ふっきーの演劇ワークショップ日誌

演劇ワークショップと言ってもいろいろ。自分の考える「演劇」や「ワークショップ」を、現場だけでなく率直な言葉で発信していきたいと思い、このブログを作りました。が、最近は地元葛飾区立石の関係の発信が多くなってきております。

お知らせ

3/6(日)本番!新作が作れるか「姥捨山」

12034323_1633322876932776_5506233694344571891_o























変に思ったことは私なりのやり方で

落とし前をつけさせてもらう。


なんちゃって。


昨年、ひとつの紙芝居からオリジナル物語を作った。

時間がなかったので、製作時間は2時間ぐらい。


のほほんやというイベントの中で上演された

大人の紙芝居「金色夜叉」を見て、

持った違和感を自分なりに続きの物語にして、

発表してみた。

そしたら、すごく評判がよかったのだ。


尾崎紅葉の「金色夜叉」は

「来年の今月今夜のこの月を僕の涙で曇らせてみせる」と

貫一がお宮を蹴り倒すシーンが有名な物語だ。

お宮はお金に目が眩んで貫一を見捨てて、

富豪の富山との縁談を選んだのだ。


私は考えが書生っぽく、暴力をふるった貫一には

全く感情移入はできなかったけれど、

見た目を信じ現時的な判断をしたお宮と、

身分を利用してお宮をてなづけた富山には共感した。


なので、その後の二人の不幸と、

二人の想像を超える再生の物語を書きたかったのだ。

それが私なりの「続金色夜叉」である。

ちらっと紹介すると、

富山の第7夫人までが出てくる物語にになっている。


3月にこの話と新作「姥捨山」をやる予定だ。

「姥捨山」は山に捨てる風習がある村で、

母親を捨てられなかった息子が母の知恵を借りて、

国を救う物語だ。

私が持つ違和感は母親が知恵を持っていたから

国を救い、家に残ることを許されたのではないかということだ。


これでは、国を救えない、使えない人は

山に捨てるというロジック自体は

変わらないことになってしまう。


これは大きな違和感だ。

なので、国を救った母親が

認知症になった物語を書いてみたいと思う。

乞うご期待。


***********************************


「大人向け紙芝居上映会」


【日時】2016年3月6日(日)13:30〜16:00

【場所】金町地区センター4階和室で行ないます。

【木戸銭】500円(お茶、お菓子、くじびき付き)

【主催】のほほん屋


観客に笑いと明日への活力を与え、

大好評に終わった福原忠彦氏上演の

オリジナル紙芝居「続金色夜叉」。

氏が新作を引っ提げて、再登場!

今度は会場に何を巻き起こしてくれるのか!?

乞うご期待!

紙芝居上映後には

「私の昭和本」を自由に楽しめます(参加費無料)
よろしければ、あなたも「昭和を感じるおすすめの1冊」をお持ちください。


福原 忠彦(ふくはら ただひこ) さん

通称ふっきー。企業組合演劇デザインギルド所属。
「立石呑んべ横丁物語」「葛飾散策劇場」
「葛飾インフォーマルサービス・フォーラム&シアター」等、
演劇を使って、地域の課題を考え魅力を伝える催しを多数実施。
のほほん屋で、去年、冗談で作った
「続・金色夜叉」が好評だったので、調子に乗って二度目の挑戦!


ぜひお越しください。

メールでも参加受け付けています。

nohohonya.2015@gmail.com

8/5(水)miuいらすと展 at葛飾・白い牛

2015白い牛ポスターA3-02













水俣から葛飾に
2年ぶりにmiuちゃんがやってきます!!!

