石油無限説

以前も書きましたが、原発を必要とする大きな理由の一つである、石油が42年で枯渇するかどうかを再度書きたいと思います。


今回は非常に分かり易く説明された動画を見つけましたので、紹介したいと思います。


(お時間があれば観て下さい。)

(動画のポイント)
2000年11月26日放送の特命リサーチ200Xの動画。

石油有機成因説(1830年〜)についての説明。
①当初の石油の成分の中には有機物(化石)が含まれていた。
②1999年時点で残り42年で枯渇すると発表。

なぜ採掘量が増え枯渇予測が伸び続けているのかについて石油メーカの説明。
①衛星や地震探査法などの地層調査技術発展による新油田発見。
②以前は7割しか取れなかったがガス注入法などで摂れる石油の量が増えている。
③消費量が増えれば10年で枯渇してしまう可能性もある。

コーネル大学天文学部トーマス・ゴールド教授が「地球深層ガス説」を提唱。
①石油は生物の死骸からではなく地球の深部に大量にある“ある物質”が石油に変化して地表近くまで染み出して来ているモノである。
②木星や土星などの大気には大量のメタンが含まれている。
③隕石にも多量の炭化水素が多数含まれている。
④地球の生成時点に地球内部に取り込まれたのではないかと予測。
⑤地熱1100℃〜2400℃、圧力3万気圧〜10万気圧で炭化水素などが変化して作られる。
⑥少なくとも残り500年分はある。

有機成因説はあくまでも有力なの一つに過ぎないとされている。

有機成因説の矛盾点は下記の3点。
化石が発見されていない油田が多い。
②活発な火山活動地域や永久凍土などの生物が居なかった地域でも石油は摂れている。
廃坑になった油田でもしばらくすると石油が増えていた。

地球深層ガス説を裏付ける実験結果。
①1986年スウェーデン国家電力委員会が掘削プロジェクトチームを結成。
②ゴールド教授の指導で3億6000年前にできたシルヤン隕石孔を掘削。
③地下6000mで84バレルの石油を発見。(石油は3000mから5000mにあるとされてきた)
ロシア科学アカデミーの調査チームも同じく6000mの地点で油田を発見。

この段階ではサンプル数が少なく「地球深層ガス説」はあくまでも一つの説でしか無く、結論は出ていないと締めくくっている。

(考察)
生物が居なかった筈の土壌の地下6000mで油田を発見できた時点で「有機成因説」は完全否定されるべきであると考えます。

石油は枯渇が問題なのでは無く需給バランスが問題であるとの指摘も頂いておりますが、埋蔵量はどれだけあるのかは不明である点と、掘削技術の発展との関連性もあり、どれぐらいあるのか、どれぐらい摂れるのかは明確にできないのかもしれません。

ロシア(旧ソ連)では、なぜあれだけの原発があるのかと言えば、黒鉛減速沸騰軽水圧力管型原子炉(RBMK)と呼ばれるロシア独自のタイプはプルトニウムを濃縮するため、米ソ冷戦時代にプルトニウム型の原水爆を効率的に大量製造する事が目的であったという説もあります。


最近、サウジアラビアが2030年を目処に、原子力発電所を16基を新設する計画を明らかにしました。(既にニュースは削除されておりましたので引用します。)

Yomiuri Online(2011/06/02)
サウジアラビア政府は2030年までに、原子力発電所16基を新設する計画を明らかにした。 
原発や自然エネルギーの利用計画などを検討する「アブドラ国王原子力・再生可能エネルギー都市」幹部の話として1日付の同国主要紙が伝えた。 
国内初となる2基は10年後をめどに建設。その後、毎年2基ずつ増設し、30年までに16基の 完成を目指す。国内電力需要の20%を賄う計画で、事業費は1000億ドル(約8兆円)以上を見込んでいるという。 
世界最大の産油国サウジでは人口増や経済成長に伴い、電力需要の急増が予測されている。外貨獲得源の原油を輸出用に温存するため、原発導入を含むエネルギー源の分散を進めている。 
原発建設をめぐっては日本や米仏露などが受注を目指しており、今後競争が加速しそうだ。 


福島第一原発のこれだけの事故にも関わらず、何も反省をせずに原発推進を唱え続ける読売新聞ならでは記事と言えるのかもしれませんが、ポイントは原発の輸出に焦点を置いているようにも見受けられます。

