ふっきーの演劇ワークショップ日誌

演劇ワークショップと言ってもいろいろ。自分の考える「演劇」や「ワークショップ」を、現場だけでなく率直な言葉で発信していきたいと思い、このブログを作りました。が、最近は地元葛飾区立石の関係の発信が多くなってきております。

備忘録

自分自身が「善魔」にならないために

「善魔」という言葉を聞いたことがあるだろうか。


なじみがない人でも「悪魔」は聞いたことがあるだろう。
キリスト教のサタンを思い出す人もいるかもしれないし、
ひどいことをした人を「悪魔!」となじる場合に使う人もいる。
とにかく「悪い」「ひどい」イメージを持つ人が多いのではないだろうか。


しかし、「悪」ではなく、「善」にも「魔」が存在する。
少なくとも、私が関わる市民活動やNPOの業界には
一定数存在するように思う。


私は、この「善魔」が大嫌いだ。
「悪魔」よりたちが悪い。
なぜなら、本人は「いいこと」をやっていると
思っている場合が多いからだ。

もちろん、彼らが言う「いいこと」は
誰しも納得する「いいこと」である。
でも、その「いいこと」を盾に、
有無を言わせず、人を巻き込み、
権力的な立場につき、人を抑圧し始めることが多い。
「いいこと」のためなら、どんな犠牲をもいとわないのだ。



私自身も「善魔」にならないため、
「善魔」の特徴を書いておく。


‐錣房分が正しいと思っている。


自分が関心を持った問題については、
公私関係なく勉強し、考え続ける。
考えずにはいられない。
そのため、一定のスペシャリストになると、
その「正しさ」を武器に、周りの人たちを論破していく。
ちょっとでも、彼・彼女の「正しさ」を否定されると、
攻撃的になる傾向が強い。



⊃佑力辰鯤垢ない。

このタイプで「人が好き」な人はいない。
むしろ「人に関心がない」人が多い。
人は怖く、コンプレックスの源泉で、
「いいこと」を実現するための道具にすぎないからだ。
そのため、思い込みが激しく、
一度人のイメージを持つと、
その情報は更新されない。
また意見を聞いたとしても、
結局は自分の考えを実行するようになっている。


7覯未个りを追い求め、過程を大事にしない。

結果にとことんこだわる。
徹夜しようが、からだをこわそうが、
人間関係のひとつやふたつ崩れようが、
とにかく結果オーライ。
形だけ整えば、何とかなると思っている。
周りの人のフォローで
なんとか成りたっている場合が多いのだけれど、
本人は「いいことをやっているんだから当たり前」
とぐらいにしか思っていない。


じ⇔詫澆強い。


権力を持てば、わかりやすく、
自分の「正しさ」を表現でき、
思い通りに事が進むことを知っている。
だから、管理的な立場を希望し、
実際に管理者になることが多い。
なんかの拍子にこういう人が権力をもってしまうと、
それを排除するのは病気以外の要因では難しい。


タ佑里海箸鮃佑┐覆いら大胆なことができる。

周りの人たちが
どう思っているか考える力が麻痺している。
それでいて、自分自身が一番、
周りの人たちを理解していると思っている。
その結果、人の反応を顧みず、
短時間で自分自身の思ったことを
やってしまえる実行力がある。



とりあえずまとめてみた。
近くにこういうことにあてはまる人がいたら、気をつけてほしい。
特に巻き込まれることには。

私はこういう人に本当によく会うのだ。

2012年の極私的おすすめ本

社会起業&ビジネス系の本が多くなりました。
もちろん、これ以外にも読んでいるのですが、
特に印象深かった本です。
戯曲とか演劇論とかばっかし読んでいる若者は
こういうのも読んでおいたほうがいいと思うなぁ。
とかつての自分に言ってあげたい。


「カタリバ」という授業――社会起業家と学生が生み出す “つながりづくり”の場としくみ
「カタリバ」という授業――社会起業家と学生が生み出す “つながりづくり”の場としくみ

大学生が高校生に向かって等身大の自分について話をし、
ふつうの高校生に火をつけるプロジェクト、カタリバ。
大学時代に相談してきた相手からことごとくムリ!と言われてきた
このプロジェクトを事業にしてしまった若者ふたりの記録。
日ごろから「ムリ!」「失敗するからやめろ!」
と言われ続けている私にとって、
今年一番勇気づけられた本です。