緊急開催のため、
平日の日中ですが、
ご近所の方、
暇で困っている方、
お仕事の休憩時間に来られる方、
たまたまお休みの方、
仕事中でも「いいや!行っちゃえ!」と思える方は
ぜひいらしてください。


【日時】8月5日(水)10時〜17時
【会場】青戸 白い牛(葛飾区青戸1-5-12APTルマ101)


水俣出身のmiuちゃんの
ちょっと不思議で、
ちょっとほんわかして、
ちょっとピリリとしたイラストを見ながら、
いつもとは違った時間を過ごしましょう。

※私は、ちょうど9年前、水俣に住み込みで
仕事をしていた時にmiuちゃんと出会いました。
魅力的な友人を葛飾の人たちに
紹介できるのはすごく嬉しいことです。

※ちなみに会場の「白い牛」も大好きなお店です。
フェアトレードの衣服・雑貨・食品・
アクセサリーなどを扱っていて、
いつ行っても素敵なオーナーに
元気をもらえます。

miu
熊本県水俣生まれ・在住。本名、小田実宇。
ヤギやニワトリ、アイガモに囲まれながら
絵を描いて育つ。
農繁期が気になるイラストレーター。
縁あって数年に一度、
葛飾に遊びに来る。
かぶりものをした呑気な田舎のネコ、
通称「ほっかむねこ」が主な登場人物。

8/2(日)フィリピン・ルソン島北部コーディリエラ地方の山岳民族とのワークショップ報告会

11755097_1086757378019370_2026334741008002707_n









11751422_1086757441352697_1778717259448897703_n









環境NGOコーディエリエラ・グリーン・ネットワーク代
表の
反町眞理子氏(フィリピン・バギオ在住)をお招きし
て、
演劇デザインギルドのメンバーが
山岳民族と共に行っ

演劇ワークショップの報告会を行います。

↓詳細は
http://www.edg.or.jp/whatson/

日時:8月2日(日)13時30分〜16時
会場:世田谷区宮坂区民センター
参加費(資料代):1,000円
定員:30名

報告者:反町眞理子(コーディリエラ・グリーン・ネットワーク)
    花崎攝、開発彩子、中村麻美(演劇デザインギルド)

お申込み・お問い合わせ:info@edg.or.jpまでメールにてお願いいたします。

主催:演劇デザインギルド 
協力:コーディリエラ・グリーン・ネットワーク

7/12(日)葛飾インフォーマルサービス・フォーラム&シアター

表面



















高齢者が重い病気や障害になったとき、
在宅での生活を続けるには
いろいろな形の介護が必要になってきます。

そのため、現在は介護保険制度により、
被保険者は一割負担で
さまざまなサービスを使えることができます。

私たちが運営しているデイサービスやデイケア、
訪問介護・看護・リハビリ・入浴介護や
住宅改修、福祉用具貸与、
その他施設系サービスなどです。
これをフォーマルサービスと言います。

しかし、実際はそれだけでは十分とは言えません。


そこで、介護保険制度を使わない
家族、友人、地域などの社会資源を活用した
サービスが必要になってきます。
これをインフォーマルサービスと言います。

今回は、ケアマネージャーや福祉関係者を対象に
葛飾で高齢者支援の
インフォーマルサービスを実施している
NPO5団体を紹介、交流します。

【参加費】500円
【定 員】60名
【内 容】
.螢譟璽函璽
 NPO5団体の代表が活動を紹介します。

▲侫ーラムシアター
 実際に介護をしているご家族の課題を含んだ
 演劇を上演し、会場のみなさまと一緒に
 解決方法を考えます。

A完交流会
 会場のみなさま全員で交流します。

【問合せ・申込み】
TEL:03−5654−0817
FAX:03−5654−0814
kohituji-day.wagaya@crest.ocn.ne.jp
※〔樵亜覆佞蠅な)、⊇蠡亜↓G齢、
 は⇒軅茵↓セ臆弾圧,鬚書きください。
※Facebookでの参加表明でも大丈夫ですが、
 福原と直接知り合いでない方は
 一度ご連絡ください。

