個人事業主と事業としての企業の差。

個人としては、数値的に儲ける限界がある。
そして、法人だと、「人の人生をどこまで面倒見るか」という覚悟もいるんだとしみじみ思う。

80人なら、80人(社長一人決済の限界が、どうやらそのあたりらしい)
150人なら150人、
1000人なら1000人の。

(2014年11月21日の阿佐ヶ谷の雨上がりの朝)

私がちゃんと分かるのは、小さな企業形態くらいまでだけど、


(1000人規模以上になると、まず、勤めた経験がないので)
企業は、そこは実は、欠けている人間の集まりのほうが、うまく結束したりする。
特化した部分を補うのがベストだとも思う。
欠けがあるから、上手に補える。
その人がちゃんとすれば、独立する能力はないけれど、本当に素敵な能力を持っている。

ただ、本当に欠けだらけの人が集まるので、ディレクション(方向性)が必要になる。
方向性こそ、「経営理念」。
みんなが見える場所に、「嫌と言うほど」貼ると、良い結果が得られるようだ。

「うちの会社、本当にダメなのばかっで・・・!」
なんて、知ってる会社の専務さんは言うのだけど。
私がからすると、興味深い、とっても面白い人が多くて。
経営理念に基づき、統率するのは、大変だと思うのだけど、その会社は本当に伸びてて。

芸術家とか、なんとか、個人で一人でなんて、個性的だなんていうけれど、
そういう人たち、実は他もできるので、全体的に見れば丸い人だったりして。

本当いうと、一般企業の中の人が、個性の強さでいうと、真の意味で個性が強い人がいるもので、
サラリーマンがどうして面白いの? は、「欠け部分を補って受け入れられているからで」
自分のカッコ悪いところが往々にして出せるのが、それが面白く映るんだよね。

企業の三大要素としては、
「安定的なサービスの提供」「安定的な雇用の確保」「安定的な納税」。
日本の企業はダメだ、法人はダメだとか言うのは、 ただのやっかみだと思うし、
マスコミや間違った米国流だなんていう ビジネスの真、マネジメントを理解せずに
地に足がついてない可能性も否定できない。

やはり、財力が大きいからできる仕事も多いのだ。
SNSには個人の範囲の仕事でしかできない、細かい意見がほとんど。

結局、国サイズを正確に考えられない度量の浅さも、良く分かる。
国サイズとなると、その「欠け」が生活不適合者や、犯罪者も含まれるわけだからね。