以前作ったSORD M5 ROM/RAM EXPANDERをプリント基板化した。KiCadによるカードエッジ部分に悩んだがIBM PC用のISAバス2.54mmカードエッジを元にフットプリントを作り解決。
カートリッジに入れてみた。穴位置がずれてしまった。これは基板の横幅を10cm以内にするために少し縮めたときに穴の間隔も詰めてしまったせい。また、部品実装時にICソケットを使用するとカートリッジのフタを閉めることができなくなる。
あと、カートリッジの形状はこのネジ止め式以外にはめ込み式のものがあって、後者には対応しない。
基板は1.6mm厚。特に端子の金メッキなどは指定していない。カードエッジコネクタに挿入する部分は角を丸めている。このようにテープでカードエッジの端子を保護した後で、消しゴムに紙やすりを巻きつけたもので削る。
SORD m5のメモリ、0x2000~0x5FFFの16Kバイトの領域に27C512(64Kバイト)を4分割して対応させる。この指定にはA15,A14のスイッチを使う。8KバイトのゲームやBASIC-Iもあるので、16Kバイトの上位8Kバイトと下位8KバイトをA13Rスイッチで切り替える機能がある。RAMはオプションで32Kバイトを0x8000~0xFFFFに配置することができる。これによりBASIC-IやBASIC-G使用時のメモリ領域が増える。あとは調査用のカードエッジ引き出し端子やユニバーサルエリアを用意した。
しかし動かんかった。ROMのデコードは*ROM1,*ROM2信号がそれぞれ0x2000~0x3FFFと0x4000~0x5FFFに対応しているのだが間違って*ROM0(内蔵ROM)に接続していた。デコーダ用途のLS86の1ピンをカットする代わりにソケットから出して配線しなおし。これで動いた。
オリジナルのカートリッジは*MRD端子が470pF経由でGNDに接続されている。*MRD端子はROM/RAMの*OE端子に接続されている。用途は信号を遅らせるため。各ROMのチップセレクトはSORD G015カスタムチップで作られており、動作が早すぎてアドレスが充分確定する前にセレクト信号が出てしまうことの対策と思われる。本回路ではチップセレクトにLS86が挿入されているのでアドレスが確定するまでの時間が稼げているためか、470pFのコンデンサはなくても動いた。



