蜜ろうそく

2017年11月05日

☆★紅葉のブナの森に灯るカボチャ・ランタン〜週末保養「森の休日2017」第10回報告

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<秋の光に輝く「Asahi自然観」の紅葉>


  「森の休日2017」第10回目を11月3日〜4日で実施しました。

  福島からは5家族、17名のお客様を迎えて、いつもより賑やかな「森の休日」となりました。

  初日は、この秋になって一番の天候と言ってもよいほどの好天となりました。

  標高600m付近に広がる「Asahi自然観」のブナの森は、落葉が半分ほど進んでいましたが、コハウチワカエデ、イタヤカエデなどが見事な色合いを見せてくれました。

  いつもと違い、開会後すぐに、私たちは「ハチ蜜の森キャンドル」の安藤竜二さんが主催する「カボチャ・ランタン」のイベントに参加しました。


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<まずは蜜ろうそく作りから>


  「紅葉の森に、小人さんの家を作る」というコンセプトで行われている秋の恒例行事は、今回が何と26回目だそうです。

  まずは、蜜ろうそく作りから始まります。

  オレンジ色をした蜜蝋を、粘土細工のようにして、思い思いのキャンドルを作りました。


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<カボチャをくり抜く作業中>


  次に、カボチャを選んで、「小人さんの家」をイメージしながらくり抜く作業です。

  これは低学年の子どもはなかなか大変な作業で、大人の出番となります。

  窓やドアをつけたり、カボチャの皮を薄く剥いで、透かしの模様を入れたりと、様々な工夫を凝らしていました。

  暗くなるブナの森でどんな風に灯るのか、初めての時にはなかなか想像が難しいものです。


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<紅葉の森に灯るカボチャ・ランタン>


  暗くなる少し前に、全員で紅葉のブナの森へ移動。

  安藤さんのリードで点灯してゆきました。

  森が暗くなってゆくに連れて、カボチャ・ランタンの輝きが増してゆきます。

  そして、キャンドルの炎で焦げたカボチャの香ばしい匂いも森に漂うのです。

  すっかり暗くなってから、安藤さんが「どんな小人さんが住んでいますか?」と参加者にインタビューしてゆきます。

  「森の休日」に参加した子どもたちが、幻想的なこの風景にすっかり入り込んで答えていたことが、とても印象的でした。


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<夜は焚き火を楽しんだ!>


  いつもよりちょっと遅めにいも煮夕食を食べた後は、恒例のナイトハイキングと焚き火です。

  この日はちょうど十五夜で、明るい月が昇っていましたから、真っ暗闇ということではありませんでしたが、スタッフがあちこちで驚かせたりするものですから、子どもたちにはどきどきする体験です。

  そして、明るい間に準備していた焚き火に点火!

  火が燃え盛ってきたところで、サツマイモも投入しました。

  焚き火を飛び越えるのも、ハラハラしますが、これまた子どもたちには小さな冒険です。

  この夜は、二人の男の子が親と離れて、スタッフのコテージで休みました。

  「森の休日」に初めて参加した幼いときには片時もお母さんから離れなかった子どもたちの成長ぶりに驚かされます。


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<雨の晴れ間に「空気神社」へ>


  二日目は、好天だった前日からは信じられないような冷たい雨となりました。

  しかし時折雨が止んだり、弱まったり。

  前日は行けなかった「空気神社」に、みんなで参拝しました。

  いろいろな「モミジ」があることをみなさんにもご紹介しましたよ。


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<体育館で遊ぶ子どもたち>


  雨が少し強まってきたので、みんなで体育館に移動。

  町の教育委員会のご理解があって、廃校になった「立木(たてき)小学校」の施設をお借りできることで、天候にかかわらず子どもたちが思う存分体を動かすことができるのです。


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<「またおいで!」>


  昼食もそこそこに、小雨振る中に飛び出して遊ぶ子どもたち。

  若い学生のスタッフたちが、子どもたちの希望に応えてくれることで、思う存分遊ぶことができます。

  お別れの時間はちょっと切ない気持ちになります。

  多くの皆様からの募金で成り立ってきたこの「森の休日」、現段階では来年の夏休み前5回程度の開催ができそうな状況になってきました。

  福島のお母さんたちからは、「もっと続けてほしい」とのご要望も寄せられています。

  隣県の山形に住む私たちだからこそできる週末保養の取り組みは今回で通算65回目でした。

  これからも多くのみなさんからのご支援をお待ちしております。


    【葉っぱ塾ボランティア支援募金】

      ■郵便振替口座    02420−5− 19722

      ■加入者名       八木文明

       ※通信欄に「ボランティア支援」とご記入ください。






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2013年03月12日

☆★鎮魂と復興への願い届けるキャンドルライト3.11

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<文翔館前に集まった人々>


  2年前のこの日を思わせる吹雪で明けた3月11日でしたが、午後からは次第に天候は回復してゆきました。

  この日、山形県が主催する追悼のキャンドルイベントが山形市内の「文翔館(旧県庁)」前広場で開催され、「ハチ蜜の森キャンドル」の安藤さんのお手伝いで現地に行ってきました。

