青山透子

2019年08月12日

☆★本日第2信 1985年8月12日、日航機墜落「事故」の真実はどこに?

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<青山さんの著書三冊>


  みなさん、覚えておられますか?

  1985年8月12日のことを。

  物心ついておられた方となれば、40歳以上の方と言うことになるでしょうか?

  520人もの方々が犠牲となられた日航機墜落事故があった日です。

  きょうはあの日から34年目の「命日」です。

  亡くなられた皆様のご冥福を心からお祈り申し上げます。

  私が出している“自分通信” 「LEAF」の昨年8月の第192号に書いた文章をここに転載いたします。

  ぜひ皆様から関心を持っていただけましたら幸いです。

  また、弟のやぎりんが彼のブログの2019年8月11日付け記事としてこの「事故」についての貴重な記事をアップしていますので、参照ください。


    ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆


  「LEAF」第186号(2017年8月28日付け)に、青山透子さんの『日航123便 墜落の新事実』(河出書房新社)について書きました。

  1985年8月12日に起きた未曾有の航空機墜落「事故」について、様々な新しい証言を積み上げて、あれが「圧力隔壁破断による事故だった」ということに深い疑問を投げかけた内容の本でした。

  今年(注2018年)7月30日、その続作『日航123便墜落 遺物は真相を語る』が同じく河出書房新社から出版され、すぐに書店に注文し、届くとすぐに一気に読み終えました。

  新著ではまず、当時の中曽根内閣の下で、国産ミサイルの開発が着々と進められており、墜落事故が起きる4日前から、洋上で巡航ミサイルの実験が繰り返されてきたことが導入として明かされています。

  そのときに使用された模擬ミサイルが、誤って日航機の垂直尾翼に大きな損壊を与えたことが墜落につながった可能性はないのか、と問うています。

  赤あるいはオレンジ色の飛行物体が飛ぶのを見たという証言もありますし、墜落した日航機の乗客が窓から撮影した写真にも、日航機に向かっているように見える飛行物体が写りこんでいました。

  墜落原因の鍵を握ると思われる垂直尾翼の引き上げを早々に打ち切ってしまったのはなぜなのでしょうか? 

  その後民放の調査団が、相模湾のさほど深くないところで、この垂直尾翼と思われる物体の存在を確認しましたが、国はその引き上げに動くことはありませんでした。

  次に、墜落現場に翌朝になってようやく到着した地元消防団員の証言が取り上げられています。

  この証言は前作にも取り上げられていましたが、「現場にはガソリンとタールの匂いが充満していた」というものです。

  私たち素人は、「航空機の事故ならそんな匂いがするものなのか?」といった程度で済ませてしまいます。

  しかし、元日航のスチュワーデスでもあった著者は、ジェット燃料とガソリンの匂いは異なると断言します。

  しかも消防団員からは、「われわれがいち早く現場に着いたときに、一団の自衛隊員が上から下りてきた。」とも証言しています。

  現場が特定できないまま10時間あまりの時間が経過する中で、いったいこの先着した自衛隊員たちは現場で何をしていたのか? 

  ガソリンとタールの匂いと自衛隊員とを結びつけるとすれば、それは火炎放射器ではないのか、と著者は推論します。

  この推論を、異なる観点から裏付けるような証言があります。

  事故当時群馬県警察医だった大國勉さんの言葉です。

  「あの日航機事故の遺体は筆舌に尽しがたいもので、あまりにひどい状況に言葉や表現が見つからなかった。ジェット燃料であんなに炭化するものかね」。

  この言葉が引き金となって、著者は膨大な遺体確認状況記録や、当時多数の遺体の検死に関わった医師たちの証言にも耳を傾けてゆくことになります。

  ある警察医は、遺体が「二度焼きされたような状況であった」と記録していたといいます。

  これらの証言や状況をつなぎ合わせてゆくと、何らかの証拠隠滅の目的を持った集団が、墜落現場で火炎放射器を使い、生存者を含む乗客たちを「二度焼き」していたのではないかという恐ろしい推論が姿を現してきます。

