2006年06月07日

ジョン・ロックにおける子どもの教育論、特に習慣形成や賞罰法を中心に

ジョン・ロックにおける子どもの教育論、特に習慣形成や賞罰法を中心に

ファイル名 :6uHkoqajmK.doc
(http://www.happycampus.jp/pages/data/9/D8024.html)

目次

1.タブラ・ラサ(精神白紙)説
2.習慣形成
3.身体・作法について
4.賞罰:評判法
5.理性的存在としての子ども

本文の内容一部

1.タブラ・ラサ(精神白紙)説
 教育学においてジョン・ロックの名前は、タブラ・ラサ説と共に知られている。タブラ・ラサ(精神白紙)説とは、心の中には生まれながらに刻み付けられた観念や原理などはないという考えのことである。それは、子どもは生まれた時にはまだ何の観念も持っていないのであるから、身体的や精神的な正しい訓練・教育によって誰でも「立派な人間」になれるという考えにつながっている。しかし、この考えは子どもの心はすべて後天的に決定されるという教育万能論の側面も持っている。
2.習慣形成
 タブラ・ラサ説を根底においたロックの教育論は、一般的に「紳士教育論」と呼ばれた。ここでの紳士とはつまり、健全な身体と道徳と知識を持っているべき「立派な人間」を意味する。
 「立派な人間」を育てるためには、精神を正しくすることが重要としている。幼児期の子どもにとって、時には厳しい対応になるかもしれないが、甘やかされた子どもは将来、自分の意見に傾聴し、他人に従うことができなくなる危険性があるため、子どもは小さいころから両親の意志に従うよう教育すべきである。具体的には、威圧的に命令するのではなく、完全にできるまで子どもたちに何回も繰り返しやらせる。つまり、子どもが自発的によい行為をできるように習慣化させるということである。習慣は一度できると、独りでに、容易に、自然に、作用するものだからである。
3.身体・作法について
 ロックは、子どもを健康に保つため、できるだけ自然のままの生活(厚着をしない・早寝早起きなど)をすることを提唱している。
 また礼儀作法も重要視し、正しい作法を身につけ、同時に他人を敬う精神も育つよう習慣化することが重要だとした。

キーワード

ジョン・ロック, 紳士教育, 習慣形成, 賞罰, タブラ・ラサ

happy0012 at 13:38│Comments(0)TrackBack(0)大学 | 大学

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