2018年現在でDIP品のGALを使う準備。
PLD(Programmable Logic Device)の一種であるPAL,GALは汎用ロジックICの置き換えとして使われていた。TTL 2〜3個を1個のパッケージに収めることができ、ゲートの段数を重ねることがないのでディレイも最小、面積も有利なので主要なLSI間をつなぐGlue Logicとして主に使われていた印象。GALの場合、DIP品は端子数と内蔵FFの数から16V8、20V8、22V10がよく使われていた。しかしより集積度の高いCPLD/FPGAの登場により終息しつつある。
で、今GALを趣味で使うのは昔のマイクロプロセッサ関連を動かせるように作ったり修理したりするのに便利そうという理由。で、開発環境が用意できるかどうかやってみた。
・石の選定
LatticeとAtmel(Microchip)が生き残っているが現在も生産しているのはAtmel(Microchip)のみ。DigiKey提携のマルツなどで購入できる。
ATF16V8B(Microchip)
[ATF16V8B]の検索結果: 39件(マルツ)
・GALライタ
アマチュアが入手容易なMiniPro TL866シリーズはLattice/Atmelに対応している。
サポートデバイス:
Microchip(ATMEL) ATF16V8B
Lattice GAL16V8/20V8/22V10
Lattice GAL16V8/20V8/22V10
・開発環境
ATF16V8Bの開発にはWinCUPLを使用する。PALASM、ABEL、CUPLと色々独自言語があったけど回路規模は小さいし雰囲気で使えるはず。
ということで ATF16V8B/WinCUPL/TL866CSの組み合わせでやってみます。
・WinCUPLのインストールとコンパイル
WinCUPL(Microchip)からダウンロードしてインストール、再起動した後にライセンスキーを入力。ライセンスキーはWebページに掲載されています。インストールディレクトリはC:\Wincupl 。
WinCUPL起動後、メニューの[File]→[Open]から C:\Wincupl\Examples\Atmel\ADDER.PLD を開く。次に[Run]→[Device Dependent Compile]でコンパイル。([Run]のメニューはファイルを開いていないと出ません) これで同じフォルダ内にADDER.jedなどのファイルが生成される。
※私のWindows10pro環境ではコンパイル後にrun-time errorが出て終了しましたが他のWindows10home、Windows7(64bit)では正常にコンパイルできました。もともとWindowsXPまでの対応なので深追いせずにあきらめましょう。
・MiniPro TL866CSによる書き込み
MiniPro TL866CSのソフトウェアは以下よりダウンロード。ver7以降はTL866II Plus専用なので注意。
ブランクチェック。GALはPROMと同じような感じで焼けます。
ADDER.jedを指定して書き込みOK。
ということで書き込みまでOK。
GALは組み合わせ回路のみで使うと特に悩むようなことはありません。むかし別のメーカーのでFFを含む回路を作ったときはFFのリセット後初期値が'1'でハマった記憶が。そのときもなんとなく記述して動かしたので今後もまあできるんじゃないかなあという気持ちでいきます。
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