ふっきーの演劇ワークショップ日誌

演劇ワークショップと言ってもいろいろ。自分の考える「演劇」や「ワークショップ」を、現場だけでなく率直な言葉で発信していきたいと思い、このブログを作りました。が、最近は地元葛飾区立石の関係の発信が多くなってきております。

立石−飲み食い

「卓球フレンチ」はあるものさがし!?

昨年10月。

居酒屋でNさんと飲んでいた時、

たまたまテレビでプロ野球をやっていた。


「そう言えば、Nさんってスポーツに興味があるんですか?」


Nさんとはイベントをしたり、飲食をしたりすることはあれど、

スポーツをやったことはなかったからだ。


ならば、「スポーツ」+「飲食」+「イベント」を

かけ合わせたらどうなるのだろうという

好奇心が湧き上がってきて、

こんなイベントをやることになった。



名づけて「卓球フレンチ」。

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↑会場表記も「卓球フレンチ様」


ルートはこんなかんじ。

まず、私の勤めていた葛飾区勤労福祉会館で卓球をやる。

そして、駅までの帰り道にある

フランス料理店「ビストロサイジョウ」で、

フランス料理を食べる。


調べると「ビストロ」とはフランス語で「居酒屋」とある。

大衆酒場のメッカ立石で、

さすがフランス料理をやろうと思ったご主人である。

きっと気軽にフランス料理を楽しんでもらおうと思ったに違いない。
(と勝手に思う・・・。) 


なので、あえて「卓球」でさわやかな汗を流した後、

「フレンチ」を優雅に食べてみたくなった。

こんな楽しみ方ができるのは立石だけかもしれないからだ。


そして当日。

集まったのは子どもも含めて10人の男女。

中には遅くなってから参加できるけれど、

やはり「卓球」をしてからじゃないと、

「フレンチ」は食べたくないと

泣く泣く欠席をした方もいた。


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まずは適当にペアになって、打ち合いをする。

これが楽しい!!!

イベントやら、活動やら、仕事やらで

いつも顔を合わせている人たちだけれど、

一緒にスポーツをするのは初めて。

体を動かすことでテンションも上がり、

いつもとは違ったコミュニケーションをとっているかんじになる。

さすが卓球!さすがスポーツ!

クールな人が意外と負けず嫌いだったり、

ひねくれている人が意外と素直な卓球をしてきたり。

小学校で卓球クラブの経験がある私は

この中でも強い方だったらしく、

最後のトーナメント戦では優勝してしまった。

主催者なのに恐縮・・・。


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第二部は「ビストロサイジョウ」に場所をうつして、

フランス料理を楽しむ。

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コースではなく、メニューを見て適当に頼む。

「マグロカナールロティ」なる

意味がわからないものを頼むようなかんじ。


美味しいお酒に美味しい料理。
初めての人たち同士の会話も自然と弾む。
 

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ふとした瞬間、これって、

外部の人の目線を借りてやる

「あるものさがし」なんじゃないかなと思った。

今回の企画で身近に卓球場があることを知った人もいたし、

全員が懐の大きなフランス料理店が立石にあることを知った。

そして、新たな出会いもあった。


企画自体も「あるもの」と「あるもの」を組み合わせて、

結果的に楽しみが二重三重になった。


かかったお金も両方で4,000円ほど。

地域でお金をかけずにこんな楽しみ方ものできるのだ。


「スポーツ」+「食べ物」


次は「水球もんじゃ」か「相撲寿司」か「トランポリンゲバブ」か。

夢がふくらむ1日となった。

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飲み屋で会った黒人の男性を驚かせてしまった件

先日、立石の居酒屋に入ると、隣に黒人の男性がいた。
歳は30代後半から40代前半ぐらいだろうか。
日本語が流暢でうまい。
どちらともなく、言葉を交わした後、

「どこの国から来たんですか?」と聞いてみた。


一瞬、彼の顔が強張った。

「なんで、そんなことを聞くの?」と言われた。


え!?なんか悪いこと言ってしまったのかな?

