雪景色

2024年02月23日

☆★咲いたマンサクに雪!〜春は一進一退

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<咲いたマンサクに雪!>


  2月に積雪が0になるのは極めて珍しい長井市ですが、2月14日に積雪がなくなっていたのです。

  しかし、21日夕方から積り始め、22日は最高で14センチとなりました。

  湿った雪でしたので、木々に着雪し、朝方の気温降下で雪が枝に凍り付いていました。

  春だと思ってせっかく花を開いたのに、マンサクの枝にも雪が積もり、花も寒そうでした。


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<「胡桃閑荘」のまわりも雪化粧(22日朝)>


  雪が湿っていると、朝のうちの雪景色は格別です。

  手入れが行き届いていない庭ではありますが、高級料亭の中庭にもひけを取らないような風情が現出します。

  降る雪は昼前には止んで、午後には雲の隙間から光も差し込んできました。

  数日前には17℃だった最高気温は、22日は2.2℃でした。

  本格的な春に一直線には進まないところはいつもの2月と変わりありません。

  きょうはこれからモンベルのスノーシュー行事のガイドです。







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2024年02月01日

☆★放射冷却の朝、霧氷と葉山の山並みを楽しむ

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<生垣の笹の葉の霧氷>


  今日から2月。

  暖冬で雪が少ないと、好天の日が多くなるということでもあります。

  1月31日の朝、まだ暗いうちにジョギングに出かけましたが、朝の最低気温がこの冬最低のー5.8℃を記録したのは放射冷却のせいです。

  この時期に乾いたアスファルト道路をジョギングできるなんて驚きです。

  明るくなった頃に家に戻ってくると、家の周りの木々の霧氷が見事でした。

  空気中の水蒸気(気体)が、液体の水を通り越して、小さな氷(固体)として葉っぱや枝の表面に結晶を形成してできるのが霧氷です。


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<庭のカエデの霧氷>


  霧が晴れてゆき、青空が透けて見えるようになると、霧氷が太陽の光にキラキラと輝いて見事でした。

  雪国で暮らす大変さというのは確かにありますが、こうした冬の晴れ間の美しさは、神様からの贈り物という気がします。


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<青空の下の長井葉山の山並み>


  気温が少し上がってきた昼前に買い物に出た帰り道、眼前に美しい葉山の山並みが横たわっていました。

  路肩に車を止めて、しばし眺めを楽しみました。

  2月の後半になれば、葉山の雪が締まってきて、登りやすくなる日がきっとやってきます。

  そんな好天の日を逃さずに登りたいものです。

  あと何度寒波がやってくると春になるでしょうか?







