絵本

2019年08月30日

☆★お世話になった大学に本を寄贈〜素晴しい出会いへのご恩返し

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<先日寄贈した4冊の本>


  29日夜、「森の休日」のボランティアをがんばってくれている二人の学生から「採用試験の一次を通りました!」と相次いで連絡が入りました。

  山形県公立学校教員採用試験小学校の一次試験の発表が29日だったのです。

  9月半ばに二次試験があるそうですが、彼女たちならきっと大丈夫に違いありません。

  彼女たちは一昨年、私の授業を受けてくれていたのですが、毎回の授業の終わりに書くレポートや、テキストに使用した『センス・オブ・ワンダー』の感想レポートの内容もレベルが高く、最高の評価をした二人でした。

  その後「森の休日」のボランティアにもよく参加してくれるようになり、「葉っぱ塾」にとっても頼りがいのある存在になっていたのです。

  まだ選考途中ではありますが、まずは一次合格おめでとう!

  彼女たちの大学で非常勤講師として私は6年間お世話になりましたが、それが今年度で終わることになりました。

  それ以前から「講師を終わるときに、図書館に本を寄贈しよう」と考えていました。

  将来子どもたちを相手にしてゆく学生たちに、何かヒントになるような本を、という観点で選んでいたものです。

  先日、学生たちの成績を提出に行ったときに、写真にある4冊の本を図書館に持参し、司書の方にお渡ししてきました。


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<『森のいのち』表紙>


  『森のいのち』と『いろいろはっぱ』(いずれもアリス館)は、先月「葉っぱ塾」を訪ねてくださった小寺卓矢さんの作品です。

  元NHKアナウンサーの村上信夫さんが『森のいのち』をステージでの朗読に使っておられたことで小寺さんのことを知ることになりました。

  2冊とも素晴しい写真絵本で、大人も子どもも楽しめます。


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<『マイシャと精霊の木』表紙>


  『マイシャと精霊の木』(光村図書)は、「葉っぱ塾田んぼオーナー」の千葉のSさんが贈ってくださったことで知った本です。

  木と会話ができる少年マイシャが、サバンナの大樹から、自然界の命のつながりについて深く学んでゆくという内容です。

  『ルリユールおじさん』(現在は講談社から)は、いせひでこさんの作品で、植物大好きな少女が、自分が大切にしている植物図鑑の修理をしてくれたルリユールからの励ましを受け、やがて植物学者になるという感動的な絵本です。

  会津若松で柳田邦男さんの絵本に関しての講演会を聞いたときに紹介され、とりわけ印象に残っている作品でした。

  私が、他の方を介して素晴しい本に出会ったように、学生たちの中にもしかしたらそんな体験をすることになる人がいるかもしれない。

  そんな思いもあっての今回の寄贈でした。

  学生たちの目にとまれば嬉しいです。




  ☆『広い河の岸辺コンサート』第3回!
      まだ少しだけお席があります!

8.31長井公演チラシ表面



  ☆「葉っぱ塾こんなことできます2019」


  ☆好評、三刷! やぎりんの新著『わくわくオーケストラ楽器物語』!『わくわくオーケストラ音楽物語』表紙



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2018年06月07日

☆★1冊の絵本との出会いが人生を決めることがある〜学生たちと共有した絵本の世界

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<『ルリユールおじさん』最後のページ>


  大人になり、かなり歳を重ねた今でも、「いい絵本に出会えたら」と願っています。

  本屋さんに行けば、絵本のコーナーには数え切れないほどの絵本がありますが、たくさんあるからいい絵本に出会える、というわけでもなさそうです。

  非常勤講師を務めている大学の授業で先日、絵本をテーマにして学生たちに語りかけました。

  昨年は、このテーマの授業をする日に大失敗をやらかしました。

  学生たちに紹介しようと準備して玄関に置いてあった数冊の絵本を、そのままにして大学に出かけてしまったのです。

  「何とかしなくては!」とあせり、大学の図書館を訪ねて探していただいたのですが、私が準備した本は1冊も置いてありませんでした。

  それが、先日学生たちが書いたレポートの中に、「図書館でその絵本を見つけた・・・」というのがいくつかあって、嬉しくなりました。

  もしかしたら昨年の「事件」の後で、図書館で購入してくださったのかもしれません。

  紹介した絵本の中の『うんこのたつじん』(みずぐちきくお著 PHP出版)は、絵を写真に撮って、プロジェクターで提示しながら読み聞かせをしました。

  担任のあきこ先生の素晴しい対応について、学生たちにもぜひ考えてほしいと思ってのことでした。

  私が学生たちに最も伝えたかったのは、『ルリユールおじさん』(いせひでこ著 理論社)のメッセージ。

  「一冊の(絵)本との出会いが、人の人生を決めることがある」というメッセージは、将来子どもたちと関ることになる学生たちを、さまざまな場面で励ますことになるかもしれません。


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<ある学生の絵本レポート>


  この授業の前の授業で、「自分のお勧めの絵本」の紹介を書いてきて、と指示していました。

  一人の学生が、感動的な紹介レポートを書いてきてくれました!