  夕方4時過ぎからたくさんの方がこの広場を訪ねて来てくださって、双子の蜜ろうそくを作り、その片方を広場の石畳の上に並べました。


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<キャンドルのハートと火文字>


  大きなハートと、「2013.3.11」の火文字がキャンドルの灯りで描かれ、日没後暗くなるに連れて、キャンドルの数と明るさが増してゆきました。

  寒さの中で少しずつろうそくを太らせてゆく繰り返しは、小さな子どもたちにとってはなかなか厳しい作業だったかもしれません。裏方の私たちは、子どもたちに声をかけて励ましながら、時には冷たくなった手を握りながら、会場の流れ作りをしていました。

  大きなザックを背負った若者がいたので声をかけましたら「宇都宮から」とのこと。旅の途中でこんなイベントに出くわすのもいいものです。


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<それぞれの願いを込めて灯るキャンドル>


  キャンドルを灯すガラスの容器の周りには、メッセージを書いたシールが貼られています。福島から避難してきている方のものもありました。津波でご親戚を亡くされたという女性もおられました。幼子からお歳をめされた方まで、数百人もの方が、この集いに参加してくださったようです。
  

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<葉っぱ塾としての支援継続を誓って献灯>


  イベントの終わりが近づき人の列が短くなったところを見計らって私も献灯。「葉っぱ塾」の取り組みは、華やかさはありませんが、これからも粘り強く継続してゆこうと、気持ちを新たにしました。

  大震災と原発事故から3年目が始まりました。あの日のことを忘れず、そして今まだ大きな困難に直面するたくさんの人々に寄り添う活動を、それぞれのフィールドで取り組んでゆきましょう。


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2011年11月07日

紅葉の森照らすカボチャ・ランタン

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<途中カモシカを発見!>


  5日、午前中の山形市内での活動を終えて、「カボチャ・ランタン」が開催される朝日町へと向かいました。山辺町の峠越えでカモシカが草を食んでいるのを見つけました。こちらには全く気がつく様子もなく、没頭していました。


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<紅葉見ごろのAsahi自然観>


  会場のAsahi自然観は「葉っぱ塾」の行事でも時々利用するところですが、ちょうど紅葉が見ごろを迎えていました。


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<大勢の参加者に説明する安藤さん>


  いつもは「葉っぱ塾」のお客様と参加するこの行事ですが、今回は私一人。引き換えに、20回目となる今回の参加者は50名を超えていました。仙台からの参加者が多かったようです。安藤さんはカボチャ集めが大変だったようです。


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<手作り蜜ろうそく>


  蜜ろうそくは、何度作ってもいいものです。作っているうちに手がすべすべしてきて若返ります。素敵な女性と向かい合わせで作ることができて幸せでした。


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<どれにしようか、カボチャを選ぶ>


  カボチャを選ぶのも悩みます。私は左のほうにスクッと立っているものを選びました。


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<葉っぱ塾の熱気球ランタン>


  カボチャを選んであれこれ考えているうちに思いついたのが熱気球。多くの人は地面に置くことを考えて、安定する太い側を下にしますが、逆さまにしてみました。「空が大好きな小人さんの家」という発想です。「葉っぱ塾」の宣伝もしっかりと。


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<にぎやかな小人さんの村>


  暗くなってくるのと同時に、紅葉の森に焼きカボチャの匂いも漂って、あちこちに小人さんの村が出現しました。今年も力作揃いでした。子どもたちも大勢参加していました。でも、「いい年」をした大人がこういうことを楽しむことも、大切なことだと思います。

  来年は「葉っぱ塾」でにぎやかに参加できたら嬉しいです。



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2010年11月07日

紅葉の森にカボチャ・ランンタン灯る

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  朝日町の「ハチ蜜の森キャンドル」主催の恒例行事「カボチャ・ランタン」に、「葉っぱ塾」を通じて10人、全体では24名の参加で、今年の行事が6日午後から夕方にかけて開催されました。

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<色も形もさまざまなカボチャが材料です。>

  会場となったAsahi自然観は、今まさに紅葉の真っ盛り。ブナやカエデが色とりどりに斜面で燃えていました。そして、ランタンの材料となるカボチャも、形も色もさまざまで、作る前からうきうきするほどでした。

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<まずは蜜ろうそくづくりです。>

  この朝東京からやってきたK兄弟。夏の「子どもキャンプ」以来2度目の参加でした。3年生と2年生の二人だけで新幹線に乗ってやってきたのです。安藤竜二さんから説明を受けて、まずは蜜ろうそくづくりに挑戦です。