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2022年12月30日

☆★7合目半の「姥石」に到達!〜年末の葉山ラッセル登山

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<「森林公園」での最初の休憩>


  元日の長井葉山登山を前に、ここ何年かは毎年12月29日ごろに、ラッセルのための登山を行うようにしています。

  元日、少しでも楽をしたいがためです。

  そんな年末の登山に今年は何と6人もの方が参加を申し出てくださいました。

  勧進代集落の除雪終点を8時過ぎに出発。

  登山口までの長い農道歩きから始まりました。


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<先頭交代しながらのラッセル>


  この日、除雪終点には宮城ナンバーの車が1台先着していました。

  一人のスノーシューの足跡が先行してくれたおかげで、私たちはだいぶ楽をすることができました。

  それでもやや急な斜面になると息が弾んできます。

  先頭を交代しながら登ってゆきました。

  気温がそれほど低くなく、また風がほとんどなかったのは幸いでした。

  重い雪に苦戦しながらも少しずつ高度を稼いでゆきました。


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<姥石のブナが見えてきた!>


  途中でお一人の方が先に下山されました。

  冬のスノーシューでの登山は、無雪期の登山以上にしっかりした体力づくりをしていないとなかなか大変です。

  5合目を過ぎて登りが急になったあたりで、先行していた宮城の方に追いつきました。

  何と、昨年も29日に葉山でお会いした方でした。

  「きょうの登りは12時までにしましょう」とみなさんに伝えていたのですが、「姥石」までは行けそうと判断しました。

  7合目半としている「姥石」には、宮城の方と一緒に12時10分の到着でした。

  除雪終点から4時間でした。

  宮城の方は、ここまでのラッセルで体力を消耗し、今年も途中で引き返すことにしたようです。


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<ブナの森の雪化粧>


  私たちは、先に「姥石」から引き返しました。

  「姥石」で積雪を測ると250センチありました。

  当初「5合目まで行ければよいほうかな?」と予測していたのですが、先行者がいたおかげで、思った以上に進むことができました。

  ただ、元日までの雪があれば、せっかくのトレースも埋まってしまいます。

  やや湿った雪でしたので、ブナの枝に雪が付着し、なかなか見事な風景でした。

  ここに青空でも出現すれば最高なのですが、この日は雪雲はずっとかかったままでした。

  下山には2時間半を要しました。

  有志参加による年末のラッセル登山にご参加いただき、ほんとうにありがとうございました。

  元日、何とか葉山山頂まで行けるとよいのですが・・・。







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2020年12月18日

☆★せっかくだから「古窯」の裏山の「葉山神社」に参拝!

