まごころせいじつ堂

浜町庄金 研究開発  マイコンで遊んでばっかりで

2011年06月

知り合いに頼まれてPCを設定する時の用心

知人や友人に頼まれて中古でいいからパソコンが欲しいと言われたら?

 まず、余程のことがない限り断れ。サポートしなきゃいけなくなる。
 また、ほとんどの人はPC=ノートPCの事だと思っている。デスクトップは論外らしい。

 では、どうしても用意しなければならないとしたら。私はこうした。
(1) 本体はWindowsXP以上の法人用PCを用意。法人用は余計なソフトが入っていないし標準的なチップセット構成なのでドライバ探しも楽。当然、ライセンスのシールがケースに貼ってあるものを。
Pentium4 3GHzがAtom330程度の性能なのでそれを目安に。また、DVD再生/書き込みもこのクラスなら問題ない。HDDもIDEが主流だがBigDriveにも対応している。が、40GB〜80GBでいいだろう。
メモリはこの頃はDDRが主流だが入手が困難。合計1GBあれば大丈夫。512MBはちょっときつい。
自分で組み立てるのは避けたい。余計な工数がかかるし、静音化が難しい。こういったユーザーはファンがうるさいのには我慢出来ない。
(2)モニタは液晶の1280×1024程度の物を。古いPCだと16:9ワイドに対応していない。
(3)キーボードは日本語キーボード、マウスは適当に。USB接続が望ましい。 
 
 以上でハードは大体3万円以下で準備できる。NetBookも選択肢としてはあるが、年配の方にはディスプレイが小さすぎてきつい。
 Memtest86+ Advanced Memory Diagnostic Toolで念のためメモリテストを済ませておく。

 ソフトウェアのセットアップ。WindowsXPを前提とする。
(1) Pentium4の場合、BIOS設定でHT(Hyper Threading)をOFFにしておく。インストール時のトラブルを極力避けるため。
(2)OEM版WindowsXPをインストール。ライセンスキーはボディに貼ってあるシールから。
 メーカーが提供しているリカバリCDがあれば、ライセンスキーなしでもインストールできるようだ。ユーザ名は使用者の苗字など。パスワードは付けない。
 ドライバインストール時はPS/2マウス接続を推奨。USBデバイスが認識する以前でも動作してくれるし、IMEの操作で文字もマウスから入力できる。
(3)ダウンロード詳細 Windows XP Service Pack 3 - ISO-9660 CD イメージ ファイルをダウンロードしてCD-Rに焼いておく。これを適用。なお、SP3はSP1以降適用済が前提なので、SP1が当たっていない場合はWindows XP Service Pack 3の記事を参照してSP1aまたはSP2を適用する。CD-R経由でSP3を当てるのはオンラインのアップデートだと大変煩雑なため。SP3適用後も最新パッチにするまでは相当の時間がかかる。これは回線速度だけでなくPCの速度も関係する。
(4)ユーティリティ類をインストール。これはなにかあったときに作業者が使いやすいように入れておく。Lhaplus,Terapad,Adobe ReaderXなど。デスクトップにできたアイコンは「保守」フォルダでも作ってそこに隠しておく。
(5)アンチウィルスソフトは色々あるがアバスト!無料アンチウィルスを推奨。これはAVG等と比較した場合、再起動やうるさいダイアログボックスが出てこないようにできるため。メールアドレスを登録する必要があるが、次のYahoo!で取得したメールアドレスにしておく。
(6)IE8をインストールしているはずなので、スタートページをhttp://www.yahoo.co.jp/にしておく。それからユーザに説明しながら一緒に操作し、メールアドレスを取得する。別のメールアドレスが必要になるが、携帯電話のメールアドレスにするか、プロバイダ提供のメールアドレスを指定しておく。
ThunderBirdやOutlookExpressなどを設定しないのは、どうせ使わないため。面倒なことはやめてWebメールのみ使ってもらう。慣れてきたら聞いてくるはず。
(7)オフィスソフトをインストール。Microsoft Officeが買えなければOpenOffice.orgなどを。
(8)インストール作業時には変更していたかもしれないが、デスクトップの操作体系を「シングルクリックで実行」、「クラッシックメニューからデフォルトに戻す」、「”フォルダオプション”で登録した拡張子を表示しないをオフに、それ以外はデフォルト」に設定しておく。ダブルクリックが難しいという人は多いのだ。
(9)自動更新をオンにしておく。

