ふっきーの演劇ワークショップ日誌

演劇ワークショップと言ってもいろいろ。自分の考える「演劇」や「ワークショップ」を、現場だけでなく率直な言葉で発信していきたいと思い、このブログを作りました。が、最近は地元葛飾区立石の関係の発信が多くなってきております。

February 2012

2月の下町ハイボール一覧

下町ハイボールの定義は二通りあります。


「甲類焼酎+炭酸」
と言う人もいるし、

「甲類焼酎+エキス(元祖の素・天羽の梅)+炭酸」と言う人もいます。

「下町」といれるのであれば、
「隅田川以東」という条件が加わります。


さて、とすれば、下のものはどうなるのか。

一応、2月に飲んだ下町ハイボールを並べておきます。


えびす(四つ木)

えびす


エキスあり、氷あり、レモンありです。
絶妙のバランス。美味しいです。
炭酸はケースを見たけれど、どこのだったか失念。失礼。



とんちゃん(立石)


とんちゃん


サーバーから注ぐ形です。
エキスあり、氷あり。
飲み慣れているので、安心して楽しめます。
立石の前が向島だったらしく、グラスがアサヒビールなのはその所以か。



福一(高砂)


福一


「酎ハイ」で出てきました。
氷あり、レモンあり。
氷が沢山あり過ぎ、ジョッキも大きいため、炭酸が抜けやすく、ちょっと残念な一品。
エキスもないため、そんな味もしない。



まねき猫(立石)


招き猫


「酎ハイ」で出てきました。
氷あり、レモンあり。
ふつう。


こまどり(青戸)


こまどり


「ホイスハイボール」です。
見慣れた炭酸ドリンクニッポンを自分で注ぎます。
勢いよく注ぐとこぼれます。
通常のハイボールとは違って、ほんのりとした甘みが美味しいです。

※ホイスとは
「庶民のあこがれだったウィスキーをもじって、ホイスキー。
転じて、ホイス。昭和25年には商品化された長い歴史を持つ。
ワイン・リキュールをベースに漢方などで味を整えた清涼飲料水。」
(『東京駅近居酒屋 名店探訪』東京書籍より転載)

東京 「駅近」居酒屋名店探訪
東京 「駅近」居酒屋名店探訪





小島屋(堀切菖蒲園)


小島屋


「下町ハイボール」発祥の三店のひとつです。
「元祖ハイボール」で有名なお店です。
カウンターに老舗の貫録があったなぁ。

エキスあり。シンプルで美味しい!


きよし(堀切菖蒲園)

きよし


エキスあり。トイレの脇に、液体の配合部屋がありました(笑)
濃いです。こちらもシンプル。美味しい!



こうして並べて見ると、
やはり老舗には老舗の風格があるのだなと思います。
炭酸がのぼっていく様からして、美しい。

肝心な値段を忘れました。
後日、アップします。



あと、3月3日(土)には
葛飾区市民活動支援センターで17時半頃から
「やっぱりやるんだね?下町ハイボールを飲んで語り合う 」がゆるりと開催されます。
こちらも合わせてどうぞ!
http://kachinet.jp/bbs/bbs_list.php?root_key=43880&bbs_id=61&res=1330382608

宝 焼酎ハイボール 下町ドライ 350ml×24缶
宝 焼酎ハイボール 下町ドライ 350ml×24缶

葛飾あるものさがしツアーおしゃべり会堀切編レポート

2月25日。
葛飾あるものさがしツアー「堀切編」の日。
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午前中は雨。
午後も雨の予報が出ていましたが、
参加者の一人から
「中止にはせず、おしゃべり会にしてください」
というご提案をいただいたため、
時間を短縮して「おしゃべり会」にしました。


11時過ぎには雨もやみましたが、
みんなに連絡してしまったあとで、時すでに遅し。
ま、それはそれでということで、
ゆる〜いおしゃべり会&あるものさがしツアーを敢行しました。


参加者は7名+安達清志さん。
NPO法人未来空間ぽむぽむの監事で、
ご本人は「鉄工所のおっさん」と言っています。
ご自宅を開放して、名画座や料理教室を開くなど、
多才な方です。