【参加・協力団体】

★NPO法人中・西会
「出会い・ふれあい・助け合い」をモットーに
高齢者の居場所、交流場所、
そして介護予防活動である
「中・西会のつどい」や共食会、
麻雀サロンの開催を通じて、
安心・安全に暮らせる
四つ木の町づくりを行っています。
本年からは市民後見事業を始めました。

NPO法人葛飾アクティブ.COM
「何かをやりたい!」
「同世代の仲間が欲しい!」
「同じ趣味の友人が欲しい!」
思いを、共有するシニアの仲間が集まっています。

★歌声かつしか
新宿の「ともしび」の機関誌で、
「寅さんの町に歌声喫茶誕生」
という記事になった
ピアノ、ギター、アコーデイオンの伴奏つきで、
月に2回楽しく歌をうたう団体です。
いろいろな楽しい歌を26曲位、
毎回歌いながら交流しています。

NPO法人みらくる
主に柴又地域で、
電動補助付三輪自転車を使用して
「自力での外出や移動に困難を抱える方々」の
外出及び移動支援を行っています。
乗車された方はまちの様子を
ゆっくりと眺めることができ、
ドライバーとの会話も弾みます。
用途は通院や買物等様々です。

おーぷんはうす金町
地域に住む高齢者の方々の楽しいたまり場です。
絵手紙や俳句教室など様々な文化教室のほか、
健康体操など介護予防、認知症予防の
取り組みなども行っています。
NPO法人ワーカーズ・コープが運営し、
多世代交流、地域の助け合いなどを通じて
誰もが住み良い金町のまちづくりを進めています。

「巨人 VS アンチ巨人 〜名シーンを声に出してよんでみよう」

gvsag















ひょんなことから葛飾区鎌倉図書館で
こんなワークショップをやることになりました。

そもそもは、
図書館の職員の人からの相談がきっかけです。

・利用者さんたちのスポーツ新聞の
 奪い合いが激しくて困っている。
(少なくとも喧嘩はしないでほしい。)
・その人たちの多くはたぶん巨人ファン。
 巨人戦があると来ない。または帰っていく。
・欲を言うと新聞だけでなく、
 本にも興味を持ってほしい。

この課題が一時性のイベントで解決できるのか。
そもそもそんな人たちは参加してくれるのだろうか。

ま、そういう難しい悩みは
図書館の職員のみなさんに任せて、
自分の頭で考えられる
面白いことをやってしまおうということで、
こんな講座を企画してみました。


かく言う私も昔は巨人ファンでした。
しかし、90年を過ぎたあたりの巨人戦が
子どもながらにつまらなく感じ、
金銭にものを言わせた
大型補強に頼っていく頃から
完全に気持ちが離れました。

反面、1992年のシーズン終盤の
ダイエーホークスの試合が
非常に面白く映りました。
弱いながら個性的な選手が多く、
シーズンが終了してから、
度重なる逆転勝ち、
サヨナラ勝ちを続けることに
不思議な共感がわいたのです。
以来、中途半端ではありますが、
ホークスファンを続けてきました。

なので、それなりにプロ野球の世界には
興味関心を持っていますし、
好きな選手が載るスポーツ新聞を
いち早く読みたくなる気持ちもわかります。

平日の午前中ですが、
巨人ファンの方、アンチ巨人ファンの方、
ぜひご参加ください。

「巨人 VS アンチ巨人 〜名シーンを声に出してよんでみよう」

【日時】平成26年11月5日(水)午前10時〜12時
【会場】鎌倉図書館 大会議室
【定員】20名(先着順)
【対象】中学生以上
【申込方法】10月31日(金)午後8時まで受付
      鎌倉図書館のカウンターまたは電話でお申込ください。(開館時間内)
【講師】福原忠彦氏(葛飾まちづくり劇場 代表)
【参加費】無料
【お問合せ・申し込み先】鎌倉図書館
                 電話:03-3650-7741

他人と「わかりあえる」という幻想

突然ですが、あなたは誰かとわかりあえると思っていますか?