同じ肌の色をしている、
明らかに日本人っぽい人に言ったら、
そう言われても仕方がないだろう。
でも、彼の肌は明らかに黒い。
おまけに髪の毛も縮れているし、
唇も厚そうだ。
日本語がうまいと言っても、
違う国のイントネーションが残る。
誰でも疑問に思うことだろう。


仕方がないので、
「だって、日本語を話しているけれど、
日本の人には見えないから」と率直に答えた。

う〜ん、それしか答えられない。


「それ、何の意味があるの?」
「私は日本人であったしても、どこの出身か聞きます?」
「なんで?」
「興味があるから」


彼は少々興奮気味に聞いてきた。
「じゃあ、ぼくはどこの国だと思う?」

私は思ったまんま「アフリカ」と答える。

「東アフリカで知っている国ある?」
「エチオピア、ケニア、スーダン、ソマリア・・・」


目をまぁるくしてびっくりされた。

「なんで知っているの?」

なんだか、おかしくなって笑ってしまった。


「ぼくの国はあなたが一番初めに言った国だよ」
「エチオピア?」
「そう!」


なぜ彼が国を聞かれることを嫌がったのか。
実は、多くの日本人はアフリカのことについて
全く知らないそうだ。
だから、このような質問に彼が答えて、
いい想いをしたことがなかったらしい。


「アマセグナロウ(お疲れさま)」と言うと、
さらにびっくりされた。

私が唯一知っているエチオピア語だ。

前職の葛飾区市民活動支援センターで
お付き合いがあった
NPO法人アデイアベバ・エチオピア協会の人たちから教えてもらった。

なんと彼もそのコミュニティに属しているらしい。
いやぁ、せまいなぁ。

彼らとの話で盛り上がった。
こんなステキな出会いがある立石は、きっといい町だ。

『間宮兄弟』の餃子をつくっている親子の話

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『葛飾散策劇場』の
「立石様の謎を追え〜地と血をめぐる物語」コースでは、
映画『間宮兄弟』で、佐々木蔵之介さんとドランクドラゴン塚地さんが
食べていた餃子も食べられます!

間宮兄弟(通常版) [DVD]
間宮兄弟(通常版) [DVD]

↓『葛飾散策劇場』の詳細は
http://blog.livedoor.jp/happyfield/archives/51939501.html


お店の名前は栄屋さんです。
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以前、2008年の『アド街っく天国』では、どちらのドアから入っても、
そばもラーメンが出てくるお店として紹介されいました(笑)

で、ここの親子のお話がすご〜く面白かったんです。

お店を始めて54年。現在二代目。
初代は、近くのミソ工場の工場長をわけあって
辞めさせられてからの転職でした。

最初から現在のような飲食店ではなく、
お風呂屋さんの近くで、
子ども相手にアイスやかき氷を出すようなお店だったそうです。
つまり、立石で機会を活かしたスモールビジネスの先駆けです!

劇中では、
私がファンになった親子と餃子、
『間宮兄弟』では決して見ることができないエピソードをご紹介します。

待つ仕事

昨晩、急に思いたって、
呑んべ横丁の「知花子」に行ってきた。

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突然出かけるようなことは最近はないのだけれど、
昼間、別の方にインタビューをして、
すごく元気をもらったから。


その方がおっしゃっていたこと。

「遊びが仕事につながっていること」
(常人には真似できない、かなり本格的な遊びをしている方です)

「本物を売らなくちゃいけないという商売のこだわり」



あぁ、最近、私も遊べていないなと思い、
取材を楽しむつもりで知花子さんに向かった。
最近、ちょっと忙しさに負けていたけれど、
ほんとは取材は大好きなのだ。


「知花子」の店内は誰もお客さんはおらず、ひとり。
ママの知花子さんとは
そろそろ5年以上のお付き合いになる。

*2007年11月5日の個人ブログ『ミツワ』と『知花子』を参照。
http://blog.livedoor.jp/happyfield/archives/51117160.html