さてさて、着くやいなや、
まずは堀切地区センター別館の建築物に圧倒されます。

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勤労福祉会館よりも古い。
入るだけで、時間が昭和初期に
さかのぼったみたいな感覚にとらわれます。
旧出張所を1階学童クラブ、2階を地区センターに活用しているみたいです。


それぞれが簡単に自己紹介をした後、
スポーツジムのインストラクターを
やっている方のご提案でのストレッチ。
その後、適当にグループを決めて、まちに繰り出しました。


今回は非公式のツアーなので、
ゆるく町歩きを楽しませてもらいました。
今回のコンセプトは「適当に」です。
(何度も繰り返せさせていただきました。)

我々のグループは、
とりあえず『船着き場』に向ってみます。



○葛飾風看板建築&本気POP

家の変な所に窓。
いや変な壁が手前についています。

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表に回ってみると・・・居酒屋あやめさんでした。

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テントの文字の古さとは打って変わって、
新しい貼り紙があります。
よく見てみると。

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正しくはありませんが、
書いた方の誠意が伝わってくるPOPです。

この通りは商店街だったのかなぁと思いをはせます。




○見納め?コイル工場



堀切菖蒲園までのメイン通りを荒川に向かって歩くと、
すごく存在感がある建物がありました。

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中はこんなかんじ。

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「やっているんですかねぇ」
「蛍光灯がついているから、誰かいるかも」


向いの工場のおじさんに聞いてみました。

「コイルを巻いて、切る工場だったんだよ。
いまはやめて、片付けの最中じゃないかな」
とのこと。



過剰なペットボトル


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「ファンタをよく飲みましたねぇ」

別のパターンがもう一軒ありました。

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○横尾忠則的Y字路



堀切の町は突如、Y字路が現れます。

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たぶん、青戸の中原ラビリンスと同じく、
用水路と農道が入り組んでいるところに、
農地を宅地化していったパターンだと考えられます。

随所で横尾忠則の有名なY字路シリーズの連作を見ている
怪しげな感覚にとらわれました。

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○堀切菖蒲園水門


お目当ての「船着き場」に至るまでのところに、
立派な水門がありました。

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かなりお金がかかっています。
閉まるところが見てみたい。




○船着き場とリバーステーション



なぜに「リバーステーション」?

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「船着き場」の文字は一切なく、
真新しい「リバーステーション」の案内が。
どうやら、荒川ほか川沿いには一定間隔で
リバーステーションが配置されているみたいです。

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堀切のこの場所はその中の一角。
でも、葛飾の案内では「船着き場」と書かれており、
事実、そのように使われてきた歴史が
垣間見える大切な言葉です。

葛飾の人はここを「船着き場」と呼びましょう。



○堀切版お化け煙突と銭湯


銭湯好きの参加者がいたので、
煙突が見えた銭湯方面にも行ってみました。

しかし・・・。

煙を上げているこの煙突。
どこを回っても、銭湯の本体がありません。

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もしかして、煙突だけ?と思ったら、
最初の通りに、入口がありました。

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このとき、幸運にも3時30分。
別のグループも合流して、
銭湯のオープンを見ることができました。

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並んでいたおじさんに聞いてみると、
「この風呂屋ができたのは、俺の生まれた前だよ。
生まれた年?昭和8年だから、それより前」

堀切は随所に歴史が転がっています。

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雪印のアイスの自動販売機もそうですが、
銭湯周辺にはお店の名残があり、
往時は銭湯に行く帰り道に、
日用品を買ったり、飲食をしたりしていたような形跡が見られます。
夕時にはさぞかし活気があったのでしょう。


さ、どこへ行こうか。

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たぶん、昔は田んぼと畑が多い湿地帯で、
どの道を通っても、菖蒲園や民家が見渡せたのでしょう。
それがいつしか宅地化され、住宅と工場の密集地になっていきました。
そのため、よそ者が入ろうものなら、
道に迷うラビリンスが形成されたと考えます。
*実際迷っている、年配の訪問員のお仕事の方もいました。

と同時に、こんな中でも、地主とおぼしき、
立派なお屋敷は微妙に高いところを選んで住んでいます。
細田・青戸とも共通ですが、
水害に対する恐れもしっかりと見ることができます。