  私の家にも何冊かあるいわむらかずおさんの「14ひきシリーズ」の中の『14ひきのおつきみ』をイラスト入りで紹介してくれたのです。

  いま、学生の名前と、それぞれが紹介してくれた絵本のリストを作成しています。

  いつかそんなリストが彼らの役に立つときがあるかもしれません。

  学生たちが紹介してくれた絵本、みなさんもいくつかご存知のものがあるのでは?


  ◆学生たちが紹介した絵本リスト

パンダ銭湯
バムとケロシリーズ
ぐるんぱのようちえん
おたまじゃくしの101ちゃん
パパのくれたおくりもの
バムとケロのおかいもの (ほか)
おこりんぼママ
おばけパーティ
3枚のおふだ
泣いた赤鬼
あらしのよるに
メイシーちゃんのはじめてのぱたぱたえほん
しろくまちゃんのほっとけーき
デパートいきタイ
ぼくんちのシロ
ぐりとぐら
くれよんのくろくん
バムとケロのおかいもlの
ぐりとぐらの1ねんかん
ねないこだれだ
おふろだいすき
こんとあき
ずうっとずっとだいすきだよ
ぐりとぐら
14ひきのおつきみ
はるをさがしに
こんとあき
どうぞのいす
100万回生きたねこ
もうぬげない
しろくまちゃんのほっとけーき
のんちゃん
このあとどうしちゃおう(ほか)
わたしいややねん
はらぺこあおむし
おばけのてんぷら
ふとんやまトンネル
くれよんのくろくん
すいかのたね ばばばばあちゃんのおはなし
かいじゅうたちのいるところ
だるまさんが
おどるねこざかな
はろるどのふしぎなぼうけん
どうぞのイス
ネコヅメのよる
あらしのよるに
そらまめくんのベッド
キャベツくん
くすのきだんちのあめのひ
いつもいっしょに
しろくまちゃんのホットケーキ
ずうっとずっとだいすきだよ
どうぞのいす
そとであそべ
りんごがひとつ
14ひきのおつきみ
こんとあき
おおきなおおきなおいも
11ぴきのねことあほうどり
くんちゃんのはじめてのがっこう
バムとケロのおかいもの
めっきらもっきらどおんどん
あかいながぐつ
かいじゅうたちのいるところ
三びきのやぎのがらがらどん
からすのパンやさん
にじいろのさかな
しろくまちゃんのほっとけーき
ぐりとぐら





   ☆「葉っぱ塾」当面の予定


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  ☆「木星音楽団」ニューアルバム『鳥たちの詩 海の詩』完成!
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2018年03月02日

☆★「葉っぱ塾」推薦絵本、小寺卓矢著『いろいろはっぱ』のこと

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<『いろいろはっぱ』表紙>


  写真家・小寺卓矢さんのフェイスブック・ページで『いろいろはっぱ』(アリス館 ¥1400+税)という写真絵本のことを知ったのは2月上旬のことでした。

  この本が出版されたのは昨年の6月のことですが、小寺さんの記事で、この本が「来年度の北海道指定図書に選定されました!」と紹介されていたのです。

  タイトルに「はっぱ」とあれば、この「葉っぱ塾」が買わないわけにはいきません。

  早速書店に注文して手に入れました。


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<内容の一部>


  子どもたちとの体験活動を計画するときに、葉っぱというのは素晴しい素材だと常々感じています。

  その際、葉っぱのどんなところに注目したらよいのか、それを子どもたちが興味を持つ活動としてどう練り上げてゆくのかが難しいところかもしれません。

  この本では葉っぱの形、長さ、太さ、大きさ、小ささ、「かお」、「お肌」、ぎざぎざなど、葉っぱが持っているであろう様々な特徴を紹介しながら、それを子どもたちにも伝わるようなやさしい言葉を添えて各見開きで紹介してゆきます。

  終わりのほうでは、虫に食べられたり紅葉・黄葉したりする変化についてや、やがては朽ちて大地に戻るところまで触れられていますから、真冬の雪の時期以外は、この本を活動づくりの参考にできるのではないでしょうか?

