人間の痛みって尺度がありません。

重さや長さのようなはっきりした単位がないから、

違う単位が必要なのでいす。



昔、私が専門学校時代に、痛みに単位をつけなさいという宿題があったのですが、

我々は必死に『単位』を考えたものでした。

そしてできた単位が傑作です。


鼻毛一本を引き抜いた痛さを『1ハナゲー』と決めて

それを基準に他の痛さを考えるというもの。

たとえば、包丁で指を切ったら200ハナゲーとか、

タンスの角で足の小指を打った痛さを、1000ハナゲー、つまり1キロハナゲーとする。


小指を打ち付けた痛さは、1こゆびーとして1キロハナゲー=1こゆびー

と決定した。

以来、実技の授業で誰かが『痛い』と言えば、「何ハナゲー?」と聞いたものだ。


他にもいろいろな単位を作ったものだが、

その代表作は、天然ボケの人の単位『かずえー(人の名前)』、

おならの臭さの単位『コエダメー』、放っておけない人の単位『ステネコー』などが

設定された。