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昨晩は金星と月と木星が一直線に並ぶちゅ~素晴らしい天体SHOWを見た。

もし、見れなかった方は上の写真で。

これは、僕がお店の前で撮った1ショット。

僕は、星を見るのが昔から好きで、津波で流された以前住んでいた所の星空は今でも想い出す。

あの星空と小波の音は、とても贅沢な時間だった。

それが今、小波の音を聞くと怖くなる。

実は、皆さんをお連れして相馬の海に行く事も本当は嫌なのです。

あの3月12日に見た惨状が脳裏に焼きついているんです。

僕が、そうなのだから、あれを見た子ども達はPTSDになって当然だと思います。

あの時に見た変わり果てた遺体を見た方々の心は1年やそこらで忘れる事は出来ないでしょう。

昨日、この空を見ていて、そんな事を思いました。

そして放射能です・・・

言葉をなくします。

でも、考えてみると原発というよりも、この事故により露呈した、この国を牛耳っている人間のおぞましさが、もっとも問題だと思っている。

当たり前の事をしていれば、今より遥かに被爆しないで済んだ福島県民。

その当たり前の事が自己保身のためだけで人命を軽視するTOPたち。

いま福島県民で、何割の人間が今の政府や官僚・東電の言うことを信じるだろうか?

そして地に落ちたマスコミ・・・僕たちは何を信じて行動すれば良いのだろう?

子ども達の未来を夢を奪った、それらの人間は誰一人「責任」を取らない。

責任を取らないどころかTOPの座に居座り続ける。

金の亡者にしか僕には見えない人々。

僕たちは、何も難しい事を望んでいない。

当たり前の事を当たり前に行動して欲しいだけなのです。

これだけの危険な場所に子ども達を生活させる事は、誰が考えても当たり前ではないでしょ?

そして単独で避難させる事は、幼い子ども達にとって、どれだけ辛い事か分かるでしょ?だから、せめて学校単位や地域単位で、今までの環境を最大限キープできる環境を作ってあげて集団避難させるべきでしょ?
誰も20年後に癌が発病しても責任を取らないからほったらかしってのは有り得ないでしょ?
僕の知っている子供の中には自分の親が津波で変わり果てた姿を見ている幼い子供もいるんですよ。その子ども達に、これ以上過酷な思いをさせて本当に先進国なのでしょうか?
今、消費税増税の討議をしてる場合なのでしょうか?日一日と子ども達は被爆して身体にダメージを負っているのですよ。

今日もお店の外で小さな子供たちが「スマイル」の「胸をはって歩こう」をCDと一緒に歌っていました。

何も分からずに生活している子ども達。

こんな事を書くしかできない自分の情けなさ。

この国は、いったいどうなっているのだろう?!

そして、そんな大人たちを見て育つ子供たちは、無責任が正しい事だと思って成長して行くのだろうか?

ぞっとします。