  難しい文がありませんから、小さな子どもたちに読み聞かせるだけでも子どもたちのわくわく感を引き出せるかもしれません。

  本を読んでもらった子どもたちはきっと、すぐにでも外に飛び出して「いろいろはっぱ」を探したくなるはずです。


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<小寺さんの『森のいのち』表紙>


  私が小寺さんのお名前を最初に知ったのは、一昨年6月飯豊町で開催したやぎりんたちのコンサートに出演してくださった村上信夫さんが、ステージで小寺さんの『森のいのち』という本を朗読してくださったことからでした。

  こちらは素晴しい文章が森の中でのいのちの循環というテーマを語りかけています。

  読み聞かせにも最適な本だと感じ、大学生の授業の中でも紹介しています。





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2017年12月25日

☆★『えがないえほん』〜「葉っぱ塾」に届いたクリスマスプレゼント

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<『えがないえほん』表紙と帯>


  クリスマスを迎える朝、長井市は雨が降っています。

  サンタさんは、雪ではなく雨の対策十分だったでしょうか?

  雨は昼頃から次第に雪に変わってゆき、この先数日は強い冬型の気圧配置になるとのことです。

  わが家に届いたクリスマス・プレゼントは、『えがないえほん』。

  先日たまたまテレビをつけたら、今話題になっているこの本のことが紹介されていたのです。

  「読んでみたいな」と思っていたら、なんとその本が届いたというわけです。

  サンタさん、ありがとうございました。


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<本文最初のページ>


  アメリカで大きな反響を呼んだこの本を、早川書房が、大友剛さんの訳で出版したのですね。

  早川書房のオンラインサイトに、この本の紹介と、読み聞かせの動画がアップされています。

  子どもたちが笑い転げる様子、なんとも楽しそうです。

  サンタさんは、ゲーム機なんかじゃなくって、ほんとうはこういうものを子どもたちに届けたいのではないのでしょうか?

   ※Yahooニュースでも紹介






  ☆「やまがた冬のあった回廊」ホームページ


  ☆「月と季節の暦」(2018年版)完成しました。
  

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2017年10月18日

☆★山新の書評に出た音楽絵本『わくわくオーケストラ楽器物語』

『わくわくオーケストラ音楽物語』表紙

<音楽絵本『わくわくオーケストラ楽器物語』表紙>


  今朝(18日付け)の山形新聞文化欄(11ページ)、「味読 郷土の本」というコラムに、このたび弟の八木倫明(やぎりんめい)が書いた音楽絵本『わくわくオーケストラ楽器物語』が取り上げられています。

  「その文章は平易ながら要点をきちんと押さえ、時に大人にとっても興味深い。」

  「音楽に関する本でありながら、楽譜がほとんど登場しない」

  「知的遊びやコラムを挟みつつ行き着く先には、やはり偉大なベートーベンの姿が。」

  この絵本の特徴を、簡潔に紹介してくださる書評は、村山市在住の音楽評論家、工藤一郎さん。

  以前、私が山形県内でのオーケストラのコンサートを企画していたときに、何度か聴いてくださったことがあり、こちらの名簿にお名前が載っている方です。

  先日の「木星音楽団」の長井での公演で販売しようとしましたが、何と、出版社がこちらに送るのを忘れたというハプニングが!

  しかたないので、私の家に在庫していたたった4冊だけを会場に並べましたら、すぐに完売してしまいました!

  この本、アマゾンでも取り扱っているそうですが、できれば地元の本屋さんに注文してください。

  少しでも地元の本屋さんの営業成績に反映されるのであれば嬉しいです。




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2017年01月03日

☆★大人の絵本『おもしろ楽器物語』(仮題)、製作費ご支援のお願い

朝小記事写真(2)

<「朝日小学生新聞」記事写真>



                やぎりん×小澤一雄 
    大人の絵本『おもしろ楽器物語』(仮題) 
           出版製作費ご支援のおねがい


  2016年4月〜9月の半年間、朝日小学生新聞に、作詞家やぎりんの文章、ひとコマ漫画家で音楽漫画の第一人者・小澤一雄さんの漫画によって、毎週日曜日26回好評連載されたのが『わくわくオーケストラ』です。

  この文章を小学校高学年以上向きに書き直し、やぎりんの楽器ケーナや、やぎりんの仲間たちの楽器、アルパ、箏、尺八、揚琴などにもスポットを当てて、大人にも面白くてためになる優しい絵本にしたいと考えています。

  出版に際し、編集費・印刷代などの初期の経費につきまして、お客様のお力添えをいただければ大変幸せです。ご支援、心よりお願い申し上げます。

■ご支援金  1口 2000円(複数口歓迎)。
     1口につき1冊の絵本をお送りいたします。
※ご支援金以外のカンパも大いに歓迎いたします。

■目標金額  500,000円

■募集期間  2017年4月30日まで

■協力金受付口座
  ◎郵便振替口座
    00180−2−612135  加入者名:八木倫明
   ご送金の際には通信欄に「絵本製作支援金」とご記入をお願いし   ます。