ワーク・シフト ― 孤独と貧困から自由になる働き方の未来図〈2025〉
ワーク・シフト ― 孤独と貧困から自由になる働き方の未来図〈2025〉

とても大切な本でした。
温暖化、テクノロジーの進化、グローバル社会・・・。
今後の社会がどう変わっていくか、
それに合わせて仕事のありよう自体がどう変わっていくかを
大胆に予見した本。
せまい業界にいると、いつの間にか業界自体がなくなっていた・・・
なんてこともありうる近未来。
ひとりひとりが今いる自分の環境をイメージしながら、
考える材料として、豊富な話題を提供してくれています。
この本は節目節目に読みかえしたい。


カブーム!――100万人が熱狂したコミュニティ再生プロジェクト
カブーム!――100万人が熱狂したコミュニティ再生プロジェクト

アメリカで有名なNPOの話です。
地域の人たち自身が地域の公園をつくるお手伝いや
コーディネートをする活動をしています。
私の専門は演劇ワークショップですから、
どうすれば、演劇の持つ可能性を
事業として広げられるかという文脈で読みました。


フリー~〈無料〉からお金を生みだす新戦略
フリー~〈無料〉からお金を生みだす新戦略

クリス・アンダーソンが出した画期的な本。
フリーとは、つまり無料。
無料が単なるタダではないことを、
安全カミソリの誕生からさかのぼって証明していきます。
後半はグーグルの世界戦略まで。
知らないうちに、私たちの社会が
無料に囲まれていることを実感できます。


20歳の自分に受けさせたい文章講義 (星海社新書)
20歳の自分に受けさせたい文章講義 (星海社新書)

知り合いから
「ふっきーの文章0点!これを読みなさい」と勧められた本。
フリーライターで飯を食ってきた著者が
20歳の自分に向けて伝えることを事例に、
わかりやすく文章を書くことを伝えてくれます。
終わったあとに文書を書きたくなるかんじがよいです。


年収150万円で僕らは自由に生きていく (星海社新書)
年収150万円で僕らは自由に生きていく (星海社新書)

これも「この人、面白いよ」と勧められて、
手を出したイケダハヤトさんの本。
私よりも6歳年下ですが、
挑発的なタイトルで、
次の時代の生き方のビジョンを掲示してくれています。
若者を批判ばかりしているおっちゃんたちも
「ぼくが若者だったら肉食に生きていく」とか、
「若者よ、競争社会を終わらせるな」とか、
「老後は若者を頼らず生きていく」とか、
本を出して主張すればいいのに。


芸術起業論
芸術起業論

芸術に携わる人は必見の本。
世界でなぜ日本の現代の芸術が評価されていないかを
ご自身の体験から論じています。
数々の批判を受けながら、
村上隆さんが一点突破していくまでのノンフィクション。
芸術は革命を起こすから価値があるのだ!


採用基準
採用基準

外資系コンサルの代表格、
元マッキンゼーカンパニーの人事を
担当していた伊賀泰代さんの本。
人材しか資源がない日本で、
リーダーシップのとれる
人材を育てることの大事さが書かれています。
グローバル社会で求められていることと、
日本人のイメージが食い違っていることのギャップが整理できます。
「リーダーシップを鍛えるにはNPOがいい」
なんてことも書かれています。
同感です。

Happy Birthday!京成立石駅100歳おめでとう!

今日は京成立石駅の100歳のお誕生日。
100年って、すごいです。
雨の日も、晴れの日も、戦争も、幾多の災害も乗り越えて、
たくさんの駅員の人たちが頑張り、
たくさんのまちの人たちが利用をしてきたのか。

*写真は知り合いからご提供いただいた、
  現在地にうつった二代目の駅の写真です。
京成電鉄立石駅北側入口


2009年に出た葛飾区郷土と天文の博物館の
『かつしか街歩きアーカイブス』には、
学芸員の谷口榮さんがこう書いています。


京成立石駅 大正元(1912)年11月3日開業

開業当時の四つ木−立石間は道路併用軌道で、
今のバス通りを走っていた。
立石駅は西円寺北側の踏切辺りにあったが、
荒川放水路の開削に伴って向島−立石間の経路が変更になり、
四つ木駅同様大正12年に現在地に移転した。



この日は京成押上線も開通した日です。
同様にこうも書かれています。


京成電車が最初に営業を開始したのは大正元(1912)年11月3日、
その区間は押上−伊予田(現江戸川)間、
支線の曲金(現高砂)−柴又間の計11.5kmだった。




なので、100年前の今日は、京成立石駅のほかにも、
柴又駅、京成立石駅、四つ木駅が誕生した日です。

誕生日おめでとう。そして、今日からまた次の100年へ。
大変な時代になりますが、これかもよろしく!