 とにかく、極力不要なダイアログボックスを表示させないようにすること。慣れないので操作に迷うし、ダイアログボックスが出るたびに電話で呼び出されることになる。英語表示にも慣れないので日本語化されていないソフト類もできるだけ避ける。ログインも自動に。複数人で使い分けるようなことはしない。
 これでパソコンに慣れてくれれば、もっと速い機種が欲しくなったり使い方に関する質問をするようになってくるが、ただ単にパソコンというものが欲しかっただけという人も多いので、それはそれで放置しておけばよい。人生においてパソコンが最優先という人ばかりではないのだ。

Windows7/WindowsXPで消せないファイルを消去する

WindowsXP上でインストールしたcygwinを消そうとc:¥cygwinをエクスプローラからゴミ箱に移動しても「できません」、コマンドプロンプトから DEL c:¥cygwin と入力しても「アクセスが拒否されました」と出て消せない。Administrator権限でやってもダメ、[F8]を押して再起動しコマンドプロンプトのみの状態で操作してもダメ。なぜ?
 原因らしきものがわかった。このパソコンは母が使うようにとアカウントを作っており、cygwinをインストールしたのはそのアカウント。現在は自分のアカウントを作って母のアカウントは消去した。このため、所有者のいないファイルが出来てしまったようだ。
 色々調べたらアクセス制御リストを操作するSetACL: Windows ACL managementというので変更するらしい。やり方は“アクセスが拒否されました。”を解除 - Cox Caféに詳しい。

 以下、操作メモ。SetACL.exeは準備しているものとする。ユーザ名はtakesita、消したいディレクトリはc:¥cygwinとする。
setacl -on "C:¥cygwin" -ot file -rec cont_obj -actn setowner -ownr "n:takesita" 
完了するまで待って、以下のコマンドを実行。caclsは内部コマンドである。
cacls "C:¥cygwin" /t /g takesita:f 
cygwinは細かいファイルが多いのでこれもしばらく待たされるが、完了したら
del c:¥cygwin
で無事消去できた。cacls /?と入力すれば詳しいヘルプが表示される。WindowsXPでもWindows7でも実行できた。ただしWindows7ではcaclsは非推奨で、icaclsを使え、と表示された。
 
Cox Caféに感謝。
 

Windows98とOffice2000のアップデート

Windows98は2011年6月現在もアップデートが提供されている。(ただし新規のアップデートはない)
WindowsUpdate →Windows98でのリダイレクト先はhttp://v4.windowsupdate.microsoft.com/ja/default.asp
これもいつまであるか分からないのではやめに。
なおWindowsUpdateのアイコンがスタートメニューにある場合はそちらをクリック。リテール版を新規インストールした場合にはないので、上記URLをIE6でアクセス。

 次にOffice2000がインストールされているPCのアップデートについて。最新はOffice2000 SR-3だが、先にOffice2000 SR-1を適用しておく必要がある。しかし、Microsoftのサイトではリンク切れになっている。次のブログを参考にSR-1を入手した。パソコンのツボ ~Office のTIP Office2000 SR-1を入手する 直接のリンクはhttp://www.microsoft.com/japan/office/ork/2000/2000update.mspx#O2ksr1adl
 Office2000 SR-1を適用していると途中でOffice2000のCD媒体を要求される。今回はなかったので確認したのはここまで。
 続きはOffice2000 SR-3をダウンロードし適用。
 なお、Microsoft IME 2000 Service Release 1 アップデート プログラムはCD媒体がなくても適用できた。
 ま、早めに新しいパソコンに移行してもらいたいものだ。

Windows98マシンの再生(FMV-BIBLO NE2/450L)

FMV-BIBLO-NE2-450L
FMV BIBLO NE2/450L (スペック 富士通 AzbyClub) 1999年モノですよ。
 いとこからパソコンを使えるようにして欲しい、ということで預かったWindows98マシン。これをある程度安心して使えるように設定する。
 条件としては、自宅の有線LANに接続できてインターネットを使いたい、と。普通にブラウザが使えるようにすればいいわけだ。なお事前にプロバイダとは契約してもらっている。
 まず状態確認。バッテリーは死んでいる。キーボードはへたっている。が、その他は状態良好。加えて設定をほとんどいじられていないのですんなりできそうな予感。メモリは増設してあって合計128MB、HDDは10GB。Windows98ならこのスペックで充分。