ラッキー!
30分ぐらい独占して話を聞くことができた。


なんか、こういうときの気というのは、
相手に自然と伝わるもので、
短時間だったけれど、すごくいい取材ができた。


スナックのママは待つことが仕事なんだと再認識した。

1か月、1年、5年、10年、20年・・・。


常にお客さんを待っている。
間が空けば空いたで、
「なにかあったのかな」とか「嫌になったのかな」とか思い、
来たら来たで、「久しぶり」とか「忘れた」とか言う。


どんなに気が強いママでも、待つことからは逃れられない。


何も見えない扉の向こうで、
いつも待っているママたちがいるのだ。

やっぱり呑んべ横丁はすごいところだなと思った。

Barニュー姫のこと

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立石の町の中の一角。

時代に忘れられたように
昔ながらのスナック長屋が並んでいる。
夜の帳が下りると、
一店、また一店ネオンがつきだす。


立石の呑んべ横丁。


2008年、仲間たちと呑んべ横丁の一軒一軒をたずね、
お酒を飲み、店内の写真を撮りまくり、
そのうち、5軒の取材をして演劇をつくった。


4年の間に、5軒のうちの2軒がなくなった。
どちらも歴史があるお店だった。
1軒はけが、もう1軒は病気。


多くの店は
年配のママやマスターが
毎晩からだを張って頑張っている。
何かふとした拍子で店を開けられなくなってしまう。


昨日は9時過ぎに、
私がママを演じた
「Bar ニュー姫」を取材で訪ねた。


お互いのコミュニケーション不足、
私の伝達不足で、
8時から他のお客さんを断わって、
私たちを待っていてくれた。


2008年の誕生日に仲間とプレゼントした、
トレードカラーの紫色のドレスを着て、
待っていてくれた。


「遅いじゃないの!」
怒られた。


このママ。
一癖も二癖もあるんだけれど、
ますます演劇をしたくなってしまうじゃないか。


妙に忘れがたい夜だった。

「しらかわ」の奇跡

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約2年ぶりに立石の呑んべ横丁の
「しらかわ」に行ってきた。
午後6時。
要件はこれから立石でやる事業のお願いのため。


勇気を出して、
「こんばんは」と扉をガラガラ開けると、
ママと常連客がひとり。

変わっていない。



2008年に『呑んべ横丁物語』をやったあと、
年に数回通っていた。
どうやら私の顔を覚えていてくれたみたいで、
歓迎してくれた。


常連客の方は御歳88歳。
かつて立石仲見世商店街の理事長も務めた方。
共通の知り合いが非常に多く、
50歳以上の歳の差も関係なく、
盛り上がってしまった。


仲見世商店街に夜11時になると出てくる
夜警小屋も彼がデザインと導入を決めたらしい。
すごい方と知り合いになったものだ。
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彼には、「夜警小屋」の写真が入った名刺、
ママには、「呑んべ横丁の看板」の写真の名刺をあげると、
大喜びしてくれた。
たまたま持っていた残り3枚のうち、2枚がこれだった。
すごい偶然。



そのうち、ひとり、
またひとりと、「しらかわ」に入ってくる。
みんな初老の男性が多い。
誰もが、めずらしい30代の私を歓迎してくれ、
ポツリポツリと語りかける。


帰ろうと思ったら、隣の方に、
「ママ、彼に一杯やってくれ」と言われ、
おごられてしまった。

そして、なぜか一人一曲のカラオケ大会に突入する。
ひとりは若者への応援歌を歌ってくれる。
なんだか、こそばゆい。


話を聞くと、みんなが福島に縁がある方ばかり。
もちろん、お店の名前も「しらかわ」で
ママは福島県の白河出身。
そして、入ってきた方も二本松だったり、
矢祭だったり、田村だったり・・・。