*ちなみに祖母も今日で96歳です。
 戸籍上は明日ですが、本人は今日だと申しています。
 おめでと、おばあちゃん。

立石の排水場の位置

灯台もと暗しとはこのこと。

立石地区センターで昔の地図を発見。
NCM_0025


※光の関係で、斜めから撮ってしまったので、見づらいです。
 今度行ったときに改めて撮ってきます。

環7ができる前(1985年1月以前)のものなので、
相当古いものに修正・継ぎ足しをして使っていたようだ。

対岸にスポーツセンターもないし、
よく見ると税務署も清和小学校の隣にある。


30年近く前の中川の土手付近の様子が詳細にわかる。
また、用水路と排水場の場所もばっちり!

上から順番に。

・下の圦排水場
・藤倉前排水場
・新六前排水場
・勘助圦排水場


排水場の集積ポイントだ。
水の流れがよくわかる。

水は高いところから低いところに流れるのだけれど、
川岸はむしろ高いので、
これらの排水場はかなり強引なやり方をしないと
排水ができないと想像する。

当初は、地域の人たちが苦心して作り、
管理していたものだろうな。

こちらもおまけ。
NCM_0026


現在の本田第二公園のところに、
「本田労働出張所」がのっている。
昔、日雇専門の職業安定所があったところだ。

最盛期は、ここに数100人の労働者が朝から詰めかけていたそうだ。
地域の人も忘れかけている歴史。


「いらなくなったら、これをください」と言っておいた。

2月の下町ハイボール一覧

下町ハイボールの定義は二通りあります。


「甲類焼酎+炭酸」
と言う人もいるし、

「甲類焼酎+エキス(元祖の素・天羽の梅)+炭酸」と言う人もいます。

「下町」といれるのであれば、
「隅田川以東」という条件が加わります。


さて、とすれば、下のものはどうなるのか。

一応、2月に飲んだ下町ハイボールを並べておきます。


えびす(四つ木)

えびす


エキスあり、氷あり、レモンありです。
絶妙のバランス。美味しいです。
炭酸はケースを見たけれど、どこのだったか失念。失礼。



とんちゃん(立石)


とんちゃん


サーバーから注ぐ形です。
エキスあり、氷あり。
飲み慣れているので、安心して楽しめます。
立石の前が向島だったらしく、グラスがアサヒビールなのはその所以か。



福一(高砂)


福一


「酎ハイ」で出てきました。
氷あり、レモンあり。
氷が沢山あり過ぎ、ジョッキも大きいため、炭酸が抜けやすく、ちょっと残念な一品。
エキスもないため、そんな味もしない。



まねき猫(立石)


招き猫


「酎ハイ」で出てきました。
氷あり、レモンあり。
ふつう。


こまどり(青戸)


こまどり


「ホイスハイボール」です。
見慣れた炭酸ドリンクニッポンを自分で注ぎます。
勢いよく注ぐとこぼれます。
通常のハイボールとは違って、ほんのりとした甘みが美味しいです。

※ホイスとは
「庶民のあこがれだったウィスキーをもじって、ホイスキー。
転じて、ホイス。昭和25年には商品化された長い歴史を持つ。
ワイン・リキュールをベースに漢方などで味を整えた清涼飲料水。」
(『東京駅近居酒屋 名店探訪』東京書籍より転載)

東京 「駅近」居酒屋名店探訪
東京 「駅近」居酒屋名店探訪





小島屋(堀切菖蒲園)


小島屋


「下町ハイボール」発祥の三店のひとつです。
「元祖ハイボール」で有名なお店です。
カウンターに老舗の貫録があったなぁ。

エキスあり。シンプルで美味しい!


きよし(堀切菖蒲園)

きよし


エキスあり。トイレの脇に、液体の配合部屋がありました(笑)
濃いです。こちらもシンプル。美味しい!



こうして並べて見ると、
やはり老舗には老舗の風格があるのだなと思います。
炭酸がのぼっていく様からして、美しい。

肝心な値段を忘れました。
後日、アップします。



あと、3月3日(土)には
葛飾区市民活動支援センターで17時半頃から
「やっぱりやるんだね?下町ハイボールを飲んで語り合う 」がゆるりと開催されます。
こちらも合わせてどうぞ!
http://kachinet.jp/bbs/bbs_list.php?root_key=43880&bbs_id=61&res=1330382608

宝 焼酎ハイボール 下町ドライ 350ml×24缶
宝 焼酎ハイボール 下町ドライ 350ml×24缶

夏の終わりのふりかえり

8月も最後。ブログの更新が滞っていた。
仕事も忙しかったし、
プライベートでもやることは多かった。

しかし、それ以上に、
なんだか、ひどく運が悪い月だった。
(もちろん、いいこともなかったわけではないが「総じて」)
こういう気のめぐり方もあるのだなと思われる月だった。
自然、文章を書きたいという気持ちも起こりづらかった。