残り43年埋蔵量と言われている石油の枯渇については直接触れていないものの、世界最大の産油国サウジアラビアが原発を新設するというニュースは、石油枯渇説を改めて流布する可能性を感じますし、その裏までも考えなければ真実は見えてこないのかもしれません。

私はサウジアラビアの原発新設の目的は、中東の安全保障の問題の方が大きいのでは無いかと感じます。逆にイスラエルは既に原爆を持っているため、イスラエルという小国が原発を狙われることのリスクの方が大きいという判断から原発を捨てるという判断をしております。

原発の開発は兵器転用と直結する技術であることは言うまでもありません。特にリビアやイランといった反米を主張する産油国に対して厳しく原子力の技術が伝わらないように力を注いでいたかと思います。


ようやくリビアのカダフィ政権が倒れた事により世界第9位の産油国リビアの利権獲得の動きが活発になってきているというニュースが報道され始めております。

下記は、利権獲得にはフランスが一歩リードし、カダフィ政権を支えてきた中国は一歩遅れているとの報道です。
 

ましたが、リビア問題一つを取っても表に出て来る情報にだけ目を奪われては駄目なのかもしれません。




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原発事故直後から話題になりました
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hardthink at 16:42コメント(1)トラックバック(0) 
原発におけるプロパガンダ(情報操作による洗脳)の実例の第3弾として、「石油は本当に枯渇しているのか?」というテーマを考察してみたいと思います。

Twitterで私のつぶやきをご覧になっている方は、以前から私がどうもプロパガンダではないかと指摘していることはご存知だと思います。

(参考)過去のブログ

石油はいずれ無くなる」という情報は、それこそ子供の頃から刷り込まれた情報で、日本人で石油が未来永劫あると考えている人は、ほとんど居ないのではないかと思います。だからこそ、非常に根が深いプロパガンダである可能性があるのではと疑っておりました。

もしも石油が枯渇していない仮定すると、原発推進の3つの理由の全てを論破できる事になるかと思います。

①地球温暖化対策
→ プロパガンダと断定済み:原発と地球温暖化
②原発はコストが安い
→ プロパガンダとほぼ断定済み:発電コストは実は原発が一番高い
③石油が枯渇しかけている
→ 論理的に考えると非常に怪しく今回証明したい


第二次世界大戦が起きた原因、日本が第二次世界大戦に参戦せざるを得なかった大きな理由の一つは、日本には石油資源が無い事だと思います。

その為に戦後は原子力にを抱き、そして福島第一原発事故のような悪夢を引き起こしてしまったのだと思います。

もしも石油資源が無限にあると仮定すると、世界で何百万人以上もの犠牲者を出してきた戦争自体の意味すらが無くなってしまうという怖さもあります。たいていの戦争は国益の為に資源を求め、資源を守る事が大義の筈です。同時に原発の意味の無さも証明できてしまいます。


まずは分かり易い動画を見つけましたのでお知らせ致します。

もちろんこの動画が石油が枯渇していないという証拠には成り得ませんが、こういった説もあるというレベルでご覧下さい。



(YouTubeのコメント)
米ABCニュースのキャスター、ジョン・ストッセルが『無限の泉』の著者の一人、マンハッタン・インスティチュートのピーター・ヒューバー氏をゲストに迎え、化石燃料資源の将来の可能性について語っています。
エネルギー資源の問題について、識者はEPR(エネルギー収支率)の問題を指摘しますが、例えばこのビデオで最初に紹介されるタール・サンドについては、本格的な開発はこれからとの事で、今後の大きな改善と発展が期待出来ます。
こういった本当に必要な技術開発へのムードを冷ます方向に誘導するような、例えば地球温暖化人為説といった完全に誤った環境運動は即刻やめるべき、と考えます



日本においても石油は枯渇しないという説を唱えている人が居ることが分かりました。


(参考図書)浜田和幸氏著: 石油の支配者


新日本製鉄、米戦略国際問題研究所、米議会調査局等を経て、2010年参院選にて鳥取県から自民党公認で立候補し当選。
専門は「技術と社会の未来予測」「国家と個人の安全保障」「長寿企業の戦略経営」。米ワシントン・ロータリー・クラブ米日友好委員長、発明王エジソン生誕150周年祝賀事業実行委員長、日本バイオベンチャー推進協会理事、国連大学ミレニアム・プロジェクト委員、特許庁工業所有権副読本選定普及委員、鳥取県公園都市推進事業委員などを歴任。

