ピンが2.54mmピッチで並んでいない部品はユニバーサル基板で取り付けしにくい。Dsubコネクタもそのひとつ。Dsubコネクタは2列で9/15/21/37ピン、3列で15ピンがよく使われる。Dsubコネクタは装置側用としてつかう基板取付タイプと、コネクタのプラグとして使うはんだ付タイプがある。
基板取付タイプは左右にマウンティングホール用の金具があり、はんだ付けして止めることができる。この金具はケーブルのプラグが抜けないようにネジ止めする箇所になる。
もともとが基板用なのでコネクタのプラグとして利用しようとすると左右の金具が邪魔になる。しかしこのネジを外すとDsubコネクタの嵌合とシールドを担当する金具が外れてしまう。この金具と樹脂の本体を接着するのは難しいので低頭ネジで固定することになる。
実際に超低頭ネジで固定したところ、通常のネジではなかなか回せず潰してしまった。低頭タッピングネジに交換してようやく固定できた。
基板取付け型の利点は、基板表面オスコネクタの場合は裏面にメスコネクタをはんだ付けすると同等になることである。
Dsubコネクタのはんだ付け用のものは、基板のフチに挿入してはんだ付けするためのフットプリントライブラリがKiCadに存在する。(Connector_Dsub:DSUB15-Male_EdgeMount_P2.77mmなど)
海外の基板発注で一般的な1.6mm厚の基板に取り付けることができる。コネクタによってはきつかったりゆるかったりする。秋月電子扱いのものはゆるめだった。どうしても挿入できない場合は写真のように列の間に(どうなってもいい)曲尺などをはさみ、こじって広げる。
この取付方法の場合ははんだ付け部分でのみ固定しているためコネクタがもげる可能性がある。気休めではあるが基板の内側にコネクタを引っ込めることである程度保護できる。
Dsub9ピンコネクタの場合、基板の外形から内側へ5.715mm、端子の幅を19.05mmにしてぴったりはまった。
はんだ付けタイプのDsubコネクタの方が安価なので便利に使える。コネクタの嵌合も基板取付タイプと異なり金具部分が一体化しているので比較してしっかりはまる。ただネジ止めはないのであくまでも簡易な方法。
基板の内側方向へ引っ込めるための凹みのサイズはコネクタごとに異なり、KiCadで表示される外寸はあまり当てにならない。実測して基板を作り確認するしかない。