  もしこうしたことが実際に起きていたとしたら、自衛隊員が命令に基づいて、こうした行為に従事したことになります。

  いったい誰がそのような命令を下したのか。

  そして、その命令に皆が黙々と従うだけだったのか。

  当時の緊迫した臨時ニュースの中で一度だけ「自衛隊員が事故現場で射殺された」という報道があったというのですが、そのことと何かつながりはないのか。

  この状況を想像した私が思い起こしたのは、「LEAF」前号で書いた伯父の虐殺命令拒否のことでした。

  もし33年前の夏、自分の意志や良心に基づかずに行動した隊員でご存命の方がおられるのなら、ぜひ自ら進んで証言に立ってほしい。

  また、この「事故」に関わりながらいまだに口をつぐんでいる人々にも。そのことが「事故」原因の解明にどれだけ大きな役割を果たすことになることでしょう。

  読み終えて、著者の青山さん宛てに、短い感想と、このたび作成した「『歌集 小さな抵抗』を読み、伝える」をお送りしました。

  青山さんの著書は、みなさんにもぜひご一読いただきたいシリーズです。




  ※はがちゃんの応援に感謝!




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8.31長井公演チラシ表面



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2018年08月25日

☆★受け入れられる死、受け入れられない死〜『日航123便 遺物は真相を語る』

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<白鷹町内のハスの花>


  2作品お休みしていた朝ドラを今回は見ています。

  昨日(8月24日)の回で、律の母親、和子さんが亡くなりました。

  彼が1971年生まれという設定だったので、律は40歳ぐらいで母親を亡くしたことになります。

  私が母を亡くしたのが38歳のときだったので、昨日は当時のことを思い出し、自分と重ねながら見ていたのです。

  母は62歳の誕生日を待たずに他界しましたから、すでに今の私はその時の母の年齢を超えています。

  二十数年も経っているのに母の死のことを鮮やかに覚えているのは、若すぎた死だったということの衝撃が大きかったということもあるかもしれません。


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<青山さんの著書>


  数日前まで、青山透子さんの新著『日航123便 遺物は真相を語る』を読んでいました。

  あの事故に関するYou Tube映像を探しては、それらもいくつか見ているのですが、犠牲になられたほとんどの人たちが「若すぎる死」だったのだということを今さらながらに感じます。

  おそらくご遺族の方々の心の衝撃は私のものとは比べるべくもなく大きく、深いものであるに違いありません。

  ドラマの律も私も、母親の病気については十分に説明を受け、ある種の覚悟を持ってその死の瞬間を受け入れたように思うのですが、あの事故のご遺族の方々はおそらく、いまだに肉親の死を受け入れることができないと感じておられる方が多いのではないでしょうか?





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2017年09月07日

☆★隠蔽された事実を抉じ開ける〜青山透子さんの新著を読んで

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<青山さんの新著のカバー>


  「あの事件をうまく隠ぺいした人は異例の昇進をし、それを追及した人は辞職を強要されたそうです。正直な人が辞めさせられて、ずるい人が残るとすると、本当にひどいですね。」


  冒頭のこの一文は、青山透子さんという方のブログにあったものです。

  この方は、元日本航空の客室乗務員だった方で、1985年8月12日に起こった123便の墜落「事故」で、ご自身の先輩にあたる女性乗務員の方々が犠牲になられています。

  「圧力隔壁の破損が事故の原因である」という「事故調査委員会」の結論に納得できず、ご自分の半生を賭けるようにして、真実を求めて調査・執筆活動をしておられ、先ごろ『日航123便 墜落の新事実〜目撃証言から真相に迫る』(河出書房新社)を出版されました。

  注文していたこの本が届くと、一気に読み終えたのですが、ここには、「事故調査委員会」の報告書には取り上げられなかった数多くの証言がていねいに盛り込まれ、それらの「断片」をつなぎ合わせてゆくと、あの墜落は「事故」ではなく、大きな「事件」であった可能性があることが冷静な筆致で示されています。

  この新著は、「事件」を「事故」に見せかけるために、様々な立場の人たちが隠蔽工作に手を染めた可能性についても言及するものとなっています。

  私たちが信じきっていた「事実」が、実は見せかけであったということであれば、これはある意味で恐ろしいことです。

  組織の中で、一人の人間として私たちがどのように振る舞うか、振る舞うべきなのかという問題提起が随所に散りばめられていました。

  この著書については、評論家の森永卓郎さんがラジオの番組で語っているYou Tube映像が公開されていますので、参照ください。


  ※この記事は私の「自分通信」である「LEAF」第186号という印刷物に8月下旬に書いたものの一部を抜粋したものです。





  ☆「木星音楽団長井公演」は10月14日!
木星長井公演2017チラシ最終


   【チケットのお申し込み】 葉っぱ塾 八木
           電話090-5230-8819
           happa-fy★dewa.or.jp
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  ☆やぎりんの新著『わくわくオーケストラ楽器物語』発売!

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