  ミツバチの巣が原料となっている100%天然素材の蜜ろうそくは、扱っていると手がすべすべになります。私も彼らの手伝いを少ししただけで、手だけ10歳ほど若返りました。

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<カボチャをくり抜いてゆきます。>

  小一時間ほどで蜜ろうそくが完成すると今度はカボチャをくり抜き、ランタンづくりです。カボチャを選び、どんな“小人さんの家”を作るかイメージを描き、作業を進めてゆくのです。この二人にはこの作業は難しいかと想像していましたが、心配するほどのこともなく、しっかり取り組みました。

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<Kさんの作品が完成しました。>

  中学1年生のKさんは、絵心を感じさせる作品を完成させました。穴を開けて光を完全に通す部分、皮を部分的に薄くして透かす部分などさまざまな工夫を凝らして、窓や模様を配置したのですね。これが暗くなってから点灯すると・・・

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<絵柄もしっかり透けています。>

  出来上がった作品を、「空気神社」の入り口近くの紅葉の森に持っていって、いよいよ点灯です。まだ明るさが残るうちに点灯し、しだいに暗くなる中でその光が変化してゆく様子もなかなか楽しいものです。Kさんの作品、なかなかいいじゃないですか。

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<Sさんファミリーの作品です。>

  この日朝4時に千葉を出発し、車でおいでくださった「葉っぱ塾田んぼオーナー」のSさんファミリー3人の作品です。地面の落ち葉も作品の一部になりますね。

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<みんなの作品で小人さんの村ができあがり!>

  はじめは思い思いの場所に置いたランタンを、最後は一つの場所に集めてみました。いつもの年にもましてにぎやかな小人の村ができあがりました。この中にはT君が作った“小人の村の郵便局”もありました。

  私たちが帰ってからその郵便局から出されたものと思われる素敵な手紙が、今朝届いていました!


    そばに いる

              こだぬきしんご


  しみじみ しずかなよるでした

  せかいのどこかに あのこがいて

  あのこを おもう ぼくがいる

  そんな きもちの よるでした

  だから ぼくは あのこにむけて

  さらさら てがみをかきました

  そしたら なんと おどろいた

  あのこが ここに いるきぶん

  さらさら・・・・(まあ こんにちは)

  さ、さら?・・・・(わたしを おもってくれたのね)

  さんさら!・・・・(てがみをかいてちょうだい)

  さささん!・・・・(そばで はなしているみたいにね)


  そうなんだ ぼくは あのこと「おはなしちゅう」

  てがみをかくと せかいが ひろがる

  さらさら あふれて きらきら ぱっ!

        (くどうなおこ詩集『のはらうた わっはっは』より)



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2008年10月07日

カボチャ・ランタンと紅葉の森ハイキング

35f69f44.JPG☆昨年の参加者の作品。カボチャの
 こうばしい香りも漂っていました。





 ■ 葉っぱ塾・カボチャランタンと紅葉の森ハイキング2008 ■

 紅葉が進んでいます。紅葉のブナの森で遊んでみませんか? 朝日町の安藤さんの「ハチ蜜の森キャンドル」が主催する人気プログラム、「カボチャ・ランタン〜小人の森づくり」に参加し、夜はコテージに泊まります。みんなでわいわい楽しく食事しましょう。そして翌日は紅葉の森ハイキングを楽しみます。

【実施期日 11月2日(日)午後1時半〜3日(祝)正午(1泊2日)
 
【会 場】 朝日町「Asahi自然観」及びその周辺
 
【参加費】 大人¥10000  小学生以下¥8000
      1泊2食と、ハイキング参加料を含みます。カボチャランタン参加料は別途かかります(大人¥2000 子ども¥1000)。

【募集人数】  最大8名 (コテージ収容人数の関係で)

【持参する物】 着替え 洗面具 パジャマ 防寒対策(セーター、ウインドブレーカーなど)

【交  通】   自家用車でおいでの方は、直接「Asahi自然観」においでください。遠隔地から列車やバスでおいでの方は、送迎を検討しますので、直接連絡を取り合います。
 
【申し込み】 (法・・・郵便、ファクシミリ、メール等で下記の事項をお知らせください。
          A名前  B生年月日  C年齢  D性別  E住所 
 F電話番号(ファクシミリあればそpれも) 
        期限(最終) 10月25日(土)
        ※定員に達した段階で締め切ります。

【その他】  ついでにご旅行や「葉っぱ塾」への滞在を希望される場合は、ご相談ください。

葉っぱ塾   〒993-0053 山形県長井市中道2−16−40  八木文明
TEL/FAX 0238−84−1537  e-mail happa-fy@dewa.or.jp
日本自然保護協会自然観察指導員 
日本山岳ガイド協会認定ガイド
日本ネイチャーゲーム協会コーディネーター
スクールインタープリター      
 


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