cc867a25.JPG立石の町が大好きです。
仲見世商店街、呑んべ横丁、スナック街、立石様、中川といった代表的な場所はもちろん、小さくも個性豊かなお店の数々、猫が我が物顔で歩く路地、町にある何気ない構成物がとても好きです。そして、もちろん、この町で生活をしている味のある人たちも。

自分が生まれ育ったこの町には、たくさんの大切な思い出があり、
歩くたびに新たな思い出が作られていきます。

一方、現在の町はノスタルジックな感情だけでなく、建物の老朽化や、個人商店の後継者不足、高齢化社会に伴うバリアフリーのまちづくりなど、他地域同様、現実的な問題もたくさん抱えています。

自分としては、これらの延長線上に現在の立石の「再開発計画」があると認識しています。

ところが。

いま、立石ではこの再開発計画をめぐって、地権者が二つのグループに分かれています。町にはあちこちに「再開発反対」のポスターが貼られ、最近ではノボリも立ちはじめました。両者とも立場や意見があることだと思うのですが、それらの表現を持ってしかコミュニケーションが取れない現状に、立石が好きな一住民としてひどく傷ついています。
と同時に、10年近く住民が意見を分かち、双方切り崩しに疑心暗鬼になっている立石は将来どのような町になってしまうのだろうと得も言えぬ不安な気持ちを持っています。


2007年4月26日「宣戦布告」という仰々しいタイトルのブログを書きました。
内容は現在の再開発計画に対して反対の意見をもっており、反対派の活動にかかわることを、立石の再開発を計画している区の出張機関まちづくり事務所の方に告げてきたという内容でした。
先日、推進派の方とお会いした際、現在の再開発に対する自分のスタンスを問われました。その場でこの文章を根拠に「反対派じゃないか」「反対派の代表に操られているんじゃないか」とも言われました。
確かに当時は事情もあって反対派の会合に出ていたこともありましたが、2007年4月を最後に反対派の会合には参加したことはありません。なぜなら、反対派の人たちにとって、反対運動にとどまらないまちづくりを考え、主体者になっていこうとする自分の意見は急進的すぎたため、一部の方たちから警戒されたからです。
そこで、地権者以外の人たちと、賛成・反対問わずにまちづくりを考える、立石チョットどうする!?会を作って、いままで活動をしてきたのです。
自分の背景になにかあるとか思われる方がいらしたら、携帯電話の履歴を調べてもらっても結構です。女の子の名前しか出てきませんから(笑)いやいや、女の子に操られているかも・・・。

現在、地域は、グローバル化、都市部への人口集中、高度経済成長期の建物の老朽化、高齢化社会の到来などにより、変化を余儀なくさせられています。しかし、いまなお変化のモデルが見つかっていません。人の価値観は多様化し、変化の早い世界情勢に左右され、なのに少子高齢化は刻々と進み、国も地域も住民もなす術がない。
いても立ってもいられません。

いまできることは・・・。
再開発賛成・反対関係なく、町の歴史をちゃんと知ったり、町の人と丁寧に出会ったりすることだと思ったのです。知れば知るほど、立石に詳しくなり、知り合いが増え、新たな交流が生まれます。この楽しい地道な作業は自分を豊かにし、変えてくれます。

メタモルフォーゼ!

人を変えるには、自分が変わるしかありません。
楽しみながら立石の町に出会っていく自分たちの試みに参加しませんか。
行政・賛成・反対問わず。グレイゾーン・部外者・若者・外国人・障害者大歓迎。
だれのものでもない、自分たちのまちをつくりましょう。