(1) 有線LANの接続 
 最初、USB経由のLANアダプタを使用してみたが認識せず。手持ちのLANアダプタが悪いのか、USB接続が悪いのかわからないのでPCMCIAカードの有線LANアダプタを手配することにした。 LANケーブルは手持ちのものを提供する。

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(2) ブラウザのアップデート
 IE5.0では最近のWebページがさっぱりアクセスできない。特にJavaScript、エラーのダイアログが毎回でるし、表示もおかしい。firefox2.0.20がWindows98に対応している最後のバージョンだが、ダウンロードまで辿りつけない。IE5.5は2000年くらいのパソコン雑誌の付録CD-ROMに収録されているが、IE6はWindows98までサポートされていることを知り、これをインストールすることにした。
Internet Explorer 6 Service Pack 1 - 日本語(Microsoft Download Center)
 次にfirefox2.0.20をダウンロードしてインストールする。
Index of /pub/mozilla.org/firefox/releases(mozilla) ここから2.0.0.20/win32/ja/ に移動してFirefox Setup 2.0.0.20.exeをダウンロード。
 FlashPlayer6をインストールする。
アーカイブ版 Flash Player の提供について(Adobe) ここからFlash Player 6をダウンロードする。(zipファイル)
※ZIPを解凍するため、あらかじめLhaplusをインストールしといたほうがいいですね。

(3) Windows98のアップデート
 なんとWindows98のアップデートはまだ提供されているので、スタートメニューからWindows Updateを実行し最新になるまで更新する。個別にインストールしなければならない物もあるので数回実行が必要。

(4) セキュリティ関連
 そもそもWindows98を使うなというのはナシで。できるだけのことはやる。
・ファイアーウォール:Download Tiny Personal Firewall ここからTiny Personal Firewall 2.0.15A (1.4 MB)をダウンロード。インストールして再起動すると設定を聞いてくるのでWindowsが使うポートを塞ぐ。(今回共有など使わないため)
・アンチウィルス:Avast! 4まではWindows98に対応していたらしいが現在は入手できなかった。しょうがないので商用のNorton SystemWorks2002をインストール。これは自宅ではすでに使わなくなった物。定義体ファイルが180MBくらいあるので気長にアップデートを待つ。また、これでパソコンに慣れたら買い換えてもらう予定なので一年間動いてくれればそれでいい。

(5) その他
 前のオーナーがメモリースティックをFDDアダプタに入れるドライバとMOドライバを使っていたので常駐解除しアンインストール。とにかく不要なものは削除してアンインストール。そしてデスクトップに散らばったアイコンは混乱の元なので適当なフォルダ(保守、等)を作り、そこにまとめて隠す。
 IE6,firefoxのトップページはwww.yahoo.co.jpにでもしておく。
 電源を入れたらすぐにデスクトップ画面がでるようにしておく。これは一般向けのPCでは元々そうなってるので変なことをしないかぎり問題ない。
 いずれも初心者が使うことを念頭において設定する。

(6) 設置
 実際に使う場所に持って行って接続し、動作確認をする。ウチで動いても先方で動かないと話にならないからね。

(7)操作説明など
 電源の入れ方と終了の仕方を教える。必要に応じてYahoo!のアカウントなど取得する。メインのメールアドレスが必要になるが、携帯電話のメールアドレスにしておけば問題ない。むしろプロバイダ提供のメールをOutLookなどに設定する方が面倒だし、操作はブラウザだけで完結させたほうが望ましい。
 Yahoo!での検索の仕方、その人が欲しい情報の探し方(釣り情報やオークション閲覧など)をひと通り操作してみせる。 
 最後に、Windows98は古いのでサポート打ち切りになっており、最近のソフトやサービスを受けるには最新型でないとできないので早めに買い換えることを念押ししておく。

 今回は元マシンの素性がよかったので特にトラブルはなかった。これでとりあえずパソコンに慣れてもらって、後は最新型を買ってもらえれば問題はないだろう。

※今回の作業料:部材コミで親戚特別価格三千円也。
 
なにUbuntuを入れて渡せだと?そんな意地悪じゃないぞ

BeagleBoard-xM 受け入れテスト(2)

今回はディスプレイ、USBキーボード/マウスを繋いで起動してみる。
電源は5V1Aだが、BeagleBoard-xM本体の消費電流は750mA、キーボードとマウス程度なら大丈夫だろう。
xM10