  ◎三菱東京UFJ銀行
    高田馬場支店 普通 0051411 八木倫明
   銀行振込の場合お振込みの前後にEメール、お電話などでご連    絡お願いします。

■絵本完成および発送は、2017年秋を予定しています。

■連絡先  八木倫明(やぎりん)
        メール yagirin88@gmail.com
        電話  080-5379-4629  FAX. (03)6759-3297

  みなさまのお力添え、どうぞよろしくお願い申し上げます。

                       八木倫明(筆名:やぎりん)


 *:。. .。.:*・*☆*゚・*:.。. .。.:*・*☆*゚・*:.。. .。:*


やぎりんと壁

<小澤さんが描いてくださったやぎりん>


  弟たちの演奏活動で、公演のチラシを作る際に、出演者の似顔絵を描いてくださっているのが、漫画家の小澤一雄さんです。

  その小澤さんとコンビを組んで取り組んだ「朝日小学生新聞」連載シリーズを絵本にしようという新たな試みがスタートしました。

  いつもいつもお願いばかりですが、ぜひお力添えください。




 ☆村上信夫さん『ひらがなの生き方』
    CD発売されました!
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 ☆ウォン・ウィンツァンさん『光を世界へ』
 


   ※このCDのご注文はこちら



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2016年12月24日

☆★荒れ模様のクリスマスイブ〜クリスマスにこんな絵本は?

2016年12月23日

<2016年12月23日午前3時の天気図>


  22日夜から風が強くなってきました。

  新潟県糸魚川市では、こちらよりも早く強風圏に入っていたようですが、大火災となってしまいました。

  被害に遭われた皆様には心からお見舞い申し上げます。

  強い低気圧が、今朝(24日)はオホーツク海で発達し、冬型の気圧配置になっています。

  昨日の朝はまだ暖気が残っていて、気温が10℃近かったのに、今朝は2℃ほど、急激に下降しています。

  明日、上山温泉「名月荘」でのコンサートがあって、弟たちはきょう東京からこちらに向かってきます。

  一時は「暴風雪」との予報も出ましたが、それより少しはよいほうに予報が変わりました。

  サンタさん、きょうはどんなにか忙しい夜を過ごすことでしょうが、悪天候の地域ではたいへんなのではと想像します。


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<絵本『ビロードのうさぎ』カバー>


  「クリスマスに読みたい絵本」というHPを見ていたら、わが家にもある『ビロードのうさぎ』も紹介されていました。

  子どもたちにゲーム機を贈るのもいいけれど、サンタさんはほんとうはこんな絵本を子どもたちに贈りたいと思っているのではないのでしょうか?

  ちょっと尋ねてみたい気がします。

  この絵本の原作は海外の作者によるものですが、酒井駒子さんが抄訳と絵を担当されています。

  私はこの絵本のことを柳田邦男さんのエッセイで知って買い求めました。

  いい絵本というのは、大人が読んでも深い味わいのあるものです。

  みなさんにもサンタさんが来ますように!





 ☆村上信夫さん『ひらがなの生き方』
    CD発売されました!
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 ☆ウォン・ウィンツァンさん『光を世界へ』
 


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2015年07月14日

☆★葉祥明さんサイン入り『ひろいかわのきしべ』、「葉っぱ塾」で限定発売!

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<届いた! 葉祥明さんサイン入りの絵本>


  弟の八木倫明(やぎ・りんめい)が作詞し、クミコさんが歌ってくださっている『広い河の岸辺』。

  先日の弟のブログを見たら、銀座の山野楽器ではCDがベストセラーとして紹介されていたそうです!

  ほぼ1年前の2014年7月23日にこのCDは発売されました。

  発売後、テレビで紹介されたり雑誌で取り上げられたりしましたが、一年経っても売れているのは合唱曲として広まっていることが強く関係しているのかもしれません。

  ほんとうにありがたいことです。

  その『広い河の岸辺』の歌詞と、「葉っぱ塾」の恩人、葉祥明さんの絵が一緒になった絵本『ひろいかわのきしべ』に、葉祥明さんがサインを入れてくださったものが届きました。

  10冊限定です。ご連絡をいただければお送りすることができます。郵送の場合は送料300円がかかります。

  なお、このサイン本の購入のお願いは、この本の出版元である「国土社」さんの、会社再建に向けた努力に共鳴してのよびかけです。

  詳しくは、こちらをご覧ください。

   【連絡先】葉っぱ塾 八木
      電話 090−5230−8819
      メール happa-fy★dewa.or.jp
    (送信の際は★を@に変えてください。)



