祇園祭の準備で京都の街がざわついてきよった
そんな時、十代の時の代表作に「祇園の姉妹」(1936)がある
女優の山田五十鈴さんが亡くなりましたな・・・
オイラ彼女の映画は数えるほどしか観たことないが
中でも「東京暮色」(1957年 小津安二郎)での演技が印象に残ってます
この映画、小津映画としては異例のダークサイドな作品
ラストまで救いようがないからね・・・
そこでの普通のおばさん然としたルックスにまずビックリした!
山田五十鈴と言えば妖艶なルックスのイメージがあるでしょ?
まあでも娘二人を捨てて男に、はしったりする役なんだけどネ
で、ダークなこの映画ですが何回も何回もリピートしてしまう
何故か?
それは世をすねまくりの役の
有馬稲子があまりにイカしてるからさ
この時代にタバコふかしてんだぜ~
全編、笑顔を見せる事のない哀しい哀しい役柄です
ちなみにコレはオイラ秘蔵のブロマイド
↓
東京暮色のいいのがなかったので、とりあえずこっちの稲子チャンもイカす
彼岸花(1958・小津安の中で一番好きな映画)の予告をはっておく