志をともにした仲間と事業を起こすことがあります。

お互い恋心をいだき、男女が結婚することがあります。

誰からもうらやまれるように仲のよい家族があります。

いがみ合っていた国同士が同盟国になることさえあります。


でも、それは「わかりあえたから」なのでしょうか。


こんな意地悪なブログを書くと、身近な人から
「ふっきーさんにはわかってもらえていると思っていたのに」とか、
「またひねくれている」「夢がない」とか言われそうで、
ちょっと怖いですが、勇気を出して意見を言います。



他人と「わかりあえる」ことは幻想です。



どんなに親しい人であっても、
「わかりあえる」ことはありません。
もちろん、「わかってもらえている」
という一瞬間があることはあります。
でも、それが持続することはありません。

私がなぜそういうふうに思うようになったかというと、
演劇をやっているからです。


演劇は、価値観が全く違う者同士が集まり、
ああでもない、こうでもないと、
価値観をすり合わせていくメディアです。

ひとりの強力な権限を持つ人の価値観に
染め上げてしまうような演劇もありますが、
私はそのような場所が嫌いで、
早々とおさらばしました。


でも、私は演劇を使って、
「わかりあう」ことはできなくても、
「近づく」ことはできると思っています。


例えば、
「今日、マンションのエレベータ―で
 一緒になった子どもがすごくかわいくて、
 あいさつしたんだけれど、
 突然怖がって泣いてしまった」
出来事があったとします。


‖梢佑鯀杼する


NCM_0972











このときは具体的に聞けなくても、
演劇にする機会を持つことで初めて、
子どものことをちゃんと想像します。

どんな子どもか。
何歳ぐらいか。
エレベーターになぜ乗ってきたのか。
どこへ行こうとしていたのか。
私を見て、どう思っていたのか。
なぜ泣いたのか。
あいさつの仕方が行けなかったのか。
以前、怖い体験をしたことがあったのか。

直接、子どもに聞くことができなくても、
具体的な情報を想像することができれば、
その分、少しだけ近づくことができます。
例え、正確でなくても、
単純な思い込みを排除し、
考えを整理することに役立ちます。


▲ぅ瓠璽犬鮖覲于修任る

NCM_0434











もちろん、通常のおしゃべりでも、
身ぶり手ぶりがありますから、
話をしていれば、なんとなく、
その人の癖や雰囲気が伝わり、
言葉以上のことがわかることはあります。

でも、ここでいう「からだを使う」とは、
もっと細部まで表現できるということです。


例えば、
どっちが先に乗ってきたのか、
男の子なのか、女の子なのか、
親は一緒にいなかったのか、
どのような距離だったのか、
どのようにあいさつをしたのか、
どのくらいの時間、一緒だったのか、
どのように別れたのか
などがわかってきます。

ここらへんは他人に話すとき、
省略されることが多いですが、
細かい部分を具体的にしてみると、
そのときは気づかなかったようなことを発見し、
意外な事実がわかることがあります。

その子がそのマンションに来たのは
初めてだったかもしれません。


B梢佑砲覆譴

大村さん








おしゃべりの中では永遠に自分のままですが、
演劇を使うと、他人になることができます。

例えば、
 ↓△涼奮を経て、実際に自分が
子どもを演じてみることができます。

その子になってみると、
エレベーターに乗る前、
エレベーターに乗って、私と出会った瞬間、
あいさつをされて、泣いた時、
別れた後などが
想像上のことですが、
具体的になっていきます。

実際にからだを動かすことで、
そのときの気持ちがわかってきます。
自分から見る風景は
他人から見る風景が全然違うのです。
あたりまえのことですが、
このことを理解するのに適した
メディアはなかなかありません。

