ふっきーの演劇ワークショップ日誌

演劇ワークショップと言ってもいろいろ。自分の考える「演劇」や「ワークショップ」を、現場だけでなく率直な言葉で発信していきたいと思い、このブログを作りました。が、最近は地元葛飾区立石の関係の発信が多くなってきております。

April 2008

立石をチョット測ってみよう!会2

09b0413b.JPG4月12日つづき。
会場内での「測ること」と「エンゲキ」の練習(遊び)を終えたあと、二グループに分かれて町に繰り出した。とりあえず、自分のグループは地区センターから一番近い呑んべ横丁へ行く。このブログでも幾度か紹介しているが、呑んべ横丁はその名のとおり、昭和の雰囲気が漂う長屋風の飲み屋街である。店名も変わったものが多く、自分が気に入っているのは、「スナック伯爵」「居酒屋波」「赤と黒」の三つ。
さて、一番先に目をつけたのは、横丁内にたくさんある消火器の箱。横丁が木造建築であるため、防火対策の一環として各所に設置してあるのだろう。これが新旧、ひとつひとつ形が違って趣深い。真ん中にある一箇所をスケッチして、測らせてもらった。みなさん、ひとりひとりが練習でものを測っているので、注目する点が異様に細かい。縦横高さだけでなく、傾いているところや、板の幅、しまいには破れかけのシールまで測るのである。しかも真面目に。通る人は何事かというかんじで見ていく。大の大人が数人で消火器の箱を囲み、もくもくと絵を描いたり、測ったりしている姿を想像してみてほしい。おかしいではないか。いやぁ、自分自身も笑わせてもらう。
二番目は水道道近くにある居酒屋さんのディスプレイ。当初、店の前に変なものがおいてあるとしか思わなかったのだが、よく見てみると開店時は、三面の板が開き、お店のメニューが展示されているディスプレイに早代わりする仕組みになっている。しかも測ってみて気づいたのは、下に車がついていて移動できること。思わず、みんなで感心してしまった。このときもひとりのおばあさんがいぶかしがってよってきた。自分が趣旨を説明すると、「おもしろいことやっているんだねぇ。がんばんな」と好意的に受け止めてくれた。自分にとっては、こういうおまけがとてもうれしかったりする。
三番目は立石の新興店ABURIの前にあった巨大な樽。存在感抜群である。こちらもマスターにお願いして測らせてもらった。
自分たちのグループは以上三つ。測ることを目的に町を眺めてみると、町全体が違って見えるから不思議だ。自分もそうだが、測りたいと思ったものが多すぎて困ってしまった。さすが立石。
4時に合流して、お互いのグループの町歩き報告。別グループが測ったものは、仲見世の道幅や、スナック街の不思議な置き看板、呑んべ横丁のお店の扉と、魚の形の装飾品。予想以上におもしろいものがたくさん出てきて、企画者の至福とはこのことかと思った。最後の仕上げにそれらをからだで表現をして終わり。こちらもまた随所に参加者の観察眼が見られる出来ばえになった。
参加者から「年季の入ったものに目がいってしまう」とか、「自分の町では立石よりも測りたいものは少ないかもしれない」とか言う意見が出た。そうなのだ。ついつい目にいってしまうおもしろいものはほかの町にはないものが多い。そこには住んでいる人の生活観やこだわりが見えるからだ。なので、次回は今回の成果をもとに、町の人にものについての歴史やかかわり方などを取材できたらよいかなと思っている。
終了後、立石のモツ焼きの名店ミツワで参加者のみんなでお疲れさま会。外にビールケースで席を作ってもらい、モツ焼きとハイボールで大いに盛り上がった。ちなみにこの様子をテレビ東京のアド街が取材していて、5月31日の立石特集で映ると思います。ぜひご覧ください。