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<『広い河の岸辺』3点セット>


  もちろん、クミコさんのCD、それに弟がこの曲について書いたエッセイ集『広い河の岸辺』も「葉っぱ塾」で取り扱っています。

  弟と『広い河の岸辺』のことが、『月刊清流』という雑誌にも掲載されたということが、葉祥明ネットショップ・ブログに3回に分けてアップされていました。

  そちらも参考までにご覧ください。

   その1

   その2

   その3


  『広い河の岸辺』が、もっともっと多くのみなさんに愛される歌になってゆくようにと願っています。


※クミコさんの長井市でのディナーショー

※長井市広報映像『水の都 長井』



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2015年03月21日

☆★若者たちに語られた『広い河の岸辺』の奇跡〜湯川れい子さん、卒業式で

クミコ『広い河の岸辺』ジャケット

<クミコさんのCD、『広い河の岸辺』>


  350年も前から歌い継がれてきたスコットランドの名曲 “The Water is Wide” 。それに弟が日本語の歌詞を書いて、『広い河の岸辺』として発表したものを、いま、実力派シンガーのクミコさんが歌ってくださって、ロングヒットを続けています。





  NHKの朝ドラ『花子とアン』でも、続く『マッサン』でも、主人公がドラマの中で口ずさんだことで注目を集めました。


エッセイ集『広い河の岸辺』表紙

<弟、八木倫明のエッセイ集『広い河の岸辺』>


  つい先日、「主婦と生活社」から、弟のエッセイ集『広い河の岸辺』が出版されました。

  “The Water is Wide” が『広い河の岸辺』になるまでの様々な出会いと、この名曲がたどってきた足跡が簡明な文章で記されています。

  この曲が誕生したときに、音楽評論家の湯川れい子さんは、「きっと長く歌われる歌になるでしょう」とおっしゃってくださったそうです。

  それがまさに現実のものとなっています。

  その湯川さんがご自身のツイッターに次のように呟いておられたのを見つけました。

  「今年の卒業式では、私の身辺で起こった“奇跡”として、一万人の卒業生や保護者の方達に『広い河の岸辺』に起こったお話をして来ました。今朝の札幌が卒業式の最後でした。皆さん元気を受け取って下さったかと…」

  若者たちの旅立ちの日のスピーチで、この曲や、それを生み出した弟のこと、そして彼を取り巻く人々とのめぐり会いの奇跡を語ってくださったのでしょうか。それも合わせて一万人に!

  わがことのように嬉しくなりました。


絵本『広い河の岸辺』表紙

<葉祥明さん、八木倫明による絵本『ひろいかわのきしべ』>


  さらに、「葉っぱ塾」を始めるきっかけを作ってくださった恩人、画家で詩人でもある葉祥明さんが絵筆を執って、絵本『ひろいかわのきしべ』(国土社)がまもなく誕生する運びとなりました。

  葉さんの言葉も中にあるそうです。どんなふうに書いてくださったのか、今から楽しみです。4月中旬の発売と聞いています。

  これが出されると「三点セット」が揃うことになります!

  「葉っぱ塾」に絵本も取り寄せる予定です。ぜひお声をかけてください。

  【連絡先】葉っぱ塾 八木文明
       電話 090-5230-8819
       メール happa-fy★dewa.or.jp
      (送信の際は★を@に変えてください。)



※長井市広報映像『水の都 長井』



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2014年08月06日

☆★絵本がつないだ人との出会い〜『くまとやまねこ』のこと

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<『くまとやまねこ』のカバー>


  人と人とが出会うということは、そこに何か小さな「もの」が介在するだけで、予想もしなかったほどの広がりや深まりをもたらすことがあります。

  6月末、弟たちのコンサートのお手伝いで上京した際にたまたま時間つぶしで立ち寄った「ブック・オフ」で、大好きな絵本『ビロードのうさぎ』を見つけ、読み聞かせのボランティアをなさっているという若いお母様に差し上げたことは、7月10日のブログ記事に書きました。

  しばらくしてその方が、「同じ酒井駒子さんの絵のこんな絵本もありますよ」とお貸しくださったのが『くまとやまねこ』(湯本香樹実:文、酒井駒子:絵  河出書房新社)でした。

