ふっきーの演劇ワークショップ日誌

演劇ワークショップと言ってもいろいろ。自分の考える「演劇」や「ワークショップ」を、現場だけでなく率直な言葉で発信していきたいと思い、このブログを作りました。が、最近は地元葛飾区立石の関係の発信が多くなってきております。

November 2009

12/16(水)『立石散策劇場』DVD上映会を開きます

新しいイメージ(スナック街1)なんだかとても忙しくなってきました。
というのも、昨日、講座が終わった矢先に、
12月6日の反貧困シンポジウムを抱えているから。
また、12月15日発行のセンターだよりの特集記事も担当しており、
忙しさのあまり、猫の手も借りたいほどです。
やれるのは、自分の二本の手しかないのですが。



イベント告知します。
とてもおもしろいと思います。
よかったら、どうぞ。

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12/16(水)『立石散策劇場』DVD上映会

今年の9月12日に町歩き移動劇『立石散策劇場』を実施しました。
立石好き、演劇好き、町歩き好きの7人が、
立石のあちらこちらを取材して、
実際の町の中で観客を引き連れ、演じちゃいました。

今回、私の大学同期の映画監督杉田協士氏が
ドキュメンタリーを撮ってくれました。
当日町の中で起こる想定外の様々なハプニング。
臨場感をたっぷりに含んだ映像で
立石の町・人・お芝居の魅力をお伝えします。

見逃した方、当日いらした方、
ぜひともいらしてください。

【日時】12月16日(水)19:00〜21:00
【場所】葛飾区市民活動支援センター
【参加費】300円
【内容】・『立石散策劇場』上映会
    ・簡単な解説
    ・交流会
【締切り】12月13日(日)
【問合せ・申し込み】TEL:080−6767−8362
Mail:fukky@edg.or.jp

よく学ぶ前に、よく遊べ

昨日、日経新聞の夕刊に美術家の高橋秀さんの記事が載っていた。

高橋秀さんは、芸術を志す若者たちの将来に不安を抱き、
「秀桜基金留学賞」を設立、2007年以降
毎年3人の若い日本の美術家を海外に送り出してきたという。
若者に必ず言うことは「よく遊べ」
でも、帰ってきた若者たちは「勉強になった」
「いい体験させてもらった」と通り一遍のことしか言わない。
どうしたものかというような趣旨の記事だ。

大学以来、友人にも恵まれ、危険な遊びをたくさんしてきた。

が、最近とかく忙しい。
立石を中心に「遊び」なんだか「仕事」なんだか、
わからないことが多くなってきた。

よし。よく遊ぼう。

イルミネーションからバランス感覚を考える

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ラブホテルではありません(笑)
立石にもクリスマスシーズンになると、
この種の装飾をした家が数軒出てきます。

今年は地元企業のタカラトミーのイルミネーションが
少なくなったそう。
やはり不況の影響をもろに受けています。

しかし、この写真の家の数軒は、
例年以上に力を入れている感じがしました。
この時期から毎晩点灯しているので、
電気代もバカにならないのではないでしょうか。

この表現の過剰さは、バランス感覚なのだろうと思いました。
このように表現したい理由。なんなのでしょう?

実はこの数軒は非常に仲が悪く、
年がら年中、いさかいや暴力が絶えなかった。
当然、近所迷惑にもなる。
そこで反省の意味も込めて、
クリスマスの時期は
近所の住民を楽しませるイルミネーションを飾ることにした。
しかし、相手への対抗意識もあるため、
また「怒り」の表現手段として、
すさまじい装飾をしている。

こんな想像をしてみました。

常々、人はいろんなバランスのとり方を
持っているなぁと思います。
自分の場合は「演劇」です。
ある人の場合は「ブログ」だったり、
「恋愛」だったり、「仕事」だったりします。

この数軒はどのような人たちが
住んでいるのか非常に興味があります。

華と気品

「あの人は誠実なんだけど、もう少し華があるとねぇ・・・」
昨日、知人がそんな話をしました。

自分がかつて所属していた
文学座の研究所時代のことを思い出しました。
当時、冊子作りの際、自分はこのふたつを
「役者に必要なもの」の項目に書きました。

「華」はその人が持っているオーラとか、色気みたいなもの。
お客さんからもっと見たいなぁ・・・と思われるかどうか。

「気品」は人前に出る以前に、必要な礼儀とか格式みたいなもの。
人が見ていないところで、人や物事に気づかえているかどうか。

このふたつは習って身にまとえる種のものではないので、
とても難しいものだと思います。
でも、役者ではなくとも、人の心を動かす場合には
必要なのかなぁなんて思いました。

200911250032000
二年ぶりに、立石の星の王子様と再会しました。
雨の中、地味に立ち続ける姿に「品」を感じました。

立石で・・・すわ起業!?

