出張NY個展健忘録・33|出展目録・13「模範老人数え歌」わらべ唄247回目

展示の最後に何を持ってこようかなんて、考えてて、やっぱりこれかと。
模範老人数え歌。

世の中、美魔女とかなんとか
いろいろ、年齢と責任を
永久にごまかしているのじゃないか
という表現が、商品流通のために
流行らされている現状があるけれど、
どう考えたって
最終、みんな、経験を積み重ね、
年をとっていく訳ですね。

個展のタイトルにもした「桃源郷」でも、
やはり、
生活のなかで年をとって、
次世代に変わっていくのが当然じゃないかな、
と、そんな並べ方にしました。

じゃあ最後に年をとったとき、
どんな顔になってりゃいいの?
どんな風にすごせたら良いの?
ということで、「模範老人かぞえ歌」

最後よければ、すべて良しです。

わらべ唄_246


【模範老人かぞえ歌】

一つとや 人を褒めるに敵はない 敵はない 嫁と吾が子を区別せず 区別せず。
二つとや にくじや自慢はほどほどに ほどほどに 欲張り出しゃ張り 控えめに 控えめに
三つとや 身にした知識や体験は 体験は 後生に残す心掛け 心掛け
四つとや余暇は社会の奉仕にと、金より名前を残す人
五つとやいつも身支度シャンとして着る物、住居も清潔に
六つとや昔話でふけるより、時代におくれをとらぬ様に
七つとや何でも好きな趣味を持ち、生きがい求めて努力する
八つとや話は下手でも聞き上手、聞いてわが身の肉とする
九つとや食うこと飲むこと腹八分、嫌いなものでもほめて食べ
十とや歳をとったと頼るより、わが身でやれることはやり

(わらべ唄収集:戎谷和修(山口県周防大島町))