そのときは、初対面だし、

なんだか野暮なかんじがして、
震災の話題は出さなかったが、
みんな下町で一生懸命生きてきたことが伝わってきた。


立石にもこんなお店があるのだ。
「また来ます」
諸先輩方に深々と頭を下げて、扉を閉めた。

ありがたい夜だった。

立ち呑みの日をふりかえる〜新興店舗連合軍の戦い

1年目は立石近辺で6店舗。

2年目は、一気に9エリアに拡大して120店舗。
準備をした主催者側は、
関係づくりのための持ち出しも多かったようで、
苦労がしのばれます。
*以前、私が呑んべ横丁物語をやったときも、
けっこう大変だったことを思い出しました。


このイベントがいかなるイベントだったのか、
私なりにふりかえってみました。
*参考までに「立ち呑みの日の公式サイト」

まず1年目。
立石では以下のお店が出店しています。
・串揚げ100円ショップ
・毘利軒
・W4
・ダイニングBar 宙
・炙
・路地裏酒場ジバラ
*立ち呑みさくら(確か急きょ参加)


次に2年目。
(1年目から継続)
・毘利軒
・立ち飲みさくら
・ダイニングBar 宙
・炙
・路地裏酒場ジバラ


(2年目新規店舗)
・もつ焼きとんちゃん
・Darts Bar ONE
・串揚げ カメヤ
・BRAZIL CAFE
・多酒多菜 夢
・炭火焼鳥中村屋
*ちょい吉(急きょ参加)


ここで注目すべきは、、
2年目に出店したお店の開店した年だと思います。
2007年 毘利軒
2009年 ダイニングBar宙、ジバラ
2010年 BRAZIL CAFE、立ち飲みさくら
2011年 もつ焼きとんちゃん、炭火焼鳥中村屋

*炙とDarts Bar ONEと串揚げカメヤと夢は不明ですが、
 老舗の店舗というかんじはしません。
 夢以外は5〜10年以内の気がします。
 上記含めて、私の記憶ですので、
 違っていたらごめんなさい。わかり次第、更新します。


そして、次に注目すべき点は、
1年目はやっていたのに、2年目は抜けた店舗です。
・串揚げ100円ショップ
・W4

1年目に「立ち呑みの日」をやると聞いたとき、
立石のお店で真っ先に思い浮かべたのは、
「串揚げ100円ショップ」でした。
このお店がいつ始まったのか調べていませんが、
老舗の風格が漂うお店で、常連さんも多いです。

「串揚げ100円ショップ」が脱退している理由は何か。
一日限りのおまつりのようなイベントに参加してみて、
あまりメリットがなかったのではないかということを邪推しました。
*あくまで、私の邪推です。

確かに、昨年お客さんはたくさん寄ってくれたけれど、
知らずにはるばる来た常連さんには迷惑がられてしまった。
しかもおまつりなので、二度、三度と
リピーターになってくれるお客さんは意外と少なかった。
じゃあ、今年は遠慮しておこう、
みたいなことになってしまったのかもしれません。
*W4は新興店舗ですが、
まだ行ったことがないので、わかりません。


立石には全国に名を轟かせる有名店がたくさんあります。

モツ焼きの三名店の宇ち多”、江戸っ子、ミツワ。
鳥房。
ズバリ立ち食いの栄寿司。
ここ数年、立石の居酒屋ブームの象徴ともいえる新興店の二毛作。
そして、餃子の蘭州。
私が一番お世話になっている倉井ストア。


立ち呑みかどうかは置いておいて、ふだんからにぎわい、
それぞれ行列ができていることもあるお店です。


すでに有名で常連客もいますし、
マスコミやネットの評判を聞いて一元客も常に来ますから、
イベントに参加するメリットは全くないのでしょう。
言わば、これら老舗中の老舗は、質・量・値段とも申し分なく、
新興店舗が付け入るスキはありません。
例えば、ある人が立石に何のつてものなく来た場合、
一軒目はガイドに取り上げられているような有名店に入りますし、
私が案内する場合も喜ばれることが多いので、
まずは有名店を選んでしまします。