ディスプレイとの接続にはHDMI-DVI変換ケーブルを使用した。
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xM11

 コンソール接続時と同じ様にログインプロンプトがでる。USBデバイスの認識、LANのリンク確立も確認できた。これで受け入れチェックはOK。
 

2011年6月度の液晶モニタ入手について

最近はPC用モニタはフルHDの21.5インチ以上が当たり前になりつつある。価格もかなり安い。選ばなければ一万円台で入手できる。しかし16:9は古めのPCだと対応していない場合もある。ここでは中古PC向けに4:3の液晶モニタを安く入手するための選び方をお教えしよう。(2011年6月時点)

 まず、新品ではほぼ入手するのは困難、というよりフルHDの液晶の価格からするとアホらしいのでオークションで探すことにする。1280×1024の解像度の17インチパネルが流通量も多く、うまく選べば送料込みで5000円以下で入手できる。以下の点に注意。

・スピーカー内蔵かどうか
・アナログVGAかDVIか、それとも両対応の切り替え式か
・ケーブルが直出しか、付属しているか
・ノングレア液晶か、ツルピカ液晶か 

 昔の製品で家庭向けPCの液晶パネルだけ出品されていることも多いが、NEC製の一部はDVIデジタル出力のみ受け付けるものがある。また、富士通製のスピーカーや赤外線受光器などの一体型はコネクタの形状が特殊で普通は接続できない。
 これは個人的な経験からだが、XGA解像度のディスプレイが主流だった頃はドット抜けや常時点灯をよく見かけたが、1280×1024の17インチパネルではまだ外れを引いたことがない。世代が進んだ分品質も良くなったようだ。

 そんなわけで今までは代行してオークションで入札していたが、5千円以下なので今後は自分で買えよ!

Intel製チップセットのグラフィック解像度変更に関するメモ

ちょっと古いパソコンは現在のフルHD解像度(1920×1080)に対応していないことが多い。普通の液晶TVは1360×768だが、パソコン側の設定が対応していないために横に広がったような表示になってしまう。
インテルのグラフィック機能を内蔵したチップセットなら、Windowsの.infファイルを書き換えると対応できそうな記事を見つけたので貼りつけておく。
Custom Resolutions on Intel Graphics - Intel® Software Network - Intel® Software Network 

パソコン本体はリースアップした法人向けの中古が容易に入手できるのだが、ディスプレイは別途入手しなければならない。が、ご家庭には液晶TVが普及しておりたいていVGA端子が付いている。あとはVGAケーブル、気に入ったマウスとキーボードがあればとりあえずはパソコンが導入できるわけだ。

BeagleBoard-xM 受け入れテスト(1)

BeagleBoard-xMを評価用に借用したので、まずは受け入れテスト。
BeagleBoard.org - hardware-xM 
箱を調べるとRev.Bだった。現在はRev.Cらしい。
用意するものは5V1A程度の電源、RS232Cケーブル(9P)、コンソール。コンソールはWindowsXPのハイパーターミナルを使用。設定は115200bps/8bit長/STOP 1bit/パリティなし/フロー制御なし。
これはブート中の様子。microSDカードあたりにあるLEDがブート中に点滅。コンソールにログインプロンプトがでるとゆっくりと点滅するようになる。
xM01
 これは付属のテスト用microSDカード。これを挿さずに電源を入れるとUSBポートの間のLEDが点きっぱなしになる。
xM02
  3分程度待つと、コンソールにメッセージがでる。rootでログインし、色々中を見ることが出来る。
xM03
オングストロームと言うらしい。
The Ångström Distribution | Embedded power

次回はHDMI-DVI変換ケーブルとUSBキーボードを使って試してみる。

USB観測用治具の製作

USBのバスを観測したいなあということで手持ちの部品で作ってみた。
USB A,Bコネクタ、4ピンヘッダ、小基板。
 usb01
配線は以下のとおり。左側がAコネクタ、右側がBコネクタ。工作は30分程度。
usb03
 で、以下の様にロジアナに繋いで使用する。上から+5V(未接続)、D-、D+、GND。
usb04
 
…で満足していたら、すでに完成品があるじゃないか!950円!
ZEROPLUSロジックアナライザ用USBブリッジ(秋月電子通商) 
出鼻をくじかれました。しかし負けずに研究開発は続けていきます。
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