みなさまも、
ぜひ一度、堀切の1丁目と2丁目を歩いてみてください。

ただし、迷うのが怖い方は地図よりも、
方位磁石を持って行くことをお勧めします。

*正式な堀切編はリベンジ堀切編として、4月に再びやる予定です。

葛飾あるものさがしツアー青戸編レポート

2月18日。

青戸編の地元人(じもとびと)は辻洋介さんです。
かつしか起業家クラブに所属し、
下町ハイボールイベントなどを一緒に手がけている心強い友人です。

朝、会場に向かう途中、凍結した道路に自転車を滑らせ、
激しく転倒。紙袋に入れていた備品すべてが
道路に投げ出される不幸な始まりとなりました。
*レジメが湿っていてすみません。


参加者は7名+辻さん。
前回、細田編からのリピーターは2名です。


細田同様、青戸は広いです。
たかだか1時間半で回れるような地域ではありません。
そこで、地域がかぶらないように、二つのグループに分けました。
青戸に50年住んでいる方を中心とした北側を回るグループと
辻さんが住んでいた南側を回るグループ。
私は前者に入りました。


1.中原ラビリンス

私たちは、フィットネスクラブの駐輪場を挟んだ
道が不思議と連なっていることに気づき、
左折をすることにしました。
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「暗渠だね」「用水路かも」「明らかに川が通っている」
推測で盛り上がります。
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水道道の向かい側の青戸3丁目(中原)に入ると、
さらに迷路のような不思議な曲がり方をしている
道が次々と現れました。
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私道なのか、公道なのか、全くわかりません。


そして、ラビリンスの住宅街に突如現れたのは、
中原天神の鳥居です。
方向は中川に向いているので、帝釈道からの参道があったのでしょう。
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奥には神社もあります。
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スケールからして申し訳程度の境内しかない
不思議な神社です。
一応、盛り土で道路より高くなっていました。

古い天神会館もありました。

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2.株式会社松栄のワカメPOP

「これ何?」と参加者の一人が気づきました。

ラビリンスを抜けると、
ワカメの絵が書かれている壁面があったのです。
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働いている方がいたので、さっそく聞いてみました。
「青戸に来たのはね、30年前から。
ワカメは大船渡産だけれど、
震災の津波で工場がやられちまった。本社は青戸にある。
そうそう。うちは卸売業者。全国に卸しているよ。
葛飾?ここらへんだとココスナカムラに卸しているね。」



3.ミナミ通り商店街


商店街を道なりに進んできます。
50年住んでいる地元の参加者がいつの間にか、
「町の電気屋さんフォロンティアさん」の店内に
取材席をセッティングしてくれていました。
さすが、地元の方です。

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「商店街に店を構えたのは30年。
昭和33年に公団住宅が作られて、それに合わせて、
商店街ができたんだろうね。
前の道はどぶ川。昔からの人は、
『もっと前はそこで洗濯ができた』って言っていた。
公団ができた当初は、向こう(団地側)から
木か何かで橋をつくって、渡ってきたって聞いたよ。
多いときは38店舗あった商店もいまは20店舗ほど。
シャッター通りになってきたよね。」



4.公団住宅

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さて、目の前に並ぶのは公団住宅。
昭和33年にできた当初は、今の天皇陛下も来たそうです。
最近、建て直しをしたので、
エレベーターもつき、立派になりました。

「団地の人はあんまり金を使わないんだよ。
しっかり貯めている人が多い。
たぶん将来の家(マンション)や、子どものために貯めているんだろうな」
と商店街の人が言っていました。


その後は、青戸平和公園→中青戸小→消防署
→青戸ボウル→+Choice、ぽむの樹を通って、帰ってきました。

懐かしの青戸ボウル
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お休みの+Choice
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おまけの電信柱+中華料理店
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バス通りを挟んだ一角は中原ラビリンスとは打って変わって、
新しい家が多く、道が碁盤目状に整備されています。
単身者向けのアパート・マンションも多く、
町ができたのが比較的新しいことがわかります。


5.まとめ


会場に戻って、南側グループから差し入れられた「こどもびいる」で乾杯。

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その後、成果をカードに落とし、全体で報告し合い、まとめます。

