日曜日・仙台でIVF学会が開催されました。  培養部・荒井がSHEET法に関する発表、
私が、精子凍結保存に関する講演をおこないました。
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がん治療の前に将来の妊娠に備えて卵子を凍結保存しておく女性が増えていることを受け、日本産科婦人科学会が卵子の保存状況などを一元管理する新たな仕組みを検討していることが20日、関係者への取材で分かった。

 卵子を保存するクリニックや病院に適切な状態で管理するよう促すとともに、実際に体外受精されたときの成績を把握するのが狙い。医療機関が閉鎖されたときに、別の施設に保存先を移すことも可能になるという。

 がん治療では抗がん剤や放射線治療の影響で妊娠が難しくなる場合があるため、治療前に卵子や卵巣などを採取して凍結保存し将来、体外受精で妊娠を目指す女性が増えている。

 新たな制度では、凍結保存した卵子や受精卵の数や状態、がんの部位や進行度、患者の年齢などを各医療機関に登録してもらい、同学会で一元管理する。2020年の運用開始を目指している。

 検討を始めた同学会生殖・内分泌委員会の大須賀穣(おおすが・ゆたか)委員長(東京大教授)は「凍結卵子を使った体外受精の成績についても有意義なデータが得られる」と話した。

9月3日.第16回の生殖バイオロジー学会が開催されました。
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「そのくらいの傷なら唾を塗っておけば治る」は本当だった?!ヒトの唾液に多く含まれるペプチドであるヒスタチン1やヒトの唾液をニワトリやヒトの培養細胞に添加すると、内皮細胞の接着や遊走、血管新生を促進するとの実験結果が報告された。

 口腔内の創傷の治癒が他の部位に比べ、早いことが知られており、唾液が創傷治癒メカニズムの一部を担うと推定されてきたが、詳しい機序は分かっていない。

 研究グループは今回、ニワトリやヒトの培養細胞を用いた実験で、唾液に含まれるヒスタチン1や唾液が内皮細胞の接着や血管新生の促進など創傷治癒に関わる作用を持つことを証明した。

「動物や子供が傷を舐める行為に潜む意義を思い出させてくれた」と述べている。

日本人の食生活に欠かせない「味噌」を摂取すると、食塩含有量が多いにもかかわらず血圧上昇が抑えられ、脳卒中の予防効果をもたらす可能性のあることを、広島大学名誉教授の渡邊敦光氏と同大学大学院心臓血管生理医学教授の吉栖正生氏らの研究グループがラットを用いた実験で突き止めた。

研究グループは、発酵熟成の過程で産生される何らかの物質が食塩の作用を抑制している可能性を想定し、「塩分摂取量が多い日本人が長寿であるパラドックスを解明する一因となるのではないか」と述べている。詳細は「American Journal of Hypertension」7月31日オンライン版に掲載された。

 米や麦、大豆麹にして大豆と塩で発酵させて作る味噌は、昔から健康に良いものと考えられてきた。

これまでの疫学研究では味噌の摂取量が多いと乳がんや早期の前立腺がん、大腸がん、肝臓がん、胃がんなどになりにくい可能性が示され、基礎研究でもその効果が証明されている。一方で、味噌の摂取は食塩の過剰摂取につながる恐れがあるとされてきたが、最近では、味噌汁の摂取頻度と血圧の間に関連は認められないとする研究報告が多くある、

厚生労働省は18日、イタリアとルーマニアを中心に欧州ではしか患者が大きく増えているとして、欧州へ行く人に注意を呼び掛けた。海外に行く人が多い時期でもあり、帰国後に高い熱や全身の発疹などの症状がでたら、すみやかに医療機関に相談してほしいとしている。

 日本は土着のウイルスによる感染がない「排除状態」と認定されているが、今年は海外で感染した人を起点とする集団感染が起きており、6日までの患者数は169人で、昨年をすでに上回っている。

 イタリアでは8月までに約4100人、ルーマニアでは約6500人の患者が出ている。昨年1年間の患者数は、イタリアが約860人、ルーマニアは約2千人だった。

 はしかは鼻水や目の充血のほか、高熱と発疹が出る。ウイルスは空気感染し、感染力が非常に強いため注意が必要だ。肺炎など合併症を引き起こすこともあり、先進国でも千人に1人が死亡するといわれる。

