ふっきーの演劇ワークショップ日誌

演劇ワークショップと言ってもいろいろ。自分の考える「演劇」や「ワークショップ」を、現場だけでなく率直な言葉で発信していきたいと思い、このブログを作りました。が、最近は地元葛飾区立石の関係の発信が多くなってきております。

September 2009

『立石様万華鏡コース』その6〜鈴木自然食品店

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ふだんは11時に開くお店。通過予定時刻は10時前。
おばちゃんは「あなたたちが来るから早く行くね」と
言ってくれていたのですが、12日はまだおらず。
残念と思いつつも、演技をし始めました。
ところが、終わった瞬間におばちゃんが自転車で到着!
「あらあら〜ちょっと待っててね」と言いながら、
開店準備を始めちゃいました。お客さんも私たちもお手伝い。
参加型演劇みたいです。いやいや、参加型演劇ですが。
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ここの目玉は何と言っても「未来石鹸」です。
遠くからでも目立つ謎の看板。
追加で取材したときも奥からたらいとタオルを出してきて、
石鹸を使わせてもらいました。
この日も「肌荒れがひどい」という観客の人が手を挙げて、
使わせてもらいました。(←サクラではありません!)IMG_7582
値段は1500円と高めですが、1年は持つらしいです。
種類も肌に合わせて、たくさん。
取材時に聞いたことだったので、
こんな宣伝?もさせてもらいました。

ここのお店は戦後の闇市時代からの営業ということで、
仲見世名物の戦車についてお聞きしました。
「戦車」という呼び名は博物館の学芸員の方から聞いたのですが、
仲見世の人たちは「夜警小屋」と呼んでいました。
約50年前からで現在のは3代目。
放火が相次いだ時分から、人を雇って、
夜見回ってもらっているらしいです。
昔は夜に夜警小屋の夜警さんに相談をしにくる人もいたとのこと。
やはり、地域の人情が見えてくる立石の貴重な資源でした。

『立石様万華鏡コース』その5〜いってん堂

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いよいよ、立石仲見世商店街へ。
昨年放映されたテレビ東京系列の『アド街っく天国〜立石〜』NO1に
輝いた立石の名物商店街です。

土曜の午前中ということもあり、まだ開きかけのお店ばかり。
こういう仲見世もなかなか歩けないので、町歩きらしくてとてもよいです。

いってん堂さんは古美術屋さん。
表には立ち止った子どもにあげられるように、
おもちゃやアクセサリーの小物が置いてある良心的なお店です。
60歳前後?のご主人もとても気さくな方で、
江戸時代の番傘を奥から出してくれて、ささせてくれました。

当日もそのときの様子をきちっと再現。
番傘をさしたほんまちゃんと一緒に「ご主人も」と
写真にさそうと、「俺はいいよ」と奥に逃走。
無事にとり終わったことを確認してから、
「女っぷりが上がったね」との一言を言いにきたのでした。

その様子がとてもかわいらしかったので、
私がご主人を演じさせていただきました。

この日は江戸時代の貴重な地図も見せてもらいました。
破れないようにドキドキしながら、広げました

『立石様万華鏡コース』その4〜うつぼや

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次に向かったのは、線路わきにある釣り具屋さんのうつぼやさんです。
このお店で目立つのは、立派な看板。
立石の串揚げ優良店に行くときや、
呑んべ横丁から出ていくときにも自然と目に入ります。

今回は参加者の弁慶号が釣り好きであることも手伝って、
その由来について、ご主人からお話をうかがうことができました。

開業が先代で昭和25年。
立派な看板は昭和37年のもの。
先代が船橋で廃船になるボディをもらって作りました。
「うつぼや」はわざと嫌われる「うつぼ」からとったそうです。
ご主人いわく
「『うつぼ、あれっ?』って覚えてもらえるように」とのこと。

ユニークな現役のお店です。

『立石様万華鏡コース』その3〜乱入

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立石駅階段下のスペースに移動。
そこで、駅員さんたちへの取材風景を演じさせてもらいました。
「駅の立石様なんですけど、いつからあるんですか?」

というところで!
近くにいた駅前の自転車整理員のおじさんが乱入。
「立石様知っているよ!」
「知っているんですか?」
「あっちのほうにあるやつだろ。」

私、駅員役をやっていたのですが、
しばしおじさんとやりとり。
路上のお芝居なので、こんなハプニングも起きます。
ツアー参加者のみなさんはニコニコ笑いながら見ています。

