遊び

2019年08月08日

☆★若者たちと過ごした6年間に感謝〜これからも「仲間」だよ!

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<8月7日夕方のの入道雲>


  長井市では8月6日に35.6℃、7日に36.0℃と、二日間続けて「猛暑日」となりました。

  そんな暑さの中で、講師を務めた学生たちの最後のレポートを読んでいました。

  私が担当した科目は「環境供廚箸いΣ別椶任△襪海箸鯑Г泙┐銅禺圓燭舛隆響曚鬚読みくださいますか?


  ◆講座を受講して感じたのは、遊具を使わない遊びがこんなにも楽しいことなのかと思ったことです。

  ◆「環境供廚鯆未靴董普段の生活の近くにも、心動かされる瞬間を設けることは可能であるということを学んだ。人工物じゃないというだけで肌触りから、におい、遊び方などたくさんの可能性があるということがわかった。

  ◆この授業を通じて「森の休日」の存在を知り、参加させていただいたことは、私の中でとても貴重な経験となった。子どもと関わる楽しさを再確認したと共に、今の社会、政治について、子どもをとりまく環境について、深く学ぶことができた。

  ◆先生はただ自然に触れてほしいという思いだけではなく、色々な資料や情報を与えながらその意義を伝えてくれたので、とても意欲的に取り組めました。最後の選挙の話はとても興味深かったです。ぜひ今度「葉っぱ塾」に参加してみたいです。


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<レポートを書く学生たち>


  ◆講座が毎週楽しみでした。実践的な授業が多くてとても身になりました。クラスのみんなとも前よりもっと仲良くなれました。話すきっかけを授業で作ってくださりありがとうございました。

  ◆この授業は基本的に幼稚園、保育園の免許を取る学生が受けるはずの授業だったが、私は小学校教員を目指しているため、この授業に何の意味があるのだろうと思っていた。しかし、始まってみると、内容がとてもよく、幼・保の人たちだけでなく小学校の免許をとるための必須の授業にすればよいのにと思うぐらいよかった。

  ◆今回の授業(15回目)で、選挙について、今の社会状況について学んだ。自分は選挙に行かなかった。しかしこの授業を聞いて驚き、また考えが変わった。もう一度今の社会状況、政治について考え、自分にできることを考えたい。

  ◆この授業を受けて、自然の中での遊び方をたくさん知ることができて良かった。また個人的には、(福島)県外の人に福島の子どもの実態や原発事故の影響などを知って活動してくれている人がいることを知って嬉しかった。私も子どもの自然体験を十分に保障できる大人、教師になりたいと思った。将来は福島の子どもたちの自然体験について考えて実行していきたい。




  6年間にわたったこの大学での非常勤講師を、今回で終えることになりました。

  これまで授業に付き合ってくれた学生たちの中から、福島の子どもたちの週末保養「森の休日」のボランティアスタッフとして参加してくれる学生も多く出ています。


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<「森の休日」で子どもたちと遊ぶ若いスタッフたち>


  そんな学生の一人から、次のようなメールをいただきました。

  レイチェル・カーソンの『センス・オブ・ワンダー』が私の講座のテキストでした。


  ◆「環境供廚亮業や「森の休日」で、自然とたくさん触れ合ったことで、小学生の時に体験したあの心がわくわくする感覚が蘇ってきました。記憶に残る授業ってこうゆう子どもの心が動く授業のことなんだなっと改めて感じました。先生に出会っていなかったらきっと『センス・オブ・ワンダー』に書かれている大人のように忘れさってしまってたんだろうなと思います。また、ネイチャーゲームリーダーとして授業実践をさせて頂いた経験はこれからの自信に繋がる貴重なものでした。本当にありがとうございました。大学で先生とお会いできなくなるのは残念ですが、試験が落ち着いたらまた「森の休日」に参加するのでその時はよろしくお願いします。


  教員と学生という立場を超えて、共に子どもたちと向き合う仲間としての関わりはこれからも続いてゆきます。

  今日8月8日は、敬愛する写真家、星野道夫さんのご命日、そして単なる語呂合わせですが、「葉っぱ塾記念日」です。




  ※はがちゃんの応援に感謝!




  ☆『広い河の岸辺コンサート』第3回!
     チケット発売を開始しました!

8.31長井公演チラシ表面



  ☆「葉っぱ塾こんなことできます2019」


  ☆好評、三刷! やぎりんの新著『わくわくオーケストラ楽器物語』!『わくわくオーケストラ音楽物語』表紙



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  ※配布にお力添えください。

  ☆「葉っぱ塾の被災地支援活動中間報告」


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2018年10月15日

☆★秋の好天の週末、森で遊ぶ〜「森の休日2018」第8回報告

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<芝の斜面で遊ぶ子どもたち>


  福島の子どもたちとその家族のための週末保養「森の休日2018」第8回(通算73回目)を、10月13日〜14日に開催しました。

  二日間とも穏やかな天候に恵まれた週末でしたが、土曜日は青空が広がる上々の好天となりました。

  福島からは4家族、13名のみなさんがおいでになりました。


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<竹馬すぐに上達!>


  「森の休日」では、以前福島の方からいただいた竹馬が人気です。

  初めての子どもでも、真剣に練習すると、2日間のうちにかなり上達します。

  それも、ボランティアのスタッフが付きっ切りで付き合ってくれるからです。

  一日目の最高歩数が25歩だったR君は、翌朝いきなり記録を更新しました!