 ↓◆↓のことは演劇の得意分野だと思います。


このことをふまえ、
実際にやってみると、
その日、たまたま着ていたTシャツに
パンクバンドのボーカルが描かれており、
急に近づいたため、
男の子がびっくりして
泣いてしまったのではないかという
新たな仮説がたてられてりします。


なので、
他人と「わかりあう」ことは難しくても、
その人に近づくことができます。


6月29日(日)に
こんな実験をしてみようと思っています。
あと1名で成立します。
ぜひご参加ください。

***************************

6/29(日)ふっきーの演劇ワークショップvol.2
「おしゃべりするみたいに演劇ができたら」


【日時】2014年6月29日(日)13時〜17時

【場所】葛飾区市民活動支援センター

【参加費】500円

【定員】10名*5名で成立

【締切】6月27日(金)まで

【申込】fukky※edg.or.jp
    ※を@に変えて、
    ,名前 年齢(年代でも可) O⇒軅茵´せ臆弾圧
    を書いて期日までにお申し込みください。 

【協力】 葛飾まちづくり劇場

葛飾区に市民活動支援は必要か〜葛飾区市民活動支援センターの問題〜

SANY0188



















現在、私の前職、葛飾区市民活動支援センター
大変なことになっています。

この2行だけでも、
言葉が専門的で多くの誤解をはらんでいます。


「市民活動」「支援」という言葉がそもそもわかりづらいからです。
なので、なるべくわかりやすく説明したいと思います。
*情報をできるだけ省略します。


1.なんでこんなわかりづらい名前の施設ができたの?
〜市民活動支援センターができた理由〜



葛飾区市民活動支援センターできたのは2006年。
いまから8年前です。
もとあった葛飾区勤労福祉会館に併設する形でできました。
老朽化した建物を最大限に利用するべく、
施設の役割として
中小企業の福利厚生(勤労福祉会館)に
市民活動支援(センター)をくっつけたのです。




なぜ、そのような役割が必要だったかというと。


NPOの説明からしないといけません。
NPONon-profit-organizationの略です。
「(民間)非営利組織」と訳されます。
1998年にNPO法が施行され、
地域の課題解決を担うNPO法人が各地にできてきました。

それまでは、地域の課題解決を担うのは行政でしたが、
課題は山積、住民ニーズは多様化し、
民間にも受け皿が必要となりました。
それがNPO法人だったわけです。

そこで、全国でNPO法人が生まれました。
しかし、新しい分野で、
ボランティアに毛が生えたような団体も大多数でした。
運営が未熟で、資金が枯渇し、人も集まらない。
いくらよいことをやろうとしていても、
ノウハウがない。続かない。

そのため、行政で
NPO法人やそれ未満の団体・個人を
支援する動きが活発になったのです。

例にもれず、葛飾区もその流れに乗り、
2006年にNPO(市民活動)を支援する
葛飾区市民活動支援センターを作りました。



2.ふっきーさんは公務員だったの?〜指定管理者制度について〜


私は2008年7月から2012年1月まで、
葛飾区市民活動支援センターの職員として働いていました。

「ふっきーさんは公務員だったんですか?」
とよく聞かれるのですが、
正確にはNPO法人ワーカーズ・コープという組織の職員です。


葛飾区は公共施設の管理・運営を民間に代行させる
指定管理者制度にのっとって、
葛飾区市民活動支援センターの管理者を募集し、
競合の末、NPO法人ワーカーズ・コープを指定しました。


区の施設を民間が運営することの意味としては、
以下のようなことが上げられます。

「サービスの向上」
  →利用時間の延長。朝から晩まで。かなり大変。

「民間のノウハウの活用」
  →区はNPOの支援なんてやったことがない。
   あなたたちの方が気持ちがわかるし、得意でしょ。

「コスト削減」

  →ここが一番の目的。公務員にまかせると、
   能力がない上、お金がかかる。
   それなら、低賃金でやる気がある人にやってもらおう!


