが、自分で作られた燻製やハムを背負ってこられたのです。

  体力的には一番不安があったTさんでしたが、「自分で作ったものを小屋でみんなで食べるぞ!」という思いが、がんばりにつながったのかもしれません。

  山での食事は、最近、インスタント食品が豊富にはなりましたが、こうした手作りの料理はほんとうに嬉しいものです。


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<山形市方面の夜景>


  暗くなって、月の出ない晩でしたが、空には薄雲が広がったままで、星空にはなりませんでした。

  しかし、小屋の前に立つと、山形市から東根市にかけての夜景がくっきりと広がっていました。

  30日の朝は、小屋の前の水たまりに「初氷」が張ったと阿部さんが教えてくれましたが、この夜は、雲のおかげで、気温はずっと6℃〜7℃ほどでした。

  「『とと姉ちゃん』の最終回が見られないのだなあ」、などと思いながら、シュラフの中で眠りに就きました。




 ☆スタィンウエイ・ピアノ復活記念コンサート、チケット発売中!


 ☆「いちよ・きよ・やぎりんバンド♪」長井公演、受付中!


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2016年08月29日

☆★秋、2つのピラミッドへ!〜祝瓶山、大朝日岳、参加者募集中

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<秋の祝瓶山(長井葉山から)>



◆目指せ東北のマッターホルン!
      葉っぱ塾 秋の祝瓶山へ2016


  朝日連峰の一角にある秀峰・祝瓶山(1417m)に一緒に登ってみましょう! ピラミッド型のその山体から“東北のマッターホルン”と呼ばれています。また、「日本三百名山」にも選ばれています。

  稜線もかなり色づいていることでしょう。秋の空気を吸い込みながら登ってみませんか? 長井側ルートから登り、赤鼻尾根のブナ林経由で下山します。朝が早くて大変ですが、どうぞよろしくお願い申し上げます。

【期   日】   9月22日(祝)  ※悪天の場合中止

【参加費用】   ¥4000  (保険料・写真代等含む)

【募集人数】   先着8名(申し込みは9月17日まで) 





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<紅葉の朝日連峰主稜線>


◆紅葉のペルシャ絨毯を見に行こう!
      葉っぱ塾  紅葉の大朝日へ2016

 
  朝日連峰の稜線の紅葉が見ごろになる時期を狙って、憧れの日本百名山・大朝日岳に挑戦してみませんか。夏山の花々も見事ですが、ペルシャ絨毯を敷き詰めたような紅葉も、ほんとうに素晴らしいものです。

  大朝日への最短コースを登りに1日、下りに1日かけて、ゆっくり歩きます。山頂で見る夕日や日の出、そして星空は最高です! 

【期  日】 9月30日(金)〜10月1日(土)

【募集人員】 最低3名で催行(定員6名)
  
【参加費】  ¥12000,
   (ただし山小屋使用料¥1500は含みません。)



☆詳しい要項をお送りすることができます。「葉っぱ塾」までご請求ください。

【連絡先】   葉っぱ塾・八木文明
     日本山岳ガイド協会認定ガイド
      日本自然保護協会自然観察指導員
     Tel 090-5230−8819 
     メール happa-fy★dewa.or.jp 
      (送信の際は★を@に変えてください。) 



吉永小百合さんTシャツ、販売中!