  一読し、あまりの深い内容に引き込まれ、この本はずっとそばに置いておきたいと、山形市内の書店で探して購入しました。

  何度か読み返すのですが、その都度違ったテーマが私の心に浮かび上がってくる、とても不思議な絵本です。


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<楽しかった日々の回想>


  ストーリーはさほど難しくはないので、おそらく幼児であってもそれなりの理解ができるのではないでしょうか。

  しかし、この絵本を白髪頭の私のような年代の人間が読みますと、生命の有限さ、必ず訪れる親しいものとの永遠の別れ、その悲しみをどう乗り越えてゆくべきなのか、また、どう寄り添うべきなのかなど、まさに今の私が考えるべき深い課題に満ちているように感じられるのでした。

  あのとき、時間つぶしで立ち寄った書店で、膨大な本の中から目に飛び込んできた絵本がつないでくれた新たな絵本や人との出会い。そして私の心にもたらされた深く静かな感動。

  単なる偶然だったのかもしれませんが、考えてみればほんとうに不思議です。

  「人生はからくりに満ちている。」 

  星野道夫さんの言葉が実感をもって迫ってきます。

  出版社のHPに、作者の湯本さんのコメントが載っていました。


  ★〈湯本香樹実さんからのコメント〉

 この『くまとやまねこ』は、ずいぶん長い時間をかけてできあがった絵本なのですが、できあがった今、時間をかけたかいがあったなあと心から思えるし、この絵本で私が書きたかったことも、やっぱり「時間」なのだな、とあらためて感じています。

 身近な人が亡くなることも含めて、大事な何かを失うというのは、自分自身の一部が死ぬことと等しい。死んだ自分を抱えている間は、時間が止まってしまったようにも思えるけれど、時間は実はきちんと流れていて、なにもしていないように見える人にも、深い変化をもたらしているのではないでしょうか。

 この絵本のなかのくまが、悲しみに閉じこもり、でもやがて外に出かけていったように、必ず死んでしまった自分自身の一部も、またよみがえる時がくるんだという、そういう時間というものへの深い信頼と感謝の念が、私にこの小さな物語を書かせてくれたのだと思います。

 酒井駒子さんの素晴らしい絵によって、くまやことりややまねこや、命あるものすべてに流れる時の一刻一刻が、一頁一頁、このうえなくいとおしいものとして描き留められました。お読みいただけましたら幸いです。



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2014年07月10日

☆★絵本から広がる人のつながり、心の可能性

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<『ビロードのうさぎ』カバー>


  作家の柳田邦男さんには絵本についての著作もたくさんおありで、『砂漠でみつけた一冊の絵本』(岩波書店)は、それらの中でも最初に出会った、ある種の衝撃を受けた本でした。

  その中に書かれていた柳田さんの「絵本は人生で三度」という主張に共感しています。

  最初は子ども時代。二度目は自分が子育てをする頃。そして三度目はある程度歳をとり、自分の人生を振り返る年代になってから。

  それぞれのときに、違った受け止め方で一冊の絵本を味わってみようというお考えです。そんなふうに、年代を超えて楽しみ味わうことができる絵本が本物である、ということかもしれません。

  柳田さんの本がきっかけで知った中の一冊『ビロードのうさぎ』を、先日上京した際に時間つぶしで入ったブックオフで見つけ購入しました。

  幼稚園で絵本の読み聞かせボランティアをなさっている若いお母さんと知り合ったので、その方に差し上げようと思ってのことでした。(新品でなくてすみません!)
  

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<最終ページ>


  差し上げてからしばらくして、お手紙をいただきました。

  そこには、「私が子どもたちに読んでいたのは子どもが喜びそうな本、聴いてくれそうな本、つまらなかったり聞いてくれなかったりしたら怖いから、短い本など。私が読んで感動して、読んであげたいと思う本を読んでいなかったんだと、やっと気づきました。」とありました。

  ああ、感性の豊かな方は、小さなきっかけがあれば、素晴らしい気づきを得るのだなあと、こちらが感激してしまいました。ありがとうございました。

  柳田さんは『生きる力 絵本の力』という著書のあとがきの中で次のように述べておられます。

  「絵本は、生きることや人生や対人関係やいのちについて、基本的に大事なことを忍ばせている表現ジャンルなのだ。人生経験を積むほどに、絵本が秘めている深い語りかけに気づいていくものだ。人生で大事なことは、すべて絵本から学べると言ってよい。」

  9日は非常勤講師を務める大学での、実質的には最後の講義でしたが、私は学生たちにこの『ビロードのうさぎ』を含めて何冊かの絵本を紹介し、柳田さんのこの言葉も伝えながら、若者たちの心の大きな可能性に期待をかけたのでした。

  自分が読むのももちろん楽しいのですが、気の利いた贈り物として、誰に、どんなタイミングで、どの絵本をプレゼントするかを考えるのも楽しいものです。



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2014年04月27日

☆★葉祥明さんから「森の休日」へ贈り物!