不運が続くときの過ごし方はこれまで書いてきた通り。
前向きに過ごすこと。

よく寝る。
ちゃんとからだを動かす。
いつもと同じように学ぶ。
そして、無理はしない。
そうすることで、自分のペースを整える。
その結果、運気が上昇していくということを知っている。


ひとつひとつ着実にやるしかないなぁ・・・と思うこの頃。


それにしても、ここ数年ないくらい、
合間の時間を見計らって本はよく読んだ。

以下、読んだ本。覚書。
『コミュニティデザイン〜人がつながるしくみをつくる』山崎亮
『<癒しの>ナショナリズム』小熊英二・上野陽子
『手紙』『百夜行』『容疑者Xの献身』東野圭吾
『指定管理者制度とNPO』柏木宏
『働き方革命』駒崎弘樹
『昭和・戦争・失敗の本質』半藤一利

「教えたがりおじさん」にはなりたくない

昨日、センターに来た知人が言っていた。
彼は社会起業をしたばかり。
「おじさんが寄ってきて、僕にいろいろと教えたがるんですよ」

それに応じるこれまた知人の女性。
「そう言えば、おばさんはあまり教えたりはしないわよね」

ドキッ!

ちなみに、今年の抱負は「人を二人育てる」ということ。

年をとるということは、
「育てられる」立場から
「育てる」立場に変わってきていることは事実なのだけれど、
「教えたがりおじさん」にはなりたくないなぁ・・・と思う。

ここ数年、まとまったお金にはなっていないけど、
講師に呼ばれる機会も増えてきた。
そのために「教える」という想いも強い。


昔、人から「ふっきー家の教育方針はどうだったんですか?」
と聞かれたことがある。
もちろん、私はわからなかったので、親に聞いてみた。
すると、「子どもは親の背中を見て育つ」と返ってきた。

確かに、我が家の両親は朝から晩までよく働いていた。
働いたり、家事をやったりする姿に
「イヤ」ということを感じたことはない。
職場が隣だったし、私もかたわらで遊んだり、
勉強したりしていたので、よくわかる。
そして、なにより仲がよい。

彼らの後ろ姿は私自身にかなりいい影響を与えている。
ありがたい。

言葉よりも背中で伝えられるおじさんになりたい。
まだお兄さんだけど。

「引き出し」と「技術」

201102021129000
最近、とみに人前で話をする機会が増えている。
話がうまいと思っているわけではないのに、
話をせざるえない状況が沢山出てきていて困る。
にもかかわらず、準備をする時間がほとんどないのだ。

でも、何とか乗り切れているのは、
ここ数年間の経験と学習、
そして何かの折に作ってあった
レジメの数々をその場に応じて
うまく利用しているから。

あぁ、これが「引き出し」なのだなぁ・・・と実感する。
と同時に、今後磨かなければいけないのは
人に効果的に伝える「技術」なのだ。

ちょこっと考えてみよう。
備忘録として。

「葛飾区の前はなんだった?」

昨日、内田雄造さんという方がセンターにいらっしゃった。
東洋大学ライフデザイン学部人間環境デザイン学科の教授である。
2月13日にセンターでおこなれる「かつしか未来づくりシンポジウム」
基調講演をしていただく方である。
タイトルは「葛飾人による葛飾らしいまちづくり」

私もかかわっているので、簡単にごあいさつ。
その際、「地元の若者です」と紹介されるやいなや、
内田さんから「葛飾区の前はなんだった?」と質問があった。

「郡だったと思います」と答えてみたものの、
何郡だったのか、いつから変わったのかはあやふや。
いやいや、お恥ずかしい。

なので、備忘録として、ここに書き留めておく。


1869年 小菅県ができ、小菅に県庁が置かれる。
1871年 小菅県廃止。東京府葛飾郡となる。
1878年 東京府南葛飾郡となる。
1932年 東京市葛飾区が成立。
1943年 東京市と東京府が一体化し、東京都になる。

変わらなきゃ

ハプニングだらけ、仕事山積の一週間だった。
今週は走る時間もとれなかった。
こんなときこそ、からだを動かしたいのに、
食事と睡眠をとるので精一杯。


変わらなきゃ。

昔、日産のCMでイチローがさかんに
語っていた言葉。
もちろん、時間がたてば、経験を積めば、
変わらざるをえないのだろうけど、
私は意識をして変わりたい。


学ぶこと。
リスクをおかすこと。
続けること。
♪ラブ・ユー立石(先輩&友人柳田さんの人気ブログ)
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ふっきー

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