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<夜は焚き火で焼き芋!>


  福島の方には、夕暮れからの気温の急降下は想像を絶していたようです。

  「寒くなります」と予告していましたが、寒さ対策はまだまだ。

  しかし、焚き火で焼き芋しているうちに、体が温まってきましたね。

  焚き火の上を飛び越える「冒険」も楽しかった!


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<火星が見えた!>


  スタッフのKさんが準備してくださった天体望遠鏡がこの夜も大活躍。

  ナイトハイクでは天の川がはっきりと見えました。

  望遠鏡では火星を観察してみました。

  火星人がみえたのでしょうか?


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<電動糸鋸で木工体験>


  二日目は、お母さんたちにはアロマトリートメントでまったりした時間を過ごしていただきました。

  「女の園」にはカメラも潜入できず、様子を見ることはできませんでしたが、お昼ご飯のときのとろけたようなお顔が、気持ちよかったことを物語っていました。

  その間、子どもたちやお父さんたちは、木工体験やドッヂボール。

  落ちている葉っぱをモチーフにして、上手にカット。

  その後紙ヤスリをかけ、オイルを塗りこんで作品が完成します。


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<葉っぱをモチーフにした作品たち>


  どうですか?

  素敵な作品揃いではありませんか?

  コースター、鍋敷き、壁掛け、写真立て・・・。

  いろいろな活用ができそうですね。

  これにはスタッフも夢中で取り組みました。


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<クズのツルで長縄跳び>


  お昼ごはんの後は、長縄跳びをしました。

  この縄は前日、「Asahi自然観」の敷地内に生えている雑草の一種、クズの蔓(つる)を切り取ってきたものでした。

  葉っぱを取り除いて、これで縄跳びしようというアイディアが面白いですね。

  自然の中にあるものを遊びに活用する知恵を子どもたちが身につけてゆくのは素晴しいことです。

  この「森の休日」を支えるボランティア・スタッフは、年齢や性別を問わず、いつも募集しています。

  自らが「楽しかった!」と過ごせずして、子どもたちが楽しいはずはありません。

  森の中で一緒に遊んでみませんか?

  募集の詳細はこちらです。





  ☆今年も開講「スクールインタープリター養成講座」 in 山形大学



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2018年08月02日

☆★週末保養「森の休日」ボランティア・スタッフ募集中!

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<元気に川で遊ぶ子どもたちとスタッフ>




        「平成30年7月豪雨」
 モンベルの「アウトドア義援隊」への活動支援(お願い)





  福島の子どもたちと家族のための短期保養プログラム

   「森の休日2018」サポーターの募集!


  “おとなも子どもも森で遊べ”をテーマに、長井市及びその周辺の自然を活用して活動を行っている「葉っぱ塾」では、福島の子どもたちとそのご家族のための短期保養プログラム「森の休日」を、2018年も継続して開催しています。

  この取り組みは、県内外のボランティア関係者のお力をお借りしながら、2012年5月以降、朝日町の宿泊施設「Asahi自然観」で継続的に実施(2012年10回、13年12回、14年12回、15年11回、16年10回、17年10回、18年5回)してきました。

  「森の休日」は、放射線量の高い地域に住む子どもたちや家族の心のストレスを少しでも解消し、リフレッシュしていただきたいという目的で行なっているものです。

  このプログラムを実施するには、現地で子どもたちやその家族の皆様のサポートをするスタッフが必要になります。

  具体的には、野外活動の付き添い、子どもたちの遊び相手、お父さん、お母さんたちの話し相手、一緒に夕食づくり、その他の体験活動の提供などです。

  2日間の連続でなくても、日帰りやパートタイム参加でけっこうです。

  お子さんとご一緒の参加も歓迎です。


【当面の開催期日】※参加可能な日をお知らせください。
Α。昂遏。影(土)〜 2日(日)
А。昂遏。呼(土)〜 9日(日)
┌隠扱遑隠各(土)〜14日(日)   
10月20日(土)〜21日(日)
11月 3日(土)〜 4日(日)



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<古寺の大カツラの木で遊ぶ>


  参加者、とりわけ子どもたちは、短い時間を目一杯使って、生き生きと活動してくれるのがとても印象的です。

  サポーターは山形県民にかぎりません。

  福島の方や、山形に避難しておられる方など、福島の方々の心がわかる方大歓迎です。

  「森の休日」に参加されたお母さんのお一人からは次のような感想をいただいております。


  ★ 自然の中でのびのび、そしてゆったりと過ごさせていただき、心と体の保養になりました。 

  息子はボランティアの方々にたくさん遊んでいただき、くたくたになるまで体を動かし、気持ちの良い汗をかいていました。

  テレビもゲームもない環境で、川や虫や石が遊び道具になり、体験を通して様々なことが学べる、ほんとうに良質の体験ができたと思っております。ありがとうございました。

                 (福島市在住Kさん)


