創業100年を超える
日本のクラシックホテルといえば
富士屋ホテル
日光金谷ホテル
奈良ホテル
の3軒と認識しています。
(ほかにもあるかも。)

数年前に妙に夢中になって
いつか泊まってみたいな~と
思っていた時期がありましたが
そんなことも最近は
すっかり忘れておりました。

それが、箱根に行く
となってハタと思い出した次第。
「富士屋ホテルに行こう!」
で、満室だったワケですが。

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富士屋ホテルと言えば
泊まるだけじゃなくて
もうひとつ魅力的なのが
クラシックなレストラン~

『ザ・フジヤ』でランチでもと思って
HPから予約を試みたら‥できないー
だけどダメモトで前日に電話してみたら
「早めの時間であれば
 まだお席が用意できます」
とのことで、11:30で予約できました。

富士屋ホテルの理想の過ごし方は
花御殿のお部屋をとって
『ザ・フジヤ』でフレンチのディナー。
というものだったのですが
なんとなーく慌ただしいランチでは
フレンチを頂くのはやめとこうと思い
こちらも名物と言える
“富士屋ホテルのビーフカレー”を
カレーコースで頂くことにしました

ビーフの他にチキンカレーや蟹カレー、
シーフードカレー、伊勢エビカレー等
カレーの種類が選べますが
ここはやっぱり王道ビーフ。

コースの内容はコチラ
〇コンソメスープ
  又はポタージュスープ
〇サラダ
〇カレー
〇レモン又は
   フランボワーズシャーベット
〇コーヒー又は紅茶

ビーフカレーだとこれで4,480yen。
(高ぁーい!)

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レストランはこんな雰囲気です。
ランチだと観光客もいっぱいなので
かなりカジュアル感があります。

スープはポタージュのほうが好きですが
やっぱりクラシックなレストランでは
王道のコンソメスープを選択。
富士屋ホテルでも伝統の一品。
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‥インスタントのコンソメとは
まっーたく違う味。
スープというより“出汁”です。

そしてお高いカレーには
“カレーのお供”も超豪華。
寄木細工の専用箱に鎮座するのは
福神漬、らっきょう、ピクルス、
レーズン、マンゴーピューレ。
あと1コなんだったっけ、記憶ない。
自宅だったらスプーン6本も洗いたくない。
と思わせる贅沢な“お供”セット。
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主役のカレーは昔懐かし
アノ、金属の、ランプみたいな器に。
(カレーポットって言うらしい。意外とふつう。)
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自分でかけるのって結構迷います。
どうかけるのが正解?って。
右?左?まぁいいや、どばー。
そんな感じ。

ゴハンの量がまぁまぁ多くて
かなり満腹になるカレーでした(*´ -`)
ケド。
富士屋ホテルにおいて
コンソメ、カレーに並び
もう1コ名物的存在なのが
アップルパイですねー。

カレーコースにプラス500yenで
デザートのシャーベットを
“アップルパイ・ア・ラ・モード”
に変更できるという記述が。

これはもう、イッキに全部頂きます!!
ということで。
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「あなた‥よく食べるわね‥」
とあきれ顔で呟きながらも
フォークを持つ手をのばしてくる母。
「あなたもね」
と心の中で返しながら
母のレモンシャーベットも頂く私。
大食いは遺伝だなぁと思うお昼でした。

お店を後にした母が言ったこと。
「あなたが食べたがってた割に
 カレーもアップルパイも
 ごくごくフツーだと思うけど」

ですね。
クラシックって、往々にそうですね。
特別おいしいわけじゃない?
そうかもね。
たまに食べログかなんかでも
このお値段の価値ありますか?
って書いてる方見かけますけど
こーゆうところはもう
歴史にお金を払う覚悟とか
エンタテイメントとしての食とか
そーゆう気分で楽しめばいーんです。

て、思うタイプ、私(*゚∀゚)っ

ちなみにホテル自体も全体的に
観光地化してる印象。
落ち着ついたオールドホテルではなく
観光客が溢れてるホテル。
そういうところがやっぱり
箱根なんだなーと思ったり。

ちなみに外観がステキな
富士屋ホテルですが
お向かいに立つ
会員制ホテルエクシブの
「箱根離宮」がアッパー感満載で
そちらに目を奪われます‥。
街は変わっていくんですねぇ‥。


富士屋ホテル