9月29日、ギルドの作業場
『原発のある国の私たちとその暮らし』シリーズ その5
「ガイガーカウンターを持って歩くぞ」を実施しました。
※この記事は、企業組合演劇デザインギルドのFacebookページ
 掲載されたものを転載しています。


今回の進行役はすずきこーたと福原忠彦です。
(葛飾区は福原の地元なので、
 こういう企画に挑戦してみました。)
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舞台は葛飾区水元公園。
局地的に放射線量が高い
ホットスポットと言われています。


今回は実際に自分たちでガイガーカウンター
(シンチレーションカウンター)を持って、
測ってみて、その体験を演劇にしてみました。


まずは簡単に自己紹介&ゲームをやったあと、
レクチャー(情報提供)の時間です。


●放射能や放射線とは何なのか?
●放射線はなぜ健康に悪いのか?
●「ヒバク」って何か?
●シーベルトの単位の意味は?
●放射線量によって、身体へどう影響するのか?


以上のようなトピックをクイズなどを
織り交ぜながら簡単に解説していきます。

要は、なぜ水元公園が放射線量が高いのか、
また測った数値は安全と言えるのか、
参加者のみなさんが
測る意味をイメージできるように
一生懸命話しました。


その後、約2時間、
3グループに分かれて、広大な水元公園を散策しました。
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家族連れやペットの散歩、釣り人、絵を描く人、
読書を楽しむ人、駆け回る子どもたち、デート中のカップル。
そして、たくさんの昆虫、動物たち。

その傍らで私たちは地味に測っていきます。
(約1分はじっとしていないと測れないのです。)
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場所によっては地表5センチで
0.7マイクロシーベルトをこえる場所もありました。
それ以外の場所でも全地点で、0.1は優にこえます。


数値のとらえ方は人それぞれですが、
たまたま測定した場所で線量が高く、
水元公園で昼食が食べられなかった
グループもありました。


地区センターに戻ってからは、
測定器を持って歩いた体験をもとに
五行詩に挑戦してみました。
(ガイドを参考に、簡単な詩にしてみる。)


青い空が印象に残った人。
出会ったゾウガメに思いを馳せる人。
数字に疑問を持つ人。
3.11直後の風景を思い出した人。


詩には参加者のみなさんの思考の断片が
たくさん詰まっています。

実際に声に出して読むと、
さらに気持ちが伝わってきます。


その後、別の人が読んでみたり、
3人で読み方を工夫をしてみたりするだけで、
一人ひとりの想いが効果的に共有されていきました。


「演劇は初心者で」「プロじゃないんで」
と気にされている方もいましたが、
そんなことは関係なく、
体験をもとにした表現は面白いんです!

新たな学びと発見が多い一日でした。