立石をチョット測ってみよう!会1

8385e141.JPG4月12日。地元で『立石をチョット測ってみよう!会』というワークショップをやった。もともとは町歩きをして演劇を作るワークショップをやろうと思っていたのだけれど、会のメンバーに建築士の安井さんがいたので、ふたりの専門を合わせてなにかできないかと思いたったのだった。だから、5月に安井さんがメインで、立石の実際の建築物を測る応用コースをやる予定である。
今回は集まったのは、自分も含めて8人。少ないかんじもするが、イベントは水物である。去年の同時期に町歩きのワークショップをやったときなんかは、自分がひとりだったのだ。新しい人が来てくれただけでも喜んでしまう。
前半はお互いの自己紹介やシアターゲームなどを通して、「測ること」と「演劇」で徹底的に遊んでもらう。ふだんワークショップでやっている早並びや長並びといったゲームも、「測る」という視点があると、いつもとは違う雰囲気でできるのがおもしろい。長並びでは実際の長さを測ってみたりして、大いに盛り上がった。
その後、会場の中で、ひとりひとりがおもしろいと思ったものを測って絵を描いてみるということにも挑戦した。どの方のものも秀逸だった。ひとりひとりがちゃんと限られたスペースの中でおもしろいものを見つけている。思わず感心した。自分の描いたものは進行を考えながらの作業だったので(←言い訳)、一番お粗末だった。中でも特におもしろかったのは、非常口。非常口はどこにでもあるけど、こんなにまじまじとマークの人や影のバランスに見入ったことはなかった。確かにおもしろいデザインなのだ。さらに、その後のメニューで参加者がそれぞれの絵から一枚を選び、身体で表現をしてみるということをやったときも非常口のマークが選ばれた。見ているほうもの含めて全員が細部まで注目したので、グループの対象へのこだわりがよくわかる。テーマを設けると、ワークショップがこんなにもおもしろいのだと改めて思った。

医療不信

週はじめからからだの具合が悪かった。
場所は以前、手術を受けた虫垂炎のあとのところ。下腹部の右側が一ヶ月前くらいからチクチクと痛み出して、おととい3センチくらいのしこりができているのに気づいたのである。
そこで、昨日、慌てて近所の総合病院に診察に行った。病院にはあまりいい思い出がない。最初の呼び出しの声からして「さん」ではなく「君」づけなのには驚いた。はじめての医師だし、公共の場所なのにもかかわらず。これも人情あふれる下町だからかといいふうに解釈をし診察室に入ったが、それもすぐに誤りであることに気づく。目の前にいたのは、権威が白衣を着ているような居丈高な態度の年配の医師だった。案の定、大した触診も問診もしない。こちらが不安に思い、以前の病院で、誤診つづきでひどい腹膜炎を伴う虫垂炎と腸閉塞にかかったことを伝えたら「私にはしこりがあるかどうか、よくわからない。ほかの医者に診てもらってもそう言うと思う。ちょうどあなたを担当していた医師(←誤診をした医師)がこの病院にも来ているから診てもらえ」とのたまわれる。唖然として言葉を失っていると、看護師さんが気を利かせて「別の人のときでも大丈夫ですから」と言ってくれた。
とにかく自分の身は自分で守らなければならない。必要な情報だけは集めておかねば。「緊急性があると思いますか?」と聞くと、「もしかしたら脱腸か腸閉塞の再発の可能性もある。痛みがひどくなったらいつでも来なさい」と言われた。脅かせるだけ驚かしてとりつく島もない。ひどくなるまで待てってことか。
その後、その医師は電池切れをしたかのように静止。看護師さんが「先生、診察は終わったんですか?」聞いてくれ、「ああ」と言う言葉が口から出てくる。まるでなにかのコントみたい。看護師のフォローがなかったら、罵声をあびせていたかもしれない。
今日は仕事を休ませてもらい、朝一番で検査に行って来た。昨日の反省をふまえ、医師に伝えたいことを書いていたものを持参。(当時、誤診をした医師も含めて、担当医の名前まで書かせてもらう。)今日担当してくれた医師はやっと正常な人だった。ふつうに触診もしてもらい、こちらが伝えたいことも聞いてくれる。(今日の病院では待ち時間に医師の患者の名前の呼び方にも注意して聞いていたのだが、この人が一番人間らしかった。中にはロボットのような無機質な声や、家の使用人でも呼ぶような声もあった。)CT、エコー、レントゲン、採血の検査もした。彼の診断としては内臓系が原因ではなく、以前の虫垂炎の糸かなにかの長年の摩擦で皮膚がふくらんできたしまった可能性があるということだった。あまりにも痛くなるようだったら、手術でとりのぞく必要もあるらしい。
ともかく原因が内臓にあることではないことがわかったので、一安心してこのブログを書いている。今回の教訓。医者を信頼しないこと。一度診察してもらった医者の名前と診察内容を覚えておくこと。自分の症状について説明したいことを問診表にかくだけでなく、あらかじめ整理しておくこと。勉強になった。
今回のドタバタで二件のミーティングがつぶれてしまったが、今週末の立石ワークショップはなんとか無事に進行できそうだ。よかったよかった。
♪ラブ・ユー立石(先輩&友人柳田さんの人気ブログ)
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