すぐに本編に戻ったのですが、
結局、駅の立石様については現在の駅員の人たちは
誰もわからないということでした。
駅員でもわからないものが駅にある不思議。
いやいや、笑うことなかれ。
こういうものは自分の家にも、職場にもたくさんあります。
現在の位置に立石駅ができたのは1923年。
地域の人たちによると、1968年改築前にはあったそうです。

今回は「誰もわからない」ということがわかったのでした(笑)

踏切を渡って、次へと進みます。

『立石様万華鏡コース』その2〜「立石様はあれですよ」

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突然、ベンチに座っていたおばあさんから
「今日はなにをやっているの?」と声をかけられました。

今回の趣旨を説明する私。
横からガイド役のほんまちゃんが
「立石様って知っていますか?」と声をかけると、
「立石様はあれですよ」と先ほど説明していた
レプリカの立石様を指さしました。
さらに、50年近く立石に住んでいるおばあさんは、
「立石七福神というのがあって、立石様もその中のひとつ。
よく歩きまわっている人たちがいる」というユニークな新説も
ご披露してもらいました。

そこで、ほんまちゃんから「というような人もいました。」とネタばらし。
実はおばあさんも今回のガイド役のひとり弁慶号さんで、
事前に待機していたのでした。
(男性です。弁慶号さんは去年の『呑んべ横丁物語』から
お世話になっている方です。)
ツアー参加者はこの仕込みがかなり印象的だったようで、
あとで「とてもびっくりした」と何人にもに言われました。
してやったり!

レプリカを本物と勘違いしている人も多いということを
裏づける事実だったので、紹介しました。

『立石様万華鏡コース』その1〜駅の立石様〜

IMG_75339月12日前日。
準備に明け暮れました。なにか用意しても用意し足りないのではと、気をまわした1日。
担当の人がマップを用意してくれたのにもかかわらず、何を勘違いしたのか、50部多く刷ってしまったりしました。
布団に入っても準備が気になって、しばらくは眠れず。
なかなかこんなことはないのですが。

さてさて、案の定、天気予報は雨。
私、札付きの雨男なのです。

午前中の「立石様万華鏡コース」は9時開始。
集まってくれたのは、16名の方々。
ガイド役は私ふっきーと
今回初のワークショップ参加のほんまちゃんです。

ツアー参加者に簡単な注意をした後、
配っておいた京成立石駅の入場券で立石駅に逆戻り。
スタートは立石駅構内の下りホームにある立石様です。

以前からあるものの、一体いつからあるのか?
なんであるのか?
誰も不明な構内の立石様。

そんな怪しげな場所から立石散策劇場の始まりです。
構内は意外と人が多く、旗を持った自分を
先頭に歩く一団は非常に目立ちます。

IMG_7541立石様は地名の由来になった奇石です。駅の立石様は実はレプリカ。
ただの置き石だったり、伸び放題の植え込みがあったり、本物とはかなり違ったぞんざいな作りが魅力です。
でも、レプリカとはどこにも書いておらず、
立石様自体もどこにあるかわからない人が多いので、
こちらを本物と思っている年配の人も多いらしい様子。

今回は、ツアーの組み立てをする関係で、
駅員さんたちに取材をしたり、お願いをしたりしたせいか、
先日リハーサルを行った際、植え込みが刈られていました。
長年、伸び続けていた植え込みだったのにショック。
本物の立石様とは違ったシュールさが売りだったのに・・・。

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と同時に、投げ込まれているお賽銭にも気づきました。
1円。5円。10円。本物ですら、お賽銭はないのに。
その日は新たなに500円が石の上に置かれており、
ツアー参加者を前に本当に驚きました。
お賽銭を呼び寄せるための、サクラのお金?
なんて下衆な勘ぐりもしてしまいました。

ほんまちゃんとこんなことを実際に演じたり、説明しながら
立石散策劇場が始まりました。

『立石散策劇場』へご来場ありがとうございました

準備が大変だった町歩き移動劇『立石散策劇場』も無事終わりました。
いらしてくれたみなさん、そして、協力してくれた町のみなさん、
最後までしぶとく?楽しんでくれた参加者のみなさん、
本当にありがとうございました。
町歩き中もいろいろなドラマがありましたね。

いま残務に追われながらも、少しぼぉーっとしています。

また改めてご報告したいと思います。
しばしお待ちを。
♪ラブ・ユー立石(先輩&友人柳田さんの人気ブログ)
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