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<「恋人の聖地」も雪化粧>


  「霜月ついたち」にあたる12月15日の朝を上山の温泉旅館「古窯」で迎え、ゆっくり朝風呂と朝ごはん。

  せっかく外泊したのですから、どこかに登ろうと、登山靴と小さなザックを車に積んでいました。

  ガイド仲間と別れ、一人で向かったのは「古窯」の裏山です。

  このあたりの温泉街が「葉山温泉」と呼ばれるのは、この裏山に「葉山神社」が建っていることと関係があるのでしょう。

  細い車道が裏山の斜面に刻まれていますが、10センチほど積もった雪道を歩きました。

  すでに早朝散歩した方がおられるようで、複数の足跡がついていました。


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<雪の上山市内>


  「恋人の聖地」の展望台は、晴れていれば上山市内や蔵王連峰の眺めが良い場所ですが、この日はもちろん蔵王は雪雲の中。

  かろうじて山に近い市内の一部が展望できるだけでした。


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<「葉山神社」に参拝>


  「恋人の聖地」からさらに道を登ってゆくと、標高322mほどの小ピークに「葉山神社」が建っています。

  県内あちこちの「葉山」に共通するのは、人里から見上げることのできる山である点です。

  この山も、麓の人々の信仰を集めて大切にされてきたのでしょう。

  せっかく来たのだからと参拝し、元日の長井葉山の好天を願いました。

  「関係ない!」などと言わずに願いを聞いてくださるといいのですが・・・。

  下山後、この冬初めての雪道を慎重に運転して帰宅しました。





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2018年12月10日

☆★雪のある風景の楽しみ

      ☆「葉っぱ塾こんなことできます2019」


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<雪を被った致芳公民館前の柿の木>


  二十四節季の一つ「大雪」だった12月7日は、朝のうち気温が12℃台だったものが、その後寒気の流入に伴って急激に下がってゆきました。

  8日は最高気温が3℃台、そして9日未明からの雪。

  風はそれほど強くはありませんでしたが、9日は、最高気温が1.2℃という寒い一日になりました。

  今の時期、雪が降って楽しみな風景があります。

  収穫されずに残っている柿の木が雪を被っているのです。

  秋の間にあちこちで見かけていましたが、中でも致芳地区公民館前の畑に立っているこの柿の木は、まるで盆栽のような姿を毎年見せてくれます。


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<「なごみ庵」のケヤキ林>


  そこから家に向かう途中、いつもお世話になっている「なごみ庵」さんの前を通りかかりましたら、お庭のケヤキ林がまた見事に雪化粧していました。

  ちょうど1か月前、味噌受け取りのときに、集まった子どもたちと落葉で遊んだのでしたが、今はまるで雪の花が咲いたようです。

  水墨画のような風景の中のわずかな色彩や、時折のぞく冬の青空を楽しみにしながら、冬を過ごすことにしましょう。





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2017年01月14日

☆★大寒波がやって来た!〜合い間にちょこっとスノーシュー

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<スノーシューを履いて自宅周辺の田んぼへ>


  13日の日中は、雪が小やみになり、気温も「−2℃」ぐらいまで上がりました。

  朝よりも日中の雪は湿り気が増し、何度か屋根の雪がドドッと音を立てて落ちました。

  寒気が強いと、なかなか屋根の雪が落ちず、かなり積もってから落ちたりするので、昨日からの積雪がいったん落ちてくれたのはありがたいところです。

  12日は、県内で、この屋根からの落雪に埋もれて亡くなった方があったそうで、十分な注意が必要です。

  風邪の具合もほとんど回復し、身体がうずうずしていたので、昼過ぎ、スノーシューを履いて家の南側に広がる水田へと踏み込んでみました。


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<雪化粧したお屋敷>


  ふだん何気なく見過ごしている周囲の風景が、この雪の中で見ると、特別な風景に見えてきます。

  他の家とは少し離れて建つこのお宅、家の前の大きな木が見事に雪化粧。

  これは桜の木だったでしょうか?


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<『胡桃閑荘』も雪の中>


  一回りして自宅近くまで戻ってくると、わが家を南側から見ることになります。

  手前の『胡桃閑荘(くるみかんそう)』は、現在は水も止めて、暖房もしていませんが、屋根の塗装が新しいことで、積もった雪の滑りはよいようです。

  2012年の冬は大雪で、寒波が長く居座りましたが、そのときはこの屋根の上に1m以上もの雪が積もり、雪下ろししなければならなかったのでした。

  1月上旬まではほとんど積雪のない状況だったものが、一変しています。

  この週末の寒波は「数年に一度のもの」と気象台が報じています。

  きょう明日は、センター試験とのこと。

  どうか雪による混乱がないようにと願っています。

  「葉っぱ塾」が15日に予定していたスノーシュー・ハイキングは中止としました。21日は予定通り実施の方向で準備しています。





 ☆村上信夫さん『ひらがなの生き方』
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2016年12月12日