地元学では、この時間を非常に大切にします。
調べた結果を並べ、「つなぐ」「重ねる」「はぐ」をもとに
みんなで町がどうできてきたか、今後どうなっていくかを考えます。


昨日の「まとめ」をもとにした私なりの推測。


(駅近辺の)青戸地域は、
まずは中川沿いの高地から発展しました。
そこに地主層が住んでいたわけです。
現在でも大きなお屋敷が多く、盛り土をしていないのは、
中川のカーブの内側にあり、地域の中で比較的水害に合いにくい
高さがあったと考えられます。

一方、中原ラビリンスのあたりの道は
元は農道だったそう。
入り組んでいるのは、元あった畑や田んぼの上に、
家が建っているからです。
とすれば、ここらへん一体が農家(小作人も含む)の地域。

南側の富農や地主が中原ラビリンス一体で取れた作物を
船にのせて、中川を販路として江戸市街へ出荷し、
おわい(肥料)を持ってくる、
おわい船ビジネスをやっていたに違いありません。

青戸が大きく変わってくるのは、
昭和3年に京成線の青砥駅ができてからです。
駅前にお店ができ始め、中心が徐々に駅前に移ってきました。

さらに大きな変化が公団住宅です。
昭和33年に、数千人規模の住宅ができたことで、
商機があると見込んだ人たちが、
公団住宅の周りに商店街を形成しました。
その一つが現在も残るミナミ通り商店街だったと思います。

*環状7号線や葛西城址の地域も関わりがあると思うのですが、
今回は調べられていないため、割愛します。

この公団住宅から青戸のタカラや、東洋インキなどはもちろん、
葛飾区内の工場に勤めた人たちが少なくなかったのではないでしょうか。


参加者のひとりが青戸がターミナル駅にもかかわらず、
あまり発展しなかった理由として、
「土地の値段の高さ」を上げていました。
南側の地主層が持っている駅周辺の土地は高いにもかかわらず、
団地の住民を始めとして、消費がかんばしくなく、商売が難しい土地。
スーパーもセイフ―(現グルメシティ)以外に2つできたそうですが、
いずれも撤退したそうです。


そして現在。

依然として、地主地域、ラビリンス地域、
団地地域、単身世帯整備地域に
区画が分かれているように思います。(単純化しています。)
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いずれも高齢化が進みつつあることでしょう。
*昨日は、取材を通じて、
 地域同士に根強い差別問題もあるように感じました。

青戸がダイナミックな発展をとげるためには、
各地域をつなげる新たな産業を興す必要があるように思います。

出張演劇ワークショップ〜座・スーパーマーケット編

2月8日。
亀有藍ホールで行われた座・スーパーマーケットのお茶会の中で
演劇ワークショップをしに行ってきました。

私がやったのは、
目が見えない人たちと見える人たちが一緒にやれるゲームです。

人数は10人を越えるくらい。

1.自己紹介

まずは参加者同士で名前を覚えてもらいます。
特に目が見えない方々は姿・格好はわからないため、
声が全てです。
条件を同じにするため、
私も含めて、目が見える人たちは全員目をつぶります。

ニックネームを最低3人は覚えることを目標に
簡単な自己紹介をし合いました。

そのあとは、リズムを取りながら、
名前をまわしていくゲーム。
ゆっくりとやってみましたが、
最後の方にはほぼ全員の方が、
沢山の名前を言えるようになりました(笑)


2.いろいろなものを回す

ちょうど輪になっていたので、
目をつぶったまま、ボールを回すゲームをやりました。

ボールを「赤ちゃん」に例えます。
「落としたら、あなたは殺人者になります」と脅したので、
みなさん慎重に回します。

一方向がうまくいったら、次は逆方向。
それもうまくいったら、ボールを二つにします。

さらにボールの方向も自由にしてみます。
意外と簡単だったようで、ボールを三つ。
それもすんなりいったので、
ボールのほかに、飴を二個回してみました。
けっこう盛り上がりました。


では、もう少し違うものを。
今度は全員に手をつないでもらい、握手を回してみました。
これはなかなか難しかったようで、
握手を二つ回したところ、
誰かが強く握って勘違いをしたみたいで、
どこかで握手が一つ余分に生まれていました(笑)


