リスク管理経営の根幹は、人
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人は良く、調子に乗ると間違えます。
リスクマネジメントの現場で、会計と保険のかけ会わせは大事なのですが、数字を意識するあまり、そこに自分の優位性を感じて安心して出てこれないリスク専門家というのがいます(笑)。リスク管理をしているのに、ご自身が形骸化している場合があります。

率直な感想ですが、現場と合いません。リスクの大半は人が持ってるものなので、本当は数値化すると上手くいかない(管理できない)のがあたり前です。

リスク管理経営での行動原則は下記三つ。

・経営理念に基づいた原理原則:プリンシプル(principle)

・自主、自然発生的で自律的な責任行動:アカウンタビリティ―(accountability)

・高潔で原理原則に基づいた首尾一貫した行動:インタグリティー(integrity)

よく、内部告発するというのがあるのですが、経営的に見て全くいただけません。ご自分の社内の活動ができていない事きわまりないので、正しくない経営者とか上司とは、みんなの飯の素である生活を守るべく正しく戦うべきです(笑)。そもそも論として、あなたが社内営業を含める能力が低かったのだ、と私は判断します。

私が組織に関わると、突然組織の空気が変わったりする事が多いです。が、上記三つを率直に実践している事になります。曲がりなりにも経営現場を経験しているので、これが、良くなる方向です、と、言う風に自然となります。

個人的には辛いんですが、私は正しいことを言い、正しい行動をしているので、周りの変わり方が快速になります。みんながそうなりたがっている方向に、スイッチを入れるだけ。時々、それを見て神がかり的に感じる人もいます。

単純に既存従業員(サラリーマン)とは違う判断基準と行動基準を持っているだけです。
そうすると、エネルギーが単純に高い状態になっているので、物理的な法則でいうと、高い方から低い方に流れます。物理的なエネルギー保存の法則を利用している状態になるので、ただ、圧倒的に感じるようです。私としては、勝とうとか負けるとかそんなことは思っておらず(立場的に無駄)「ただ、正しくは…そっちが伸びるよ、売り上げが…」と思っているんですね。
何しろ、経営理念や実務(無論、各々違いますので、私以外のところは分かりません(笑))だけでなく、B/SやP/Lの掛け合わせまで意識している従業員は、下手をすると経営者すらいないですから。

「なんで、コンサルタントじゃないんだ?」
とも言われますが、特別必要性がないし、機会がないのでやってなかったんですよね。現場実務がないとあんまり意味ないし、面白くないし、日本でも理解する人少ないし、みたいな。
今流行りのマインドフルネスとかそんな問題でなくて「お前らサルか?(語弊がある)」くらいまで思う、単純な知識差、生きる覚悟の差の話でもある訳です。

例えば、私のリスクマネジメントの先生が良く話してたこと。
東京~大阪間を軽自動車とフェラーリで移動します。どちらが早いですか? みたいな問題。普通はフェラーリでしょう。

…おっと失礼。そのフェラーリには、ブレーキがついていません
…確認不足は命を取られます(笑)。ただ、日本の経営者にはリスクの意識がない人が、残念ながら多いんです。

しかしリスクの先にしか、儲けはありません。

リスクとは、不確実性。リスク管理経営とは、不確実性を確実にすること
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リスク管理経営をしているという会社で、こういう次のセリフがでてくると、はっきり言ってできていないと思って良いでしょう。決まって同じセリフが出てきます。

「想定していなかった」
「時間が足らなくてできませんでした」
「面倒くさかった」
「これは、私の仕事の範囲ですか?」
「私の仕事だったんですか?」

大変、不確実ですね(笑)

リスク管理経営では、こうした意見を潰していきます。できないことを潰して、できることをやる。
それにはまず、リスク管理経営はなんぞやと、意識改革の必要があります。経営者、幹部、パート社員まで浸透させます。(できなければ、社員まで、当たり前にできることがポイントなので)

そして、本人の意思、能力、時間を確認します。
こういうのを考慮して、リスク管理の仕事をしてもらいます。
社歴が長いだけでもダメな場合もあるし、能力的に高すぎてもダメな場合もあります。判断基準は永続的安定的にできるところです。

社内でこれまでやってきた書類のやりとりとか、無駄なエネルギーを使う社内システムの検証とか、特に書面について形骸化したものがあれば、必要とあらばやめる判断をもします、そこがリスク発生の可能性になることもありますから。
こちらは、やらなくて良くなるのではなく、有限な時間と人のエネルギーをできるだけ、生産に向かわせることを意識します。

こうしたことを、チクチク回していくと確実な組織ができ、経営が見えてくるので、最終的にどこから金を引っ張ってくるんだみたいな、バカな経営計画がたてられなくなります。
そして、経営も組織的に見ても本当に攻められる形になっていきます。

生産性が悪い日本
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米国にくらべて、日本は生産性が特によくないです。4割も違うんです。
【リスクマネジメントの話】生産性 米:日本=10:6
無駄に酔いつぶれるサラリーマンが多いはずです(笑)

4割という数字は、努力と根性でどうにかなる数字ではなく、経営体質や組織作りが違うんです。

年功序列、終身雇用。以前の大変私たちの日本というくには素晴らしい経営機能がありました。みんな本当は、安心して社会の役にたって、恋して結婚して子供を作って、いろいろあるけど人間的に幸せに暮らしたいというのはあるんです。終身雇用のその会社では、人を育てることができ、安心して暮らせる機能もありました。

それは、日本という国は何も言わずに、新渡戸稲造の「武士道」に出てくる精神性、「”生きる”という経営理念」が存在が地域の教育でできたことだと思います。今は、それがない。
でも悲観することはないと思います。

「日本人は、金儲けが得意でなくて・・・」
とか言う声も聞きますが、このセリフは、我々ご先祖の顔に泥を塗っているものです。
世界最初の先物取引をしたのは日本です。赤穂の塩で始まり、その後、米に移ります。
リスクマネジメント体制作りについても、実は神話時代にその立体構造の守る仕組みがあります。

しかし、ここ何十年かの間に手抜きをしてしまう事になっています。経営者を始め、日本人が学ぶことを忘れたために、「生きる」という人生経営の理念が崩れています。

足りていないないなら、学んで効率よく働け日本人。
あたなたは一体、何のために生きているのかと。
私はそんな風に思っています。