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<葉祥明さんから「森の休日」にプレゼントされた絵本>


  私が「葉っぱ塾」の活動を始めるきっかけを作ってくださった葉祥明(よう・しょうめい)さんから、「森の休日」においでくださる福島の子どもたち、お母さんたちに、プレゼントが届きました! しかも葉さんのサイン入りです!

  昨年は『母親というものは』というメッセージブックをお送りくださったのですが、今回は絵本です。

  20年ほど前、私が自分の進む道について様々迷っていた時期に葉さんと出会いました。自分が自分らしく生きられることを大切にする。忘れかけていたそのことを気づかせてくださり、そっと背中を押してくださいました。

  この冬、葉祥明美術館の館長の堀内さんに相談していたのですが、忘れずにご配慮いただきました。ありがとうございました。

  子どもたちやお母さんたちの心の中に、どんな風景を刻み、どんな言葉の宝物を蓄えていったらいいのだろうか。ゲーム機やスマホなどとは異なった、上質の記憶を持つことの大切さを私は感じています。

  葉さんの絵本はそのことにしっかり応えてくださるものだと確信しています。



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2014年01月27日

☆★「森の休日2014」に素敵なプレゼント!

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<贈られた2冊の絵本>


  数日前、初めての方からお電話をいただきました。ご自身が絵本カフェを開いておられること、自分でも絵本を出版されたこと、3.11で考え方が大きく変わられたことなど、いろいろお伝えいただきました。

  そして、ご自身が作られた絵本を福島の子どもたちのために役立ててほしいと、2種類の著書を30冊ずつ届けてくださいました。

  弟たちのコンサートをこの『絵本カフェ デミ』でも開いてくださったことがあり、このたび届けられたダイレクトメールの中の「葉っぱ塾」のチラシにご注目くださったということでした。

  文はお電話をくださった藤井秀美さん、絵は鈴木康治さんというコンビでの2冊は『デミちゃんの1にち』『デミちゃんとマサちゃん』。平明な文章が印象的です。そして英訳もついているのです!

  『デミちゃんの1にち』の帯には“なにげない毎日が私たちをつくる。もっとシンプルに、自分を大切にしよう! と願う絵本。”、そして『デミちゃんとマサちゃん』のほうには“大好きな友だちとの出会いと別れを描いた絵本。”とあります。

  春から始まる「森の休日」に参加する子どもたちに素晴らしいプレゼントになります! ありがとうございました。



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2012年04月12日

絵本で伝える大災害

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<葉祥明さん『あのひのこと』カバー>


  山形市内の大きな書店で絵本を見ていましたら、色とりどりの書棚の中から2冊の絵本を見つけました。

  葉祥明さんは、この「葉っぱ塾」にとっては特別な方です。私がこの「葉っぱ塾」の活動を始めるきっかけを作ってくださいました。葉さんの第一エッセイ集の『地平線の彼方』は、今も私にはバイブルのような一冊で、自分の机脇の本棚で、いつでも手が届く場所に置いてあります。

  葉さんのエッセイや絵本、それにメッセージブックなどは、これまでにたくさんの作品が世に出されていますが、どういうテーマを扱うにしても、いつも「希望」がそれらの底流にあり、悲しみや苦しみの只中にあるときも、そっと支えてくれるあたたかさがあるような気がします。

  このたびの大災害を扱った『あのひのこと』(佼成出版社 ¥1400+税)は、先月半ばに発売されたばかりです。津波のあとで出会った少年と「うみ」と名づけられるイヌとの交流が軸となっています。


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<なかだえりさん『奇跡の一本松』カバー>


  なかだえりさんのご出身は岩手県一関市と巻末にありました。ふるさとでもある岩手県陸前高田市にあった高田松原という景勝地には、7万本もの松があったそうです。その中のたった1本だけが残ったのですが、主人公はその一本松です。

  後半にはこの地に松を植えてきた祖先たちの活動の歴史も紹介されています。ふるさとの方々へのエールを送る一冊でもあるのでしょう。この絵本の売り上げの一部は、高田松原の保全活動に使われる、とありました。こちらは汐文社から。¥1800+税です。


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2010年06月14日

柳田邦男講演会「子どもの危機と再生への道」

※「葉っぱ塾」では募集中の企画があります。右の「カテゴリー(Categories)」の「只今募集中の企画」というところをクリックしてご覧ください。


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<会場の入り口で>

  “自分通信”の「LEAF」をお送りしている喜多方市のHさんからこの講演会のことを知らせていただいたのは、まだ寒さが残る頃でした。私がその「LEAF」に何度か、柳田邦男さんの著書を紹介したことを覚えていてくださったのでした。そして2週間ほど前には、チケットもお送りくださったのです。