3.伝言ゲーム

今度は具体的な言葉を回します。
一人が一語ずつ足していき、
その人のところに戻ってきたとき、
どんな文章ができているか。

例えば、ひとりが「明日」と隣の人に耳打ちします。
すると、2人目の人は「明日」に「私は」という文章を足して、
さらに隣の人に耳打ちします。
それを繰り返していくと、
「明日、私は、男の子と、一緒に、雨の中、」というようなかんじで
文章ができあがっていくのです。

ところが、やはり途中で微妙に内容がずれていきます。
大真面目にやっているだけに、おかしさも100倍。

戻ってきたときには
「(私が言った)最初の言葉から違う・・・」となりました(笑)


4.連想ゲーム

さらに応用で、物語をつくることに挑戦しました。
一人が1センテンスの文章を言い、
次の人がその文章を活かした、設定を付け加えていきます。

例えば、
1人目「私には秘密があります」
2人目「それは夫には言えないことでした」
3人目「30年黙っていました」
4人目「今日ばれてしまったのです」

というようなかんじです。

これもいつもは人の話をよく聞き、
イメージをふくらませるため、
自然と目をつぶることが多いので、
今回のような会にはよいだろうと思いました。

これは相手の言葉をよく聞き、
発想を付け加えることが求められるため、
もう少し練習が必要なようでした。


この日はこんなところで終了。
その後は、視覚障害者の若者の一人旅体験を聞く時間もありました。


彼女が新幹線の中で、コートを置く場所がわからず、
かと言って、車掌さんや他のお客さんに聞くこともできず、
ずーっと持ちっぱなしだったという失敗談を話してくれました。


こんなとき、もう一度演で再現したら面白いかも・・・と
企んでいます。

次はやらせてもらおう。

あ、そう言えば、久々に演劇ワークショップ日誌らしいブログ(笑)

葛飾あるものさがしツアー細田編レポート

2月5日。葛飾あるものさがしツアー細田編を実施しました。

細田編の地元人(じもとびと)は
葛飾区レクリエーション協議会の原田豊彦さんです。
子どもの頃から細田でジュニアリーダーの活動をしており、
それが現在のレクリエーション協議会の活動にもつながっているそうです。

参加者は4名。
集合は細田に地区センターがないため、
境にある高砂地区センターです。


まずは参加者の自己紹介。

次に、簡単に「あるものさがし」の解説です。
「あるものさがし」は地元学の考え方で、
地元の人とよそ者が一緒に歩くことで、
その地域にある資源を発見していきます。
「あるもの」(地域資源)とは、
高価なものばかりを指すのではなく、
余っているものや問題なども含みます。



細田の町へ2グループに分かれて繰り出しました。

私がいたグループで見つけたのは以下のようなものです。


何だと思います?
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これは明治牛乳の配送センターの側面。
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一緒に歩いた参加者によると、この奥は冷蔵庫になっており、
ここにバイクのお尻をつけて、
牛乳を荷台に積んで出発していったのではないかということでした。
よく見ると、屋根やランプ、水道などが用意されています。
事の真相を聞くべく、インタホンを鳴らしましたが、
休日なのでお休み。断念しました。

すぐ近くの駐車場にはその工場のものと思われる
車が沢山ならんでいました。
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向いには葛飾元気野菜の大きな直売所。畑も多いです。
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別の駐車場には「犬連込み厳禁」の文字が・・・。
管理者の強い意志が読みとれます。
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かつてスナックだったところの名残の石垣。
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せせらぎ通り沿いには、
ゆったりとしたゴミ置き場がありました。
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ここらへんで取材をしていたコアラテレビのカメラを
遠巻きに眺めていた細田小学校の子どもたちが
「なにしているの?」と寄ってきて合流。

参加者の一人が「案内してよ」と言うと、
楽しそうに案内してくれました。


連れてきてもらったのは、細田小学校の農園。
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管理をしている年配の男性がいろいろと話をしてくれました。

・畑にあるのはブロッコリー、キャベツ、ねぎ、いちご、トウガラシ
・毎日、野菜の顔色を見に来ている。
・ミミズはうちらより前から生きている。
・ここらへんは田んぼより畑。隣の公園も前は畑。
・ここらへんはみんな葦林だった。埋めてから30年しかたっていない。
・せせらぎ通りもできてから10年。元はどぶ川だった。におったりもしていた。
・この農園は地主さんから学校に提供された。私は管理をしているだけ。