 
  この活動へのサポーターとして登録していただき、ぜひ福島の子どもたちと共に歩む活動の一翼を担っていただけたらありがたいです。

  開催日が近づきましたら手を挙げてくださった方々にご連絡し、参加の可否をお伺いいたします。

  市町村の社会福祉協議会で「ボランティア保険」に加入の上、お申し込みください。

  【連絡先】 葉っぱ塾 八木
           電話090-5230-8819
           happa-fy★dewa.or.jp
        (送信の際は★を@に変えてください。)
   ※お名前、年齢、ご住所、携帯電話番号、メールアドレ   スをお知らせください。

  *・゜・*:.。. .。.:*・゜゜・**・゜゜・**・゜゜・*

  ☆この「森の休日」の経費については「葉っぱ塾ボランティア支援募金」を活用しています。

   取り組みを長く継続できるように、募金への呼びかけにもご協力ください。

【葉っぱ塾ボランティア支援募金】
   ■郵便振替口座   02420−5− 19722
   ■加入者名      八木文明
    ※通信欄に「ボランティア支援」とご記入ください。





  ☆「木星音楽団」長井公演は9月29日!9-29チラシ最終版



  ☆「葉っぱ塾」当面の予定


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2018年04月10日

☆★若者たちのエネルギー分けてもらう春!

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<テキストは『センス オブ ワンダー』>


  山形市内にあるT大学の非常勤講師としてのお仕事を、今年度もご依頼いただきました。

  5年目となります。

  9日が最初の授業日でした。

  若者たちとの新たな出会いを楽しみにしてキャンパスに入りました。

  学務課で受け取った資料の中に、レイチェル・カーソンの『センス オブ ワンダー』がありました。

  大学が、講師用に購入してくれた私の分のテキストです。

  奥付を開いてみましたら、1996年に新潮社から初版が出されて21年目の2017年4月で何と61刷にもなっていました!

  学生たちにとっては、初版はまだ生まれる前のことだったのですね。


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<レポート記入する学生たち>


  学生たちのほとんどは、保育士、幼稚園教諭、小学校教諭などを目指しています。

  私が担当する講座では、「子どもたちといかに遊ぶか」を様々なアプローチで伝えるようにしています。

  毎回最初の15分ぐらい、ときには30分以上、実際に外に出て、「遊び」を体験してもらうようにもしています。

  わずか4か月の間のお付き合いですが、この日出会った何人かは「森の休日」の取り組みにも参加してくれることになるかもしれません。


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<学生たちのレポートを読む>


  学生たちが毎回書いてくれるミニ・レポートは、テストに代わる大切な評価の資料でもあります。

  短い時間の中で、私が嬉しい悲鳴をあげるほどたくさん書いてくれます。

  その中に、「ヤギおじおさんと小学生のときに会ったことを思いだしました」という一文が目に留まりました。

  そしてその学生は、南陽高校での新入生オリエンテーションのときの私のことも覚えていてくれていました。

  これからの展開がまた待ち遠しくなってきました。

  若い人たちからのエネルギーを少し分けてもらって、もう少し、がんばってみます。





  ☆「葉っぱ塾」のリーフレットできました!
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  ☆「木星音楽団」ニューアルバム『鳥たちの詩 海の詩』完成!
鳥たちの詩海の詩ジャケット



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2017年12月01日

☆★「森の休日2017」を振り返る〜さらなる継続のための募金のお願い

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<「古寺の大カツラ」で遊ぶ>

  
  きょうから12月です。

  「月の暦」ではまだ「神無月十四日」です。
  
  福島の子どもたちとその家族たちを山形に招いて、思いっきり遊び、親御さんたちにはのんびり過ごしていただきたいという取り組みが、週末保養「森の休日」です。

  この6年目の取り組み「森の休日2017」が、先月上旬で終了しました。

  今年は4月下旬から10回実施しましたが、2012年5月の第1回から数えて通算では65回実施したことになります。

  今年の実施状況を振り返ってみます。


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<雨の日は体育館をお借りします>


  【福島からの参加者数】
    大人 62名  子ども80名 合計142名
      (いずれも延数)

  【参加家族数】 
    延 40家族 (実数 27家族)

  【参加者市町村】
    福島市  郡山市 伊達市 二本松市 いわき市
    白河市  国見町 

  【経費総額】 
    ¥1,558,399

  【ボランティア・スタッフ参加者】
    参加延数 259名 (実数68名)