☆★いよいよ冬本番〜雪化粧する山々

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<11日朝の長井葉山〜長井市成田地内から>


  本格的な降雪が遅れていましたが、11日朝、長井市内は先日の湿った雪とは違って、さらさらの雪が数センチ積もりました。

  「11日」は、大震災の「月命日」にもあたると、東松島在住のフェイスブックの友人がコメントをアップしておられました。

  大震災から2097日目になったとのことでした。


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<雪化粧した白鷹山>


  朝、まだ薄暗いうちにジョギングに出かけたのですが、次第に明るくなってくると、西側の葉山の峰々が見えてきました。

  雪雲が切れてくると、山の連なりはさながら水墨画の屏風のようです。

  白鷹山も、すっかり雪化粧しました。

  平地はさほどの雪ではありませんでしたが、山のほうはかなり積雪が増したようです。

  スキー場もあちこちで滑走可能となったところが出てきています。

  毎年のことになりましたが、南陽高校からは、スキー授業のお手伝いの依頼が届きました。


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<雪景色の中を走るフラワー長井線>


  ジョギングの帰り道、フラワー長井線の下り一番列車が近づいてきました。

  「アヤメ」の花で彩られたラッピング車両でした。

  紅花、桜、ダリアと続いた新たな装いの車両は、これで4両になっています。

  冬本番、いよいよです。





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2014年12月07日

☆★雪景色の中の秋の名残り

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<雪景色の中の柿の実>


  「雪景色は水墨画のよう」とよく言われます。山形は12月上旬というのにもうすっかり冬の景色になりつつあります。

  しかし、かすかな秋の名残りをところどころで目にします。

  最近あまり収穫もされることなく枝先に実ったままの柿の実が、雪景色の中の鮮やかなアクセントになっています。

  この実はやがて鳥たちが冬場の餌にしてゆきます。


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<サクランボの幹と、黄色い葉>


  黄色で目立っているのがサクランボの木です。黄葉した葉っぱが、まだ枝に残っています。

  もう光合成の役目は終えたのでしょうが、モノトーンになりかけた風景の中で、「私もサクランボ」とでもいうように鮮やかです。

  果実だけが注目されますが、葉っぱがなければ実りもないことを忘れがちです。

  もうしばらくしすれば、こうしたわずかな秋の名残りも見えなくなる、そんな季節です。

  今日7日は二十四節気の一つ「大雪」です。



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2014年11月16日

☆★安全登山への認識新た〜日本山岳ガイド協会公開講座その1

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<会場には200名のお客様!>


  日本山岳ガイド協会主催の公開講座が、初めて山形で開催されました。

  私たちガイド協会山形支部が準備を進めてきたのですが、14日の講演会場の「山形テルサ」には、200名もの山の愛好者のみなさんが集まってくださいました。

  安全に楽しく登山を楽しんでいただきたい。そんな願いから協会が進めているこの講座に多くのみなさんにおいでいただけたこと、ほんとうにありがとうございました。

  「葉っぱ塾」の行事や山の講座にご参加くださった方のお顔もあり、ほんとうに嬉しいことでした。


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<福島の山の放射能問題を解説する奥田さん>


  この日の講演会、最初のテーマは福島の山の放射能問題でした。私たちガイドの大先輩で、福島在住の奥田博さんが、震災後から3年半、放射線量計を持って登った山々のデータを公開し、解説してくださいました。

  人々の居住が制限されている区域にある山々の線量はやはり高く、登山には適さないということが、詳細なデータによって示されました。

  写真で紹介された山の中には、私も訪れたことのある山もいくつかあって、そのときに眺めた景色が思い起こされました。


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<飯豊朝日の遭難や環境問題を解説する井上さん>


  2つ目の講演は、小国町在住の井上邦彦さん。飯豊朝日山岳遭難対策委員会のトップを務めておられます。

  また、山地図の「飯豊山」の編集者として、私たちは大変お世話になっている方でもあります。

  飯豊や朝日の山々での痛ましい遭難に、救助隊長として陣頭指揮をとってこられた方ならではの説得力のあるご講演でした。

  山をご案内するときに、いつも心にとめておかなければならないのは、「お客様の安全」という一語に尽きます。そのことを改めて心に誓う講演でした。


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<蔵王体育館でのレスキュー講習>


  講演会の反省会の後は蔵王温泉のNガイドが経営するペンションに宿泊。一面が銀世界でした。

  開けて15日は、蔵王体育館でセルフレスキューの講習をまず行いました。

  本格的な雪となった蔵王まで、20名近い方が予定通り参加くださいました。短い時間ではありましたが、みなさん真剣に参加してくださいました。


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<瀧山(りゅうざん)の麓でのスノートレッキング>


  当初、15日は蔵王の外輪山にあたる「瀧山(りゅうざん)」に登る予定だったのですが、標高900m余りの蔵王温泉でさえも20センチに迫る積雪。予定を変更せざるを得ませんでした。

  瀧山のふもとにクロスカントリーコースがあって、そこを参加者の皆さんと歩きました。スノーシューが必要な積雪でもなく、ひさびさの雪景色の中を歩くのは、心浮き立つものでした。

  蔵王での実技を終えて、私を含めたガイド3名で、16日の会場となっている白鷹山を下見。やはり途中から雪道になりましたが、予定通り実施できると判断し、下見を終えました。