「私の話だって、嘘かほんとかわからない。ちゃんと調べてから来なさい」
と何度も念を押されました。
なので、ここも参考までにといったところです。



細田小学校も盛り土になっています。
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あるものさがしの後は、別のグループも合わせて、
見つけたものを「地域資源カード」に記入していきます。

最後に地図の周りにそれを並べ、各自発表。
たくさんのあるものが出てきました。
*川を渡らなければいけない細田2丁目には行けていません。

他のグループも合わせると、
「巨大なたぬきの置物」「盛り土の家」
「沢山の公衆電話ボックス」「広い道」「貸し倉庫」「駐車場」
が「あるもの」として浮かび上がってきました。

地元人原田さんによると、最近では「老人ホームが増えている」
「コンビニがひとつ」「マンションが少ない」そうです。


あるものさがしツアーの最後は、
みんなで出てきたものを見ながら、
町がどのように変わってきて、
今後どのように変わっていくかを予測します。

葛飾区内でも細田は交通の便が悪い場所にあります。
京成・JRとも最寄駅が遠く、車も大きな道が通っていません。

そこで、従来、畑として利用されてきた土地をどうするか考えたとき、
管理の手間がかからない駐車場や貸し倉庫になっている可能性があります。
また老人ホームも交通の便とは関係ない土地利用です。

今後はどうなるのでしょうか。
今回は時間切れで、ここで終了。


私も何度か来たことがありますが、
同じ葛飾でも全然違う地域であることを再認識しました。

*葛飾のいろいろな地域を回ってみる予定ですが、

 最終的なまとめ方は考えないといけないなぁと思っています。

片づけ市盛況に終わる

2月4日。
プラザあおと主催の「野菜市&豆カレー」に出席させていただきました。
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201202041615000


車で朝10時に到着。
すると、昨日手伝っていただいたK氏から
「手伝うために待っていた」と連絡あり。
部屋までの運搬を一緒にやってもらいました。

センターのゴザを借りて、反物を並べます。
そして、テーブルの上に
捨てるつもりでゴミ袋に詰めてしまった布を
たたんで並べていきます。
と言っても、この作業自体もK氏とSさん、
途中からAさん、Tさんが加わり、手際良くやっていただけました。

みなさんにはほんと感謝の言葉しかありません。
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11時を過ぎたあたりから、徐々にお客さんも集まり始め、
私たちは宣伝も兼ねて、
会場のテーブルにテーブルクロスのセッティングをしました。
雰囲気が一変します。


途中、以前、私が演劇で使った衣装を着て、
みんなで女装をする不思議な展開になりました。(とりあえず、私だけ)
女装


そして、豆カレーも美味しくいただきました。
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午後になると、みなさんの営業も板についてきて、
通った人が次々に布に関心を持ち、持って行ってもらえます。
Kさんはみんなから「呉服屋」と呼ばれるほど、
布あての技術を身につけていました。
さらに、豆カレーをつくってくれたTさんもコラボをして、
インドの衣装よろしく、布が巻かれると
会場全体から拍手が生まれる瞬間もありました。


終盤、階下の部屋を使っていたダンスグループに声をかけると、
大勢で来てくれ、会場はさながらバーゲンのように。

大量の布を持って行ってもらえました。

たぶん、当日、3分の2以上がなくなり、
残った布は東日本大震災支援ネットワークが引き取ってくれ、
東北に行く際、現地の人たちが必要であれば、届けてくれるということです。


こんな人気があった宝の山を捨てようとしていた私。
灯台元暗しとはこのこと。
「驚いた!」を連発していた一日でした。

片づけのコツ〜ふっきー家のアトリエ1片づけ1飯プロジェクト2日目

2月3日。この日は4人の方に手伝ってもらいました。
寒い中、本当にありがとうございました。

途中、1人から
「ふっきーさん、片づけのコツはいつ教えてくれるんですか?」と鋭いツッコミ。

本当は資料を用意して、
系統だってきちんやりたかったのだけれど、
雰囲気的にもそんなかんじではなく、作業量が膨大。
指示を優先させてしまいました。

「じゃあ、ブログにアップしてくださいよ」
と言われたので、
真に受けて書いてみます。



その日、私がやったこと。


★みんなが来る前


〆把禪造量槁犬魴茲瓩


当日の時間と人員を計算して、どこまで終わらすかを決めました。
ここをしっかり決めておかないと、
途中に起こるハプニングによって、
時間が消費していってしまうことが多いのです。
(アルバムや文集、絵などを発見し、
懐かしさのあまり眺めてしまったら片づけが終わらないなど)