※ 現職の参議院議員だからと言って正しいという訳ではありませんが、読んでみる価値があると判断しました。


浜田和幸氏の著書「石油の支配者」は、大きく以下の論点を纏めています。
 
 ①石油の価格は石油メジャー投機筋高騰させている
 ②世界の石油の、生産量、消費量、埋蔵量予測
 ③石油の高騰を支える「ピークオイル説
 ④「石油埋蔵量予測」には多くの欺瞞あり
 ⑤ロシアでは「石油無機起源説」/「石油無限説」が主流
 ⑥日本が最も高値で石油を輸入している
 ⑦地球環境問題で京都議定書のに日本は嵌められた


それでは内容の紹介を私の分析と考察と共に進めて行きたいと思います。

■世界の石油の生産量/消費量/埋蔵量予測
まず世界の石油の生産量、消費量、埋蔵量予測をグラフ化し考察してみたいと思います。

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日本は石油は全く取れないながら、アメリカ、中国に続き第3位の消費国で、ここまでは知っている通りでした。

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中東やロシア石油産出量が多い事はイメージ通りでしたが、地域ではアフリカの産出量が第3位まで多いことを知りませんでした。そして埋蔵量予測においてはアフリカは第2位となっております。

アフリカにおける埋蔵量予測を国別に見ると以下の通りです。
(100億バレル以上)
 リビア、アルジェリア、ナイジェリア
 
(10億バレル以上、100億バレル未満)
 エジプト、スーダン、チャド、赤道ギニア、アンゴラ、コンゴ共和国、ガボン

アフリカの油田が昨今数多く発見されている事から、アメリカ・中国・イギリスなどの軍事大国が進出し、資源を確保、搾取しようとする動きが非常に活発であるようです。アフリカが新たな世界戦争のきっかけにならないことを祈りたいと思います。


■石油の高騰を支える「ピークオイル説
日本人であれば誰もが知っている「石油は化石燃料で、近い将来枯渇する」という説は、1949年にアメリカのキング・ハーバード博士が発表した「化石燃料から得られるエネルギー」という論文が元になっているようです。

このキング・ハーバード博士は、1943年から1964年にかけてシェル石油で働いていた地質学者です。つまり石油メジャー側の学者であるという事です。

1956年には更に「原子力と化石燃料」という論文を発表し、その中で「アメリカにおける石油生産のピーク1960年代の半ばから1970年代の初頭」としており、この内容が政治利用もされ、私達にも刷り込まれたようです。

実際に1970年初頭アメリカの産出量が減少したため、1973年オイルショックが発生し、日本だけで無く世界中でとてつもなく大きな痛みを一般市民が受けました。

石油の価格は、1956年では1バレル当たり3ドル以下、現在でのインフレ率から推定するとおよそ23ドルであったようです。現在は100ドルを大きく超え、最大では147ドルを突破しております。なんと6倍以上に高騰しているのです。


■埋蔵量予測の欺瞞
子供の頃から「石油の残りの年数は約40年」とされていて、今も「石油の残りの年数は約40年」とされている事に、疑問を持ち始めている人が増えているかと思います。

石油の埋蔵量予測は、石油業界では昔から疑問に思われていたようで、信用出来る情報では無いというのが石油業界では一般的であるようです。

ちなみに代表的な例として、1970年代と1990年代での埋蔵量予測の差中東を例に取って比べてみたいと思います。

oil20110605-5


石油は毎年とてつもない量を全世界で使われており、1970年代から1990年代の期間は、日本が経済的に急成長した時期でもあり、世界でも大量の石油と使っていたにも関わらず、この期間の埋蔵量予測は大幅に増えている事が分かります。サウジアラビア、イラン、クウェートでは約1.5倍、イラク、クウェートでは何と約2倍以上に増えています。

オイルピーク説」と「埋蔵量予測」は、如何に売る側に取って都合良く原油価格の高騰を維持させる為に利用されているかが良く分かります。


■ロシアでは「石油無機説」/「石油無限説」が主流
本書においては「石油は枯渇しない」だけでは無く、多くの人が信じている「石油はそもそも“化石燃料”では無い」と述べています。

