ふっきーの演劇ワークショップ日誌

演劇ワークショップと言ってもいろいろ。自分の考える「演劇」や「ワークショップ」を、現場だけでなく率直な言葉で発信していきたいと思い、このブログを作りました。が、最近は地元葛飾区立石の関係の発信が多くなってきております。

December 2009

ふりかえる。

今年は前年築いた土台の上で、
さらに充実した仕事・活動ができた年でした。

1月、早稲田大学でハランスメントをテーマにしたフォーラムシアター
2月、練馬リサイクルセンターでボランティア研修の演劇WS
3月、埼玉大学の学生と研究成果の劇づくり
4月、『おばあちゃんの庭調査団』
5月、路上演劇祭で『キミエズ・ハーストーリー』発表
7月〜9月『立石散策劇場』演劇WS
8月、練馬リサイクルセンターで子ども向けに原爆の演劇WS
10月、雑居祭りで『ザ・やすみつ』発表
11月、総合福祉センターで『キミエズ・ハーストーリー』発表

その上、市民活動支援センターの各種講座が毎月のように入ってきます。
この一年でかかわった講座9回。シンポ1回。ミニ交流会ほぼ毎月。
センター便り発行6回。我ながらすごい・・・。

こんな忙しい中でも『おばあちゃんの庭調査団』と
『立石散策劇場』をやれたことは大きな成果でした。続きを読む

年明けに講師を頼まれました

現在、市民活動支援センターで
東京都の職業訓練の講座が開かれています。
去年は3名だったのが、今年は30名近く。
昨今の雇用状況が悪いせいか、
人の集まりが非常にいいそうです。

先日、担当の方から講師を頼まれました。
「市民活動支援センターの仕事と地域で働くことの意味」
みたいなお題だそうです。

経済的に大した額を保障されているわけでもなく、
行政の民間委託であるため、
必ずしもいい働き方だとは思っていないのですが、
そういう部分も含め、お話できたら・・・。

会場を運営している職員が
2か月近く会場を使っている人たちに話をするという
ちょっとスリリングな内容のため、
好奇心に負けて引き受けました。

全く無関係だった彼らを
熱狂的な市民活動支援センター&立石ファンにするべく、
年末年始を使って策を練っております(笑)

少なくとも退屈させはしません!

忘年会で感じる立石の底力

市民活動支援センターは休みが年末年始しかないので、
全員が仕事以外の場で顔を合わせる
機会はなかなかありません。
今日は年末年始の休みの第一日目。
改めて忘年会をやりました。
日頃なかなかない機会なので、大いに盛り上がりました。

会計の方の名が冠された賞があったのですが、
年間通して伝票記入のミスが少なかったらしく、
努力賞をいただきました(笑)

忘年会の場所は呑んべ横丁の隣にある
海華(カイファ)という中華料理屋さん。
以前、イベントの打ち上げに使ったことがあったのですが、
団体で本格中華が良心的なお値段で
楽しめる貴重なお店です。200912281941000
写真はしめに頼んだ四川風鍋です。
イカ、肉団子、豚肉、貝柱、野菜などに
香辛料がよく効いていて身体の芯から温まります。
かなりのボリュームがあります。

せっかくなので、途中簡単に取材をしちゃいました。

海華は、店主の名前から。
立石では14年前から営業しているらしいです。
北方料理とはあるものの、広東含め、
全般の料理を出しているとのこと。

こういう実力店が脇に構えているのも立石の底力だと思います。

ファシリテーターの種類

先日の研修で、講師だったECOMの森良さんから
三種類のファシリテーターがあると聞きました。

ひとつは渡り鳥ファシリテーター。
ふたつめは中間支援ファシリテーター。
三つ目はインナーファシリテーター。

渡り鳥ファシリテーターは、地域の課題に対して、
「よそ者」の立場でかかわっていく。
中間支援ファシリテーターは、
現地で当事者に対して、
間接サポートをすることでかかわるやり方。
(まさにいまの自分の立場です。)
最後のインナーファシリテーターは、
課題に対する当事者として、
地域の内側からかかわっていく。