しかし、この日は大逆転しました。
当然、11月11日もふだんの日と変わらず
有名店にもお客さんは入っていますが、
「立ち呑みの日」が目当てで来た人たちは、
新興店舗のみを最低4軒はしごしたのです。
おそらく一軒も有名店には寄っていないでしょう。
これは革命的なことです。

しかも、それぞれのお店がイベントにかける
意気込みみたいなものが伝わってきました。
とんちゃんで、娘さんがお手伝いしている姿には
感動すら覚えました。

たぶん、それぞれのお店でファンができ、
一元客には不思議な居場所ができたことでしょう。
双方にメリットがある企画になったはずです。

今後一年、今回来たお客さんとお店の関係が
どのように推移するかで、今年の成果が分かれます。

そして、私は立石にしかいなかったので、わかりませんが、
残りの8エリアもすごいことになっていたのではないでしょうか。

新興店舗が連合して、宣伝できるイベント、
それが「立ち呑みの日」です。
元気のない老舗店舗も巻き込み、
地域活性化のモデルとして応用が効くので、
来年以降も主催社の手を離れて、
日本津々浦々にさらに拡がっていくことを予想します。

来年の11月11日がいまから楽しみです。
みなさん、予定を空けておきましょう。

立ち呑みの日の立石〜その2

(つづき)
3軒目は「串揚げカメヤ」に決めた。
スナック街の真ん中の建物の2階に位置し、
ふだんであれば、かなり入りづらいお店である。

無機質な階段を上がっていく。
なんと満席!立ち呑みの日の効果はすごい。

急きょ、予定を変更して、
近くのお店「もつ焼きとんちゃん」へ。
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ここはすでに何回か来たことがあるなじみのお店。
(私が立石一美味しい生ビールを出してくれることで、
 大好きだった「じょんのび」の後のお店である。)
この日はすごかった。

かわいい娘さんが給仕のお手伝いに。
カウンター越しに「マスター」とか「店長」とかではなく、
「お父さん」と呼ぶ姿が初々しい。

キッチンでは、奥さんも頑張っており、
まさに家族経営だ。
チェーン店では絶対に見られないようなもてなしに
かーりーさんと「これだよ、これ!」と大喜びしてしまった。

しかも、500円なのにセットが非常に豪華。
※ちなみに「煮込み」と「ガツ刺し」は二人でそれぞれの分です。
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「ご主人、大丈夫なんですか?」と聞くと、
「これは宣伝だからね」とぽつり。

宣伝ったって、手間もかかるし、サービスし過ぎじゃないの。
酒も肴も存分に楽しませてもらった。


最後に4軒目。
仲見世商店街にある「ダイニングBar 宙」へ。
こちらは初めてのお店。

よそのお店で何度か相席をしたことがある、
ミカさんが営業をしている。
私にとっては、3年ぶりくらいの再会。

「どこかで会いましたよね」と言われて、
これこれしかじかと話をすると、納得してもらった。

こちらは、レモンサワ―と乾き物。
仲見世の商店街を背に呑むのも、立石らしくよいものだ。
サワ―をお代わり。

センターで働くきっかけをつくってくれた
バリューさんとも一年ぶりぐらいに再会した。


こちらで4軒分のチケットは終了。時間も11時くらい。

帰ると思いきや、
「立ち呑みの日のふりかえりをしよう」ということになった。

で、お店は本日、一番楽しませてもらった
「もつ焼き とんちゃん」へ。

一日に二度同じ店をはしごするのは、
生まれて初めての体験だろう。

「すみませ〜ん。また来ちゃいました。」とふたりでのれんをくぐる。
ご主人が喜んでくれた。
中には、ジバラで会った会社員のグループがいました。
「あ、また会いましたね!」と声をかけられ、再会。