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2016年08月20日

☆★秋に向かう長井葉山

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<ツリフネソウの花>


  10月のコンサートに向けて、ここ数日ダイレクト・メールの宛名書きをしています。

  痛めた手首がまだ完治していないので、なかなか長く続けられません。

  気分転換も兼ねて、19日は長井葉山に行ってきました。

  勧進代登山口に続く林道に入ると、道端にツリフネソウの鮮やかな赤紫色の花が群生していました。

  花弁の下側が広く突き出しているのは、蜜を吸いに来るマルハナバチたちに止まる場所を提供しているのだと聞きます。


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<オクモミジハグマ>


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<オオカニコウモリ>


  オクモミジハグマとオオカニコウモリは、夏の終わりごろから咲く花ですが、あまり人目をひくような花ではありません。

  春の花々が、雪解けの喜びを表現しているように思えるのに対し、キク科に属するこれらの花は、もしかしたら花だとは認識されていないかもしれません。

  別々の場所で見ると、両者が似ているので、私には区別できませんでした。

  先日大朝日岳に行ったときに、お客様には区別できていないままにお伝えしてしまったかもしれません。

  長井葉山では、オクモミジハグマは登山口付近に、オオカニコウモリは山頂一帯にと、生育する高さが違うようです。


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<ツリガネニンジン>


  勧進代の尾根を登り切って「追分」と呼ばれる分岐に行くまでの平坦な道の脇に、ツリガネニンジンがありました。

  これはキキョウ科の花で、この花の高山型の変種がハクサンシャジンだと図鑑にありました。

  ハクサンシャジンに比べると、花の付き方がまばらであるようです。


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<チチタケというキノコ>


  夏から秋にかけては、歩いているとキノコも目立つようになります。

  このチチタケというキノコは、色ですぐにそれとわかります。

  傘の部分をちぎると、ミルク状の白い液体が出てくるのがその名の由来です。

  このあたりではあまり採る人もいないようですが、栃木県ではそばの出汁に使われるということで、高値で取引されると聞いたことがあります。


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<紅葉したオオカメノキ>


  先日、太平洋側を台風7号が通過してゆきましたが、台風が通過するごとに、秋が静かに近づいてきます。

  オオカメノキのはっとするような紅葉がありました。

  稜線を吹き抜けてゆく風は、汗ばんだ体にはひんやりと感じられました。

  「鉾立清水」の水量はだいぶ細くなっていましたが、この日は5本の水を汲んで下りてきました。


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<改修された林道の法面>


  勧進代登山口に通ずる林道は、7月末まで、改修工事が行われていたのですが、すでに工事は完了していました。

  土砂が崩れる法面3か所のうち、2か所にコンクリートが吹き付けられていました。

  路面のデコボコもかなりなくなって通行しやすくなっています。

  山は静かに秋に向っています。





2016チラシ表(70%縮小)

<10月21日のリサイタルのチラシ>


  このコンサートチケットは、「葉っぱ塾」でも取り扱いいたします。

  ご連絡をいただきますと、お近くの方にはお届けにもあがりますし、郵送(代金は郵便振替)も可能です。

    【連絡先】 葉っぱ塾 八木
           電話090-5230-8819
           happa-fy★dewa.or.jp
        (送信の際は★を@に変えてください。)




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2015年11月02日

☆★雪景色も見えたブナの森で〜「森の休日2015」第10回報告

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<落葉進む「空気神社」で>


  今年最後の「森の休日」でした。

  今回は残念なことに直前のキャンセルがあって、福島からお迎えしたのは3家族10名のみなさんでした。

  いつもより少なめの参加者を、いつになく多いスタッフでお迎えした1日目でした。


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<どうしてキリンさんが?>


  「空気神社」はブナの葉が半分以上は落葉し、小雨にもかかわらず、何だか明るい感じでした。

  この日は「ハロウィン」だったからか、スタッフにはキリンさんもいました。


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<落葉で遊ぶ>


  子どもたちは雨の合い間をぬうように外遊びに興じましたが、室内での時間を無駄にすることなく、落ち葉を並べて楽しみました。

  この時期にしかできないこんなぜいたくな遊び!

  一人のお母さんが落ち葉やドングリを集めておられたのですが、お聞きしたら、週明けに学校でこうしたものを校庭などで拾って、作品作りがあるのだそうです。

  「校庭のもの使わせたくないので、ここで拾っています。」とのことでした。


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<スタッフのほうが多いぞ!>


  1日目は若いスタッフもたくさん集まってくれて、福島の子どもたちの遊び相手になってくれました。

  恒例の「芋煮夕食」のときも、にぎやかに会話が弾みました。


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<たき火を囲む>


  夜は雨が止んでいたので、たき火をしようということになりました。

  これまで蓄えておいた使用済みの割りばしをたくさん持ち、用意していた一束の薪もキャンプサイトに運びました。

  山では雪が降っていそうな寒さでしたが、私たちは小さな火を囲んで楽しみました。

  たき火を飛び越える「遊び」なんて、親御さんが見たら顔をしかめてしまいそうですが、このスリルがたまりません。


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<「あした天気になあれ!」>


  少し雨が落ちてきたのをきっかけにして、たき火から戻りました。

  子どもたちは夜のお別れの前に、テルテル坊主を作って、翌日の天候回復を願っていました。


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<朝日さすコテージ村>


  翌朝は、子どもたちの願いが届いたのか、雲間から朝日が差し込んでいました。

  雲は時間が進むほどに少なくなってゆき、きりりとした気温ながらも素晴らしい青空が広がってゆきました。


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<雪化粧した小朝日岳>


  朝食後、林道を車で奥まで入り、「朝日連峰ビュースポット」までみんなで行ってみました。

  思った通り、前日の冷たい雨は、山では雪でした!

  大朝日岳は雲に隠れていましたが、その手前の小朝日岳に降った雪に朝日が反射し、白く輝いていました。


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<送っていただいた「宝物」>


  「ビュースポット」でみんなに分けようとしていたお菓子を、ヤギおじさんがどこかに忘れてきてしまいました。

  戻ってみると、なぜかそこに暗号のようなものが書かれた紙がありました。

  それをみんなで読み解き、ヤギおじさんがお菓子を入れたザックを置き忘れた場所を探しlました。

  ありました!


