ゴールドスミス分校における芸術家のためのコースという、
長いタイトルのワークショップが終わるやいなや、
同じ会場で自分が進行アシスタントをつとめる地域の物語ワークショップがあった。
すぐさまワークショップを受ける側から進行する側へ。
劇場側の人も自分もこのスケジュールはちょっと酷だ。
だって、みんなは盛り上がったまま、打ち上げに向かっているのに。
別れ際、いろいろな人に「がんばれ」と声をかけられる。
ついていきたい気持ちを抑え、
いったん劇場を出て軽く食事を取りながら気持ちを切り替える。

本日はグループ作業が中心の日だった。
さっそく、自分がふたつほどゲームを進行させてもらう。
こーたさんもフォローしてくれたけれど、いままでとは違った意識でできた。
でも、まだまだ。技術が未熟な上、進行に余計な自意識がつき始めている。
どうやって落とすかが当座の課題である。

三つのグループに分かれての作業。
それぞれのグループで、芝居作りに向けて話し合いが始まる。
基本は参加者がやることがのぞましいから、自分たちは進行することはしない。
歯がゆいときもあるのだけれど、必要なときにだけ必要なことをする。
見ていると、それぞれのチームの雰囲気がわかっていておもしろい。

終盤間際、ひとつのグループが散歩をすることになった。
近所の蛇崩川緑道を実際に歩いてみようというのだ。
こーたさんから「行ってくれば」と水を向けられる。
確かに町歩きは大好きだし、
そこで発見したことを芝居にする場合、
いっしょに行っておいた方が具体的な意見が言える。
でも、今日は前のワークショップの打ち上げに一刻も早く行きたい。
そんな葛藤はそっちのけで、グループの人は出発の準備をしている。
結局、着いていくことになった。