彼らは別れたあと、さらにチケットを購入し、
はしごを続けていたみたい。とんちゃんは8軒目の最後のお店でした。
う〜ん、つわもの。
「一番印象に残ったお店は?」と聞くと、
私たちが行けなかった「串揚げカメヤ」だったそうです。

12時過ぎ、楽しい夜が終わりました。

藤原さん、好企画でした。

立ち呑みの日の立石〜その1

2011年11月11日。立ち呑みの日。

今年こそ参加しようと思っていたところ、
各所まち歩きでお世話になっている
かーりーさんからお誘いがあり、
早めに仕事を切り上げて出かけました。

立ち呑みの日は去年からブログ「酔わせて下町」
有名な藤原法仁さんの呼びかけで始まった企画です。
(以前、センターの百花繚乱
取り上げさせていただいたこともあります。)

並んでいる数字の「1」を
居酒屋で立ち飲みしている人に見立てての記念日(笑)
遊び心満載のイベントです。

2,000円のチケットを購入すると、
合計4軒回ることができ、
お店ごとに設定した
「飲み物+一品」を楽しむことができます。
去年は立石だけだったのに、
今年は10地域130店舗に拡大しました。すごい!
これで全国的にこのイベントが定着すれば、
立石は立ち呑みの日発祥の地になるわけです。藤原さん、すごい!
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1軒目は「中村屋」さん。
私はここの焼き鳥丼が大好きで、
時々テイクアウトしています。

駅前から離れているので、
ここなら待ち合わせもしやすかろうということで、
設定させてもらいました。

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生ビールとおすすめの焼き物が2本。
仕事の開放感も手伝い、思わず笑ってしまいます。
座り飲みでしたが、居心地がよかったので、
別料金でビールをお代わりと焼きモノを追加。
あとに3軒控えているのに、順調な滑り出しです。


2軒目は、「ジバラ」さん。
今回出店している立石最北端から、
最南端へと移動しました。

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こちらは東立石の路地の一角の2階にある
地元の私でも入りづらかったお店。
かつてなぎら健一さんが店を開いていたところらしいです。
駅から近いだけあって、大勢の人で盛り上がっていました。
お店が用意していた「一品」がなくなってしまった模様。

「ごめんね。これになっちゃうんだけれどいい?」
野菜スティックを出してもらいましたが、
途中、なんとお客さんが追加分を買ってきてくれたらしく、
「レバーペーストのせのパン」をおまけでいただくことができました。
二度得した気分です。

かーりーさんがしきりに
「(広尾とか六本木とかにあったら)すげー金取れちゃうようないい店」と
連呼していました。
確かに、立石にはない都会の隠れ家的なバーというかんじです。
ふだんの様子が気になります。

さらに、新たに入ってきた会社員の若者グループ6人と交流。
「どこ行ってきたんですか?」と情報交換。
彼らも中村屋が始めだったそう。
勝手に親近感がアップしてしまいます。
こんな交流が突如始まるのもイベントならではです。

雨の中、3軒目に向かいます。(つづく)

「下町ハイボールを飲んで語り合う」〜庶民の知恵の結晶

9月4日(日)13時から
葛飾区市民活動支援センターにて開かれました。
企画は、今年10月30日にある
2011コラボかつしかまつりの副実行委員長の
辻洋介さん(かつしか起業家クラブ)です。
参加者10名。

私はゲストの下町ハイボールの調査・研究を続けられている
工藤博海さんを紹介したことがきっかけで、
準備にもつき合わせてもらいました。


このイベント、単純に言ってしまえば、
「下町ハイボール」を自分たちでつくって、楽しく飲もう!
そして、それについて話し合おう!
ということ。
昼間から美味しくお酒が飲めればいいや、
と思っていた方々(実際いたかどうかは不明ですが)も
工藤さんの解説により
「下町ハイボール」の奥深さに驚愕することとなるのでした。