  以上のような集計をしたところです。

  この取り組みにかかる経費は、助成金に頼らず、全て個人や団体からの募金によって賄われています。

  「葉っぱ塾ボランティア支援募金」は、東日本大震災が起こった年の5月から「ボランティアする私たちを支えてください!」とみなさんに呼びかけてきたものです。

  これまで、東松島、石巻、陸前高田などの津波被災地の物資支援や、支援活動に必要な物品購入などにも支出してきていました。

  津波被災地の状況がある一定の展望が持ててからは、募金の大部分をこの「森の休日」に集中しています。

  この週末保養のように短期の保養では、医学的な見地からの放射能対策ということにはなかなかならないと考えています。

  しかし、幼い子どもたちが、豊かな自然環境の中で、のびのびと遊ぶことは、彼らの心のひだに深く刻まれるものとなるはずです。

  体験の時間的な長さではなく、その深さが重要な意味をもっていると考えて、この取り組みを続けています。


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<厨房スタッフのかいがいしい働き>


  この活動には大勢のボランティアスタッフ、通称「森さぽ」のみなさんが参加くださっています。

  子どもたちと遊ぶ、食事を作る、親御さんたちの話に耳を傾ける、様々な体験活動を提供するなどで、この活動が成り立っています。

  「森の休日」は来年以降も続けたいと考えていますが、募金の残高を踏まえると、何とか来年の4月から7月まで5回の実施ができるのではないかという状況には届いています。

  しかし、それ以降の見通しは全く立っていません。

  多くの皆様からの継続的なお力添えをお願いいたします。



   【葉っぱ塾ボランティア支援募金】

      ■郵便振替口座    02420−5− 19722

      ■加入者名       八木文明

       ※通信欄に「ボランティア支援」とご記入ください。






  ☆「月と季節の暦」(2018年版)完成しました。
  

  ☆好評、重版! やぎりんの新著『わくわくオーケストラ楽器物語』!

『わくわくオーケストラ音楽物語』表紙



 
  ☆「葉っぱ塾の被災地支援活動中間報告」


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2017年09月25日

☆★秋の気配感じながら森で遊ぶ〜「森の休日2017」第7回報告

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<恒例の「空気神社」参拝で始まった2日間>


  今年7回目(通算62回目)の「森の休日」を23日〜24日「Asahi自然観」で開催しました。

  福島からは4家族14名がおいでになりました。

  そのうちの3家族は、「森の休日」を開始した2012年からの参加者。

  最初に来たときに小学校2年生だったF君は、中学1年生になっていました!

  身長が170センチ近くなっていて、まるで別人に出会ったかのようでした!


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<たくさんの栗を拾った!>


  「Asahi自然観」敷地内にはあちこちにクリの木がありますが、ちょうど実が落ちる時期を迎えていて、子どもたちだけでなく、親御さんたちも一緒になってたくさんのクリを拾いました。

  その一部は2日目に小さな焚き火で焼いて食べてみましたよ。


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<調理スタッフ大車輪の活躍>


  しばらく「森の休日」から離れておられた調理スタッフのKさん、Uさんが、ベテランの腕前を発揮してくださって、夕食はごちそうが並びました!

  メインのいも煮もほぼ完食!


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<焚き火を囲む>


  夕方まで曇り空でしたが、夕食の頃から星が見え始めました。

  ナイトハイキングの後の焚き火は、炎の暖かさが嬉しいほどの気温の中で。

  サツマイモを焼いたり、炎を飛び越えたりと、普段はなかなかできないことをやりました。


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<みんなで遊ぶのが楽しい!>


  年代が比較的近い子どもたちが集まった今回は、一緒に遊ぶ時間が多くありました。

  テニスなのかサッカーなのか、見ているとわからないようなゲームを自分たちで編み出して遊ぶ場面もありました。


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<ミニチュア・ハットも作ったよ!>


  手作業が好きな女の子には、ミニチュア・ハットづくりの準備が役立ちました。

  学生スタッフが手伝っていましたが、3つ目を作るころには全部自分でできるようになっていました。

  お母さんたちも作っていましたよ。


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<竹馬で遊ぶ大人たち>


  子どもたちが楽しく遊んでいると、大人たちの表情が和みます。

  一人が竹馬を始めたら、次々と挑戦が始まりました。

  広がった青空の下で、心も開放されていたということでしょう。


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<最後にもらった素敵なクッキー>


  楽しい時間は瞬く間に過ぎてゆきます。

  「そろそろ終わりの会にするよ!」と声をかけたら、子どもたちはまだまだ遊んでいたい様子でした。

  宝塚のOさんが毎回届けてくださるお菓子を最後に渡しましたら、大事そうに持ち帰ってゆきました。

  今回はスタッフの人数はギリギリでしたが、分担をとてもうまくやってくれて、集団から離れて遊びたい子どもへの対応も、十分できたと感じました。

  スタッフ初参加の神奈川のHさんは、この夏は久米島での保養でボランティアをしていたそうです。

  久米島の保養は確か、映画監督の山田洋次さんや女優の吉永小百合さんが資金を提供しているものだったのではないでしょうか?

  名残おしそうに帰ってゆく福島の皆さんを見送り、スタッフは後片付けと振り返りの会をもちました。

  この「森の休日」の取り組みは、福島の子どもたちに思う存分外遊びを体験してもらい、親たちにもリフレッシュしてもらおうという取り組みです。

  経費は多くのみなさんからの募金でまかなっています。

  継続的なお力添えをお願いできましたら幸いです。


   【葉っぱ塾ボランティア支援募金】

      ■郵便振替口座    02420−5− 19722

      ■加入者名       八木文明

       ※通信欄に「ボランティア支援」とご記入ください。



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2017年08月04日

☆★「森の休日」9月再開!〜ボランティア・サポーター募集中!

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<体育館に集まった子どもたちとスタッフ>




    「森の休日2017」サポーターの募集!