  明日は寒気が少し緩み、天候も落ち着くとの予報です。楽しい実技登山になればと願っています。



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2013年12月15日

☆★新しい柿の木との出会い

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<風情のある柿の木〜白鷹町で>


  この時期にしては雪の降り方がすごいようです。

  14日の朝、この冬初めて「スノーダンプ」を使ったのですが、夕方までに30センチほどの積雪になってしまいました。夕方2度目の除雪をしなければなりませんでした。

  14日は午前中山形市内まで行っての帰り道、白鷹町の国道沿いにこの秋見つけていた柿の木に会いに寄ってみました。枝振りが素晴らしい!

  まだたくさんの柿の実がなっていて、モノトーンの雪景色の中で、その色が光っているように見えました。

  雪は大変ですが、風景の中に、思いがけない見つけものをすることがあるのです。この柿の木もそうです。

  これまで何十回、何百回と車で通過していたのに、気づかなかったのです。

  「雪化粧」と言いますが、冬は風景が「ドレスアップ」することもあるので油断がなりません。

  みなさんのところにも、冬ならではの風景があるのではないでしょうか?



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2011年11月23日

いよいよ雪の季節へ!〜きょうは「小雪」

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<長井葉山、2度目の雪は麓まで>


  きょう23日、(神無月二十八日)は、二十四節気の一つ「小雪」です。「冷ゆるがゆえに雨も雪となりてくだる」という意味です。一日ずれましたが、昨日このあたりは雪の朝を迎えました。

  先日は3合目あたりより上が雪でしたが、今回は麓の集落の屋根にも雪が積もりましたし、そちらから出勤してくる車にも雪が乗っていました。


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<朝日に照らされる山々>


  未明まで雨の音がして、「こんな日はジョギングはやめよう」と思っていたら、明るくなり始めると雨が止んでいました。天候の変わり目はシャッターチャンスがあるものです。カメラをポケットに入れて走り始めると、雲間から次第に朝日が差し込むようになりました。

  長井葉山を含めて、長井盆地の西側に屏風のように聳えている山々を、私たちは「西山」と呼んでいますが、朝日を正面から受けるので、とりわけ雪の季節の朝には素晴らしい光景を見せてくれるのです。


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<白鷹山も雪化粧>


  長井から見て北東方向にある白鷹山も、この日は美しく輝きました。山頂の尖った三角形が鷹の頭部に、そして、両側に翼を広げているように見えないこともありませんね。標高は1000mにわずかに届きませんが、「東北百名山」にリストアップされています。


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<水田と雪の山々>


  山のガイドをするとこき受ける質問の一つに「どの季節が好きですか?」というのがあります。けっしてあちこちの山には登らず、「井の中の蛙」のように、この地域の山々に繰り返し登っている私ですが、冬に見られる景色の素晴らしさを思うと、やはり「冬です」ということになるかもしれません。この地域が一番「らしい」時季でもあるからです。

  「山眠る」というようにも表現される季節が、本格的に始まろうとしています。さあ来い! 冬。


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2010年12月16日

ようやく雪が降ってきた!

  いつもならこの時期には何度か除雪車が出るぐらいの雪は降ってもおかしくないのに、なかなか降らないでいたこの冬でしたが、昨日の明け方、雨の音が止んだと思ったら雪になっていました。

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<N高校の雪囲いにうっすらと雪が!>

  厚い雪雲はこのあたりを通らなかったようで、さらっと白くなった程度ですが、県内では大蔵村肘折で75センチの積雪があったとのことです。豪雪地帯の一つです。

  また、雪を待ち望んでいた蔵王スキー場にもだいぶ積雪があって、関係者をほっとさせたとのニュースがありました。人と会えば「来ましたねえ」と、ようやく覚悟を決めたように挨拶を交わすことにもなります。雪がなければサンタさんは来られないんじゃないの? と心配していた幼子たちもきっと安心したかもしれません。