々知狆特
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まずはベースとなるアルコールは焼酎です。
焼酎には「甲類」と「乙類」があります。
米、芋、麦、黒糖、そばなどが一般的ですが、
それは「乙類」の焼酎で、
「甲類」に比べ、値段も大幅に高くなります。
一方、「下町ハイボール」に使うのは、
「甲類」のほうです。
製法上、何度も蒸留を行うため、原料の風味は損なわれます。
ちなみに、今回使用した宝焼酎のボトルには、
「糖蜜、トウモロコシ、大麦」と書かれていました。
そのものだけを飲んでみましたが、
強いアルコールで舌がびりっとくるかんじです。

*調べたら、こんなに素晴らしい
「宝焼酎」のホームページもありました。
http://www.takarashuzo.co.jp/products/shochu/jun/

そのため、安い「甲類焼酎」を
美味しく飲むための工夫が必要になります。


天羽の梅の秘密
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その魔法の原液が「天羽の梅」です。
今回は、奥戸街道沿いにある
立石の老舗の酒屋さん美濃屋脇坂商店から取り寄せました。

焼酎ハイボールには赤ラベルを使うそうです。
名前は「梅」なのですが、梅の果汁は一滴も入っておりません。
なぜかというと、天羽飲料が「天羽の梅」を
新商品として出した際、ラベルをつくるのが間に合わず、
前の商品のラベルを転用してしまい、
それが非常に好評だったため、長らく使われているそうです。

原料は、
「砂糖・酸味料香料・着色料(黄4、赤2、青1)保存料(安息香酸Na)」
と書かれています。

こちらと甲類焼酎を絶妙の状態でブレンドすることで、
美味しい「下町ハイボール」のベースができあがります。
お店によっては、ウォッカやラム、ウィスキーなどをブレンドし、
個性を競います。
その差が一日の客数の増減に直結するほど、繊細なもの。
工藤さんによると、東京の西部にある「下町ハイボール」は
東ほど競争にさらされていないため、質が低いそうです。
わが町立石の「ハイボール」はライバルだらけですから、
自然、変なものは出せないわけです。

イベント時、私は工藤さんに言われて、配合を手伝ったのですが、
なんと、配合のやり方自体を間違えてしまい、
工藤さんを苦悶の表情にさせてしまいました。


C沙
最後は、炭酸飲料です。
今回はわが葛飾区の新小岩にある
野中食品工業有限会社の「ドリンクニッポン」を使いました。
美濃屋さんによると、
立石のほとんどのお店が
この炭酸を使っているのではないかということです。
双方とも、高度な技術に裏づけされた地産地消です。
パンチが効いた強い炭酸が特徴です。

ちなみに私はサントリーの出している「サントリーソーダ」を
持ってきて飲み比べをしてみました。
全然違います。
まず、粒が細かく飲みやすいのですが、
パンチが全く効いていません。
「下町ハイボール」を飲んだときに、
最初にガツンとくるかんじが全くないのです。

なるほど、こんなにも違うものなのかと驚きました。

てれ方
工藤さんのやり方によると、
まずは「炭酸」をどばっとそそぎ、
その後にブレンドした液体を入れます。
その方が、液体が下に沈みやすくなるみたいです。
最後にレモンを一切れのせて完成。


みなさんで美味しくいただきました。

下町ハイボールには、
戦後の安くてまずいお酒をいかにして美味しく飲むかという
庶民の知恵がたくさん詰め込まれています。
現在、下町ブームもあり、ファッショナブルに取り上げている面もありますが、
涙ぐましい工夫が下町地域の居酒屋と労働者を支えてきた
側面を忘れてはいけないと改めて思いました。

その後は2次会と称して、
職場の同僚も合流して、立石のハイボールの名店「あおば」(旧三富)へ。
お昼の1時から夜11時まで飲み続けの一日となりました。

この日、私は何杯飲んだかわかりません。
♪ラブ・ユー立石(先輩&友人柳田さんの人気ブログ)
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