  “おとなも子どもも森で遊べ”をテーマに、長井市及びその周辺の自然を活用して活動を行っている「葉っぱ塾」では、県内外のボランティア関係者のお力をお借りしながら、2012年5月以降、福島の子どもたちのための短期保養プログラム「森の休日」を、朝日町の宿泊施設「Asahi自然観」で継続的に実施(2012年10回、13年12回、14年12回、15年11回、16年10回)実施してきました。

  この取り組みを2017年も継続して開催しています。

  「森の休日」は、放射線量の高い地域に住む子どもたちや家族の心のストレスを少しでも解消し、リフレッシュしていただきたいという目的で行なっているものです。

  このプログラムを実施するには、現地で子どもたちやその家族の皆様のサポートをするスタッフが必要になります。

  具体的には、野外活動の付き添い、子どもたちの遊び相手、お父さん、お母さんたちの話し相手、一緒に夕食づくり、その他の体験活動の提供などです。

  夏休みの間はお休みしている「森の休日」を、9月第一週から再開いたします。

  2日間の連続でなくても、日帰りやパートタイム参加でもけっこうです。お子さんとご一緒の参加も歓迎です。

  あなたも「森さぽ」の仲間になりませんか?

  


【当面の開催期日】  ※参加可能な日をお知らせください。

Α。昂遏。夏(土)〜 3日(日)  
А。昂遑横各(土)〜24日(日)    
┌隠扱遑横影(土)〜22日(日)
10月28日(土)〜29日(日)  
11月 3日(祝)〜 4日(土)

  ※1日目の集合は午前11時30分、
    2日目の集合は午前8時30分。いずれも「Asahi自然観」です。


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<川で思いっきり水遊び(昨年)>


  参加者、とりわけ子どもたちは、短い時間を目一杯使って、生き生きと活動してくれるのがとても印象的です。

  サポーターは山形県民にかぎりません。福島の方や、山形に避難しておられる方など、福島の方々の心がわかる方大歓迎です。

  「森の休日」に参加されたお母さんのお一人からは次のような感想をいただいております。


★ 自然の中の学びをさせたいと常々思っています。 また、様々な体験をさせることで子どもの世界を広げてあげたいです。さらに、同年齢の子どもばかりではなく、異年齢の集団でコミュニケーション力も育てることができたらという思いもあります。

 「森の休日」は、この全てが備わっていて、とても楽しむことができ、有意義な時間となりました。回数を重ねることができたら、親も子も成長できるのではないかと思いました。大変お世話になりました。ありがとうございました。                                                       (福島市在住Mさん)


 
  この活動へのサポーターとして登録していただき、ぜひ福島の子どもたちと共に歩む活動の一翼を担っていただけたらありがたいです。

  開催日が近づきましたら手を挙げてくださった方々に参加確認のご連絡をします。

  参加についての経費はかかりませんが、都道府県または市町村の社会福祉協議会で「ボランティア保険」に加入の上、お申し込みください。


  ☆「森の休日」サポーター参加申し込み用紙のダウンロード
              (PDFファイル)
  

 【申し込み・お問い合わせ】 
  葉っぱ塾 八木文明 090-5230−8819 
     メール happa-fy★dewa.or.jp
      (送信の際は★を@に変えてください。)
   ※お名前、年齢、ご住所、携帯電話番号、メールアドレスをお知らせください。

    .:*・゜・*:.。. .。.:*・゜゜・**・゜゜・**・゜゜・*:.。..。.:*・゜・*:.

☆この「森の休日」の経費は「葉っぱ塾ボランティア支援募金」を活用しています。

  取り組みを長く継続できるように、募金へのご支援あるいは呼びかけにもご協力ください。


  【葉っぱ塾ボランティア支援募金】
   ■郵便振替口座   02420−5− 19722
   ■加入者名      八木文明
    ※通信欄に「ボランティア支援」とご記入ください。





  ☆「木星音楽団長井公演」は10月14日!
木星長井公演2017チラシ最終


   【チケットのお申し込み】 葉っぱ塾 八木
           電話090-5230-8819
           happa-fy★dewa.or.jp
        (送信の際は★を@に変えてください。)


  ☆「葉っぱ塾の被災地支援活動中間報告」



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2017年07月03日

☆★白鷹山山麓「県民の森」へ〜子どもたちの極上の遊び場

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<「県民の森」の板橋沼>


  ※「安倍晋三内閣総理大臣の辞任を求める署名」



  7月1日の深夜から未明にかけて強い雨が降ったのを、夢心地に聞いていました。

  2日は夜が明ける頃には雨が止んでいました。

  朝食を済ませて、白鷹山の北麓に広がる「県民の森」に行ってきました。

  非常勤講師を依頼されているT大学の実習を、今週末の8日に予定しています。

  その下見ということでした。


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<広々した「中央広場」>


  午前8時前、まだ職員の方々の出勤前に「中央広場」に着いてしまいました。

  子どもたちが幼かった頃に、何度も連れてきたところです。

  こんな広々した広場で遊んでいた子どもたちも、もう30代になっています。

  植物の様子や、咲いている花々を見ながら、予定のコースを一回り。

  間近で「トウキョウトッキョキョカキョク」とさえずるホトトギスのさえずりを聞きました!


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<スギの端材を活用した積木>


  一回りして事務所のある建物に戻ると、職員のみなさんがおいでになりました。

  エントランスホールにブルーシートが広げられ、そこにたくさんの積み木がありました。

  端材を活用しての、いろいろなサイズの積み木。

  大人でも何か作ってみたくなります。

  そのほか、竹馬やべい駒なども準備してありました。

  休日を、こんなところで親子でのんびり過ごすのって、最高のぜいたくではないでしょうか?