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<ドッジボールの作戦会議中>


  そんな後は、晴天のテニスコートを使っての「大ドッヂボール大会」です。

  何度も組替えしながら、繰り返し繰り返しみんなで遊びました。


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<竹馬に乗れるようになったさきちゃん>


  竹馬に挑戦した子もいました。

  これまで全く乗れなかった子どもも、30分もすると歩けるようになってゆきます。

  最初に3歩歩けるまでは時間がかかっても、そこから10歩、20歩はすぐにできるようになります。


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<秋の日を浴びてランチ!>


  遊び疲れて、お昼はもうお腹がぺこぺこ。

  スパゲティもおいしかったけれど、前の晩の「芋煮」の残り汁にカレー粉を入れて作った「カレーうどん」が人気でしたね!

  「森の休日」は、2週間後に初めて「同窓会」を行う予定です。

  17家族が集まってにぎやかになることでしょう。

  来年この取り組みが継続できるかどうか、まだ財政的には見通しが立っていません。

  多くの皆さんからの募金で運営してきたこの「森の休日」を、震災から5年を迎える来年の春以降も何とか続けてゆくために、ご支援をさらに続けていただけたらと願っています。


  【葉っぱ塾ボランティア支援募金】

      ■郵便振替口座    02420−5− 19722

      ■加入者名       八木文明

       ※通信欄に「ボランティア支援」とご記入ください。




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2015年11月01日

☆★雨上がりの紅葉のブナの森から

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<「空気神社」参道で見上げた紅葉>


  今年最後の週末保養「森の休日」で、昨日からAsahi自然観に来ています。

  昨日は冷たい雨が降ったり止んだりの天候でしたが、子どもたちは雨の合間をぬうように、スタッフと外で遊びました。

  今朝は曇り空ながら雨は上がっています。雨のしずくがついた紅葉が、かすかに雲間からさしてきた朝日に照らされ、輝いています。

  昨夜は学生のスタッフが5人泊まり、彼らと遅くまで語らいました。

  昨夜別れるときに「明日の朝お越しに行くからね」と言っていた子どもたちはまだ来ません。




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2015年10月31日

☆★秋深まるわが家の庭、畑

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<わが家の庭のイロハモミジ>


  10月も今日で終わりです。

  寒気が入ってきていて、昨日から時雨ています。こんな冷たい雨のときは、きっと高い山では雪になっていることだろうと思います。

  わが家の庭も紅葉が進んでいます。見事に紅葉するはずのオオヤマザクラの木を切ってしまいましたから、なんだかガランとしています。

  それでも、イロハモミジは赤くなり、ブナは黄色になっています。ブナの葉はすでに半分は散ってしまいました。

  山の紅葉も早かったのですが、その分平地でも早く進んでいるということです。


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<畑の「もってのほか」>


  あまり手入れが行き届いていない畑は、今、「もってのほか」が盛りです。

  山形特産ともいわれる「もってのほか」は、食用の菊の花です。

  父が畑に入らなくなって一時は途絶えてしまいましたが、よそから数株もらってきたものが、元気に増えてきたものです。

  お浸しにして食べますが、ホウレンソウの緑と混ぜて出すと、彩も豊かです。

  畑に一畝(うね)だけですが、もう食べきれないほどの花が咲いています。

  秋が急速に深まっている山形です。



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2015年10月28日

☆★母校の美しい紅葉〜3年に一度のコンサート、準備始まる

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<長井高校の桜並木の紅葉(27日)>


  27日の朝は、市内の県道にある温度表示が「1℃」となっていました。
 
  この秋一番の冷え込みでした。

  山の紅葉が早かった分、平地もすでに紅葉が見ごろになっているところがあります。

  サクラは他の樹種に比べても色づきが早いようです。

  母校、県立長井高校のグランド南側にある桜並木が、見事に赤くなっていました。

  桜の名所はまた、紅葉の名所にもなっています。


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<長井高校のスタィンウエイのピアノ>


  その長井高校で、27日夜、小さな会合が開かれました。

  同窓会の中に位置づけられている「ピアノ委員会」です。

  この長井高校には、1923年にドイツのハンブルグで製造されたスタィンウエイのピアノがあります。

  廃棄寸前の状態で校舎の隅に置かれていたピアノがドイツに運ばれ、完全復活して母校に戻って来た2003年から、3年に一度のコンサートを開催してきました。

  来年が5回目のコンサートの年になっていることを踏まえ、先月第1回目の委員会が招集され、この日は2回目の会合でした。

  2回目以降、東京在住のピアニスト、木曽真奈美さんに出演をお願いしてきましたが、第1回目の会合で「来年も木曽さんにお願いしよう」ということに話がまとまり、早速ご本人に打診し、ご出演の了解をいただきました。

  開催日については、学校、同窓会などの行事などを考え、2016年10月21日(金)ということで内定し、ご本人からも了承をいただきました。

  小さな田舎町に女学校があったことだけでも驚くべきことですが、その女学校に、「普通の家が4軒建つ」ほどのピアノが置かれたことも驚きです。

  全国的にも貴重な古いピアノの復活した響きを、この地域の多くのみなさんに聞いていただきたいと、動き始めたところです。

  来年のコンサートの頃、母校の桜並木はどんなふうに色づいているのでしょうか?


   ☆前回2013年のコンサート



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