本日は社会的企業家育成支援セミナー4日目でした。
今日のプログラムは、事業計画作成演習。
グループごとに実際起業するにあたって、
3年単位で計画を立ててきます。

自分が入ったのは「まちづくり」のグループ。全部で5人です。
知り合いがちょうど近々起業予定だったので、
彼がやればよいと思っていたのですが、あいにく遅刻。
(なにをやっているんだぁ!!!)
ほかのメンバーもはっきりとしたプランを
持っている方がいらっしゃらなかったので、
自分のプランをもとに
事業計画を立てることになってしまいました。
しかししかし・・・。
次回の発表は私が担当する「聞き方教室」があるため、お休みなのです。
それも言ったのですが、メンバーから了承されませんでした。

私のアイディアは・・・もちろん、地元立石で起業します。
具体的にはまだ申し上げられませんが、
やはり「演劇」がキーワードになります(笑)続きを読む

「聞き方教室」初日終了

11月21日。市民活動支援センターで
「聞き方教室〜ミニカウンセリングって何?」という
私が担当している講座がありました。
講師は冨樫匡孝さん。
彼は自分と同い年の31歳で、ホームレス支援をしている
NPO 法人自立生活サポートセンターもやいのスタッフです。

今回は、自分にとってもはじめてお願いする方だったので、
プログラムの組み立てや準備はいつも以上に神経質になりました。
冨樫さんもお付き合い、大変だったことだと思います(笑)
おかげで、受講してくれたみなさんの反応も上々で
なかなかよい講座になったのではないかと思っています。

個人的には、冨樫さんの話がおもしろかったですね。
彼は例え話や言葉の使い方、抑揚、間の取り方などがうまく、
まるで落語を聞いているよう。
笑いを交えながら、テンポよく受講生を話に引き込んでいきます。

自分たちの演劇ワークショップは
身体的な体験とふりかえりを重ねて、
ペースを作っていく場合が多いのですが、
彼の場合は話で場を作っていけるのだなぁと・・・とても新鮮な体験でした。

特に印象深かったのは、「場面の設定」と「ピラミッド」の話。続きを読む

エチオピア語を習う

市民活動支援センターの魅力の一つは
いろいろな団体が部屋を借りていることです。

昨日は夜にエチオピア人の団体がパーティーを開いていました。
多文化交流に熱心な職員がいることもあり、
彼らは支援センターを定期的に使ってくれています。

夕食を食べた後、彼らから
「いつもお世話になっているから食べにきてくれ」
とお誘いがありました。

せっかくの誘いを断るわけにもいかないので、
部屋に行きました。
恐る恐る入っていくと、
体格のいいエチオピアの皆さんに囲まれた貧弱なアジア人の私。
地元の職場なのに、まるで外国のよう。

まずは椅子に座らされました。
何人かが素早く動いて飲み物を勧めてくれたり、
調理をし始めたりしてくれます。
残っていたサイコロ状の牛肉を全部、鉄板の上で焼いていました。
お腹がいっぱいだったので、
ジェスチャーを交えながら、「少し、少し」と必死で伝えます。
「OK!OK!」と言う彼ら。耳に入っているのかいないのか。

お皿の上には半分にした食パンを
3切れ山盛りと焼いたお肉がいっぱい。
チリソースがわきにのせてあります。
おいしかったことはおいしかったのですが、
いかんせん量が多い。ひたすら食べ続けます。
笑顔を絶やさず。
かなり無理をして完食。

せっかくなので隣の方にエチオピア語を習いました。
みなさん、日本での生活が長いのか、日本語がうまいこと。
とりあえず「ありがとう(アマサケナロゥ)」「さよなら(ダナオヌ)」
の二つを覚えました。

この日は、彼らが帰るときまで、この二つの言葉を言い続けました。
変な職員がいることを覚えてもらったかもしれません(笑)

最近のネットカフェ事情?