私は、今回の目標を以下のように設定しました。

a.のこぎり組:残った大量の反物の芯をのこぎりで切って、袋につめること。
b.整理組:棚・スペースにあるケース・ダンボール箱・袋などの整理。
c.翌日、片づけ市に出すものを車に積める。



∈邏肇好據璽垢鬚弔る

この中で重要なのが、
それぞれの作業をやる場をわかりやすくつくることです。
そこで、a.のこぎり組とb.整理組の作業場所を分けてつくりました。
配置図



F散颪肇乾澆両貊蠅鬚弔る


人が大勢来ると、「モノがなくなった!」とか、
「どこに捨てたらいいの?」とかいうことが頻繁に起こります。
そこで、簡易の道具箱をつくって、作業台の中央に置きました。

また「燃えるゴミ」と多く出ることが予想された「ビニールゴミ」の
ゴミ袋を設置しました。


ぁ椄舛虜邏藩儷颪鰺儖佞垢

何年も掃除をしていないアトリエなので、
モノを動かせば、ほこりがもくもくと出ます。
そこで、「汚れてもいい服」と言ってはあったのですが、
+αがあったほうがよかろうということで、
「マスク」「軍手」「スリッパ」の三点セットを用意させていただきました。



★みんなが来た後


ッ綢悗┐討發蕕


三点セットを渡して、完全防備をしてもらいます。
一緒の格好になることで、連帯感・安心感が生まれ、
「これからやるぞ」という雰囲気を醸成します。


μ槁古を説明をする


まずは本日の大きな目標を伝えます。
私一人がわかっているのではなく、
全員が同じ目標に向かって動けるように、共有をします。

次に△之茲瓩榛邏肇好據璽后
の道具とゴミの場所の説明を簡単にして、
こちらも人によって動きづらいことがないようにします。


役割分担を明確にする


大きな作業ごとにいる人たちに役割分担をします。
その際、なるべく、個人の希望が叶えられると
モチベーションが高くなるやもしれません。
*今回は希望をとることはしませんでしたが、
途中で数回役割を交代をしてみました。

今回は、全員で棚・スペースに置いてある
大量のケース・ダンボール箱・袋などを
順番関係なく作業台の上に載せていきました。

その後、a.のこぎり組ののこぎりが2本しかないので、
a.のこぎり組とb.整理組を2人ずつにさせてもらいました。


─屬い襪發痢廖屬い蕕覆い發痢廖屬錣らないもの」に分ける(b.整理組)


a.のこぎり組は前回もやっているので、おまかせ。

b.整理組は作業台の場所を大きく「いるもの」「わからないもの」「いらないもの」に分け、
目印にそれらを書いたテープを貼りました。

ケースや箱を開け、もったいないと思われるものは「いるもの」
ほこりがついていたり、使い道が見つからないと思われるものは「いらないもの」
すぐに判断できないものは「わからないもの」に移動します。

ここで大事なのは、「わからないもの」のスペースをつくることです。
片づけでは、迷う時間が一番もったいないので、
目標を据えたら、とりあえず、そこに向けて片づけに没頭するのみ。
特に外部の方に入っていただいているので、
最終的な判断は私や家族がくだすケースも多いでしょう。
そこで、最初から迷ったら置ける場所を用意しておきます。

最後の方で、加わった方に「いるもの」で、
ケースや箱に入っているものは、外側からわかるように、
テープに名前を書いて貼ってもらう作業をしてもらいました。

「いらないもの」はどんどんとゴミ袋に詰め、
空いたケースや段ボールをつぶし、まとめていきます。

「わからないもの」は最後に判断します。


*今回はまだやっていませんが、
最終的な「いるもの」の置き場所は、
「使う頻度」の順番に、
自分や利用者がいる場所から近くに配置していくのが基本です。
そして、自分だけでなく、誰にでもわかるように
テプラなどで棚やケースに名前をつけておくとさらにGOODです。