葛飾区は公募の際、他地域の同じような施設に比べ、
たくさんの条件(事業)を課しました。
特に、NPOを支援するための
講座やイベントの量は日本一ではないかというほど
たくさんありました。
※講座をたくさんすることは人を集めることになりましたし、
 必要不可欠なものもありましたが、
 量をやることが市民活動支援になっていたかどうかは
 大きな疑問があります。

当然のことながら、仕事は大変でした。
特に常勤職員になると、
休みはとれずに、仕事はたくさん。
それでも、年間の予算は限られていますから、
賃金は上がらず、残業代も出ません。

まぁ、やりがいも興味もあるからやっていましたが、
公務員以上の仕事を
低賃金で民間に投げることには変わりありません。

いろいろと批判と問題もありますが、
それを差し引いたとしても、
私は市民活動支援センターは
低コストで高い成果を残した
優良施設だったと思います。

★「市民活動支援センターの使い方を考える〜中間支援の仕事〜」

私が退職時に、センターの運営を民間がやる意味を書いています。


3.センターは区の直営になると、どうなるの?

これからが大事です。

はっきり言ってしまえば、
葛飾区の市民活動(NPO法人の活動)は未発達段階です。

この8年間で、法人数は2倍近くに増えていますが、
安定して事業をやれている団体はほとんどありません。

特に、地域の課題をビジネスの手法で解決する
社会起業(ソーシャルビジネス)に取り組む
NPOが少ないのが大きな問題です。
依然として、行政の補助金・助成金頼りの
老舗NPOが多いのが現状です。
これでは、行政の財政が悪化すれば、
事業が終わりになってしまいます。

本来では、若者が就職先としてNPO法人を
選ぶような団体が出てこなければ、
地域の課題解決は促進されませんし、
継続的な活動は保障されません。



これからも増え続ける地域の課題に対して、
行政のお金とは関係なく、
がっぷり四つで組めるような
NPO法人が必要なのです。

そこではいまよりも
充実した市民活動支援が必要になる
はずです。


しかし、今回、葛飾区は
葛飾区市民活動支援センターの
指定管理者制度を継続せず、
区の直営とすることを発表しました。


★地域振興課課長による5月19日の説明会の説明



理由は
・より効率的な運営をすること
・指定管理者を公募しても競争が起きていないこと
だそうです。

簡単に言えば、
事業規模が小さいし、
優先度・注目度も低いから、
専門性を持っていない葛飾区の直営でも
やれるだろうということだと思います。


私は今回の区の判断と今後の運営に大きな心配をしています。

私たちがやってきた市民活動支援は、
法人の数の増加などでは表せない
成果の見えにくいことでした。
誰も掘ったことがない
葛飾区の市民活動の土壌をああでもない、
こうでもないと耕してきたのだと思います。
その結果、少しずつですが、NPO同士が交流し、
葛飾区の将来を一緒に語り合えるような
環境ができてきたと思います。
それは今までの葛飾区にはなかった新しい動きです。