  この「県民の森」は、子どもたちの感性を育むのにはもってこいのフィールドです!


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<ウメガサソウ?>


  山を歩いていたときに、見慣れない花を見つけました。

  写真を撮って、事務所のKさんに尋ねましたが、その場で答えは出ませんでした。

  夕方メールをいただき、「ウメガサソウではありませんか?」とのこと。

  写真はちょっとピンボケですが、図鑑で調べてみたら、何だかそんな気がします。

  8日は雨のマークの予報。

  それならそれで、いろいろ考えていることはあります。




  ☆前川喜平前文部次官、6月23日日本記者クラブ会見




 ☆「葉っぱ塾」では「前川前次官の証人喚問を実現させよう」というキャンペーンに賛同し、協力を呼びかけます。



  ☆「木星音楽団長井公演」は10月14日!
木星長井公演2017チラシ最終




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2016年01月28日

☆★きれる子を作っているのは?〜小さな座談会から

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<「座談会」の資料>


  長井市内で活動しているいくつかのNPO団体が、年に数回不定期に集まって続けている「まとまるといいごどある座談会」の、通算第12回目の集まりが、26日午後開かれました。

  長井市の社会福祉協議会が声掛けをしてくださっています。

  NPOでもないこの「葉っぱ塾」も仲間に入れていただいて、できる限り参加してきました。

  何を決めるという会合ではなく、集まって、それぞれの団体の近況報告ということが主ですが、同じ市内で活動していながら、なかなか知ることのできなかった団体の活動を通じ、今の世の中の不合理や理不尽さが見えてきたりします。

  今回話題として盛り上がったのが、2月に予定されている「きれる子、パニックになる子への理解と支援のあり方」という講演会が、早々に定員いっぱいになったという話題からでした。

  教育事務所の社会教育担当の方から紹介があったのです。

  こうした講演会が盛況であることの背景に、子どもたちの現状が色濃く反映しているのだと想像します。

  話し合いは、小さな頃からゲーム機で遊ぶ子どもたちのことになってゆきました。

  子どもや孫にせがまれて、それらを与えてしまった方は全て、そのことを悔いておられました。

  私は、ゲーム機が子どもたちから外遊びを奪ってしまっていることを常々心配していましたが、その実際のお話しを当事者でもあるこの日の参加者から伺うことができました。


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<蕎麦打ちを体験する福島っ子たち>


  子どもたちは本来、こうした「道具」を持たなくても遊びを創り出すことができる存在だと私は思っています。

  そうした力を引き出すことをせず、「与えて」しまっている。それが世の中に浸透してしまっている。

  問題の根深さはそこにあります。

  さまざまな方法でこうした風潮を克服する試みがなされていると思います。

  スマホやゲーム機に子育てを任せず、大人が子どもと向き合って様々な体験をする場をもっともっと作ってゆく必要があると感じました。

  「葉っぱ塾」は小さいながら、そんな場の一つだと自負しています。

  参考までに、かつて朝日新聞山形版に連載していたエッセイを参照ください。

  また、ちょっと古いのですが、アメリカ小児学会が、乳幼児のテレビ視聴の有害性を警告していますので、こちらもぜひ!




    ☆「葉っぱ塾」・モンベルのコラボイベント

    ☆「葉っぱ塾の被災地支援活動中間報告」
           (Yamagata1)



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2015年11月07日

☆★親子自然体験の感想文に感激!

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<10月17日の「じぶんの虹をさがそう」の作品>


  10月17日に山形市内の保育園から依頼され、親子行事としての体験活動を霞城公園内で行いました。

  そのとき参加されたお父さん、お母さんたちの感想を、保育園の担当の先生が送ってくださいました。

  あの日行った活動は『あきのこうえんビンゴ』と『じぶんの虹をさがそう!』という2つの活動でした。

  まずはその感想からいくつか。

   ☆ふだん、公園などに出かけると、遊具で遊んだり、ボール遊びをしたりしてすごしていました。

   今回の活動をしてみて、テーマを決めて子どもと一緒に散策すると、いろいろな発見があること、何もなくても、そこにある自然のもので十分に楽しめることに気づきました。

   これからは、周りの自然のものなどを手に取ったり、見たりしながら遊ぶことで、いろいろな気づきや発見を大切にしていきたいと思います。


   ☆今回の活動では、“子どもと一緒に”、“自然の中で”ということで、親も子も夢中になって過ごさせていただきました。

    いつも遊ぶ公園でも、こんなふうな目的をもって遊べば、こんなにワクワクと時を過ごすことができるのだ〜と。

    童心にかえり、なんだか自然のものたちが、ますます宝物に感じられました。子育てのヒントをいただいた気持ちです。

    本当に本当に楽しい時間でした。

    何より嬉しかったのは、我が子と顔を見合わせながら、夢中になって、これかな? あれは? と、笑い合って過ごしたことですね。

    すごーくありがたい時間でした。


   ☆毎日時間に追われる生活・・・  久しぶりに親子でゆっくり空を見上げ、地面を見おろし、小さな発見を喜び合う時間となり、嬉しく思っています。

    物があふれる生活ですが、今回のような遊びを大切にしたいです。


   ☆秋晴れの中、ヤギおじさんのスクールはとても楽しかったです。

    自然の中でのビンゴゲームでは、子どもに手を引かれたり、「早く、早く」とせかされながら、一緒に楽しむことが出来ました。

     自然と一緒に遊んだりする機会は、ありそうでなかったので、これから家族でもやってみたいと思いました。

    「ヤギおじさ〜ん」とみんながすごく寄っているのを見て、すごく親しみやすい方なのだと思いました。Thank you!