お酒の席で「森さんは?」と聞くと、
「渡り鳥ファシリテーター」とぼそっと答えていました。
「デメリットはなんですか?」
「なかなか信頼されないことだな」

そうです。自分も水俣のときのことを思い出しました。
渡り鳥ファシリテーターは地元にはない
メリットをもってこなければならないため、
特化した専門性を問われます。

他方、インナーファシリテーターは逃げ場がないため、
人間関係を密にし、大きな失敗は許されません。

ファシリテーター自体、歴史が新しい言葉ですが、
このような言葉もあるのだなぁと思いました。
自分の活動を意識化する上で、役に立ちます。

不平の合唱団から刺激を受ける

昨日、『立石散策劇場』の映像を手がけてくれた
杉田氏のお誘いを受け、六本木の森美術館まで行ってきました。
先月、彼が映像を担当した「不平の合唱団」の映像が
医学と芸術展の中で流れていたからです。

「不平の合唱団」かなりおもしろかったです!
六本木ヒルズの野外やフロア、増上寺で、
一般の老若男女で組織された合唱団が歌をうたいます。

「いらない毛はすぐ生えるのに髪の毛だけはなかなか伸びない」
「保育園がいっぱいで子どもが預けられない」
「就活者全員に内定を」
「公園でタバコを吸わないで」

日常のささいなことから、仕事・生活の悩みまでさまざま。
個人的な悩みも明るい曲調にのせて、大声でうたう。
うたっている人にも、見ている人たちにも
自然と笑みがこぼれます。
不平って愚痴っぽくなると、聞くのもつらいことがありますが、
こうなると立派な表現で、共感を呼べるのだなと感心しました。
杉田氏の映像は丹念に人の表情を追っていて飽きさせません。

ライブ当日も誘われていたのですが、
支援センターの仕事がすでに入っていて行けず、残念でした。
葛飾でも似たようなことをやってみたいと大いに刺激されました。続きを読む

多忙な年末

なんだか、すさまじく忙しくなってきました。

年末残務。年賀状の用意。大掃除。
仕事の合間をぬっての作業です。

特に、自分は整理癖があるため、
年末は年を越さずに整理をしてしまいたいと思うらしく、
一年たまったものを片づけていきます。
今年は職場の市民活動支援センターのほうも
やり始めてしまったので、もう大変。
とは言え、ひとところを整理をし終わると、
「どんなもんだい」というようなかんじで、
人に見せびらかしたくなってきます(笑)

先週、東京新聞の記者の取材がありました。
去年やった『呑んべ横丁物語』の件です。
去年の参加者と企画者と私の三人で取材を受けました。
来月、年始から「東京の横丁」特集で取り上げられるらしいです。
記者さんがどんな切り方をするか、ちょっと楽しみです。

「ふっきーさんたちの活動は、今度単体で記事にしたいです。
 なにかやるときは僕に直接知らせてください。」とも言われました。
なんだか照れくさい半面、やはり嬉しいですね。

ちょっと切ない事故

昼間、我が家の前でこんなことがありました。

脇にある道はせまく、電信柱がある個所では車が一台が
ギリギリ通れるくらいの幅しかありません。
いつもは一方向からしか車が来ないのですが、
そのときは反対の方向から軽トラが来ました。

たまたま変だなと思って見ていたら、

ガリガリガリ・・・!!!!
という鈍くて大きい音。

前の一人暮らしのおばあちゃんが住んでいる
平屋の屋根の部分の樋(とい←雨水の通り道の部分)を
大きく削っていました。

すぐさま、そばにいた父親とどちらともなく外へ出ていき、
トラックの車台番号を控えました。

立ち往生していたトラックから
申し訳なさそうに出てきたのは70代後半のおじいさんでした。
「前から自転車が来たからよけようと思ったんだけどね」

父親が玄関からその家に住んでいるおばあちゃんを呼ぶと、
どうやらトイレに入っていて気づかなかった様子。
おばあさんは目の前の事態が飲みこむやいなや、
「年末になにやってくれるんだよ!警察呼ぶよ!」
と大きな声で怒鳴りました。
おじいさんはうなだれながら謝ります。
事故を起こしたのは事実ですが、
なんだかちょっとかわいそう。