Wikiペディアでは・・・

(化石燃料より抜粋)
現在使われている主なものに、石炭、石油、天然ガスなどがある。また近年はメタンハイドレートなどの利用も検討され始めている。 上記はいずれも、かつて生物が自らの体内に蓄えた昔の炭素化合物・窒素酸化物・硫黄酸化物・太陽エネルギーなどを現代人が取り出して使っていると考えることができる。
(ただし、石油・天然ガス・メタンハイドレートに関しては、石油無機成因論に代表されるように、はじめから地球深部に含まれていた炭素の湧出・濃集がそれぞれの成因であると考えられ始めている。)


Wikiペディアでも「石油・天然ガス・メタンハイドレードに関しては、化石燃料では無いと考えられ始めている」と書いてあります。どれだけの人がこの事を知っているのでしょうか。日本ではあまり知られていないのではないでしょうか。

ロシア(ソ連時代)では1951年ニコライ・クルリャーツェフ博士が「原油無限説」を発表しています。アメリカの枯渇説の発表時期よりも5年も前である事も非常に興味深いです。
 
1956年にはウラジミール・ポルヒィエル博士が「無機起源説」として纏め、

原油は地球のマグマに近い超深度地帯自然発生的に形成された資源で、これを有機物と捉えるという発想は、資源有限説を理由に原油の価格を高くしようとする西側諸国の陰謀としか思えない

とまで言い切っています。

ロシア(ソ連時代)では、スターリンが1946年から石油の生成理由について徹底的に研究させたようで、その成果が「無機起源説」に纏められ、現在のロシアでも一般的になっているようです。

化石燃料説「原油が恐竜やその他動植物の死骸が堆積し、長年の間に化石燃料と化した」は、そもそも科学的に証明されてはいないようです。

私は、20世紀前半は地表面に近い所で石油が取れたため、動植物の化石と思われる物質が一部含まれていただけではないかと推測しています。

現在産出している石油は6000メートル以上の深度まで掘削して汲み上げており、その深さに動植物の死骸がある筈が無い事も、「化石燃料説はあり得ない」証明の一つなのではないでしょうか。

ロシアの掘削技術は凄いらしく、プーチン大統領が海外への技術漏洩を抑えているようです。如何に深く掘削でき、汲み上げるかが原油産出のポイントなのでしょう。

アメリカのカルフォルニアにある原油資源研究所からは以下が発表されています

人工的に地下100キロのマグマに近い環境を作り1500℃の高熱大気の5万倍という圧力をかける実験で原油の自然生成過程が明らかになった


こうしている今も石油は地球の奥深くで生まれ続けているようです。この実験の結果により、「化石燃料説」、「ピークオイル説」共に根拠が無くなったと言えます。

原油は決して恐竜等の古代生物の死骸から生まれたものでは無く、地中深くに存在する岩盤高熱高圧により資源化したものであると言えます。

原油はダイヤモンドと同様に希少であるとされて来たため高騰して来ましたが、紹介した通り、化石燃料説では無く、「無機起源説」が正しいのであれば、投機するような価値のあるものでは全く無いと言えます。

資源を起因とした戦争についても全く意味の無い行為であり、それこそ世界平和に繋がる重要な情報と言えます。

脱原発、さらには世界平和にすら通ずることから、多くの人に知って頂きたく、目からウロコが落ちたという方は、心から情報の拡散を希望します。 


■原子力の未来
ウランの埋蔵量予測は、石油や石炭などの資源と比べ圧倒的に少なく、それこそ数十年で枯渇する量しか見つかっていない貧弱な資源とされています。石油が無限では無いにせよ、原子力が未来のエネルギー資源には成り得ません

原子力推進の裏付けとして「地球温暖化はCO2が犯人である」というプロパガンダが必要となったのは、「無機起源説」のように、石油が化石燃料ではなく、無限ではないにしても限りなく無限に近い埋蔵量がある事が分かって来た事が理由なのかもしれません。


いずれにしても、

石油の枯渇を理由とする原発推進には、はっきりとNo!

と言えるかと思います。


石油という資源にご興味のある方は、是非、ご一読をお勧め致します。

(参考文献)

        



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