一方、そのプロセスに、
葛飾区はほとんど関わってきませんでした。
今回の決定は、事前にセンター職員や
区のNPOへのヒアリングなしに進められました。

私は葛飾区の直営になったとしても、
適切な運営がなされるのであれば、反対はしません。
むしろ賛成したいくらいです。

しかし、今の判断では、一方的かつ乱雑で、
私たちの耕してきた土の上に、
区がどんな苗を植えたとしても、
よい植物が育つとは到底思えません。


4.アンケートにご協力ください。


なので、私たちは少しでも声を届けたいと思い、
アンケートを作りました。

アンケートはこちらからダウンロードください。

5月28日(水)が締め切りで、その後、集計作業をしますが、
5月31日(土)までにもらえれば、間に合うかと思います。

目標100で、現在40程度しか集まっていません。

市民活動支援センターに関わった方、
必要だと思われる方は
ぜひご協力ください。


よろしくお願いいたします。

6/29(日)ふっきーの演劇ワークショップvol.2「おしゃべりするみたいに演劇ができたら」

NCM_1081










「悩みごとをからだで表現してみよう」に続く
第二弾の演
劇ワークショップ。

私が身近な方々に演劇ワークショップを
気軽に楽しんでも
らいたいと思ったのがきっかけです。

おしゃべりは、人に何かを伝えたい、
何かあったことを共
有したいと思う気持ちの表現です。
でも、話が長くなって
しまったり、
相手の話を聞くことができなかったり。
そも
そも話を聞いてくれる人がいない!なんてことも。

そこで、今回はおしゃべりしたいことを持ち寄り、
からだ
で表現することを通して、
いつもと違った方法で人と出会
ってみます。


テーマは「激しく怒っていること」
または「
人にはなかなかわかってもらえない私のこだわり」
のいず
れかを選んできてください。

※終了後に立石の居酒屋で
交流会を開きたいと思っています。
そちらもぜひ!

【日時】2014年6月29日(日)13時〜17時

【場所】葛飾区市民活動支援センター

【参加費】500円

【定員】10名*5名で成立

【締切】6月27日(金)まで

【申込】fukky※edg.or.jp
    ※を@に変えて、
    ,名前 年齢(年代でも可) O⇒軅茵´せ臆弾圧
    を書いて期日までにお申し込みください。 

【協力】 葛飾まちづくり劇場

私が救われた演劇的な悩み方のススメ

悩みを人に打ち明けられない人は意外と多い。
特に男性は自分の弱みを人に見せまいと、
一人で頑張ってしまう。

事実、私がそうだ。
数年前、ドロドロとした人間関係に悩んでいたことがあった。
そこに私の恋愛も絡まり、状況は最悪。
内容が内容だけに、身近な人には相談できない。

困った挙句、
思い切って知り合いの精神科医に相談してみた。

すると、彼からこう言われたのだ。


「ふっきーさんは演劇の人ですよね。
 ならば、演劇で解決してみたらどうですか」



確かに、私たちは演劇の手法を使って、
いろいろな課題について考えたり、
議論をしたりするワークショップをやっている。
でも、演劇で自分の問題、
ましてプライベートの問題を
考えようなどとは夢にも思ったことがなかった。


売り言葉に買い言葉。
一瞬でも面白いと思う余裕もあったものだから、
ついついのってしまった。

そこで、私は彼とつながりがある人たち
(もちろん、演劇的には素人。一般の方々)
に協力してもらい、
自分の悩みごとを題材に演劇にしてみたのだ。


以下が6,7人のグループでやったことである。



 1)今回の事情を説明し協力を求める


  見ず知らずの人たちに悩みを相談するのは変だったが、
  見ず知らずの人たちだからこそできることもあるのだ。


 2)簡単にウォームアップ


  人のからだを使って、
  いろいろな「気持ち」や「人物」を表現する練習をしてもらう。
  私たちが「人間彫刻」と言っているプログラムである。


 3)私の悩みを話す。

  すごく抵抗があったが、演劇をつくるのだと思うと割りきれた。


 4)悩みを元にそれぞれの人に役をふる。

 
  問題の渦中にいる登場人物や関係者について説明し、
  年代や性別、見た目の印象などから配役をする。


 5)象徴的なシーンを元に空間に人を配置し、静止画をつくる。


  いきなり演劇にはできないので、
  私がイメージする場所を設定し、
  配役した人たちを表情やポーズをつけて置いてみる。
  *そのときは、意味があるとは思わなかったので、
   特に芝居っぽくはしなかった。


 6)登場人物として思っていることを言ってもらう。

  それぞれの登場人物が、私の悩みごとや、
  悩んでいる私自身について、
  どう思っているかを想像して言ってもらう。


この過程を得て、私はすごく元気をもらうことができた。


まずは誰にも言えなかった悩みを
思い切り話をすることができたこと。
これが一番すっきりしたことだった。
「王様の耳はロバの耳効果」(笑)