先日、予定までちょっと時間ができてしまい、
雨も降っていたので、半年ぶりにネットカフェに行きました。

すると。
「当店ははじめての方ですか?」
「はい」

名前か何かを書くのかなと思っていたら。

「はじめての方は受付脇のソファしか使えないことになっています。」

かなり変なサービス。

よくよく考えてみると、ネットカフェ難民対策なのかなぁと思いました。

ヘルパーの仕事の帰りだったので、
自分の格好もリュックに動きやすい服装。
見方によっては寝床をさがしていると思われてもしかたありません。

退店時も名前も聞かれず。
次来たときは「二回目」と言えばいいのかな。
スーツ姿の人間にはそんな質問しているのだろうか。
受付脇のソファは二席だけだ。
そんなに常連客が多いのだろうか。
初めてのお客さんは毎回二人だけなのだろうか。
疑ってしまう。

別のネットカフェには、さかんにハローワークやら、
就職あっせん、弁護士会などのポスターが貼ってありました。

深刻さを感じるネットカフェでした。

言葉って、すごい!

昨日、下北沢を歩いていて思ったこと。

不動産の立て看板に「敷金0、礼金0」と大きく書いてありました。
最近、もやい関係の書籍を読んでいた自分は、
反射的に「ゼロゼロ物件?」と思いました。

だから、看板を見ても「これ大丈夫?」と思います。
家賃の滞納を一日でもした場合、
鍵を代えられ、強制退去させられるイメージが浮かびます。
敷金を担保とすることができないから、
そこを逆手に取った荒っぽい手法です。
「ゼロゼロ物件」というマイナスイメージの言葉があるおかげで、
自然と警戒心がわいてきます。
(実際困窮したら、それを覚悟で飛びつく可能性もありますが)

「貧困ビジネス」という言葉もそう。
低所得者を食い物にしたビジネスです。
例えば、最近では、生活保護を受けた人たちを寮に閉じ込め、
住居費や食費、生活費といった名目で搾取します。
名前があると、イメージがわきやすくなります。

こちらも岩波新書「反貧困」の著者である
もやいの湯浅誠さんが作った言葉。

湯浅誠の一番の代表作はやはり「派遣村」でしょうか。
「貧困の可視化」という言葉を使っていますが、
それをさらに体現し、表現したのは「派遣村」でしょう。
「派遣切り」をされた人たちが集まる「村」。
日比谷公園という都心のど真ん中で、
「派遣切り」の深刻な状況と
「村」の言葉が持つ温かいイメージが
絶妙なバランスで伝わってきます。

こう考えると、湯浅さんが代表のもやいの
言語化戦略のすごさは際立っています。

以前からこのブログでも「演劇ワークショップ」
「市民活動」などの言葉を話題にしていますが、
まだまだイメージがしづらい言葉です。
両者とも、確実に時代のニーズがあると思います。
新たな誕生が待たれている言葉があるかもしれません。

いろいろな生活を見合ってみました。〜その2「peace on wheels」

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11月15日つづき。
休憩をはさんで、映画「peace on wheels」の上映。
木村浩子さんの障害者としての自立とたたかってきた半生と
伊江島での活動をおったドキュメンタリーです。

戦争中、浩子さんの母親は軍から青酸カリを渡され、
いざとなったら障害児の浩子さんに飲ますように言われたそうです。
映画では、母親の死後、母の日記でそのことを知ったとき、
ショックを受けたことが語られます。

それ以来、
「障害者は平和でなくては生きられない」という思いを抱き、
基地がある沖縄で反戦・平和運動にかかわってきます。
伊江島は沖縄戦で一番最初に陥落した島だそうです。
豊かな自然の中には1000人が
避難したという洞窟も映っていました。

終了後の質疑応答では、
会場の女性障害者が積極的な発言や質問をしてくれました。
二次障害への不安、ご自身の障害について、思い出・・・
表現が新たな表現をつむぎ出す瞬間。

生活「お見合い」という変わったイベントでした。
キミエさんと木村浩子さんの半生を見合ってみました。
障害者だけでなく、意外と知らないまわりの人たちの人生と過去。
こんなふうに次々と他人の生活をノックできたら、
素敵だなと思いました。

生活「お見合い」企画者の実方裕二さんは
今後もいろいろたくらんでいるみたいです。

あ、そうそう、中には本当に「お見合い」を期待していらした
かんじの方(30代の女性)もいました(笑)
私も対応したのですが、想定外の出来事で困ってしまいました。
♪ラブ・ユー立石(先輩&友人柳田さんの人気ブログ)
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