 予防にはワクチンが有効。厚労省は海外へ行く前には、接種歴を確認するほか、2回受けていない人は接種の検討を勧めている。

昨日は、多摩川の花火大会でしたが
突然のゲリラ豪雨で、中止になりました。
写真は、駒沢公園付近の冠水した道路です。
本日、日曜日は神宮花火大会です。
雨が降らないこと、願います。
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笑い」の医学的エビデンスはリウマチやアレルギーなどの自己免疫疾患の他にも、心血管疾患や糖尿病の領域でも集積されるなど「多面的作用」が期待されている。

福島県立医科大学疫学講座教授の大平哲也氏らは、「笑い」により疾患が改善するだけでなく、「笑わないこと」が心血管疾患や糖尿病発症に関連するとの国内大規模疫学試験による知見も得つつあるとのことだ。

コメディー映画で笑った後の血管拡張能は運動やスタチンに匹敵
 「笑い」で期待できる医学的効果はまだまだあるようだ。
米University of Maryland School of MedicineのMichael Miller氏は、健康ボランティア300人を対象にコメディー映画と戦争映画鑑賞時の血管拡張度を計測。コメディー映画を見て笑っている時と戦争映画で恐怖や不安などを感じている時の血管径の差は30-50%に上り、特に、笑った直後に見られた血管径拡大は「有酸素運動やスタチン投与に匹敵する」と評価している

 欧米人男性の精液に含まれる精子数は約40年間でほぼ半減したことが、米マウントサイナイ・アイカーン医科大学環境医学教授のShanna Swan氏らによる研究で明らかになった。

 1973年から2011年までの間に発表された185件の研究データを集め、約4万3,000人の精子の質の変化について分析した結果、欧州や北米、オーストラリアなどの男性ではこの間に精子の濃度が平均で52%低下し、総精子数も59%減少したことが分かったという。

 1992年にも、それまでの50年間に欧米人男性の精子数が約50%減少したとする研究報告があったが、それ以降も減り続けていることが今回の分析から明らかになった。ただ、欧米以外の地域の男性についてはデータが多くなかったため、最終的な結論は得られなかったとしている。

 Swan氏は「以前にも精子数の減少は報告されていたが、その後も減少傾向に歯止めはかかっていない」と説明。その上で、「精子数の減少は、男性不妊のみならず、男性の全般的な健康にも関わる問題だ。これまでに、精子数の少ない男性は心血管疾患やがんなどさまざまな疾患を発症するリスクが高く、全死亡リスクも高いことが分かっている」と懸念を示している。

 さらに、精子数が減少傾向にある原因は不明だが、同氏は「現代的なライフスタイルに関連した人工的な化学物質への曝露や日常的なストレスの増加、肥満の増加、栄養不良、運動不足、喫煙などが関与しているのではないか」との見方を示している。ただ、同氏は「男性の生殖機能に最も強く影響するのは胎児期の有害物質への曝露である可能性が高い」とも指摘。例えば母親が喫煙すると、その子どもが将来喫煙するかどうかにかかわらず、精子数が減少するとの報告もあるという。

 精子数の減少が男性の不妊につながるかどうかについては専門家の意見が分かれる。ニューヨーク州の不妊治療施設Northwell Health FertilityのAvner Hershlag氏は、「男性の精液1mL中の精子数は約40年前の9280万個から近年には6640万個まで減少したが、精子数が減るとパートナーの妊娠率も下がるという証拠はない。不妊治療を行わずに妊娠したカップルの約20%では男性に精子の異常がみられることが分かっている」と指摘。さらに、「そもそも受精卵に必要なのは、精子1個と卵子1個であることは誰もが知るところだ」と話している。

 一方、米ニューヨーク・プレスビテリアン病院/ワイルコーネル医療センター生殖医療・泌尿器科のPeter Schlegel氏は「今後も精子が減少し続ければ、さらに多くのカップルが不妊治療を受けなくてはならない事態に陥る可能性がある」と警鐘を鳴らしている。

 今回の研究結果は「Human Reproduction Update」7月25日オンライン版に掲載された。

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