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<わが家のナンテン>

  日中の気温は朝方よりも下がり、わが家のナンテンの葉の上に舞い降りた雪は、さながらフロストシュガーのようでもありました。

  雪の朝は空気の「しまり方」が違います。音の振動がどこまでも減衰せずに伝わってゆくような気がするのです。雪は、降り積もってさまざまなものをその下に隠してしまうのですが、同時に空気の中の不純物を吸着していくのではないかと思われるほどです。

  これからおよそ3か月。せいぜい前向きに雪と親しむ冬にしたいものです。



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2010年01月05日

新年の雪景色

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<元日の森林公園「兎夢創観」>
 (クリックで画像拡大)


※「葉っぱ塾」では募集中の企画があります。右の「カテゴリー(Categories)」の「只今募集中の企画」というところをクリックしてご覧ください。



  大晦日から降り始めた雪は4日朝まで断続的に降り続きました。元日の長井葉山から下りてきたところは「夏休み子どもキャンプ」で利用する森林公園ですが、冬はここもひっそりしています。


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<3日朝の雪の水田地帯の夜明け>

  今年の「走り初め」は3日朝。西の山の麓のほうに向かってゆっくりゆっくりジョギングしました。途中で夜明けを迎え、雪雲の向こうにぼんやりと冬の太陽が見えました。まもなく雪雲が厚くなり、太陽は見えなくなってしまいました。


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<「葉っぱ塾」のメッセージがここから送られます。>

  3日夜から4日朝にかけてもかなりの積雪がありました。まだ暗いうちから家の前の雪かきをし、明るくなってから近くのコンビにメール便を出しに行ったのですが、家から一番近い郵便ポストに雪が積もって見事でした。都会ではもうこんなポストを見ることはできないのではないのでしょうか。メール便の利用が増えたとはいえ、ほとんどの「葉っぱ塾」からのお便りは、あの人へ、この友へ、このポストから全国に旅立ってゆきます。

  昨日4日、二人の子どもたちはそれぞれの生活の本拠地に帰ってゆきました。長男は一人大阪でがんばっていたようです。今朝は湿った雪が降っていますが、これから低気圧が接近、通過するとのこと。予報は「大荒れ」。年末年始の山岳地帯では、遭難者が続出しました。亡くなった方もおられます。ご冥福をお祈りします。撤退、中止、延期と柔軟に対応したいものです。






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2009年01月17日

大寒近し〜雪国の風景

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  20日が「大寒」ということですので、今が一年中で最も寒い時期ということになるでしょうか。山形の場合は2月中旬あたりまでは、厳しい寒さが続くことが多いです。

 13日に大阪から戻り、翌日が好天だった以外は雪降りの日が続いています。家のまわりの積雪も70センチほどはあるでしょうか。高さ2メートルほどの庭の植木もこんな状態。何だかおいしそうです。


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 母屋を南側からみると、こんな感じです。縁側の大きなガラス戸が見えていますが、これから屋根の雪が何度か落ちると、それがうず高く積もり、見えなくなってしまいます。

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 先日川西町に向う途中、国道沿いにある小さなお堂に寄ってみました。誰も訪れず、参道には足跡もありませんでした。ひっそりと雪に埋もれ、静かなたたずまいでした。

 14年前のおよそこの時刻、阪神淡路大震災でしたね。大阪周辺のマイミクのみなさんには、それぞれあの日の鮮明な記憶がおありなのではないでしょうか? 一瞬にして生と死が分かれたその意味について考えた方も多かったと思います。私は、慰霊祭で使用されるキャンドルを作って少しだけ現地の方々とかかわりを持っていました。今はキャンドルを送ってはいませんが、今夜はちょっとだけでも、キャンドルナイトにしようかと思います。

 「LEAF」をお送りしている皆様、129号の準備がほぼできました。数日でお届けいたします。いつもありがとうございます。



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