最後に、翌日の片づけ市で使う反物類を
車に載せるcの作業を全員でやって終わり。



みなさま、大変お疲れさまでした。本当にありがたかったです。

MADUIYA IN THE DARK(まづいや・イン・ザ・ダーク)

1月31日。亀有まづいや来訪。
私がかねがね「行きたい!」と言っていたら、
座・スーパーマーケットの田村啓子さんが聞きつけ、
新年会をすることになった。
総勢7名。


何度も書くが、田村さんは中途の視覚障害者である。
同じような障害者が楽しめる場をつくるために、
亀有を中心に落語会や朗読会、
コンサートなどのイベントを定期的に開いている。

田村さんと飲み会をやるからにはアイマスクを!
目が見える人がアイマスクをすることで、
田村さんたちとコミュニケーションがとりやすくなる。


自己紹介は全員アイマスクをしてやった。
男の人は声で若さがわかるらしい。
自分が来ている服も説明するのだが、
何を着ているか無頓着なので、忘れてうまく説明できない・・・。
言葉が大事なのだ。


まずは名物おでん。

お皿に辛子を取ることから始める。
器とさじを人に持たせてもらい、
手探りで、辛子を移すお皿をさがす。
辛子自体にすくった感触がないので、難しい。
勘で辛子を皿につける。
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IMGP3326


まづいやのおでんは規格外に大きく、
ナイフが一緒についてくる(らしい)。
そこで、見えている人が一人分の大きさに切って、
皿まで運んでくれた。
「ここからが勝負!」といきたいところだが、
辛子のつけた皿の位置を忘れてしまう誤算。

対面の田村さんからアドバイスが入る。
「そういう場合は、○時の方向にあるって言ってもらえばいい」


なるほど。

不器用ながらも、
大根、がんも、厚焼玉子、牛すじなどに辛子をつけて頬張る。
ひとつひとつに出汁がしみこみ、美味しい。

調子にのって、一つ実験。
私たちがいたまづいや2階では、
注文はインタホンを通じて、階下にする。
そこで、アイマスクをしたままの私は
みんなのお酒の注文をまとめて、店員に頼むことに挑戦した。

まずは5人ほどのお酒のオーダーを記憶。
その上で、インタホンのある位置まで移動する。
こちらは3メートルほどなので、それほど怖くはない。
が、思っていた以上にインタホンまで高さがあり、
人から言われてようやくインタホンを押すことができた。
私はインタホンが低い位置にあると思いこんでいたのだ。


その後は、もうひとつの名物お好み焼き。
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そして、バター焼き。
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真っ暗闇のまづいやを堪能した一日となった。

自分のことを客観的に見られるとか嘘

おととい行った「ふっきー家のアトリエ1片づけ1飯プロジェクト」終了後、
参加者から「ふっきーさん、反物いいものもあるから、
ネットでいる人がいないか募集してみたら」と言われました。

なので、半信半疑で地域SNSかつしか地域づくりネットで募集をしてみました。


すると、欲しい人が続出で、正直びっくり!!!


整理好きの私としては、たくさんのスペースを陣取っていた
反物(布)を「いらないもの(私にとって)」と思いこそすれ、
使えるものという認識が全くなかったのです。



これこそ、地元学のすごさだなと感じます。
地元の人は「なにもない」と思い、
よその人は「すごい!」と思う。


どんなに冷静な人でも、
自分のことを客観的に見られるとか、嘘だなと思います。
(私が冷静という意味ではありませんが・・・)


こういう状況が、私だけでなく、
きっといろいろな人のところにあるのだろうな。


とすれば、使える資源は無限大だと思います。
みなさん、家族も家も、積極的に友達に開きましょう!
ものが多くて整理が苦手な方も、
「1片づけ1飯プロジェクト」をどんどんやっちゃってください。
いらないと思いこんでいるものの中に、なにか宝があるはず。
IMGP3291
♪ラブ・ユー立石(先輩&友人柳田さんの人気ブログ)
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ふっきー

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