  子どもたちは本来、何かおもちゃがないと遊べない、などということではないと私は思っています。

  人間の想像力や創造力は、子どものうちのこうした自然体験がとても大切な柱になって出来上がってゆくのだと思っています。


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<2014年の山形大学での講座実習風景>


  親御さんたちも「スクールインタープリター養成講座」を受けてみませんか?  

  11月29日山形大学を会場に開催します。

  11月6日段階であと3名の余裕があります。

  その場での学びが、きっと子育てにも役立ってゆくと私は信じています。

  素晴らしいご感想、感激しながら拝読しました。ありがとうございました。




    ☆「葉っぱ塾」・モンベルのコラボイベント

    ☆「葉っぱ塾の被災地支援活動中間報告」
          (Yamagata1)


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2015年03月17日

☆★「森の休日2015」まもなく募集開始!〜福島の子どもたちのための週末保養

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<ツリーイングを楽しむ参加者のみなさん>



「森の休日2015」 イン Asahi自然観             春・初夏編

             参加者募集終了しました!


【概要】  放射線量の高い地域で存分に外遊びできない子どもたちとそのご家族のために、ゆったりした「森の時間」を過ごしていただくことを目的として今年も開催します。子どもさんたちと遊ぶスタッフも大勢参加しますので安心です。親御さんたちはのんびり骨休めしてください。全国の有志から寄せられた「葉っぱ塾ボランティア支援募金」を活用しての開催です。

【主催】  葉っぱ塾 

【期日】  。慣遑隠呼(土)〜19日(日)
      ■儀遑稿(土)〜10日(日) 
      5月16日(土)〜17日(日)
      ぃ況遑隠各(土)〜14日(日) 
      ィ況遑横案(土)〜21日(日) 
      Γ祁遑隠影(土)〜12日(日)
 
※秋編は4回の開催 + 11月14日〜15日の「森の休日同窓会」(拡大版「森の休日」)を予定します。

【宿泊】  原則的に、4名用2棟、6名用1棟 のコテージをご家族のためにご用意しています。

【申込み条件】  福島県内など、放射線量が高い地域での生活を余儀なくされている皆さん。最大14名まで(乳児は0名とカウント)。ただし、大人だけの参加はできません。

【参加費】  大人2000円、 小中高生 1500円、 小学生未満 1000円(保険料込)

【場所】  「Asahi自然観」 コテージ
   〒990-1574  山形県西村山郡朝日町白倉745-1
          tel.0237-83-7111   
※初めてご参加いただく方には、アクセスマップを後日お送りします。


  ☆詳しい要項、申し込み方法などを準備しています。必要な方にお送りしています。下記の連絡先に電話またはメールでご請求ください。なお、受け付けは3月19日〜25日としています。お申し込みいただいてからこちらで調整し、結果をお知らせいたします。

   これまでの「森の休日」の様子などは、この「葉っぱ塾」のブログ記事を参照ください。

  【連絡先】葉っぱ塾 八木文明
         電話090−5230−8819
         メール  happa-fy★dewa.or.jp
           (送信の際は★を@に変えてください。)




※長井市広報映像『水の都 長井』



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2014年11月12日

☆★福島の子どもたちに寄り添い続ける 〜 「森の休日2014」を終えて 〜

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<ツリーイングで遊ぶ>


【長く続く放射能汚染】

  福島の子どもたちやその家族を山形に招いての週末保養「森の休日2014」全12回を、たくさんの方々のお力をお借りして、無事に終えることができました。さまざまな形で関わってくださった皆さまに、心から感謝を申し上げます。

  「葉っぱ塾」が本来行っていた自然の中での様々な体験活動のノウハウを、福島の方々のために活用したいという思いから取り組みを始めて3シーズン目が終わったことになります。
  
  大震災と原発事故から3年半以上が経過し、私たち山形に住む人間でさえも、あの災害が過去の思い出になりつつある傾向があることは誰しもが感じておられるのではないでしょうか。

  2012年春にこの活動を具体化させるとき、私の心の中には、人々の忘却に抗ってでも最低3年は続けなければ、この活動は意味がないという思いがありました。

  それは、あれほど大規模で広範囲な被害をもたらした原発事故による放射能汚染が、一朝一夕には解消しないという確信があったからです。マスコミや行政が「除染」という言葉を頻繁に使うことにごまかされ、私たちは放射能の危険が数年という時間の中で減じてゆくという錯覚に陥ってはいなかったでしょうか。

  伊達市のSさんに案内されて訪れた小学校脇の側溝で、放射線測定器の数値が「22.7μSv/h」を示したときの衝撃を、私は忘れることができません。その場にいたわずか10分ほどの間に、いったいどれだけの放射線が私の体を貫通していったのでしょうか。

  そうしたいわゆるホットスポットがまだまだ多数点在する中での生活を強いられている子どもたちやそのご家族に、少しでも寄り添う活動になればという思い一つだけでこの取り組みを始め、そして続けてきました。