樋が途中で破れ、車に押された圧力で
測道まで飛び出ていた状態になっていました。
私はうちから脚立を持ってきて、
おじいさんと一緒に樋の残骸を片づけました。

幸い、その方は近所の方ですぐに来て、
大工さんを手配してくれたようです。
手痛い出費となったことでしょう。

高齢者の運転、一人暮らしなどの問題が
垣間見えるちょっと切ない事故でした。

『立石散策劇場』DVD上映会を終えて。

もう一週間もたってしまいました。
12月16日。『立石散策劇場』のDVD上映会が行われました。
参加者は区内の方を中心に15名。

前回は内々だけの上映会は上演部はほとんどカットなしだったため、
1時間半くらいでしたが、今回は杉田氏が40分くらいにまとめてくれました。
凝縮した分、はみださんばかりに内容が詰まっていてよいです(笑)

自分でも、とうに忘れていて思い出したところが多々ありまして。
例えば、当日、諏訪神社でお祭りをやっているので、
簡単に神社の鳥居を説明して通り過ぎようとしたところ、
見ず知らずの地元のおばさんから
「せっかくお祭りやっているんだから、見せてあげなさい」と言われ、
急きょ、コースに組み入れました。
当然、自分自身も案内というよりは、町歩きの当事者になります。
ツアー客も含めて、当日のハプニングに応じて
各々の視点がころころと変わっていくのが
この劇の魅力だったのではないかなぁと思いました。

反応は上々でした。

終演後は、当日、芝居の会場ともなったスナック博多で交流会。
はるばる来た日芸の学生3人も立石の魅力を堪能していただきました。
今回、去年6月に博多のママさんと出会った
町歩きを一緒にした人が参加してくれました。
縁が縁をつないでいく町歩き・交流会になったのではないかなと思います。

如月小春さんの命日でした

2000年12月19日。
あの日から9年がたちます。
もうそんなにたったのかという想いと、
まだそれだけしかたっていないのかという想いが交錯します。

如月小春さんは大学時代の演劇の恩師でした。
1年8カ月と短い時間だったのですが、
本当にたくさんの学びと言葉をいただきました。
最後にもらった言葉は
「ふくちゃんは演劇やるんだよね」

三軒茶屋のパブリックシアターから、
演劇のアフタートークがある喫茶店への移動の途中。
知人に進路を聞かれて、少し困っていたとき、
横から如月さんが茶目っけたっぷりにくれた言葉でした。

いまでも迷いがあるときには、
如月さんの授業で学んだことに戻ります。

お客さんにどんな気持ちを伝えたいのか。
どんなふうに表現したいのか。


毎年命日になると、近況を話したり、
相談してみたりてしたいなぁと思います。
如月さんだったら、どんなふうにするか。
自分の中の如月さんと対話は続きます。

如月小春精選戯曲集
如月小春精選戯曲集

プライベートはなにをしているんですか?

先日のミニ交流会の自己紹介時に、
同僚の方からされた質問です。
答えに窮しました。

その場で改めて考えてしまいました。
もちろん、ないことはないのですが、
仕事も演劇も日常も連綿とつながっていて。
まして、立石にいるときは、
いろんなお店で遊んでいても昔の話を聞きたくなったり、
支援センターの宣伝をしたくなったり、
人とつなぎたくなったりしてしまいます。
よそでは、立石の宣伝を・・・。
職業病かもしれません。

同僚の方いわく
「ふっきーさんからは仕事以外の
 プライベートの面がなかなか見えなくて」

考えた末、答えたのは、
「人を驚かしたり、笑わせたりすることを考えています」
でした。
大学時代とあまり変わっていません。
♪ラブ・ユー立石(先輩&友人柳田さんの人気ブログ)
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ふっきー

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