  12日に行った「山の講座」の登山が13日に延期になれば行けないな、と思っていたのですが、幸いにも予定通り12日に実施できましたので、昨日午後、およそ85キロほどの距離にある会津若松市文化センターで開催された講演会(「あいづCAP」10周年記念)を聞くことができました。

  柳田さんは栃木県に生まれ、NHKの記者を経てノンフィクション作家として活躍しておられます。十数年前に、心を病んでいたご次男が自死するというつらい体験を経て、絵本が持つ深い世界に目を向けるようになり、最近では絵本の紹介、外国の絵本の翻訳、そして読み聞かせ活動の大切さを訴えるさまざまな活動を展開してもおられます。

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<ホール内で>

  
  講演は、期待にたがわずすばらしいものでした。子どもたちが伸びやかに育つために必要な時間が、いまやケイタイやネットによって奪われ、子どもたちの心に「言葉」が育たないようになってしまっていることが、大きな危機なのだということを、さまざまな事例を示してお話くださいました。

  象徴的な例として挙げられたのは、産婦人科の病院の待合室で、赤ちゃんに授乳しながら片手でケイタイをのぞいたり、メ−ルを打ったりする母親のことでした。子どもの目を見て話しかけ、ぜひ本を読み聞かせてほしいというメッセージが心に響きました。

  「柳田絵本教の教祖になったのですよ」と笑わせながら、スライドを用いて、様々な絵本の紹介もしてくださいました。

  講演の中で紹介された絵本をいくつかリストアップしておきます。

  『おかあさんになるってどんなこと』(だきしめることの大切さ)

  『月夜のみみずく』(父親の役割とは)

  『すてきなしゅくだい』(だっこしてもらうのが宿題)

  『たいせつなきみ』(自分をみつめるもう一人の自分の発見)

  『ルリユールおじさん』(一冊の本が人生を決めることがある)

  『でもわたし生きてゆくわ』(悲しいけれど幸せ)

  『ヤクーバとライオン』<正、続>(報復の悪循環を断ち切る)


  いずれも私は読んだことがない絵本でしたので、今度ぜひ探してみようと思っています。「絵本なんて子どものものだ」と思っている方は多いかもしれませんが、だまされたと思って、一度本屋さんの絵本コーナーに立ち寄ってみましょう。

  講演会はすばらしかったのですが、聴衆の年齢層が私たち、あるいはそれ以上ということで、今まさに幼い子どもたちを育てている、という世代がとても少ないのが残念でした。

  最後に、柳田さんご自身が編まれた絵本を活用するためのガイドブック的な本を紹介されました。『みんな絵本から』というのだそうですが、柳田さんが居住されている荒川区では、区長さんの方針に基づき、新たに子どもが生まれた家庭に、この本が贈呈されているのだということでした。

  講演を紹介してくださったHさん、すばらしい時間をいただきました。ほんとうにありがとうございました。


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2007年08月30日

あなたは何色?〜絵本『にじいろ』のこと

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  「自分を色にたとえたら、何色ですか?」という質問ってありますね。うーん、私はくすんだ緑でしょうか。人をたとえるのはできそうですが、「自分は?」と問うてみるとなかなかむずかしいですね。

 先日上京した際にお会いした方の娘さんが出版された『にじいろ』という絵本をいただきました。作者の北島まやさんは現在高校3年生。この本は彼女が高校2年生のときの出版です。小さくて薄い絵本ではありますが、読んでみると「そしたらびっくり」です。一般の書店を通じて注文することもできますので、ストーリーはお楽しみのために、ここには書きません。

 人間が「悩み」から解放されることは一生ないかもしれませんが、とりわけ思春期には、若者はたくさんの悩みに出会うものです。その中で「自分自身とは?」という根源的な悩みが、もしかしたら最大のものかもしれません。そして、「自分は自分でいいんだ」という答えに達することは、周囲の人が思うほどには簡単ではないことのような気がします。

 私がさまざまな場面で引用し、紹介する詩の一つに、吉野弘さんの『生命は』があります。人は自分が意識するとしないとにかかわらず、さまざまなものから影響を受け、また自らが周囲へ影響を与えながら過ごしてゆくものだ、ということを、透明な言葉でつづった珠玉の詩です。どんなに小さな存在であっても、他に影響を与えぬ存在などない、というそのメッセージに何度も励まされたことがあります。そして、この絵本は、この詩と一見異なる形で、多くの人を励ましてゆく可能性を秘めていると思いました。

 あなたの近くに「自分は何色になるべきか?」と悩んでいる人はいませんか? そんな人にそっと差し出してほしい一冊です。



 

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