  福島から参加のあるお母さんが、アンケートに次のように書いてくださいました。「ふだんできそうでできない、大げさすぎない遊びが楽しくて仕方ないようです。また機会があったら参加させてください。」

  親たちが願っているのは、子どもたちに「ふつうの日常を過ごさせたい」ということなのだと私は感じました。子どもたちはのびのびと、そして親たちはのんびりと週末を過ごしてもらいたいという主催者の思いを存分に評価していただいたのだと嬉しくなりました。


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<草の斜面を段ボールで滑る子どもたち>



【財政基盤としての「ボランティア支援募金」】

  しかし、こういった活動はその活動を継続するための資金的な支えが不可欠です。「葉っぱ塾」が2011年5月以降呼びかけてきた「ボランティア支援募金」へのご支援がどうなるのかが最も気がかりだったのですが、多くの皆さんが呼びかけに応えてくださったおかげで、当初の最低の目標であった3年目を無事に乗り越え、しかも来年の開催も可能な状況ができあがってきたことは、ほんとうにありがたく嬉しいことでした。

  山形新聞、読売新聞、朝日小学生新聞、東京新聞などに掲載された紹介記事をみて、「ボランティア支援募金」に協力して下さる方もありました。このことが、助成金に頼らずにこの活動を継続してこられた大きな支えとなったことは間違いありません。

  この取り組みを募金だけに頼って、果たしてどれだけ継続できるのか、当初は全く自信もありませんでした。しかし、「何かお手伝いをしたい」という思いのある方々にこちらの願いが届くことで、募金は途絶えることなく今も集まってきています。

  嬉しかったのは、東京の青梅や大阪の箕面、さらには福岡からも、「葉っぱ塾を応援します!」という声を上げていただいたことです。しかもこれらが、一度限りでなく、二度三度と回を重ねているのはなおさらありがたいことです。

  ボランティア活動を継続するためのひとつの「しくみ」としての「ボランティア支援募金」という意義も小さくないものだと振り返っています。


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<楽しかった川遊び>



【スタッフ確保と今後の課題】

  こうした保養の活動を展開するうえで最も重要なのがスタッフの確保でした。最初の年は石巻など沿岸部にボランティア活動に出かけていた人脈を頼って呼びかけを行ってきましたが、取り組みを進めるにつれて、そうした方々と入れ替わるように、震災後に新たにボランティア活動に参加するようになった方が目立ってきました。

  中でも山形大学や東北文教大学などから若者たちが大勢参加してくださったことは、福島の子どもたちが存分に遊ぶうえでも、とてもありがたいことでした。

  そうしたボランティア活動の情報を広めるうえで有効だったのは、「復興ボランティア支援センター」のホームページへの情報アップや、新聞各社が「森の休日」の取り組みを記事にしてくださったことでした。遠く首都圏や関西圏から、夜行バスに乗って駆けつけてくれたボランティアもおられました。

  いっぽうで、受け入れる私たちの側に不足しているものも見えてきました。一つは自然の中で子どもたちと「遊ぶ」ということについて、しっかりした活動理念の裏付けがないスタッフがほとんどであることです。子どもたちにとって自然を直接体験するということの持つ意味について、もっと私たちが学ぶ必要があるのではないかと感じています。


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<親御さんたちとの語らいも重要な活動>


  二つ目は、傾聴活動を担ってくれるスタッフの毎回の確保ができていないことです。福島の複雑な状況の中で生活を送ることからくる様々なストレスにさらされ、それを抱え込んでいる親御さんたちから、のんびりした雰囲気の中でお話をお聞きすることは、目立たないけれど重要なことだと感じています。

  そのためには、子どもたちの遊びへの対応と同じように、傾聴活動についてのスキルを学ぶことが不可欠ではないかと私は考えるようになりました。

  「森の休日2015」に取り組むにあたり、こうした重要な課題をどうクリアしてゆくのか、今後時間をかけて真剣に考えてゆかなければなりません。

  「森の休日」に参加した方から「森の休日同窓会をやりたいです!」という嬉しい提案をこの9月にいただきました。いつもは3,4家族の参加で、すれ違っている参加者同士が、一堂に顔を合わせることができたら、というこのご意見を、会場のAsahi自然観の支配人にもお話し、来年11月14日(土)〜15日(日)に「同窓会」を開催することでまずは日程の確保をしたところです。

  「森の休日」という小舟に乗り合わせたことのある福島のご家族が交流を深めることで、少しでも厳しい状況をのり越えるエネルギーを得てほしいと願わずにはいられません。

  「森さぽ」として参加くださったみなさん、その資金を送り続けてくださっているみなさん、野菜や食材や物資を提供してくださっているみなさん、子どもたちの遊びを提供してくださったみなさん、そしてこの取り組みを広めることに力を貸してくださったみなさん、ほんとうにありがとうございます。来年そしてそれ以降もこの取り組みを継続できますように一層のご支援をお願い申し上げます。

  いつの日か福島の方々が、「安心して暮らせるようになったからもういいよ」というまで続けることができたらと願って、主催者からのまとめの報告と致します。


【葉っぱ塾ボランティア支援募金】

      ■郵便振替口座    02420−5− 19722

      ■加入者名       八木文明

       ※通信欄に「ボランティア支援」とご記入ください。



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