次によかったのは、演じた登場人物を通して、
意見を言ってもらえたことだ。
問題の渦中にある人から率直な意見を
まとめてもらえる機会などは絶対にない。
仮想とは言え、彼らは私が思う以上に、
私の悩みにさほど関心がなかったし、
私のことを信頼してくれていたこともわかった。

またグループで作業することで、
同じ課題に立ち向かっている
連帯感みたいなものが感じられた。
孤立をしていた私にはすごく嬉しかった。
 
というようなかんじで、人の協力さえ得られれば、
悩みをからだで表現してみる意味は大きい。


今回、ゴールデンウィークの1日を利用して、
次のようなワークショップを実施してみることにした。

私自身もひとつの「悩み」を抱えて参戦する予定だ。
自分のことでも、人のことでも、組織のことでもよい。
なんらかの「悩み」を持って、ぜひ遊びに来てください!

***********************

ふっきーの演劇ワークショップ
「悩みごとをからだで表現してみる」


突然ですが、
現在、悩んでいることはありますか?

仕事のこと、家族のこと、恋愛、人間関係、
将来のこと、地域のこと・・・。

ズバリ。悩みごとをからだで表現してみます。
*言える範囲のものにしておいてください。


終了後には、立石の居酒屋で交流会を開く予定です。
GWを楽しみましょう!



【日時】 2014年5月5日(祝・月)13時〜17時

【場所】 葛飾区立石近辺の公共施設*検討中

【参加費】 500円

【定員】 10名 *5名で成立

【対象】 私と知り合いの人もしくはその方の紹介の人まで

【締切】 5月3日(土)まで

【協力】 葛飾まちづくり劇場

「介助」の演劇は面白いか

「介助」と「演劇」を組み合わせるとどうなるか。

ふつうの人ではわけのわからないことを
ぽ〜んとやってしまったのが、
今年の世田谷パブリックシアター「地域の物語2014」である。
現在、私は進行役としてかかわっている。

NCM_0972











※たまちゃん(山田珠実さん)が描いてくれた私の対面似顔絵。
  全員が手元を見ずに相手の顔だけを見て似顔絵に挑戦。

今回は「介助」がテーマ。

「介護」ではなく「介助」。

たとえ、障害や病気になり、
他人の手助けが必要になったとしても
自ら主体的にどうしてほしいかを
選べるのが「介助」という意味である。


私はこの考え方を
世田谷の障害者の人たちから学んだ。

でも、高齢者の人たちの「介助」は
どうしても「介護」になってしまいがちだ。
今回、演劇ワークショップのテーマで
「介助」を取り上げれば、
将来的に高齢者の「介護」を再考する
機会になればいいと思い、参加させてもらった。

本音を言えば、今回の演劇ワークショップの成果を
葛飾や自分の仕事でどう応用できるかを
探りたいという下心もある。
第ニの故郷と言えど、
わざわざ世田谷まで行くのだし(笑)


対象は「介助」(「介護」)を仕事としている人や
何らかの形で関わっている人。

当然のことながら、いつも以上に真剣度が高い。
それゆえに面白い!!!

乞うご期待!
※今回ご覧になりたい方は申込みが必須だそうです。
 お早めにお申し込みください。


地域の物語 2014
『介助するひと、介助すること』発表会

【日時】2014年3月22日(土)、23日(日)
    両日とも15:00開演
【会場】シアタートラム
【料金】無料


↓詳細・申し込みは
世田谷パブリックシアターのHPをご覧ください。
♪ラブ・ユー立石(先輩&友人柳田さんの人気ブログ)
Profile

ふっきー

Recent Comments
Recent TrackBacks
アクセスカウンター
  • 今日:
  • 昨日:
  • 累計:

  • ライブドアブログ